JP6367861B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤハーネスの構成部品をワイヤハーネスの組立ラインに供給する際に使用可能な部品供給装置に関する。
従来から、自動車等に用いられるワイヤハーネスは、一般に、電線を所定長さに切断してその端末に端子を圧着した後、コネクタへの端子の挿入、複数の電線付きコネクタの結束、並びに、防水用グロメット及びプロテクタ等の取り付け等を経てサブハーネスを形成し、更に複数のサブハーネスを一纏めに組み付けることにより、製造されるようになっている。このような一連の組立工程は、一般に、組立ラインにおいて行われる。
例えば、ワイヤハーネスの構成部品の一つである防水用のゴム栓(以下「防水栓」という。)について、従来の部品供給装置の一つ(以下「従来装置」という。)は、防水栓の向きを所定方向に揃えながら組立ラインに供給する供給装置(いわゆるホッパー)であり、組立ライン上に設けられる(組立ラインに直結される)ようになっている。この装置は、漏斗状のノズルに防水栓を充填し、そのノズルから防水栓を吸引して引き出すことにより、防水栓の向きを整えながら1つずつ組立ラインに防水栓を供給するようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2009−173448号公報
従来装置は、漏斗状のノズルの最深部(ノズルの吐出口の最も近く)に存在する防水栓を吸引して取り出すようになっている。より具体的には、防水栓は、漏斗状のノズルの吐出口を経てパイプ状の通路(管路)を通過する際、その通路(管路)の軸線方向に沿うように向きが整えられることになる。即ち、この供給装置は、単にノズルの吐出口の近傍に存在する防水栓を順に取り出す機能を有するに過ぎず、防水栓の種別(例えば、防水栓の径の大きさ及び長さ等において相違する多種多様な品番)を区別して取り出す機能を有さない。
その結果、従来装置では、防水栓の種別と、供給装置と、が一対一に対応することになる。換言すると、複数の種別(品番)の防水栓を区別して取り扱うためには、その種別(品番)の数だけ複数の従来装置を用意する必要がある。
一方、ワイヤハーネスは、一般に、車種ごとに異なる構造を有し、たとえ同一の車種であってもグレードの上下およびオプション装備の有無などに応じて異なる構造を有する。即ち、ワイヤハーネスは、その特性上、多種多様な構造を有することになる。例えば、防水栓についても、ワイヤハーネスの仕様ごとに様々な種別(品番)の防水栓が用いられることになる。
ところが、実際にワイヤハーネスを製造するにあたり、構造が異なるワイヤハーネスごとに異なる(ワイヤハーネスの仕様ごとに異なる)複数の組立ラインを設けることは、コスト等の点において現実的ではない。そのため、一般に、単一の組立ラインにおいて多品種のワイヤハーネスを製造することが要求される。
このような要求の結果、例えば、防水栓の種別ごとに異なる(防水栓の品番ごとに異なる)複数の従来装置を、単一の組立ライン上に設けることとなる場合がある。しかし、この場合、従来装置そのものの設置コストが高まるだけでなく、ワイヤハーネスの仕様ごとに複数の従来装置の作動タイミング等の再設定が必要となるため、製造システムの準備コスト(ひいては、ワイヤハーネスの製造コスト)が高まることになる。
なお、このような種別(品番)ごとに異なる複数の従来装置を用いることに伴う不都合は、必ずしも防水栓の供給に限って生じるわけではなく、防水栓以外のワイヤハーネスの構成部品の供給においても同様に生じ得る。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、多種多様な種別の構成部品を組立ラインに供給すべき場合であってもワイヤハーネスの製造コストを出来る限り低減可能な部品供給装置、を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る部品供給装置は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1)
