JP6370127B2 - 結像光学素子及びそれを備える光走査装置 - Google Patents
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Description
マルチビーム光走査装置においては、偏向器の偏向面に対して副走査断面において垂直に光束を入射させる構成(以下、「偏向面垂直入射光学系」と称する。)が知られている。
偏向面垂直入射光学系を備えたマルチビーム光走査装置においては、各光束が、同一の被走査面上に描く走査線の副走査方向の間隔を、有効走査領域内全域で均一とするために、偏向器の偏向面と被走査面との間の結像光学系の副走査倍率を有効走査領域内全域で一定としている。
偏向面斜入射光学系を備えたマルチビーム光走査装置においては、有効走査領域内全域で結像光学系の副走査倍率を一定とすると、走査線の副走査方向の間隔が均一にならず、間隔ムラが発生する。
この問題を解決するために、特許文献1は、走査開始側と走査終了側で、結像光学系の副走査倍率を異ならせることで、走査線の副走査方向の間隔を均一にする方法を開示している。
特に、副走査方向のズレ量については、主走査方向の走査位置に応じてズレ量が異なると共に、複数の発光部からの各々の光束毎にそのズレ量が異なるために、主走査方向の走査位置に応じて走査線の副走査方向の間隔にムラが生じ、印字性能が劣化する。
また、特許文献3は、結像光学系の結像レンズの母線形状を最適化する方法を開示している。
また、特許文献3に開示されている方法では、結像光学系の結像レンズの母線形状が光軸方向に大きく湾曲するために、結像光学系の配置に制限が生じ、無用な大型化や高コスト化を招いてしまう。
コリメータレンズ20は、光源10の2つの発光部A及びBから出射した2本の光束を、略平行光束に変換する。なおここで、略平行光束とは、弱発散光束、弱収束光束及び平行光束を含むものとする。
シリンドリカルレンズ30は、コリメータレンズ20を通過した光束を副走査方向に集光する。
その後、光束は第1の開口絞り41により副走査方向の光束幅が制限され、第2の開口絞り42により主走査方向の光束幅が制限される。それにより、光束は、偏向器50の偏向面51の近傍において副走査方向にのみ集光され、主走査方向に長い線像として結像される。
なお、コリメータレンズ20及びシリンドリカルレンズ30の代わりに、主走査方向と副走査方向で異なるパワーを有する1枚のアナモフィックコリメータレンズを用いても構わない。
偏向器50は、不図示のモータにより図中矢印A方向に回転することにより、被走査面70上を図中矢印7a方向に走査し、被走査面70上に静電潜像を形成する。
被走査面70は、たとえば感光ドラム面等で構成される。
防塵ガラス80は、光走査装置100内部への塵やトナー等の進入を防止するために設けられている。
結像光学系LBは、副走査断面内において、シリンドリカルレンズ30により偏向面51の近傍に結像された結像位置(焦線位置)と被走査面70とを共役な関係とする、所謂面倒れ補正光学系を構成する。
もし同じタイミングのときに、発光部Aから出射した光束Raが偏向面51bによって反射されると、光束は矢印Kaの方向に反射され、結像光学系60により被走査面70上に集光される。
すなわち、同じタイミングで偏向面51bによって反射された2本の光束Rb及びRaは、それぞれ異なるKb及びKaの方向に進行する。従って、2つの発光部B及びAから出射した2本の光束Rb及びRaは、被走査面70上において互いに主走査方向に離れた位置に集光されてしまう。
そこで、先行して主走査方向に走査する光束Rbが被走査面70上に集光する位置に、遅れて主走査方向に走査する光束Raの集光位置を合わせる様に、所定時間δTだけタイミングをずらして、画像データが送られている。
そうすると、発光部Aから出射した光束Raは、偏向面51aによって矢印Ka´の方向に反射され、被走査面70上において先行して主走査方向に走査する光束Rbと同じ位置に集光する。
さらに、第2結像レンズ62の被走査面70側のレンズ面(光学面)62bは、Zの3次(n=3)の非球面項も有しており、J3は主走査方向の位置Yに従って変化している。
図8(a)は、第2結像レンズ62のレンズ面62bの光源側端部におけるレンズ面副走査高さと副走査断面内パワーとの関係を示す。また、図8(b)は、第2結像レンズ62のレンズ面62bの反光源側端部におけるレンズ面副走査高さと副走査断面内パワーとの関係を示している。
J3の符号が負である光源側端部では、図8(a)に示されているように、レンズ面62bの副走査方向上部において、子線3次の非円弧形状によりベースの円弧形状に対してパワーが強くなり、副走査方向下部においては、パワーが弱くなる。
一方、J3の符号が正である反光源側端部では、副走査方向上部においてパワーが弱くなり、副走査方向下部においてはパワーが強くなる。
また、図8(a)に示されているように、第2結像レンズ62のレンズ面62bにおいて、光束Raは光束Rbよりも副走査方向上側を通過している。そして、図4(b)に示されるように、同一の偏向面51により同じタイミングで光束が偏向された時、光束Raは、被走査面70上においては、レンズ面62b上とは反対に、光束Rbの結像位置よりも副走査方向下側へ結像する。ここで、図4(b)に示される被走査面70上においては、2つの光束Ra及びRbの結像位置の中心を原点として、レンズ面62bと同一の座標軸X、Y、Zを設定している。
