JP6375923B2 - 制御装置、制御方法、制御システム、プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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施設内の部屋に設置された空調機を制御する制御装置であって、
前記施設のデマンド電力が閾値を超えることが予測される閾値超過時間を取得する取得部と、
前記空調機が前記部屋を冷房中の場合はより低い設定温度で前記部屋を冷房させ、一方、前記空調機が前記部屋を暖房中の場合はより高い設定温度で前記部屋を暖房させるように、前記空調機を制御する制御部と、
前記制御部による前記空調機の制御が過去に行われた制御時間と、前記制御時間だけ行われた前記制御が終了した時点の前記部屋の室温が前記制御が開始される時点の前記部屋の室温に戻るまでの過去に測定された室温復帰時間とが少なくとも対応付けて格納されたデータを参照して、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間に基づき、今回の制御時間を決定する決定部とを備えており、
前記制御部は、前記閾値超過時間の開始時点から前記今回の制御時間だけ遡った時点から前記開始時点までの間、前記空調機を制御することを特徴としている。
前記決定部は、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間が前記閾値超過時間に一致する場合、前記閾値超過時間に一致する前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間を、前記今回の制御時間に決定することを特徴としている。
前記決定部は、前記閾値超過時間が、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間よりも長い場合、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間よりも一段階長い制御時間を、前記今回の制御時間に決定することを特徴としている。
前記決定部は、前記閾値超過時間が、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間よりも短い場合、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間よりも一段階短い制御時間を、前記今回の制御時間に決定することを特徴としている。
前記制御部による前記空調機の制御が終了した時点の前記部屋の室温が前記制御が開始される時点の前記部屋の室温に戻るまでの室温復帰時間を測定する測定部と、
前記測定によって測定された前記室温復帰時間を、前記今回の制御時間に対応付けて前記データに格納する格納部とをさらに備えていることを特徴としている。
前記施設における前記デマンド電力を予測する予測部をさらに備えており、
前記取得部は、前記閾値超過時間として、予測された前記デマンド電力が前記閾値を超える時間を前記予測部から取得することを特徴としている。
前記施設の外気温を取得する外気温取得部と、
前記予測部は、前記外気温に基づき前記デマンド電力を予測することを特徴としている。
前記部屋の室温を取得する室温取得部と、
前記室温と前記外気温との差分を算出する差分算出部とをさらに備えており、
前記データにおいて、前記差分と、前記制御が過去に行われた前記制御時間と、過去に測定された前記室温復帰時間とが対応付けて格納されており、
前記決定部は、前記差分と、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間に基づき、今回の制御時間を決定することを特徴としている。
前記制御部は、さらに、前記施設の昼休み中に、前記空調機に前記より低い設定温度で前記部屋を冷房するように前記空調機を制御することを特徴としている。
前記制御部は、さらに、前記施設の始業前に、前記空調機に前記より高い設定温度で前記部屋を暖房するように前記空調機を制御することを特徴としている。
前記施設は複数の前記部屋を有しており、
前記部屋ごとに前記空調機が設置されており、
前記部屋ごとに前記部屋に対応する前記データが用意されており、
前記決定部は、前記部屋ごとに、前記部屋に対応する前記データを参照して、前記部屋に設置されている前記空調機を制御するための前記今回の制御時間を決定することを特徴としている。
前記部屋ごとの制御優先度を設定する優先度設定部をさらに備えており、
前記制御部は、前記制御優先度の順に各前記空調機の制御を開始することを特徴としている。
前記空調機を制御する時間を設定する時間設定部をさらに備えており、
前記制御部は、さらに、前記時間設定部によって設定された時間に前記空調機を制御することを特徴としている。
通信部をさらに備えており、
前記取得部は、前記通信部を介して、前記制御装置の外部から前記閾値超過時間を取得することを特徴としている。
施設内の部屋に設置された空調機を制御する制御方法であって、
前記施設のデマンド電力が閾値を超えることが予測される閾値超過時間を取得する取得工程と、
前記空調機が前記部屋を冷房中の場合はより低い設定温度で前記部屋を冷房させ、一方、前記空調機が前記部屋を暖房中の場合はより高い設定温度で前記部屋を暖房させるように、前記空調機を制御する制御工程と、
