JP6381953B2 - スイッチング電源の制御回路およびそれを用いた電源回路、ならびに電子機器および基地局 - Google Patents

スイッチング電源の制御回路およびそれを用いた電源回路、ならびに電子機器および基地局 Download PDF

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Description

本発明は、スイッチング電源に関する。
与えられた入力電圧よりも高い電圧あるいは低い電圧を生成するために、DC/DCコンバータ(スイッチングレギュレータ)などの電源回路が利用される。こうした電源回路には、アナログ制御方式と、デジタル制御方式が存在する。アナログ制御方式では、電源回路の出力電圧とその目標値の誤差を、誤差増幅器によって増幅し、誤差増幅器の出力に応じてスイッチングのデューティ比を制御することで、出力電圧を目標値に安定化させる。デジタル制御方式では、電源回路の出力電圧をA/Dコンバータによってデジタル値に変換し、デジタル信号処理によってスイッチングトランジスタのデューティ比を制御する。
図1は、本発明者が検討したデジタル制御電源回路(単に電源回路と称する)の構成を示すブロック図である。
電源回路2rは、制御回路10rおよび出力回路20を備える。電源回路2rは、入力ライン200の入力電圧VINを受け、それを降圧して、出力ライン202に接続される負荷(不図示)に出力電圧VOUTを供給する。
出力回路20は、ドライバ204、スイッチングトランジスタM1、同期整流トランジスタM2、インダクタL1、出力平滑キャパシタC1を含む。図1には降圧DC/DCコンバータの出力回路が示される。ドライバ204は、制御回路10rの出力端子OUTから出力されるパルス信号SPWMにもとづいて、スイッチングトランジスタM1および同期整流トランジスタM2をスイッチングする。
制御回路10rのフィードバック端子FBには、出力電圧VOUTに応じたフィードバック電圧VFBが入力される。制御回路10rは、A/Dコンバータ100、誤差検出器102、補償器104、デジタルパルス変調器106を備える。A/Dコンバータ100は、フィードバック電圧VFBをデジタルのフィードバックデータDFBに変換する。誤差検出器102は、フィードバックデータDFBとその目標値DREFの偏差を示す誤差データδVを計算する。補償器104は、PID制御などを行い、誤差データδVがゼロに近づくように値が調節されるデューティ指令値DDUTYを生成する。デジタルパルス変調器106は、デューティ指令値DDUTYを受け、それに応じたデューティ比を有するパルス信号SPWMを生成する。たとえばデジタルパルス変調器106は、パルス幅変調器であってもよい。
特開2010−193627号公報
本発明者は、こうした電源回路2rについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
こうした電源回路2rにおいて、インダクタL1や出力平滑キャパシタC1として、外付けの、表面実装型あるいはリード型の部品を用いる場合が多い。たとえば出力平滑キャパシタC1は、アルミ電解コンデンサが用いられるが、そのESR(等価直列抵抗)は、電源回路2rの数年にわたる長期使用に際して経年劣化により増大する。
スイッチングトランジスタM1、同期整流トランジスタM2のスイッチングにともない、インダクタL1には、一定の傾きで増加、減少を繰り返すコイル電流I(t)が流れる。このコイル電流Iが出力平滑キャパシタC1に流れ込むことにより、電源回路2rの出力電圧VOUTには、ESRに起因するリップル成分VRIPが重畳される。スイッチングトランジスタM1のデューティ比をDとするとき、リップルは式(1)で与えられ、経年劣化により、ESRが増大すると、リップル成分VRIPの振幅が増大することとなる。
RIP=ESR×VOUT(1−D)/(L・fSW) …(1)
リップル電流IRIPに起因してキャパシタに生ずるワット損失は、式(2)で与えられる。
RIP=IRIP ×ESR
つまりESRが増大すると、ワット損失が増大し、発熱量が大きくなる。ここでキャパシタの特性劣化つまりESRの増大は、高温状態において促進される。したがってひとたび劣化によりESRが増大しはじめると、その後、さらなるESRの増大を引き起こすというスパイラルに陥ってしまう。
ここでは、電解コンデンサを例に説明したが、スイッチング電源に使用されるインダクタやスイッチングトランジスタに使用されるパワートランジスタなどの特性劣化についても、同様の問題が生じうる。