従って、波面が遅れることで、光束Raの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して上方へずれることになる。ここで結像位置は、被走査面70上に結像したスポットの強度分布重心位置と定義する。
一方、光束Rbは、被走査面70上において、光束Raよりも上方へ結像するため、波面が遅れることで、光束Rbの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して下方へずれることになる。
従って、本実施形態においては、光源側端部では、子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して、光束Ra及びRbの被走査面70上での結像位置の副走査方向の間隔は小さくなる。
従って、波面が進むことで、光束Raの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して下方へずれることになる。
一方、光束Rbの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して上方へずれることになる。
従って、本実施形態においては、反光源側端部では、子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して、光束Ra及びRbの被走査面70上での結像位置の副走査方向の間隔は大きくなる。
そして、この傾き方向と打ち消し合うように、本実施形態に係る光走査装置100の第2結像レンズ62のレンズ面62bのJ3の変化を、図6に示されるように、光源側が負、反光源側が正になるように設定している。
発光部A及びBの配置関係と、被走査面70上における発光部A及びBから出射した2つの光束の結像位置関係は1対1で対応する。そのため、レンズ面62bと被走査面70において同一の座標軸X、Y、Zを定義した時に、レンズ面62bのJ3の変化の傾き方向(図6)と、同一のタイミングで偏向面51により偏向反射された2つの発光点A及びBからの光束の被走査面70上における結像位置の傾き方向(図4(b))とが同符号になるように、レンズ面62bのJ3を変化させている。すなわち、レンズ面62bのJ3の変化の傾きの正負関係(図6)と、同一のタイミングでの2つの発光点A及びBからの光束の結像スポットを結んだ直線の傾き方向(正負関係(図4(b))とが同符号になるように、レンズ面62bのJ3を変化させている。それによって、走査線間隔の変動量を低減することが可能となる。
そのため、本実施形態においては、両光束Ra及びRbの副走査方向の幅の中に3次の非円弧形状の原点Qが含まれるようにしている。こうすることで、両光束間の結像性能差を小さくすることができる。換言すると、レンズ面62bの副走査断面内での形状を定義する多項式の原点は、常に(主走査方向の位置に依らず)レンズ面62bにおける光束の通過領域内に存在している。
光束Ra及びRbの通過位置は、入射光学系LAに含まれる2つの開口絞りのうち、副走査方向の光束幅を規定している第1の開口絞り41の配置により制御することが可能である。本実施形態においては、第1の開口絞り41をシリンドリカルレンズ30の近傍に配置することで、第1の開口絞り41を第2の開口絞り42と一体とした場合に比べて、両光束Ra及びRbの間の離間量を低減している。
レンズ面62bの主走査方向の任意の位置において、副走査方向の座標Zにおける波面収差量をW(Z)[λ]とする。そのとき、副走査方向の光束端部のZの値を各々Zmax,Zminとすると、副走査方向の波面収差量の変動量Wvar[λ]は、以下の式(5)のように定義される。
スポット径肥大率は、印字性能を良好に保つために、所望のスポット径に対して5%以下が望ましい。すなわち、各光束の副走査方向の所望のスポット径をS、有効走査域内における最大スポット径をSmaxとした時、以下の式(6)の関係を満足することが望ましい。
従って、本実施形態では、スポット径肥大率を5%以下に設定できていることから、印字性能を良好に保つことができる。
そして、第1実施形態と同様に、先行して主走査方向に走査する発光点Bからの光束Rbが被走査面70上に集光する位置に、遅れて走査する発光点Aからの光束Raの集光位置を合わせる様に、所定時間δTだけタイミングをずらして、画像データが送られている。
図17(a)及び(b)はそれぞれ、第2結像レンズ62のレンズ面62bの光源側端部及び反光源側端部におけるレンズ面副走査高さと副走査断面内パワーとの関係を示している。
また、第1実施形態とは異なり、第2結像レンズ62のレンズ面62bにおいて、光束Raは光束Rbよりも副走査方向下側を通過している。そして、図14(b)に示されるように、同一の偏向面51により同じタイミングで光束が偏向されたとき、光束Raは、被走査面70上においては、レンズ面62b上とは反対に、光束Rbの結像位置よりも副走査方向上側へ結像する。
