JP6380166B2 - モールド加工電線 - Google Patents

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Description

本発明は、モールド加工電線に関する。
従来、センサ等の電子部品において、電子回路がケーブル端部に接続され、その接続部及びその周囲がモールド樹脂成形体によって被覆、保護されたモールド加工電線が知られている(例えば、特許文献1参照)。
高い信頼性が要求される自動車、ロボット、電子機器等に使用されるこれらのモールド加工電線においては、モールド樹脂成形体とケーブル間の防水性、気密性が極めて重要な特性の一つである。
特許文献1に開示されたモールド加工電線においては、ケーブル端末のシース及び絶縁体が取り除かれ、露出した導体線がセンサに接続されており、モールド樹脂成形体がセンサからシースの端末までを被覆している。このモールド樹脂成形体はポリアミド樹脂又はポリブチレンテレフタレート樹脂からなり、シースは熱可塑性ポリウレタン系樹脂組成物からなる。
特開2007−95439号公報
特許文献1に開示されたケーブルのように、モールド樹脂成形体がシースの端末までを被覆する構造を有するモールド加工電線においては、より気密性を高めるためには、シースとモールド樹脂成形体の密着性を向上させることが求められる。
一方、モールド樹脂成形体がケーブルの端末に露出した絶縁体までを被覆し、シースを被覆しない構造を有するモールド加工電線が検討されている。このような構造によれば、モールド樹脂成形体がシースまでを被覆する構造と比較して、モールド樹脂成形体を小型化することができ、また、モールド樹脂成形体近傍のケーブルの曲げ半径を小さくして配策性を向上させることができる。モールド樹脂成形体がケーブルの端末に露出した絶縁体までを被覆し、シースを被覆しない構造を有するモールド加工電線においては、より気密性を高めるためには、絶縁体とモールド樹脂成形体の密着性を向上させることが求められる。
本発明は、優れた気密性を有するモールド加工電線を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、導体線と、前記導体線の外周を被覆する、熱可塑性ポリウレタンからなり、表面の算術平均粗さが5μm以上かつ100μm以下である絶縁部材と、前記絶縁部材の端末を直接的に被覆するモールド樹脂成形体と、を有する、モールド加工電線を提供する。
本発明によれば、優れた気密性を有するモールド加工電線を提供することができる。
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るモールド加工電線の側面図である。図1(b)は、モールド樹脂成形体をモールド加工電線の長さ方向に切断した状態のモールド加工電線の側面図である。 図2は、モールド加工電線に含まれるケーブルの径方向の断面図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るモールド加工電線の変形例の側面図である。 図4(a)は、本発明の第2の実施の形態に係るモールド加工電線の側面図である。図4(b)は、モールド樹脂成形体をモールド加工電線の長さ方向に切断した状態のモールド加工電線の側面図である。 図5(a)は、本発明の実施例に係る試験に用いる試料の主要部を拡大した断面図である。図5(b)は、本実施例に係る気密性試験の実施状態を表す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[第1の実施の形態]
(モールド加工電線の構成)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るモールド加工電線10の側面図である。図1(b)は、モールド樹脂成形体13をモールド加工電線10の長さ方向に切断した状態のモールド加工電線10の側面図である。
モールド加工電線10は、ケーブル11と、ケーブル11の端末に接続される電子回路12と、電子回路12を被覆し、保護するモールド樹脂成形体13とを有する。電子回路12は、センサ等の電子機器を構成する電子回路である。
図2は、モールド加工電線10に含まれるケーブル11の径方向の断面図である。
ケーブル11は、導体線14と、導体線14の外周を被覆する、絶縁部材としての絶縁体15と、絶縁体15の外周を被覆するシース16とを有する。導体線14と絶縁体15は、絶縁電線18を構成する。
