JP6384315B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6384315B2
JP6384315B2 JP2014260784A JP2014260784A JP6384315B2 JP 6384315 B2 JP6384315 B2 JP 6384315B2 JP 2014260784 A JP2014260784 A JP 2014260784A JP 2014260784 A JP2014260784 A JP 2014260784A JP 6384315 B2 JP6384315 B2 JP 6384315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
gate electrode
trench
semiconductor device
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014260784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016122698A (ja
Inventor
敏裕 石原
敏裕 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2014260784A priority Critical patent/JP6384315B2/ja
Publication of JP2016122698A publication Critical patent/JP2016122698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6384315B2 publication Critical patent/JP6384315B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に同一基板上に異なる耐圧特性を有するトランジスタを混載した半導体装置の製造方法に関する。
フラッシュメモリを同一チップに搭載するマイクロコントローラ(「フラッシュマイコン」とも呼ばれている)では、用途によって高耐圧トランジスタが混載される。要求耐圧が10〜20V程度の場合は、チャネルとドレインの間にオフセットを有するDMOS(Double-Diffusion Metal Oxide Semiconductor)構造が用いられる。
DMOSの構成として、平面型DMOS(たとえば、特許文献1参照)と、縦型DMOS(たとえば、特許文献2参照)が知られている。平面型DMOSは、素子面積が大きくなりコストが増大する。縦型DMOSは、シリコントレンチの側壁をオフセット(ドリフト領域)として用い、面積は平面型と比較して小さいが、トレンチ形成のための追加工程を要する。
「フラッシュマイコン」は、「フラッシュ混載ロジック」のアプリケーションの一つである。「フラッシュ混載ロジック」では、フラッシュメモリセルトランジスタと、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)などの論理回路に使用されるトランジスタが同一基板上に形成される。一般的に、フラッシュメモリ領域にはアモルファスシリコン膜、ONO(酸化膜/窒化膜/酸化膜)、及びポリシリコン膜がこの順で堆積されたスタック構造が形成され、ロジック領域にはポリシリコン膜が形成される。フラッシュメモリ領域でポリシリコン膜、ONO、アモルファスシリコンが順次エッチングされてフラッシュゲート電極が形成されてから、ロジック領域のポリシリコン膜がエッチングされロジックゲート電極が形成される。フラッシュゲートを形成するための一連のエッチングは「スタックゲートエッチング」と呼ばれている。
特開昭62−24945号公報 特開平8−181313号公報
上述のように、同一基板上に異なる耐圧特性の素子を混載する場合、平面型DMOSは素子面積が大きくなり、縦型DMOSではトレンチ形成の追加工程が必要となる。この問題は微細化が進むほど顕在化する。そこで 工程数の増大やコスト増大を防止して面積の小さいDMOS素子を作製することを課題とする。
ひとつの態様では、半導体装置の製造方法は、
半導体基板上の第1領域に第1ゲート電極膜を形成し、
前記第1ゲート電極膜をエッチングして第1トランジスタの第1ゲート電極を形成しながら、前記第1領域と異なる第2領域で前記半導体基板をエッチングして第1トレンチを形成し、
前記第1トレンチを形成した後に、前記第2領域に第2ゲート電極を形成し、
前記第1トレンチの下方の前記半導体基板に、前記第2領域に形成され前記第1トランジスタと異なり、前記第2ゲート電極を有する第2トランジスタのドレインを形成する
ことを特徴とする。