前記制御工程における前記空調機の制御が過去に行われた制御時間と、前記制御時間だけ行われた前記制御が終了した時点の前記部屋の室温が前記制御が開始される時点の前記部屋の室温に戻るまでの過去に測定された室温復帰時間とが少なくとも対応付けて格納されたデータを参照して、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間に基づき、今回の制御時間を決定する決定部とを備えており、
前記制御工程において、前記閾値超過時間の開始時点から前記今回の制御時間だけ遡った時点から前記開始時点までの間、前記空調機を制御することを特徴としている。
図1〜図7を参照して本発明に係る実施形態1を以下に説明する。
図2は、本発明の実施形態1に係るデマンド制御システム10(制御システム)の要部構成を示すブロック図である。この図2に示すように、デマンド制御システム10は、デマンドコントローラ1(制御装置)、空調機2a〜2c、温度計3a〜3c、室外温度計4、および電力計5を備えている。デマンドコントローラ1と空調機2a〜2cとは、図示しないネットワーク回線を介して互いに通信可能に接続されている。
図1は、本発明の実施形態1に係るデマンドコントローラ1の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、デマンドコントローラ1は、通信部11、設定部12(優先度設定部、時間設定部)、測定値取得部13(外気温取得部、室温取得部、差分算出部)、学習部14(測定部、格納部)、データベース15、予測部16、空調機制御部17(取得部、制御部)、および制御時間決定部18(決定部)を備えている。各部材の詳細については後述する。
デマンド制御システム10による空調機制御の概要について、以下に説明する。デマンドコントローラ1は、施設のデマンド電力が閾値を超えることが予測される閾値超過時間よりも前の一定時間に、空調機2を予め制御する。その際、空調機2が部屋20を冷房中の場合はより低い設定温度で部屋20を冷房させ(過冷房)、一方、空調機2が部屋20を暖房中の場合はより高い設定温度で部屋20を暖房させる(過暖房)ように、空調機2を制御する。
デマンドコントローラ1は、施設のデマンド電力が閾値を超える閾値超過時間を予測するためのデマンド電力学習データを、事前に生成する。この学習データの生成手順を以下に説明する。
図3は、本発明の実施形態1に係るデマンドコントローラ1が実行する空調機制御処理の流れを示すフローチャートである。以下では、デマンドコントローラ1が、夏のある一日における所定の時間に空調機2が部屋20を過冷房するように空調機2を制御する例を説明する。
ステップS4における判定結果がYESなら、予測部16は、デマンド電力が閾値を超える時間(閾値超過時間)を決定する(ステップS5)。その際、予測部16は、閾値超過時間の開始時点(開始時刻)および終了時点(終了時刻)をそれぞれ決定する。また、予測部16は、入力された外気温から各部屋20の室温を減算することによって、入力された外気温と各部屋20の室温との各差分を算出する。以下、この差分をΔTとも表す。
ステップS7における判定結果がNOなら、図3に示す処理はステップS7に戻る。このように、ステップS7における判定結果がYESになるまで、図3に示す処理はステップS7を繰り返す。
ステップS10の後、学習部14が、過冷房終了後の部屋20の室温復帰時間を測定する(ステップS11)。この手順は次の通りである。学習部14は、データベース15に格納されている過冷房開始時点の部屋20の室温を取得する。そして学習部14は、測定値取得部13から入力された最新の部屋20の室温が、データベース15から取得した過冷房開始時点の部屋20の室温に一致するか否かを判定する。学習部14は、過冷房が終了した時点から、この判定結果がYESになった時点までを測定することによって、室温復帰時間を決定する。このように測定値取得部13は、過冷房時間だけ行われた過冷房制御が終了した時点の部屋20の室温が、過冷房が開始される時点の部屋20の部屋の室温に戻るまでの時間を測定する。
図4は、本発明の実施形態1に係るデマンドコントローラ1が実行する過冷房時間決定処理の流れを示すフローチャートである。この図に示す処理が開始されると、まず、制御時間決定部18は、今回の過冷房が、算出されたΔTにおける初めての過冷房か否かを判定する(ステップS11)。算出されたΔTに対応する室温復帰時間が過冷房の学習データにまったく格納されていない場合、S11の判定結果はYESになり、そうでなければNOになる。
図5は、本発明の実施形態1に係る過冷房時間の学習データの一例を示す図である。図5に示す学習データには、デマンドコントローラ1が過去に空調機2を過冷房制御した際の、デマンド電力が閾値を超えると判定された時点のΔTと、空調機2の過冷房時間と、部屋20における室温復帰時間とが、対応付けて格納されている。たとえば、図5の(a)に示すように、学習データでは、6℃のΔTと、2時間の過冷房と、45分の室温復帰時間とが対応付けられている。このことは、施設において、デマンドコントローラ1が、ΔTが6℃の場合に空調機2を2時間過冷房制御した結果、部屋20の室温が45分で元の値に復帰したという実績があったことを示す。
図6は、本発明の実施形態1に係るデマンドコントローラ1が実行する空調機制御処理の具体例を説明する図である。図6には、ある一日における、空調機2の設定温度、部屋20の室温、空調機2の消費電力、施設の外気温、施設のデマンド電力(予測値)、および施設の実際のデマンド電力の時間的推移をそれぞれ示す。