ケーブル11の端末においては、シース16が除去され、絶縁体15が露出している。さらに、露出した絶縁体15の端末が除去され、導体線14が露出している。露出した導体線14は、電子回路12の電極端子17に接続されている。
モールド樹脂成形体13は、電子回路12から絶縁体15の端末までを被覆しており、シース16は被覆していない。モールド樹脂成形体13は絶縁体15を直接的に被覆しており、モールド樹脂成形体13の内部の気密性は、モールド樹脂成形体13と絶縁体15との高い密着性により確保されている。
モールド樹脂成形体13は、射出成形等により形成される。モールド樹脂成形体13を構成する樹脂として、ポリアミド、又はポリブチレンテレフタレートを用いることが好ましく、また、強度を高めるためにガラス繊維を含むことがより好ましい。
絶縁体15は、熱可塑性ポリウレタンからなり、熱可塑性ポリウレタンを導体線14上に押出被覆することにより形成される。押出被覆の方法としては、押出機を用いた既知の方法を用いることができる。
絶縁体15を構成する熱可塑性ポリウレタンとしては、ポリエステル系ポリウレタン(アジペート系、カブロラクトン系、ポリカーボネイト系)、ポリエーテル系ポリウレタンを用いることができる。特に、耐湿熱性等の観点から、ポリエーテル系ポリウレタンを用いることが好ましい。絶縁体15の硬度は、特に限定されない。なお、架橋ポリエチレン等の、絶縁体の材料として従来用いられている樹脂は、ポリアミド樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂等のモールド樹脂成形体の材料との密着性が低く、絶縁体15の材料として用いることができない。
また、絶縁体15の表面粗さ(算術平均粗さ:Ra)は、5μm以上かつ100μm以下である。絶縁体15の表面粗さ(Ra)を5以上とすることにより、絶縁体15とモールド樹脂成形体13との密着力が増加し、モールド樹脂成形体13の内部の気密性が向上する。モールド樹脂成形体13のモールド加工時には、モールド樹脂成形体13の材料である樹脂が絶縁体15の表面の凹凸に入り込み、硬化する。絶縁体15の表面粗さ(Ra)が5以上となると、絶縁体15の表面の凹凸に入り込んだモールド樹脂成形体13と絶縁体15との間にアンカー効果が生じ、絶縁体15とモールド樹脂成形体13の密着力が増すものと考えられる。
例えば、絶縁体15の表面粗さ(Ra)を5以上とすることにより、−40℃の温度下での30分間の放置と125℃の温度下での30分間の放置を1サイクルとするヒートショック試験を1000サイクル実施した後であっても、絶縁体12とモールド樹脂成形体13の密着性が保たれ、モールド樹脂成形体13の内部の気密性が保たれる。
また、絶縁体15の表面粗さ(Ra)が小さいと、導体線14との接触面積が高まることにより導体線14との密着性が高くなるが、5μmよりも小さい場合、導体線14との密着力が強過ぎて、絶縁電線18の端末加工時の皮剥き作業が困難になる。また、複数の絶縁電線18がモールド加工電線10に含まれる場合には、絶縁電線18同士が粘着し、引き出し時や撚り合わせ時の取扱性、作業性が低くなる。
一方、絶縁体15の表面粗さ(Ra)が100μmよりも大きいと、押出外観が著しく悪化するとともに、絶縁体15の伸び(引張伸び)が低下する。
なお、絶縁体15を従来の一般的な条件で形成すると、その表面粗さ(Ra)は0.4程度になる。絶縁体15の表面粗さ(Ra)を増加させる方法の1つとして、艶消し剤を添加する方法がある。この艶消し剤としては、例えば、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、シリカ等の無機化合物の粉体や、ポリスチレン、ポリウレタン等の架橋高分子粒子を用いることができる。
また、絶縁体15の押出被覆時の押出条件(押出温度、引取り速度等)を調整して、材料である熱可塑性ポリウレタンに生じるせん断応力を増加させることにより、絶縁体15の表面粗さ(Ra)を増加させることもできる。具体的な押出条件の調整方法としては、材料の流路を狭くするように押出機、ダイス、ニップルのサイズや位置構成を変更する方法、押出温度を下げる方法、絶縁電線18の引取速度を上げる方法等が挙げられる。
また、必要に応じて、絶縁体15の材料である熱可塑性ポリウレタンに、加工助剤、難燃剤、難燃助剤、架橋剤、架橋助剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、銅害防止剤、滑剤、無機充填剤、接着性付与剤、安定剤、カーボンブラック、着色剤等の添加物を加えてもよい。
