JP6385576B2 - 映像表示機器 - Google Patents

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Description

この発明は、手動で開閉するディスプレイを備えた映像表示機器に関するものである。
例えば特許文献1には、航空機内において乗客席の上方に設置されるタイプの映像表示機器について記載されている。このタイプの映像表示機器は、乗客席の上方空間の確保のために、未使用時は天井部に近接する収納位置に格納され、使用時には視聴位置まで開く。
特開2013−28331号公報
上記特許文献1に記載されているような、ディスプレイ部をユーザによって視聴しやすい位置まで手動で開かせて、その位置で保持する構成の映像表示機器は、従来、回転操作時と視聴位置での保持時とでディスプレイ部のトルクは同じであった。回転操作時はトルクが低いほうが操作しやすく、視聴時はトルクが高いほうが画面が揺れないようにしっかりと保持でき望ましいが、回転操作時と視聴時とでトルクを変えられないため、どちらかを犠牲にしなければならないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、軽い操作力でディスプレイ部を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部をしっかりと保持できる保持力を確保することを目的とする。
この発明に係る映像表示機器は、ディスプレイ部と、ディスプレイ部が回転可能に連結された固定部と、ディスプレイ部をユーザが持ったことを検知するユーザ検知部と、固定部に対するディスプレイ部の回転に抗するトルクを発生させ、ユーザ検知部によりユーザがディスプレイ部を持ったことが検知されている間は当該トルクを低くするトルク発生部とを備え、トルク発生部は、ディスプレイ部を保持する力を出力するモータを有し、ユーザ検知部によりユーザがディスプレイ部を持ったことが検知されている間はモータが動作を停止する、または出力を下げるものである。
この発明によれば、ディスプレイ部の回転に抗するトルクを、ユーザがディスプレイ部を持ったことが検知されている間は低くするようにしたので、軽い操作力でディスプレイ部を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部をしっかりと保持できる保持力を確保することができる。
この発明の実施の形態1に係る映像表示機器の構成例を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係る映像表示機器の構成例を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係る映像表示機器においてディスプレイ部を収納状態でロックするロック機構の一例を示す断面図である。 実施の形態1に係る映像表示機器において固定部に対してディスプレイ部を回転可能に連結するヒンジ機構の一例を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る映像表示機器のトルク発生部の一例を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係る映像表示機器の構成例を示す外観斜視図である。 実施の形態2に係る映像表示機器のトルク発生部の一例を示す側面図である。 実施の形態2に係る映像表示機器のトルク発生部の別の例を示す側面図である。 この発明の実施の形態3に係る映像表示機器の構成例を示す側面図である。 この発明の各実施の形態に係る映像表示機器の変形例を示す外観斜視図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1および図2は、この発明の実施の形態1に係る映像表示機器1の構成例を示す外観斜視図である。図1は、ディスプレイ部3のロックが解除された状態、図2は、ディスプレイ部3が視聴位置まで回転された状態である。
映像表示機器1は、主に固定部2とディスプレイ部3から構成され、固定部2は例えば車両の天井に固定される。ディスプレイ部3は、固定部2に対して回転可能に連結され、使用しないときは固定部2のくぼみに収納される。ディスプレイ部3を使用するときは、ディスプレイ部3の表示画面3aが視聴しやすい位置にくるよう、ユーザがディスプレイ部3を持ち、手動で回転させる。
図3は、ディスプレイ部3を固定部2に収納した状態でロックするロック機構の一例を示す断面図である。ロック機構は、固定部2の外面に設けられたロック解除ボタン4と、ロック解除ボタン4に連動するロック部材5と、ディスプレイ部3を固定部2に収納した状態に保持する力をロック部材5に付与するバネ部材6を備えている。
図4は、固定部2に対してディスプレイ部3を回転可能に連結するヒンジ機構10の一例を示す分解斜視図である。ヒンジ機構10は、ディスプレイ部3に設けられたシャフト7と、固定部2に固定されて、シャフト7を回転軸Xを中心に回転可能に支持するベース部材8と、シャフト7に固定されてシャフト7と一体に回転しながらベース部材8上を摺動する板バネ9とを備えている。ベース部材8には、凹部8aと、凹部8aの深さを徐々に浅くした傾斜面8bとが形成されている。板バネ9には凸部9aが形成されている。凸部9aが凹部8aに嵌り込んでいるとき、板バネ9はたわまず、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクは発生しない。凸部9aがベース部材8の平面上に乗り上げているとき、板バネ9がたわみ、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクが発生する。
