JP6372263B2 - 用紙処理装置 - Google Patents

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本発明は、複写機などに用いられる用紙処理装置に関する。
従来、画像形成装置から排出された用紙束に対してステープル等の後処理を施した後、排紙スタッカ上に順次排紙積載する用紙後処理装置(用紙処理装置の一形態)が提案されている。
例えば、ステープル処理を行う一般的なものでは、用紙を処理トレイ上に順次収容して端部を整合し、全ての用紙が積載された後にステープラを作動させる。そして綴じられた用紙束は処理トレイから排紙スタッカへ移送される。なお、移送の手段として、整合板を用いることが提案されている。
一例として特許文献1には、処理トレイ上に設置された整合板によって用紙を整合した後、対向する一方の整合板を退避させ、もう一方の整合板で用紙を排紙トレイに押出すものが開示されている。
特開2004−123332号公報
しかし、整合板で用紙を押出す場合、用紙のカールや摺動抵抗のばらつきにより、用紙が整合板から外れてばらける虞がある。このような場合には、安定した用紙排出を行うことが難しくなる。本発明は上述した問題に鑑み、安定した用紙排出を行うことが可能となる用紙処理装置の提供を目的とする。
本発明に係る用紙処理装置は、第1方向へ排出された用紙をスタックする処理トレイを有し、前記スタックにより形成された用紙束を処理する用紙処理装置であって、前記処理トレイ上に配置され、それぞれの整合面で前記用紙束を第1方向と交差する第2方向に挟んで整合させる整合板対と、前記処理トレイと第2方向へ並ぶ位置に設けられ、前記用紙束を積載する排紙スタッカとを備え、前記整合板対のうち、前記排紙スタッカから遠い側に配置されたものである兼用整合板は、所定の動作範囲内で第2方向へ移動し、前記整合を実現させる整合動作と、前記動作範囲を超えて前記排紙スタッカへ近づくように第2方向へ移動し、前記用紙束を前記排紙スタッカへ押出す押出動作とを行うものであって、当該用紙束を把持する把持部が設けられている構成とする。本構成によれば、安定した用紙排出を行うことが可能となる。なお、用紙束は、一枚の用紙である場合(スタック枚数が一枚の場合)も含まれる概念である。
また、上記構成としてより具体的には、前記把持部は、前記用紙束を把持するように前記兼用整合板の整合面から突出した把持位置と、当該突出が解除されている待機位置とに可動であり、前記兼用整合板が前記動作範囲内にあるときは、前記待機位置を維持し、前記兼用整合板が前記押出動作を行う際、当該兼用整合板が前記動作範囲を超えた所定位置へ移動したときに、前記待機位置から前記把持位置へ移動する構成としてもよい。
また、上記構成としてより具体的には、前記処理トレイの表面には、前記所定位置と対応する位置に段差が形成されており、前記兼用整合板には、前記把持位置へ付勢されている前記把持部を前記待機位置へロックするロック手段と、前記押出動作の過程で前記処理トレイの表面に沿って移動し、前記段差上を通るときに前記ロックを解除させるロック解除手段と、が設けられた構成としてもよい。
また、上記構成としてより具体的には、前記兼用整合板には、その整合面から突き出ていることにより、前記用紙束が規制面より上方へ逸れないように規制するストッパーが設けられた構成としてもよい。
また、上記構成としてより具体的には、前記把持部の前記待機位置から前記把持位置へ移動する動作は、前記規制面と同一面もしくはその上方から、前記把持部が前記用紙束の上面に接触する動作である構成としてもよい。
本発明に係る用紙処理装置によれば、安定した用紙排出を行うことが可能となる。
本実施形態に係る用紙後処理装置を備えた複写機の外観図である。 当該複写機の概略的な構成図である。 当該用紙後処理装置の外観斜視図である。 用紙束の整合に関する説明図である。 用紙束の搬送に関する説明図である。 用紙束の更なる搬送に関する説明図である。 処理トレイ昇降部の上昇動作に関する説明図である。 当該上昇動作に関する別の説明図である。 排紙スタッカへの用紙束の押出に関する説明図である。 把持部およびストッパーに関する説明図である。 把持部およびストッパーに関する別の説明図である。 ロック手段およびロック解除手段に関する説明図である。 ロック手段およびロック解除手段に関する別の説明図である。 兼用整合板の動作範囲に関する説明図である。
