JP6384754B2 - シートベルトアンカー取付部周辺構造 - Google Patents

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Description

本発明は、アンカーブラケットを用いてシートベルトアンカーを車体に取り付けるシートベルトアンカー取付部周辺構造に関する。
自動車等の車両においては、一般的に、シートベルトを固定するためのシートベルトアンカーが、車室の車幅方向側面に位置するサイドパネルの下端部に取り付けられており、例えば、シートベルトアンカーは、サイドパネルに設けられるピラーの下端部に取り付けられている。このようなシートベルトアンカーは、多くの場合、ブラケットと一緒に取り付けられて、シートベルトアンカーの取付部が補強されている。(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照。)
ここで、車両の衝突時、制動時等においては、車両下方から車両上方に向かう荷重、車両後方から車両前方に向かう荷重、車幅方向外側から車幅方向中央に向かう荷重等がシートベルトに加えられる。そのため、シートベルトアンカー取付部周辺は、このような荷重に耐え得るように剛性を高くすることを求められる。しかしながら、サイドパネルの剛性、特に、ピラーの剛性は低くなっている。そのため、シートベルトアンカーの取付剛性を高めるために、ブラケットに加えてさらに補強部材等を追加することが必要となる。補強部材等を追加した場合、シートベルトアンカーの取付構造が複雑になり、ひいては、部品点数が増加し、車両重量が増加し、車体の組立工数が増加することとなる。このことは問題である。
また、シートベルトを装着した状態でシートに着座した乗員を適切に保護するためには、シートベルトアンカーとシートクッションの着座面との距離を十分に確保して、シートベルトをシートベルトアンカーとシートの着座面との間で緩やかに傾斜するようにレイアウトすることが望ましい。しかしながら、シートベルトアンカーをピラー等のサイドパネルに取り付けた構造では、シートベルトアンカーは車室の床部に対して上方に位置するに過ぎず、シートベルトアンカーを床部に対してさらに下方に配置することによって、シートベルトアンカーとシートの着座面との距離を十分に確保することができない。さらに、車室の床部を構成するフロアパネルにシートベルトアンカーを取り付けた場合、シートベルトアンカーによってシートの設置スペース及び荷室空間が減少するので、このことは好ましくない。これもまた、シートベルトアンカーとシートの着座面との距離を十分に確保することを難しくする要因となっている。
特開平10−166997号公報 特開2013−95302号公報
本発明は、上述の実情を鑑みて想到されたものであり、本発明の目的は、シンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができ、かつ乗員を適切に保護するようにシートベルトをレイアウト可能とするシートベルトアンカー取付部周辺構造を提供することにある。
課題を解決するために、本発明の一態様に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、アンカーブラケットを用いてシートベルトアンカーを車体に取り付けているシートベルトアンカー取付部周辺構造であって、車両前後方向に沿って延びると共に、ドアの車両前後方向のスライド移動をガイドするレール組立体と、該レール組立体の周辺に配置されるレールカバーパネルとを備え、前記アンカーブラケットが、シートを設置するフロアパネルに対して車幅方向外側かつ下方に位置するステップパネルに取り付けられ、前記レールカバーパネルが車両前後方向に沿って配置される縦壁を有し、前記アンカーブラケットが車幅方向で前記レール組立体及び前記レールカバーパネルの縦壁間に配置され、前記レール組立体の上端部及び前記レールカバーパネルの縦壁の上端部が前記ステップパネルの下面に取り付けられており、前記アンカーブラケットが、車幅方向に沿って配置される横壁と、車幅方向中央寄りに位置する横壁の内側端部から車両下方に向かって延びる縦壁とを有し、前記アンカーブラケットの横壁及び縦壁がそれぞれ前記ステップパネル及び前記レールカバーパネルの縦壁に接合されている
そのため、ステップパネルとアンカーブラケットとの取付部周辺が、高い剛性を有すると共に既存の構成要素であるレール組立体及びレールカバーパネルによって補強されるので、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。付随的な効果として、シートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めながら、部品点数の増加を防止でき、車両重量の増加を防止でき、車体の組立工数の増加を防止できる。また、アンカーブラケットがフロアパネルの下方に位置するステップパネルに取り付けられるので、アンカーブラケットとフロアパネルに設置されるシートの着座面との距離を十分に確保でき、その結果、シートベルトをシートベルトアンカーとシートの着座面との間で緩やかに傾斜するようにレイアウトすることができる。