工程数の増大やコスト増大を防止して面積の小さいDMOS素子を製造することができる。
実施形態の方法が適用される半導体装置の概略図である。 実施形態の半導体装置作製の基本工程を示す図である。 第1実施形態の方法で製造される半導体装置の概略図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の方法で製造される半導体装置の概略構成図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第3実施形態の方法で製造される半導体装置の概略構成図である。 第4実施形態の方法で製造されるDMOSFETの概略図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。 第4実施形態の半導体装置の製造工程図である。
実施形態では、フラッシュメモリのゲート電極を形成する際のスタックゲートエッチングをDMOS領域に対しても行ない、スタックゲートエッチングを利用してシリコン基板にトレンチ(シリコントレンチ)を形成する。トレンチ側壁をDMOSのオフセットとして利用することで、工程を追加することなくDMOSのトレンチ側壁にドリフト領域を設ける。さらに、良好な例として、ロジック領域でのゲートエッチングを先に形成されたシリコントレンチに適用することで、トレンチをさらに深くすることができ、DMOSの耐圧をさらに高くすることができる。以下で、図面を参照して半導体装置の製造方法の具体例を説明する。
図1は、実施形態の手法が適用される半導体装置1の構成例を示す。半導体装置1は、同一基板上に形成されたフラッシュメモリ2と、ロジック回路3を有し、「フラッシュ混載ロジック」とも呼ばれる。半導体装置1が車載マイコンや液晶ドライバ等に用いられる場合、フラッシュメモリ2やロジック回路とともに、高耐圧素子が搭載される。たとえば、耐圧レギュレータ7はフラッシュメモリ2の書き込みや消去を行うための電圧を生成する昇圧回路や降圧回路を含み、高耐圧トランジスタが用いられる。アナログ信号を取り扱うアナログポート6は、増幅回路、変換回路、電源回路等を含み、高耐圧トランジスタが使用される。外部との信号入出力を行うI/O回路4でも、フラッシュメモリ2と比較して高耐圧トランジスタが使用される。これに対し、高速動作を行うロジック回路3では、低耐圧トランジスタが使用される。また、図示はしないが、高速動作するランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)でも低耐圧トランジスタが使用される。
高耐圧トランジスタを動作させる場合、ドレイン領域に比較的高い電圧が印加されるため、電界の集中によって大きなエネルギーのホットキャリアが発生する。ホットキャリアがゲート絶縁膜に侵入すると高電圧トランジスタのしきい値電圧が変動する。これを防止するため、ドレイン領域とチャネル領域とを離隔する。実施形態では、トレンチ側壁をオフセット(ドリフト)領域とする縦型DMOSを形成する際に、フラッシュメモリ2やロジック回路3など、高耐圧特性を有しない他の領域のゲート形成工程を利用して、オフセットのためのトレンチを形成する。これにより、工程や素子面積を増大させずに異なる耐圧特性を有するトランジスタが混載された半導体装置1を製造する。
図2は、フラッシュメモリ2のスタックゲートエッチングを利用したシリコントレンチの形成を示す図である。図2(A)において、同じ半導体基板10上に高耐圧特性を有するDMOS領域とメモリ領域が配置される。DMOS領域では半導体基板10にn型ウェルNWとp型ウェルPWが形成され、メモリ領域ではフラッシュメモリ用のウェル(フラッシュWell)が形成されている。メモリ領域では、半導体基板10の表面の絶縁膜13上に、ポリシリコン膜14、ONO15、ポリシリコン膜16がこの順で積層されている。DMOS領域には、絶縁膜13上にポリシリコン膜16が形成されている。
図2(B)で、メモリ領域のスタックゲートエッチングを利用してDMOS領域にトレンチ22を形成する。具体的には、ポリシリコン膜16上に反射防止膜18を形成し、反射防止膜18上に所定の開口パターンを有するレジスト膜19を形成して、反射防止膜18とポリシリコン膜16をエッチングする。続いて、ONO15をエッチングする際に、DMOS領域の絶縁膜13を除去する。ONO15の膜厚によっては、DMOS領域の半導体基板10も若干削られて浅いトレンチ21が形成される。続いて、ポリシリコン膜14をエッチングしてレジスト膜19を剥離する。このとき、DMOS領域のトレンチ21ではポリシリコン膜14の膜厚に相当する分がさらにエッチングされ、トレンチ22が形成される。トレンチ21の深さはトレンチ22の深さと比較して小さく、トレンチ22の深さはポリシリコン膜14の膜厚にほぼ相当する。