本発明の実施形態について、各図面を参照しながら以下に説明する。但し本発明の内容は、当該実施形態に何ら限定されるものではない。また、以下の説明における上下左右および前後の各方向は、図1に示す通りであるとする。
図1は、本実施形態に係る用紙後処理装置(用紙処理装置)を備えた複写機1(画像形成装置)の外観図である。また、図2は、複写機1の概略的な構成図である。これらの図に示すように複写機1は、画像読取部10、給紙トレイ11、給紙ローラ12、転写ローラ13、定着ローラ14、および搬送ローラ15に加え、用紙後処理装置2を備えている。用紙後処理装置2は、処理トレイ21などを有している。
複写機1による画像形成動作の一例について簡潔に説明する。画像読取部10により原稿から画像が読取られると、給紙トレイ11内の用紙が給紙ローラ12によって転写ローラへ搬送され、当該画像が転写される。画像の転写された用紙は、定着ローラ14を含む定着ユニットにおいて定着処理(圧力と熱を加えて画像を固定化する処理)がなされた後、搬送ローラ15によって処理トレイ21に排出される。以上の動作が繰返されることにより、印刷済みの用紙が処理トレイ21上に一時的にスタック(集積)される。
図3(a)および(b)は、それぞれ別の方向から見た用紙後処理装置2の外観斜視図である。本図に示すように用紙後処理装置2は、先述した処理トレイ21の他、排紙スタッカ22、ステープルユニット23、兼用整合板24a、整合板24b、および押出板25などを有している。
図2に示すように、処理トレイ21は、搬送ローラ15から左方向へ排出された用紙をスタックする役割を果たす。処理トレイ21に用紙が順次スタックされることで、用紙束が形成されることになる。なお、処理トレイ21は、左側の処理トレイ昇降部21aと右側の処理トレイ固定部21bからなり、通常時には全体的に右側が下がるように傾いている。
処理トレイ昇降部21aは、昇降動作(上昇動作と下降動作)が可能に構成されている。具体的に説明すると、処理トレイ昇降部21aは、その左端近傍にある前後方向に伸びた軸を中心にして回動可能となっている。そして処理トレイ昇降部21aは、上昇動作によって持ち上がるように回動し、下降動作によって元の状態(右側が下がるように傾いた状態)に戻る(図8を参照)。
排紙スタッカ22は、処理トレイ21の前側(処理トレイ21と前後方向へ並ぶ位置)に設けられており、後処理(ステープルユニット23によるステープル処理)のなされた用紙束を積載する役割を果たす。
兼用整合板24a(後述するように、整合動作と押出動作に兼用される)は整合板24bとともに、処理トレイ21上に配置された整合板対を形成する。この整合板対は、処理トレイ21にてスタックされた用紙をそれぞれの整合面(前後方向に向い合う面)で前後方向に挟んで整合させる。押出板25は、通常時には処理トレイ21上の右側に配置されており、左方向へ移動することで用紙束を押出す役割を果たす。
次に、処理トレイ21に用紙がスタックされてから、用紙が排紙スタッカ22へ送られるまでの動作について、順を追って説明する。
一時的に処理トレイ21にスタックされた用紙(用紙束)は、図4に示すように、左右方向へ可動である不図示の整合板によって右方向へ押さえられ、かつ、兼用整合板24aと整合板24bからなる整合板対の間に挟まれる。各整合板がこのような動作を行うことにより、用紙束は、前後左右の何れの方向にも整合した状態(整然と積み重なった状態)となる。なお、このときに兼用整合板24aは、所定の動作範囲(以下、「動作範囲MR」と称する)内で前後へ移動し、当該整合を実現させる整合動作を行う。
こうして整合された用紙束は、図5に示すように、押出板25によって左方向へ押出されて所定位置まで搬送される。その後にステープルユニット23は、当該搬送された用紙束に対して、後処理であるステープル処理を行う。なお、後処理の内容はステープル処理に限られるものではなく、例えば穴あけ等の処理であっても良い。また、後処理をせずに一時的に用紙を集積するのみで、用紙束が排出されるようにしても良い。
