JP6370141B2 - 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、キャリブレーションの実行予約に応じて、装置内部で実行される調整処理を最適化する制御を行う画像形成装置に関する。
近年の電子写真方式の画像形成装置には、起動時の内部調整機能が搭載されているものがある。この内部調整機能は、画像形成装置の起動直後に、「装置内部の各種ユニットの清掃」、「調整処理」、そして、出力の安定化を目的とした「機内濃度調整」などを自動で実施する。機内濃度調整の一例として、中間転写体上に形成したパッチ画像を用いた補正手段がある。このパッチ画像を、中間転写体付近に配置したセンサで読み取り、測定結果を各種の電圧条件やレーザーパワーといった画像形成条件に反映することで、最大濃度や中間調特性を補正することが可能である。
なお、この機内濃度調整は、装置の起動時以外にも実施される場合がある。電子写真方式の画像形成装置は、画像形成ユニットの使用度合い、あるいは、周辺環境の変化に伴い、その出力特性が変動する。そのため、一定数の出力ごとに、機内濃度調整を自動で実行することにより、ユーザーの手を煩わせることなく、一定のレベルの画質を保つことができる。
また、画像形成装置の出力をさらに安定化させるために、「紙上濃度調整」機能が、多くの画像形成装置に搭載されている。この紙上濃度調整は、用紙上に形成されたパッチ画像を所定の測定手段で読み取った結果を用い、上述の画像形成条件に反映する。実際に用紙上に画像が形成された際の画像形成装置の出力特性が反映されるため、先の機内濃度調整と比べ、ユーザーの使用環境や用紙種類に応じた、より精度の高い出力安定化が実現される。
一般的に、画質安定化のためにユーザー自らがキャリブレーションの実行を指示する場合、紙上濃度調整と機内濃度調整の双方が順に処理されることが多い。まずは、紙上濃度調整が行われ、用紙上に画像が形成された際の出力特性を測定した結果を用いた補正が実施される。そして、この紙上濃度調整がされた状態で、機内濃度調整が実施される。これは、以降の一定数の出力ごとに実施される機内濃度調整用の目標値を作成するために実施される。
画像出力に対し一定のレベルの精度を求めるユーザーは、画像形成装置を起動する際に、自らキャリブレーションの実行を指示する。この時、装置の起動直後に実行される内部調整機能に含まれる機内濃度調整と、その後にユーザーにより指示されて実行されるキャリブレーション処理に含まれる機内濃度調整とで同じ処理が重複する。この重複により、装置の起動後からキャリブレーションの終了までに不要な待機時間が発生するだけでなく、トナーの消費や画像形成ユニットの消耗も進むという問題がある。
この問題を解決する手段として、キャリブレーション実行指示の重複を回避する手法が提案されている(特許文献1)。この提案には、同一種のキャリブレーション実行の指示が重複してされた場合、後から指示されたキャリブレーションを実施しないよう制御する手法について開示されている。
特開2006−212918
しかしながら、この先行技術によると、画像形成装置が起動した直後、内部調整処理が実行されている時に、ユーザーからキャリブレーション実行の指示がなされた場合、内部調整処理に含まれる機内濃度調整を実施する。そしてユーザーから実行が指示されたキャリブレーション実行時に、一連の処理に含まれる機内濃度調整を実施しない。つまり、実際の用紙上に画像が形成された際の出力特性を測定した結果を用いた機内濃度調整が実施されない。よって、先に述べた一定数の出力ごとに実施される機内濃度調整にて、本来の画質安定化効果が得られない場合がある。
そこで本発明では、実際の用紙上に画像が形成された際の出力特性を測定した結果が反映された画質を維持しつつ、待機時間や消耗品の消費を軽減することが可能な画像形成装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像形成手段を有する画像形成装置であり、前記画像形成装置の起動時に実行される調整処理のうちの1つであり、前記画像形成手段により中間転写体に形成された画像を測定した結果を用いて、前記画像形成手段により形成される画像の色値を目標値に近づけるための第1の補正データの生成処理を実行する第1の補正データ生成手段と、ユーザの指示に従い実行される処理であり、前記画像形成手段により用紙に形成された画像を測定した結果を用いて、前記画像形成手段により形成される画像の色値を目標値に近づけるための第2の補正データの生成処理を実行し、該第2の補正データを用いて前記第1の補正データの生成処理を実行する第2の補正データ生成手段と、を有し、前記画像形成装置の起動に伴い自動的に前記第2の補正データ生成手段による補正データの生成処理が実行されることに従い、前記画像形成装置の起動時に実行される前記第1の補正データ生成手段による第1の補正データの生成処理は実行しないように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、実際の用紙上に画像が形成された際の出力特性の測定結果が反映された画質を維持しつつ、キャリブレーションの実行に要する待機時間や消耗品の消費を軽減することができる。
画像形成システムの全体構成を示すブロック図。 プリンタ111の断面図。 実施例1、実施例2における、内部調整処理の流れを示す図。 実施例1における内部調整処理のフロー図。 実施例1における内部調整処理の再設定処理のフロー図。 実施例1、実施例2における内部調整処理の情報テーブルA600の一例を示す図。 実施例1における内部調整処理の再設定テーブルA700の一例を示す図。 実施例2、実施例3、実施例4における内部調整処理のフロー図。 本実施例における内部調整処理の情報テーブルB900の一例を示す図。 本実施例におけるキャリブレーション機能に係るUI画面の一例を示す図。 実施例3、実施例4における、用紙情報と画像形成モード、及び、キャリブレーション実行モードの関係を示す図。 実施例3、実施例4における、内部調整処理の流れを示す図。 実施例3における内部調整処理のフロー図。 実施例3における内部調整処理の再設定処理のフロー図。 実施例3および実施例4における内部調整処理の情報テーブルC1500の一例を示す図。 実施例3における内部調整処理の再設定テーブルB1600の一例を示す図。 実施例3における内部調整処理の情報テーブルD1700の一例を示す図。 