本発明のある態様は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、キャパシタなどの部品の特性劣化を抑制可能なスイッチング電源の制御回路の提供にある。
本発明のある態様は、外付けされる回路部品を含む出力回路とともにスイッチング電源を構成する制御回路に関する。スイッチング電源のスイッチング素子を制御するスイッチングコントローラと、回路部品の特性劣化と相関を有する検出信号を監視し、回路部品の特性劣化の程度を検出する劣化検出回路と、を備える。スイッチングコントローラは、回路部品の特性劣化の程度に応じて、動作が切りかえ可能に構成される。
この態様によると、部品の特性劣化にともない、スイッチングコントローラの動作を、部品の特性劣化を遅らせるように変化させることにより、さらなる特性劣化を抑制して部品の寿命を引き延ばすことができ、ひいては部品交換までの時間を稼ぐことができる。
回路部品は、キャパシタであり、回路部品の特性劣化は、ESR(等価直列抵抗)の増大であってもよい。
ESRの増大は、発熱量の増大をともなうところ、発熱量を抑制するように、スイッチングコントローラの動作を変化させることで、部品の寿命を引き延ばすことができる。
スイッチングコントローラは、キャパシタのESRの増大にともない、スイッチング周波数を増大させてもよい。
スイッチング周波数を高めることで、ESRの電圧降下の変動にともなうリップルの振幅を抑制できるため、発熱量を抑制できる。
回路部品は、スイッチング電源の出力ラインに接続される平滑キャパシタであってもよい。
劣化検出回路は、検出信号として、出力ラインに生ずる出力電圧のリップル幅を監視してもよい。
リップル幅を監視することで、スイッチング電源の実動作中に、ESRの長期的な変動を検出できる。
回路部品は、アルミ電解コンデンサであってもよい。
制御回路は、出力電圧に応じたフィードバック電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータをさらに備えてもよい。劣化検出回路は、A/Dコンバータの出力にもとづいて、回路部品の特性劣化を検出してもよい。
劣化検出回路は、検出信号にもとづいて、回路部品の特性劣化の程度の指標となる劣化推定値を算出する演算部を含んでもよい。
劣化検出回路は、劣化推定値を所定の第1しきい値と比較し、劣化推定値と第1しきい値が交差するとアサートされる第1制御信号を生成する判定部をさらに含んでもよい。スイッチングコントローラは、第1制御信号がアサートされると、スイッチング周波数を増大させてもよい。
判定部は、劣化推定値を所定の第2しきい値と比較し、劣化推定値と第2しきい値が交差するとアサートされる第2制御信号を生成するよう構成されてもよい。
制御回路は、第2制御信号がアサートされたことを外部に通知する通信部をさらに備えてもよい。
これにより、外部のプロセッサが、表示装置を制御することにより、ユーザあるいはオペレータに、回路部品の劣化を知らせることができる。
判定部は、劣化推定値が不連続に変化したとき、回路部品が故障したものと判定してもよい。
制御回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
スイッチング電源は、DC/DCコンバータであってもよい。スイッチングコントローラは、A/Dコンバータの出力と所定の目標値の誤差を検出する誤差検出器と、誤差がゼロに近づくように調節されるデューティ指令値を生成する補償器と、デューティ指令値に応じたデューティ比を有するパルス信号を生成するデジタルパルス変調器と、パルス信号に応じて、スイッチング素子を駆動するドライバと、をさらに備えてもよい。
本発明の別の態様は、デジタル制御電源回路に関する。デジタル制御電源回路は、少なくともスイッチング素子、インダクタおよびスイッチング素子のスイッチング動作に応じて直流の出力電圧が発生する出力ラインを有する出力回路と、出力電圧にもとづいてスイッチング素子を制御する上述のいずれかの制御回路と、を備えてもよい。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は、上述のデジタル制御電源回路を備える。
本発明の別の態様は、移動体通信用の基地局に関する。基地局は、上述のデジタル制御電源回路を備える。
スイッチング電源は、チャージポンプ回路であってもよい。
本発明の別の態様は、半導体集積回路である。この半導体集積回路は、外付けされる回路部品とともに使用される。半導体集積回路は、回路部品の特性劣化と相関を有する信号を監視し、回路部品の特性劣化の程度を検出する劣化検出回路を備え、回路部品の特性劣化の程度に応じて、動作が切りかえ可能に構成される。