デマンドコントローラ1は、冬のある一日における所定の時間に空調機2が部屋20を過暖房するように空調機2を制御することもできる。この場合の処理の流れは、基本的に図3に示す処理と同一である。ただし、ステップS6において、空調機制御部17は、ΔTおよび閾値超過時間に基づき、過暖房の学習データを参照することによって今回の過暖房時間を決定する。この決定処理は、過冷房の学習データの代わりに過暖房の学習データを用いる点を除き、図4に示す処理と基本的に同一である。
図7は、本発明の実施形態1に係る過暖房時間の学習データの一例を示す図である。図7に示す学習データには、デマンドコントローラ1が過去に空調機2を過暖房制御した際の、デマンド電力が閾値を超えると判定された時点のΔTと、空調機2の過暖房時間と、部屋20における室温復帰時間とが、対応付けて格納されている。たとえば、図7の(a)に示すように、学習データでは、−4℃のΔTと、2時間の過暖房と、60分の室温復帰時間とが対応付けられている。このことは、施設において、デマンドコントローラ1が、ΔTが−4℃の場合に空調機2を2時間過暖房制御した結果、部屋20の室温が60分で元の値に復帰したという実績があったことを示す。
施設が、何らかの製品を生産する設備を備えた工場などの生産施設である場合、施設の昼休み中には生産が停止されているために、生産のための電力が低下する。すなわち、施設の昼休み中には施設のデマンド電力に余裕がある。そこで空調機制御部17は、特に夏において、施設のデマンド電力に余裕がある施設の昼休み中に、空調機2が部屋20を過冷房するように空調機2を制御してもよい。これにより、昼休み後における、施設のデマンド電力の低減と部屋20内の空調環境維持とを両立することができる。
図8および図9を参照して本発明に係る実施形態2を以下に説明する。
図8は、本発明の実施形態2に係るデマンドコントローラ1’の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、デマンドコントローラ1’は、通信部11、設定部12、測定値取得部13、学習部14、データベース15、予測部16、空調機起動部81、および起動判定部82を備えている。空調機起動部81および起動判定部82の詳細については後述する。
デマンド制御システム10による空調機制御の概要について、以下に説明する。デマンドコントローラ1’は、施設のデマンド電力が低い冬(寒い季節)の早朝に、空調機2を事前に起動させることによって、施設の始業前に部屋20を予め暖房させておく。これにより、施設のデマンド電力が高いと予想される時間における空調機2の消費電力を下げ、その結果として、この時間において施設の実際のデマンド電力が閾値を超えることを防止する。
図9は、本発明の実施形態2に係るデマンドコントローラ1’が実行する空調機制御処理の具体例を説明する図である。図9には、冬のある一日における、空調機2の設定温度、部屋20の室温、空調機2の消費電力、施設の外気温、施設のデマンド電力(予測値)、および施設の実際のデマンド電力の時間的推移をそれぞれ示す。
図1に示すデマンドコントローラ1または図8に示すデマンドコントローラ1の各機能ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
2 空調機
3 温度計
4 室外温度計
5 電力計
10 デマンド制御システム(制御システム)
11 通信部
12 設定部(優先度設定部、時間設定部)
13 測定値取得部(外気温取得部、室温取得部、差分算出部)
14 学習部(格納部)
15 データベース
16 予測部
17 空調機制御部(取得部、制御部)
18 制御時間決定部(決定部)
20 部屋
81 空調機起動部
82 起動判定部
Claims (14)
- 施設内の部屋に設置された空調機を制御する制御装置であって、
前記施設のデマンド電力が閾値を超えることが予測される閾値超過時間を取得する取得部と、
前記空調機が前記部屋を冷房中の場合はより低い設定温度で前記部屋を冷房させ、一方、前記空調機が前記部屋を暖房中の場合はより高い設定温度で前記部屋を暖房させるように、前記空調機を制御する制御部と、
前記制御部による前記空調機の制御が過去に行われた制御時間と、前記制御時間だけ行われた前記制御が終了した時点の前記部屋の室温が前記制御が開始される時点の前記部屋の室温に戻るまでの過去に測定された室温復帰時間とが少なくとも対応付けて格納されたデータを参照して、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間に基づき、今回の制御時間を決定する決定部とを備えており、
前記制御部は、前記閾値超過時間の開始時点から前記今回の制御時間だけ遡った時点から前記開始時点までの間、前記空調機を制御し、
前記施設の外気温を取得する外気温取得部と、
前記部屋の室温を取得する室温取得部と、
前記室温と前記外気温との差分を算出する差分算出部とをさらに備えており、
前記データにおいて、前記差分と、前記制御が過去に行われた前記制御時間と、過去に測定された前記室温復帰時間とが対応付けて格納されており、
前記決定部は、前記差分と、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間とに基づき、今回の制御時間を決定することを特徴とする制御装置。 - 前記決定部は、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間が前記閾値超過時間に一致する場合、前記閾値超過時間に一致する前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間を、前記今回の制御時間に決定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 前記決定部は、前記閾値超過時間が、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間よりも長い場合、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間よりも一段階長い制御時間を、前記今回の制御時間に決定することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