実施例4における内部調整処理の再設定テーブルC1800の一例を示す図。 実施例4における内部調整処理の情報テーブルE1900の一例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態における、画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。画像形成システムは画像形成装置101と情報処理装置100から構成される。LAN(Local Area Network)102には、情報処理装置100、画像形成装置101が相互に通信可能に接続されている。画像形成装置101は、MFP(Multi Function Peripheral)でも、SFP(Single Function Peripheral)であっても構わない。画像形成装置101は、画像制御部103、スキャナ109、プリンタ111、及び操作部113から構成されており、画像制御部103はスキャナ109、プリンタ111、操作部113の制御を司る。
CPU104は、ROM105に記憶された制御プログラムを読み出して印刷制御等の各種制御処理を実行する。RAM106は、CPU104の主メモリ、ワークエリア等の一部記憶領域として用いられる。スキャナI/F108は、スキャナ109と画像制御部103を接続する。スキャナ109で読み取られた原稿の画像データが、スキャナI/F108を介して画像制御部103に送信され、印刷や保存、転送等の用途に用いられる。プリンタI/F110は、プリンタ111と画像制御部103を接続する。プリンタ111で印刷すべき画像データは、プリンタI/F110を介して画像制御部103からプリンタ111に送信され、プリンタ111において用紙上に印刷される。操作部I/F112は、操作部113と画像制御部103を接続する。操作部113は、スイッチやLEDのみのものから、タッチパネル式のLCD表示部を有しているものまで様々である。操作部113で入力した情報が、操作部I/F112を介して、CPU104に伝えられ、所望の処理を行い、それに伴い操作部113に具備された表示部114に表示を行う。ネットワークI/F107は、画像制御部103をLAN102に接続する。ネットワークI/F107は、LAN102上の情報処理装置100から印刷データや各種情報を受信する。
次に図2を用いて、電子写真方式の画像形成装置101における、プリンタ111の動作を説明する。プリンタ111は、画像制御部103が変換した露光時間に基づいて点灯させる露光光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成する。そして、この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を用紙11へ転写し、その用紙11上の多色トナー像を定着させるものである。
プリンタ111は、給紙部、感光体22Y〜22K、注入帯電器23Y〜23K、トナーカートリッジ25Y〜25K、現像器26Y〜26K、中間転写体27、転写ローラ28、クリーニング手段29、定着部30によって構成されている。給紙部は、給紙トレイ21と不図示の手差し給紙段から構成され、用紙11が積載される。なお、給紙トレイは複数備えていても良く、それぞれに、異なる種類、サイズの用紙を積載することができる。
前記感光ドラム(感光体)22Y〜22Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、不図示の駆動モータの駆動力が伝達されて回転する。駆動モータは感光ドラム22Y〜22Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。
一時帯電手段として、ステーションごとにイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光体を帯電させるための4個の注入帯電器23Y〜23Kを備える構成で、各注入帯電器にはスリーブ23YS〜23KSが備えられている。
感光ドラム22Y〜22Kへの露光光はスキャナ部24Y〜24Kから送られ、感光ドラム22Y〜22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
現像手段として、前記静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器26Y〜26Kを備える構成で、各現像器には、スリーブ26YS〜26KSが設けられている。各々の現像器は脱着可能に取り付けられている。
中間転写体27は、感光ドラム22Y〜22Kに接触しており、画像形成時に時計周り方向に回転し、感光ドラム22Y〜22Kの回転に伴って回転し、単色トナー像が転写される。その後、中間転写体27に転写ローラ28が接触して用紙11を狭持搬送し、用紙11に中間転写体27上の多色トナー像が転写する。
定着部30は、用紙11を搬送させながら、転写された多色トナー像を溶融定着させるものであり、用紙11を加熱する定着ローラ31と、用紙11を定着ローラ31に圧接させるための加圧ローラ32を備えている。定着ローラ31と加圧ローラ32は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ33、34が内蔵されている。すなわち、多色トナー像を保持した用紙11は定着ローラ31と加圧ローラ32により搬送されるとともに、熱および圧力を加えられ、トナーが表面に定着される。
トナー像定着後の用紙11は、その後排出ローラ37によって排紙トレイ36に排出して画像形成動作を終了する。クリーニング手段29は、中間転写体27上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体27上に形成された4色の多色トナー像を用紙11に転写した後の廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
濃度センサ41は、中間転写体27へ向けて配置されており、中間転写体27の表面上に形成されたトナーパッチの濃度を測定する。CPU104は、この測定値を画像制御部103の濃度‐階調特性を補正するキャリブレーションテーブルや、画像形成部の各画像形成条件へ反映されることで、機内濃度調整処理を実行する。