ワイヤハーネスの構成部品を載せる部品トレーと、前記構成部品が装填されるホルダと、前記構成部品を前記部品トレーから前記ホルダの装填口まで運搬する運搬機構と、前記装填口に配置された前記構成部品を前記ホルダ内に装填して部品マガジンを形成する装填機構と、を備えた、部品供給装置であって、
前記部品トレーは、
前記構成部品の種別ごとに区分けして前記構成部品を載せることが可能であり、
前記運搬機構は、
前記部品トレーに載せられた前記構成部品を撮影するカメラと、
前記部品トレーと前記装填口とを繋ぐ第1方向に延びる第1レールに拘束されながら移動可能な第1移動体、前記第1方向に交差する第2方向に延びるように前記第1移動体上に設けられた第2レールに拘束されながら移動可能な第2移動体、及び、前記第2移動体に対して前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方の駆動力を印加する駆動アームを含み、前記第2移動体を前記第1方向及び前記第2方向によって定義される移動面に沿って移動させることが可能な駆動部と、
前記第2移動体に支持される部品移動部であって、前記移動面に交差する第3方向に移動可能であり且つ前記構成部品を保持する又は離すことが可能な部品チャックと、前記部品チャックを前記移動面内において回転させるモータと、を含む部品移動部と、
を有すると共に、
前記カメラが撮影した画像に基づき、前記装填口に配置される前記構成部品の向きを所定方向に揃えるように、前記構成部品を前記部品トレーから前記装填口まで運搬する、
部品供給装置であること。
(2)
上記(1)に記載の部品供給装置において、
前記運搬機構が、
前記構成部品が前記装填口まで運搬されたとき、前記駆動部及び前記部品移動部が前記カメラの撮影範囲外の位置にある、ように構成された、
部品供給装置であること。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載の部品供給装置において、
前記部品マガジンが、
該部品供給装置から着脱可能である、
部品供給装置であること。
(4)
上記(1)〜上記(3)の何れか一つに記載の部品供給装置において、
前記部品トレーが、
前記構成部品を種別ごとに区分け可能な区分け室を備え、前記区分け室の各々に収容可能な特定の前記構成部品の数と、前記特定の前記構成部品が装填される前記部品マガジンの単位時間当たりの製造数と、が対応する、ように構成された、
部品供給装置であること。
上記(1)の構成の部品供給装置によれば、部品供給装置が、カメラによって撮影した画像に基づき、ワイヤハーネスの構成部品を所定方向に揃えながらホルダ内に装填した部品マガジンを形成できる。更に、構成部品が種別ごとに区分けされて部品トレーに載せられているため、部品供給装置が、必要に応じて構成部品の種別ごとに異なる複数種の部品マガジンを形成可能である。換言すると、部品供給装置は、構成部品の種別ごとに異なる(品番ごとに異なる)の専用の装置ではなく、様々な種別(品番)の構成部品に対応可能な汎用の装置である。即ち、部品供給装置と構成部品の種別(品番)とが、従来装置のような一対一の関係ではなく、部品マガジンを介した一対多の関係にある。
このように形成された部品マガジンを介し、ワイヤハーネスの組立ラインに構成部品を供給できる。そのため、従来装置に比べ、部品供給装置の台数の低減が可能である分、部品供給装置そのものの設置コストを低減できる。更に、ワイヤハーネスの仕様に合わせて部品マガジンを使い分ければ良いため(例えば、構成部品の種別(品番)に対応した部品マガジンを部品供給装置に取り付けるだけでよいため)、部品供給装置に大幅な再設定を行うことを回避できる分、製造システムの準備コストも低減できる。別の言い方をすると、部品マガジンを用いることにより、多種多様なワイヤハーネスの製造に対し、組立ライン(ひいては製造システム全体)を柔軟に対応させることができる。