よって、シートベルトを装着した状態でシートに着座した乗員を適切に保護するようにシートベルトをレイアウトすることができる。また、前記アンカーブラケットが、車幅方向に沿って配置される横壁と、車幅方向中央寄りに位置する横壁の内側端部から車両下方に向かって延びる縦壁とを有し、前記アンカーブラケットの横壁及び縦壁がそれぞれ前記ステップパネル及び前記レールカバーパネルの縦壁に接合されており、これによって、アンカーブラケットがステップパネルとレールカバーパネルの縦壁とに跨って取り付けられるので、このようなシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本発明の一態様に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、前記レールカバーパネルの縦壁が、前記アンカーブラケットに対して車両前方にて、車両後方から前方に向かうに従って前記レール組立体に接近する漸近部を有している。そのため、シンプルな漸近部によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本発明の一態様に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、前記レール組立体が、前記ドアの所定量以上のスライド移動を防止するためのドアストッパーを取り付けるドアストッパーブラケットを有し、該ドアストッパーブラケットが車両前後方向で前記アンカーブラケットに対応して位置している。そのため、高い剛性を有すると共に既存の構成要素であるドアストッパーブラケットによって、ステップパネルとアンカーブラケットとの取付部周辺の剛性を高めることができる。よって、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本発明の一態様に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、前記レールカバーパネルの縦壁に対して車幅方向中央側に間隔を空けて位置するサイドメンバーと、前記サイドメンバーに取り付けられると共に、車両のサスペンションを支持するサスペンションハンガーと、前記レールカバーパネル及び前記サスペンションハンガーを連結する補強部材とをさらに備えている。そのため、高い剛性を有すると共に既存の構成要素であるサイドメンバー及びサスペンションハンガーが補強部材を介してレールカバーパネルの縦壁を支持するので、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本発明の一態様に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、前記アンカーブラケットに対して車両下方に位置するサイドシルをさらに備え、前記補強部材が、車両上下方向に延びる基部と、該基部の下側領域から車幅方向外側に向かって突出する突出部とを有し、前記補強部材の基部が前記レールカバーパネルの縦壁及び前記サスペンションハンガーに接合され、前記補強部材の突出部が前記サイドシルに接合されている。そのため、上述のサイドメンバー及びサスペンションハンガーに加えて、既存の構成要素であるサイドシルが補強部材を介してレールカバーパネルの縦壁を支持するので、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本発明の一態様に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、前記サスペンションハンガーが、車両上下方向から見て車両後方に開口する略コ字形状に形成されて、車幅方向両側壁を有し、前記サスペンションハンガーの両側壁がそれぞれ前記サイドメンバーの車幅方向両側壁に取り付けられ、前記サスペンションハンガーの両側壁の後部と前記サイドメンバーとに当接するようにハンガー補強部材が配置され、該ハンガー補強部材が前記サスペンションハンガーの両側壁の後部と前記サイドメンバーとに接合され、前記アンカーブラケット、前記補強部材、及び前記ハンガー補強部材が車幅方向に延びる同一直線上に並んでいる。そのため、サスペンションハンガーがハンガー補強部材によって補強されるので、高い剛性を有するサスペンションハンガーが補強部材を介してレールカバーパネルの縦壁を支持することとなる。また、補強部材とハンガー補強部材とが車幅方向に延びる同一直線上に並んでいるので、特に、車幅方向の荷重が、効率的にサスペンションハンガーに伝わって、ハンガー補強部材を取り付けたサスペンションハンガーの補強部、さらには、サイドメンバーによって受け止められることとなる。よって、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本発明に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、シンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができ、かつ乗員を適切に保護するようにシートベルトをレイアウトすることができる。