ディスプレイ部3は、バネ部材6の付勢力により、ロック部材5に引っ掛けられた状態で、固定部2に収納されている。このとき、板バネ9の凸部9aがベース部材8の凹部8aに嵌り込んでいる。
ロック解除ボタン4が押されると、ディスプレイ部3を保持しているロック部材5が外れ、ディスプレイ部3が自重により回転軸Xを中心に回転していき、図1に示す位置で保持される。このとき、ディスプレイ部3の自重により、板バネ9の凸部9aが凹部8aから抜け出し、傾斜面8b上を摺動する。凸部9aが傾斜面8bを登るにつれて板バネ9がたわみ、ディスプレイ部3の回転に抗するトルク、つまりディスプレイ部3を保持する保持力が発生する。板バネ9のトルクがディスプレイ部3の自重のトルクを上回ると、ディスプレイ部3が回転を止め、板バネ9のトルクにより図1の位置に保持される。
その後、ユーザが手動によりディスプレイ部3を図2に示す視聴位置まで回転させる。このとき、板バネ9の凸部9aはベース部材8の平面上を摺動しており、板バネ9がたわんでトルクが発生しているため、ユーザがディスプレイ部3の回転操作を止めた位置でディスプレイ部3が保持される。
この構成においてヒンジ機構10の板バネ9が発生させるトルクは、ディスプレイ部3がユーザにより回転操作されているときと、ディスプレイ部3が視聴位置で保持されているときとで同じである。そのため、ディスプレイ部3の回転操作をしやすくするための軽い操作力と、視聴時のディスプレイ部3の振動を無くすための高い保持力とがトレードオフとなり、軽い操作力と高い保持力の両立ができなかった。
そこで、実施の形態1では、ヒンジ機構10のトルクを高く設定して視聴時の保持力を確保し、ディスプレイ部3の回転操作時は当該トルクを低くして軽い操作力でディスプレイ部3を回転操作できるようにする。これを実現するために、実施の形態1に係る映像表示機器1は、ディスプレイ部3と、ディスプレイ部3が回転可能に連結された固定部2と、ディスプレイ部3をユーザが持ったことを検知するユーザ検知部と、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクを発生させ、ユーザ検知部によりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されている間は当該トルクを低くするトルク発生部とを備えている。
実施の形態1におけるユーザ検知部は、ディスプレイ部3に設置されたタッチセンサ11〜13である。タッチセンサ11〜13は、物体が接触したこと、つまりユーザがディスプレイ部3を持ったことを検知すると、トルク発生部へ信号を出力する。
このタッチセンサ11〜13は、ディスプレイ部3を回転操作するときにユーザが持つと想定される位置に設置される。例えば、図1および図2では、ディスプレイ部3の下端部の表面、側面および裏面にわたってタッチセンサ11が設置され、ディスプレイ部3の左端部の表面、側面および裏面にわたってタッチセンサ12が設置され、ディスプレイ部3の右端部の表面、側面および裏面にわたってタッチセンサ13が設置されている。タッチセンサ11〜13の設置位置は一例であり、この例に限定されるものではない。
実施の形態1におけるトルク発生部は、ディスプレイ部3と固定部2を回転可能に連結し、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクを発生させるヒンジ機構10と、ユーザ検知部であるタッチセンサ11〜13のいずれかによりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されている間はディスプレイ部3を回転させるモータとを有する。
ここで、図5に、実施の形態1に係る映像表示機器1のトルク発生部の一例を示す。図5に示すように、固定部2の内部にモータ14が設置されている。モータ14の動力は、ウォーム歯車15と歯車16を介して、シャフト7に固定された歯車17へ伝達され、ディスプレイ部3を回転させる。なお、図5ではヒンジ機構10の図示を省略している。
このモータ14は、ユーザがディスプレイ部3を持ったことを示す信号をタッチセンサ11〜13のいずれかから受け取っている間動作して、ディスプレイ部3を回転させる。これにより、ユーザがディスプレイ部3を回転操作するためにタッチセンサ11〜13に接触している間、モータ14がユーザの回転操作を補助するトルクを発生させることによってヒンジ機構10のトルクが打ち消され、ヒンジ機構10とモータ14からなるトルク発生部が発生させるトルクは低くなる。従って、ユーザは、軽い操作力でディスプレイ部3を視聴位置まで回転させることができる。ディスプレイ部3の視聴位置でユーザがタッチセンサ11〜13から手を離すと、モータ14が動作を停止するため、ヒンジ機構10のトルクによりディスプレイ部3が視聴位置で保持される。
