JP2017039424A - キャブの側面構造 - Google Patents

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由紀子 小澤
Yukiko Ozawa
由紀子 小澤
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Abstract

【課題】乗降用ドアの外側にドアを開けるための十分な空間がなく開度が制限される場合であっても、乗降性が良くなるキャブの側面構造を提供する。【解決手段】キャブボディサイド3のドア開口部10に設けた乗降用ドア8の下部でクロージング5とフェンダー6の前方の一部を覆うように形成すると共に、乗降用ドア8の下部内側に位置する内側フェンダー部11と、乗降用ドア8の下部後方に位置する外側フェンダー部12とを形成し、クロージング5の後部下端Xからドア開口部10後方でフェンダー6とキャブボディサイド3の接合部Yに向けた開放端ライン8Lと、内側フェンダー部11と外側フェンダー部12の境界とで形成されるドアラインDを、車両後方に拡げて形成した。【選択図】図1

Description

本発明は、大型車のキャブの側面構造に関する。
近年、大型車のキャブには、キャブボディサイド側面の下部前部に昇降用ステップを複数段設けると共に、その昇降用ステップを覆うボックス状のクロージングを設け、そのクロージング後方のキャブボディサイド側面にフェンダーを設けている。
また、乗降用ドアは、キャブボディサイド側面のドア開口部とクロージングを覆うように形成されている。
特開平11−342791号公報
ところで、上記のキャブの側面構造では、各昇降ステップの後端に乗降用ドアの下部後縁が位置していた。そのため、乗降用ドアの外側にドアを開けるための十分な空間がなく開度が制限される場合に、ドア開口部の下方のフェンダーが乗降の妨げとなり、搭乗者の乗降性が悪くなるという問題があった。
本発明は、乗降用ドアの外側にドアを開けるための十分な空間がなく開度が制限される場合であっても、搭乗者の乗降性が良くなるキャブの側面構造を提供することを目的とする。
本発明のキャブの側面構造は、キャブボディサイドの下部前部に昇降用ステップを設けると共に、その昇降用ステップを覆うボックス状のクロージングを設け、そのクロージングの後方の前記キャブボディサイドにフェンダーを設け、前記キャブボディサイドのドア開口部に設けた乗降用ドアの下部で前記クロージングと前記フェンダーの前方の一部を覆うように形成すると共に、前記フェンダーに、前記乗降用ドアの下部内側に位置する内側フェンダー部と、前記乗降用ドアの下部後方に位置する共に外側に露出する外側フェンダー部とを形成し、前記クロージングの後部下端から前記ドア開口部後方で前記フェンダーと前記キャブボディサイドの接合部に向けた前記乗降用ドアの下方の開放端ラインと、前記内側フェンダー部と前記外側フェンダー部の境界とでドアラインを形成し、且つそのドアラインを車両後方に拡げて形成した。
本発明のキャブの側面構造であれば、乗降用ドアの外側にドアを開けるための十分な空間がなく開度が制限される場合であっても、搭乗者の乗降性が良くなるという優れた効果を発揮する。
(a)は本発明の一実施形態において乗降用ドアを取り付けていない状態のキャブ側面図であり、(b)は乗降用ドアを取り付けた状態のキャブ側面図である。 キャブボディサイドにクロージングとフェンダーを組み付けた状態を示す斜視図である。 (a)は図2のa−a断面図であり、(b)は図2のb−b断面図であり、(c)は図2のc−c断面図である。 図3(a)において乗降用ドアが開放された状態を示す図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るキャブの側面構造1を説明する。なお、後述する実施の形態における前後左右は、車両の走行方向を基準とする。例えば、前方は車両走行方向前方とし、後方は車両走行方向後方とする。
先ず、本実施形態におけるキャブ2の側面構造について、図1〜図3に基づいて説明する。
図1(a)及び(b)に示すように、キャブ2は、上部前方寄りにドア開口部10が形成されたキャブボディサイド3と、キャブボディサイド3の下部前部に設けられた昇降用ステップ4と、キャブボディサイド3の下部前部に設けられ、昇降用ステップ4を覆うボックス状のクロージング5と、クロージング5後方のキャブボディサイド3に設けられたフェンダー6と、フェンダー6の下方に設けられたフェンダーロア7と、ドア開口部10及びクロージング5を覆うと共に、フェンダー6の前方の一部を覆う乗降用ドア8とを備える。
符号30は、クロージング5の前方に配置されたバンパー、符号31は、クロージング5の下方に設けられたステップボックスである。クロージング5の後方でフェンダーロア7の下方には、フロントタイヤ32が配設されている。
昇降用ステップ4は、ドア開口部10の前方下方に複数段(本実施形態では上下2段)設けられる。
クロージング5は、ドア開口部10の下端に、フェンダー6の前縁に隣接して設けられる。
図2に示すように、クロージング5には、昇降用ステップ4の前側の側面を覆う前側壁5fと、昇降用ステップ4の車幅方向内側の側面を覆う内側壁5iと、昇降用ステップ4の後側の側面を覆う後側壁5rと、昇降用ステップ4を載設する上下2段の桟部材5pとが形成される。クロージング5の前側壁5fは、前縁の一部が車幅方向外側に突出して形成されている。
