JP6368960B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6368960B2
JP6368960B2 JP2016142841A JP2016142841A JP6368960B2 JP 6368960 B2 JP6368960 B2 JP 6368960B2 JP 2016142841 A JP2016142841 A JP 2016142841A JP 2016142841 A JP2016142841 A JP 2016142841A JP 6368960 B2 JP6368960 B2 JP 6368960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
short
range wireless
wireless communication
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016142841A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018012409A (ja
Inventor
智哉 萩原
智哉 萩原
新 礒部
新 礒部
冬人 竹山
冬人 竹山
陽祐 清水
陽祐 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016142841A priority Critical patent/JP6368960B2/ja
Priority to US15/654,141 priority patent/US10142824B2/en
Publication of JP2018012409A publication Critical patent/JP2018012409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6368960B2 publication Critical patent/JP6368960B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/60Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers
    • H04M1/6033Substation equipment, e.g. for use by subscribers including speech amplifiers for providing handsfree use or a loudspeaker mode in telephone sets
    • H04M1/6041Portable telephones adapted for handsfree use
    • H04M1/6075Portable telephones adapted for handsfree use adapted for handsfree use in a vehicle
    • H04M1/6083Portable telephones adapted for handsfree use adapted for handsfree use in a vehicle by interfacing with the vehicle audio system
    • H04M1/6091Portable telephones adapted for handsfree use adapted for handsfree use in a vehicle by interfacing with the vehicle audio system including a wireless interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、通信システムに関するものである。
従来の通信システムとして、近距離無線通信デバイスが車両に搭載され、近距離無線通信デバイスを乗員の携帯通信端末を使って車載機器を設定するものが知られている。この通信システムは、近距離無線通信デバイスと携帯通信端末との認証を近距離無線通信で、おこなう必要がある。具体的には、近距離無線通信デバイスのNFC(Near field Communication)アンテナの近距離に携帯通信端末をかざして、近距離無線通信デバイスと携帯通信端末との認証を近距離無線通信でおこなう(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−33534号公報
ところで、近距離無線通信デバイスと携帯通信端末との認証をおこなうために、携帯通信端末を乗員が手でつかんでNFCアンテナの近距離にかざす必要がある。しかし、携帯通信端末をつかんでいる手の指先が、携帯通信端末から突出されている。このため、手の指先が車両の内装面に当たり、携帯通信端末をNFCアンテナの近距離にかざし難い。
携帯通信端末をNFCアンテナ(すなわち、近距離無線通信デバイス)の近距離にかざすために、携帯通信端末を指先でつかむことが考えられる。しかし、携帯通信端末を指先でつかんだ場合、携帯通信端末を手で安定した握りに維持することが難しいことが考えられる。このため、携帯通信端末が手からすべり落ちることが考えられる。