以上より、実施の形態1によれば、映像表示機器1は、ディスプレイ部3と、ディスプレイ部3が回転可能に連結された固定部2と、ディスプレイ部3をユーザが持ったことを検知するタッチセンサ11〜13と、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクを発生させるヒンジ機構10と、タッチセンサ11〜13のいずれかによりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されている間はディスプレイ部3を回転させてヒンジ機構10のトルクを打ち消すモータ14とを備える構成にしたので、軽い操作力でディスプレイ部3を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部3をしっかりと保持できる保持力を確保することができる。
なお、上記実施の形態1では、ディスプレイ部3を視聴位置に保持する保持力をヒンジ機構10が発生させる構成にしたが、この保持力をモータ14が発生させる構成にしてもよい。この構成の場合、ヒンジ機構10のトルクは、上記実施の形態1において設定したトルクよりも低くし、軽い操作力でディスプレイ部3を回転操作できる程度とする。あるいは、ヒンジ機構10に板バネ9を設置せず、シャフト7により固定部2とディスプレイ部3を回転可能に連結するだけでもよい。
モータ14に保持力を発生させる構成においては、タッチセンサ11〜13のいずれかによりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されていなければ、モータ14が動作してディスプレイ部3の回転に抗するトルクを出力し、ディスプレイ部3を視聴位置に保持する。タッチセンサ11〜13のいずれかによりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されている間は、モータ14が動作を停止することによって、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクがヒンジ機構10のトルクだけになり、軽い操作力でディスプレイ部3を回転操作できる。
なお、タッチセンサ11〜13のいずれかによりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されている間、モータ14の動作を停止するのではなく、モータ14の出力を下げることによっても、ディスプレイ部3を保持する保持力が低くなり、軽い操作力でディスプレイ部3を回転操作できる。
このように、トルク発生部が、ディスプレイ部3を保持する力を出力するモータ14を有し、ユーザ検知部によりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されていなければモータ14が動作してディスプレイ部3を保持し、ユーザ検知部によりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されている間はモータ14が動作を停止する、または出力を下げるようにした場合にも、軽い操作力でディスプレイ部3を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部3をしっかりと保持できる保持力を確保することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、ユーザ検知部としてタッチセンサ11〜13を用いる構成にしたが、本実施の形態2では、ユーザ検知部として、ディスプレイ部3に設置された押しボタンを用いる構成にする。
図6は、この発明の実施の形態2に係る映像表示機器1の構成例を示す外観斜視図であり、ディスプレイ部3が視聴位置まで回転された状態である。図7は、この発明の実施の形態2に係る映像表示機器1のトルク発生部の一例を示す側面図である。図6および図7において、図1〜図5と同一または相当する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。また、図7では固定部2の図示を省略している。
なお、図7の構成例では、固定部2にシャフト7aが設けられており、ディスプレイ部3はシャフト7aに対して回転可能に支持されている。
実施の形態2におけるユーザ検知部は、ディスプレイ部3に設置された押しボタン21,22である。押しボタン21,22は、ディスプレイ部3を回転操作するときにユーザが持つと想定される位置に設置される。例えば、図6では、ディスプレイ部3の表示画面3aが設けられた面の左端部に押しボタン21が設置され、右端部に押しボタン22が設置されている。押しボタン21,22の設置位置は一例であり、この例に限定されるものではない。
また、実施の形態2におけるトルク発生部は、固定部2に設けられたシャフト7aに固定された歯車24と、歯車24に噛み合ってディスプレイ部3の回転をロックし、押しボタン21,22のいずれかが押されている間は当該ロックを解除するロック部品23とを有する。例えば、図7では、ロック部品23の一端部に、押しボタン22に当接するボタン当接部23aが形成され、ロック部品23の他端部に、歯車24に噛み合うロック部23bが形成されている。このロック部品23は、固定部2の内部に、支点23cを中心に回転可能に設置されている。また、押しボタン22またはロック部品23は、図示しないスプリング等により、ロック部品23が歯車24に噛み合う方向に常時付勢されている。