より詳しくは、図3(c)に示すように、クロージング5の前側壁5fと後側壁5rには開口部20が形成されており、この開口部20に昇降用ステップ4の両端に形成された取付部21が挿通される。開口部20に挿通された取付部21は、キャブボディサイド3から延在する一対のブラケット22にボルト23等で固定される。
フェンダー6は、図2に示すように、クロージング5後端からドア開口部10後端まで延びるフロントフェンダー6aと、フロントフェンダー6aに接続され、キャブボディサイド3の後端まで延びるリアフェンダー6bとからなる。フロントフェンダー6aとリアフェンダー6bは、ボルトまたはクリップ(不図示)等で一体に組み付けられてフェンダー6を構成する。
本実施形態においては、フロントフェンダー6aに、乗降用ドア8が閉じた状態で、乗降用ドア8の下部の内側に位置する内側フェンダー部11と、乗降用ドア8の下部後方に位置すると共に外側に露出する外側フェンダー部12とが形成される。
より詳しくは、図3(a)〜(c)に示すように、内側フェンダー部11の前縁は、クロージング5の後側壁5rの車幅方向外縁と隣接する。
内側フェンダー部11と外側フェンダー部12との間の境界には段差部13が形成され、内側フェンダー部11と段差部13とにより凹部14が形成される。
乗降用ドア8は、閉じられた状態において、開放端8e及び内側のインナーパネル8iの後端部がフェンダー6の凹部14に収納される。
開放端8eは、外側フェンダー部12の前縁と隣接し、また、乗降用ドア8の外面は、外側フェンダー部12の前縁の外面と略同一平面上になるように形成される。
また、図1及び図2に示すように、乗降用ドア8は、クロージング5の後部下端(フロントフェンダー6aの前縁下端)Xから、ドア開口部10の後方下端のキャブボディサイド3とフェンダー6の接合部(フロントフェンダー6aとリアフェンダー6bとの上部接合部)Yに向けた開放端ライン8Lを形成する。
この開放端ライン8Lと、内側フェンダー部11と外側フェンダー部12の間の境界(段差部13)とにより、ドアラインDが形成される。このドアラインDは、車両後方に拡げられて形成される。
具体的には、このドアラインDは、フェンダー6の下端ラインLに近づくように形成される。この下端ラインLは、フェンダー6の下端からフロントタイヤ32の外周に倣う円弧状に形成される円弧部L1と、フロントタイヤ32上で直線的に形成される直線部L2とからなる。
すなわち、ドアラインDは、下端ラインLの円弧部L1に沿った下部直線D1と、その下部直線D1の上端Zから接合部Yに向けた上部直線D2で形成される。
次に、本実施形態に係るキャブの側面構造1の作用及び効果について、図1〜図4に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態におけるキャブの側面構造1においては、ドアラインDを、車両後方に拡げて形成している。
ここで、このキャブの側面構造1の効果を、図4に基づいて、従来のキャブの側面構造と比較して説明する。
図4は、乗降用ドア8が開放された状態での図2のa−a断面図であり、クロージング5上部の平断面を示している。図中、点線Eは、従来のキャブの側面構造におけるフェンダー6の前縁部分を示している。
従来のキャブ側面構造では、図4の点線Eで示すように、クロージング5の上部において、クロージング5の後端から車幅方向外側に突出した位置にフェンダー6の前縁が形成されている。すなわち、複数段ある各昇降用ステップ4の後端に、乗降用ドア8の下部後縁が位置している。
このため、乗降用ドア8の外側にドアを開けるための十分な空間がなく開度が制限される場合には、ドア開口部10の下方のフェンダー6に太もも等が当たってしまい乗降の妨げとなっていた。
これに対して、本実施形態に係るキャブの側面構造1では、図1(b)及び図2〜図4に示すように、ドアラインDを車両後方に拡げて形成したため、フェンダー6に形成される凹部14の分だけ乗降するための空間が確保される。
これにより、乗降用ドア8の外側にドアを開けるための十分な空間がなく開度が制限される場合であっても、乗降性を良くすることが可能になる。
また、本実施形態のドアラインDは、図1(b)に示すように、フェンダー6の下端ラインLに近づくように形成する。すなわち、ドアラインDを、下端ラインLの円弧部L1に沿った下部直線D1と、その下部直線D1の上端Zから接合部Yに向けた上部直線D2とで形成する。
このため、本実施形態に係るキャブの側面構造1では、ドアラインDを、フェンダー6の下端ラインLに達しない限界の位置まで、車両後方に拡げることが可能となる。これにより、乗降性を更に良くすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、フェンダー6は、フロントフェンダー6aとリアフェンダー6bが一体成形されていても良い。
また、ドアラインDの境界は、フロントフェンダー6aに形成されるものとしたが、リアフェンダー6bに亘って形成されても良い。
1 キャブの側面構造
2 キャブ
3 キャブボディサイド
4 昇降用ステップ
5 クロージング
6 フェンダー
8 乗降用ドア
8L 開放端ライン
10 ドア開口部
11 内側フェンダー部
12 外側フェンダー部
32 フロントタイヤ
D ドアライン
D1 下部直線
D2 上部直線
L 下端ライン
L1 円弧部

