JP6380176B2 - 無線通信機及び無線通信機の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、相手局より送信された音声バンドの周波数情報に基づいて自局の音声バンドの音声通信周波数を変更する無線通信機及び無線通信機の制御方法に関する。
Qを頭文字とする3文字の略記号であるQ符号が、無線通信において国際的に用いられている。Q符号の1つとして、運用している音声通信周波数を変更する意味で使用されるQSYがある。QSYを用いて音声バンドの周波数情報をやり取りする機能をQSY機能と称することとする。QSY機能によって指定されている音声通信周波数をQSY周波数と称することとする。
APRS(Automatic Packet Reporting System)においては、APRSの通信プロトコルに含まれるAFRS(Automatic Frequency Reporting System)の形式を使用することによって、周波数情報をやり取りするQSY機能が実現されている。
QSY機能を有する相手局は、音声バンドの周波数情報を位置ビーコンの中に埋め込んで送信する。自局と相手局は、QSY機能を用いて、QSY周波数の他に、FMワイド/ナロー等の通信モード、シグナリング情報、シフト方向、オフセット幅の情報もやり取りすることができる。QSY周波数を含むこれらの情報をQSY情報と称することとする。
特開2004−40212号公報
無線通信機は、ディスプレイにステーションリストを表示させることによって、APRSデータ通信で受信した相手局に関する情報を確認することができる。ユーザは、ステーションリストによって、相手局のコールサインと受信日時とQSY周波数を確認することができる。
ユーザは、ステーションリストに表示されているいずれかの相手局を選択して、音声通信のための自局の音声バンドの音声通信周波数を、選択した相手局のQSY周波数に変更して同調させることができる。
しかしながら、自局の音声通信周波数を、選択した相手局のQSY周波数に同調させても、実際に音声を送受信することができるかどうかは分からない。一例として自局と相手局との距離が所定距離以上離れていると、音声を送受信することができないことがある。音声を送受信できない状態であっても、音声通信周波数が変更されてしまうため、元の音声通信周波数に戻す手間が発生してしまう。
このように、従来の無線通信機においては、音声を送受信することができる所定の条件を満たさない場合であっても、自局の音声バンドの音声通信周波数がQSY周波数に変更されてしまうことがあり、改善が求められている。
本発明は、音声を送受信することができる所定の条件を満たす場合にのみ、自局の音声バンドの音声通信周波数を相手局の音声通信周波数に変更することができる無線通信機、及び、音声を送受信することができる所定の条件を満たす場合にのみ、自局バンドの通信条件を変更することができる無線通信機の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、自局が相手局との音声通信のために用いる音声バンドの音声通信周波数を、選択した相手局が開示している音声通信周波数に変更する機能を搭載した無線通信機であり、音声通信周波数を変更したときに音声を送受信することができる所定の条件を予め記憶する記憶部と、選択した相手局が開示している所定の情報が、前記記憶部に記憶されている所定の条件を満たすとき、前記相手局の所定の情報に含まれる前記相手局の音声通信周波数に変更することを可と判定し、前記所定の条件を満たさないとき、前記相手局の音声通信周波数に変更することを不可と判定する判定部と、前記音声通信周波数を前記相手局の音声通信周波数に変更するよう指示がなされたとき、前記判定部が変更することを可と判定すれば、前記音声通信周波数を変更し、かつ、音声を送受信することができる設定とするよう制御し、前記判定部が変更することを不可と判定すれば、前記音声通信周波数を変更せず、前記音声通信周波数を維持させるよう制御する周波数変更制御部とを備えることを特徴とする無線通信機を提供する。
発明は、自局が相手局との音声通信のために用いる音声バンドの通信条件を、選択した相手局が開示している所定の情報に含まれる音声通信周波数を変更したときに音声を送受信することができる所定の条件を満たすとき前記相手局の所定の情報に含まれる通信に必要な情報に対応して音声を送受信できるように変更し、前記所定の条件を満たさないとき前記所定の情報に含まれる通信に必要な情報に対応するように変更しないことを特徴とする無線通信機の制御方法を提供する。