図2(C)で、全面に酸化膜24と窒化膜26を形成して異方性エッチングを行い、反射防止膜18を除去して、フラッシュメモリのゲート電極23とサイドウォールスペーサ27を形成する。さらに、DMOS領域のポリシリコン膜16をエッチングしてゲート電極25を形成する。このように、フラッシュゲートのエッチングと同時に、DMOSトランジスタのオフセット(ドリフト)領域のためのトレンチ22を形成することができる。
<第1実施形態>
図3は、第1実施形態の方法で製造される半導体装置1Aの概略図である。第1実施形態では、同一の半導体基板10上に、互いに異なる耐圧特性を有するメモリ領域、ロジック領域、及びDMOS領域が配置され、同一の処理フローで、フラッシュメモリセルトランジスタ(Tr)と、ロジック用MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、DMOSFETが形成される。各領域のトランジスタは窒化膜44と層間絶縁膜45に覆われている。DMOSFETとロジック用MOSFETは、層間絶縁膜45に形成されたコンタクトプラグ47によって、図示しない上層の配線と接続されている。メモリ領域でも同様に、フラッシュメモリセルトランジスタTrは、図示しないコンタクトプラグにより上層の配線と接続されている。
図4〜図23は、第1実施形態の半導体装置の製造工程図である。図4において、下側が断面図、上側が上面図である。半導体基板10にDMOS領域、ロジック領域、メモリ領域が配置されている。各領域に素子分離12を形成する。素子分離12で区画される領域に不純物を注入してN型ウェル(NW)とP型ウェル(PW)を形成する。平面図において、領域11nでは、ウェル形成時にn型不純物が注入され、領域11pではp型不純物が注入される。
半導体基板10の表面に、酸化膜などの絶縁膜13を形成する。メモリ領域の絶縁膜13上に、ポリシリコン膜14とこれを覆うONO15を形成し、さらに、全面にポリシリコン膜16を形成する。
図5で、ポリシリコン膜16上に反射防止膜18を形成し、図6で、反射防止膜18上に、所定の開口パターン19pを有するレジスト膜19を形成する。図6においても上側が平面図、下側が断面図である。以降の図面で平面図と断面図がともに示される場合も同様とする。
図7で、メモリ領域のポリシリコン膜16をゲートの形状にエッチングする。この工程を便宜上「フラッシュゲートPoly2エッチング」と称する。フラッシュゲートPoly2エッチングにより、DMOS領域の所定箇所のポリシリコン膜16も同時に除去される。このときのエッチングは、たとえばCF4ガスを用いたドライエッチングである。
図8で、引き続きCF4ガスを供給して、メモリ領域のONO15をエッチングする。この工程を便宜上「フラッシュゲートONOエッチング」と称する。フラッシュゲートONOエッチングにより、DMOS領域の絶縁膜13も除去される。ONO15の膜厚によってはDMOS領域の半導体基板10の表面も若干削られて、浅いトレンチ21が形成される。
図9で、引き続きCF4ガスを供給して、メモリ領域のポリシリコン膜14をエッチングし、その後、レジスト膜19を除去する。この工程を便宜上「フラッシュゲートPoly1エッチング」と称する。フラッシュゲートPoly1エッチングにより、DMOS領域のトレンチ21がさらに削られ、所望の深さのトレンチ22が形成される。トレンチ21の深さはトレンチ22の深さと比較して小さく、トレンチ22の深さはポリシリコン膜14の膜厚に相当する。図9の例では、トレンチ22の深さは60〜80nmである。
図10で、全面に酸化膜31を形成し、図11で、酸化膜31上に窒化膜32を形成する。
図12で、窒化膜31と酸化膜32に対して異方性エッチングを行い、残存する反射防止膜18を除去する。これにより、フラッシュメモリトランジスタのゲート電極23と、サイドウォールスペーサ27が形成される。ゲート電極の上側のポリシリコン膜16は制御ゲートとなり、下側のポリシリコン膜14はフローティングゲートとなる。このエッチング工程でトレンチ22内にもサイドウォールスペーサ27が形成される。
図13で、所定の開口パターンを有するレジスト膜34を形成し、DMOS領域とロジック領域のポリシリコン膜16をCFガスを用いたドライエッチングにより加工する。
図14で、レジスト膜34を除去する。これにより、ロジック領域にゲート電極33が形成され、DMOS領域にゲート電極35が形成される。
図15で、所定の領域をレジスト膜36で覆い、ゲート電極33とゲート電極35をマスクとしてn型の不純物を低濃度で注入する。これにより薄い拡散層(LDD:Light Doped Drain)37が形成される。
図16でレジスト膜36を除去し、図17で全面に酸化膜38を形成する。