従って、波面が進むことで、光束Raの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して上方へずれることになる。
一方、光束Rbは、被走査面70上において、光束Raよりも下方へ結像するため、波面が進むことで、光束Rbの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して下方へずれることになる。
従って、本実施形態においては、光源側端部では、子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して、光束Ra及びRbの被走査面70上での結像位置の副走査方向の間隔が大きくなる。
従って、波面が遅れることで、光束Raの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して下方へずれることになる。
一方、光束Rbの結像位置は子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して上方へずれることになる。
従って、反光源側端部では、子線形状が3次の非円弧形状でない場合に対して、光束Ra及びRbの被走査面70上での結像位置の副走査方向の間隔は小さくなる。
つまり、レンズ面62bと被走査面70において同一の座標軸X、Y、Zを定義した時に、第2実施形態におけるレンズ面62bのJ3の変化の傾き方向は、同一のタイミングで偏向面51により偏向された2つの発光点A及びBからの光束の被走査面70上における結像位置の傾き方向と同符号になるようにしている。言い換えると、第2実施形態におけるレンズ面62bのJ3の変化の傾きの正負関係(図15)は、同一のタイミングの2つの発光点A及びBからの光束の被走査面70上における結像位置の傾きの正負関係(図14(b))と同符号になるようにしている。このようにレンズ面62bのJ3を変化させることで、走査線間隔の変動量を低減することが可能となる。
そして、第1の結像レンズ61、第2の結像レンズ62A、折り返しミラーM1により結像光学系LB1が構成され、第1の結像レンズ61、第2の結像レンズ62B、折り返しミラーM2及びM3により結像光学系LB2が構成される。また、第1の結像レンズ61´、第2の結像レンズ62C、折り返しミラーM´2及びM´3により結像光学系LB3が構成され、第1の結像レンズ61´、第2の結像レンズ62D、折り返しミラーM´1により結像光学系LB4が構成される。
第1結像レンズ61´は、第1結像レンズ61と同一のものであり、且つ、副走査方向に反転されるように配置されており、両レンズは、表1に示されている第1実施形態と同一の係数により形状が定義される。
また、第2結像レンズ62A、62B、62C及び62Dは、図19及び図20に示すように各々の座標軸XA(B、C、D)、YA(B、C、D)、ZA(B、C、D)を定義した時、表1に示されている第1実施形態と同一の係数により形状が定義される。
その他の構成についても、表1に示されている第1実施形態と同一の数値により定義される。
ここで、各被走査面70A、70B、70C及び70Dにおける座標軸は、対応する第2結像レンズ62A、62B、62C及び62Dと同一の座標軸を定義している。ただし、ここでいう同一の座標軸とは各光路に配置された折り返しミラーM1、M2、M3、M´1、M´2及びM´3による座標軸の反転も考慮して各座標軸の正負の方向を一致させた上で同一となっている座標軸である。
本実施形態においては、第1及び第2実施形態とは異なり、第2結像レンズ62A乃至62Dと被走査面70A乃至70Dの間の光路には副走査方向に光路を折り返す、折り返しミラーM1乃至M3、M´1乃至M´3が配置されている。そのため、各折り返しミラーM1乃至M3、M´1乃至M´3の前後では副走査方向について光路の折り返しにより座標軸が反転する。この反転も考慮して、図20では、各第2結像レンズ62A乃至62Dと対応する被走査面70A乃至70Dに同一の座標軸を定義している。
また、各光路の折り返しミラーの枚数も適宜変更が可能である。その場合は、3次以上の奇数次のうち少なくとも一つの次数を含む非円弧形状であって、その非球面係数が主走査方向に非対称に変化しているレンズ面を含む結像レンズの座標軸と、対応する被走査面の座標軸を、折り返しミラーの枚数に応じて、座標軸の反転を考慮した上で、同一の座標軸で定義し、J3の変化の傾き方向と、被走査面上における複数の発光点の結像位置の傾き方向とが同符号になるようにすれば良い。
また、本第3実施形態はこれに限られるものではなく、適宜種々の変更が可能である。
そして、第1の結像レンズ61、第2の結像レンズ62、折り返しミラーM1により結像光学系LB1が構成され、第1の結像レンズ61、第2の結像レンズ62、折り返しミラーM2、M3及びM4により結像光学系LB2が構成される。また、第1の結像レンズ61´、第2の結像レンズ62´、折り返しミラーM´2、M´3及びM´4により結像光学系LB3が構成され、第1の結像レンズ61´、第2の結像レンズ62´、折り返しミラーM´1により結像光学系LB4が構成される。
