JP7218486B2 - リアバンパの組み付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、リアバンパの取り付け構造、より詳しくは、スライドドア車におけるリアバンパの組み付け構造に関する。
例えば特許文献1に示されているように、スライドドア車の車体側部には、スライドレールを配置するための凹部が車体前後方向に延びるようにして設けられる。また、この凹部をスライドドアから延びるローラアームが前後方向に移動できる隙間を残して覆うスライドレールカバーが設けられ、スライドレールが外部から視認できないようにしている。この凹部が形成される車体側部外板の後端と外面が連続するようにして、いわゆる車体一体型のリアバンパが組み付けられる。リアバンパの左右側部は、車体側部外板との建付け一体性を確保するため、バンパサポート(特許文献1では「バンパースペーサー」)を介して車体に組み付けられる。
リアバンパには上記のように車体側部外板に設けたような凹部が形成されない一方、車体前後方向の寸法が制限された車両においてはスライドドアの前後方向移動行程を確保する必要等から上記凹部を解消するように車体外板を加工する余裕がないので、上記凹部の後端によって形成される開口を通じて上記凹部とバンパの内部とを連通状態とせざるをえない場合がある。
上記開口からの風がバンパ内部に吹き込むと、バンパ内部に渦が発生し、この渦によりベントダクトが開きにくくなり、ドア閉まり性能の悪化、車室換気性能の悪化を招くほか、車両の空力特性が悪化して燃費の悪化につながる。
特開2003-118503号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、スライドドア車において、スライドレールを配置するために車体外板に設けられる凹部に変更を加えることなくリアバンパ内部への風入りを防止ないし抑制できるリアバンパの組み付け構造を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
すなわち、本発明によって提供されるリアバンパの組み付け構造は、スライドドア用スライドレールを配置するための車体前後方向に延びる凹部がサイドアウタパネルに形成され、上記サイドアウタパネルの後端に隣接させて意匠面が連続するようにリアバンパが設けられる車両において、上記リアバンパの上記サイドアウタパネルに隣接する部位はバンパサポートを介して支持されており、上記リアバンパまたは上記バンパサポートには、上記凹部によって形成される開口から上記リアバンパ内部への風の流入を阻止または軽減するための壁部が設けられていることを特徴とする。
上記構成のリアバンパの組み付け構造によれば、スライドドア用スライドレールを配置するための凹部が形成する開口からの風がリアバンパ内部に吹き込み、これが渦を形成することが防止または軽減されるので、ベントダクトが開きにくくなってドア閉まり性能が悪化したり車室換気性能が悪化したりすることを解消または軽減することができ、また、車両の空力性能の悪化をも解消または軽減することができる。
本発明は、車体の前後長が制限されているスライドドア車において、スライドドアの前後方向移動行程の確保のためにスライドレール配置用凹部による開口を残置させざるを得ない場合に特に有効である。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
本発明が適用される車両の後部右側面図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 図1のIII-III線に沿う断面図である。 図1のIV-IV線に沿う断面図である。 バンパサポートの全体斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明に係るバンパの組み付け構造A1を適用するに好適な車両の一例の右側面図である。当該車両Bは、スライドドア100(図2)を有する。スライドドア100は、車体のセンターピラー(図示略)の後方のドア開口220をスライド式に開閉できるようになっている。すなわち、スライドドア100は、ドア開口220に嵌り込んで閉じる閉状態と、ドア開口220より車体外方に変位しつつドア開口220より後方の車体外面の外側に位置する開状態との間をスライド移動できるように車体に支持されている。スライドドア100は通常、その上部、上下方向中間部および下部の3か所が、スライドガイド機構250を介して車体に支持される。
スライドドア100の上下方向中間部を支持するスライドガイド機構250は、図2に表れているように、車体外面を構成するサイドアウタパネル230に車体前後方向に延びる凹部231を形成してその底部にスライドレール251を配置するとともに、スライドドア100からその内面方向に延びるアーム252を介して支持させたローラ253をスライドレール251に係合させて構成されている。また、凹部231内のスライドレール251が外部から見えないように隠して車両の外観見栄えを保持するために、アーム252の移動経路を確保するための隙間Sを残して凹部231を覆うスライドレールカバー260が設けられる。このスライドレールカバー260は、適当な固定手段を介してスライドレール251または凹部231を形成するサイドアウタパネル230の適所に固定される。
