JP2006104855A - 水はね防止カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】流し台等使用時の水はね等による蛇口および蛇口周辺の汚れ防止のための水はね防止具を提供する。
【解決手段】
防水性シートに一辺からスリットを設け、そのスリットに穴やスリットを設けて、その部分で台所の蛇口の吐水パイプに防水性シートを固定する。この状態ではシンクの水はねが蛇口及び蛇口周りを汚すのを防ぐとともに蛇口操作を可能とする。また、防水性シートの中心付近に穴やスリットを設け、この部分で台所の蛇口の吐水パイプに防水性シートを固定すると同時に、スリットによってつながった他の穴やスリットによって蛇口操作部も露出させながら固定することにより、蛇口の上側も水はねから守られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、流し台等使用時の水はね等による蛇口および蛇口周辺の汚れ防止に関するものである。
従来、流し台等において、その蛇口から水を出して利用するとき、その水は手や食器、流しの面などによってはねて、蛇口の本体及び蛇口の周辺に溜まりをつくり、頑固な水アカになったりぬめりやカビ等の原因になっている。
それら水アカやぬめり、カビ等を防ぐためには、水を利用するたびにはねて溜まった水を拭き取る必要があった。
また、流し台の水槽の奥面及び側面を水はねから防ぐカーテン式の水はね防止具を、流し台を設置する場所の壁に固定する、もしくは、吐水パイプに固定具により固定する発明が知られている。
また、流し台の水槽内側の幅に合わせ長方形にした柔軟性素材を使用した反射板に、ゴム製吸盤を左右二箇所に取り付け、その吸盤により反射板を水槽内側に取り付け、水はねを防ぐ発明が知られている。
実開平3−95841号公報 実用新案登録第3079094号公報
それらは次のような問題点があった。
(イ)
水を利用するたびにはねて溜まった水を拭き取るのはたいへん面倒で、また次の仕事のためにできなかったり忘れてしまったりして、常に水が溜まらないようにするのは難しかった。
(ロ)
特許文献1にあっては、カーテン式の水はね防止具を壁に固定し、流し台の水槽の奥面及び側面を水はねから防ぐ場合、構成する部品数が多くなりコストが高くなる、また、大掛かりになり見栄えが良くない、また、流し台を設置する場所の置くに壁を必要とする、また、設置に工事が必要となる、などの欠点があった。また、吐水パイプに固定具により固定する場合は、水はね防止具の部品が多いために重量があるのに、その重量のあるものを吐水パイプにのみ固定するため、その重量により蛇口の吐水パイプが接続してある部分に負担がかかり、蛇口の故障を引き起こす可能性が高くなる、という欠点がある。また、それら壁に固定する場合と吐水パイプに固定する場合の両方に共通するものとして、水はね防止具が大きいために流しの利用できる範囲が狭くなる、また、水はね防止具が吐水パイプの下側に設置されるために吐水パイプの上側に飛ぶ水はねを防ぐことができない、などの欠点がある。
(ハ)
特許文献2にあっては、ゴム製吸盤で水槽面に反射板を貼り付けるのであるが、その位置は吐水パイプの下側になり、吐水パイプの上側に飛ぶ水はねを防ぐことができない、また、吸盤の厚みの分だけ前面にせり出すので、流しの利用できる範囲が狭くなる、また、水槽の面の吸盤を取り付ける部分に水がたまり、その部分に新たな水アカを発生させてしまい吸盤の形の汚れをつけてしまう、などの欠点があった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
請求項1の発明の課題解決手段は、『防水性シート本体と、該シート本体の一辺から設けられたスリットと、スリット一端に設けられ、台所の蛇口の吐水パイプに固定する穴やスリットよりなる吐水パイプ固定機構とよりなり、取り付けた状態でシンクの水はねを防止するとともに、蛇口操作可能となる位置にシート本体が配置されるものであること』を特徴とする。
このものでは、防水性シートの一辺に設けられたスリットにより、前記吐水パイプ固定機構を該防水性シートの端よりも中心よりの位置に持ってくることが可能なことから、防水性シートで覆う蛇口の範囲を、吐水パイプの下側から吐水パイプの上側に広げて、吐水パイプに防水性シートを固定できる。