したがって、本構成の部品供給装置は、多種多様な種別の構成部品を組立ラインに供給すべき場合であってもワイヤハーネスの製造コストを出来る限り低減可能である。
なお、本構成の部品供給装置を用いるにあたり、ワイヤハーネスの全ての構成部品が上述したように部品マガジンによって組立ライン供給される必要はない。例えば、一部の構成部品について本構成の部品供給装置を適用して部品マガジンを形成し、従来装置のような供給装置を上記構成の部品供給装置とは別に備えてもよい。
上記(2)の構成の部品供給装置によれば、構成部品がホルダの装填口まで運搬された時点にて、部品トレー上の構成部品をカメラによって撮影することが可能である。そのため、構成部品を装填口に配置しながら、撮影した画像の分析(次に装填口に運搬する構成部品の決定、及び、その構成部品の向きを揃えるための回転角度の大きさの算出など)を行うことができる。よって、構成部品の撮影と、構成部品の運搬と、を効率良く行うことができる。
上記(3)の構成の部品供給装置によれば、部品供給装置と組立ラインとを(部品マガジンを介して)間接的に繋げることができる。そのため、従来装置のように両者が直接繋がっている場合とは異なり、部品供給装置および組立ラインの一方に不具合が生じて稼働が停止しても、他方の稼働を継続できる。その結果、例えば、組立ラインが何らかの不具合等によって停止している期間中に部品マガジンをストックし、将来の部品マガジンの需要に備えることができる。換言すると、部品マガジンが、製造システム全体のバッファ(緩衝機構)として機能することになる。よって、本構成の部品供給装置は、システム全体の安定性を向上できる。
上記(4)の構成の部品供給装置によれば、構成部品の実際の消費数に応じて部品マガジンを製造できることになる。よって、本構成の部品供給装置は、後工程(組立ラインでの一連の組立工程)を考慮しながら、効率良く稼働できる。その結果、ワイヤハーネスの製造コストを更に低減できる。
本発明によれば、多種多様な種別の構成部品を組立ラインに供給すべき場合であってもワイヤハーネスの製造コストを出来る限り低減可能な部品供給装置、を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る部品供給装置を含むワイヤハーネス製造システムの機能ブロック図である。 図2は、防水栓が挿入された電線を端子に圧着する工程を説明するための模式図であり、図2(a)は電線の端部を切断した状態を示し、図2(b)は芯線の先端部を露出させた状態の電線に防水栓を挿入する直前の状態を示し、図2(c)は防水栓が挿入された状態の電線に端子を加締める(端子を圧着する)直前の状態を示し、図2(d)は電線の端子への加締めが完了した状態を示す。 図3は、複数の防水栓がホルダに装填された防水栓マガジンの部分断面図である。 図4は、ホルダに防水栓を装填する際の様子を示した図である。 図5は、本発明の実施形態に係る防水栓供給機の全体を示す斜視図である。 図6は、図5における装填機構の周りを拡大した部分拡大図である。 図7は、図5に示す防水栓マガジンを構成する防水栓の一例を示す図である。 図8は、図5に示す部品トレーの平面図である。 図9は、装填機構を説明するために図6において一部の構成の記載を省略した図である。 図10は、図5における部品移動部の周りを拡大した部分拡大図である。 図11は、図5に示す防水栓供給機の平面図(上面図)である。 図12は、図5に示す防水栓供給機が防水栓マガジンを形成する際の処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、部品トレーに載置された防水栓の傾きθを説明するための図である。 図14は、図5に示す防水栓供給機が防水栓マガジンを形成する際の装置の動きを説明するための図である。 図15は、部品トレーの変形例を示す斜視図であり、図15(a)は部品トレーの第1変形例を示し、図15(b)は部品トレーの第2変形例を示し、図15(c)は部品トレーの第3変形例を示す。 図16は、チャックの変形例を示す斜視図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る部品供給装置を含むワイヤハーネスの製造システムについて説明する。