Claims (4)

  1. キャブボディサイドの下部前部に昇降用ステップを設けると共に、その昇降用ステップを覆うボックス状のクロージングを設け、そのクロージングの後方の前記キャブボディサイドにフェンダーを設け、
    前記キャブボディサイドのドア開口部に設けた乗降用ドアの下部で前記クロージングと前記フェンダーの前方の一部を覆うように形成すると共に、前記フェンダーに、前記乗降用ドアの下部内側に位置する内側フェンダー部と、前記乗降用ドアの下部後方に位置する共に外側に露出する外側フェンダー部とを形成し、
    前記クロージングの後部下端から前記ドア開口部後方で前記フェンダーと前記キャブボディサイドの接合部に向けた前記乗降用ドアの下方の開放端ラインと、前記内側フェンダー部と前記外側フェンダー部の境界とでドアラインを形成し、且つそのドアラインを車両後方に拡げて形成した
    ことを特徴とするキャブの側面構造。
  2. 前記フェンダーの下端ラインは、前記フェンダーの下端からフロントタイヤの外周に倣う円弧状に形成されると共に、そのフロントタイヤ上で直線的に形成され、
    前記ドアラインは、前記下端ラインに近づくように形成される
    請求項1記載のキャブの側面構造。
  3. 前記ドアラインは、前記下端ラインの円弧部に沿った下部直線と、その下部直線の上端から前記開口部後方下端の前記キャブボディサイドと前記フェンダーの接合部に向けた上部直線で形成される
    請求項1または2記載のキャブの側面構造。
  4. 前記フェンダーは、前記クロージングの後端から前記ドア開口部の後端まで延びるフロントフェンダーと、そのフロントフェンダーに接続され、前記キャブボディサイドの後端まで延びるリアフェンダーとからなり、
    前記ドアラインは、前記フロントフェンダーの前縁下端から、前記フロントフェンダーと前記リアフェンダーとの上部接合部まで延びるように形成される
    請求項1から3いずれか一項に記載のキャブの側面構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113581298A (zh) * 2021-08-03 2021-11-02 东风华神汽车有限公司 一种商用车整体式踏步轮罩结构

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