JP6358182B2 - 車両 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、第1領域が、第2領域に対して視認されにくいため、第2領域及びその下部の領域が、第1領域に対して、より鮮明に視認され、Cピラーにおける車両の高さが、上記境界部の高さまでであるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。したがって、車両の重心が、実際の車両の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象と、車両後部の上端が下方に向かって滑らかに延びるような視覚的な印象とを、より効果的に与えることができる。
上記構成によれば、Cピラーの上端と視認され得る上記境界部と、車両後部に位置するトランクパネルやリアフェンダーパネル等の上端が連続して車両後方に向かって滑らかにより長く延びるような視覚的な印象を与えることができる。そのため、よりスポーティな外観を得ることができる。
上記構成によれば、第1領域と第2領域とがより明確に区別されて視認される。したがって、第2領域の上端に位置する上記境界部までが、Cピラーが位置する部位における車両の上端であるような視覚的な印象をより効果的に与えることができる。そのため、より効果的に、スポーティな外観を得ることができる。
以下、車両の第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、第1実施形態の車両11は、車両ボディの形状がセダン型の車両である。
車両11は、Cピラー63の外面における車両上側に位置する第1領域64の色彩と車両11下側に位置する第2領域65の色彩とが互いに異なり、Cピラー63の第2領域65の下部に連続するリアフェンダーパネル50の外面の色彩は、第2領域65の色彩と同じである。そのため、車両11においてCピラー63が位置する車両後部においては、車両11の高さが、境界部66までの高さであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、この部位においては、車高を低く見せることができる。また、第1領域64と第2領域65との境界となる境界部66が、Cピラー63の前端から後端にかけて、車両上下方向の高さが徐々に低くなるように傾斜している。そのため、Cピラー63の上端と視認され得る境界部66が車両後方にかけて下方に向かって滑らかに延びるような視覚的な印象を与える。
(1)本実施形態の車両11は、車両11の重心が、実際の車両11の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象と、車両後部の上端が下方に向かって滑らかに延びるような視覚的印象とを与えることができる。したがって、本実施形態では、セダン型の車両11でありながら、スポーティな外観を得ることができる。すなわち、車両ボディの形状によらず、スポーティな外観を得ることができる。
次に、車両の第2実施形態について、図5を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、サイドミラー34の外面の色彩が赤色である。
(第3実施形態)
次に、車両の第3実施形態について、図6を参照して説明する。
これに対して、図6に示すように、第3実施形態の車両13では、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、赤色であり、第2領域65の色彩と同じである。なお、本実施形態の車両13において、その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
(6)本実施形態の車両13では、ルーフ68の外面の色彩と、ルーフサイド69の外面の色彩とが、Cピラー63の第1領域64の色彩と同じである。したがって、Cピラー63よりも車両前方における車両13の高さが、車両13のフロントドア30及びリアドア40の上端までであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、ルーフ68の外面とルーフサイド69の外面との色彩が、黒色以外の色彩(例えば赤色)である場合に比べると、車両13の重心が、実際の車両の重心よりもより低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、よりスポーティな外観を得ることができる。
次に、車両の第4実施形態について、図7を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、Aピラー61の外面の色彩は、黒色である。
(7)本実施形態の車両14では、車両前後方向において、窓枠部33、43が位置する部位においては、車両14の高さが、窓枠部33、43の下端までであるような視覚的な印象を与えることができる。すなわち、窓枠部33、43の外面の色彩が、黒色以外の色彩(例えば赤色)である場合に比べると、車両14の重心が、実際の車両14の重心よりも低い位置にあるような視覚的な印象を与えることができるため、よりスポーティな外観を得ることができる。
次に、車両の第5実施形態について、図8を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の窓枠部43の外面の色彩とは、黒色である。
次に、車両の第6実施形態について、図9を参照して説明する。
第1実施形態の車両11は、ルーフ68の外面の色彩と、ルーフサイド69の外面の色彩と、Aピラー61の外面の色彩と、フロントドア30の窓枠部33の外面の色彩と、リアドア40の外面の色彩とは、黒色である。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について、図10を参照して説明する。
(その他の実施形態)
なお、車両は、上記各実施形態に例示した態様に限定されず、以下のように適宜変形してもよい。また、以下の変形例において組み合わせ可能なものは、上記各実施形態に、適宜組み合わせて適用してもよい。
・上記各実施形態の車両において、車両の外面においては、例えば、フロントグリル21を銀色にする等、3色以上の色彩による配色がなされていてもよい。
また、上記各実施形態の車両において、Cピラー63の第2領域65及び第2領域65と同じ色彩の車両外面と、Cピラー63の第1領域64及び第1領域64と同じ色彩の車両外面とは、互いに異なる色彩であればよく、その色彩の配色は特に限定されない。したがって、第1領域64の色彩は、第2領域65の色彩よりも明度及び彩度が高い色であってもよい。
Claims (6)
- Cピラーの外面における車両上側に位置する第1領域の色彩と車両下側に位置する第2領域の色彩とが互いに異なり、
前記第2領域の下部に連続する車両外面の色彩が、前記第2領域の色彩と同じであり、
前記第1領域と前記第2領域との境界となる境界部は、前記Cピラーの前端から後端にかけて、車両上下方向の高さが徐々に低くなるように傾斜しており、
前記第1領域の色彩は、前記第2領域の色彩よりも明度及び彩度の少なくとも一方が低いことを特徴とする車両。 - 前記第1領域の色彩は黒色である
請求項1に記載の車両。 - 前記境界部の後端は、車両上下方向においてリアガラスの下端と同じ高さである
請求項1又は2に記載の車両。 - ルーフの外面の色彩と、同ルーフから連続して車両側部のドアの上端まで延びるルーフサイドの外面の色彩とが、前記第1領域の色彩と同じである請求項1〜3の何れか1項に記載の車両。
- Aピラーの外面と、前記車両側部のドアの窓枠部の外面とのうち少なくとも一方の外面の色彩は、前記第1領域の色彩と同じである請求項4に記載の車両。
- 前記Cピラーの外面には、前記境界部に沿って同境界部と重なる段部が形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載の車両。
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