(製造システムの全体構成)
図1に示すように、本発明の実施形態に係る部品供給装置(後述する供給装置200)を含むワイヤハーネスの製造システムSYSは、ワイヤハーネスの構成部品を順に組み付ける組立ライン100と、ワイヤハーネスの構成部品を組立ライン100に供給可能であるように準備する複数(本例では、2つ)の供給装置200と、を備える。なお、供給装置200は、後述するように、ワイヤハーネスの構成部品がホルダに装填された部品マガジン210a〜210c,220a〜220dを準備するようになっている。
組立ライン100は、ロット生産ライン110及び/又はセット生産ライン120を備え得る。換言すると、ワイヤハーネスの製造システムSYSは、ロット生産ライン110及びセット生産ライン120の双方に適用できる。ロット生産ライン110(Aライン、Bライン及びCライン)では、防水栓の種別(防水栓A〜C)ごとに異なる3種類の端子付き電線が製造され、これら端子付き電線がハウジングの種別(ハウジングA〜C)ごとに必要な分だけ用いられ、3種類の防水コネクタA〜Cが種別ごとに独立して製造されるようになっている。一方、セット生産ライン120(Dライン)では、防水栓の種別(防水栓A〜C)ごとに異なる3種類の端子付き電線が一纏めに必要な数だけ製造され、これら端子付き電線が特定のハウジング(ハウジングD)に組み付けられ、防水コネクタDが製造されるようになっている。
図1に示す組立ライン100(ロット生産ライン110、セット生産ライン120)は、ワイヤハーネスを製造するための組立ラインの一部である。よって、組立ライン100において組み立てられた防水コネクタA〜Dは、ワイヤハーネスを製造するための次の工程に送られることになる。
以下、組立ライン100について、より詳細に説明する。まず、防水栓とは、ハウジングの端子収容室に水等が侵入することを防ぐための防水用ゴム栓である。以下、図2を参照しながら、防水栓が取り付けられた(挿入された)電線を端子に圧着する工程について簡単に説明する。
まず、図2(a)に示すように、芯線W1が絶縁被覆W2によって覆われた電線Wが所定の長さ(ワイヤハーネスの仕様ごとに異なる長さ)に切断される。次いで、図2(b)に示すように、絶縁被覆W2の先端部を除去する(皮むきする)ことにより、芯線W1の先端部が露出される。このように芯線W1の先端部が露出した電線Wに防水栓Uが挿入される。
本例では、防水栓Uは、小径部U1及び大径部U2を有する段付きの円筒形状を有する。防水栓Uは、大径部U2側から電線Wに挿入される。その結果、図2(c)に示すように、露出した芯線W1及び絶縁被覆W2が、それぞれ、防水栓Uの小径部U1及び大径部U2によって覆われる。このように防水栓Uが挿入された電線Wが端子Tの所定箇所に載置された後、図2(d)に示すように、電線Wに端子Tが加締められる(端子Tが圧着される。
なお、本例では、端子Tは、メス端子であり、相手方のオス端子(図示省略)を受け入れる電線接続部T1と、芯線W1を加締め圧着する第1圧着部(一対の加締め片)T2と、防水栓U及び絶縁被覆W2を加締め圧着する第2圧着部(一対の加締め片)T3とを備えている。これにより、図2(d)に示すように、露出した芯線W1が第1圧着部T2によって加締められ、絶縁被覆W2が第2圧着部T3によって加締められる。以上の工程を経て、電線Wの端子Tへの加締め(圧着)が完了する。
再び図1を参照すると、電線A、電線B及び電線Cは、種別(例えば、線径、長さ、及び、材質など)が異なる。更に、防水栓A、防水栓B及び防水栓Cは、種別(例えば、径の大きさ、長さ、表面形状、及び、材質など)が異なる。加えて、ハウジングA、ハウジングB、ハウジングC及びハウジングDは、種別(例えば、形状、材質、並びに、挿入される端子付き電線の種別および数など)が異なる。