図18で、酸化膜38に対して異方性エッチングを行い、ロジック領域のゲート電極33にサイドウォールスペーサ39を形成する。このとき、DMOS領域のゲート電極35のトレンチと反対側の側壁にもサイドウォールスペーサ39が形成される。フラッシュゲートのサイドウォールスペーサ27上に、第2のサイドウォールスペーサ39が形成される。
図19で、レジスト48をパターニングして高濃度の不純物を注入し、熱処理を行う。n型トランジスタの場合は、リン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)等の元素を注入する。これにより、n型のソース・ドレイン41が形成される。
図20で、レジスト48を除去する。この例で、DMOSFETのオフセット長は、トレンチ22の深さd1と、サイドウォールスペーサ27の幅wとを足し合わせた距離になる。換言すると、DMOSFETのオフセット長は、フラッシュメモリセルトランジスタのゲート電極23を構成するフローティングゲートの厚さ、すなわちポリシリコン膜14の膜厚と、サイドウォールスペーサ27の幅の合計になる。一例としてd1は70nm、wは50nmである。
図21で、半導体ウェーハの露出面を清浄化(自然酸化膜を除去)し、公知の方法でソース・ドレイン41の表面、ゲート電極33及び35の表面、及びフラッシュゲート電極23のポリシリコン膜16の表面をシリサイド化してシリサイド42を形成する。これによりメモリ領域でのフラッシュメモリセルトランジスタ101と、DMOS領域でのDMOSFET102aと、ロジック領域でのロジック用トランジスタ103が作製される。
図22で全面に窒化膜44と層間絶縁膜45を形成する。図23で層間絶縁膜45と窒化膜44を貫通するコンタクトプラグ47を形成して各トランジスタと図示しない上層の配線との間を電気的に接続し、半導体装置1Aが作製される。
このように、第1実施形態では、フラッシュゲートのエッチング工程を利用してDMOS領域にトレンチを形成することで、「フラッシュ混載ロジック」を作製する場合でも、追加工程なしにDMOSFETのオフセットを形成することができる。
なお、第1実施形態ではDMOS領域とロジック領域を別々の領域として説明したが、DMOS領域はロジック領域の一部であってもよい。その場合は、ロジック領域に高耐圧のDMOSFETと、DMOSFETよりも小さい耐圧のロジックMOSFETとが配置される。
また、第1実施形態ではメモリ領域にフラッシュメモリセルトランジスタが形成される例を用いたが、メモリ領域にランダムアクセスメモリのメモリセルトランジスタを形成してもよい。その場合は、ゲート電極の材料となるポリシリコン膜14をDMOS領域に形成せず、メモリ領域のポリシリコン膜14のエッチングと同時に、DMOS領域の半導体基板10にトレンチ22を形成することができる。
第1実施形態ではn型トランジスタを形成したが、p型トランジスタを形成する場合は逆の極性の不純物イオンを注入して、ウェル及びソース・ドレインを形成すればよい。
<第2実施形態>
図24は、第2実施形態の半導体装置1Bの製造方法の概略図である。第2実施形態では、フラッシュゲートのエッチングに加えて、ロジックゲートのエッチングでもトレンチを削ることで、より深いトレンチを形成する。図24(A)では、第1実施形態と同様にフラッシュメモリセルトランジスタのゲート電極23のエッチング工程で、DMOS領域に、フローティングゲートを形成するポリシリコン膜14の膜厚に相当する深さd1のトレンチ22を形成する。
図24(B)では、他の領域、たとえば、ロジック領域のロジックゲートのエッチング工程で、トレンチ22をさらに深く削って、深さd2のトレンチ55を形成する。これによりDMOS領域の高耐圧トランジスタのオフセット長を長くすることができる。
図25〜図35は、第2実施形態の半導体装置の製造工程図である。図25に至る工程は、第1実施形態の図4〜図11と同じであり、重複する説明を省略する。図25において、半導体基板10上のメモリ領域にはフラッシュメモリセルトランジスタのゲート電極23と、サイドウォールスペーサ27が形成されている。ゲート電極23は、トンネル絶縁膜として機能するONO15と、ONO15の上側に位置するポリシリコン膜16のコントロールゲートと、ONO15の下側に位置するポリシリコン膜14のフローティングゲートを有する。DMOS領域には、フローティングゲートとなるポリシリコン膜14のエッチングと同時に形成されたトレンチ22が形成され、トレンチ22の内壁にもサイドウォールスペーサ27が形成されている。
図26で、レジスト膜51を所定の形状にパターニングし、CF4ガスを用いたドライエッチングによりポリシリコン膜16をゲート電極の形状に加工する。この工程を、便宜上「ロジックゲートエッチング」と称する。ロジックゲートエッチングで用いるレジスト膜51は、第1実施形態と異なり(図13参照)、トレンチ22を露出するマスクパターンを有する。