この態様によると、部品の特性劣化にともない、スイッチングコントローラの動作を、部品の特性劣化を遅らせるように変化させることにより、部品の寿命を引き延ばすことができ、部品交換までの時間を稼ぐことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、キャパシタなどの部品の特性劣化を抑制できる。
本発明者が検討したデジタル制御電源回路の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るスイッチング電源回路の回路図である。 図2の電源回路の動作を示す図である。 図4(a)、(b)は、電源回路を備える電子機器を示すブロック図である。 変形例に係る電源回路の回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。また、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係るスイッチング電源回路(以下、電源回路という)2の回路図である。電源回路2は、制御回路10および出力回路20を備える。出力回路20は、制御回路10に外付けされる複数の回路部品を含む。図2の電源回路2は、降圧DC/DCコンバータであり、出力回路20は、出力ライン202、インダクタL1、出力平滑キャパシタC1、抵抗R11,R12を含む。出力回路20のトポロジーは一般的な降圧DC/DCコンバータのそれであるため説明を省略する。
制御回路10は、ひとつの半導体基板に一体集積化された機能IC(Integrated Circuit)であり、A/Dコンバータ100、スイッチングコントローラ101、スイッチング回路110、劣化検出回路120、通信部130を備える。
制御回路10の入力(IN)端子には、入力ライン200と接続され、DC/DCコンバータの入力直流電圧VINが入力される。制御回路10の接地(GND)端子は接地される。制御回路10の出力(OUT)端子には、インダクタL1の一端が接続される。
スイッチングコントローラ101は、同期整流型DC/DCコンバータのスイッチング素子であるスイッチングトランジスタM1および同期整流トランジスタM2を含む。スイッチングトランジスタM1は、IN端子とOUT端子の間に設けられる。スイッチングトランジスタM1はOUT端子とGND端子の間に設けられる。
制御回路10のフィードバック(FB)端子には、出力ライン202に生ずる出力電圧VOUTを抵抗R11,R12により分圧したフィードバック電圧VFBが入力される。
実施の形態に係る電源回路2は、デジタル制御電源であり、制御回路10は、主としてデジタル回路で構成されている。A/Dコンバータ100は、フィードバック電圧VFBをデジタル値DFBに変換する。
スイッチングコントローラ101は、電源回路2のスイッチング素子M1,M2を制御する。具体的には、フィードバック電圧VFBが目標電圧VREFに近づくようにデューティ比が調節されるパルス信号SPWMを生成し、パルス信号SPWMにもとづいてスイッチング回路110のスイッチングトランジスタM1、同期整流トランジスタM2を相補的にスイッチングする。
スイッチングコントローラ101の構成は特に限定されないが、たとえばスイッチングコントローラ101は、誤差検出器102、補償器104、デジタルパルス変調器106、ドライバ108を備える。
誤差検出器102は、フィードバック値DFBとその目標値DREFの差分(偏差)を示す誤差データδVを計算する。補償器104は、PID制御などを行い、誤差データδVがゼロに近づくように値が調節されるデューティ指令値DDUTYを生成する。デジタルパルス変調器106は、デューティ指令値DDUTYを受け、それに応じたデューティ比を有するパルス信号SPWMを生成する。たとえばデジタルパルス変調器106は、パルス幅変調器であってもよい。
ドライバ108は、パルス信号SPWMにもとづいてスイッチングトランジスタM1、同期整流トランジスタM2を相補的にスイッチングする。
劣化検出回路120は、回路部品の特性劣化と相関を有する検出信号を監視し、回路部品の特性劣化の程度を検出する。スイッチングコントローラ101は、回路部品の特性劣化の程度に応じて、動作が切りかえ可能に構成される。本実施の形態において、特性劣化する回路部品は、出力平滑キャパシタC1であり、劣化する特性はESRである。出力平滑キャパシタC1は、並列に接続される複数のキャパシタを含むのが一般的であり、その中の少なくともひとつはアルミ電解コンデンサである。