本発明の無線通信機によれば、音声を送受信することができる所定の条件を満たす場合にのみ、自局の音声バンドの音声通信周波数を相手局の音声通信周波数に変更することができる。本発明の無線通信機の制御方法によれば、音声を送受信することができる所定の条件を満たす場合にのみ、自局バンドの通信条件を変更することができる。
一実施形態の無線通信機の全体的な構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部1の具体的な内部構成例を示すブロック図である。 一実施形態の無線通信機及び無線通信機の制御方法で予め設定するQSY機能制限メニューの一例を示す図である。 音声バンドの音声通信周波数をQSY周波数に変更する際のディスプレイの表示状態の遷移の一例を示す図である。 一実施形態の無線通信機及び無線通信機の制御方法による音声通信周波数変更可否の判定処理を示す部分的なフローチャートである。 一実施形態の無線通信機及び無線通信機の制御方法による音声通信周波数変更可否の判定処理を示す、図5Aに続く部分的なフローチャートである。 図5Aに示すステップS2の具体的な処理を示すフローチャートである。 図5Aに示すステップS5の具体的な処理を示すフローチャートである。 図5Aに示すステップS8の具体的な処理を示すフローチャートである。 図5Bに示すステップS11の具体的な処理を示すフローチャートである。 図5Bに示すステップS14の具体的な処理を示すフローチャートである。 図5Bに示すステップS17の具体的な処理を示すフローチャートである。
以下、一実施形態の無線通信機及び無線通信機の制御方法について、添付図面を参照して説明する。
まず、図1を用いて、本実施形態の無線通信機100の全体的な構成及び動作を説明する。
図1において、制御部1は、無線通信機100の全体を制御する。制御部1は、マイクロコンピュータまたはCPUによって構成することができる。制御部1には、DSP(Digital Signal Processor)4が接続されている。DSP4には、送受信部2が接続されている。送受信部2には、電波を送受信するためのアンテナ3が接続されている。
送受信部2は、送信部と受信部とが一体的に構成された回路ブロックである。送信部と受信部とが別々に構成されていてもよい。
送受信部2は、自己の無線通信機100(自局)と、他の無線通信機(相手局)との間で、半二重通信方式でAPRSデータを送受信する。APRSにおいては、データを送受信する際の周波数(データバンド)と、音声信号を送受信する際の周波数(音声バンド)とは異なる。
送受信部2が受信したAPRSデータはDSP4に供給される。DSP4は、ビットレートが1200bpsの場合にはAFSKの復調を施し、ビットレートが9600bpsの場合にはGMSKの復調を施す。DSP4は、復調したデータを制御部1に供給する。
制御部1は、APRSの解析処理を行って、後述するように、ディスプレイ10に、QSY周波数を含むステーションリストを表示させることができる。表示されるQSY周波数の一例は、相手局の音声通信周波数である。
送受信部2が音声信号の被変調波を受信した場合、送受信部2は受信した信号を復調する。DSP4は復調した音声信号にシグナリング信号が含まれていればデータを復号して制御部1に供給し、音声信号を帯域制限してD/A変換し、アナログ音声信号を制御部1に供給する。
DSP4には、マイクロホン5が接続されている。マイクロホン5は、無線通信機100のユーザが発した音声を収音して音声信号に変換し、音声信号をDSP4に供給する。DSP4は、入力された音声信号をA/D変換して帯域制限やシグナリングの処理を行い変調波とする。
送受信部2は、DSP4から供給された変調波により搬送波を変調してFM変調信号とし、アンテナ3を介して送信する。
制御部1には、GNSSモジュール6,不揮発性メモリ7,時計8,スピーカ9,ディスプレイ10,PTT(Push To Talk)スイッチ11,操作部12が接続されている。
GNSSモジュール6は、全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System: GNSS)用の衛星からの電波を受信するアンテナと、アンテナが出力するGNSS信号を受信する受信部とを含む。GNSSは、一例としてGPS(Global Positioning System)である。
GNSSモジュール6は、無線通信機100が位置する場所の位置情報を取得して、制御部1に供給する。GNSSモジュール6は、自局の位置情報を取得する位置情報取得部である。
不揮発性メモリ7は、無線通信機100における各種の設定状態を記憶する。不揮発性メモリ7は、APRSデータ通信で受信した相手局の情報を記憶する。不揮発性メモリ7は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。
時計8は、一例としてRTC(Real Time Clock)である。時計8による時刻情報はタイムスタンプとして用いられる。
制御部1は、DSP4から供給されたアナログ音声信号をスピーカ9に供給する。スピーカ9は、入力された音声信号を電気音響変換して発音させる。
制御部1は、ディスプレイ10に各種の情報を表示させることができる。例えば、制御部1は、ディスプレイ10に後述するメニューやステーションリストを表示させる。
ユーザが発話して音声信号を送信するとき、ユーザはPTTスイッチ11を押す。PTTスイッチ11が押されていないPTTオフの状態では、PTTスイッチ11はハイの電圧を制御部1に供給する。PTTスイッチ11が押されたPTTオンの状態では、PTTスイッチ11はローの電圧を制御部1に供給する。
制御部1は、PTTスイッチ11からの電圧のローとハイとを識別することによって、PTTオンとPTTオフの状態を判別することができる。
操作部12は、各種の操作キーを含む。ユーザは、操作キーを操作することによって、ディスプレイ10に表示されているカーソルを移動させたり、特定の項目を選択して決定したりすることができる。
図1において、白抜きの矢印は、構成要素間を接続するバスを示している。バスの代わりに通常の信号接続線を用いる場合があってもよい。
図2に示すように、制御部1は、機能的な内部構成として、判定部101と、書き込み制御部102と、読み出し制御部103と、表示制御部104と、周波数変更制御部105と、聴覚情報発生制御部106と、通信条件変更制御部107とを有する。これらは、ソフトウェア(コンピュータプログラム)によって構成することができる。
書き込み制御部102には、APRSデータ通信で受信した相手局の位置ビーコンや時計8からの時刻情報が入力される。位置ビーコンにはQSY情報が含まれているため、書き込み制御部102は、相手局の位置情報やQSY情報等の相手局に関する情報、つまり相手局が開示している情報を不揮発性メモリ7に書き込むことができる。
書き込み制御部102は、時刻情報に基づいて受信時刻を不揮発性メモリ7に書き込むことができる。
読み出し制御部103は、不揮発性メモリ7から相手局に関する必要な情報を読み出し、判定部101に供給する。判定部101には、GNSSモジュール6からの自局の位置情報が入力される。判定部101は、図5A及び図5Bに示す判定処理を実行する。
表示制御部104は、読み出し制御部103が不揮発性メモリ7から読み出した相手局に関する必要に基づき、ディスプレイ10に表示信号を供給する。
周波数変更制御部105は、判定部101による判定結果に従って、自局の音声通信周波数をQSY周波数に変更する場合に、周波数変更制御信号を送受信部2に供給する。聴覚情報発生制御部106は、判定部101による判定結果に従って、自局の音声通信周波数をQSY周波数に変更しない場合に、エラービープ発生信号をスピーカ9に供給する。
通信条件変更制御部107は、判定部101による判定結果に従って、自局の通信条件を相手局との通信に必要な情報に設定する通信条件変更信号をDSP4に供給する。
本実施形態において、無線通信機100は、QSY機能を実施する際の制限条件を予め設定するように構成されている。操作部12によってQSY機能制限メニューをディスプレイ10に表示する操作がなされると、ディスプレイ10には図3に示すようなQSY機能制限メニューが表示される。
QSY機能制限メニューにおける“Distance”は、自局と相手局との距離が設定された距離以内であるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、距離は10kmに設定されている。“Freq. Range”は、受信周波数の範囲が設定された周波数範囲内であるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、周波数範囲は144.000〜145.000MHzに設定されている。
“Step”は、受信周波数の周波数ステップが設定された周波数ステップであるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、周波数ステップは、5.00kHz及び6.25kHzに設定されている。周波数ステップとは、きりのよい通信周波数で通信するための決め事である。慣例的な場合もあるが、多くの国では運用規則またはこれに準ずる規定により定められている。
“Mode”は、相手局の通信モードが設定された通信モードであるときに、QSY機能を実施することを示している。通信モードとは、例えば、FMワイド、FMナロー、AMといった通信方式の種別である。図3に示す例では、通信モードはFMに設定されている。FMとは、FMワイドとFMナローとの双方を含む通信モードである。
“Signaling Type”は、相手局からの受信信号に付加されているシグナリングのシグナリング種別が設定されたシグナリング種別であるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、シグナリング種別はCTCSSに設定されている。
シグナリング種別は、シグナリング種別の条件をオフとする“OFF”、シグナリング種別を特定しない“Signaling OFF”、“TONE”、“CTCSS”、“DCS”、“TONE+CTCSS”、“TONE+DCS”、“CTCSS+DCS”、“TONE+CTCSS+DCS”のいずれかである。
“TONE+CTCSS”とは、シグナリング種別が“TONE”でも“CTCSS”でもよいことを示す。“TONE+DCS”とは、シグナリング種別が“TONE”でも“DCS”でもよいことを示す。“CTCSS+DCS”とは、シグナリング種別が“CTCSS”でも“DCS”でもよいことを示す。“TONE+CTCSS+DCS”とは、シグナリング種別が“TONE”でも“CTCSS”でも“DCS”でもよいことを示す。
“Tone Freq.”は、トーン周波数が設定されたトーン周波数であるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、トーン周波数は88.5Hzに設定されている。“CTCSS Freq.”は、CTCSS周波数が設定されたCTCSS周波数であるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、CTCSS周波数は88.5Hzに設定されている。
“DCS Code”は、DCSコードが設定されたDCSコードであるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、DCSコードは023に設定されている。シグナリングの種別、トーン周波数を含めて、相手局が開示しているシグナリング情報と称することとし、同様に自局のQSY機能制限メニューにおけるシグナリングの種別、トーン周波数を含めて、シグナリング条件と称することとする。
“Elapsed Time”は、相手局からデータを受信してからの受信経過時間が設定された時間以内であるときに、QSY機能を実施することを示している。図3に示す例では、受信経過時間は2時間に設定されている。
ユーザが、操作部12を操作して図3に示すようにQSY機能制限メニューを設定すると、図2に示す書き込み制御部102によって設定状態が不揮発性メモリ7に書き込まれる。
図4において、(a)は、ある時点での無線通信機100の受信の状態の一例を示している。ディスプレイ10には、データバンドF1と音声バンドF2が表示されている。データバンドF1は144.660MHz、音声バンドF2は145.000MHzとなっている。
ユーザは、操作部12を操作することによってステーションリストを表示させることができる。図4において、(b)は、ステーションリストの一例を示している。制御部1は、操作部12による操作に応答して、ディスプレイ10の表示状態を、図4の(a)に示す状態から図4の(b)に示すステーションリストの表示状態へと切り替える。
図4の(b)に示すように、ステーションリストは、相手局コールサインを示す情報L1と、受信時刻を示す情報L2と、QSY周波数を示す情報L3とを含む。情報L2は、受信日時を示す情報であってもよい。
表示制御部104がディスプレイ10に表示信号を供給することにより、図4の(a),(b)及び後述する(c)のような視覚的な情報を表示することができる。
図4の(b)において、カーソルは、符号1で示されているAAAAなる相手局コールサインの受信情報を指し示している。ユーザが、例えば符号1の受信情報を選択して、音声バンドの音声通信周波数をQSY周波数である144.700に変更しようとしたとする。音声通信周波数をQSY周波数に変更する操作部12からの指示信号は、周波数変更制御部105に入力される。
制御部1(周波数変更制御部105)は、図5A,図5Bに示すフローチャートに従って、相手局が開示している情報が、図3のように予め設定された制限条件を満たすときに音声通信周波数を変更し、いずれかの制限条件を満たさないときに音声通信周波数を変更しない。
また、モードやシグナリングといった音声通信周波数以外の通信に必要な情報つまり通信条件が設定されていてその条件を満たした場合には、自局の通信条件も変更する。つまり制御部1は、選択した相手局が開示している情報と、自局が設定した条件とを比較して通信可であるか通信不可かを判断する。
そして、制御部1は、通信可であれば自局を相手局と通信可能な状態に設定する制御を行い、通信不可であれば自局を相手局と通信可能な状態に設定する制御を行わない。
制御部1(聴覚情報発生制御部106)は、いずれかの制限条件を満たさないとき、音声通信周波数をQSY周波数に変更しないことを知らせる聴覚情報の一例としてエラービープを発生させる。
図5A,図5Bと併せて図6〜図11を用いて、音声通信周波数を変更するか、エラービープを発生させるかを決定するための具体的な処理を説明する。
ユーザによってステーションリストに符号1で示されているQSY周波数に変更する指示がなされたら、制御部1(判定部101)は、ステップS1にて、受信経過時間条件が設定されているか否かを判定する。制御部1は、受信経過時間条件が設定されていれば、処理をステップS2に移行させ、受信経過時間条件が設定されてなければ、処理をステップS4に移行させる。
制御部1は、ステップS2にて、受信経過時間を確認する。図6は、ステップS2の具体的な処理を示している。図6において、制御部1は、ステップS21にて、受信経過時間条件を取得する。制御部1は、ステップS22にて、時計8からの現在時刻を取得し、ステップS23にて、情報L2より相手局の受信時刻を取得する。制御部1は、ステップS24にて、現在時刻から受信時刻を減算して経過時間を算出する。
制御部1は、ステップS25にて、経過時間が受信経過時間条件を満たすか否かを判定する。制御部1は、受信経過時間条件を満たさなければ(NO)、即ち、経過時間が2時間を超えていれば、処理をステップS26に移行させる。制御部1は、受信経過時間条件を満たせば(YES)、即ち、経過時間が2時間以内であれば、処理をステップS28に移行させる。
制御部1は、ステップS26にて、位置ビーコンリクエストを相手局に送信し、ステップS27にて、返答があるか否かを判定する。制御部1は、返答があれば(YES)、処理をステップS28に移行させ、返答がなければ(NO)、処理をステップS29に移行させる。
制御部1は、ステップS28にて、受信経過時間条件を満たす旨の判定値(例えば“1”)を出力し、ステップS29にて、受信経過時間条件を満たさない旨の判定値(例えば“0”)を出力する。
図6では、ステップS25にて受信経過時間条件を一旦満たさないと判定された場合でも、ステップS26,S27を設けることによって、位置ビーコンリクエストに対する返答があれば、受信経過時間条件を満たすと判定している。これによって、相手局が依然として通信可能な状態であれば、QSY周波数への変更を許可することができる。
ステップS26,S27を省略して、ステップS25にて受信経過時間条件を満たさないと判定されたら、ステップS29に移行させてもよい。
図5Aに戻り、制御部1は、ステップS3にて、ステップS2からの判定値に基づいて、受信経過時間条件を満たすか否かを判定する。受信経過時間条件を満たせば(判定値が“1”であれば)(YES)、制御部1は、処理をステップS4に移行させる。受信経過時間条件を満たさなければ(判定値が“0”であれば)(NO)、制御部1は、処理をステップS20に移行させる。
制御部1は、ステップS4にて、距離条件が設定されているか否かを判定する。制御部1は、距離条件が設定されていれば、処理をステップS5に移行させ、距離条件が設定されてなければ、処理をステップS7に移行させる。
制御部1は、ステップS5にて、相手局との距離を確認する。図7は、ステップS5の具体的な処理を示している。図7において、制御部1は、ステップS51にて、距離条件を取得する。制御部1は、ステップS52にて、自局の緯度・経度を取得する。制御部1は、ステップS53にて、相手局からの位置ビーコンに基づいて相手局の緯度・経度を取得する。
制御部1は、ステップS54にて、自局と相手局との2点間距離を算出する。制御部1は、ステップS55にて、2点間距離が距離条件を満たすか否かを判定する。
制御部1は、距離条件を満たせば(YES)、即ち、距離が10km以内であれば、処理をステップS56に移行させる。制御部1は、距離条件を満たさなければ(NO)、即ち、距離が10kmを超えていれば、処理をステップS57に移行させる。
制御部1は、ステップS56にて、距離条件を満たす旨の判定値(例えば“1”)を出力し、ステップS57にて、距離条件を満たさない旨の判定値(例えば“0”)を出力する。
図5Aに戻り、制御部1は、ステップS6にて、ステップS5からの判定値に基づいて、距離条件を満たすか否かを判定する。距離条件を満たせば(判定値が“1”であれば)(YES)、制御部1は、処理をステップS7に移行させる。距離条件を満たさなければ(判定値が“0”であれば)(NO)、制御部1は、処理をステップS20に移行させる。
制御部1は、ステップS7にて、周波数範囲条件が設定されているか否かを判定する。制御部1は、周波数範囲条件が設定されていれば、処理をステップS8に移行させ、周波数範囲条件が設定されてなければ、処理をステップS10に移行させる。
制御部1は、ステップS8にて、周波数範囲条件を確認する。図8は、ステップS8の具体的な処理を示している。図8において、制御部1は、ステップS81にて、周波数範囲条件を取得する。制御部1は、ステップS82にて、QSY周波数を取得する。制御部1は、ステップS83にて、QSY周波数が周波数範囲条件を満たすか否かを判定する。
制御部1は、周波数範囲条件を満たせば(YES)、即ち、QSY周波数が144.000〜145.000MHzの範囲に含まれていれば、処理をステップS84に移行させる。制御部1は、周波数範囲条件を満たさなければ(NO)、即ち、QSY周波数が144.000〜145.000MHzの範囲に含まれていなければ、処理をステップS85に移行させる。
制御部1は、ステップS84にて、周波数範囲条件を満たす旨の判定値(例えば“1”)を出力し、ステップS85にて、周波数範囲条件を満たさない旨の判定値(例えば“0”)を出力する。
図5Aに戻り、制御部1は、ステップS9にて、ステップS8からの判定値に基づいて、周波数範囲条件を満たすか否かを判定する。周波数範囲条件を満たせば(判定値が“1”であれば)(YES)、制御部1は、処理をステップS10に移行させる。周波数範囲条件を満たさなければ(判定値が“0”であれば)(NO)、制御部1は、処理をステップS20に移行させる。
図5Bにおいて、制御部1は、ステップS10にて、ステップ周波数条件が設定されているか否かを判定する。制御部1は、ステップ周波数条件が設定されていれば、処理をステップS11に移行させ、ステップ周波数条件が設定されてなければ、処理をステップS13に移行させる。
制御部1は、ステップS11にて、ステップ周波数条件を確認する。図9は、ステップS11の具体的な処理を示している。図9において、制御部1は、ステップS111にて、ステップ周波数条件を取得する。制御部1は、ステップS112にて、QSY周波数を取得する。制御部1は、ステップS113にて、QSY周波数に基づいてステップ周波数を算出する。
制御部1は、ステップS114にて、ステップS113で算出したステップ周波数がステップ周波数条件を満たすか否かを判定する。
制御部1は、ステップ周波数条件を満たせば(YES)、即ち、ステップ周波数が5.00Hzまたは6.25Hzであれば、処理をステップS115に移行させる。制御部1は、ステップ周波数条件を満たさなければ(NO)、即ち、ステップ周波数が5.00Hzと6.25Hzとのいずれでもなければ、処理をステップS116に移行させる。
制御部1は、ステップS115にて、ステップ周波数条件を満たす旨の判定値(例えば“1”)を出力し、ステップS116にて、ステップ周波数条件を満たさない旨の判定値(例えば“0”)を出力する。
図5Bに戻り、制御部1は、ステップS12にて、ステップS11からの判定値に基づいて、ステップ周波数条件を満たすか否かを判定する。ステップ周波数条件を満たせば(判定値が“1”であれば)(YES)、制御部1は、処理をステップS13に移行させる。ステップ周波数条件を満たさなければ(判定値が“0”であれば)(NO)、制御部1は、処理をステップS20に移行させる。
制御部1は、ステップS13にて、通信モード条件が設定されているか否かを判定する。制御部1は、通信モード条件が設定されていれば、処理をステップS14に移行させ、通信モード条件が設定されてなければ、処理をステップS16に移行させる。
制御部1は、ステップS14にて、通信モードを確認する。図10は、ステップS14の具体的な処理を示している。図9において、制御部1は、ステップS141にて、通信モード条件を取得する。制御部1は、ステップS142にて、通信モード情報を取得する。制御部1は、ステップS143にて、ステップS142で取得した通信モード情報が通信モード条件を満たすか否かを判定する。
制御部1は、通信モード条件を満たせば(YES)、即ち、通信モード情報がFMであれば、処理をステップS144に移行させる。制御部1は、通信モード条件を満たさなければ(NO)、即ち、通信モード情報がFMでなければ、処理をステップS145に移行させる。
制御部1は、ステップS144にて、通信モード条件を満たす旨の判定値(例えば“1”)を出力し、ステップS145にて、通信モード条件を満たさない旨の判定値(例えば“0”)を出力する。
図5Bに戻り、制御部1は、ステップS15にて、ステップS14からの判定値に基づいて、通信モード条件を満たすか否かを判定する。通信モード条件を満たせば(判定値が“1”であれば)(YES)、制御部1は、処理をステップS16に移行させる。通信モード条件を満たさなければ(判定値が“0”であれば)(NO)、制御部1は、処理をステップS20に移行させる。
制御部1は、ステップS16にて、シグナリング条件が設定されているか否かを判定する。制御部1は、シグナリング条件が設定されていれば、処理をステップS17に移行させ、シグナリング条件が設定されてなければ、処理をステップS19に移行させる。
制御部1は、ステップS17にて、シグナリング情報を確認する。図11は、ステップS17の具体的な処理を示している。図11において、制御部1は、ステップS171にて、シグナリング条件を取得する。制御部1は、ステップS172にて、QSY機能制限メニューで設定されているシグナリング条件を判定する。
シグナリング条件が“TONE”に設定されていれば、ステップS173にてQSY機能制限メニューで設定されているTONE周波数を取得する。シグナリング条件が“CTCSS”に設定されていれば、ステップS174にてQSY機能制限メニューで設定されているCTCSS周波数を取得する。
シグナリング条件が“DCS”に設定されていれば、ステップS175にてQSY機能制限メニューで設定されているDCSコードを取得する。
制御部1は、ステップS176にて、QSY情報に含まれているシグナリング情報を取得する。制御部1は、ステップS177にて、ステップS176で取得したシグナリング情報がシグナリング条件を満たすか否かを判定する。
相手局が開示した情報含まれるシグナリング情報とQSY機能制限メニューで設定されているシグナリング条件とが一致すれば、シグナリング条件を満たす。シグナリング情報とQSY機能制限メニューで設定されているシグナリング条件とが一致しなければ、シグナリング条件を満たさない。
制御部1は、シグナリング条件を満たせば(YES)、処理をステップS178に移行させ、シグナリング条件を満たさなければ(NO)、処理をステップS179に移行させる。
制御部1は、ステップS178にて、シグナリング条件を満たす旨の判定値(例えば“1”)を出力し、ステップS179にて、シグナリング条件を満たさない旨の判定値(例えば“0”)を出力する。
以上のように、ステップS3,S6,S9,S12,S15,S18全ての条件を満たすと、制御部1は、音声通信周波数をQSY周波数に変更することを可と判定して、処理をステップS19に移行させる。
制御部1(周波数変更制御部105)は、ステップS19にて、音声通信周波数を図4の(b)で選択したQSY周波数の144.700MHzに変更して処理を終了させる。
また、ステップS13の通信モードやステップS16のシグナリング条件が満たされた場合には、制御部1(通信条件変更制御部107)は、QSY周波数にて通信可能な設定に変更して処理を終了させる。
図4の(c)に示すように、音声バンドF2は音声通信周波数が144.700MHzに変更される。
一方、ステップS3,S6,S9,S12,S15,S18のうちのいずれかの条件を満たさないと、制御部1は、音声通信周波数をQSY周波数に変更することを不可と判定して、処理をステップS20に移行させる。
制御部1(周波数変更制御部105)は音声通信周波数をQSY周波数に変更せず音声通信周波数を維持する。制御部1(聴覚情報発生制御部106)は、ステップS20にて、エラービープをスピーカ9より発生させて処理を終了させる。
エラービープをスピーカ9より発生させるのに加えて、ディスプレイ10にQSY周波数に変更できない旨を示す視覚的な情報を表示させてもよい。エラービープをスピーカ9より発生させず、ディスプレイ10にQSY周波数に変更できない旨を示す視覚的な情報を表示させてもよい。但し、エラービープをスピーカ9より発生させることが好ましい。
本実施形態においては、図5A,図5BにおけるステップS3,S6,S9,S12,S15,S18全ての条件を満たすとき、音声通信周波数をQSY周波数に変更することを許可しているが、これに限定されるものではない。
いずれか1つの条件を満たすか否かを判定して、その条件を満たすとき、音声通信周波数をQSY周波数に変更することを許可してもよい。距離条件を必須の条件とし、他のいずれかの条件を任意に組み合わせてもよい。
また、相手局が開示した情報のモードやシグナリング情報と、自局が設定している条件とが合致した場合には、相手局が開示しているQSY周波数に自局の音声通信周波数を変更するだけでなく、モードやシグナリングの設定を変更してもよい。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
101 判定部
105 周波数変更制御部
106 聴覚情報発生制御部