図27で、レジスト膜51を除去する。これによりロジック領域のゲート電極33と、DMOS領域のゲート電極35が形成される。同時に、DMOS領域のトレンチ22はさらに深さd2だけ削られて、トレンチ55が形成される。この例で、DMOSFETのオフセットは、トレンチ22の深さd1と、トレンチ55の深さd2と、サイドウォールスペーサ27の幅wとを足し合わせた距離になる。換言すると、DMOSFETのオフセット長は、フラッシュメモリセルトランジスタのゲート電極23を構成するフローティングゲート(ポリシリコン膜14)の膜厚と、ロジックゲート(ポリシリコン膜16)の膜厚と、サイドウォールスペーサ27の幅の合計になる。一例としてd1は70nm、d2は105nm、wは50nmである。
図28で、所定の領域を覆うレジスト膜56を形成し、ゲート電極33とゲート電極35をマスクとしてn型の不純物を低濃度で注入する。これにより薄い拡散層(LDD:Light Doped Drain)37が形成される。
図29でレジスト膜56を除去し、図30で全面に酸化膜57を形成する。
図31で、酸化膜57に対して異方性エッチングを行い、ロジック領域のゲート電極33にサイドウォールスペーサ59を形成する。このとき、DMOS領域のゲート電極35のトレンチと反対側の側壁にもサイドウォールスペーサ59が形成される。フラッシュゲートのサイドウォールスペーサ27上に、第2のサイドウォールスペーサ59が形成される。
図32で、レジスト膜60をパターニングして高濃度の不純物を注入し熱処理を行う。n型トランジスタの場合は、リン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)等の元素を注入する。これにより、n型のソース・ドレイン41が形成される。
図33で、レジスト膜60を除去し、半導体ウェーハの露出面を清浄化(自然酸化膜を除去)し、公知の方法でソース・ドレイン41の表面、ゲート電極33及び35の表面、及びフラッシュゲート電極23のポリシリコン膜16の表面をシリサイド化してシリサイド42を形成する。これによりメモリ領域でのフラッシュメモリセルトランジスタ101と、DMOS領域でのDMOSFET102bと、ロジック領域でのロジック用トランジスタ103が作製される。
図34で全面に窒化膜44と層間絶縁膜45を形成する。図35で層間絶縁膜45と窒化膜44を貫通するコンタクトプラグ47を形成して各トランジスタと図示しない上層の配線との間を電気的に接続して、半導体装置1Bが作製される。
このように、第2実施形態では、フラッシュゲートのエッチング工程と、ロジックゲートのエッチング工程を利用してDMOS領域にトレンチを形成することで、追加工程なしにDMOS領域に十分な長さのオフセット(ドリフト領域)を形成することができる。
なお、第2実施形態ではDMOS領域とロジック領域を別々の領域として説明したが、DMOS領域はロジック領域の一部であってもよい。その場合は、ロジック領域に高耐圧のDMOSFETと、DMOSFETよりも小さい耐圧のロジックMOSFETとが配置される。
また、第1実施形態ではメモリ領域にフラッシュメモリセルトランジスタが形成される例を用いたが、メモリ領域にランダムアクセスメモリのメモリセルトランジスタを形成してもよい。その場合は、ゲート電極の材料となるポリシリコン膜14をDMOS領域に形成せず、メモリ領域のポリシリコン膜14のエッチングと同時に、DMOS領域の半導体基板10にトレンチ22を形成し、ロジック領域のポリシリコン膜16のエッチングと同時にトレンチ55を形成することができる。
<第3実施形態>
図36は、第3実施形態の方法で製造される半導体装置1Cの概略図である。第3実施形態では、DMOS領域のトレンチ形成にロジックゲートエッチング工程を利用する部分と、利用しない部分を設け、同一の半導体基板10上に、ほぼ同面積でオフセット長の異なる2種類のDMOS(DMOSFET1とDMOSFET2)を形成する。
DMOSFET1は、第1実施形と同様にd1+wのオフセット長を有する。DMOSFET2は、第2実施形態と同様にd1+d2+wのオフセット長を有する。
これにより、工程数を増やすことなく、また、素子面積を増やすことなく、2種類の耐圧特性のDMOSを形成することができる。
<第4実施形態>
図37は、第4実施形態の方法で製造されるDMOSFETの概略図である。第4実施形態ではリングゲート型のDMOSFETを作製する。リングゲート75は、不純物拡散領域を取り巻く環状のゲート電極であり、ゲートがないところで電界の回り込みによりウェル間の接合耐圧が低下することを防ぐ。環状部分のリングゲート75の幅はリングゲート75のゲート長Lと異なっていても同じであってもよい。
