JP6372954B2 - 電動モータ・ケーシングの製造方法 - Google Patents

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本発明は、ガラス繊維を添加した樹脂材を用いた射出成形体の製造方法及び電動モータ・ケーシングの製造方法に関する。
樹脂材を射出成形する際には、固定金型に対して可動金型を型締めして成形キャビティを形成し、シリンダで加圧した溶融樹脂材を固定金型のスプルー、ランナー及びゲートを通じて成形キャビティに射出して硬化させることが知られている。(特許文献1を参照)また、射出成形体の強度を高めるために、樹脂材にガラス繊維を補強材として添加した上で、射出成形を行うことも知られている。
従来の射出成形体の製造方法を図11及び図12に基づいて、説明する。図11は従来の射出成形装置200の平面図、図12は、図11のB−B線における断面図である。
図示のように、固定金型1と、固定金型1に対して型締装置(不図示)で移動可能に設けられた可動金型2が互いに対向して配置されている。固定金型1には成形キャビティ3に連通するゲート4が設けられている。このゲート4は、固定金型1に着脱自在に嵌め込まれるピンポイントブッシュとして設けられている。
固定金型1に対して可動金型2が移動して型締めが行われる。この時、固定金型1の凹型部1aと可動金型2の凸型部2aが型合わせされ、固定金型1と可動金型2とで囲まれた成形キャビティ3が形成される。
この型締め状態において、ゲート4を介して、射出装置(不図示)の射出ノズル5から溶融樹脂材6が射出される。すると、図11に示すように、射出ノズル5から射出された溶融樹脂材6は、ゲート4の直下にあたる成形キャビティ3の中央部から成形キャビティ3の周端に向かって放射状に流動して成形キャビティ3の全体に充填される。充填された溶融樹脂材6は両金型で冷却されることにより硬化する。なお、図12は溶融樹脂材6(黒塗り部分)がゲート4から成形キャビティ3に充填された状態を示している。
その後、可動金型2を固定金型1から移動させることにより型開きが行われ、成形キャビティ3から射出成形体が取り出される。この例では、射出成形体の形状は有底円筒をなしている。
特開2008−37068号公報
しかしながら、樹脂材にガラス繊維が添加されている場合には、繊維配向の影響により、射出成形体の反り変形が生じるという問題があった。
一般に、繊維配向の影響は、樹脂材中のガラス繊維が一方向に整列すると、当該一方向の樹脂収縮は小さいのに対して、当該一方向に直角方向の樹脂収縮は非常に大きいことにより、射出成形体の反り変形が生じるというものである。
図11に示す従来例では、ガラス繊維は、破線で示した溶融樹脂材6の流路に沿い、ゲート4の直下にあたる成形キャビティ3の中央部から成形キャビティ3の周端に向かう直線の上に整列することになる。すると、当該直線方向の樹脂収縮は小さいのに対して、当該直線に対して直角方向の樹脂収縮は非常に大きくなり、この収縮差により反り変形が生じるのである。
本発明の電動モータ・ケーシングの製造方法は、電動モータを収納する筒部と、電動モータの回転を減速するためのウォームホイールギアを収納する有底円筒体と、を備えた電動モータ・ケーシングの製造方法において、前記有底円筒体に対応した第1の金型と第2の金型で囲まれてなる成形キャビティを形成する工程と、前記有底円筒体の底部に対応して第1の金型に設けられたゲートを介して、成形キャビティ内にガラス繊維が添加された溶融樹脂材を射出する工程と、を備え、第2の金型の型面にゲートに対向し、かつ前記有底円筒体の底部に対応して渦流形成部が形成され、溶融樹脂材を渦流形成部に向けて射出することにより、溶融樹脂材が渦流を形成しながら成形キャビティ内に充填されることを特徴とする。




本発明によれば、ガラス繊維を添加した溶融樹脂材を渦流形成部に向けて射出することにより、渦流を形成しながら溶融樹脂材を成形キャビティ内に充填している。これにより、ガラス繊維の整列が大きく乱され、射出成形体の方向による樹脂収縮差が小さくなることで射出成形体の反り変形を抑制することが可能になる。