アルミ電解コンデンサは、経年劣化によりESRが増大する。ESRの増大は、電源回路2の出力電圧VOUTのリップルの増大となって現れる。そこで劣化検出回路120は、アルミ電解コンデンサの特性劣化と相関を有する検出信号として、出力電圧VOUTに応じたフィードバック電圧VFBを監視する。
劣化検出回路120は、A/Dコンバータ100から出力されるデジタルフィードバック値DFBにもとづき、アルミ電解コンデンサの特性劣化の程度を検出する。
劣化検出回路120は、演算部122および判定部124を含む。演算部122は、デジタルフィードバック値DFBにもとづいて、出力電圧VOUTのリップル量(振幅)を演算し、ESRと相関を有する劣化推定値^ESRを生成する。インダクタL1のインダクタンスLおよびパルス信号SPWMのデューティ比が既知であるとき、演算部122は、インダクタンスL、デューティ比、およびフィードバック値DFBにもとづいて、劣化推定値^ESRを計算することができる。なお劣化推定値^ESRは、出力平滑キャパシタC1の特性であるESRそのものを推定した値であってもよいし、ESRと既知の関係を満たす別の値、たとえばリップル幅であってもよい。つまり劣化推定値^ESRは、回路部品の特性劣化の指標であればよい。
スイッチングコントローラ101は、出力平滑キャパシタC1のESRの増大にともない、スイッチング回路110のスイッチング周波数(キャリア周波数ともいう)fSWを増大させる。具体的には、劣化検出回路120によりESRの増大が検出されると、デジタルパルス変調器106において使用されるPWM用のキャリア(周期信号)の周波数を上昇させる。
判定部124は、演算部122により算出された劣化推定値^ESRにもとづいてスイッチングコントローラ101を制御する。たとえば判定部124は、劣化推定値^ESRを所定の少なくともひとつのしきい値THと比較する。
本実施の形態では、判定部124には複数のしきい値THが定められている。
第1しきい値TH1はスイッチング回路110のスイッチング周波数fSWを切りかえるために使用される。劣化検出回路120は、劣化推定値^ESRを所定の第1しきい値TH1と比較し、劣化推定値^ESRが第1しきい値TH1と交差すると、第1制御信号SCNT1をアサートする。
スイッチングコントローラ101は、第1制御信号SCNT1がアサートされると、スイッチング周波数fSWを増大させる。スイッチングコントローラ101は、劣化推定値^ESRが第1しきい値TH1より小さいとき、スイッチング周波数fSWを第1の値fSW1とし、その後、劣化推定値^ESRが第1しきい値TH1より大きくなると、スイッチング周波数fSWを第1の値fSW1より大きい第2の値fSW2とする。
補償器104における比例ゲインや積分ゲイン、フィルタの定数などのパラメータは、目標とする周波数応答を達成するために、(i)極点周波数、(ii)零点周波数、(iii)利得、(iv)スイッチング周波数fSWに応じて最適化される。したがって、スイッチング周波数fSWの変更にともない、補償器104のパラメータの最適値も変化する場合がある。そこでデジタルパルス変調器106に対してスイッチング周波数fSWの変更が指示されると、すなわち第1制御信号SCNT1がアサートされると、それに応答して補償器104のパラメータを、変更後の第2値fSW2に対応する値に変化させてもよい。この際、補償器104のパラメータを、ある遷移期間にわたり、緩やかに変化させてもよい。
一方、第2しきい値TH2は、制御回路10の外部のプロセッサに、出力平滑キャパシタC1の特性劣化を通知するためのしきい値である。
劣化検出回路120は、劣化推定値^ESRを第2しきい値TH2と比較し、劣化推定値^ESRが第2しきい値TH2と交差すると、第2制御信号SCNT2をアサートする。通信部130は、第2制御信号SCNT2がアサートされると、外部のプロセッサに、部品の劣化を通知するための警告信号SWARNをアサート(たとえばハイレベル)する。
以上が電源回路2の構成である。続いてその動作を説明する。図3は、図2の電源回路2の動作を示す図である。
ここでは、TH2<TH1の場合が説明される。また一点鎖線は従来の電源回路2rの動作を示す。図2の電源回路2の利点を明確化するために、はじめに一点鎖線を参照して、従来の電源回路2rの動作を説明する。
劣化推定値^ESRが経年劣化により増大していく。ある時刻t1に、劣化推定値^ESRが第2しきい値TH2とクロスすると、警告信号SWARNがアサートされる。図中のしきい値TH3は、スイッチング電源としての回路動作に支障をきたす値であり、したがって^ESRがTH3に達する前に、出力平滑キャパシタC1を新しい部品に交換する必要がある。
