JP6382638B2 - 便器装置 - Google Patents
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Description
この態様によると、カバー体と床面の間の隙間を狭くするように設計しているため、その隙間にユーザの衣類が入り込み難くなる。よって、カバー体への衣類等の引っかかりを防止でき、汚水による衣類等の汚れを抑えるうえでの使い勝手が良好になる。
この態様によると、カバー体と床面の間に衣類等を入れるのが困難となるため、衣類等の引っかかりを更に効果的に防止できる。
この態様によると、物体とカバー体が当たるときに音が発生するが、両者が当たるときの衝撃を緩衝材により吸収できるため、その音の大きさを低減できる。
この態様によると、たとえば、カバー体が複数のカバー部により構成される場合、カバー部が閉位置にあるとき、各カバー部の対向端部の輪郭線を揃え易くなる。よって、各対向端部が三次元的に複雑な形状でも、これらの見栄えのよい定位置にカバー部を保持し易くなる。
この態様によると、便器本体の前端部から汚水が垂れ落ちたとき、その床面への直接の落下がカバー体により防止され、汚水の床面との衝突に伴うカバー体外への汚水の飛び散りを抑えられる。
この態様によると、ヒンジ機構を構成する部品間の隙間にホコリ、汚れ等の異物が溜まり難くなり、清掃時の作業性が良好になる。
この態様によると、カバー部と床面の間の隙間を狭くするように設計しているため、その隙間にユーザの衣類が入り込み難くなる。よって、カバー部への衣類等の引っかかりを防止でき、汚水による衣類等の汚れを抑えるうえでの使い勝手が良好になる。
図1、図2は第1実施形態に係る便器装置10を示す斜視図である。図1では便座14が後述する閉位置にあり、図2では開位置にある。図2では後述する取付用部材38やヒンジ機構40を省略する。便器装置10は、水洗式大便器であり、便器本体12と、便座14を備える。
便器本体12の上面部22には、便座14を便器本体12に取り付けるための取付用部材38が固定される。取付用部材38にはヒンジ機構40が設置され、便座14はヒンジ機構40を介して便器本体12に取り付けられる。取付用部材38とヒンジ機構40の詳細は後述する。
便座14は、図3、図4に示すように、便器本体12上に配置される着座部42と、便器本体12を外側から覆う前カバー部44と、を有する。着座部42は、上面部22の上面全体を覆うように環状に設けられ、その中央に開口46が形成される。着座部42の上面にはユーザが座るための座面48が設けられ、着座部42の内部には周方向に沿って空洞部50が設けられる。ユーザは自らの背中側を便器本体12の後側に向けて座面48に座る。着座部42の下面部には開口46周りに間隔を空けて脚部52が下方に突き出る。便座14は、便器本体12の上面部22上に脚部52が接触した状態で便器本体12上に支持される。
前カバー部44は、図3、図5に示すように、着座部42と一体に設けられ、着座部42の外周部、より詳細には、着座部42の前端部42A(図3(b)参照)、左右両横側の側端部42Bから垂下するように設けられる。前カバー部44は、便器本体12の前側、左右両横側に配置される。
便器本体12の後側には、図3、図6に示すように、後カバー部56が配置される。後カバー部56は、着座部42の外周部である後端部42C(図3(b)参照)から垂下するように設けられる。前カバー部44と後カバー部56は分離して設けられ、後カバー部56は便座14と別体に設けられる。
取付用部材38は、前述のとおり、便座14を便器本体12に取り付けるためのものであり、便器本体12の上面部22上に載置される載置部88と、載置部88から後方に突き出る突出部90とを有する。これらは金属板等の板材により一体に構成される。取付用部材38はねじ等の第3固定具94により上面部22に固定される。
便座14は、図3(b)、図8に示すように、便器本体12上に着座部42が載置される閉位置(第1位置)と、閉位置から退避する開位置(第2位置)との間を移動可能である。前カバー部44は、便座14と一体に移動可能に設けられ、閉位置にあるときに便器本体12を前側、左右両横側から覆い、開位置にあるときに便器本体12を露出させる。なお、後カバー部56は、便座14と別体に設けられる。