そこで、この発明は、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざした状態において、携帯通信端末を安定した握りに維持できる通信システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車両(例えば、実施形態の車両10)に搭載され、携帯通信端末(例えば、実施形態の携帯通信端末46)との近距離無線通信が可能な近距離無線通信デバイス(例えば、実施形態の近距離無線通信デバイス45)を備える通信システム(例えば、実施形態の通信システム20)であって、前記近距離無線通信デバイスは、前記車両のインストルメントパネル(例えば、実施形態のインストルメントパネル12)の表面(例えば、実施形態の表面12c)近傍に設けられ、前記インストルメントパネルは、前記表面であって前記近距離無線通信デバイスに近傍する位置に、第1溝部(例えば、実施形態の第1溝部35)と第2溝部(例えば、実施形態の第2溝部36)とを有する溝部(例えば、実施形態の溝部31)を備え、前記近距離無線通信デバイスは、前記第1溝部と前記第2溝部との間で、かつ、前記インストルメントパネルの内部に設けられていることを特徴とする。
このように、インストルメントパネルの表面で、かつ、近距離無線通信デバイスに近傍する位置に溝部を備えた。よって、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざして認証をおこなう際に、携帯通信端末をつかんでいる手の指先を溝部に入り込ませることができる。すなわち、携帯通信端末から手の指先を突出させた状態で、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざすことが可能になる。
ここで、携帯通信端末を認証のために手で持つ場合に、携帯通信端末の一側辺を親指で持ち、他側辺を他の指で持つことが考えられる。この場合、親指が一側辺の比較的高い位置に位置する。また、他の指のうち人差し指が他側辺の比較的高い位置に位置し、小指や薬指が他側辺の比較的低い位置に位置する。
そこで、請求項1において、近距離無線通信デバイスを挟み込む位置に溝部を形成した。よって、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざして認証をおこなう際に、近距離無線通信デバイスを挟み込む一方の溝部に、親指や人差し指を入り込ませることができる。また、近距離無線通信デバイスを挟み込む他方の溝部に、小指や薬指を入り込ませることができる。
また、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざす際の携帯通信端末の姿勢によっては、近距離無線通信デバイスを挟み込む一方の溝部に、親指を入り込ませることができ、近距離無線通信デバイスを挟み込む他方の溝部に、人差し指や中指、そして薬指や小指を入り込ませることができる。
これにより、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざした状態において、携帯通信端末を安定した握りに維持できる。したがって、携帯通信端末が手からすべり落ちることを防止できる。
請求項に記載した発明は、前記溝部は、前記第1溝部と前記第2溝部とを連続させることにより、前記近距離無線通信デバイスを囲むように形成されることを特徴とする。
よって、携帯通信端末を任意の角度(具体的には、360°の範囲から任意に選択した角度)で認証をおこなう際に、溝部に指を入り込ませることができる。これにより、携帯通信端末を任意の角度で認証をおこなうことができるので、通信システムの使い勝手を高めることができる。
請求項に記載した発明は、前記第1溝部と前記第2溝部とは、前記近距離無線通信デバイスに近傍する位置において略平行に配置されていることを特徴とする。
このように、溝部の第1溝部と第2溝部とを略平行に配置した。よって、第1溝部や第2溝部を比較的長く形成できる。これにより、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざして認証をおこなう際に、携帯通信端末をつかんでいる手の指先を溝部に容易に入り込ませることができる。
請求項に記載した発明は、前記インストルメントパネルは、少なくとも、第1インストルメントパネル部材(例えば、実施形態の第1インストルメントパネル部材25)と、前記第1インストルメントパネル部材と接する第2インストルメントパネル部材(例えば、実施形態の第2インストルメントパネル部材26)と、前記第2インストルメントパネル部材に接する第3インストルメントパネル部材(例えば、実施形態の第3インストルメントパネル部材27)と、により形成され、前記第1溝部は、前記第1インストルメントパネル部材と前記第2インストルメントパネル部材との境界(例えば、実施形態の第1境界38)に形成され、前記第2溝部は、前記第2インストルメントパネル部材と前記第3インストルメントパネル部材との境界(例えば、実施形態の第2境界39)に形成されることを特徴とする。
このように、インストルメントパネルを、第1インストルメントパネル部材と、第2インストルメントパネル部材と、第3インストルメントパネル部材との3部材に分けた。また、3部材の境界を利用して第1溝部と第2溝部とを形成した。これにより、インストルメントパネルに溝部を備える、複雑なインストルメントパネルの形状を容易に形成することができる。
請求項に記載した発明は、前記近距離無線通信デバイスは、前記車両の幅方向のうち助手席(例えば、実施形態の助手席18)側に設けられることを特徴とする。