- 前記決定部は、前記閾値超過時間が、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間よりも短い場合、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間よりも一段階短い制御時間を、前記今回の制御時間に決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記制御部による前記空調機の制御が終了した時点の前記部屋の室温が前記制御が開始される時点の前記部屋の室温に戻るまでの室温復帰時間を測定する測定部と、
前記測定によって測定された前記室温復帰時間を、前記今回の制御時間に対応付けて前記データに格納する格納部とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記施設における前記デマンド電力を予測する予測部をさらに備えており、
前記取得部は、前記閾値超過時間として、予測された前記デマンド電力が前記閾値を超える時間を前記予測部から取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記予測部は、前記外気温に基づき前記デマンド電力を予測することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
- 前記制御部は、さらに、前記施設の昼休み中に、前記空調機に前記より低い設定温度で前記部屋を冷房するように前記空調機を制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記制御部は、さらに、前記施設の始業前に、前記空調機に前記より高い設定温度で前記部屋を暖房するように前記空調機を制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記施設は複数の前記部屋を有しており、
前記部屋ごとに前記空調機が設置されており、
前記部屋ごとに前記部屋に対応する前記データが用意されており、
前記決定部は、前記部屋ごとに、前記部屋に対応する前記データを参照して、前記部屋に設置されている前記空調機を制御するための前記今回の制御時間を決定することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記空調機を制御する時間を設定する時間設定部をさらに備えており、
前記制御部は、さらに、前記時間設定部によって設定された時間に前記空調機を制御することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御装置。 - 通信部をさらに備えており、
前記取得部は、前記通信部を介して、前記制御装置の外部から前記閾値超過時間を取得することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の制御装置。 - 請求項1〜12のいずれか1項に記載の制御装置と、
前記制御装置によって制御される空調機と備えていることを特徴とする制御システム。 - 施設内の部屋に設置された空調機を制御する制御方法であって、
前記施設のデマンド電力が閾値を超えることが予測される閾値超過時間を取得する取得工程と、
前記空調機が前記部屋を冷房中の場合はより低い設定温度で前記部屋を冷房させ、一方、前記空調機が前記部屋を暖房中の場合はより高い設定温度で前記部屋を暖房させるように、前記空調機を制御する制御工程と、
前記制御工程における前記空調機の制御が過去に行われた制御時間と、前記制御時間だけ行われた前記制御が終了した時点の前記部屋の室温が前記制御が開始される時点の前記部屋の室温に戻るまでの過去に測定された室温復帰時間とが少なくとも対応付けて格納されたデータを参照して、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間に基づき、今回の制御時間を決定する決定工程とを有しており、
前記制御工程において、前記閾値超過時間の開始時点から前記今回の制御時間だけ遡った時点から前記開始時点までの間、前記空調機を制御し、
前記施設の外気温を取得する外気温取得工程と、
前記部屋の室温を取得する室温取得工程と、
前記室温と前記外気温との差分を算出する差分算出工程とをさらに有しており、
前記データにおいて、前記差分と、前記制御が過去に行われた前記制御時間と、過去に測定された前記室温復帰時間とが対応付けて格納されており、
前記決定工程において、前記差分と、前記閾値超過時間に最も近い前記室温復帰時間に対応付けて前記データに格納されている前記制御時間とに基づき、今回の制御時間を決定することを特徴とする制御方法。
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CN111256304A (zh) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、控制装置、空调器以及存储介质 |
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