図38〜図48は、第4実施形態の半導体装置1Dの製造工程図である。図38に至る工程は、第1実施形態の図4〜図11と同じであり、重複する説明を省略する。図38において、半導体基板10上のメモリ領域にはフラッシュメモリセルトランジスタのゲート電極23と、サイドウォールスペーサ27が形成されている。ゲート電極23は、トンネル絶縁膜として機能するONO15と、ONO15の上側に位置するポリシリコン膜16のコントロールゲートと、ONO15の下側に位置するポリシリコン膜14のフローティングゲートを有する。DMOS領域には、フローティングゲートとなるポリシリコン膜14のエッチングと同時に形成されたトレンチ22が形成され、トレンチ22の内壁にもサイドウォールスペーサ27が形成されている。
図39で、レジスト膜71を所定の形状にパターニングし、CF4ガスを用いたドライエッチングによりポリシリコン膜16をゲート電極の形状に加工する。この工程を、便宜上「ロジックゲートエッチング」と称する。ロジックゲートエッチングで用いるレジスト膜71は、第1実施形態と異なり(図13参照)、ロジックゲートとリングゲートを形成するために必要なマスクパターンを有する。
図40で、レジスト膜71を除去する。これによりロジック領域のゲート電極33と、DMOS領域のリングゲート75が形成される。
図41で、所定の領域を覆うレジスト膜72を形成し、リングゲート75の一部とゲート電極33をマスクとしてn型の不純物を低濃度で注入する。これにより薄い拡散層(LDD:Light Doped Drain)37が形成される。
図42でレジスト膜72を除去し、図43で全面に酸化膜73を形成する。
図44で、酸化膜73に対して異方性エッチングを行い、ロジック領域のゲート電極33にサイドウォールスペーサ74を形成する。このとき、DMOS領域のリングゲート75のトレンチと反対側の側壁にもサイドウォールスペーサ74が形成される。フラッシュゲートのサイドウォールスペーサ27上に、第2のサイドウォールスペーサ74が形成される。
図45で、レジスト膜78をパターニングして高濃度の不純物を注入し熱処理を行う。n型トランジスタの場合は、リン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)等の元素を注入する。これにより、n型のソース・ドレイン76が形成される。リングゲート75は、トレンチ22の底面に形成されたドレイン76を取り囲んでいる。
図46で、レジスト膜78を除去し、半導体ウェーハの露出面を清浄化(自然酸化膜を除去)し、公知の方法でソース・ドレイン76の表面、ゲート電極33及びリングゲート75の表面、及びフラッシュゲート電極23のポリシリコン膜16の表面をシリサイド化してシリサイド42を形成する。これによりメモリ領域でのフラッシュメモリセルトランジスタ101と、DMOS領域でのDMOSFET102cと、ロジック領域でのロジック用トランジスタ103が作製される。
図47で全面に窒化膜44と層間絶縁膜45を形成する。図48で層間絶縁膜45と窒化膜44を貫通するコンタクトプラグ47を形成して各トランジスタと図示しない上層の配線との間を電気的に接続して、半導体装置1Dが作製される。
第4実施形態では、DMOS領域のリングゲート型のDMOSFETを第1実施形態の方法で形成したが、第2実施形態の方法を用いてさらに深いオフセット長を有するリングゲート型のDMOSFETを形成してもよい。また、第3実施形態のように、第1のオフセット長を有するリングゲート型のDMOSFETと、第2のオフセット長を有するリングゲート型のDMOSFETを同一の半導体基板10上に形成してもよい。
第1〜第3実施形態と同様に、メモリ領域に形成されるトランジスタはフラッシュメモリセルトランジスタに限らず、揮発性のランダムアクセスメモリであってもよい。
1、1A、1B、1C、1D 半導体装置
10 半導体基板
14 ポリシリコン膜(ゲート電極膜)
15 ONO(トンネル絶縁膜)
16 ポリシリコン膜(ゲート電極膜)
22 トレンチ(第1トレンチ)
23 ゲート電極(フラッシュゲート)
33 ゲート電極(ロジックゲート)
35 ゲート電極(DMOSFET)
55 トレンチ(第2トレンチ)
75 リングゲート
101 フラッシュメモリセルトランジスタ(第1トランジスタ)
102a、102b、102c DMOSFET(第2トランジスタ)
103 ロジック回路のトランジスタ(第3トランジスタ)

Claims (9)

  1. 半導体基板上の第1領域に第1ゲート電極膜を形成し、
    前記第1ゲート電極膜をエッチングして第1トランジスタの第1ゲート電極を形成しながら、前記第1領域と異なる第2領域で前記半導体基板をエッチングして第1トレンチを形成し、
    前記第1トレンチを形成した後に、前記第2領域に第2ゲート電極を形成し、