よって、運転席から好適に離れた位置に、近距離無線通信デバイスを設けることができる。これにより、運転者が携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離に誤ってかざすことを防止できる。すなわち、運転者が誤って認証を開始することを防止できる。
請求項に記載した発明は、前記近距離無線通信デバイスは、近距離無線通信の信号を送受信する送受信部(例えば、実施形態の送受信部48)と、車載装置(例えば、実施形態の車載装置51)との接続のためのコネクタ部(例えば、実施形態のコネクタ部49)と、を有し、前記送受信部を前記車両の幅方向左右のうち運転席(例えば、実施形態の運転席16)側に向け、前記コネクタ部を、前記車両の幅方向左右のうち前記助手席側に向けて配置したことを特徴とする。
このように、近距離無線通信デバイスの送受信部を運転席側に向けた。よって、運転席から好適に近い位置に送受信部を設けることができる。これにより、運転者は必要以上に腕を延ばさないで(すなわち、なるべく短いリーチで)携帯通信端末を送受信部の近距離に容易にかざすことができる。
この発明によれば、携帯通信端末をつかんでいる手の指先を溝部に入り込ませることができる。よって、携帯通信端末から手の指先を突出させた状態で、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざすことが可能になる。
これにより、携帯通信端末を近距離無線通信デバイスの近距離にかざした状態において、携帯通信端末を安定した握りに維持できる。
本発明の一実施形態における車両を車室側から見た状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるインストルメントパネルを示す図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態における近距離無線通信デバイスを示す図1のIII−III線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態における近距離無線通信デバイスを車体前方側から見た状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態における近距離無線通信デバイスおよび携帯通信端末を示す図6のV−V線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態における近距離無線通信デバイスの近距離に携帯通信端末をかざす例を示す平面図である。 本発明の一実施形態における近距離無線通信デバイスおよび携帯通信端末を示す図6のVII−VII線に沿う断面図である。
次に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を指すものとする。
図1に示すように、車両10は、インストルメントパネル12と、センタコンソール14と、運転席16と、助手席18と、通信システム20とを備えている。
インストルメントパネル12は、フロント窓ガラス22の下側に設けられ、左フロントピラーおよび右フロントピラーとの間に配置されている。すなわち、インストルメントパネル12は、車室23の車体前方側に設けられている。
インストルメントパネル12の運転席16側には、自動車の走行に必要な情報を示す計器類19が配置されている。また、インストルメントパネル12の助手席18側には、通信システム20の近距離無線通信デバイス45が配置されている。
インストルメントパネル12の車幅方向中央12aからセンタコンソール14が車体後方へ向けて延びている。センタコンソール14の車幅方向左側に運転席16が設けられている。また、センタコンソール14の車幅方向右側に助手席18が設けられている。
図2に示すように、インストルメントパネル12は、第1インストルメントパネル部材25と、第2インストルメントパネル部材26と、第3インストルメントパネル部材27とを備えている。インストルメントパネル12には溝部31が形成されている。
第1インストルメントパネル部材25は、インストルメントパネル12の上部12bを形成し、インストルメントパネル12の内部33を経て下方へ延びている。
第2インストルメントパネル部材26は、車室23側に膨出するように形成されている。第2インストルメントパネル部材26の上部26bが、第1インストルメントパネル部材25の中央段部25aに接触されている。
よって、第1インストルメントパネル部材25の中央段部25aと、第2インストルメントパネル部材26の上部26bとで、溝部31の第1溝部35が断面略V字に凹むように形成されている。すなわち、第1溝部35が、第1インストルメントパネル部材25と第2インストルメントパネル部材26との第1境界38で、かつ、インストルメントパネル12の表面12cに形成されている。
また、第2インストルメントパネル部材26の下部26cに係合部41が断面略U字に形成されている。
第3インストルメントパネル部材27は、車室23側に膨出するように断面略V字に形成されている。第3インストルメントパネル部材27の上縁部27aが、第2インストルメントパネル部材26の係合部41に車室23側から係合されている。よって、第3インストルメントパネル部材27の上縁部27aが、第2インストルメントパネル部材26の下部26cに接触されている。