Aラインでは、電線Aが所定の長さに切断されると共に電線Aの芯線の先端部が露出され、次いで、芯線の先端部が露出した電線Aに防水栓Aが挿入され、次いで、防水栓Aが挿入された電線Aに端子が圧着される。Bライン及びCラインにおいても、同様に、電線Bに防水栓Bが挿入された後に端子が圧着され、電線Cに防水栓Cが挿入された後に端子が圧着される。次いで、端子が圧着された電線AがハウジングAに組み付けられ(電線Aの端子がハウジングAの端子収容室に挿入され)、防水コネクタAが製造される。更に、端子が圧着された電線A,B,CがハウジングBに組み付けられ(電線A,B,Cの端子がハウジングBの端子収容室に挿入され)、防水コネクタBが製造される。加えて、端子が圧着された電線B,CがハウジングCに組み付けられ(電線B,Cの端子がハウジングCの端子収容室に挿入され)、防水コネクタCが製造される。
図1では、端子が圧着された電線A,B,Cが、Aライン、Bライン及びCラインの複数において相互利用されるようになっている。しかし、組立ライン100は、Aラインにおいては端子が圧着された電線Aのみを利用し、Bラインにおいては端子が圧着された電線Bのみを利用し、Cラインにおいては端子が圧着された電線Cのみを利用するように、構成されてもよい。
Dラインでは、電線A,B,Cがそれぞれ所定の長さに切断されると共に電線A,B,Cの芯線の先端部がそれぞれ露出され、次いで、芯線の先端部が露出した電線A,B,Cに防水栓A,B,C,がそれぞれ挿入され、次いで、防水栓A,B,Cがそれぞれ挿入された電線A,B,Cに端子がそれぞれ圧着される。即ち、端子が圧着された電線A,B,Cが一纏めに製造される。次いで、端子が圧着された電線A,B,Cが、ハウジングDの対応する端子挿入孔にそれぞれ挿入され、防水コネクタDが製造される。
Aライン〜Dラインでは、防水栓供給機210によって形成された防水栓マガジン210a〜210cが、それぞれ、対応する防水栓の挿入工程に供給されるようになっている。同様に、ハウジング供給機220によって形成されたハウジングマガジン220a〜220dが、それぞれ、対応するハウジングへの端子挿入工程に供給されるようになっている。ここで、防水栓マガジン210a〜210cは、同一種類の複数の防水栓がそれぞれの向きが同一方向に揃った状態にて一列に装填されたホルダを指す(図3を参照)。ハウジングマガジン220a〜220dとは、同一種類の複数のハウジングがそれぞれの向きが同一方向に揃った状態で一列に装填されたホルダを指す(図示省略)。
以下、図3及び図4を参照しながら、防水栓マガジン210a〜210cについて簡単に説明する。図3及び図4に示す防水栓マガジン210a(防水栓マガジン210b,210cも同様の構造を有する。)では、容易に変形可能な樹脂製の断面円形の筒状のホルダ20内に、同一種類の複数の防水栓Uがそれぞれの向きが同一方向に揃った状態で一列に装填されている。この防水栓マガジン210aは、後述する防水栓供給機210によって、図4に示すように、各防水栓Uがホルダ20の一端側の挿入口21(開口)から小径部U1側を挿入方向に向けた状態にてホルダ20内に順次挿入されることにより、形成される。
ホルダ20の挿入口21の近傍には固定治具22が設けられている。後述するように、固定治具22は、防水栓マガジン210aを形成するためにホルダ20を防水栓供給機210の所定箇所に装着・固定する際に使用される。ホルダ20の他端側の開口にはカバー23が設けられている。カバー23は、ホルダ20に装填された防水栓Uがホルダ20の他端側の開口から脱落することを防止する機能を有する。
再び図1を参照すると、防水栓供給機210は、防水栓の種別ごとに、複数種の防水栓マガジン210a〜210cを形成する。本例では、防水栓供給機210は、複数の防水栓Aのみが装填された防水栓マガジン210a、複数の防水栓Bのみが装填された防水栓マガジン210b、及び、複数の防水栓Cのみが装填された防水栓マガジン210cを形成する。