カラーセンサ42は、定着部30より下流に用紙11の画像形成面へ向けて配置されており、用紙11上に形成された定着後の混色パッチの色のRGB出力値を検知する。カラー画像形成装置101内部に配置することにより、定着後の画像を排紙部に排紙する前に、自動的に検知することが可能となる。なお、本実施例においては、パッチ画像の測定手段として、濃度センサ41、カラーセンサ42を例とした実施形態を説明するが、その限りでは無い。例えば、分光測色器を使用して、パッチ画像の分光反射率を計測し、これを用いて各種画質補正処理を実施する形態でもよい。
次に、画像形成装置101の起動直後に実施される、内部調整処理について説明する。
プリンタの電源がオフからオンへと変化すると、CPU104は画像形成装置101が内部調整処理を実行するよう制御する。ユーザーによって画像形成装置101に備わる不図示の電源スイッチが入れられるか、あるいは、予め起動予約をした時刻になったことを検知して、CPU104は、プリンタ111の電源をオン状態へと切り替える。
図3は、本実施例における、内部調整処理の流れを示した図である。本実施例では、図3に示すとおり、処理A〜処理Eの5つの処理で構成されるものとする。なお、本実施例では、説明の簡略化のため、内部調整処理を構成する処理の数を5つとしているが、実際にはそれ以上の数の処理を実行しても、それ以下の数の処理を実行する形態でもよい。
内部調整処理を構成する処理の中には、ユーザーから指示されることで実行されるキャリブレーションでは実施されない処理がある。例えば、中間転写体27や感光ドラム22Y〜22Kなどの画像形成ユニットの清掃、定着部30の温度調整などが該当する。一方、内部調整処理はその構成の中に、キャリブレーション実行時に実施される処理も含む。例えば、機内濃度調整処理が該当する。また、機内濃度調整前に必要とされる現像器のリフレッシュ処理や画像形成プロセスの電位制御などの調整処理もこの内部調整処理に該当する。このように、画像形成に関するパラメータを調整する内部調整処理は機内濃度調整を含む複数の処理により構成され、内部調整処理を実行することで一連の複数の処理が実施されることになる。
同様に、キャリブレーションも画像形成に関するパラメータを調整し、紙上濃度調整や機内濃度調整を含む複数の処理により構成され、キャリブレーションを実行することで一連の複数の処理が実施されることになる。
本実施例においては、画像形成装置101は、ROM105に内部調整処理の情報テーブルA600を保持している。この情報テーブルA600は、内部調整処理を構成する処理の実行順や、各処理が実行中に中断可能であるかを記録している。また、情報テーブルA600は、内部調整処理に含まれる各処理がキャリブレーション実行時に実施される処理と重複しているか否かを記録している。CPU104は、この情報テーブルA600を参照し、内部調整処理の実行を制御する。図6は、本実施例における内部調整処理の情報テーブルA600の一例を示している。この場合、処理A、B、Dはキャリブレーション実行時に実施される処理とは重複していない。一方、処理C、Eはキャリブレーション実行時に実施される処理と重複する。
次に、本実施例におけるキャリブレーションの実施形態について図10に示すUI画面の例を用いて説明する。
CPU104は、ユーザーによる所定の操作を受けて、表示部114に図10(a)のキャリブレーション指示画面1000を表示する。ユーザーが「実行する」ボタン1001を押下すると、CPU104はキャリブレーションの実行指示を受け付ける。
キャリブレーションの実行指示をユーザーから受け付けると、CPU104はプリンタ111がキャリブレーションを開始するよう制御する。
キャリブレーションを実行する際、複数の処理を実施するが、少なくとも紙上濃度調整が含まれる。紙上濃度調整実行時、CPU104は、カラーセンサ42により測定された用紙11上に定着後のパッチ画像の測定結果をキャリブレーションテーブルや各画像形成条件に反映させる。これにより紙上濃度調整を実行し、画像形成装置101が形成する画像の再現特性を目標値に近づけるための補正テーブルを作成する。
また、キャリブレーション実行時に実施される処理の一部は、内部調整処理で実行される処理と重複している。例えば、機内濃度調整前に必要とされる現像器のリフレッシュ処理や画像形成プロセスの電位制御などの調整処理や機内濃度調整が該当する。この機内濃度調整は、紙上濃度調整と同様に画像形成装置101が形成する画像の再現特性を目標値に近づけるために補正テーブルを作成するものであるが、具体的な方法が異なる。具体的には例えば、中間転写体27上に形成したパッチ画像を、中間転写体27の付近に配置したセンサ41で読み取り、測定結果を電圧条件やレーザーパワーに反映する。これにより最大濃度や中間特性を補正する。
CPU104は、紙上濃度調整機能を実施し、用紙上に画像が形成された際の出力特性の測定結果を画像形成条件に反映させた後に、機内濃度調整を実施する。
これにより、紙上濃度調整の結果を踏まえて機内濃度調整を実施することができるため、補正の精度が向上する。
なお、内部調整処理の実行中にキャリブレーションの実行指示を受け付けた場合は、CPU104は内部調整処理の終了直後すなわち所定の時間以内に、自動でキャリブレーションを実行開始するようプリンタ111を制御する。
次に、本実施例における、内部調整処理の実行中にキャリブレーション実行指示を受け付けた場合の内部調整処理について、図4のフロー図を用いて説明する。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。
まず、CPU104は、S401にて、キャリブレーションの実行指示をユーザーから受け付ける。次に、S402にて、CPU104は、プリンタが内部調整処理を開始しているか否かを判定する。S402にて、内部調整処理を開始していないと判断された場合は、S410に進み、CPU104がキャリブレーションを実行し、処理を終了させる。
一方、S402にて内部調整処理が開始していると判断された場合は、S403に進み、CPU104が実行中の処理が中止可能であるか否かを、内部調整処理の情報テーブルA600を参照して判定する。S403にて実行中の処理が中止可能ではないと判定された場合は、S404に進む。そしてCPU104は、実行中の処理をそのまま完了し、S407へ処理を進める。