ステープル処理のなされた用紙束は、図6に示すように、押出板25によって更に左方向へ押出され、所定の排出位置(処理トレイ昇降部21a上)に搬送される。その後に排出位置上の用紙束は、図7に示すように、処理トレイ昇降部21aの上昇動作によって持ち上げられる。
ここで、図8に、処理トレイ昇降部21aの上昇動作の前後における用紙後処理装置2の状態を示す。図8(a)は上昇動作の前の状態を示し、図8(b)は上昇動作の後の状態を示している。上昇動作の際、兼用整合板24aは、処理トレイ昇降部21aの動きに追従して上昇するが、整合板24bは、処理トレイ昇降部21aの動きに追従せず元の位置に留まる。
そのため上昇動作の後には、兼用整合板24aは処理トレイ昇降部21a上にあるが、整合板24bは処理トレイ昇降部21aより下側の位置にある。これにより上昇動作の後には、整合板24bは、処理トレイ昇降部21a上から退避した状態となっている。
処理トレイ昇降部21aの上昇動作の完了後、兼用整合板24aは図9に示すように、先述した動作範囲MRを超えて前方へ移動し、処理トレイ昇降部21a上の用紙束を排紙スタッカ22へ押出す押出動作を行う。これにより、用紙束が排紙スタッカ22へ排出される。なお、上述の通り、整合板24bは処理トレイ昇降部21a上から退避しているため、押出動作の際に、兼用整合板24aが整合板24bと干渉することはない。
また、兼用整合板24aには、図10および図11に示すように、押出動作の際に用紙束を把持するように形成された把持部26と、整合面の上部から突き出ているストッパー27が設けられている。把持部26は、用紙束を把持するように兼用整合板24aの整合面から突出した把持位置と、当該突出が解除されている待機位置とに可動である。図10は、把持部26が待機位置にある状態を示しており、図11は、把持部26が把持位置にある状態(兼用整合板24aの前側に用紙束があれば、これを上から押さえて把持する状態)を示している。
なお、把持部26は、兼用整合板24aが動作範囲MR内にあるときは、待機位置を維持するように設定されている。また更に、把持部26は、整合板24bが押出動作を行う際、整合板24bが動作範囲MRを超えた所定位置へ移動したときに、待機位置から把持位置へ移動するように設定されている。
このような把持部26の設定は、兼用整合板24aにロック手段(把持位置へ付勢されている把持部26を待機位置へロックする手段)とロック解除手段(押出動作の過程で処理トレイ昇降部21aの表面に沿って移動し、処理トレイ昇降部21aの段差上を通るときに前記ロックを解除させる手段)を設けることにより実現されている。
以下、これらの手段について、図12および図13を参照しながら詳細に説明する。なお、図12は、(a)ロックにより把持部26が待機位置に留まっている状態、(b)ロックが解除された直後の状態、および(c)ロックが解除されて把持部26が把持位置へ移動した状態の各々を示している。また図13(a)には図12(a)の状態を、また図13(b)には図12(c)の状態を、それぞれ別の視点から見た図が示されている。
図12に示すように兼用整合板24aには、車輪41、ロック部42、回動軸43、係合部51、および回動軸52が設けられている。車輪41とロック部42は、回動軸43を中心として一体的に回動可能となっている。また、把持部26と係合部51は、回動軸52を中心として一体的に回動可能となっている。これらの回動軸(43、52)は左右方向に伸びている。
車輪41は、処理トレイ昇降部21aに向けて露出しており、押出動作の過程で処理トレイ昇降部21aの表面に沿って転がりながら移動する。なお、処理トレイ昇降部21aの表面の一部には、車輪41が嵌まり込む溝61が形成されている。
これにより、溝61が形成された部分と形成されていない部分との境界には、段差62が形成されている。また図13に示すように、兼用整合板24aには、把持部26を待機位置から把持位置へ向かう方向(図12(a)に点線矢印で示す方向)に付勢するばね28が設けられている。