    前記第1トレンチの下方の前記半導体基板に、前記第2領域に形成され前記第1トランジスタと異なり、前記第2ゲート電極を有する第2トランジスタのドレインを形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2ゲート電極を形成する際に、前記第2ゲート電極を形成するためのレジストで前記第2ゲート電極の側壁を覆うことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2ゲート電極を形成する際に、前記第2ゲート電極を形成するためのレジストで前記第1トレンチを覆うことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 半導体基板上の第1領域に第1ゲート電極膜を形成し、
    前記半導体基板上の第2領域に、第2ゲート電極膜を形成し、
    前記第1ゲート電極膜をエッチングして第1トランジスタの第1ゲート電極を形成しながら、前記第1領域と異なる前記第2領域で前記半導体基板をエッチングして第1トレンチを形成し、
    前記第2ゲート電極膜をエッチングして、前記第2領域に第2トランジスタの第2ゲート電極を形成しながら、前記第1トレンチ内の前記半導体基板をエッチングして第2トレンチを形成し、
    前記第1トレンチの下方の前記半導体基板に、前記第2領域に形成され前記第1トランジスタと異なり、前記第2ゲート電極を有する前記第2トランジスタのドレインを形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2トランジスタの前記ドレインは、前記第2トレンチの底部の前記半導体基板に位置することを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1トレンチを形成する際に、前記第2領域に前記第1トレンチとは異なる第3トレンチを形成し、
    前記第2トレンチ及び前記第2ゲート電極を形成する際に、前記第3トレンチ内の前記半導体基板はエッチングせずに、前記第2ゲート電極膜をエッチングして前記第2領域に第3トランジスタの第3ゲート電極を形成し、
    前記第3トレンチの下方の前記半導体基板に前記第3トランジスタのドレインを形成することを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記半導体基板上の前記第1領域及び前記第2領域とは異なる第3領域に、前記第2ゲート電極膜を形成し、
    前記第1トレンチの形成後に、前記第2ゲート電極膜をエッチングして前記第2ゲート電極を形成しつつ、前記第3領域に第4トランジスタの第4ゲート電極を形成する、
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2トランジスタの前記第2ゲート電極を、前記第1トレンチを取り囲むリング形状に形成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1トランジスタは、フラッシュメモリセルトランジスタであり、
    前記第1ゲート電極は前記フラッシュメモリセルトランジスタのフローティングゲートであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
JP2014260784A 2014-12-24 2014-12-24 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP6384315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014260784A JP6384315B2 (ja) 2014-12-24 2014-12-24 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014260784A JP6384315B2 (ja) 2014-12-24 2014-12-24 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016122698A JP2016122698A (ja) 2016-07-07
JP6384315B2 true JP6384315B2 (ja) 2018-09-05

Family

ID=56328948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014260784A Expired - Fee Related JP6384315B2 (ja) 2014-12-24 2014-12-24 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6384315B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06275847A (ja) * 1993-03-24 1994-09-30 Sony Corp フローティングゲートを有する半導体装置およびその製造方法