導体線14の材料として、銅、軟銅、銀、アルミニウム等の既知の材料を用いることができる。また、耐熱性を向上させるため、これらの材料の表面に錫めっき、ニッケルめっき、銀めっき、金めっき等が施されてもよい。
モールド加工電線10に含まれる絶縁電線18の本数は、単数でも複数でもよい(図1、2に示される例では2本)。モールド加工電線10が複数の絶縁電線18を有する場合、図1に示されるように、これら複数の絶縁電線18の端末が、1つのモールド樹脂成形体13に一括して被覆される。
シース16の材料としては、熱可塑性ポリウレタンやポリオレフィン系樹脂等の一般的な材料を用いることができ、また、これらの材料に耐熱性等を付与するために架橋させてもよい。
なお、図3に示されるように、シース16の代わりにコルゲートチューブ19を用いてもよい。コルゲートチューブ19を用いることにより、曲げやすさを保ったままケーブル11の耐衝撃性等を向上させることができる。コルゲートチューブ19の材料としては、ポリプロピレンやポリアミド等の一般的な材料を用いることができ、これらは難燃化されていることが好ましい。なお、図3は、図1(b)と同様に、モールド樹脂成形体13が切断された状態の側面図である。
また、シース16の代わりに保護用テープを絶縁体15の外周に巻き付けて用いてもよい。
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態に係るモールド加工電線10によれば、モールド樹脂成形体13と絶縁体15との密着性が高いため、モールド樹脂成形体13の内部の気密性を十分に確保することができ、かつ、絶縁体15の粘着性を抑えることにより、絶縁電線18の加工性、取扱性、作業性等を向上させることができる。さらに、モールド加工電線10は、絶縁体15の引張伸び特性にも優れる。
また、モールド樹脂成形体13がシース16を被覆せず、絶縁体15の端末までを被覆しているため、モールド加工電線10の配策性が高く、また、モールド樹脂成形体13を小型化することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係るモールド加工電線は、モールド樹脂成形体がケーブルのシースまで被覆する点において、第1の実施の形態に係るモールド加工電線と異なる。
(モールド加工電線の構成)
図4(a)は、本発明の第2の実施の形態に係るモールド加工電線20の側面図である。図4(b)は、モールド樹脂成形体13をモールド加工電線20の長さ方向に切断した状態のモールド加工電線20の側面図である。
モールド加工電線20は、第1の実施の形態に係るモールド加工電線10と同様に、ケーブル11と、ケーブル11の端末に接続される電子回路12と、電子回路12を被覆し、保護するモールド樹脂成形体13とを有する。
モールド樹脂成形体13は、電子回路12からシース26の端末までを被覆している。モールド樹脂成形体13はシース26を直接的に被覆しており、モールド樹脂成形体13の内部の気密性は、モールド樹脂成形体13とシース26との高い密着性により確保されている。
本実施の形態に係る絶縁部材としてのシース26は、第1の実施の形態に係るモールド加工電線10の絶縁体15と同様に、熱可塑性ポリウレタンからなり、表面粗さ(Ra)が5μm以上かつ100μm以下である。
シース26の表面粗さ(Ra)を5以下とすることにより、シース26とモールド樹脂成形体13との密着力が増加し、モールド樹脂成形体13の内部の気密性が向上する。モールド樹脂成形体13のモールド加工時には、モールド樹脂成形体13の材料である樹脂がシース26の表面の凹凸に入り込み、硬化する。シース26の表面粗さ(Ra)が5以上となると、シース26の表面の凹凸に入り込んだモールド樹脂成形体13と絶縁体15との間にアンカー効果が生じ、絶縁体15とモールド樹脂成形体13の密着力が増すものと考えられる。
例えば、シース26の表面粗さ(Ra)を5以下とすることにより、−40℃の温度下での30分間の放置と125℃の温度下での30分間の放置を1サイクルとするヒートショック試験を1000サイクル実施した後であっても、シース26とモールド樹脂成形体13の密着性が保たれ、モールド樹脂成形体13の内部の気密性が保たれる。
一方、シース26の表面粗さ(Ra)が100μmよりも大きいと、押出外観が著しく悪化するとともに、シース26の伸び(引張伸び)が低下する。