本発明請求項2による課題解決手段は、『防水性シート本体と、該シート本体に設けられ台所の蛇口の吐水パイプに固定する穴やスリットよりなる吐水パイプ固定機構と、その固定機構から延長されて設けられたスリットと、そのスリットの延長線上に設けられ、蛇口操作部を露出させた状態で蛇口に固定する蛇口固定機構とよりなり、取り付けた状態でシンクの水はねを防止する位置にシート本体が配置されるものであること』を特徴とする。
このものでは、防水性シートに、吐水パイプを固定するための穴やスリットよりなる吐水パイプ固定機構と、該吐水パイプ固定機構に設けられたスリットと該スリットの延長線上に設けられた、蛇口操作部を露出させた状態で蛇口に固定する蛇口固定機構を有することにより、防水性シートで覆う蛇口の範囲を、蛇口の操作を可能としながら、蛇口上側から吐水パイプ上側と吐水パイプ下側まで広げて、吐水パイプを含めた蛇口に防水性シートを固定できる。
請求項1又は2において、請求項3の発明のように、『防水性シートの本体の少なくとも下部に、前にせり出さないようにするせり出し防止手段を具備する』ものでは、前記防水性シートの下部に金属など重量のある重りを取り付けると、シート下部が重くなることからシートを下にひっぱり、前記防水性シートをより垂直に近い状態にすることができる。また、請求項2の発明において、蛇口操作部を露出させた状態で蛇口全体を防水性シートで覆う場合、該防水性シートの上部に金属など重量のある重りを取り付けると、該防水性シートは上部が重くなることから蛇口後方向にひっぱられ、蛇口上部に対してより安定した状態で固定される。
請求項1から3のいずれかの発明において、請求項4のように、『吐水パイプ固定機構はシート本体の下部がシンク側面に接触するようにシート本体を傾斜させる』ものでは、前記吐水パイプ固定機構が吐水パイプを挟むために、前記防水性シートが傾き、そのため、シート本体の下部がシンク側面に接触する。
請求項1から4のいずれかの発明において、請求項5のように、『吐水パイプ固定機構に吐水パイプをつたわり流れる水を吸収する吸水性部材を具備する』ものでは、前記吐水パイプ固定機構の表面または裏面に吸水性部材を具備することにより、前記吐水パイプ固定機構によって防水性シートを吐水パイプに固定したときに生じる吐水パイプと前記吐水パイプ固定機構との隙間をなくし、そのため、防水性シートより手前側の吐水パイプに付着した水はねが、該吐水パイプをつたわり流れて蛇口または蛇口周辺に付着することがなくなる。
請求項5の発明において、請求項6のように『吸水性部材が単独の部材である』ものでは、請求項5の発明の機能を持ちながら、取り外しが可能になる。また、吸水性部材が単独であるため、該吸水性部材は単独で吐水パイプに固定する機能を持つので、その結果、該吸水性部材は防水性シート本体に接すると該防水性シートの傾きを調整する。
本発明請求項1によると、防水性シートを該防水性シートのスリットを通して吐水パイプ固定機構により吐水パイプに固定すると、防水性シートは蛇口の吐水パイプと水量を調整するレバー以外の部分の前面を覆い、その覆われた部分は水はねがかからないので、水はねで水が溜まり水アカなどをつくることがない。また防水性シートは、一枚のシートを打ち抜くだけで製造できるため、製造コストを非常に安くすることができる。また、防水性シートと吐水パイプが接している面積は非常に少ないので、その部分に水が溜まることがなく、吐水パイプに水アカができることがない。
請求項2によると、前記効果に加えて蛇口の上面も防水性シートで覆うため、さらに蛇口に水はねがかからなくなり、蛇口の清潔度が高まる。
請求項3によると、防水性シートの少なくとも下部に重りを具備することによって、防水性シートのせり出しを防ぎ、流しの利用できる範囲を広くして、また、シンクの奥面とシートの間が狭くなるため、水はねがシンクの奥面に飛んで付着することが少なくなる。また重りの重量により防水性シートの安定性を向上させる。
請求項4によると、前記効果に加えて、防水性シートの状態が斜めに傾き、シートの下部がシンクの奥面に近づき、または、奥面に接し、その結果、防水性シートが吐水パイプに対して垂直に固定されるよりも流しを利用できる範囲が広くなる。また、シンクの奥面とシートの間が狭くなるため、水はねが水槽の奥面に飛んで付着することが少なくなる。また、防水性シートを傾かせるために使わない場合は、吐水パイプの太さに合わせて可動片を切除することで、固定穴の大きさを吐水パイプの太さに合わせることができる。その結果、防水性シートに覆われた蛇口部分が固定穴の隙間から水はねが飛んで汚れることがなくなる。