ESRが増大すると、出力電圧VOUTのリップル幅が大きくなってワット損失が増大し、発熱量が大きくなる。またキャパシタの特性劣化つまりESRの増大は、高温状態において促進される。したがって従来の電源回路2rでは、ひとたび劣化によりESRが増大しはじめると、その後、さらなるESRの増大を引き起こすというスパイラルに陥ってしまう。
続いて図2の電源回路2を説明する。図2の電源回路2では、時刻t2に劣化推定値^ESRが第1しきい値TH1とクロスすると、電源回路2のスイッチング周波数fSWが高くなる。スイッチング周波数fSWが高くなると、出力電圧VOUTのリップル幅が小さくなる。これにより、出力平滑キャパシタC1の発熱量が小さくなり、劣化促進が抑制される。その結果、劣化推定値^ESRがしきい値TH3に達するまでの時間、つまり寿命をδT延ばすことができる。これにより、出力平滑キャパシタC1を交換する時間を稼ぐことができる。
以上が電源回路2の動作である。電源回路2によれば、以下の効果を得ることができる。
この電源回路2では、部品の特性劣化にともない、スイッチングコントローラ101の動作を、部品の特性劣化を遅らせるように変化させることとした。これにより、さらなる特性劣化を抑制して部品の寿命を引き延ばすことができ、ひいては部品交換までの時間を稼ぐことができる。
特に、出力平滑キャパシタC1に使用される電解コンデンサの特性劣化として、ESRの増大に着目した場合、スイッチング周波数fSWを高くすることにより、ESRの増大にかかわらず、キャパシタのワット損失の増大を抑制できるため、劣化を好適に抑制できる。
またESRの増大を検出するために、電源回路2の出力電圧VOUTに生ずるリップル電圧を監視することとした。これにより、電源回路2の実動作中に、キャパシタの特性劣化の程度をモニタすることが可能となる。言い換えれば、自己診断モードによりスイッチング電源の動作が中断されることがなくなるという利点を享受できる。
(用途)
最後に、電源回路2の用途を説明する。図4(a)、(b)は、電源回路2を備える電子機器を示すブロック図である。図4(a)の電子機器1aは、商用交流電源4からの交流電圧を整流するブリッジ回路6と、平滑キャパシタ8と、上述の電源回路2と、負荷9を備える。この場合、電源回路2としては、非絶縁型の降圧、昇圧、あるいは昇降圧コンバータなどが好適に利用できる。電子機器1aは、たとえば移動体通信用の基地局、テレビやPC、冷蔵庫などの家電製品、ファクシミリやコピー機などのOA機器、工作機械、などが例示される。
特に移動体通信用の基地局は、頻繁にアクセスすることが困難な遠隔地に設けられる場合が多い。このような用途において、出力平滑キャパシタC1の寿命を延ばすことができるという利点を特に享受できる。
図4(b)の電子機器1bは、電池3と、電池の電圧を受ける上述の電源回路2と、負荷9を備える。こうした電子機器1bとしては、携帯電話端末、タブレットPC、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどのが例示される。たとえば負荷9は、マイコンやメモリ、液晶ドライバや、液晶バックライト用LED、カメラのフラッシュ用LEDなどであってもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
第1しきい値TH1は、複数定められてもよい。この場合、スイッチング周波数fSWを多段階で変化させることができる。同様に第2しきい値TH2は、複数定められてもよい。この場合、外部のプロセッサに、より細やかに、特性劣化の程度を通知できる。あるいは通信部130は、劣化推定値^ESRの値そのものを外部に送信するよう構成されてもよい。
(第2変形例)
通常の経年変化では、劣化推定値^ESRは連続的に変化する。したがって劣化推定値^ESRが不連続に変化したときには、断線やショートなどの故障が疑われる。そこで判定部124は、劣化推定値^ESRが不連続に変化したとき、回路部品が故障したものと判定してもよい。これにより、回路部品の故障を確実に検出できる。
実施の形態では、演算部122が実動作中に出力平滑キャパシタC1の特性劣化を常時測定する場合を説明したが本発明はそれには限定されない。たとえば演算部122は、所定の周期ごと、たとえば数時間に1回、1日に1回、あるいは数日に1回のペースで、特性劣化を測定してもよい。
(第3変形例)
また許される場合には、制御回路10を、実動作モードと、自己診断モードとを切りかえ可能に構成し、自己診断モードにおいて出力平滑キャパシタC1の特性劣化を測定するよう構成してもよい。
(第4変形例)
