JP6375713B2 - トラクタ - Google Patents
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Description
車体(2)に運転席(1)を備えるキャビン(34)と、前輪(13)と後輪(14)を備えたトラクタにおいて、
キャビン(34)内のフロア(3)の左右両側部に運転席(1)に乗り降りするガラスドア(35)を設け、ガラスドア(35)の外側下部で、かつ、前輪(13)と後輪(14)との間に角チューブ材状のステップ支柱(14)を設け、
ステップ支柱(14)は、下端部が上端部よりも外側に位置すると共に前下がり傾斜姿勢に設け、ステップ支柱(14)には、運転者が昇降するための複数段のステップ(4)を上下配置し、
下段側のステップ(4)には、平面視方形状のステップ枠(19)の内側に滑り止突縁を上縁に形成したステップ桟(20)を所定間隔に設け、
最上段のステップ(4)の下側には収容箱(6)を取り付け、収容箱(6)の外側面(5)を車体(2)側に向けて下がり傾斜に形成すると共に背面側をステップ支柱(14)の傾斜面に沿う背面壁(17)を形成し、前記外側面(5)と背面壁(17)の下端縁との間に形成される箱底面(18)を下段部のステップ(4)との間の段差間隔部の中間部に位置して形成し、
収容箱(6)の開口部(16)を開閉すると共に運転者の踏み面となる箱蓋(7)を設け、該箱蓋(7)は、小穴(9)を多数形成する上蓋(10)と無穴で開口部(16)を閉蓋できる下蓋(11)の二重蓋に構成し、
箱蓋(7)を、前記ステップ(4)よりも下位で、外側端寄り位置の開閉ヒンジ(8)周りに内外側方向へ開閉回動可能に設け、ステップ(4)上側面から前記外側面(5)側へ回動させて前記開口部(16)上面を開閉する構成とする。
前記箱蓋7は、小穴9を形成した上蓋10と、板状形態の無穴で収容箱6に開口部16を閉蓋しうる下蓋11とによって、二重蓋形態に構成するもので、開口部16を閉蓋したときは、この上蓋10上面を踏んで昇降する。このとき、泥土等が足元部から落ちると小穴9を介して下側の下蓋11上面に受けられて、掃除される。
前記収容箱6の開口部16を開閉する箱蓋7上面を外側下りの傾斜面に形成するため、雨水や、洗浄水、乃至、飛散汚水等の流下除去を速かに、円滑に行わせる。又、運転者が昇降するときも、高床車体2に対する踏付昇降のつま先部の掛け外しも円滑に行わせることができる。
前記のように収容箱6の上側部に箱蓋7を設けて、この開口部16を開閉する形態にあっては、前記ステップ4の下側に設ける収容箱6は、縦A、横B幅を、ステップ4の各寸法よりもやや小さくして、略類似形態に形成しているため、前記箱蓋7を開く得ることによって、収容箱6内全体を開放することができ、箱6内への物品の出し入れを行い易い。
また、この箱蓋7の上面を踏んでもヒンジ8が、この箱蓋7によるステップ4踏面位置よりも下位置で、かつこの外側端寄り位置に設けられるため、回動揺動し難く、安定した踏付支持を維持することができる。
また、下段のステップ4のステップ桟20の間隔部からは土壌や、泥水等が漏下し易くすることができる。
前記収容箱6の開口部16を開閉する箱蓋7上面を外側下りの傾斜面に形成するため、雨水や、洗浄水、乃至、飛散汚水等の流下除去を速かに、円滑に行わせる。又、運転者が昇降するときも、高床車体2に対する踏付昇降のつま先部の掛け外しも円滑に行わせることができる。
前記箱蓋7は、小穴9を形成した上蓋10と、板状形態の無穴で収容箱6に開口部16を閉蓋しうる下蓋11とによって、二重蓋形態に構成するもので、開口部16を閉蓋したときは、この上蓋10上面を踏んで昇降する。このとき、泥土等が足元部から落ちると小穴9を介して下側の下蓋11上面に受けられて、掃除される。このように二重蓋形態の構成では、上蓋10部をステップ面として踏付使用しても強度を十分に維持することができ、ステップ構成を簡単化、軽量化することができる。又、上蓋10の小穴9の形成によって泥水や、泥土等の溜りを少くして、清潔にすることができる。前記小穴9から漏下する泥土等を下蓋11上面で受けて、外側へ流下案内させたり、洗浄することができ、上蓋10と下蓋11との間に適宜の間隔を形成したり、下蓋11に対して上蓋10が各別に開放回動できる形態とすれば、これらの間隔部の掃除、メンテナンス等を簡単、容易にすることができる。特に、上蓋10の下面や、下蓋11の上面に、ステップ用補強部材等を組込むような形態では、これら上蓋10と下蓋11との間を開放することによって、洗浄性を容易化できる。
前記のように収容箱6の上側部に箱蓋7を設けて、この開口部16を開閉する形態にあっては、前記ステップ4の下側に設ける収容箱6は、縦A、横B幅を、ステップ4の各寸法よりもやや小さくして、略類似形態に形成しているため、前記箱蓋7を開く得ることによって、収容箱6内全体を開放することができ、箱6内への物品の出し入れを行い易い。
2 トラクタ車体
3 フロア
4 昇降用ステップ
5 箱外側面
6 収容箱
7 箱蓋
8 開閉ヒンジ
9 小穴
10 上蓋
11 下蓋
Claims (3)
- 車体(2)に運転席(1)を備えるキャビン(34)と、前輪(13)と後輪(14)を備えたトラクタにおいて、
キャビン(34)内のフロア(3)の左右両側部に運転席(1)に乗り降りするガラスドア(35)を設け、ガラスドア(35)の外側下部で、かつ、前輪(13)と後輪(14)との間に角チューブ材状のステップ支柱(14)を設け、
ステップ支柱(14)は、下端部が上端部よりも外側に位置すると共に前下がり傾斜姿勢に設け、ステップ支柱(14)には、運転者が昇降するための複数段のステップ(4)を上下配置し、
下段側のステップ(4)には、平面視方形状のステップ枠(19)の内側に滑り止突縁を上縁に形成したステップ桟(20)を所定間隔に設け、
最上段のステップ(4)の下側には収容箱(6)を取り付け、収容箱(6)の外側面(5)を車体(2)側に向けて下がり傾斜に形成すると共に背面側をステップ支柱(14)の傾斜面に沿う背面壁(17)を形成し、前記外側面(5)と背面壁(17)の下端縁との間に形成される箱底面(18)を下段部のステップ(4)との間の段差間隔部の中間部に位置して形成し、
収容箱(6)の開口部(16)を開閉すると共に運転者の踏み面となる箱蓋(7)を設け、該箱蓋(7)は、小穴(9)を多数形成する上蓋(10)と無穴で開口部(16)を閉蓋できる下蓋(11)の二重蓋に構成し、
箱蓋(7)を、前記ステップ(4)よりも下位で、外側端寄り位置の開閉ヒンジ(8)周りに内外側方向へ開閉回動可能に設け、ステップ(4)上側面から前記外側面(5)側へ回動させて前記開口部(16)上面を開閉する構成とするトラクタ。 - 前記収容箱(6)の箱蓋(7)上面を外側下りの傾斜面に形成して水滴を流下案内させることを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
- 前記収容箱(6)は、平面視で縦A、横B寸法をこのステップ(4)よりもやや小さくして略類似形態に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトラクタ。
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JP2014124500A JP6375713B2 (ja) | 2014-06-17 | 2014-06-17 | トラクタ |
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