請求項5によると、更に、防水性シートに貼着した吸水性部材が吐水パイプに密着するため、その結果、防水性シートの前面にあって水はねから守られない吐水パイプの部分に水がはねて付き、そして垂れることによって吐水パイプの付け根に移動し、そして蛇口を汚す、ということがなくなる。また、吸水性部材が吐水パイプに密着することによって、吐水パイプが傾いている場合でも防水性シートが滑り落ちることなく一定の位置を保つことができる。
請求項6によると、更に、吸水性部材が単独の部材であるため、長期の使用による吸水性部材の劣化の際の交換が容易になり、また、吸水性部材が単独で吐水パイプへの固定力を持つので、防水性シートのせり出しを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の基本的な実施の形態を表した斜視図である。本発明は、台所の蛇口(1)の吐水パイプ(2)に、防水性シート(5)を吐水パイプ固定機構(8)によって固定して利用する。
本発明の請求項1を説明する図は図2、図3、図4である。
図2は正面から見た図である。防水性シート(5)の一辺からスリット(6)を設け、そのスリット(6)の一端に吐水パイプ(2)の太さ以上の大きさの穴(7)を設ける。図2では、防水性シート(5)の一辺に設けられたスリット(6)の一端に設けられているのは穴(7)だけであるが、請求項4を説明する図17のようにスリットだけでも良い。また、穴とスリットの両方を利用しても良い。これら、穴又はスリット、もしくは穴とスリットの組み合わせが、吐水パイプ固定機構(8)になる。
請求項1の構造は以上よりなり、その利用方法を説明する。
図2の防水性シート(5)の一辺に設けられたスリット(6)の両側を、両手で持って図3のように広げ、吐水パイプ(2)の位置に吐水パイプ固定機構(8)の位置を合わせて手を離し、防水性シート(5)を吐水パイプに(2)固定する。図4は、固定した状態を側面から見た図である。
本発明の請求項2を説明する図は、図5、図6、図7、図8である。また、請求項2に請求項3の仕組みを加えたものを、図9、図10、図11、図12、図13、図14で説明する。
図5は正面から見た図である。防水性シート(5)に、まず吐水パイプ(2)の太さ以上の大きさの穴(7)を設ける。この穴(7)が吐水パイプ固定機構(8)となる。吐水パイプ固定機構(8)は穴だけでなく、スリットであっても良いし、穴とスリットの両方であっても良い。図5の吐水パイプ固定機構(8)から延長してスリット(6)を設ける。そして、そのスリット(6)に蛇口の蛇口操作部(3)の大きさ以上の穴(蛇口操作部用)(9)を設ける。この穴(蛇口操作部用)(9)によって、蛇口操作部(3)が防水性シートに覆われず露出することになる。そして、この穴(蛇口操作部用)(9)によって防水性シート(5)を蛇口(1)本体にも固定することができる。また、その固定には穴だけでなくスリットを組み合わせても良い。この穴(蛇口操作部用)(9)、または穴(蛇口操作部用)(9)とスリットの組み合わせを蛇口固定機構(10)とする。
請求項2の構造は以上よりなり、その利用方法を説明する。
図5の防水性シート(5)のスリット(6)の両側を、両手で持って図6のように広げ、吐水パイプ(2)にその広げた部分を差し込み、それから吐水パイプ(2)と吐水パイプ固定機構(8)の位置を合わせて手を離し、防水性シート(5)を吐水パイプ(2)に固定する。それから、穴(蛇口操作部用)(9)を蛇口の蛇口操作部(3)に差し込む。その状態を側面から見た状態を示したのが図7である。また、図8は図7の斜視図である。この図7の蛇口操作部の蛇口はシングルレバー式である。
次に請求項2に請求項3の仕組みを加えたものを使って、請求項3を説明する。
請求項3は、請求項1もしくは2の構造の防水性シートの少なくとも下部に、金属など重量のある重りをとりつける。金属を利用した場合、重りは錆などが発生しないように、防水性のある素材で皮膜などしておく。また、重りは磁力を有するものでも良い。
請求項3の構造は以上よりなり、その利用方法を説明する。