本発明の実施形態における射出成形装置の平面図である。 図1のA−A線における断面図である。 本発明の実施形態における渦流形成部の斜視図である。 本発明の実施形態における渦流形成部の平面図及び正面図である。 本発明の実施形態における変形例の渦流形成部の平面図及び正面図である。 本発明の実施形態における他の変形例の渦流形成部の正面図である。 本発明の実施形態における射出成形体の製造方法により製造された減速機付き電動モータ・ケーシングを上面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態における射出成形体の製造方法により製造された減速機付き電動モータ・ケーシングを裏面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態における射出成形体の製造方法により製造された減速機付き電動モータを上面側から見た斜視図である。(ケーシングに電動モータ及びウォームホイールギアを装着した状態を示すもの) 本発明の実施形態における射出成形体の製造方法により製造された減速機付き電動モータを裏面側から見た斜視図である。(ケーシングに電動モータ及びウォームホイールギアを装着した状態を示すもの) 従来例における射出成形装置の平面図である。 図11のB−B線における断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態における射出成形装置100の平面図、図2は、図1のA−A線における断面図である。
図示のように、射出成形装置100は、固定金型1(第1の金型)、可動金型2(第2の金型)、ゲート4、射出ノズル5を備え、固定金型1に対して可動金型2が型締めされると、固定金型1と可動金型2とで囲まれた成形キャビティ3が形成される点は、従来例と同じである。
本実施形態においては、射出ノズル5からゲート4を介して成形キャビティ3内に溶融樹脂材6を射出する際に、溶融樹脂材6の渦流を形成するための渦流形成部7が設けられている。
渦流形成部7は、可動金型2に形成された貫通孔8を介してゲート4に対向するように成形キャビティ3内へ導入可能に構成され、可動金型2と同じ金属材で形成された円柱状の棒状体であることが好ましい。渦流形成部7を棒状体とするのは、成形キャビティ3への導入と、別の渦流形成部7との交換が容易であるからである。また、渦流形成部7は、可動金型2に形成された貫通孔8を介して導入するものに限らず、可動金型2の凸型部2aの型面に、可動金型2と一体に恒久的に形成するものであってもよい。
渦流形成部7はその上端面に渦流形成用凹凸部7aを有している。渦流形成部7が成形キャビティ3へ導入された状態で、渦流形成用凹凸部7aはゲート4の直下に位置している。ゲート4の射出口の下端と渦流形成用凹凸部7aとの距離は、成形キャビティ3の上下方向のスペース(射出成形体の厚さ)によって決まる。
渦流形成用凹凸部7aの構成を図3及び図4に基づいて詳しく説明する。図3は渦流形成部7の斜視図、図4(A)はその平面図、図4(B)はその正面図である。
図示のように、渦流形成用凹凸部7aは、渦流形成部7の端面の中心から端面の周端に向けて滑らかに湾曲して延びる12個の同形の凸部aが、端面の中心に対して点対称(30度回転対称)になるように配置されている。隣接する凸部a,aの間は凹部になっている。
このように、渦流形成用凹凸部7aは、図4(A)の平面図で見ると、渦状の凹凸形状をなしているが、図4(B)の正面図で見ると、全体としてはその中央部が盛り上がった凸形状をなしている。渦流形成部7が成形キャビティ3へ導入された状態では、渦流形成用凹凸部7aは、可動金型2の凸型部2aの型面の上方に位置していることが好ましい。
図3及び図4の例では、凸部aは、反時計回り方向に湾曲しているが、時計周り方向に湾曲していても良い。また、凸部aの個数(枚数)は適宜増減することができるが、溶融樹脂材の渦流又乱流を効果的に発生させるためには7個〜12個であることが好ましい。
渦流形成用凹凸部7aの変形例を図5に示す。図5(A)は渦流形成用凹凸部7bの平面図、図5(B)はその正面図である。図示のように、渦流形成用凹凸部7bは、端面の中心から端面の周端に向けて湾曲して延びる10個の同形の凸部bが、端面の中心に対して点対称になるように配置されている点は、渦流形成用凹凸部7aと同様であるが、図5(B)の正面図で見ると、全体としては中央部が凹んだ凹形状をなしている点が異なっている。渦流形成部7が成形キャビティ3へ導入された状態では、渦流形成用凹凸部7bは、可動金型2の凸型部2aの型面の下方に位置していることが好ましい。
なお、渦流形成用凹凸部7a,7bは、上述のものに限らず、全体として渦状もしくは渦巻き状(スパイラル)の形状をなしていれば、渦流を形成することができる。
また、他の変形例として、図6に示すように、渦流形成用凹凸部7a,7bの代わりに、端面の中央部が周端から山状に盛り上がったものを渦流形成部7として用いてもよい。この渦流形成部7には渦流形成用凹凸部は形成されていないが、溶融樹脂材6が上方から山の頂上付近に衝突して下降流となることにより、溶融樹脂材6の流れに乱れが生じて渦流を形成することができる。