形成された防水栓マガジン210a〜210cは、防水栓供給機210から取り外され、防水栓マガジン単独の状態にて(防水栓供給機210及び組立ライン100の双方から独立した状態にて)対応するラインにそれぞれ供給される。本例では、防水栓マガジン210aはラインA,Dの防水栓挿入工程に供給され、防水栓マガジン210bはラインB,Dの防水栓挿入工程に供給され、防水栓マガジン210cはラインC,Dの防水栓挿入工程に供給される。
このように、防水栓供給機210で形成された各種類の防水栓マガジン210a〜210cは、組立ライン100及び防水栓供給機210の双方から独立した状態にて、防水栓供給機210から対応するラインの対応する工程へ受け渡される。各ライン上における防水栓マガジンからの防水栓の取り出し、及び、防水栓マガジンの各組立ラインへの供給は、装置を使用して自動的に行われてもよく、手作業にて行われてもよい。
以上、防水栓マガジン210a〜210cについて説明した。しかし、ハウジングマガジン220a〜220dについても同様である。即ち、ハウジング供給機220は、ハウジングの種別ごとに、複数種のハウジングマガジン220a〜220dを形成する。本例では、ハウジング供給機220は、複数のハウジングAのみが装填されたハウジングマガジン220a、複数のハウジングBのみが装填されたハウジングマガジン220b、複数のハウジングCのみが装填されたハウジングマガジン220c、及び、複数のハウジングDのみが装填されたハウジングマガジン220dを形成する。
形成された各種類のハウジングマガジン220a〜220dは、ハウジング供給機220から取り外され、ハウジングマガジン単独の状態にて(ハウジング供給機220及び組立ライン100の双方から独立した状態にて)対応するラインにそれぞれ供給される。本例では、ハウジングマガジン220aはラインAの端子挿入工程に供給され、ハウジングマガジン220bはラインBの端子挿入工程に供給され、ハウジングマガジン220cはラインCの端子挿入工程に供給され、ハウジングマガジン220dはラインDの端子挿入工程に供給される。
このように、ハウジング供給機220で形成された各種類のハウジングマガジン220a〜220dは、組立ライン100及びハウジング供給機220の双方から独立した状態にて、ハウジング供給機220から対応するラインの対応する工程へ受け渡される。各ライン上におけるハウジングマガジンからのハウジングの取り出し、及び、ハウジングマガジンの各組立ラインへの供給は、装置を使用して自動的に行われてもよく、手作業にて行われてもよい。
防水栓供給機210は、組立ライン100の稼働状態にかかわらず(組立ライン100が稼働していても停止していても)防水栓マガジン210a〜210cの形成・準備を継続できる。これにより、組立ライン100が何らかの不具合等によって停止している期間中に防水栓マガジン210a〜210cをストックし、将来の防水栓マガジン210a〜210cの需要に備えることができる。ハウジング供給機220についても同様である。
更に、防水栓供給機210は、防水栓A〜Cの種別ごとに、組立ライン100における単位時間当たりの消費数と、防水栓マガジン210a〜210cの単位時間当たりの製造数と、を対応させながら防水栓マガジン210a〜210cを形成・準備できる。これにより、防水栓A〜Cの種別ごとに、防水栓A〜Cの実際の消費数に応じて防水栓マガジン210a〜210cを製造できることになる。ハウジング供給機220についても同様である。
以上、図1〜図4を参照しながら、本発明の実施形態に係る部品供給装置200を含むワイヤハーネスの製造システムSYSについて説明した。以下、図5〜図16を参照しながら、防水栓供給機210の構成について詳細に説明する。なお、ハウジング供給機220は、防水栓供給機210と同様に構成し得るため、その説明を省略する。
(防水栓供給機の構成)
図5に示すように、防水栓供給機210は、移動可能な作業台300の上面310に設けられている。よって、防水栓供給機210は、各ラインA〜Dの配置に対して適宜移動可能となっている。