請求項2の構造の防水性シートに請求項3を組み合わせたものが、図9、図10、図11、また、図12、図13、図14である。
図9は防水性シートにおける重りの位置を示したもので、破線で表現してあるのはこの場合防水性シートの裏面にとりつけてあるからである。図10は、図9を使用した状態を側面から見たものである。図11は図9を利用した状態の斜視図である。請求項3の観点で図を見ると、図7は請求項3の適用前、図10は適用後であり、図7のときにシートが前にせり出しているのを図10では重り(13)がそれを防いでいる。
図12から図14は、請求項2および請求項3について、前例の図5から図11までに対象とした蛇口と異なる方式の蛇口への使用例である。図5から図11までは蛇口は蛇口操作部がシングルレバー式と呼ばれるものであり、図12から図14は蛇口の蛇口操作部がハンドル式と呼ばれるものである。
図12では蛇口操作部(11)はハンドル式で蛇口操作部(11)が水とお湯に分かれているため、蛇口固定機構(10)が二つの穴とスリットにより構成されている。破線で表現してある部分はこの場合防水性シート(5)の裏面に重り(12)を取り付けてあることを意味している。図13は図12を実施した状態を側面から見たものである。図14は図12を実施した状態の斜視図である。利用方法は、シングルレバー式の蛇口操作部の蛇口の場合と同じである。このハンドル式の蛇口操作部の蛇口に実施した例では、重り(13)は下部だけについている。
図15、図16は請求項1に請求項3の仕組みを加えたものである。図15は正面図であり、破線はこの場合防水性シートの裏面に重り(14)を付けてあることを意味している。図16は、図15を実施した状態を側面から見たものである。この例では、重り(14)は磁力を有するものとなっている。そのため、重り(14)がシンク(4)の側面に磁力で着くことになり、そのため防水性シート(5)がシンク(4)側面に近づいて固定される。
本発明の請求項4を説明する図は図17、図18、図19、図20、図21である。
請求項4は、請求項1から3のいずれかに対して、吐水パイプ固定機構が防水性シートを傾斜させる機能を持つことを特徴とする。
図17は正面図である。請求項1の構造と基本的に同じであるが、吐水パイプ固定機構がスリット(6)だけで構成されている。これをシート傾斜機能付き吐水パイプ固定機構(12)とする。このシート傾斜機能付き吐水パイプ固定機構(12)は、吐水パイプの太さ以上の大きさの穴の輪郭線で、一辺を除いた部分をスリット(6)にして、防水性シート(5)の一辺から設けられたスリット(6)で接続している。このスリットの入っていない側は、スリットの入っていない側を除く残り三辺にスリットが入っているため可動片(15)のようになっている。シート傾斜機能付き吐水パイプ固定機構(12)は、図17ではスリットのみで構成されているが、穴とスリットで構成しても良い。図20は、防水性シートの一辺に設けられたスリットの位置をずらして、シート傾斜機能付き吐水パイプ固定機構(12)のスリット(6)を入れる位置を変えた例である。
請求項4の構造は以上よりなり、その利用方法を説明する。
基本的には請求項1の利用方法と同じである。違いは吐水パイプ固定機構がシート傾斜機能付き吐水パイプ固定機構であることで、吐水パイプに固定するとき、吐水パイプをシート傾斜機能付き吐水パイプ固定機構(12)の穴の一端と、その一端の反対側である可動片(15)ではさむようにすることになる。はさんだ結果、可動片(15)の元に戻ろうとする力によって、防水性シート本体(5)が傾けられ、そして、防水性シート(5)の下部がシンク(4)側面に接することになる。図18は図17を実施した状態を側面から見た図で、防水性シート(5)がシンク(4)側面に接している。図19は実施状況をやや下から見た立体図である。図21は図20を実施した状態を側面から見た図で、これも防水性シート(5)がシンク(4)側面に接している。図22は実施状況をやや上から見た立体図である。
本発明の請求項5を説明する図は図23、図24、図25、図26、図27、図28である。