モールド加工電線20においては、モールド樹脂成形体13がシース26と密着することによりモールド樹脂成形体13の内部の気密性が確保されるため、絶縁体25の材料は特に限定されず、架橋ポリエチレン等の従来一般的に用いられている材料を用いることができる。
モールド加工電線20に含まれる絶縁電線28の本数は、単数でも複数でもよい(図4に示される例では2本)。モールド加工電線20が複数の絶縁電線28を有する場合、図4に示されるように、これら複数の絶縁電線28の端末が、1つのモールド樹脂成形体13に一括して被覆される。
(第2の実施の形態の効果)
第2の実施の形態に係るモールド加工電線20によれば、モールド樹脂成形体13とシース26との密着性が高いため、モールド樹脂成形体13の内部の気密性を十分に確保することができる。さらに、モールド加工電線20は、シース26の引張伸び特性にも優れる。
[実施の形態のまとめ]
次に、前述の実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]導体線(14)と、導体線(14)の外周を被覆する、熱可塑性ポリウレタンからなり、表面の算術平均粗さが5μm以上かつ100μm以下である絶縁部材と、前記絶縁部材の端末を直接的に被覆するモールド樹脂成形体(13)と、を有する、モールド加工電線(10、20)。
[2]モールド樹脂成形体(13)が、ポリアミド又はポリブチレンテレフタレートからなる、前記[1]に記載のモールド加工電線(10、20)。
[3]前記絶縁部材が、艶消し剤が添加された熱可塑性ポリウレタンからなる、前記[1]又は[2]に記載のモールド加工電線(10、20)。
[4]前記艶消し剤が、無機化合物の粉体又は架橋高分子粒子である、前記[3]に記載のモールド加工電線(10、20)。
[5]前記絶縁部材が、導体線(14)の外周を直接的に被覆する絶縁体(15)である、前記[1]〜[4]のいずれか1項に記載のモールド加工電線(10)。
[6]前記絶縁部材が、導体線(14)の外周を間接的に被覆するシース(26)である、前記[1]〜[4]のいずれか1項に記載のモールド加工電線(20)。
[7]導体線(14)と絶縁体(15)からなる絶縁電線(18)を複数有し、複数の絶縁電線(18)の端末がモールド樹脂成形体(13)に一括して被覆された、前記[5]に記載のモールド加工電線(10)。
[8]複数の絶縁電線(18)の外周を一括して被覆するシース(16)を有し、モールド樹脂成形体(13)がシース(16)に接触しない、前記[7]に記載のモールド加工電線(10)。
[9]−40℃の温度下での30分間の放置と125℃の温度下での30分間の放置を1サイクルとするヒートショック試験を1000サイクル実施した後であっても、モールド樹脂成形体(13)の内部の気密性が保たれる、前記[1]〜[8]のいずれか1項に記載のモールド加工電線(10、20)。
以下、上記第1の実施の形態に係るモールド加工電線10のモールド樹脂成形体13と絶縁体15との密着性、及び第2の実施の形態に係るモールド加工電線20のモールド樹脂成形体13とシース26との密着性を評価するための試験の結果について述べる。
(評価用試料の構成)
図5(a)は、本実施例に係る試験に用いる試料30の主要部を拡大した断面図である。試料30は、導体線31と、導体線31の外周を被覆する絶縁体32と、絶縁体32の一方の端末を被覆するモールド樹脂成形体33とを有する。
導体線31は、直径0.26mmの7本の銅導体線からなる撚線であり、絶縁体32の内側の導体線31中を空気が通過できるようになっている。
絶縁体32は、熱可塑性ポリウレタンであるエラストランET890(BASFジャパン製)からなる。また、熱可塑性ポリウレタンに添加する艶消し剤として、エラストランマスターバッチST(BASFジャパン製)を用いた。
モールド樹脂成形体33は、直径15mm、長さ20mmの円筒形状を有し、導体線31と絶縁体32からなる絶縁電線34のモールド樹脂成形体33への挿入長さは、5mmである。
また、モールド樹脂成形体33は、30質量%のガラス繊維を含むポリアミドであるレニー1002F(三菱エンジニアリングプラスチックス製)、又は30質量%のガラス繊維を含むポリブチレンテレフタレートであるノバデュラン5010G30X4(三菱エンジニアリングプラスチックス製)からなる。
なお、後述するように、気密性評価はモールド樹脂成形体33が形成された試料30に対して実施され、その他の評価はモールド樹脂成形体33が形成される前の導体線31と絶縁体32からなる絶縁電線34に対して実施される。
(評価用試料の製造)