一方、S403にて実行中の処理が中止可能であると判定された場合は、S405に進む。そして、S405にて当該処理が、S401で実行指示されたキャリブレーション実行時に実施される処理と重複するか否かを、内部調整処理の情報テーブルA600を参照して判定する。S405にてキャリブレーション実行時に実施される処理と重複しないと判定された場合は、S404に進む。そして、CPU104は実行中の処理を完了させ、S407へ処理を進める。
一方、S405にてキャリブレーション実行時に実施される処理と重複すると判定された場合は、S406に進む。そしてCPU104は実行中の処理を中止し、S407へ処理を進める。次に、CPU104は、S407で内部調整処理を中断した後に、S408で内部調整処理の再設定処理を実施する。
図5は、この内部調整処理の再設定処理のフロー図である。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。
まず、CPU104は、S501にて、内部調整処理の情報テーブルA600をROM105から読み出す。
そして、S502にて、未実施の処理のうち最初に実行される予定である先頭の処理を、S503の判定処理の対象として決定する。
S503にて、CPU104は、内部調整処理の情報テーブルA600を参照し、当該処理がキャリブレーション実行時に実施される処理と重複しているか否かを判定する。
当該処理がキャリブレーション実行時に実施される処理と重複していないと判定された場合は、S504に進む。そして、CPU104はROM105から図7に示す再設定テーブルA700を呼び出し、当該処理を内部調整処理の実行対象として記録し、S505へ処理を進める。この再設定テーブルA700は、少なくとも、内部調整処理の再開後に実施される各処理とその実行順番の情報を含む。
一方、当該処理がキャリブレーション実行時に実行される処理と重複していると判定された場合は、S505へと処理を進める。
S505で、CPU104は、未実施の処理の全てに対して、S503の重複判定処理が実施されたか否かを判定する。
全ての処理に対して判定処理が終了していないと判定された場合は、CPU104はS502へ処理を進め、情報テーブルA600にて次の実行順にあたる処理をS503の判定処理の実行対象として決定し、上述の処理を繰り返す。
一方、全ての処理に対して判定処理が終了していると判定された場合は、CPU104は、本フローを終了し、図4のS409へと処理を戻す。
その後、CPU104は、S409にて、内部調整処理の再設定テーブルA700に従い、残りの内部調整処理を実行する。なお、CPU104は、内部調整処理の終了時に、再設定テーブルA700情報をROM105上で初期化する。
そして、内部調整処理が終了すると、CPU104は、S410にてキャリブレーションを実行し、処理を終了させる。
以下では、図6の内部調整処理の情報テーブルA600を基に、処理Aの実行中にキャリブレーションの実行が指示された場合の、具体的な処理を説明する。
この場合、CPU104は、S403で、処理Aが中止可能であると判定し、処理をS405へと進める。そして、CPU104は、S405にて、処理Aがキャリブレーション実行時に実施される処理と重複していないと判定し、S404にて処理Aの実行を完了させる。
そして、S407で内部調整処理が中断され、S408にて内部調整の再設定処理が実施された結果、図7に示す再設定テーブルA700が生成される。処理B以降の各処理に対してキャリブレーション実行時に実施される処理との重複が判定され、重複していないと判定された処理Bと処理Dが、その後の実行対象として決定され、実行される。
以上のように、本実施例により、内部調整処理実行中にキャリブレーションの実行が指示された場合、内部調整処理にて実施される処理の中で、キャリブレーション実行時に実施される処理と重複するものは実施されない。すなわち内部調整処理実行後の所定の時間以内にキャリブレーションの実行がされる場合、重複する処理は内部調整処理にて実施されずキャリブレーション実行時に実施される。
つまり、内部調整処理の終了後に、キャリブレーションとして、紙上濃度調整と機内濃度調整の双方が順に処理される。すなわち、内部調整処理に含まれ、実行指示されたキャリブレーションに含まれる処理である機内濃度調整や現像器のリフレッシュ処理や画像形成プロセスの電位制御などの調整処理がキャンセルされる。そして、これらの処理は紙上濃度調整実施後に実施される。よって、紙上濃度調整結果を踏まえた濃度調整が実施される。
したがって、キャリブレーション実行によって得られる実際の用紙上に画像が形成された際の出力特性が反映された画質を損なうことなく、待機時間や消耗品の消費を軽減することが可能となる。
上記の実施例1では、画像形成装置101が起動し、内部調整処理が開始された後に、キャリブレーションの実行がユーザーにより指示される形態について説明したが、キャリブレーションの実行指示方法はその限りでは無い。
本実施例では、画像形成装置101の起動時のキャリブレーション実行を、事前にユーザーが予約可能であるものとし、内部調整処理を最適化する手法を説明する。
キャリブレーションの実行予約方法の一例を図10のUI図を用いて説明する。
CPU104は、ユーザーによる所定の操作を受けて、表示部114に図10(a)のキャリブレーション実行指示画面を表示する。ユーザーが「予約設定」ボタン1002を押下すると、CPU104は図10(b)のキャリブレーション予約設定画面1003を表示部114に表示する。ユーザーが「はい」ボタン1004を押下すると、CPU104は、画像形成装置101起動後のキャリブレーションの実行予約を受け付ける。本実施例では、キャリブレーションの実行予約方法として上記の手法を例に説明するが、予約方法はこの限りではない。
例えば、画像形成装置101のシャットダウン時に、図10(c)のキャリブレーション予約設定画面1005を表示部114に表示してもよい。ユーザーが「はい」ボタン1006を押下すると、CPU104は、画像形成装置101が次回起動する際にキャリブレーションを実行するように制御してもよい。
さらには、ユーザーが曜日や日付などの日時の条件も指定可能な、より詳細な予約設定を可能としてもよい。あるいは、画像形成装置101の操作部113からではなく、情報処理装置100に備わる不図示の操作部から予約設定を可能としてもよい。あるいは、ROM105にキャリブレーションの実行履歴を記録できる構成とし、この実行履歴から起動後のキャリブレーション実行の傾向を予測し、CPU104が自動で予約する形態としてもよい。このように所定のタイミングでキャリブレーションの実行予約の設定をすることが可能になる。