請求項5は、請求項1から4のいずれかに対して、吐水パイプ固定機構に吸水性部材を備えることを特徴とする。吸水性部材を備える位置は、防水性シートの表面であっても裏面であっても良い。図23にあるように、吸水性部材(16)には、吐水パイプ(2)に吸水性部材(16)が隙間なく触れるようにスリット(17)が入っている。そのスリット(17)の一つは吸水性部材の一辺より設けられている。その設けられた位置は、図24のように防水性シート(5)の一辺より設けられたスリット(6)の延長線上である。ただしこの吸水性部材(16)は必ずしも放射状にスリットが入っている必要はない。伸縮性の高い吸水性部材であれば、スリットは吸水性部材の一辺からの一本のスリットでも十分である。
請求項5の構造は以上よりなり、その利用方法を説明する。
図23は、請求項1の実施例に対して吸水性部材を表面から備えた場合を説明する分解図である。図24は貼り付けた状態を示している。図25は実施の状況を側面から見た図である。図26は実施の状況の斜視図である。利用方法は請求項1の場合と同じである。
図27は、請求項4の実施例に対して吸水性部材を裏面から備えた場合を実施した状況を側面から見た図である。図28は、図27の実施した状況を裏面から見た立体図である。利用方法は請求項4の場合と同じである。
本発明の請求項6を説明する図は図29、図30、図31、図32である。
請求項6は、請求項5に対して、吸水性部材が単独の素材であり取り外しが可能であることを特徴とする。図29は分解斜視図であり、請求項1の実施例に対しての実施例である。吸水性部材(16)と、吸水性部材(16)を吐水パイプ(2)に固定する固定具(18)よりなる。吸水性部材(16)、及び、固定具(18)の内径の面は、吐水パイプ(2)に合わせた角度で傾いている。吐水パイプが水平であれば水平であり、吐水パイプが傾いていれば内径も傾きをつける。この請求項6の取り付け取り外しの方式であるが、他に、面ファスナーのようなもので、防水性カバーと吸水性部材をくっつけておくものや、吸水性部材の固定具の外径と防水性カバーの吐水パイプ固定機構の穴の径を同じにしておき、吐水パイプに吸水性部材固定した固定具に防水性カバーをはめこむ、という方式をとることもできる。
請求項6の構造は以上からなり、その利用方法を説明する。
防水性シートを吐水パイプに固定する方法は、請求項1またはその他の請求項と同じである。ここでは、請求項1の実施例に請求項6を実施する方法について説明する。すでに防水性シートは吐水パイプに固定されている状態として、図29で説明する。まず、吸水性部材(16)を固定具(19)の内径にはめ込む。そのとき、吸水性部材のスリット(17)の方向と固定具の固定口(19)の方向を合わせておく。それから、吸水性部材のスリット(17)と固定具(18)の固定口(19)を開くようにして吐水パイプ(2)にはめこむ。そして、それらを防水性シート(5)の方向に移動して防水性シート(5)に隙間なく着ける。その他の利用法として、固定具と吸水性部材によって防水性シートの位置を調整することもでき、例えば防水性シートの下部が前にせり出しているときに、この固定具と吸水性部材で位置を調節して防水性シートのせり出しを防ぐこともできる。また、吸水性部材にある程度の弾力性と硬さがあって、それ自体で吐水パイプに固定する力があるのであれば、別に固定具は必要とされない。
図31は図30の実施例を側面から見たものである。図32は、固定具に吸水性部材をはめこんだ時の断面図である。
以上の説明以外の防水性シートの形状について、図33から図35を用いて説明する。
図33から図35は、請求項1の防水性シートのスリットの位置に関する実施例である。請求項1では、スリットは防水性シートの一辺に設けられるのが条件であるから、そのスリット(6)は防水性シートの上、下、横などより設けることが考えられる。図33は上から、図34は下から、図35は横から設けた図である。またスリットの方向はこれらに限定されるわけでなく、前記の条件を満たせばよい。また、スリットと吐水パイプ固定機構との位置関係は、吐水パイプ固定機構のスリットが吐水パイプ固定機構の中心に来るように位置する必要はなく、図33、図34、図35など吐水パイプ固定機構はスリット(6)の一端に設けられれば良い。
請求項1から請求項6までの実施の形態の説明に用いている防水性シートの形状は、基本的に方形で記載されているが、これに限定されるわけでなく、丸型やハート型や何かの形状をかたどったもの、またキャラクタなど、前記の条件を満たせばどのような形でも良い。
本発明は台所の蛇口に限らず、吐水パイプのある蛇口であれば利用することができる。