劣化検出回路120による劣化の測定方法は、出力電圧VOUTのリップル測定には限定されない。たとえば劣化検出回路120は、出力回路20に対して、所定の周波数成分を含む試験信号を出力し、その周波数応答を測定することにより、出力平滑キャパシタC1のESRを測定してもよい。試験信号としては、ホワイトノイズ、インパルス波形、ステップ波形などが例示される。
(第5変形例)
実施の形態では、回路部品としてキャパシタ、特に電解コンデンサを例に説明したが、回路部品の種類はそれには限定されない。たとえば劣化検出回路120により、インダクタの特性劣化、パワートランジスタ、ダイオードの特性劣化などを検出してもよい。
また実施の形態では、特性劣化の進行を遅らせるために、スイッチング周波数を高める場合を説明したが本発明はそれには限定されない。スイッチング周波数の制御に代えて、あるいはそれに加えて、回路部品に流れる電流を制限することにより、特性劣化の進行を遅らせてもよい。たとえばスイッチング電源においては、コイル電流の上限値を低下させることにより、電流制限を行ってもよい。
(第6変形例)
実施の形態ではデジタル制御電源回路を例に説明したが、本発明はそれには限定されず、アナログ制御電源回路にも適用可能である。またパルス変調方式は特に限定されない。たとえばオン時間固定方式、オフ時間固定方式、パルス周波数変調方式など、さまざまなパルス変調に適用可能である。
(第7変形例)
実施の形態では、電源回路2として降圧コンバータについて説明したが本発明はそれには限定されない。電源回路2は、昇圧コンバータであってもよいし昇降圧コンバータであってもよい。またトランスを用いたフォワードコンバータあるいはフライバックコンバータであってもよい。電源回路の形式に応じて出力回路20のトポロジーは適宜変更すればよい。
あるいは本発明はチャージポンプ回路にも適用可能である。図5は、変形例に係る電源回路2aの回路図である。図5のチャージポンプ回路は2倍の昇圧回路である。制御回路10aのOUT端子には、出力キャパシタCoが接続される。またCF端子には、フライングキャパシタCfが接続される。GND端子は接地される。FB端子には、出力電圧VOUTを抵抗R21、R22により分圧したフィードバック電圧VFBが入力される。
スイッチングコントローラ101aは、複数のスイッチSW1〜SW4、オシレータ140、コントローラ142を含む。コントローラ142は、オシレータ140が生成するクロックCLKと同期して、スイッチSW1〜SW4を制御する。具体的には、スイッチSW2、SW3のペアをオンし、フライングキャパシタCfを充電する状態φ1と、スイッチSW2、SW4のペアをオンし、フライングキャパシタCfの電荷を出力キャパシタCoに転送する状態φ2を、交互に繰り返す。
たとえば劣化検出回路120は、フィードバック電圧VFBにもとづいて、出力キャパシタCoの特性劣化(ESRの増大)を検出する。そして劣化推定値が第1しきい値を超えると、オシレータ140の発振周波数を高めてもよい。これにより、1サイクルで転送される電荷量が小さくなるため、出力キャパシタCoに流れ込む電流量を制限でき、劣化の進行を遅らせることができる。
(第8変形例)
実施の形態では、スイッチング電源の回路部品の劣化について説明したが、本発明はそれには限定されず、広くさまざまな回路に適用可能である。すなわち以下の技術思想により把握される発明が、本発明の範囲に含まれる。
外付けされる回路部品とともに使用される半導体集積回路が提供される。半導体集積回路は、回路部品の特性劣化と相関を有する信号を監視し、回路部品の特性劣化の程度を検出する劣化検出回路を備える。半導体集積回路は、回路部品の特性劣化の程度に応じて、動作が切りかえ可能に構成される。
実施の形態にもとづき、特定の語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
2…電源回路、10…制御回路、20…出力回路、100…A/Dコンバータ、101…スイッチングコントローラ、102…誤差検出器、104…補償器、106…デジタルパルス変調器、108…ドライバ、110…スイッチング回路、120…劣化検出回路、122…演算部、124…判定部、130…通信部、140…オシレータ、142…コントローラ、200…入力ライン、202…出力ライン、204…ドライバ、M1…スイッチングトランジスタ、M2…同期整流トランジスタ、L1…インダクタ、C1…出力平滑キャパシタ、SPWM…パルス信号、DFB…フィードバックデータ、δV…誤差データ、DDUTY…デューティ指令値。

Claims (15)

  1. 外付けされる回路部品を含む出力回路とともにスイッチング電源を構成する制御回路であって、