これにより、第2インストルメントパネル部材26の下部26cと、第3インストルメントパネル部材27の上部27bとで、溝部31の第2溝部36が断面略V字に凹むように形成されている。すなわち、第2溝部36は、第2インストルメントパネル部材26と第3インストルメントパネル部材27との第2境界39で、かつ、インストルメントパネル12の表面12cに形成されている。
第2溝部36は、第1溝部35より下方に配置されている。第1溝部35および第2溝部36で溝部31が形成される。
また、第3インストルメントパネル部材27の下部27cが、第1インストルメントパネル部材25の下部25bに接触されている。
ここで、インストルメントパネル12に第1溝部35や第2溝部36を形成することにより、インストルメントパネル12が複雑な形状になる。
そこで、インストルメントパネル12を、第1インストルメントパネル部材25と、第2インストルメントパネル部材26と、第3インストルメントパネル部材27との3部材に分けた。3部材25〜27を組み付けることにより、3部材25〜27で、第1境界38、第2境界39が形成される。第1境界38、第2境界39を利用して第1溝部35と第2溝部36とが形成される。
これにより、第1溝部35や第2溝部36を備えた複雑な形状のインストルメントパネル12の形状を容易に形成することができる。
図1に戻って、第1溝部35は、助手席18側において車幅方向へ延出されている。第2溝部36は、第1溝部35の下方において第1溝部35に沿って車幅方向へ延出されている。第1溝部35と第2溝部36との間で、かつ、第2インストルメントパネル部材26の内部34(図2参照)側に、通信システム20の近距離無線通信デバイス45が配置されている。
図3、図4に示すように、通信システム20は、車両10に搭載される近距離無線通信デバイス45と、携帯電話(例えば、スマートフォン)などの携帯通信端末46(図5参照)とを備えている。
近距離無線通信デバイス45は、近距離無線通信の信号を送受信する送受信部48と、車載装置(車載機器)51(図1参照)や図示しない車載装置としての電源装置との接続のためのコネクタ部49とを備えている。
送受信部48は、一例として、近距離無線通信の信号を送受信するNFCアンテナである。
NFCとは、Near Field Communicationの略語であり、およそ10センチメートル程度の極短距離の無線通信をいう。
車載装置(車載機器)51として、例えば、カーラジオや空調設備などが挙げられる。
コネクタ部49は、ワイヤハーネス52で車載装置51に接続されている。
送受信部48は、正面視において車幅方向へ延びる矩形状に形成されている。送受信部48の車幅方向外側にコネクタ部49が設けられている(図1も参照)。送受信部48およびコネクタ部49は一体化され、取付ブラケット53に取り付けられている。取付ブラケット53がインストルメントパネル12の第2インストルメントパネル部材26に締結部材54で取り付けられている。
すなわち、送受信部48およびコネクタ部49が第2インストルメントパネル部材26に取り付けられている。
図1に示すように、近距離無線通信デバイス45が車室23の助手席18側に設けられている。この近距離無線通信デバイス45に近傍する位置において、第1溝部35と第2溝部36とが略平行に配置されている。また、近距離無線通信デバイス45を上下方向で挟み込む位置に第1溝部35と第2溝部36とが形成されている(図2も参照)。
図2に示すように、第1インストルメントパネル部材25の前上部25cと、第2インストルメントパネル部材26の前中央部26dと、第3インストルメントパネル部材27の前膨出部27dとが略面一に配置されている。よって、前上部25c、前中央部26dおよび前膨出部27dに、通信システム20の携帯通信端末46(図6参照)を接触させた状態に配置できる。
また、第2インストルメントパネル部材26の内部34側で、かつ、第2インストルメントパネル部材26の表面26eの近傍に通信システム20の近距離無線通信デバイス45が配置されている。
図5に示すように、前上部25c、前中央部26dおよび前膨出部27dに通信システム20の携帯通信端末46を配置することにより、近距離無線通信デバイス45(具体的には、送受信部48)の近距離に携帯通信端末46をかざすことができる(図6参照)。
これにより、近距離無線通信デバイス45と携帯通信端末46との認証を、近距離無線通信でおこなうことができる。認証をおこなうことにより、携帯通信端末46と車載装置51(図1参照)とのペアリング(Bluetooth(登録商標)による通信のペアリング)や、車載装置51、例えば、カーラジオのお気に入りのラジオ局の設定、あるいは空調設備の優先的な空調設定などを携帯通信端末46で利用可能な状態にできる。
図6に示すように、送受信部48が車両幅方向において運転席16側に向けて配置され、コネクタ部49が助手席18側(すなわち、運転席16の反対側)に向けて配置されている。
送受信部48で携帯通信端末46に対して近距離無線通信の信号を送受信することにより、近距離無線通信デバイス45の送受信部48と携帯通信端末46との近距離無線通信が可能となる。
携帯通信端末46は、例えば、平坦な板状の部材で、一側辺46aおよび他側辺46bを有し、平面視矩形の平坦な板状に形成されている。
ここで、送受信部48が車両幅方向左右において運転席16側に向けて配置されている。よって、運転席16(すなわち、運転者60)から好適に離れた位置に送受信部48が設けられている。これにより、運転者60の手61つかんでいる携帯通信端末46を送受信部48の近距離に誤ってかざすことを防止できる。すなわち、運転者60が誤って認証を開始することを防止できる。