次に、画像形成装置101起動後にキャリブレーションが実行予約されたか否かを踏まえた内部調整処理の実施形態について、図8の処理フロー図を用いて説明する。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。
まず、CPU104は、S801にて、プリンタ111の電源がオンに切り替わったことを検知し、S802へ進む。次に、S802にて、起動後のキャリブレーション実行が予約されているか否かを判定する。S802にて、キャリブレーションの予約がされていないと判定された場合は、CPU104は先に述べた情報テーブルA600が示すとおり内部調整処理を実行した後に、処理フローを終了するように制御する。
一方、S802にて、キャリブレーションの予約がされていると判定された場合は、CPU104は図9に示す情報テーブルB900に記録された情報に従い内部調整処理を実行する。情報テーブルB900はROM105に記録されており、情報テーブルA600に記録される処理のうち、キャリブレーション実行時実施される処理との重複が無い処理のみが登録されている。すなわち内部調整処理実行後の所定の時間内にキャリブレーションが実行されるように予定されている場合は、内部調整処理に含まれ且つキャリブレーション処理に含まれる処理は実施されない。
本実施例においては、情報テーブルA600内で、キャリブレーション実行時に実施される処理との重複が「No」である、処理A、処理B、処理Dのみが、情報テーブルB900に登録されている。したがって、CPU104は、S804にて、処理A、処理B、処理Dの順で内部調整処理を実行後、S805でキャリブレーションを実行し、処理フローを終える。
なお、ユーザーによって予約されたキャリブレーションが、対象用紙切れなどの原因により、実行不可能である場合、CPU104は、上述の実施例で述べた内部調整処理の最適化処理を実行しなくても良い。
これにより、所定の処理が省略された内部調整処理の後、キャリブレーションが実行されないことにより、本来必要とされる調整処理が実施されない状態を回避することが可能となる。そのため、適切な画質が保証されない状態で、印刷が実行される事態を防ぐことができる。
本実施例により、キャリブレーションの事前予約状況をもとに、かつ内部調整処理実行時に最初に実施される処理に対してから最適化処理が自動で適用される。したがって、キャリブレーションの事前予約が可能なシステムにおいて、ユーザーが意識せずとも、本最適化処理の効果を享受することができる。すなわち、内部調整処理に含まれる機内濃度調整がキャンセルされ、この機内濃度調整は紙上濃度調整実施後に実施される。よって、紙上濃度調整結果を踏まえた濃度調整が実施される。
したがって、キャリブレーション実行によって得られる実際の用紙上に画像が形成された際の出力特性が反映された画質を損なうことなく、待機時間や消耗品の消費を軽減することが可能となる。
本実施例では、印刷に使用する用紙の情報に応じて、複数種類ある画像形成モーを切り替える画像形成装置における実施形態を説明する。画像形成モードの切り替えとは、例えば、画像速度や、転写や定着といった画像形成プロセスに係る係数の切り替えである。CPU104は、画像形成モードを決定するために、例えば、図11に示すように、用紙の坪量情報を参照する。また、以下の実施例では述べないが、表面性などのその他の用紙情報を参照しても良い。
本実施例においては、画像形成装置101は、ROM105に内部調整処理の情報テーブルC1500を保持している。この情報テーブルC1500は、実施例1に記載の情報テーブルA600が記録する情報に加え、内部調整処理に含まれる各処理が対象とする画像系紙モードの情報も有する。CPU104は、この情報テーブルC1500を参照し、内部調整処理の実行を制御する。
図12は複数の画像形成モードを備える画像形成装置の内部調整処理の流れを例示した図である。内部調整処理は、画像形成モード非依存の処理と画像形成モード依存の処理の双方で構成される。画像形成モード非依存の処理は、図12の処理A、処理DのようにCPU104によって1回だけ実行される。一方、画像形成モード依存の処理は、図12の処理B、処理C、処理Eのように、画像形成モード1〜3の各々に対して実行される。
次に、本実施例における、キャリブレーションについて説明する。複数の画像形成モード間では画像形成条件が異なるため、印刷結果の画質に差異が発生する。そのため、画像形成装置は、複数の画像形成モードのそれぞれに対してキャリブレーションを実行することにより、用紙の属性を問わず安定した画質を実現することができる。例えば、図11に示すとおり、画像形成モード1、画像形成モード2、画像形成モード3に対し、キャリブレーション実行モード1、キャリブレーション実行モード2、キャリブレーション実行モード3がそれぞれ用意される。
次に、本実施例における、キャリブレーション実行モードの決定方法について、説明する。CPU104は、ユーザーによる所定の操作を受けて、表示部114に図10(a)のキャリブレーション実行指示画面を表示する。続いて、ユーザーが「用紙設定」ボタン1009を押下すると、CPU104は図10(d)のキャリブレーション用紙設定画面1010を表示部114に表示する。キャリブレーション用紙設定画面1010には、キャリブレーション実行時にパッチ画像を形成すべく使用される用紙の選択肢ボタン1011〜1014が表示される。ユーザーがいずれかの選択肢ボタン1011〜1014を押下した後に、決定ボタン1015を押下すると、CPU104は、キャリブレーション用紙設定を受け付ける。以下では、キャリブレーション用紙として、「厚紙」ボタン1013が選択された場合を例に説明する。
なお、キャリブレーション用紙の各選択肢に対しては、予め坪量などの用紙属性情報が定義されてある。CPU104は、この用紙属性情報と、図11に示した用紙とキャリブレーション実行モードの関係性の双方を参照することにより、キャリブレーション実行モードを決定する。本実施例では、「厚紙」の坪量として「230g」が定義されているものとする。したがって、図11が示すとおり、CPU104は、キャリブレーション実行モードを、200g〜250gの坪量を持つ用紙を対象とする「モード2」に決定する。