次に、上述の射出成形装置100を用いた射出成形体の製造方法を説明する。先ず、水平に固定保持された固定金型1に対して可動金型2が鉛直下方に移動して型締めが行われる。この時、固定金型1の凹型部1aと可動金型2の凸型部2aが型合わせされ、固定金型1と可動金型2とで囲まれた成形キャビティ3が形成される。
この型締め状態において、ゲート4を介して、射出装置(不図示)の射出ノズル5から溶融樹脂材6が射出される。図2は溶融樹脂材6(黒塗り部分)がゲート4から成形キャビティ3に充填された状態を示している。
射出装置は、樹脂材を供給するホッパー、射出ノズル5が形成された加熱筒、加熱筒に回転自在に挿入されたスクリュー(押圧部材)、加熱筒の外周に取り付けられた電気ヒーターを備えて構成される。
樹脂材は、ホッパーから加熱筒の入り口に流れ込んでスクリューの回転で加熱筒に送り込まれる。そして、電気ヒーターによる加熱筒の温度制御と、スクリューの回転と、スクリューの回転による樹脂材のせん断の摩擦熱で樹脂材が溶融され、溶融樹脂材6が生成される。この場合、樹脂材には射出成形体の強度を高めるため、補強材としてガラス繊維が添加されている。
そのため、溶融樹脂材6にはガラス繊維が含有されている。射出ノズル5から射出された溶融樹脂材6は、金型装置のスプルー(樹脂供給路)、及びランナーを経由してゲート4に供給されるが、図1及び図2では、スプルー及びランナーの図示を省略してある。
射出ノズル5から射出された溶融樹脂材6は、図1に示すように、渦流形成部7の渦流形成用凹凸部7a,7bに衝突し、破線で示した渦流を形成しながら成形キャビティ3内に充填されていく。これは、溶融樹脂材6は渦流形成用凹凸部7a,7bの凹凸形状に沿って滑らかに湾曲しながら流れるからである。
ここで渦流とは、成形キャビティ3の中央部から周端部に向けて滑らかに湾曲しながら流れる渦状の流れを意味している。溶融樹脂材6に添加されたガラス繊維はこの渦流の流路に沿って配向されることから、ガラス繊維の整列が従来例に比して大きく乱される。
すなわち、図1の一本の破線に沿った一流路に着目すると、ガラス繊維の向きは、成形キャビティ3の中央部から周端部に向けて大きく湾曲することになる。そのため、ガラス繊維は、それぞれに異なった方向成分を有することが多くなる。そのため、射出成形体の方向による樹脂収縮差が小さくなる。
一般に、溶融樹脂材6が金型装置により冷却されて固形化する際や、温度環境の変化などによって射出成形体の樹脂収縮が生じる。この時、射出成形体の方向による樹脂収縮差が小さくなることで射出成形体の反り変形を抑制することが可能になる。
これに対して、従来例(図11)にあっては、ガラス繊維の向きは、前述のように成形キャビティ3の中央部から周端部に向かう直線上に揃っているため、射出成形体の方向による樹脂収縮差が大きくなり、大きな反り変形が生じてしまう。図1の例では、ゲート4及び渦流形成部7は、成形キャビティ3の中央部に位置しているが、それらが成形キャビティ3の中央部から離れて位置している場合でも同様の効果を奏する。
溶融樹脂材6の冷却後は、可動金型2を固定金型1から移動させることにより型開きが行われ、成形キャビティ3から射出成形体が取り出される。なお、本実施形態では、射出成形体の形状は有底円筒の形状をなしているが、固定金型1、可動金型2の形態を適宜変更して射出成形体を製造することができる。
また、本実施形態では、樹脂材としては熱可塑性樹脂が用いられ、その加熱温度は250℃程度に設定され、固定金型1及び可動金型2の温度は60℃程度の比較的低温に設定されている。また、他の樹脂材としては、熱硬化性樹脂を用いることもできる。この場合、熱硬化性樹脂にガラス繊維が添加されている限り上記と同様の効果を得ることができる。また、固定金型1に対する可動金型2の移動は相対的なものなので、反対に固定金型1を可動とし、可動金型2を固定としてもよいことは言うまでもない。
以上、本実施形態の射出成形装置100と、射出成形体の製造方法について説明したが、次に、射出成形体である減速機付き電動モータ・ケーシング10への適用例について、図7乃至図10に基づいて説明する。
減速機付き電動モータ・ケーシング10は、車両のパワーウインドウ駆動用の電動モータ11及びウォームホイールギア12等を収納するためのケーシングである。図7及び図8は、ケーシング本体のみを示し、図9及び図10は、ケーシング本体に電動モータ11及びウォームホイールギア12を取り付け、収納した状態を示している。
減速機付き電動モータ・ケーシング10は、ウォームホイールギア12を収納する有底円筒体13、有底円筒体13の中央底部から立設されたウォームホイールギア12の回転軸14(出力軸)の挿通部15、有底円筒体13に隣接し、電動モータ11及びそのウォーム軸を収納する筒部16を備え、筒部16の入口17から電動モータ11が挿入可能になっている。減速機付き電動モータ・ケーシング10は、さらに車体本体に取り付けるためのマウント部18、コネクター取り付け部19を備えている。