図5、図7に示すように、送受信部48に近傍する位置で、かつ、インストルメントパネル12の表面12cに第1溝部35および第2溝部36が形成されている。一方、第1インストルメントパネル部材25の前上部25c、第2インストルメントパネル部材26の前中央部26d、第3インストルメントパネル部材27の前膨出部27dに携帯通信端末46が接触される。
前上部25c、前中央部26dおよび前膨出部27dに携帯通信端末46を接触させた状態において、送受信部48の近距離に携帯通信端末46をかざすことができる。この状態において、携帯通信端末46をつかんでいる手61の指先を第1溝部35および第2溝部36に入り込ませることができる。
具体的には、手61の指先のうち、例えば、親指62、人差し指63、薬指65や小指66の各指先62a,63a,65a,66aを第1溝部35および第2溝部36に入り込ませることができる。
第1溝部35および第2溝部36に手61の指先を入り込ませることにより、携帯通信端末46から手61の指先を突出させた状態で、携帯通信端末46を送受信部48の近距離にかざすことが可能になる。よって、携帯通信端末46を送受信部48の近距離にかざした状態において、携帯通信端末46を安定した手61の握りに維持できる。
これにより、携帯通信端末46が手61からすべり落ちることを防止できる。したがって、近距離無線通信デバイス45と携帯通信端末46との認証を、近距離無線通信で容易におこなうことができる。
ここで、携帯通信端末46を認証のために手61で持つ場合に、携帯通信端末46の一側辺46aを親指62で持ち、他側辺46bを他の指63,64,65,66で持つことが考えられる。この場合、親指62が一側辺46aの比較的高い位置に位置する。また、人差し指63が他側辺46bの比較的高い位置に位置し、薬指65や小指66が他側辺46bの比較的低い位置に位置する。
そこで、近距離無線通信デバイス45(すなわち、送受信部48)を上下方向で挟み込む位置に第1溝部35と第2溝部36とを形成するようにした。具体的には、送受信部48の上側に第1溝部35が形成され、下側に第2溝部36が形成されている。
よって、携帯通信端末46を送受信部48の近距離にかざして認証をおこなう際に、第1溝部35に親指62の指先62aや人差し指63の指先63aを入り込ませることができる。また、第2溝部36に薬指65の指先65aや小指66の指先66aを入り込ませることができる。
これにより、携帯通信端末46を安定した握りに維持でき、携帯通信端末46が手からすべり落ちることを防止できる。
図6に戻って、第1溝部35に沿って第2溝部36が延びている。すなわち、第1溝部35と第2溝部36とが略平行に配置されている。よって、第1溝部35や第2溝部36は比較的長く形成されている。これにより、携帯通信端末46を送受信部48の近距離にかざして認証をおこなう際に、携帯通信端末46をつかんでいる手61の指先を第1溝部35や第2溝部36に容易に入り込ませることができる。
さらに、近距離無線通信デバイス45の送受信部48が運転席16(すなわち、運転者60)側に向けられている。よって、運転者60から好適に近い位置に送受信部48が設けられている。これにより、運転者60は腕68を必要以上に延ばすことなく(すなわち、なるべく短いリーチで)、送受信部48の近距離に携帯通信端末46を容易にかざすことができる。
(変形例)
前記実施形態では、送受信部48を上下方向で挟み込む位置に溝部31(第1溝部35、第2溝部36)を形成した例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、近距離無線通信デバイス(すなわち、送受信部48(図1参照))を囲うように第1溝部35と第2溝部36とを連続させて、溝部31を円形や矩形などに形成することも可能である。
溝部31を送受信部48を囲うように形成することにより、携帯通信端末46を任意の角度(具体的には、360°の範囲から任意に選択した角度)で認証をおこなう際に、溝部に指を入り込ませることができる。これにより、携帯通信端末46を任意の角度で容易に認証できるので、通信システム20の使い勝手を一層高めることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、近距離無線通信デバイス45を溝部31で上下方向から挟み込む例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、近距離無線通信デバイス45を溝部31で左右方向から挟み込むことも可能である。
また、前記実施形態では、溝部31を第1溝部35および第2溝部36で形成する例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、溝部31を2つ以上の溝部で形成することも可能である。
さらに、前記実施形態では、インストルメントパネル12を、第1インストルメントパネル部材25と、第2インストルメントパネル部材26と、第3インストルメントパネル部材27との3部材で形成した例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、インストルメントパネル12を3部材以外の部材で形成することも可能である。