次に、本実施例における、内部調整処理の実行中にキャリブレーション実行指示を受け付けた場合の内部調整処理について、図13のフロー図を用いて説明する。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。
まず、CPU104は、S1301にて、キャリブレーションの実行指示をユーザーから受け付ける。次に、S1302にて、CPU104は、キャリブレーション実行モードを特定する。
次に、S1303にて、CPU104は、プリンタが内部調整処理を開始しているか否かを判定する。S1303にて、内部調整処理を開始していないと判断された場合は、S1313に進み、CPU104がキャリブレーションを実行し、処理を終了させる。
一方、S1303にて内部調整処理が開始していると判断された場合は、S1304に進み、CPU104が実行中の処理が中止可能であるか否かを、内部調整処理の情報テーブルC1500を参照して判定する。S1304にて実行中の処理が中止可能ではないと判定された場合は、S1305に進む。そしてCPU104は、実行中の処理をそのまま完了し、S1310へ処理を進める。
一方、S1304にて実行中の処理が中止可能であると判定された場合は、S1306に進む。そして、S1306にて当該処理が、キャリブレーション実行時に実施される処理と重複するか否かを、内部調整処理の情報テーブルC1500を参照して判定する。S1306にてキャリブレーション実行時に実施される処理と重複しないと判定された場合は、S1305に進む。そして、CPU104は実行中の処理を完了させ、S1310へ処理を進める。
一方、S1306にてキャリブレーション実行時に実施される処理と重複すると判定された場合は、S1307に進む。そして、S1307にて当該処理が、画像形成モード非依存の処理であるか否かを、内部調整処理の情報テーブルC1500を参照して判定する。S1307にて画像形成モード非依存の処理であると判定された場合は、S1305に進む。そして、CPU104は実行中の処理を完了させ、S1310へ処理を進める。
一方、S1307にて画像形成モード非依存の処理ではないと判定された場合は、S1308に進む。そして、S1308にて当該処理が、S1302で特定したキャリブレーション実行モードに紐づく画像形成モードを対象としているかどうかを、内部調整処理の情報テーブルC1500を参照して判定する。S1308にてキャリブレーション実行モードに紐づく画像形成モードを対象としていないと判定された場合は、S1305に進む。そして、CPU104は実行中の処理を完了させ、S1310へ処理を進める。
一方、S1308にてキャリブレーション実行モードに紐づく画像形成モードを対象としていると判定された場合は、S1309に進む。そしてCPU104は実行中の処理を中止し、S1310へ処理を進める。次に、CPU104は、S1310で内部調整処理を中断した後に、S1311で内部調整処理の再設定処理を実施する。
図14は、この内部調整処理の再設定処理のフロー図である。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。
まず、CPU104は、S1401にて、内部調整処理の情報テーブルC1500をROM105から読み出す。
そして、S1402にて、未実施の処理のうち最初に実行される予定である先頭の処理を、S1403の判定処理の対象として決定する。
S1403にて、CPU104は、内部調整処理の情報テーブルC1500を参照し、当該処理がキャリブレーション実行時に実施される処理と重複しているか否かを判定する。
当該処理がキャリブレーション実行時に実施される処理と重複していないと判定された場合は、S1404に進む。そして、CPU104はROM105から図16に示す再設定テーブルB1600を呼び出し、当該処理を内部調整処理の実行対象として記録し、S1407へ処理を進める。この再設定テーブルB1600は、少なくとも、内部調整処理の再開時に実施される各処理とその実行順番の情報を含む。
一方、当該処理がキャリブレーション実行時に実行される処理と重複していると判定された場合は、S1405へと処理を進める。
S1405で、CPU104は、当該処理が画像形成モード非依存の処理であるか否かを内部調整処理の情報テーブルC1500を参照して判定する。S1405にて画像形成モード非依存の処理であると判定された場合は、S1404に進む。S1404での処理は上述の内容と同じである。そして、CPU104はS1407へ処理を進める。
一方、S1405にて画像形成モード非依存の処理ではないと判定された場合は、S1406に進む。そして、S1406にて当該処理が、S1302で特定したキャリブレーション実行モードに紐づく画像形成モードを対象としているかどうかを、内部調整処理の情報テーブルC1500を参照して判定する。S1406にてキャリブレーション実行モードに紐づく画像形成モードを対象としていないと判定された場合は、S1404に進む。S1404での処理は上述の内容と同じである。そして、CPU104はS1407へ処理を進める。
一方、S1406にてキャリブレーション実行モードに紐づく画像形成モードを対象としていると判定された場合は、S1407に進む。
S1407で、CPU104は、未実施の処理の全てに対して、S1403の重複判定処理が実施されたか否かを判定する。
全ての処理に対して判定処理が終了していないと判定された場合は、CPU104はS1402へ処理を進め、情報テーブルC1500にて次の実行順にあたる処理をS1403の判定処理の実行対象として決定し、上述の処理を繰り返す。
一方、全ての処理に対して判定処理が終了していると判定された場合は、CPU104は、本フローを終了し、図13のS1312へと処理を戻す。
その後、CPU104は、S1312にて、内部調整処理の再設定テーブルB1600に従い、残りの内部調整処理を実行する。なお、CPU104は、内部調整処理の終了時に、再設定テーブルB1600情報をROM105上で初期化する。
そして、内部調整処理が終了すると、CPU104は、S1313にてキャリブレーションを実行し、処理を終了させる。
以下では、図15の内部調整処理の情報テーブルC1500を基に、処理Aの実行中に「厚紙」を使用したキャリブレーションの実行が指示された場合の、具体的な処理を説明する。
実行中の処理Aに対する判定処理は、実施例1での説明と同じであるため省略する。