40mm押出機(L/D=24、L:スクリュー長、D:スクリュー径)を用いて、上記の絶縁材料で導体線31を押出被覆し、外径が1.5mmの絶縁体32を形成した。押出した導体線31と絶縁体32からなる絶縁電線34は、胴径300mmのボビンに巻き取った。各絶縁電線34の全長は300mとした。
モールド樹脂成形体33は、インサートモールド成形用の金型を用いて、射出成形により形成した。
本実施例においては、絶縁体32の製造条件が異なる7種の試料30を用意し、評価を行った。各々の試料30における、絶縁体32の具体的な製造条件については、後述する。
(評価方法)
<表面粗さ評価>
レーザー顕微鏡を用いて、非接触方式で絶縁電線34の絶縁体32の表面の算術平均粗さ(Ra)を求めた。
<粘着性評価>
押出時にボビンに巻き取った絶縁電線34を1週間放置した後、引き出したときの絶縁体32の粘着性の有無を目視により確認した。
<端末加工性評価>
絶縁電線34を100mmの長さに切り取り、絶縁体32を25mmだけ残して取り除いた。そして、導体線31が露出している方の絶縁電線34の端部を固定した状態で、絶縁体32を引っ張り、絶縁体32が導体線31から引き抜かれるときの力を測定した。この引抜き力が35N以下であるものを合格とした。
<引張伸び評価>
上記の端末加工性評価の後、導体線31から引き抜かれた絶縁体32を200mm/minの速度で引っ張り、伸びを測定した。伸びが100%以上であるものを合格とした。
<気密性評価>
気密性試験とヒートショック試験を交互に繰り返して実施し、気密性がいつまで保たれるかを評価した。
図5(b)は、本実施例に係る気密性試験の実施状態を表す概略図である。図5(b)に示されるように、試料30のモールド樹脂成形体33側の端部が水槽36内の水37の中に浸され、反対側の端部に空気供給機35に接続される。
気密性試験では、空気供給機35から導体線31内を通してモールド樹脂成形体33側に供給される空気が、モールド樹脂成形体33と絶縁体32の接着面から気泡38となって漏れ出せば気密性が失われたと判定し、気泡38が生じなければ気密性が保たれていると判定した。ここで、1回の気密性試験において、空気供給機35から、30kPaの圧縮空気を30秒間供給した。
ヒートショック試験では、試料30に対して、−40℃の温度下での30分間の放置と125℃の温度下での30分間の放置を交互に200サイクル実施した。
すなわち、この気密性評価では、ヒートショック試験を200サイクル実施するごとに、気密性試験を実施して、気密性が保たれているか否かを確認した。ヒートショック試験のサイクル数の上限を2000とし、1000以上を合格とした。
(評価結果)
次の表1に、7種の試料30の構成及び各種評価の結果を示す。
Figure 0006380166
表1の「絶縁体材料」は、絶縁体32を構成する材料を示し、「熱可塑性ポリウレタン」は、ベースポリマーである熱可塑性ポリウレタン(エラストランET890)の含有量、「艶消し剤」は、艶消し剤(エラストランマスターバッチST)の含有量を示す。各々の材料の含有量は、「熱可塑性ポリウレタン」100質量部に対する質量部で示される。また、「絶縁体製造条件」は、絶縁体32の押出被覆条件である。
表1の「表面粗さ(Ra)」は、上述の表面粗さ評価で求められた絶縁電線34の表面の算術平均粗さ(Ra)である。「粘着性の有無」は、上述の粘着性評価で確認された絶縁電線34の粘着性の有無である。「引抜き力」は、上述の端末加工性評価で測定された絶縁体32が導体線31から引き抜かれるときの力である。「引張伸び」は、上述の引張伸び評価で測定された絶縁体32の伸びである。
また、表1の「気密性サイクル数」は、上記気密性評価において、試料30が気密性を保つことのできたヒートショック試験のサイクル数を表す。また、「気密性試験/サイクル数」の項目における「ポリアミド」は、モールド樹脂成形体33がポリアミドであるレニー1002Fからなる場合のサイクル数、「ポリブチレンテレフタレート」は、モールド樹脂成形体33がポリブチレンテレフタレートであるノバデュラン5010G30X4からなる場合のサイクル数を意味する。
表1に示されるように、試料番号1〜5の試料30が、粘着性評価、端末加工性評価、引張伸び評価、及び気密性評価の全てに合格であった。
試料番号6の試料30は、粘着性評価、端末加工性評価、及び気密性評価に不合格であった。これは、絶縁体32の押出被覆時の引取り速度が低く、かつ艶消し剤の添加もないため、絶縁体32の表面粗さが低くなったことによると考えられる。なお、試料番号5の試料30は、試料番号6の試料30と押出被覆時の押出温度及び引取り速度が同じであるが、艶消し剤が絶縁体32に添加されているため、絶縁体32の表面粗さが増加し、これらの評価に合格したものと考えられる。