また、前記実施形態では、第1インストルメントパネル部材25の前上部25cと、第2インストルメントパネル部材26の前中央部26dと、第3インストルメントパネル部材27の前膨出部27dとを略面一に配置した例について説明したが、これに限定するものではない。
例えば、前上部25cと前中央部26dとを略面一に配置すること、前中央部26dと前膨出部27dとを略面一に配置すること、前上部25cと、前膨出部27dとを略面一に配置することも可能である。
10……車両
12……インストルメントパネル
12c…インストルメントパネルの表面
16……運転席
18……助手席
20……通信システム
25〜27…第1〜第3のインストルメントパネル部材
31……溝部
35……第1溝部
36……第2溝部
38,39…第1、第2の境界(境界)
45……近距離無線通信デバイス
46……携帯通信端末
48……送受信部
49……コネクタ部
51……車載装置

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、
    携帯通信端末との近距離無線通信が可能な近距離無線通信デバイスを備える通信システムであって、
    前記近距離無線通信デバイスは、前記車両のインストルメントパネルの表面近傍に設けられ、
    前記インストルメントパネルは、表面であって前記近距離無線通信デバイスに近傍する位置に、第1溝部と第2溝部とを有する溝部を備え
    前記近距離無線通信デバイスは、前記第1溝部と前記第2溝部との間で、かつ、前記インストルメントパネルの内部に設けられていることを特徴とする通信システム。
  2. 前記溝部は、前記第1溝部と前記第2溝部とを連続させることにより、前記近距離無線通信デバイスを囲むように形成されることを特徴とする請求項記載の通信システム。
  3. 記第1溝部と前記第2溝部とは、前記近距離無線通信デバイスに近傍する位置において略平行に配置されていることを特徴とする請求項記載の通信システム。
  4. 記インストルメントパネルは、少なくとも、第1インストルメントパネル部材と、前記第1インストルメントパネル部材と接する第2インストルメントパネル部材と、前記第2インストルメントパネル部材に接する第3インストルメントパネル部材と、により形成され、
    前記第1溝部は、前記第1インストルメントパネル部材と前記第2インストルメントパネル部材との境界に形成され、
    前記第2溝部は、前記第2インストルメントパネル部材と前記第3インストルメントパネル部材との境界に形成されることを特徴とする請求項または請求項記載の通信システム。
  5. 前記近距離無線通信デバイスは、前記車両の幅方向のうち助手席側に設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記近距離無線通信デバイスは、近距離無線通信の信号を送受信する送受信部と、車載装置との接続のためのコネクタ部と、を有し、
    前記送受信部を前記車両の幅方向左右のうち運転席側に向け、前記コネクタ部を、前記車両の幅方向左右のうち前記助手席側に向けて配置したことを特徴とする請求項記載の通信システム。
JP2016142841A 2016-07-20 2016-07-20 通信システム Active JP6368960B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016142841A JP6368960B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 通信システム
US15/654,141 US10142824B2 (en) 2016-07-20 2017-07-19 Communication system installed in a vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016142841A JP6368960B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018012409A JP2018012409A (ja) 2018-01-25
JP6368960B2 true JP6368960B2 (ja) 2018-08-08

Family

ID=60989692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016142841A Active JP6368960B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 通信システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10142824B2 (ja)
JP (1) JP6368960B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024116386A1 (ja) * 2022-12-01 2024-06-06 三菱電機株式会社 通信装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004106794A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Kojima Press Co Ltd 携帯電話機保持装置