まず、便器本体12をトイレ室内に設置する(S10)。便器本体12の下端部にはベース部30が予め設けられる。便器本体12は、トイレ室の床面60上にベース部30を載置させたうえで、固定具によりベース部30が床面60に固定される。
便鉢16に放尿して尿等の汚水が飛び散ると、便器本体12と着座部42の間の境界部64から外側に水滴状又は霧状の汚水が流出する場合がある。本形態では着座部42の外周部から垂下するように前カバー部44や後カバー部56が設けられるため、便器本体12と着座部42の間から汚水が流出した場合、その汚水の飛散が前カバー部44や後カバー部56により遮られる。
図9は第2実施形態に係る便器装置10の側面断面図であり、図10はその正面断面図である。
便器本体12は、第1実施形態と同様、便鉢16を有するが、上面部22、周壁部28、ベース部30は設けられない。便鉢16は下流側の排水通路部114に連通する。排水通路部114の下流側端部114Aは、トイレ室の床面60から引き出される排水管(図示せず)に接続され、排水管を通して下水路に接続される。便鉢16や排水通路部114は便器本体12の外部に露出する。
本形態に係る便器装置10では、便器本体12と着座部42の間の境界部64を塞ぐように接合されるため、その境界部64を通しての汚水の流出が遮られる。ここで、境界部64での接着不良等により境界部64から汚水が流出した場合でも、第1実施形態と同様、前カバー部44によって汚水の飛散が遮られるうえ、便器本体12の外面部と衣類等との接触を防止できる。よって、汚水による衣類等の汚れを効果的に抑えられる。
図11(a)は第3実施形態に係る便器装置10の外観を示す側面図であり、図11(b)は側面断面図であり、図12は便座14が開位置にある状態を示す側面断面図である。
第1実施形態では便座14の着座部42と一体に前カバー部44を設けた例を説明した。本実施形態に係る前カバー部44は、便座14の着座部42と分離して別体に構成される。前カバー部44は、便器本体12のベース部30にねじ等の固定具(図示せず)により固定される。前カバー部44は、便器本体12の全周に亘る範囲を前後左右から囲んで覆う。
Claims (5)
- 便鉢を有する便器本体と、
前記便器本体上に配置される着座部を有する便座と、
前記着座部の外周部から垂下するように設けられ、少なくとも前記便器本体の上端部から下部にかけての範囲を該便器本体の前側から覆うカバー体と、を備え、
前記カバー体は、前記便器本体の上端部から床面近傍にかけての範囲を該便器本体の前側から覆い、
前記カバー体との係合により該カバー体の位置を決める位置決め部を更に備え、
前記位置決め部は、前記便器本体の下端部に設けられ、
前記便器本体の下端部と前記カバー体の間に配置され、前記便器本体の下端部と該カバー体との衝突による衝撃を緩和する緩衝材を更に備えることを特徴とする便器装置。 - 前記カバー体は、前記便器本体を前側から覆う閉位置と、前記便器本体を露出させる開位置との間を移動可能であり、
前記位置決め部は、前記カバー体が閉位置にあるとき、前記カバー体との係合により該カバー体の位置を決めることを特徴とする請求項1に記載の便器装置。 - 前記カバー体の下端部は、前記便器本体の前端部より下側後方にずれた位置まで延びることを特徴とする請求項1または2に記載の便器装置。
- 前記便器本体に対して前記便座を回動可能に連結するヒンジ機構を更に備え、
前記ヒンジ機構は、前記着座部が前記便器本体上に載置されるとき、前記着座部により隠蔽されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の便器装置。 - 前記カバー体は、前記着座部と一体に設けられるカバー部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の便器装置。
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