JP3395473B2 (ja) * 1994-10-25 2003-04-14 富士電機株式会社 横型トレンチmisfetおよびその製造方法
JP3821192B2 (ja) * 1998-03-20 2006-09-13 セイコーエプソン株式会社 不揮発性半導体記憶装置
EP1577952B1 (en) * 2004-03-09 2018-07-04 STMicroelectronics Srl Method of making a high voltage insulated gate field-effect transistor
JP5987486B2 (ja) * 2012-06-14 2016-09-07 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016122698A (ja) 2016-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6617656B2 (en) EDMOS device having a lattice type drift region
TWI409950B (zh) 自我校準之溝槽金屬氧化物半導體場效電晶體(mosfet)及其製造方法
US20020179944A1 (en) Semiconductor device including MISFET having post-oxide films having at least two kinds of thickness and method of manufacturing the same
KR102068395B1 (ko) 낮은 소스-드레인 저항을 갖는 반도체 소자 구조 및 그 제조 방법
TWI701763B (zh) 電晶體結構和半導體佈局結構
JP2008135458A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006344809A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR20070044386A (ko) 트렌치 반도체 디바이스를 형성하는 방법 및 그를 위한구조
TW201423869A (zh) 溝渠式電晶體的製作方法
TWI503983B (zh) 半導體裝置及其製造方法
US20060211264A1 (en) Field effect transisfor, associated use, and associated production method
JP5616720B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
TWI686903B (zh) 斷閘極金氧半場效電晶體的閘極結構及其製造方法
US10811505B2 (en) Gate electrode having upper and lower capping patterns
JP2009055027A (ja) Mosトランジスタの製造方法、および、これにより製造されたmosトランジスタ
JP2009055041A (ja) 半導体素子及びその製造方法
US10217754B2 (en) Semiconductor device and method of fabricating the same
JP4519442B2 (ja) Mosトランジスター及びその製造方法
JP6384315B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100906557B1 (ko) 반도체소자 및 그 제조방법
JP2007165361A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
KR101102966B1 (ko) 고전압 반도체 소자 및 그 제조 방법
US9748333B2 (en) Semiconductor structure including dummy structure and semiconductor pattern structure including dummy structure
CN113437148B (zh) 半导体结构及其形成方法
CN113437149B (zh) 半导体结构及其形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6384315

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees