JP4315894B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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本発明は、携帯端末装置、より詳細には、GPS(Global Positioning System)などの位置情報取得機能を備えた携帯端末装置に関し、特に、GPS機能を備えた携帯電話機に適用可能な携帯端末装置に関する。
携帯端末装置(以下、携帯電話機で代表する)において、歩行者を対象として、目的地までの経路案内を行えるようにした歩行者用ナビゲーションシステムが実用化されている。このシステムにおける携帯電話機は、内蔵するGPS受信機によりGPS信号を受信して自身の位置情報(現在位置)を取得し、さらに、所望の目的地まで経路案内を行うための地図情報及び案内情報を提供可能なWebサイト(サーバ装置)にアクセスして、自身の現在地情報及び目的地情報を送信する。Webサイトは、携帯電話機からの現在地情報及び目的地情報に応じた地図情報及び案内情報を携帯電話機に送信する。携帯電話機は、Webサイトから送信されてくる地図情報を画面上に表示させると共に、目的地までの案内情報を画面表示や音声出力する。
上記携帯電話機を持つユーザは、携帯電話機の画面上に表示された地図を見ながら、音声案内を聞くことにより、最適な歩行ルートで目的地に到着することができる。画面表示された地図には自身の現在地が重畳されて表示されており、ユーザは自身の現在地を地図上で確認しながら、目的地まで歩行することができる。
しかしながら、上記歩行者用ナビゲーションシステムを使っているときに、携帯電話機に着信すると、音声通話を行うために、ユーザは携帯電話機を顔に近づけなければならない。その場合、携帯電話機の表示情報(地図情報)を見ることができなくなり、ナビゲーション(経路案内)を中断しなければならず、ユーザは立ち止まるか、通話しながらそのまま勘で歩くしかない。
音声通話と経路案内を同時に行おうとすると、音声通話の通話相手からの音声と、経路案内からの音声ガイダンスとが混ざってしまい、聞き取りにくかったり、また、音声ガイダンスが通話相手にも聞こえてしまうという問題がある。
これに対して、例えば、特許文献1には、携帯電話等で通話中に不用意に位置情報(音声ガイダンス)が相手方に伝達されてしまうことを防止する位置情報システム(自動車用ナビゲーションシステム)が開示されている。これは、音声による情報伝達機能を備えたナビゲーションシステムにおいて、ナビゲーションシステムの設置場所近傍にある電話機の送信あるいは通話状態を検出する検出手段と、この検出手段から出力される信号に応じてナビゲーションシステムからの音声情報を遮断する手段とを備え、電話機の通話中はナビゲーションシステムの音声情報を遮断するようにしている。
特開平9−218049号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明は、自動車用ナビゲーションシステムに関するもので、携帯電話機を用いた歩行者用ナビゲーションシステムには適用できない。また、電話機とナビゲーションシステムが別々に構成され、電話機の通話相手に音声案内が聞こえないようにナビゲーションシステム側の音声を遮断しているため、音声通話と経路案内を同時に行うことができない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、音声通話機能と経路案内機能(ナビゲーション機能)を備えた携帯端末装置において、所望の目的地までの経路案内を実行中に着信があった場合でも、音声通話を行いながら、経路案内を続行できるようにすること、を目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、音声通話を行う機能と、経路案内を行う機能とを備えた携帯端末装置において、該携帯端末装置が保持される方向を検出する検出手段と、該検出手段により検出された前記携帯端末装置の方向に応じて前記経路案内の音声出力あるいは前記音声通話を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記検出手段により前記携帯端末装置が略水平方向に保持されていることを検出した場合、前記携帯端末装置が前記経路案内の状態にあると判定し、前記音声通話の送受話あるいは送話を停止あるいはその音声出力レベルを抑制すると共に、前記経路案内の音声出力を許可し、また、前記検出手段により前記携帯端末装置が略垂直方向に保持されていることを検出した場合、前記携帯端末装置が前記音声通話の状態にあると判定し、前記経路案内の音声出力を停止あるいはその音声出力レベルを抑制すると共に、前記音声通話の送受話を許可することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御手段は、前記音声通話の状態から前記経路案内の状態に切り換わったと判定したとき、最新の経路案内の音声を出力することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記制御手段は、前記経路案内の状態と判定した場合、前記音声通話の送受話あるいは送話を停止あるいはその音声出力レベルを抑制すると共に、前記音声通話の通話相手に対して所定の情報を送信することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれか1の技術手段において、GPS信号を受信して前記携帯端末装置の現在位置を算出することにより前記経路案内を行うことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれか1の技術手段において、画面を照明するためのバックライトを備え、前記経路案内の状態になったときに、前記バックライトが点灯するように制御することを特徴としたものである。
本発明によれば、音声通話機能と経路案内機能(ナビゲーション機能)を備えた携帯端末装置において、所望の目的地までの経路案内を実行中に着信があった場合でも、音声通話を行いながら、経路案内を続行できるため、ユーザは経路案内を中断することなく、所望の目的地に確実に到着することができる。
本発明の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末装置の外観の一例を示す概略図で、図中、10は携帯端末装置で、該携帯端末装置10は、電波を送受信するアンテナ11,通話相手から受話するためのレシーバ12,各種情報を表示する表示部13,各種操作信号や情報を入力するための操作部14,通話相手に送話するためのマイク15,音声出力するためのスピーカ21を備え、さらに、自身の現在位置(緯度/経度)を取得するための現在地情報取得手段と、取得した現在地情報による経路案内(ナビゲーション)を行う手段と、通常の電話機としての音声通話手段とを備え、所望の目的地までの経路案内を実行中に着信があった場合でも、音声通話を行いながら、経路案内を続行できるように構成されている。以下、本実施形態では、携帯端末装置10を携帯電話機(以下、携帯電話機10)に適用した場合を代表例として説明する。
本実施形態において、携帯電話機10が、経路案内(ナビゲーション)を行っている状態(以下、ナビゲーションモードという)にあるときは略水平方向に保持され、音声通話を行っている状態(以下、通話モードという)にあるときは略垂直方向に保持されることに着目する。図1(A)は、携帯電話機10がナビゲーションモードにあるときの保持状態を示し、図1(B)は、携帯電話機10が通話モードにあるときの保持状態を示す。
携帯電話機10のユーザは、図1(A)に示すように、携帯電話機10を略水平方向に保持してナビゲーションモードで使用中に、音声通話の着信があると、音声通話を行うために、図1(B)に示すように、携帯電話機10のマイク15を口の近くへ、レシーバ12を耳の近くへ置き、携帯電話機10を略垂直方向に保持する。従って、音声通話中は、表示部13に表示される地図や文字情報などのナビゲーション情報を見ることができなくなってしまうので、ユーザは頻繁に携帯電話機10の保持方向を変えて通話モード(略垂直方向)からナビゲーションモード(略水平方向)にして、ナビゲーション情報を確認する。このように、音声通話と経路案内を同時に行おうとすると、音声通話の通話相手からの音声と、ナビゲーションの音声案内とが混ざってしまい、聞き取りにくかったり、また、音声案内が通話相手にも聞こえてしまう。
そこで、本実施形態の携帯電話機10は、携帯電話機10が保持される方向を検出する検出部を設けて、ナビゲーションモード(略水平方向)のときに、音声通話の送受話あるいは送話のみを停止して、ナビゲーションの音声案内を出力し、通話モード(略垂直方向)のときに、ナビゲーションの音声案内を停止して、通話相手に音声案内が伝わらないように構成している。これについて図2に基づいて詳細に説明する。
図2は、図1に示した携帯電話機10の内部構成例を示すブロック図で、携帯電話機10は、アンテナ11,レシーバ12,表示部13,操作部14,マイク15,RF部16,通信制御部17,GPSアンテナ18,GPS受信部19,表示処理部20,スピーカ21,RAM22,不揮発性メモリ23,検出部24,アプリケーション制御部25を備えている。アプリケーション制御部25は、図示しないCPUを備えたマイコンであって、不揮発性メモリ23に記憶されている携帯電話機10の制御プログラムを、作業領域であるRAM22に読み出して、RAM22上で制御プログラムを実行して各種処理を行う。
図2において、携帯電話機10は、現在地情報取得手段として、GPSアンテナ18及びGPS受信部19によりGPS信号を受信して自身の現在位置を取得するようにしているが、現在地情報を取得する手段は、上記GPSに限らず、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)や、2次元バーコード、近距離無線(無線LANやBluetooth等)などを利用して現在地情報を取得してもよい。GPSの場合、建物や地下街などではGPS信号を良好に受信できない場合がある。そこで、RFIDなどを利用するようにしてもよい。例えば、駅やデパートなどの建物において、当該建物の位置情報を記憶させたRFIDタグを所定の場所に設けておき、携帯電話機10からRFIDタグに通信することにより、上記位置情報を取得して、これを現在地情報とすることができる。
携帯電話機10は、所望の目的地まで経路案内を行うための地図情報及び案内情報を提供可能な図示しないWebサイト(以下、サーバ装置)とネットワークを介して接続する手段を備える。この手段は、アンテナ11,RF部16、通信制御部17,及びアプリケーション制御部25により構成される。また、携帯電話機10は、目的地情報を入力するための入力手段である操作部14と、携帯電話機10がナビゲーションモードあるいは通話モードのいずれの状態にあるか検出する検出部24とを備えている。
アプリケーション制御部25は、携帯電話機10の現在地情報及び所望の目的地情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置から上記現在地及び目的地に応じた地図情報及び案内情報を取得する手段と、取得した地図情報を表示部13の画面上に表示出力すると共に、案内情報をスピーカ21から音声出力する手段と、検出部24により判定された携帯電話機10の状態に応じて案内情報の音声出力あるいは音声通話を制御する手段とを構成する。
検出部24は、携帯電話機10がナビゲーションモードあるいは通話モードのいずれの状態にあるか検出する手段であって、例えば、鉛直方向センサ,ジャイロセンサ,電子コンパスなどを利用して携帯電話機10が保持される方向(水平/垂直)を検出するようにしてもよい。アプリケーション制御部25は、携帯電話機10が略水平方向に保持されていることを検出した場合、携帯電話機10がナビゲーションモードにあると判定し、携帯電話機10が略垂直方向に保持されていることを検出した場合、携帯電話機10が通話モードにあると判定する。
また、検出部24の別の実施形態として、ナビゲーションモードにあるときは、携帯電話機10のレシーバ12近傍がユーザから離れた状態で保持され、通話モードにあるときは、携帯電話機10のレシーバ12近傍がユーザの耳付近に接触した状態で保持されることに着目し、この接触状態をセンサ等で検出するようにしてもよい。これによりモード判定を行うことができる。この際、誤判定を防止するために、所定時間以上接触状態が検知された場合にモード判定を行うようにしてもよい。
尚、上記案内情報とは、携帯電話機10の現在位置に応じて、例えば「およそ50m先左方向です。」などの道案内を行うための情報であって、表示部13の画面に表示出力したり、スピーカ21から音声案内として音声出力される。この音声案内はユーザ操作により繰り返し出力できるようにしてもよく、この場合、仮に音声案内を聞き逃した場合でも経路を確認することができる。また、ユーザが目的地を行き過ぎたり、経路を間違えたような場合には、その状況に応じた音声案内が出力されるようにしてもよい。また、音声案内は、レシーバ12や、図示しない外部イヤフォンから出力されるようにしてもよい。
また、別の実施形態として、携帯電話機10が、所望の目的地まで経路案内を行うための地図情報及び案内情報を記憶した記憶手段を備える構成としてもよい。この記憶手段は、不揮発性メモリ23としてもよく、あるいは、各種メモリカードなどの外部記憶媒体であってもよい。この場合、携帯電話機10は、現在地及び目的地に応じた地図情報及び案内情報を上記記憶手段から取得することができるため、サーバ装置に接続する必要がなくなる。以下に説明する各実施形態において、Webサイトのサーバ装置から地図情報及び案内情報を取得する形態を代表例として説明するものとする。
図3は、各モードにおけるナビゲーションの音声案内及び音声通話の送話/受話の状態を説明するための図である。アプリケーション制御部25により判定可能なモードには、例えば、ナビゲーションモード,通話モード,及び後述する同時音声案内モードの3つのモードがある。携帯電話機10が略水平方向に保持された状態を検出した場合、ナビゲーションモードと判定され、ナビゲーションの音声案内を「ON」,音声通話の送話を「OFF」,音声通話の受話を「ON」又は「OFF」となるように制御され、携帯電話機10が略垂直方向に保持された状態を検出した場合、通話モードと判定され、ナビゲーションの音声案内を「OFF」,音声通話の送話を「ON」,音声通話の受話を「ON」となるように制御され、同時音声案内モードとした場合、ナビゲーションの音声案内を「ON」,音声通話の送話を「ON」,音声通話の受話を「ON」となるように制御される。
上記のように構成された携帯電話機10は、内蔵するGPS受信部19によりGPS信号を受信して自身の位置情報(現在位置)を取得し、さらに、所望の目的地まで経路案内を行うための地図情報及び案内情報を提供可能なサーバ装置にアクセスして、自身の現在地情報及び目的地情報を送信する。サーバ装置は、携帯電話機10からの現在地情報及び目的地情報に応じた地図情報及び案内情報を携帯電話機10に送信する。携帯電話機10は、サーバ装置10から送信されてくる地図情報を表示部13の画面上に表示させると共に、目的地までの案内情報をスピーカ21から音声出力する。
この際、携帯電話機10のユーザは、携帯電話機10を略水平方向に保持してナビゲーションモードで使用中に、音声通話の着信があると、音声通話を行うために、携帯電話機10のマイク15を口の近くへ、レシーバ12を耳の近くへ置き、携帯電話機10を略垂直方向に保持する。従って、音声通話中は、表示部13に表示される地図や文字情報などのナビゲーション情報を見ることができなくなってしまうので、ユーザは頻繁に携帯電話機10の保持方向を変えて通話モード(略垂直方向)からナビゲーションモード(略水平方向)にして、ナビゲーション情報を確認する。
アプリケーション制御部25は、ナビゲーションモードと判定した場合、音声通話の送受話あるいは送話のみを停止すると共に、ナビゲーションの案内情報を音声出力し、通話モードと判定した場合、ナビゲーションの案内情報の音声出力を停止する(図3参照)。なお、音声通話の送受話あるいは送話のみの停止方法およびナビゲーションの案内情報の音声出力の停止方法としては、音声出力自体を停止させる方法や、音声出力自体は停止させずに音声をミュートさせる方法などが考えられる。また、音声出力レベルを抑制する(音声出力レベルを下げる)ようにしてもよい。
このように、携帯電話機10がナビゲーションモードから通話モードに変化させた場合、その変化が検出部24にて検出されることで、ナビゲーションの音声案内を停止し、音声案内が通話相手に伝わらないようにできる。一方、携帯電話機10が通話モードのときに、ナビゲーション情報を確認しようとして、ナビゲーションモードに変化させた場合、その変化が検出部24にて検出されることで、音声通話の送受話または送話のみを一時停止し、ナビゲーションによる音声案内を出力させることにより、ナビゲーション情報の確認を迅速に行うことができる。
また、アプリケーション制御部25は、検出部24によりナビゲーションモードと判定した場合、音声通話の送受話あるいは送話のみを停止すると共に、音声通話の通話相手に対して所定の情報を送信するようにしてもよい。この情報としては、例えば、現在ナビゲーション中であることを伝える音声メッセージ、任意の待ち受けメロディなどを送信することができる。
図4は、本発明の実施形態に係る携帯電話機10の動作例を説明するためのフロー図である。まず、ユーザは、携帯電話機10を略水平方向に保持してナビゲーションモードにして(ステップS1)、表示部13の画面に地図,文字を表示させ、音声案内をスピーカ21から出力し(ステップS2)、経路案内を行う。次に、ナビゲーションモードが終了したかどうかを判定し(ステップS3)、終了と判定した場合(YESの場合)、そのままナビゲーションモードを終了させる。また、上記ステップS3において、終了でない、すなわちナビゲーション続行中と判定した場合(NOの場合)、着信があったかどうかを判定し(ステップS4)、着信なしと判定した場合(NOの場合)、上記ステップS2に戻る。また、上記ステップS4において、着信有りと判定した場合(YESの場合)、携帯電話機10がナビゲーションモードにあるか、通話モードにあるかを検出部24により判定する(ステップS5)。
上記ステップS5において、ナビゲーションモードにあると判定した場合(図中、ナビゲーションモードの場合)、ナビゲーションモードを継続し、音声通話の送受話あるいは送話のみを停止すると共に、音声メッセージや待ち受けメロディなどを通話相手に送信し(ステップS6)、最新のナビゲーション情報を音声案内し(ステップS7)、ステップS2に戻り処理を繰り返す。なお、最新のナビゲーション情報としては、音声案内されるはずであったナビゲーション情報あるいは現在位置に基づくナビゲーション情報などが考えられる。
一方、上記ステップS5において、通話モードにあると判定した場合(図中、通話モードの場合)、通話モードとして、ナビゲーションの音声案内を停止し(ステップS8)、終話したかどうかを判断し(ステップS9)、終話したと判断した場合(YESの場合)、終話処理して送受話音を停止し(ステップS10)、上記ステップS1に戻る。また、上記ステップS9において、終話していないと判断した場合(NOの場合)、上記ステップS5に戻り処理を繰り返す。
本発明の参考例
以上に説明した実施形態では、携帯電話機10に検出部24を設けることにより、ナビゲーションモード,通話モードを自動的に判定できるようにして、ナビゲーションモードでは音声通話の送受話を停止し、通話モードでは音声案内を停止していたため、音声通話の音声と、ナビゲーションの音声案内とが同時に出力されることはなかった。本実施形態では、図3に示した同時音声案内モードに従って、音声通話と、ナビゲーションの音声案内とを同時に行えるようにする。
の携帯電話機10は、検出部24を含まない以外は、図2に示した構成と同様であるため、各部についての説明は省略するものとする。本発明の実施形態に示した携帯電話機10との相違点は、アプリケーション制御部25により、音声通話の送受話に重ならないタイミングで、ナビゲーションの音声案内を出力するように制御可能とした点である。
図2において、アプリケーション制御部25は、音声通話の受話が途切れるタイミングを判定可能とし、その判定したタイミングを、音声通話の送受話に重ならないタイミングとしてもよい。すなわち、通話相手からの音声の終了部分(無音の始まり)を判定することで、ナビゲーションの音声案内を出力するタイミングを決定する。
また、別のとして、アプリケーション制御部25は、音声通話の送受話の間隔/無音時間を所定時間計測し、各計測データの平均値に基づいて、音声通話の送受話に重ならないタイミングを算出してもよい。
図5は、本発明の参考例に係る携帯電話機10の動作例を説明するためのフロー図である。まず、ユーザは、携帯電話機10を略垂直方向に保持して通話モードにして(ステップS11)、送話/受話/無音の初期値を設定し(ステップS12)、音声通話を開始する(ステップS13)。ユーザは携帯電話機10から通話相手に送話し(ステップS14)、送話後の無音時間を測定する(ステップS15)。このステップでは、送受話の間隔(無音時間)を所定の時間あるいは回数測定し、その平均値をとる処理を行う。
次に、携帯電話機10は、音声ナビゲーションのイベントが発生したかどうかを判定し(ステップS16)、イベントが発生していない場合(NOの場合)、上記ステップS14に戻り処理を繰り返す。また、上記ステップS16において、イベントが発生した場合(YESの場合)、音声ナビゲーションを出力するタイミングが適当かどうかを判定し(ステップS17)、適当なタイミングであると判定された場合(YESの場合)、音声ナビゲーションを出力し(ステップS18)、その後に受話を行う(ステップS19)。また、上記ステップS17において、適当なタイミングではないと判定された場合(NOの場合)、上記ステップS19に移行する。
次に、携帯電話機10は、終話したかどうかを判定し(ステップS20)、終話したと判定された場合(YESの場合)、そのまま終話する。また、上記ステップS20において、終話していないと判定された場合(NOの場合)、音声ナビゲーションのイベントが発生したかどうかを判定し(ステップS21)、イベントが発生していない場合(NOの場合)、上記ステップS14に戻り処理を繰り返す。また、上記ステップS21において、イベントが発生した場合(YESの場合)、音声ナビゲーションを出力するタイミングが適当かどうかを判定し(ステップS22)、適当なタイミングであると判定された場合(YESの場合)、音声ナビゲーションを出力し(ステップS23)、上記ステップS14に戻り処理を繰り返す。また、上記ステップS22において、適当なタイミングではないと判定された場合(NOの場合)、受話の途切れ(無音の始まり)を判定し(ステップS24)、これを音声ナビゲーションのタイミングとし、ステップS14に戻り処理を繰り返す。
このように、ナビゲーションモード,通話モードの判定処理を行わなくても、送受話に重ならないタイミングで、ナビゲーションの音声案内を出力することにより、音声が混ざることがなく、両方の音声を明瞭に聞き取ることができる。この際、携帯電話機10は、ナビゲーションの音声案内を通話相手に伝えるかどうかを選択的に切り換えるための切り換え手段を備えてもよい。また、ナビゲーションの音声案内をヘッドセットを介して聞き取るようにしてもよい。
本発明の他の参考例
の携帯電話機10は、検出部24を含まない以外は、図2に示した構成と同様であるため、各部についての説明は省略するものとする。本発明の実施形態に示した携帯電話機10との相違点は、アプリケーション制御部25により、音声通話と、ナビゲーションの音声案内とを同時に行う場合に、音声案内の音声の周波数帯が、音声通話の通話相手の音声の周波数帯と異なるように制御可能とした点である。これにより、音声通話の送受話と、音声案内とが重なっても聞き取ることができる。例えば、通話相手の声を分析して男女の判断をするようにしてもよい。人間の声には基本周波数というのがあり、一般に女性が約200〜300Hz、男性が約100〜150Hzとなることが知られている。
図2において、アプリケーション制御部25は、音声通話の通話相手の音声の周波数帯に基づいて当該通話相手が男性(約100〜150Hz)か女性(約200〜300Hz)かを判定可能とし、通話相手を男性と判定した場合、音声案内の音声を女性の声とし、通話相手を女性と判定した場合、音声案内の音声を男性の声とする。こうすることで、音声通話の通話相手の音声と、ナビゲーションの音声案内とが重なっても聞き取ることができる。
このように、ナビゲーションモード,通話モードの判定処理を行わず、さらに、音声通話の通話相手(受話側)の音声と、ナビゲーションの音声案内が重なった場合でも、両方の音声を明瞭に聞き取ることができる。この際、携帯電話機10は、ナビゲーションの音声案内を通話相手に伝えるかどうかを選択的に切り換えるための切り換え手段を備えてもよい。また、ナビゲーションの音声案内をヘッドセットを介して聞き取るようにしてもよい。
本発明の他の参考例
の携帯電話機10は、検出部24を含まない以外は、図2に示した構成と同様であるため、各部についての説明は省略するものとする。本発明の実施形態に示した携帯電話機10との相違点は、ナビゲーションモード,通話モードのいずれかをユーザに選択させ、選択されたモードに応じてナビゲーションの音声案内の音声出力あるいは音声通話を制御可能とした点である。