    前記スイッチング電源のスイッチング素子を制御するスイッチングコントローラと、
    前記回路部品の特性劣化と相関を有する検出信号を監視し、前記回路部品の特性劣化の程度を検出する劣化検出回路と、
    を備え、
    前記劣化検出回路は、
    前記検出信号にもとづいて、前記回路部品の特性劣化の程度の指標となる劣化推定値を算出する演算部と、
    前記劣化推定値を所定の第1しきい値と比較し、前記劣化推定値と前記第1しきい値が交差するとアサートされる第1制御信号を生成するとともに、前記劣化推定値を前記第1のしきい値より小さい第2しきい値と比較し、前記劣化推定値と前記第2しきい値が交差するとアサートされる第2制御信号を生成するよう構成される判定部と、
    を含み、
    前記スイッチングコントローラは、前記第1制御信号がアサートされると、前記スイッチング電源のスイッチング周波数を増大させ、
    前記制御回路は、前記第2制御信号がアサートされたことを外部に通知する通信部をさらに備えることを特徴とする制御回路。
  2. 前記回路部品は、キャパシタであり、前記回路部品の特性劣化は、ESR(等価直列抵抗)の増大であることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記スイッチングコントローラは、前記キャパシタのESRの増大にともない、スイッチング周波数を増大させることを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  4. 前記回路部品は、前記スイッチング電源の出力ラインに接続される平滑キャパシタであることを特徴とする請求項2または3に記載の制御回路。
  5. 前記劣化検出回路は、前記検出信号として、前記出力ラインに生ずる出力電圧のリップル幅を監視することを特徴とする請求項4に記載の制御回路。
  6. 前記回路部品は、アルミ電解コンデンサであることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の制御回路。
  7. 前記スイッチング電源の出力電圧に応じたフィードバック電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータをさらに備え、
    前記劣化検出回路は、前記A/Dコンバータの出力にもとづいて、前記回路部品の特性劣化を検出することを特徴とする請求項4または5に記載の制御回路。
  8. 前記演算部は、前記制御回路に接続されるインダクタのインダクタンス値と、前記スイッチングコントローラにおいて生成されるパルス信号のデューティ比、および前記フィードバック電圧のデジタル値にもとづいて、前記劣化推定値を算出することを特徴とする請求項7に記載の制御回路。
  9. 前記判定部は、前記劣化推定値が不連続に変化したとき、前記回路部品が故障したものと判定することを特徴とする請求項に記載の制御回路。
  10. ひとつの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の制御回路。
  11. 前記スイッチング電源は、DC/DCコンバータであり、
    前記スイッチングコントローラは、
    前記A/Dコンバータの出力と所定の目標値の誤差を検出する誤差検出器と、
    前記誤差がゼロに近づくように調節されるデューティ指令値を生成する補償器と、
    前記デューティ指令値に応じたデューティ比を有するパルス信号を生成するデジタルパルス変調器と、
    前記パルス信号に応じて、前記スイッチング素子を駆動するドライバと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の制御回路。
  12. 少なくともスイッチング素子、インダクタおよび前記スイッチング素子のスイッチング動作に応じて直流の出力電圧が発生する出力ラインを有する出力回路と、
    前記出力電圧にもとづいて前記スイッチング素子を制御する請求項1から11のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とする電源回路。
  13. 請求項12に記載の電源回路を備えることを特徴とする電子機器。
  14. 請求項12に記載の電源回路を備えることを特徴とする移動体通信用の基地局。
  15. 前記スイッチング電源は、チャージポンプ回路であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の制御回路。
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