本発明の実施形態に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造を含む車体を概略的に示す斜視図である。 図1のA部を、ステップパネルを透明視した状態で示す拡大図である。 図2のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面を、ステップパネルを透明視した状態で示す図である。 本発明の実施形態に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造を概略的に示す底面図である。
本発明の実施形態に係るシートベルトアンカー取付部周辺構造ついて以下に説明する。なお、図1、図2、図4、及び図5では車両前方方向を矢印Ftにより示し、図3では車幅方向のうち車体1の外側方向を矢印Otにより示す。
図1に示すように、車体1には、シートベルトアンカー2が取り付けられている。図2に示すように、このシートベルトアンカー2の取付部はアンカーブラケット3によって補強されている。再び図1に示すように、車体1の車幅方向側面1aには車幅方向に貫通するドア開口部1bが形成されている。特に図示はしないが、ドア開口部1bは、車両前後方向にスライド移動可能なドア(図示せず)によって開閉されるものとなっている。図2〜図4に示すように、車体1はまた、ドアの車両前後方向のスライド移動をガイドするように構成されたレール組立体4を有している。レール組立体4の周辺には、レールカバーパネル5が配置されている。
図1に示すように、車体1は、車室の床部を構成するフロアパネル6を有している。特に図示はしないが、フロアパネル6上のシート取付部6aにはシート(図示せず)が設置されている。図2〜図4に示すように、フロアパネル6に対して車幅方向外側かつ車両下方にはステップパネル7(図2及び図4にて仮想線により示す)が配置されている。車体1は、車幅方向外側寄りの位置にて、車両前後方向に沿って配置されるサイドメンバー8を有している。さらに、車体1は、車両のサスペンション(図示せず)を支持するサスペンションハンガー9を有している。サスペンションハンガー9はサイドメンバー8に取り付けられている。図1に示すように、ドア開口部1bの下端縁にはサイドシル10が配置されている。図3に示すように、車体1は、レールカバーパネル5とサスペンションカバー9とを連結する補強部材11を有している。このような補強部材11は、アンカーブラケット3とサスペンションハンガー9との間に配置されることとなる。図3〜図5に示すように、サスペンションハンガー9はハンガー補強部材12によって補強されている。
ここで、図1〜図4を参照して、シートベルトアンカー2の詳細について説明する。シートベルトアンカー2は、フロアパネル6にシート(図示せず)を取り付けるためのシート取付部6aに対して車幅方向外側に位置し、さらに、ドア開口部1bの車両後方寄りに位置している。このようなシートベルトアンカー2は略L字形状に形成されている。略L字形状のシートベルトアンカー2は、ステップパネル7の上面に沿って配置される基部2aを有している。シートベルトアンカー2はまた、基部2aから上方に立ち上がるように形成されるアンカー部2bを有している。
基部2aには車両上下方向に貫通する車体取付孔2c(図3にて破線により示す)が形成されている。アンカー部2bは、車体取付孔2cに対して車幅方向中央寄りに位置しており、アンカー部2bには、車幅方向に貫通するベルト取付孔2dが形成されている。特に図示はしないが、ボルト(又はネジ)及びナット等から成る締結手段をベルト取付孔2dに挿通し、かつシートベルトとアンカー部2bとを締結手段によって締め付けて、これによって、シートベルトがシートベルトアンカー2に取り付けられることとなる。
図2〜図4を参照して、アンカーブラケット3の詳細について説明する。アンカーブラケット3は略L字形状に形成されている。略L字形状のアンカーブラケット3は、車幅方向に沿って配置される横壁3aを有しており、さらに、横壁3aは、ステップパネル7の下面に沿って配置されている。一例として、横壁3aは、車両前後方向を長手方向とする略長方形状に形成されているとよい。アンカーブラケット3はまた、横壁3aの車幅方向中央寄りに位置する内側端部から車両下方に向かって延びる縦壁3bを有している。一例として、縦壁3bは、車両前後方向を長手方向とする略長方形状に形成されているとよい。横壁3aには、シートベルトアンカー2の車体取付孔2cに対応して車両上下方向に貫通するアンカー取付孔3c(図3にて破線により示す)が形成されている。このアンカー取付孔3cは、横壁3aの車両前後方向の略中央に位置していると好ましい。
図2〜図4を参照して、レール組立体4の詳細について説明する。レール組立体4は、アンカーブラケット3に対して車幅方向外側に位置している。レール組立体4は、車両前後方向に延びるレール13を有している。レール13は、ドアの車両前後方向のスライド移動をガイドするように構成されており、レール13の本体部13aは、車両下方に向かって開口する略コ字形状の横断面を有するように形成されている。本体部13aに対して車両後方に位置するレール13の後端部13bは、車両前後方向に延びる略板形状に形成されている。この後端部13bには、車両上下方向に貫通する2つの車体取付孔13c(図3にて破線により示す)が形成されている。車体取付孔13cは、車両前後方向に間隔を空けて配置されている。このようなレール組立体4の上端部、すなわち、レール13の上端部は、ステップパネル7の下面に沿って配置されている。具体的には、本体部13aの上端面及び後端部13bの上端面がステップパネル7の下面に当接するように配置されている。
レール組立体4は、車両前方から車両後方に向かうドアの所定量以上のスライド移動を防止するように構成されたドアストッパー14を有している。ドアストッパー14は、レール組立体4の車両前後方向の後端部に位置している。このドアストッパー14は、ドアストッパーブラケット15を介してレール13に取り付けられている。
ドアストッパーブラケット15は、車両前後方向でアンカーブラケット3に対応するように配置されている。ドアストッパーブラケット15の本体部15aは、車両前後方向に延びると共に、車両下方に向かって開口する略コ字形状の横断面を有するように形成されている。この本体部15aは、その上端面をレール13の後端部13bの下面に当接させるように配置されている。また、ドアストッパーブラケット15は、本体部15aの車両後方に位置するドアストッパーブラケット15の後端部15bを有している。この後端部15bは、本体部15aから車両下方に突出するように形成されている。ドアストッパー14は、ドアストッパーブラケット15の後端部15bから車両前方に向かって突出するように、ドアストッパーブラケット15に取り付けられている。さらに、ドアストッパーブラケット15の本体部15aには、レール13の車体取付孔13cに対応して車両上下方向に貫通する2つのレール取付孔15c(図3にて破線により示す)が形成されている。
図2〜図5を参照して、レールカバーパネル5の詳細について説明する。レールカバーパネル5は、車両前後方向に沿って配置される縦壁5aを有している。この縦壁5aの下端部から車幅方向外側に向かって突出する横壁5bが形成されている。また、車幅方向外側寄りに位置する横壁5bの外側端部から車両下方に突出する下側縦壁5cが形成されている。下側縦壁5cは、車幅方向外側寄りに位置するステップパネル7の外側端と車幅方向にて略一致するように配置されている。このような下側縦壁5cの下端部から車幅方向中央側に突出する下側横壁5dが形成されている。
レールカバーパネル5は、縦壁5aの上端部から車幅方向中央に向かって突出する上側フランジ5eを有している。この上側フランジ5eは、ステップパネル7の下面に沿って配置されている。レールカバーパネル5はまた、車幅方向中央寄りに位置する下側横壁5dの内側端部から車両下方に突出する下側フランジ5fを有している。詳細は後述するが、下側フランジ5fはサイドシル10及び補強部材11に当接している。
上述のアンカーブラケット3は、このようなレールカバーパネル5の縦壁5aに対して車幅方向中央寄りに位置している。そのため、アンカーブラケット3は、車幅方向でレール組立体4とレールカバーパネル5の縦壁5aとの間に位置することとなる。アンカーブラケット3の縦壁3bは、このレールカバーパネル5の縦壁5aに当接するように配置されている。さらに、レールカバーパネル5の縦壁5aは、アンカーブラケット3に対して車両前方に位置する漸近部5gを有している。この漸近部5gは、車両後方から車両前方に向かうに従ってレール組立体4に接近するように形成されている。
図1〜図4を参照して、ステップパネル7の詳細について説明する。ステップパネル7は、ドア開口部1bの車両前後方向幅全体に渡って延びるように配置されている。車幅方向中央側に位置するステップパネル7の内側端部から車両上方に突出するフランジ7aが形成されている。さらに、ステップパネル7には、シートベルトアンカー2の車体取付孔2c及びアンカーブラケット3のアンカー取付孔3cに対応して車両上下方向に貫通するアンカー取付孔7b(図3にて破線により示す)が形成されている。ステップパネル7にはまた、レール組立体4におけるレール13の車体取付孔13c及びドアストッパーブラケット15の本体部15aのレール取付孔15cに対応して車両上下方向に貫通するレール取付孔7c(図3にて破線により示す)が形成されている。
図2〜図4を参照して、サイドメンバー8の詳細について説明する。サイドメンバー8は、フロアパネル6に対して車両下方にて、レールカバーパネル5の縦壁5aに対して車幅方向中央側に間隔を空けるように位置している。サイドメンバー8は、車両上方に開口する略ハット形状の横断面を有するように形成されている。このようなサイドメンバー8は、その上端に位置する外側フランジ8a及び内側フランジ8bを有している。外側フランジ8aは、内側フランジ8bに対して車幅方向外側寄りに位置している。外側及び内側フランジ8a,8bはまた、フロアパネル6の下面に当接するように配置されている。
サイドメンバー8は、外側フランジ8a及び内側フランジ8bから車両下方にそれぞれ延びる外側壁8c及び内側壁8dを有している。さらに、サイドメンバー8は、外側壁8c及び内側壁8dの下端部を連結する下側壁8eを有している。サイドメンバー8の下側壁8cは、車両上下方向にてステップパネル7に略一致するように配置されていると好ましい。
図3〜図5を参照して、サスペンションハンガー9の詳細について説明する。サスペンションハンガー9は、車両上下方向から見て、車両後方に開口する略コ字形状に形成されている。かかるサスペンションハンガー9は、互いに車幅方向に間隔を空けて配置される外側壁9a及び内側壁9bを有している。外側壁9aは、内側壁9bに対して車幅方向外側寄りに位置している。サスペンションハンガー9はまた、外側壁9a及び内側壁9bの車両前後方向の前端部を連結する前側壁9cを有している。この前側壁9cは、車両下方から上方に向かうに従って車両前方から後方に傾斜するように形成されている。
このようなサスペンションハンガー9の外側壁9a及び内側壁9bの上端部は、サイドメンバー8の外側壁8c及び内側壁8dの下端部にそれぞれ当接している。サスペンションハンガー9の外側壁9aの上端部はまた、ステップパネル7のフランジ7aに当接している。
図2〜図5を参照して、サイドシル10の詳細について説明する。サイドシル10は、アンカーブラケット3に対して車両下方に位置している。このサイドシル10は、車幅方向中央側で開口する略U字形状に形成されている。略U字形状のサイドシル10は、レールカバーパネル5の下側縦壁5cから車幅方向外側に突出する上側壁10aを有している。車幅方向外側に位置する上側壁10aの外側端部から車両下方に延びる外側壁10bが形成されている。外側壁10bの下端部から車幅方向中央に延びる下側壁10cが形成されている。
サイドシル10は、車幅方向中央寄りに位置する上側壁10aの内側端部から車両上方に突出するように形成される上側フランジ10dを有している。上側フランジ10dは、レールカバーパネル5の下側縦壁5cに当接している。サイドシル10はまた、車幅方向中央寄りに位置する下側壁10cの内側端部から車両下方に突出するように形成される下側フランジ10eを有している。下側フランジ10eは、上側フランジ10dに対して車幅方向中央寄りに位置している。下側フランジ10eはレールカバーパネル5の下側フランジ5fに当接している。
図3及び図5を参照して、補強部材11の詳細について説明する。補強部材11は、車両上下方向に延びる基部11aと、該基部11aの下側領域から車幅方向外側に向かって突出する突出部11bとを有している。基部11aは、ステップパネル7の下面に当接するように配置される上側壁11cを有している。この上側壁11cは、アンカーブラケット3のアンカー取付孔3cと車両前後方向にて略一致するように配置されており、補強部材11は、車両上方から車両下方に向かうに従って車両後方から車両前方に向かって傾斜する姿勢にて配置されている。また、基部11aは、レールカバーパネル5の縦壁5aに当接するように配置される外側壁11dを有している。さらに、基端部11aは、サスペンションハンガー9における外側壁9aの車両前後方向の後部に当接するように配置される内側壁11eを有している。突出部11bは、レールカバーパネル5の下側フランジ5f及びサイドシル10の下側フランジ10eに当接するように配置される突出側壁11fを有している。
図3〜図5を参照して、ハンガー補強部材12の詳細について説明する。アンカーブラケット3、補強部材11、及びハンガー補強部材12は車幅方向に延びる同一直線上に並んでいる。かかるハンガー補強部材12は、サイドメンバー8の下側壁8eに当接するように配置される上側壁12aを有している。この上側壁12aは、アンカーブラケット3のアンカー取付孔3c及び補強部材11の上側壁11cと車両前後方向にて略一致するように配置されており、ハンガー補強部材12は、車両上方から車両下方に向かうに従って車両後方から車両前方に向かって傾斜する姿勢にて配置されている。ハンガー補強部材12はまた、サスペンションハンガー9の外側壁9a及び内側壁9bの後部にそれぞれ当接するように配置される外側壁12b及び内側壁12cを有している。
ここで、図2〜図5を参照して、本実施形態における各構成要素の取付構造について説明する。最初に、図2〜図4を参照して、ボルト(又はネジ)及びナットから成る締結手段を用いた各構成要素の取付構造について説明する。シートベルトアンカー2の車体取付孔2c、アンカーブラケット3のアンカー取付孔3c、及びステップパネル7のアンカー取付孔7bが水平方向に一致するように配置され、これらにボルト(又はネジ)及びナットから成る締結手段T1が挿通されて、かかる締結手段T1によって、シートベルトアンカー2、アンカーブラケット3、及びステップパネル7が共締めされている。また、ステップパネル7のレール取付孔7c、レール13の車体取付孔13c、及びドアストッパーブラケット15のレール取付孔15cが水平方向に一致するように配置され、これらにボルト(又はネジ)及びナットから成る締結手段T2が挿通されて、かかる締結手段T2によって、ステップパネル7、レール13、及びドアストッパーブラケット15が共締めされている。
次に、図2〜図5を参照して、溶接を用いた各構成要素の取付構造について説明する。アンカーブラケット3の横壁3a及びステップパネル7が重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。アンカーブラケット3の縦壁3b、レールカバーパネル5の縦壁5a、及び補強部材11の外側壁11dが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて3枚接合されている。レール組立体4におけるレール13の後端部13b及びドアストッパーブラケット15の本体部15aが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。
レールカバーパネル5の上側フランジ5e及びステップパネル7が重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。レールカバーパネル5の下側縦壁5c及びサイドシル10の上側フランジ10dが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。レールカバーパネル5の下側フランジ5f、サイドシル10の下側フランジ10e、及び補強部材11の突出側壁11fが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて3枚接合されている。
フロアパネル6及びサイドメンバー8の外側フランジ8aが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。フロアパネル6及びサイドメンバー8の内側フランジ8bが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。ステップパネル7のフランジ7a、サイドメンバー8の外側壁8cの下端部、及びサスペンションハンガー9の外側壁9aの上端部が重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて3枚接合されている。ステップパネル7及び補強部材11の上側壁11cが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。
サイドメンバー8の内側壁8dの下端部及びサスペンションハンガー9の内側壁9bの上端部が重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。サイドメンバー8の下側壁8e及びハンガー補強部材12の上側壁12aが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。
サスペンションハンガー9の外側壁9aの後部、補強部材11の内側壁11e、及びハンガー補強部材12の外側壁12bが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて3枚接合されている。サスペンションハンガー9の内側壁9bの後部及びハンガー補強部材12の内側壁12cが重なって配置され、これらがスポット溶接を用いて接合されている。
以上、本実施形態におけるシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、アンカーブラケット3とステップパネル7との取付部周辺が、高い剛性を有すると共に既存の構成要素であるレール組立体4及びレールカバーパネル5によって補強されるので、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。付随的な効果として、シートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めながら、部品点数の増加を防止でき、車両重量の増加を防止でき、車体1の組立工数の増加を防止できる。また、アンカーブラケット3がフロアパネル6の下方に位置するステップパネル7に取り付けられるので、アンカーブラケット3とフロアパネル6に設置されるシートの着座面(図示せず)との距離を十分に確保でき、その結果、シートベルト(図示せず)をシートベルトアンカー2とシートの着座面との間で緩やかに傾斜するようにレイアウトすることができる。よって、シートベルトを装着した状態でシートに着座した乗員を適切に保護するようにシートベルトをレイアウトすることができる。