また、第2結像レンズ62及び62´は、図24及び図25に示すように、各々の座標軸X、Y、Zを定義している。
一方、本実施形態に係る光走査装置400では、第2結像レンズ62の部分62lの出射面62bl及び第2結像レンズ62´の部分62´uの出射面62´buにおいて、J3を、図29(b)に示すように主走査方向に非対称に変化させている。具体的には、出射面62bl及び62´buの反光源側の有効域端部(図24上側)においては、J3の符号は正である。一方、光源側の有効域端部(図24下側)においてはJ3の符号は負であり、光源側端部と反光源側端部で正負が逆になるようにしている。
このように、J3を主走査方向に非対称に変化させることで、組立誤差、製造誤差等による走査線間隔の変動量を低減することができる。
また、走査線間隔が正値になるように、光路RA及びRCについては、副走査方向について発光点Dの結像位置から発光点Aの結像位置を引いた値、光路RB及びRDについては発光点Aの結像位置から発光点Dの結像位置を引いた値を用いている。そして、それらは全て同値である。
図30に示されているように、比較例と比べて本実施形態では、J3を主走査方向に非対称に変化させることによって、走査線間隔の変動量を低減できていることがわかる。
ここで各被走査面70A乃至70Dにおける座標軸は、対応する第2結像レンズ62及び62´と同一の座標軸を定義している。ただし、ここでいう同一の座標軸とは、各光路に配置された折り返しミラーM1乃至M4、M´1乃至M´4による座標軸の反転も考慮して各座標軸の正負の方向を一致させた上で同一である座標軸のことをいう。すなわち、折り返しミラーM1乃至M4、M´1乃至M´4による反転も考慮して、第2結像レンズ62及び62´と対応する被走査面70A乃至70Dに同一の座標軸を定義したものが図25に示されている。
50 偏向器
70 被走査面
100 光走査装置
LB 結像光学系
Claims (13)
- 前記少なくとも一つの項の非球面係数は、前記光学面の主走査方向における一方の端部と他方の端部とで符号が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の結像光学素子。
- 前記少なくとも一つの項の非球面係数は、前記光学面の光軸上において零であることを特徴とする請求項1又は2に記載の結像光学素子。
- 光源と、該光源から出射した光束を偏向する偏向器と、該偏向器により偏向された光束を被走査面に導光する結像光学系とを備え、該結像光学系は請求項1乃至3のいずれか一項に記載の結像光学素子を含むことを特徴とする光走査装置。
- 前記光源は複数の発光点を含み、前記被走査面において前記光学面と同じ座標軸を定義したとき、前記複数の発光点からの光束の前記被走査面における結像位置を結んだ直線の傾きと、前記少なくとも一つの項の非球面係数の主走査方向に沿った変化の傾きとが同符号であることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
- 前記光源は、主走査方向及び副走査方向において互いに離間して配置された複数の発光点を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の光走査装置。
- 前記光学面は、前記結像光学系が有する光学面のうち、副走査方向の幅が最も大きい光束が通過する光学面であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の光走査装置。
- 副走査断面内における前記光学面の形状Sの原点は、常に前記光学面における光束の通過領域内に存在することを特徴とする、請求項4乃至7のいずれか一項に記載の光走査装置。
- 前記光源から出射した複数の光束を前記偏向器に導く入射光学系を有し、該入射光学系の光軸は主走査断面に対して非平行であることを特徴とする請求項4乃至9のいずれか一項に記載の光走査装置。
- 前記入射光学系は、光束を副走査断面内で集光するシリンドリカルレンズと、光束の副走査方向の幅を規定する開口絞りとを備えており、前記開口絞りは、前記シリンドリカルレンズと前記偏向器の間に配置されることを特徴とする請求項10に記載の光走査装置。
- 請求項4乃至11のいずれか一項に記載の光走査装置と、該光走査装置によって前記被走査面に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像された前記トナー像を被転写材に転写する転写器と、転写された前記トナー像を前記被転写材に定着させる定着器とを備えることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4乃至11のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から出力されたコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力するプリンタコントローラとを備えることを特徴とする画像形成装置。
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