図12(a)に示すように、車輪41が溝61に嵌っている状態では、ロック部43が係合部51と係合した状態(ロック状態)となり、ばね28の付勢力に抗して把持部26が待機位置に留まる。そして押出動作が進み、車輪41が段差62上を通るときには、図12(b)に示すように、車輪41の持ち上がりに連動してロック部42が白色矢印に示す方向へ回動し、ロック状態が解除される。これにより図12(c)に示すように、把持部26は、ばね28の付勢力によって把持位置へ回動する。
本実施形態では、上述したロック手段およびロック解除手段が設けられているため、兼用整合板24aの動作に連動して把持部26を動作させることができる。そのため駆動構成の簡易化、低コスト化、或いは省スペース化が容易である。なお、把持部26を動作させる手段としては、上記形態に限定されるものではなく、各種形態の駆動装置等が用いられても構わない。
上記の説明から明らかであるように、押出動作の過程で把持部26が把持位置へ移動するタイミングは、段差62の位置によって決まることになる。本実施形態では、兼用整合板24aが動作範囲MRを超えた所定位置へ移動したときに把持部26が待機位置から把持位置へ移動するように、段差62の位置が調節されている。これにより、兼用整合板24aの動作が動作範囲MR内に収まっているときには、把持部26は把持位置へ移動せず、そのため把持部26が整合動作を阻害することはない。
図14は、兼用整合板24aの動作範囲の一例に関する説明図である。動作範囲は対応用紙サイズにより変化し、本図の例では、対応用紙サイズに関して幅100mmの用紙を整合する仕様となっている。また本図の例では、通紙中心線から後方へX(例えば48mm)だけ離れたラインが、動作範囲境界線となっている。
この動作範囲境界線より後側の範囲W1は、把持部26が待機位置を維持する範囲であり、整合動作での動作範囲MRが含まれている。一方でこの動作範囲境界線より前側の範囲W2は、把持部26が把持位置を維持する範囲である。動作範囲境界線の具体的な位置は、製品仕様などに応じて適切に設定され得る。
なお、押出動作の初期の段階では、把持部26が未だ把持位置へ移動しておらず、用紙束が把持されていない状態で兼用整合板24aに押されることとなる。この際、用紙(特に用紙束の上側にある用紙)が上向きにカールしていると、兼用整合板24aによる前方へ押される力によって、当該用紙を持ち上げる力が発生してしまう。
そこで本実施形態では、先述したように兼用整合板24aにストッパー27が設けられており(図10等を参照)、当該用紙の持ち上がりを防止するようになっている。なお、ストッパー27は、処理トレイ21上にスタックされる最大枚数(例えば50枚)分の用紙束の積載高さよりも、高い位置に設けられている。ストッパー27があることにより、用紙がある程度カールしていても、その用紙の縁がストッパー27に引っ掛かって上方への逸れが抑えられ、兼用整合板24aの整合面から当該用紙が外れないようにすることが出来る。
このようにストッパー27は、兼用整合板24aの整合面から突き出ていることにより、用紙束が規制面(ストッパー27が設置された位置の高さ)より上方へ逸れないように規制する役割を果たす。これにより、把持部26により把持される前の段階でも、用紙が兼用整合板24aの整合面から外れることを防ぎ、用紙束を安定的に押出すことが可能である。なお、押出動作が進んで把持部26が用紙束を把持した後は、用紙束をより安定的に押出すことが可能である。
また、把持部26の待機位置から把持位置へ移動する動作は、前記規制面と同一もしくはその上方から、把持部26が用紙束の上面に接触する動作であることが望ましい。本実施形態における当該動作は、回動軸52を中心にして把持部26が回動する動作となっており(図12を参照)、規制面の上方から用紙束の上面に接触する動作となっている。そのため把持部26が把持位置へ移動する際、把持部26は上方から用紙束に近づいてこれに接触する格好となり、確実に把持部26で用紙束を把持することが可能である。