ケーシング本体に電動モータ11及びウォームホイールギア12を取り付けられた状態では、電動モータ11のウォーム軸が、ウォームホイールギア12と噛み合い、電動モータ11の回転が減速されるようになっている。
有底円筒体13の部分は基本的には、上述の固定金型1、可動金型2及び渦流形成部7等を用いた射出成形により形成することができる。減速機付き電動モータ・ケーシング10を全体として射出成形により形成するためには、その他の構成部分に対応した金型装置が必要となる。
この場合、ゲート4及び渦流形成部7は、有底円筒体13の底部であって、ウォームホイールギア軸14の挿通部15と、電動モータ11のウォーム軸を収納する筒部16の間に対応する金型の部位に設けられている。これは、ウォームホイールギア軸14と電動モータ11のウォーム軸の間の距離に高い設計精度が求められ、その設計精度が実現できるように繊維配向の影響による反り変形を極力抑制する必要があるためである。
こうした射出成形の結果、有底円筒体13の底部には渦流形成用凹凸部7aに対応する射出成形痕跡7Xが形成される。また、射出成形痕跡7Xの裏側には、ゲート4に対応する射出成形跡4Xが形成される。
また、前述のように、渦流形成用凹凸部7aを可動金型2の凸型部2aの型面の上方に位置させた場合には、射出成形痕跡7Xは、有底円筒体13の底部の主表面に凹部として形成される。
その一方、渦流形成用凹凸部7bを可動金型2の凸型部2aの型面の下方に位置させた場合には、射出成形痕跡7Xは、有底円筒体13の底部の主表面から突出して凸
部として形成されるが、その高さがウォームホイールギア12と干渉しない高さに設定されていれば問題はない。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
1 固定金型 2 可動金型 3 成形キャビティ
4 ゲート 4X ゲート4に対応する射出成形痕跡
5 射出ノズル 6 溶融樹脂材 7 渦流形成部
7a,7b 渦流形成用凹凸部 7X 渦流形成用凹凸部7aに対応する射出成形痕跡 8 貫通孔 10 減速機付き電動モータ・ケーシング
11 電動モータ 12 ウォームホイールギア
13 有底円筒体 14 回転軸 15 挿通部
16 筒部 17 筒部の入口 18 マウント部
19 コネクター取り付け部 100 射出成形装置

Claims (6)

  1. 電動モータを収納する筒部と、電動モータの回転を減速するためのウォームホイールギアを収納する有底円筒体と、を備えた電動モータ・ケーシングの製造方法において、
    前記有底円筒体に対応した第1の金型と第2の金型で囲まれてなる成形キャビティを形成する工程と、
    前記有底円筒体の底部に対応して第1の金型に設けられたゲートを介して、成形キャビティ内にガラス繊維が添加された溶融樹脂材を射出する工程と、を備え、
    第2の金型の型面にゲートに対向し、かつ前記有底円筒体の底部に対応して渦流形成部が形成され、溶融樹脂材を渦流形成部に向けて射出することにより、溶融樹脂材が渦流を形成しながら成形キャビティ内に充填されることを特徴とする電動モータ・ケーシングの製造方法。
  2. 前記筒部は電動モータのウォーム軸を収納し、前記有底円筒体は前記ウォームホイールギアの回転軸の挿通部を有し、前記ゲート及び渦流形成部は前記挿通部と前記筒部の間に対応する金型の部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ・ケーシングの製造方法。
  3. 前記渦流形成部は、棒状体として、前記第2の金型に形成された貫通孔を介して、前記成形キャビティへ導入されることを特徴とする請求項1または2に記載の電動モータ・ケーシングの製造方法。
  4. 前記渦流形成部は、端面の中心から端面の周端に向けて湾曲して延びる複数の凸部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電動モータ・ケーシングの製造方法。
  5. 前記渦流形成部の端面は、前記第2の金型の型面の上方に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電動モータ・ケーシングの製造方法。
  6. 前記渦流形成部の端面は、前記第2の金型の型面の下方に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電動モータ・ケーシングの製造方法。
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