S1310で内部調整処理が中断され、S1311にて内部調整の再設定処理が実施された結果、図16に示す再設定テーブルB1600が生成される。処理B以降の各処理に対してS1306、S1307、S1308の各判定処理が実施された結果、キャリブレーションと重複し、かつ、画像形成モード2を対象とする処理が除外され、それ以外の処理がその後の実行対象として設定される。
次に、複数の画像形成モードを備える画像形成装置において、起動時のキャリブレーション実行が予約された場合の、内部調整処理を最適化する手法を、図8の処理フロー図を用いて説明する。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。
S801は実施例2と同じため、説明を省略する。
CPU104は、S802にて、起動後のキャリブレーション実行が予約されているか否かを判定する。S802にて、キャリブレーションの予約がされていないと判定された場合は、CPU104は先に述べた情報テーブルC1500が示すとおり内部調整処理を実行した後に、処理フローを終了するように制御する。
一方、S802にて、キャリブレーションの予約がされていると判定された場合は、CPU104は図17に示す情報テーブルD1700に記録された情報に従い内部調整処理を実行する。情報テーブルD1700は、キャリブレーション実行モードの数だけROM105に記録されている。以下では、「厚紙」によるキャリブレーション、すなわち、実行モード2のキャリブレーションが予約された場合を例に説明する。情報テーブルD1700には、情報テーブルC1500に記録される処理のうち、キャリブレーション実行時実施される処理との重複が「No」である処理、あるいは、対象画像形成モードが「モード2」以外の処理が登録されている。すなわち内部調整処理実行後の所定の時間内にモード2のキャリブレーションが実行されるように予定されている場合は、内部調整処理に含まれ且つモード2のキャリブレーション処理に含まれる処理は実施されない。
CPU104は、S804にて、情報テーブルD1700に記録された順番で内部調整処理を実行後、S805でキャリブレーションを実行し、処理フローを終える。
なお、ユーザーによって予約されたキャリブレーションが、対象用紙切れなどの原因により、実行不可能である場合、CPU104は、上述の実施例で述べた内部調整処理の最適化処理を実行しなくても良い。
これにより、所定の処理が省略された内部調整処理の後、キャリブレーションが実行されないことにより、本来必要とされる調整処理が実施されない状態を回避することが可能となる。そのため、適切な画質が保証されない状態で、印刷が実行される事態を防ぐことができる。
また、ユーザーによって予約されたキャリブレーションが実行不可能である場合、CPU104は、上述した内部調整処理の最適化処理を実行した後に、キャリブレーションが紐づく画像形成モードによる印刷を保留としてもよい。そして、キャリブレーションの実行を妨げている原因が解除され、キャリブレーションが実行された後に、CPU104は、保留していた印刷ジョブを再開する。
なお、予約されたキャリブレーションが紐づく画像形成モードでの印刷を保留している間は、CPU104は、当該モード以外の画像形成モードによる印刷を先行する。
これにより、内部調整処理の最適化の効果を維持しつつも、適切な画質が保証されない状態での印刷を回避することができる。また、他の画像形成モードでの印刷を先行させることで、装置のダウンタイムを削減することが可能となる。
以上のように、本実施例により、複数の画像形成モード、及び、キャリブレーションモードを備える画像形成装置において、実行が指示されたキャリブレーションモードに応じて最適化処理が適用される。そのため、適切に対象画像形成モードを絞った最適化処理が可能となる。
したがって、キャリブレーション対象外の画像形成モードの画質を損なうことなく、待機時間や消耗品の消費を軽減することが可能となる。
上記の実施例3では、単一のモードのキャリブレーションの実行、予約が指示された場合の内部調整処理の最適化手法を説明しているがその限りではない。複数のモードのキャリブレーション指示を同時に受け付け可能な画像形成装置においても、内部調整処理の最適化は可能である。
本実施例では、図10(d)のキャリブレーション用紙設定画面1010にて、用紙選択肢ボタン1011〜1014から複数選択可能とする。以下では、「厚紙」と「最厚紙」の2つが選択された場合を例に説明する。なお、「最厚紙」の坪量としては「270g」が定義されているものとする。したがって、図11が示すとおり、「最厚紙」を使用したキャリブレーション実行モードは「モード3」となる。
複数のモードのキャリブレーションの実行指示を同時受け付けた場合、画像形成装置101は所定の順番で、各モードのキャリブレーションを順番に実行するものとする。本実施例では、モード2、モード3の順番でキャリブレーションが実行される。
まず、複数の画像形成モードを備える画像形成装置において、内部調整処理の実行中に複数モードのキャリブレーション実行指示を受け付けた場合の内部調整処理について、図13、図14のフロー図を用いて説明する。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。なお、実施例3と重複する処理については説明を省略する。
CPU104は、S1302、S1402にて、キャリブレーション実行モードを「モード2」及び、「モード3」と特定する。
また、S1308、S1406で、CPU104は、当該処理が、画像形成モード2、または、画像形成モード3を対象としているかどうかを、内部調整処理の情報テーブルC1500を参照して判定する。
したがって、処理Aの実行中に「厚紙」、「最厚紙」を使用したキャリブレーションの実行が指示された場合には、図18に示す再設定テーブルC1800が生成される。処理B以降の各処理に対してS1306、S1307、S1308の各判定処理が実施された結果、キャリブレーションと重複し、かつ、画像形成モード2または3を対象とする処理が除外され、それ以外の処理がその後の実行対象として実行される。
次に、複数の画像形成モードを備える画像形成装置において、起動時のキャリブレーション実行が複数モード予約された場合の、内部調整処理を最適化する手法を、図8の処理フロー図を用いて説明する。本フローチャートは、ROM105に格納されたプログラムに従って画像形成装置101のCPU104が実行することによって実現される。なお、実施例3と重複する処理については説明を省略する。