以上に説明した通り、用紙後処理装置2は、左方向(第1方向)へ排出された用紙をスタックする処理トレイ21を有し、前記スタックにより形成された用紙束に所定の後処理を行う。また、用紙後処理装置2は、処理トレイ21上に配置され、それぞれの整合面で用紙束を前後方向(第2方向)に挟んで整合させる整合板対(24aおよび24b)と、処理トレイ21と前後方向に並ぶ位置に設けられ、用紙束を積載する排紙スタッカ22とを備えている。
整合板24aは、動作範囲MR内で前後方向へ移動し、前記整合を実現させる整合動作と、動作範囲MRを超えて前方へ移動し、用紙束を排紙スタッカ22へ押出す押出動作とを行う。更に兼用整合板24aは、用紙束を把持する把持部26が設けられている。
そのため用紙後処理装置2によれば、安定した用紙排出を行うことが可能である。なお、本実施形態の兼用整合板24aは、用紙束を整合するための整合手段と排紙スタッカ22へ排出するための排出手段を兼ねている。これにより、整合手段と排出手段を別個に設ける場合に比べ、装置構成の簡易化や省スペース化等が容易である。
以上、本発明の実施形態について具体例を挙げて説明したが、本発明はその内容に限定されるものではない。本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において、様々な具体的形態により実施され得る。
本発明は、例えば複写機、ファクシミリ、或いは画像記録装置などに利用可能である。
1 複写機
2 用紙後処理装置
10 画像読取部
11 給紙トレイ
12 給紙ローラ
13 転写ローラ
14 定着ローラ
15 搬送ローラ
21 処理トレイ
21a 処理トレイ昇降部
21b 処理トレイ固定部
22 排紙スタッカ
23 ステープルユニット
24a 兼用整合板
24b 整合板
25 押出板
27 ストッパー
41 車輪
42 ロック部
43 回動軸
51 係合部
52 回動軸
61 溝
62 段差

Claims (4)

  1. 第1方向へ排出された用紙をスタックする処理トレイを有し、前記スタックにより形成された用紙束を処理する用紙処理装置であって、
    前記処理トレイ上に配置され、それぞれの整合面で前記用紙束を第1方向と交差する第2方向に挟んで整合させる整合板対と、
    前記処理トレイと第2方向へ並ぶ位置に設けられ、前記用紙束を積載する排紙スタッカとを備え、
    前記整合板対のうち、前記排紙スタッカから遠い側に配置されたものである兼用整合板は、
    所定の動作範囲内で第2方向へ移動し、前記整合を実現させる整合動作と、
    前記動作範囲を超えて前記排紙スタッカへ近づくように第2方向へ移動し、前記用紙束を前記排紙スタッカへ押出す押出動作とを行うものであって、
    当該用紙束を把持する把持部が設けられ
    前記把持部は、
    前記用紙束を把持するように前記兼用整合板の整合面から突出した把持位置と、当該突出が解除されている待機位置とに可動であり、
    前記兼用整合板が前記動作範囲内にあるときは、前記待機位置を維持し、
    前記兼用整合板が前記押出動作を行う際、当該兼用整合板が前記動作範囲を超えた所定位置へ移動したときに、前記待機位置から前記把持位置へ移動する
    ことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記処理トレイの表面には、前記所定位置と対応する位置に段差が形成されており、
    前記兼用整合板には、
    前記把持位置へ付勢されている前記把持部を前記待機位置へロックするロック手段と、
    前記押出動作の過程で前記処理トレイの表面に沿って移動し、前記段差上を通るときに前記ロックを解除させるロック解除手段と、
    が設けられた請求項に記載の用紙処理装置。
  3. 前記兼用整合板には、
    その整合面から突き出ていることにより、前記用紙束が規制面より上方へ逸れないように規制するストッパーが設けられた請求項または請求項に記載の用紙処理装置。
  4. 前記把持部の前記待機位置から前記把持位置へ移動する動作は、前記規制面と同一面もしくはその上方から、前記把持部が前記用紙束の上面に接触する動作である請求項に記載の用紙処理装置。
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