ユーザがディスプレイ部3を回転操作するときにディスプレイ部3を持つと押しボタン22が押される。このとき、押しボタン22に連動してボタン当接部23aが動き、ロック部23bが歯車24から外れてシャフト7aのロックが解除され、ディスプレイ部3が回転可能となる。ユーザは押しボタン22を押したままディスプレイ部3を回転操作し、視聴位置で押しボタン22から手を離すと、押しボタン22が元の位置へ戻ると共にボタン当接部23aが動き、ロック部23bが歯車24に噛み合ってロックする。ロック部23bが歯車24に噛み合うことにより、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクが発生し、ディスプレイ部3が視聴位置で保持される。
なお、図示は省略しているが、ロック部品23は、押しボタン22だけでなく押しボタン21にも連動する構成であり、押しボタン21または押しボタン22が押されることによりディスプレイ部3の回転がロックされる。
以上より、実施の形態2によれば、映像表示機器1は、ディスプレイ部3と、ディスプレイ部3が回転可能に連結された固定部2と、ディスプレイ部3をユーザが持ったことを検知する押しボタン21,22と、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクを発生させ、押しボタン21,22のいずれかによりユーザがディスプレイ部3を持ったことが検知されている間はトルクを低くするロック部品23と歯車24とを備える構成にしたので、軽い操作力でディスプレイ部3を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部3をしっかりと保持できる保持力を確保することができる。
なお、上記実施の形態2では、トルク発生部をロック部品23と歯車24とで構成したが、上記実施の形態1と同様にトルク発生部をヒンジ機構10とモータ14とで構成してもよい。この変形例を、図8に示す。
図8に示す映像表示機器1において、ユーザ検知部は、押しボタン22と、押しボタン22が押されたことを検知するスイッチ25を有する。スイッチ25は、押しボタン22が押されたこと、つまりユーザがディスプレイ部3を持ったことを検知すると、トルク発生部へ信号を出力する。トルク発生部は、ディスプレイ部3と固定部2を回転可能に連結し、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクを発生させるヒンジ機構10と、ユーザがディスプレイ部3を持ったことを示す信号をスイッチ25から受け取っている間はディスプレイ部3を回転させるモータ14とを有する。
なお、図8ではヒンジ機構10のうちのシャフト7のみを図示している。図8の構成例では、上記実施の形態1と同様にディスプレイ部3にシャフト7が設けられている。
ユーザがディスプレイ部3を回転操作するために押しボタン22を押している間、スイッチ25から信号を受け付けてモータ14が動作することによってヒンジ機構10のトルクが打ち消されて、軽い操作力でディスプレイ部3を視聴位置まで回転させることができる。ディスプレイ部3の視聴位置でユーザが押しボタン22から手を離すと、スイッチ25からの信号がなくなりモータ14が動作を停止するため、ヒンジ機構10のトルクによりディスプレイ部3が視聴位置で保持される。これにより、軽い操作力でディスプレイ部3を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部3をしっかりと保持できる保持力を確保することができる。
また、上記実施の形態1と同様に図8に示した変形例においても、ディスプレイ部3を視聴位置に保持する保持力を、ヒンジ機構10で発生させるのではなく、モータ14で発生させる構成にしてもよい。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、ユーザがディスプレイ部3を持ったことを検知するユーザ検知部を備える構成にしたが、本実施の形態3では、ディスプレイ部3にかかる回転方向の荷重を検知する荷重検知部を備える構成にする。
図9は、この発明の実施の形態3に係る映像表示機器1の荷重検知部の一例を示す側面図である。図9において、図1〜図5と同一または相当する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。この図9では、ヒンジ機構10のうちのシャフト7のみを図示している。
実施の形態3における荷重検知部は、ディスプレイ部3に設けられたシャフト7にかかる回転方向のトルクを検知するトルクセンサ31である。このトルクセンサ31は、ユーザがディスプレイ部3を回転操作しているときにシャフト7にかかる回転方向のトルクを検知すると、トルク発生部へ信号を出力する。
トルク発生部であるモータ14は、ユーザがディスプレイ部3を回転操作するときにシャフト7にかかる回転方向のトルクを検知したことを示す信号を、トルクセンサ31から受け取っている間、動作して、ディスプレイ部3を回転させる。これにより、ユーザがディスプレイ部3を回転操作している間、モータ14が動作することによってヒンジ機構10のトルクが打ち消されて、軽い操作力でディスプレイ部3を視聴位置まで回転させることができる。ディスプレイ部3の視聴位置でユーザが回転操作をやめると、モータ14が動作を停止するため、ヒンジ機構10のトルクによりディスプレイ部3が視聴位置で保持される。