本発明の基本的な実施の形態を表す斜視図である。 実施の形態1の正面図である。 実施の形態1について、吐水パイプに固定するときの防水性カバーの形の変化を表す図である。 図2の実施の形態を説明するための側面図である。 実施の形態2のシングルレバー式の蛇口操作部に対応する形態の正面図である。 実施の形態2について、吐水パイプに固定するときの防水性カバーの形の変化を表す図である。 図5の実施の形態を説明するための側面図である。 図5の実施の形態を説明するための斜視図である。 実施の形態3の正面図である。 図9の実施の形態を説明するための側面図である。 図9の実施の形態を説明するための斜視図である。 実施の形態2及び実施の形態3のハンドル型蛇口に対応する形態の正面図である。 図12の実施の形態を説明するための側面図である。 図12の実施の形態を説明するための斜視図である。 実施の形態3を実施の形態1に適用した場合の正面図である。 図15の実施の形態を説明するための側面図である。 実施の形態4の正面図である。 図17の実施の形態を説明するための側面図である。 図17の実施の形態を説明するための立体図である。 実施の形態4の正面図である。 図20の実施の形態を説明するための側面図である。 図20の実施の形態を説明するための立体図である。 実施の形態5の分解斜視図である。 図23の組み立て図である。 図23の実施の形態について、実施の形態1に対して適用した場合を説明する側面図である。 図25の実施の形態を説明する斜視図である。 図23の実施の形態について、実施の形態4に対して適用した場合を説明する側面図である。 図27の実施の形態について、実施された時の防水性カバー及び吸水性部材の状態を裏面から説明する立体図である。 実施の形態6の分解斜視図である。 図29の実施の形態を説明するための斜視図である。 図29の実施の形態を説明するための側面図である。 図29の固定具と吸水性部材の断面図である。 実施の形態1の実施例である。 実施の形態1の実施例である。 実施の形態1の実施例である。
符号の説明
1 蛇口
2 吐水パイプ
3 蛇口操作部(シングルレバー式)
4 シンク
5 防水性シート
6 スリット
7 穴
8 吐水パイプ固定機構
9 穴(蛇口操作部用)
10 蛇口固定機構
11 蛇口操作部(ハンドル式)
12 シート傾斜機能付き吐水パイプ固定機構
13 重り
14 重り(磁力を持つもの)
15 可動片
16 吸水性部材
17 スリット(吸水性部材)
18 固定具
19 固定口

Claims (6)

  1. 防水性シート本体と、該シート本体の一辺から設けられたスリットと、スリット一端に設けられ、台所の蛇口の吐水パイプに固定する穴やスリットよりなる吐水パイプ固定機構とよりなり、取り付けた状態でシンクの水はねを防止するとともに、蛇口操作可能となる位置にシート本体が配置されるものであることを特徴とする水はね防止カバー。
  2. 防水性シート本体と、該シート本体に設けられ台所の蛇口の吐水パイプに固定する穴やスリットよりなる吐水パイプ固定機構と、その吐水パイプ固定機構から延長されて設けられたスリットと、そのスリットの延長線上に設けられ、蛇口操作部を露出させた状態で蛇口に固定する蛇口固定機構とよりなり、取り付けた状態でシンクの水はねを防止する位置にシート本体が配置されるものであることを特徴とする水はね防止カバー。
  3. 防水性シートの本体の少なくとも下部に、前にせり出さないようにするせり出し防止手段を具備することを特徴とする、請求項1又は2記載の水はね防止カバー。
  4. 吐水パイプ固定機構はシート本体の下部がシンク側面に接触するようにシート本体を傾斜させるものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の水はね防止カバー。
  5. 吐水パイプ固定機構に吐水パイプをつたわり流れる水を吸収する吸水性部材を具備することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の水はね防止カバー。
  6. 吸水性部材が単独の部材であることを特徴とする請求項5記載の水はね防止カバー。
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