試料番号7の試料30は、引張伸び評価に不合格であった。これは、絶縁体32の押出被覆時の押出温度が低過ぎ、かつ引取り速度が大き過ぎたため、絶縁体32の表面粗さが大きくなり過ぎたことによると考えられる。なお、試料番号5の試料30は、試料番号7の試料30と押出被覆時の押出温度が同じであるが、引取り速度が比較的小さいため、絶縁体32の表面粗さが大きくなり過ぎず、引張伸び評価に合格したものと考えられる。
これらの結果から、絶縁体32の表面粗さ(Ra)がおよそ5以上かつ100以下であるときに、粘着性評価、端末加工性評価、引張伸び評価、及び気密性評価の全てに合格することがわかる。
そして、この本実施例により得られた結果によれば、熱可塑性ポリウレタンからなり、表面粗さ(Ra)が5μm以上かつ100μm以下である絶縁体15と、絶縁体15の端末を直接的に被覆するモールド樹脂成形体13とを有する第1の実施の形態に係るモールド加工電線10が、優れた気密性を有し、絶縁体15の引張伸び特性に優れることが裏付けられる。
同様に、この本実施例により得られた結果によれば、熱可塑性ポリウレタンからなり、表面粗さ(Ra)が5μm以上かつ100μm以下であるシース26と、シース26の端末を直接的に被覆するモールド樹脂成形体13とを有する第2の実施の形態に係るモールド加工電線20が、優れた気密性を有し、シース26の引張伸び特性に優れることが裏付けられる。
以上、本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、本発明は、上記実施の形態及び実施例に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、上記に記載した実施の形態及び実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態及び実施例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
10、20…モールド加工電線
12…電子回路
13、33…モールド樹脂成形体
14、31…導体線
15、25、32…絶縁体
16、26…シース
18、28、34…絶縁電線

Claims (9)

  1. 導体線と、
    前記導体線の外周を被覆する、熱可塑性ポリウレタンからなり、表面の算術平均粗さが5μm以上かつ100μm以下である絶縁部材と、
    前記絶縁部材の端末を直接的に被覆するモールド樹脂成形体と、
    を有する、モールド加工電線。
  2. 前記モールド樹脂成形体が、ポリアミド又はポリブチレンテレフタレートからなる、
    請求項1に記載のモールド加工電線。
  3. 前記絶縁部材が、艶消し剤が添加された熱可塑性ポリウレタンからなる、
    請求項1又は2に記載のモールド加工電線。
  4. 前記艶消し剤が、無機化合物の粉体又は架橋高分子粒子である、
    請求項3に記載のモールド加工電線。
  5. 前記絶縁部材が、前記導体線の外周を直接的に被覆する絶縁体である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のモールド加工電線。
  6. 前記絶縁部材が、前記導体線の外周を間接的に被覆するシースである、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のモールド加工電線。
  7. 前記導体線と前記絶縁体からなる絶縁電線を複数有し、
    前記複数の絶縁電線の端末が前記モールド樹脂成形体に一括して被覆された、
    請求項5に記載のモールド加工電線。
  8. 前記複数の絶縁電線の外周を一括して被覆するシースを有し、
    前記モールド樹脂成形体が前記シースに接触しない、
    請求項7に記載のモールド加工電線。
  9. −40℃の温度下での30分間の放置と125℃の温度下での30分間の放置を1サイクルとするヒートショック試験を1000サイクル実施した後であっても、前記モールド樹脂成形体の内部の気密性が保たれる、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のモールド加工電線。
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