以上より、実施の形態3によれば、映像表示機器1は、ディスプレイ部3と、ディスプレイ部3が回転可能に連結された固定部2と、ディスプレイ部3にかかる荷重を検知するトルクセンサ31と、ディスプレイ部3の回転に抗するトルクを発生させるヒンジ機構10と、トルクセンサ31によりディスプレイ部3にかかる荷重が検知されている間はディスプレイ部3を回転させてヒンジ機構10のトルクを低くするモータ14とを備える構成にしたので、軽い操作力でディスプレイ部3を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部3をしっかりと保持できる保持力を確保することができる。
なお、上記実施の形態1と同様に上記実施の形態3においても、ディスプレイ部3を視聴位置に保持する保持力を、ヒンジ機構10で発生させるのではなく、モータ14で発生させる構成にしてもよい。
また、上記実施の形態3において、トルクセンサ31がシャフト7にかかるトルクの向きを検知し、モータ14がトルクの向きと同じ方向にディスプレイ部3を回転させるようにしてもよい。この構成の場合、トルクセンサ31が、ディスプレイ部3を開く向きのトルクを検知した場合、モータ14がディスプレイ部3を開く向きに回転させる。一方、トルクセンサ31が、ディスプレイ部3を閉じる向きのトルクを検知した場合、モータ14がディスプレイ部3を閉じる向きに回転させる。
なお、本発明の各実施の形態においては、図3に示したようなロック機構においてロック解除ボタン4が押されることで固定部2に収納されたディスプレイ部3が回転する構成にしたが、例えば、図10の外観斜視図に示すように、固定部2に形成された差し込み口41にユーザが手を差し込んでディスプレイ部3を手動で回転させる構成にしてもよい。
また、本発明の各実施の形態においては、ヒンジ機構10として、図4に示したような任意の視聴位置でディスプレイ部3を保持できるフリーストップヒンジを使用したが、例えばディテントトルクヒンジなどのように、ディスプレイ部3が視聴位置に回転したときに板バネ9の凸部9aが嵌り込む凹部をベース部材8に設けて、当該凹部に凸部9aが嵌り込んでディスプレイ部3を所定の視聴位置で保持できるようにしてもよい。
また、本発明の各実施の形態においては、固定部2を天井面に固定し、ディスプレイ部3を使用するときに下方向へ開く構成にしたが、この構成に限定されるものではない。例えば、車両の座席背もたれの背面に固定部2を固定し、ディスプレイ部3を使用するときに上方向へ開く構成にしてもよい。
上記以外にも、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る映像表示機器は、軽い操作力でディスプレイ部を回転でき、操作時以外ではディスプレイ部をしっかりと保持できる保持力を確保するようにしたので、車両、鉄道、船舶または航空機等を含む移動体のような、振動する環境で使用される映像表示機器などに用いるのに適している。
1 映像表示機器、2 固定部、3 ディスプレイ部、3a 表示画面、4 ロック解除ボタン、5 ロック部材、6 バネ部材、7,7a シャフト、8 ベース部材、8a 凹部、8b 傾斜面、9 板バネ、9a 凸部、10 ヒンジ機構、11〜13 タッチセンサ、14 モータ、15 ウォーム歯車、16,17 歯車、21,22 ボタン、23 ロック部品、23a ボタン当接部、23b ロック部、23c 支点、24 歯車、25 スイッチ、31 トルクセンサ、41 差し込み口、X 回転軸。

Claims (5)

  1. ディスプレイ部と、
    前記ディスプレイ部が回転可能に連結された固定部と、
    前記ディスプレイ部をユーザが持ったことを検知するユーザ検知部と、
    前記固定部に対する前記ディスプレイ部の回転に抗するトルクを発生させ、前記ユーザ検知部によりユーザが前記ディスプレイ部を持ったことが検知されている間は当該トルクを低くするトルク発生部とを備え
    前記トルク発生部は、前記ディスプレイ部を保持する力を出力するモータを有し、前記ユーザ検知部によりユーザが前記ディスプレイ部を持ったことが検知されている間は前記モータが動作を停止する、または出力を下げる映像表示機器。
  2. 前記ユーザ検知部は、前記ディスプレイ部に設置されたタッチセンサであることを特徴とする請求項1記載の映像表示機器。
  3. 前記ユーザ検知部は、前記ディスプレイ部に設置された押しボタン、または前記ディスプレイ部に設置された押しボタンと当該押しボタンが押されたことを検知するスイッチであることを特徴とする請求項1記載の映像表示機器。
  4. ディスプレイ部と、
    前記ディスプレイ部が回転可能に連結された固定部と、
    前記ディスプレイ部にかかる荷重を検知する荷重検知部と、
    前記固定部に対する前記ディスプレイ部の回転に抗するトルクを発生させ、前記荷重検知部により前記ディスプレイ部にかかる荷重が検知されている間は当該トルクを低くするトルク発生部とを備え
    前記トルク発生部は、前記ディスプレイ部を保持する力を出力するモータを有し、前記荷重検知部により前記ディスプレイ部にかかる荷重が検知されている間は前記モータが動作を停止する、または出力を下げる映像表示機器。
  5. 前記荷重検知部は、前記ディスプレイ部に設けられたシャフトにかかる回転方向のトルクを検知するトルクセンサであることを特徴とする請求項記載の映像表示機器。
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