JP6380253B2 - 産業車両におけるバッテリ保持装置 - Google Patents
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Description
この場合、操作部を利用してストッパ部材及びプレート部材を回転させる操作を安定して行うことができる。
この場合、操作部を容易に製作でき、操作部の製作コストが抑制できる。
この場合、バッテリの大きさに合わせて弾性部材の高さを調整することができ、バッテリを確実に保持することができる。
以下、第1の実施形態に係る産業車両におけるバッテリ保持機構を図1〜図6に基づいて説明する。
この実施形態のバッテリ保持機構は、バッテリ走行式の小型牽引車10に適用した例である。
この小型牽引車10は車体11を備え、前輪1輪、後輪2輪を備えるいわゆる3輪式の牽引車である。図1には、一方の後輪12のみが示されている。車体11の中央部には立席式の運転席13が設けられている。車体11には、運転席13を挟んで前方に車体前部14と、後方に車体後部17とが備えられている。車体前部14の上面にはステアリングホイール15が備えられている。運転席13の下方の車体11の中央部にはブレーキペダル16が備えられている。運転席の車体後部17側にはオペレータの腰付近を補助的に支えるシート26が備えられている。
図3に示すように、バッテリ保持装置25は、バッテリBの開口部28から車両外側への移動を規制する長板状のストッパ30と、ストッパ30を保持するストッパ保持機構29とを備える。ストッパ保持機構29は、ストッパ30に固定された板状のプレート40と、ストッパ30及びプレート40を係止する係止ピン50とを備える。
バッテリ保持装置25は、オペレータの操作により、バッテリBの開口部28から車両外側への移動を規制する規制状態と、バッテリBの開口部28から車両外側への移動を許容する開放状態とに切り替え可能である。
最初に、バッテリ保持装置25の規制状態及び開放状態を図3及び図5を用いて説明する。
バッテリ保持装置25の規制状態では、上述したように、係止ピン50は、軸体51がプレート孔48に挿入されている。このため、プレート40が軸体51により係止されている。
バッテリ保持装置25の開放状態では、上述したように、係止ピン50は、軸体51がストッパ孔39に挿入されてストッパ30が軸体51により係止されている係止状態にある。
(1)係止ピン50の解除状態において、軸体51はコイルスプリング52の付勢力によりストッパ30の板面30A又はプレート40の右側面40Aと当接し、係止ピン50はストッパ30又はプレート40により保持される。したがって、係止ピン50の解除状態において、オペレータにより係止ピン50の操作ノブ53が引っ張られたまま保持されなくて良いため、オペレータの操作を必要としない。オペレータは、係止ピン50の解除状態においてバッテリ保持装置25を操作する際、ストッパ30及びプレート40を回転させるバッテリ保持装置25の操作に加えて、バッテリBを移動しないように支持する作業をすることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、バッテリ保持装置のプレートを扇型に形成した例である。本実施形態では、第1の実施形態と同じ要素については、第1の実施形態の説明を援用し共通の符号を用いて説明する。
(7)プレート70は金属製の板を扇型に切ることにより製作することができる。したがって、プレート70を容易に製作することができる。
が連通されれば良い。
18 バッテリコンパートメント
25 バッテリ保持装置
28 開口部
30 ストッパ(ストッパ部材)
30A 板面
32 回転軸
38 クッションゴム(弾性部材)
39 ストッパ孔
40、70 プレート(プレート部材)
40A 右側面(板面)
47 凹部(操作部)
48、71 プレート孔
50 係止ピン
B バッテリ
Claims (4)
- 車体に設けられ、開口部を介してバッテリが収容されるバッテリコンパートメントと、
前記車体に設けられた回転軸により支持され、前記開口部を規制する規制位置と前記開口部を開放する開放位置との間を回転可能であり、ストッパ孔とを備える板状のストッパ部材と、
前記ストッパ部材に固定されプレート孔を備える板状のプレート部材と、前記ストッパ孔及び前記プレート孔に挿入可能な係止ピンと、を有する産業車両におけるバッテリ保持装置であって、
前記プレート部材は、車体側の板面が前記ストッパ部材の車体側の板面と同一面に位置し、前記ストッパ部材とともに回転可能であり、
前記係止ピンは、前記ストッパ部材又は前記プレート部材に向けて付勢され、
前記ストッパ部材は、前記係止ピンが前記プレート孔に挿入された状態において前記規制位置に位置し、前記係止ピンが前記ストッパ孔に挿入された状態において前記開放位置に位置し、
前記ストッパ部材が前記規制位置と前記開放位置との間を回転するとき、前記係止ピンは前記ストッパ部材と前記プレート部材とに当接し、前記ストッパ部材と前記プレート部材は前記係止ピンに対して摺動することを特徴とする産業車両におけるバッテリ保持装置。 - 前記プレート部材は、前記プレート部材及び前記ストッパ部材を回転させる操作部を備えることを特徴とする請求項1記載の産業車両におけるバッテリ保持装置。
- 前記操作部は前記プレート部材の外周部に設けられた凹部であることを特徴とする請求項2記載の産業車両におけるバッテリ保持装置。
- 前記ストッパ部材の車体側の板面には、前記バッテリと当接する弾性部材を備え、前記弾性部材は前記ストッパ部材からの高さが調整可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の産業車両におけるバッテリ保持装置。
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