図2において、本の操作部14のいずれかの操作キーにモード切り換え機能を割り当てておくか、あるいは、携帯電話機10にモード切り換え専用のモード切り換えキーを設けておいてもよい。このモード切り換えキーは状態選択手段に該当する。アプリケーション制御部25は、上記により選択されたモード、すなわちナビゲーションモード,通話モードのいずれかに応じて音声通話あるいはナビゲーションの音声案内を制御する。ナビゲーションモードが選択された場合、音声通話の送受話を停止し、通話モードが選択された場合、ナビゲーションの音声案内を停止する。
以上、本発明の実施形態において説明した携帯電話機10は、画面を照明するためのバックライトを備えており、ナビゲーションモードになったときに、バックライトが点灯するように制御するようにしてもよい。通常の携帯電話機は、省エネのためにバックライトが消灯した状態で使用されており、所定の操作(例えば、着信時に携帯電話機を開くなど)や、所定の操作キーを押下することで一定時間バックライトを点灯させることができる。ナビゲーションモードでは、ユーザは画面を見ながら移動することになるので、このモードの切り換えに応じてバックライトを点灯させることにより、画面に表示された地図情報等の視認性が向上する。さらに、ナビゲーションモードの継続中はバックライトを常時点灯しておくようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る携帯端末装置の外観の一例を示す概略図である。 図1に示した携帯電話機の内部構成例を示すブロック図である。 各モードにおけるナビゲーションの音声案内及び音声通話の送話/受話の状態を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機の動作例を説明するためのフロー図である。 本発明の参考例に係る携帯電話機の動作例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
10…携帯端末装置(携帯電話機)、11…アンテナ、12…レシーバ、13…表示部、14…操作部、15…マイク、16…RF部、17…通信制御部、18…GPSアンテナ、19…GPS受信部、20…表示処理部、21…スピーカ、22…RAM、23…不揮発性メモリ、24…検出部、25…アプリケーション制御部。

Claims (5)

  1. 音声通話を行う機能と、経路案内を行う機能とを備えた携帯端末装置において、
    該携帯端末装置が保持される方向を検出する検出手段と、該検出手段により検出された前記携帯端末装置の方向に応じて前記経路案内の音声出力あるいは前記音声通話を制御する制御手段とを備え
    該制御手段は、前記検出手段により前記携帯端末装置が略水平方向に保持されていることを検出した場合、前記携帯端末装置が前記経路案内の状態にあると判定し、前記音声通話の送受話あるいは送話を停止あるいはその音声出力レベルを抑制すると共に、前記経路案内の音声出力を許可し、また、前記検出手段により前記携帯端末装置が略垂直方向に保持されていることを検出した場合、前記携帯端末装置が前記音声通話の状態にあると判定し、前記経路案内の音声出力を停止あるいはその音声出力レベルを抑制すると共に、前記音声通話の送受話を許可することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、前記制御手段は、前記音声通話の状態から前記経路案内の状態に切り換わったと判定したとき、最新の経路案内の音声を出力することを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯端末装置において、前記制御手段は、前記経路案内の状態と判定した場合、前記音声通話の送受話あるいは送話を停止あるいはその音声出力レベルを抑制すると共に、前記音声通話の通話相手に対して所定の情報を送信することを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の携帯端末装置において、GPS信号を受信して前記携帯端末装置の現在位置を算出することにより前記経路案内を行うことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の携帯端末装置において、画面を照明するためのバックライトを備え、
    前記経路案内の状態になったときに、前記バックライトが点灯するように制御することを特徴とする携帯端末装置。
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