107 通信条件変更制御部

Claims (10)

  1. 自局が相手局との音声通信のために用いる音声バンドの音声通信周波数を、選択した相手局が開示している音声通信周波数に変更する機能を搭載した無線通信機であり、
    音声通信周波数を変更したときに音声を送受信することができる所定の条件を予め記憶する記憶部と、
    択した相手局が開示している所定の情報が、前記記憶部に記憶されている所定の条件を満たすとき、前記相手局の所定の情報に含まれる前記相手局の音声通信周波数に変更することを可と判定し、前記所定の条件を満たさないとき、前記相手局の音声通信周波数に変更することを不可と判定する判定部と、
    前記音声通信周波数を前記相手局の音声通信周波数に変更するよう指示がなされたとき、前記判定部が変更することを可と判定すれば、前記音声通信周波数を変更し、かつ、音声を送受信することができる設定とするよう制御し、前記判定部が変更することを不可と判定すれば、前記音声通信周波数を変更せず、前記音声通信周波数を維持させるよう制御する周波数変更制御部と、
    を備えることを特徴とする無線通信機。
  2. 前記判定部は、前記所定の情報に含まれる相手局の音声通信周波数以外の通信に必要な情報が、前記所定の条件に含まれる通信条件を満たす場合に自局に対して音声を送受信することができる通信条件を設定することを可と判定し、
    前記判定部が可とした際に、前記通信条件に変更するよう制御する通信条件変更制御部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の無線通信機。
  3. 前記判定部は、前記所定の情報に含まれる相手局の音声通信周波数以外の情報に含まれる通信モードが、前記所定の条件に設定された通信モードであるとき前記所定の条件を満たすと判定し、前記所定の条件に設定された通信モードではないとき前記所定の条件を満たさないと判定することを特徴とする請求項2に記載の無線通信機。
  4. 前記判定部は、前記所定の情報に含まれる相手局の音声通信周波数以外の情報に含まれるシグナリング情報が、前記所定の条件に設定されたシグナリング条件と一致するとき前記所定の条件を満たすと判定し、前記所定の条件に設定されたシグナリング条件ではないとき前記所定の条件を満たさないと判定することを特徴とする請求項に記載の無線通信機。
  5. 前記所定の情報は、前記相手局の位置情報を含み、
    前記判定部は、前記自局と前記相手局との距離が前記所定の条件に設定された距離以内であるとき前記所定の条件を満たすと判定し、前記所定の条件に設定された距離以内でないとき前記所定の条件を満たさないと判定することを特徴とする請求項に記載の無線通信機。
  6. 前記判定部は、前記相手局の音声通信周波数が前記所定の条件に設定された周波数の範囲内であるとき前記所定の条件を満たすと判定し、前記相手局の音声通信周波数が前記所定の条件に設定された周波数の範囲内でないとき前記所定の条件を満たさないと判定することを特徴とする請求項に記載の無線通信機。
  7. 前記判定部は、前記相手局の音声通信周波数で算出されるステップ周波数が前記所定の条件に設定されたステップ周波数であるとき前記所定の条件を満たすと判定し、前記所定の条件に設定されたステップ周波数でないとき前記所定の条件を満たさないと判定することを特徴とする請求項に記載の無線通信機。
  8. 前記判定部は、相手局のデータを受信してからの受信経過時間が前記所定の条件に設定された時間以内であるとき前記所定の条件を満たすと判定し、前記所定の条件に設定された時間以内でないとき前記所定の条件を満たさないと判定することを特徴とする請求項に記載の無線通信機。
  9. 前記音声通信周波数を前記相手局の音声通信周波数に変更するよう指示がなされ、前記判定部が前記音声通信周波数を変更することを不可と判定したとき、前記音声通信周波数を変更しないことを知らせる聴覚情報を発生させるよう制御する聴覚情報発生制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線通信機。
  10. 自局が相手局との音声通信のために用いる音声バンドの通信条件を、選択した相手局が開示している所定の情報に含まれる音声通信周波数を変更したときに音声を送受信することができる所定の条件を満たすとき前記相手局の所定の情報に含まれる通信に必要な情報に対応して音声を送受信できるように変更し、前記所定の条件を満たさないとき前記所定の情報に含まれる通信に必要な情報に対応するように変更しないことを特徴とする無線通信機の制御方法。
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