本実施形態におけるシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、レールカバーパネル5の縦壁5aが、アンカーブラケット3に対して車両前方にて、車両後方から前方に向かうに従ってレール組立体4に接近する漸近部5gを有している。そのため、シンプルな漸近部5gによってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本実施形態におけるシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、レール組立体4が、ドア(図示せず)の所定量以上のスライド移動を防止するためのドアストッパー14を取り付けるドアストッパーブラケット15を有し、該ドアストッパーブラケット15が車両前後方向でアンカーブラケット3に対応して位置している。そのため、高い剛性を有すると共に既存の構成要素であるドアストッパーブラケット15によって、アンカーブラケット3とステップパネル7との取付部周辺の剛性を高めることができる。よって、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本実施形態におけるシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、アンカーブラケット3が、車幅方向に沿って配置される横壁3aと、車幅方向中央寄りに位置する横壁3aの内側端部から車両下方に向かって延びる縦壁3bとを有し、アンカーブラケット3の横壁3a及び縦壁3bがそれぞれレールカバーパネル5の縦壁5a及びステップパネル7に接合されている。そのため、アンカーブラケット3がレールカバーパネル5の縦壁5aとステップパネル7とに跨って取り付けられるので、このようなシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本実施形態におけるシートベルトアンカー取付部周辺構造が、レールカバーパネル5の縦壁5aに対して車幅方向中央側に間隔を空けて位置するサイドメンバー8と、サイドメンバー8に取り付けられると共に、車両のサスペンションを支持するサスペンションハンガー9と、レールカバーパネル5及びサスペンションハンガー9を連結する補強部材11とをさらに備えている。そのため、高い剛性を有すると共に既存の構成要素であるサイドメンバー8及びサスペンションハンガー9が補強部材11を介してレールカバーパネル5の縦壁5aを支持するので、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本実施形態におけるシートベルトアンカー取付部周辺構造が、アンカーブラケット3に対して車両下方に位置するサイドシル10をさらに備え、補強部材11が、車両上下方向に延びる基部11aと、該基部11aの下側領域から車幅方向外側に向かって突出する突出部11bとを有し、補強部材11の基部11aがレールカバーパネル5の縦壁5a及びサスペンションハンガー9に接合され、補強部材11の突出部11bがサイドシル10に接合されている。そのため、上述のサイドメンバー8及びサスペンションハンガー9に加えて、既存の構成要素であるサイドシル10が補強部材11を介してレールカバーパネル5の縦壁5aを支持するので、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
本実施形態におけるシートベルトアンカー取付部周辺構造によれば、サスペンションハンガー9が、車両上下方向から見て車両後方に開口する略コ字形状に形成されて、外側壁9a及び内側壁9bを有し、サスペンションハンガー9の外側壁9a及び内側壁9bが、それぞれサイドメンバー8の外側壁8c及び内側壁8dに取り付けられ、サイドメンバー8とサスペンションハンガー9の外側壁9a及び内側壁9bの後部とに当接するようにハンガー補強部材12が配置され、該ハンガー補強部材12がサイドメンバー8とサスペンションハンガー9の外側壁9a及び内側壁9bの後部とに接合され、アンカーブラケット3、補強部材11、及びハンガー補強部材12が車幅方向に延びる同一直線上に並んでいる。そのため、サスペンションハンガー9がハンガー補強部材12によって補強されるので、高い剛性を有するサスペンションハンガー9が補強部材11を介してレールカバーパネル5の縦壁5aを支持することとなる。また、補強部材11とハンガー補強部材12とが車幅方向に延びる同一直線上に並んでいるので、特に、車幅方向の荷重が、効率的にサスペンションハンガー9に伝わって、ハンガー補強部材12を取り付けたサスペンションハンガー9の補強部、さらには、サイドメンバー8によって受け止められることとなる。よって、既存の構成要素を利用したシンプルな構造によってシートベルトアンカー取付部周辺の剛性を高めることができる。
ここまで本発明の実施形態を述べたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、その技術的思想に基づいて変形可能であり、かつ変更可能である。
例えば、本発明の第1変形例として、シートベルトアンカー2は、基部2a及びアンカー部2bを有していれば、略L字形状以外の形状に形成されていてもよい。例えば、シートベルトアンカー2が略T字形状に形成されていてもよい。また、基部とアンカー部とが別体に形成されていてもよい。この場合、さらに、アンカー部とシートベルトアンカー2を取り付けるための締結手段とが一体に形成されて、アンカー部と一体の締結手段によって、アンカーブラケット3とステップパネル7とが共締めされてもよい。