サイドアウタパネル230の後端、詳しくはサイドアウタパネル230の外観意匠面230aの後端に隣接し、意匠面300aを連続させるようにして、リアバンパ300が設けられる(図1、図4)。リアバンパ300は、樹脂製である。リアバンパ300は、基本的には車体200に支持されるが、車両後部から側部に回り込んでサイドアウタパネル230の後端に隣接する部位310は、バンパサポート400と呼ばれる支持部材を介して車体に支持される。サイドアウタパネル230の外部意匠面230aとリアバンパ300の外部意匠面300aとの連続性や一体感を正確に達成するためである。このバンパサポート400は、図5に示すように、車体、詳しくはサイドアウタパネル230の意匠面230aの後端から車体内方に折り曲げられた部位232(図4)等に連結される上部基部410と、リアバンパ300における車両側部回り込み部(サイドアウタパネルの意匠面後端と隣接させる部位)310の内面に沿って延びる下部支持部420とを有する樹脂製部材である。バンパサポート400の上部基部410は、クリップ411等、公知の手段を用いて車体200に連結され、下部支持部420とリアバンパ300の側部回り込み部310との連結は、一方に形成した爪(図示略)を他方に設けた係合穴421に脱抜不能に係合する等の公知の手段を当該下部支持部420が延びる方向に沿って複数個所に用いるなどして行われる。
ところで、車両Bの全長が制限された車両において、ドア開口220を大きく取り、スライドドア100の十分なスライド移動行程を確保するためにはスライドレール251をできるだけ長くすることが求められ、これに応じてスライドレール251を配置するための凹部231をサイドアウタパネル230の後端まで延ばさざるを得ない場合がある。この場合、凹部231の後端によって形成される開口231a(図に示す実施形態では、スライドレールカバー260の下端より下方において、凹部231とリアバンパ300の内部とを連通させている部位を開口231aとして図3に示す)を通じて凹部231とリアバンパ300の内部とが連通状態となる。
本発明では、開口231aをリアバンパ300またはバンパサポート400に設けた壁部430によって封鎖し、上記凹部231とリアバンパ300の内部との間の連通状態を軽減している。
実施形態では、バンパサポート400において、少なくとも開口231aの断面と同等以上の面積を有し、開口231aを背後から閉じる壁部430を一体に設けているが、凹部230の断面に対応する大きさの壁部430を設けても、もちろんよい。
上記構成のリアバンパ300の組み付け構造によれば、スライドドア100用のスライドレール251を配置するための凹部231が形成する開口231aからの風がリアバンパ300の内部に吹き込むことを防止または軽減することができる。そのため、リアバンパの内部に吹き込んだ風が渦を形成し、ベントダクトが開きにくくなってドア閉まり性能が悪化したり車室換気性能が悪化したりすることを解消または軽減することができ、また、車両の空力性能の悪化をも解消または軽減することができる。
もちろん、この発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのあらゆる設計変更は、すべて本発明の範囲に包摂される。
たとえば、実施形態ではバンパサポート400に上記壁部430を設けているが、この壁部430をリアバンパの側部回り込み部310の内壁から一体延出して設けてもよい。
A1 バンパの組み付け構造
B 車両
S 隙間
100 スライドドア
200 車体
220 ドア開口
230 サイドアウタパネル
230a 意匠面
231 凹部
231a 開口
232 内方折り曲げ部
250 スライドガイド機構
251 スライドレール
252 アーム
253 ローラ
260 スライドレールカバー
300 リアバンパ
300a 意匠面
310 側部回り込み部
400 バンパサポート
410 上部基部
420 下部支持部
430 壁部

Claims (1)

  1. スライドドア用スライドレールを配置するための車体前後方向に延びる凹部がサイドアウタパネルに形成され、上記サイドアウタパネルの後端に隣接させて意匠面が連続するようにリアバンパが設けられる車両において、
    上記リアバンパの上記サイドアウタパネルに隣接する部位はバンパサポートを介して支持されており、上記バンパサポートには、少なくとも上記凹部によって形成される開口の断面と同等以上の面積を有しつつ当該開口を背後から閉じ、上記リアバンパ内部への風の流入を阻止または軽減するための壁部が設けられていることを特徴とする、リアバンパの組み付け構造。
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