S802にて、キャリブレーションの予約がされていると判定された場合は、CPU104は図19に示す情報テーブルE1900に記録された情報に従い内部調整処理を実行する。本実施例においては、情報テーブルE1900は、予約可能なキャリブレーション実行モードの組み合わせの数だけROM105に記録されている。以下では、「厚紙」と「最厚紙」によるキャリブレーション、すなわち、実行モード2、3のキャリブレーションが予約された場合を例に説明する。
情報テーブルE1900には、情報テーブルC1500に記録される処理のうち、キャリブレーション実行時実施される処理との重複が「No」である処理、あるいは、対象画像形成モードが「モード2」、「モード3」以外の処理が登録されている。すなわち内部調整処理実行後の所定の時間内にモード2および、モード3のキャリブレーションが実行されるように予定されている場合は、内部調整処理に含まれ且つモード2、モード3のキャリブレーション処理に含まれる処理は実施されない。
以上のように、本実施例により、複数の画像形成モード、及び、キャリブレーションモードを備える画像形成装置において、ユーザーから実行を指示された複数のキャリブレーションモードの組み合わせに応じて最適化処理が適用される。そのため、複数のキャリブレーションを同時に受け付ける画像形成装置であっても、適切に対象画像形成モードを絞った最適化処理が可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 画像形成手段を有する画像形成装置であり、
    前記画像形成装置の起動時に実行される調整処理のうちの1つであり、前記画像形成手段により中間転写体に形成された画像を測定した結果を用いて、前記画像形成手段により形成される画像の色値を目標値に近づけるための第1の補正データの生成処理を実行する第1の補正データ生成手段と、
    ユーザの指示に従い実行される処理であり、前記画像形成手段により用紙に形成された画像を測定した結果を用いて、前記画像形成手段により形成される画像の色値を目標値に近づけるための第2の補正データの生成処理を実行し、該第2の補正データを用いて前記第1の補正データの生成処理を実行する第2の補正データ生成手段と、
    を有し、
    前記画像形成装置の起動に伴い自動的に前記第2の補正データ生成手段による補正データの生成処理が実行されることに従い、前記画像形成装置の起動時に実行される前記第1の補正データ生成手段による第1の補正データの生成処理は実行しないように制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の起動に伴い自動的に前記第2の補正データ生成手段による第2の補正データの生成処理を実行するよう予め指示する指示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置が起動した後は、前記第1の補正データ生成手段による第1の補正データ生成処理の実行後の所定時間以内に、前記第2の補正データ生成手段による第2の補正データ生成処理を実行するように指示されると、前記第1の補正データ生成手段により第1の補正データ生成処理の実行後、前記第2の補正データ生成手段による補正データの生成処理を実行するか、
    前記第1の補正データ生成手段による第1の補正データの生成処理を実行せず前記第2の補正データ生成手段による補正データの生成処理を実行するか、選択的に実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の補正データ生成手段による第1の補正データ生成処理は、任意のタイミングで実行されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記任意のタイミングとは、
    前記画像形成装置が起動したタイミング、または、ユーザが指定した日時、または、前記画像形成装置が予測したタイミングであることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、用紙搬送路において記録材が定着された用紙に対して測定を行うセンサを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の補正データを生成処理の実行時に用いられる前記画像が形成された用紙は、前記センサを用いて測定されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成手段を有する画像形成装置の制御方法であり、
    前記画像形成装置の起動時に実行される調整処理のうちの1つであり、前記画像形成手段により中間転写体に形成された画像を測定した結果を用いて、前記画像形成手段により形成される画像の色値を目標値に近づけるための第1の補正データの生成処理を実行する第1の補正データ生成ステップと、
    ユーザの指示に従い実行される処理であり、前記画像形成手段により用紙に形成された画像を測定した結果を用いて、前記画像形成手段により形成される画像の色値を目標値に近づけるための第2の補正データの生成処理を実行し、該第2の補正データを用いて前記第1の補正データの生成処理を実行する第2の補正データ生成ステップと、
    を有し、
    前記画像形成装置の起動に伴い自動的に前記第2の補正データ生成ステップによる補正データの生成処理が実行されることに従い、前記画像形成装置の起動時に実行される前記第1の補正データ生成ステップによる第1の補正データの生成処理は実行しないよう制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. コンピュータに、
    請求項8に記載の画像形成装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
  10. 前記制御手段は、前記画像形成装置の起動時に実行される前記第1の補正データ生成手段による第1の補正データの生成処理を実行しないよう制御することが可能であると判定された場合に、前記第1の補正データ生成手段による第1の補正データ生成処理を実行しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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