本発明の第2変形例として、締結手段を用いた取付部分の少なくとも1つについて、締結手段の代わりに、スポット溶接、ガス溶接、アーク溶接、ティグ溶接、プラズマ溶接、セルフシールドアーク溶接、エレクトロスラグ溶接、電子ビーム溶接、レーザービーム溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接、アプセット溶接、フラッシュ溶接、バットシーム溶接、ろう接、ろう付け、摩擦撹拌接合等が用いられてもよい。なお、3つの構成要素を締結手段により取り付けている取付部分については、これらの列挙した手法のうち3枚接合を可能とするものが用いられるとよい。
本発明の第3変形例として、スポット溶接を用いた取付部分の少なくとも1つについて、スポット溶接の代わりに、ガス溶接、アーク溶接、ティグ溶接、プラズマ溶接、セルフシールドアーク溶接、エレクトロスラグ溶接、電子ビーム溶接、レーザービーム溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接、アプセット溶接、フラッシュ溶接、バットシーム溶接、ろう接、ろう付け、摩擦撹拌接合等が用いられてもよく、さらには、ネジ、ボルト等の締結手段が用いられてもよい。なお、3枚接合されている取付部分については、これら列挙した手法のうち3枚接合を可能とするものが用いられるとよい。
1 車体
2 シートベルトアンカー
3 アンカーブラケット
3a 横壁
3b 縦壁
4 レール組立体
5 レールカバーパネル
5a 縦壁
5b 横壁
5g 漸近部
6 フロアパネル
7 ステップパネル
8 サイドメンバー
8c 外側壁
8d 内側壁
9 サスペンションハンガー
9a 外側壁
9b 内側壁
10 サイドシル
11 補強部材
11a 基部
11b 突出部
12 ハンガー補強部材
14 ドアストッパー
15 ドアストッパーブラケット
T1,T2 締結手段
Ft,Ot 矢印

Claims (5)

  1. アンカーブラケットを用いてシートベルトアンカーを車体に取り付けているシートベルトアンカー取付部周辺構造であって、
    車両前後方向に沿って延びると共に、ドアの車両前後方向のスライド移動をガイドするレール組立体と、
    該レール組立体の周辺に配置されるレールカバーパネルと
    を備え、
    前記アンカーブラケットが、シートを設置するフロアパネルに対して車幅方向外側かつ下方に位置するステップパネルに取り付けられ、
    前記レールカバーパネルが車両前後方向に沿って配置される縦壁を有し、
    前記アンカーブラケットが車幅方向で前記レール組立体及び前記レールカバーパネルの縦壁間に配置され、
    前記レール組立体の上端部及び前記レールカバーパネルの縦壁の上端部が前記ステップパネルの下面に取り付けられており、
    前記アンカーブラケットが、車幅方向に沿って配置される横壁と、車幅方向中央寄りに位置する横壁の内側端部から車両下方に向かって延びる縦壁とを有し、
    前記アンカーブラケットの横壁及び縦壁がそれぞれ前記ステップパネル及び前記レールカバーパネルの縦壁に接合されている、シートベルトアンカー取付部周辺構造。
  2. 前記レール組立体が、前記ドアの所定量以上のスライド移動を防止するためのドアストッパーを取り付けるドアストッパーブラケットを有し、
    該ドアストッパーブラケットが車両前後方向で前記アンカーブラケットに対応して位置している、請求項1に記載のシートベルトアンカー取付部周辺構造。
  3. 前記レールカバーパネルの縦壁に対して車幅方向中央側に間隔を空けて位置するサイドメンバーと、
    前記サイドメンバーに取り付けられると共に、車両のサスペンションを支持するサスペンションハンガーと、
    前記レールカバーパネル及び前記サスペンションハンガーを連結する補強部材と
    をさらに備えている請求項1又は2に記載のシートベルトアンカー取付部周辺構造。
  4. 前記アンカーブラケットに対して車両下方に位置するサイドシルをさらに備え、
    前記補強部材が、車両上下方向に延びる基部と、該基部の下側領域から車幅方向外側に向かって突出する突出部とを有し、
    前記補強部材の基部が前記レールカバーパネルの縦壁及び前記サスペンションハンガーに接合され、
    前記補強部材の突出部が前記サイドシルに接合されている、請求項3に記載のシートベルトアンカー取付部周辺構造。
  5. 前記サスペンションハンガーが、車両上下方向から見て車両後方に開口する略コ字形状に形成されて、車幅方向両側壁を有し、
    前記サスペンションハンガーの両側壁がそれぞれ前記サイドメンバーの車幅方向両側壁に取り付けられ、
    前記サスペンションハンガーの両側壁の後部と前記サイドメンバーとに当接するようにハンガー補強部材が配置され、
    該ハンガー補強部材が前記サスペンションハンガーの両側壁の後部と前記サイドメンバーとに接合され、
    前記アンカーブラケット、前記補強部材、及び前記ハンガー補強部材が車幅方向に延びる同一直線上に並んでいる、請求項3又は4に記載のシートベルトアンカー取付部周辺構造。
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