JP2005343431A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Denso Corp 車両用情報処理システム
KR100809047B1 (ko) * 2007-03-20 2008-03-03 류희석 휴대용 단말기 수납부가 구비된 대시보드
JP2010149532A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 Calsonic Kansei Corp 車載用無線装置設置構造
JP2012245953A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Kojima Press Industry Co Ltd スマートフォンの取付構造
JP2013165414A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Nissan Motor Co Ltd 車載通信バスアダプタ及び変換プラグ
JP2014033534A (ja) 2012-08-03 2014-02-20 Panasonic Corp 車載用充電装置と、それを搭載した自動車
US8880240B2 (en) * 2012-11-19 2014-11-04 GM Global Technology Operations LLC Methods of controlling vehicle interfaces using device motion and near field communications
JP6186954B2 (ja) * 2013-07-02 2017-08-30 株式会社デンソー 通信システム、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018012409A (ja) 2018-01-25
US20180027367A1 (en) 2018-01-25
US10142824B2 (en) 2018-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9855957B2 (en) Method for using a communication terminal in a motor vehicle while autopilot is activated and motor vehicle
US10833716B2 (en) Trim element comprising a docking station for a nomad electronic device
US8751065B1 (en) Smartphone controller of vehicle settings
CN103733655A (zh) 机动车
JP6536531B2 (ja) 車両用情報端末
US20170048368A1 (en) Device for coupling a mobile communications unit with a motor vehicle
JP6175949B2 (ja) 通信装置
JP6368960B2 (ja) 通信システム
EP3634007B1 (en) Onboard device
US20130328670A1 (en) Operator control device
JP2006203737A (ja) ハンズフリーシステム、車載用ハンズフリー装置、及び、携帯通信端末のハンズフリープログラム
US20150289084A1 (en) NFC-Based Limitation of Functionality of Motor Vehicle Driver's Personal Electronic Mobile Smart Devices During Driving
US20160121804A1 (en) Holder
JP2018501998A (ja) 自動車の機器を制御するためのシステムおよび方法
CN106004786B (zh) 一种用于减少传输干扰的钥匙扣外壳
JP3193264U (ja) 車載用レーダ装置
JP2012227649A (ja) 車載用携帯端末制御装置
RU58828U1 (ru) Универсальное автомобильное телекоммуникационное устройство
EP3053765A1 (en) Automotive air-conditioning system with different user-selectable operating profiles
JP5632721B2 (ja) 車両の無線通信装置
JP6417703B2 (ja) ハンズフリー式通話装置、および妨害電波制御方法
US20160072180A1 (en) Attachment for a motor vehicle and associated motor vehicle
US20190096150A1 (en) Remote button for garage door opener transmitter
JP2015008375A (ja) アンテナ内蔵車載装置
JP5077051B2 (ja) アンテナ取付構造および車載用機器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6368960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150