防水栓供給機210は、防水栓Uを載せる部品トレー10と、防水栓マガジンの形成に使用される上述したホルダ20(図3及び図4を参照)と、防水栓Uを部品トレー10からホルダ20の挿入口21近傍まで運搬する運搬機構30と、ホルダ20の挿入口21近傍に配置された防水栓Uをホルダ20内に装填して防水栓マガジンを形成する装填機構40と、を備える。以下、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交するx軸方向、y軸方向、及び、z軸方向を定義する。
図5及び図8に示すように、部品トレー10は、樹脂製の円板状部材である。部品トレー10は、作業台300の上面310の中央部分から上方(z軸正方向)に起立するステー51によって、上面310から所定距離だけ上方の位置にてx−y平面に沿って、周方向に回転可能に固定されている。部品トレー10の周方向の向きの調整は、装置を使用して自動的に行われてもよく、手作業にて行われてもよい。
図8に示すように、部品トレー10の上面には、複数の溝11が形成されている。本例では、同形の4つの溝11が独立して周方向に等間隔にて形成されている。各溝11には、ワイヤハーネスの仕様に対応した複数種の防水栓が種別を分けて載置される。防水栓供給機210の稼動時は、4つの溝11のそれぞれがx軸正方向側、x軸負方向側、y軸正方向側、y軸負方向側に位置するように部品トレー10の周方向の向きが調整され、x軸負方向側に位置する溝11(以下、特に「選択溝」という。)内に載置されている防水栓のみが、防水栓マガジンの形成に供される。
図5、図6及び図11に示すように、ホルダ20の挿入口21(図3及び図4も参照)は、作業台300の上面310のx軸負方向側の縁部から上方に起立するステー52の上面に設けられた取付部52a(のx軸方向に延びる図示しない貫通孔)に挿入され、上述した固定治具22(図3及び図4も参照)が、取付部52aに着脱可能に固定されている。これにより、ホルダ20の一端側の端部が取付部52aに着脱可能に固定されている。
図5に示すように、運搬機構30は、カメラ31と、駆動部32と、部品移動部33と、を備える。カメラ31は、作業台300の上面310に固定された図示しないステーにより、部品トレー10の溝11(選択溝)の上方位置に固定配置されている。カメラ31は、溝11(選択溝)に載置されている防水栓Uを上方から撮影するようになっている。
駆動部32は、防水栓Uを保持するための後述する吸着ノズル68をx−y平面に沿って移動させる動作に関係する部分である。以下、駆動部32に関係する構成について説明する。
図5、図10及び図11等に示すように、x軸方向に沿って互いに所定距離だけ空けて平行に延びる一対の第1レール54が、作業台300の上面310における部品トレー10の周囲部分から上方に起立する複数本のステー53によって、部品トレー10の上方の位置に固定されている。
一対の第1レール54には、第1移動体55が、一対の第1レール54に拘束されながらx軸方向(本発明の「第1方向」に相当)に移動可能に、一対の第1レール54を跨ぐように設けられている。第1移動体55の上面には、y軸方向(本発明の「第2方向」に相当)に延びる第2レール56が設けられている。
第2レール56には、第2移動体57が、第2レール56に拘束されながらy軸方向に移動可能に設けられている。その結果、第2移動体57は、x−y平面に沿って任意に移動可能となっている。後述するように、この第2移動体57に対して吸着ノズル68が間接的に固定されている。
第2移動体57のy軸方向の両側端部には、一対の棒状の第1駆動アーム58の一端部がx−y平面に沿って相対回転可能にそれぞれ連結されている。一対の第1駆動アーム58の他端部には、一対の棒状の第2駆動アーム59の一端部がx−y平面に沿って相対回転可能にそれぞれ連結されている。
作業台300の上面310のx軸正方向側の縁部から上方に起立するステー61には、y軸方向に沿って所定間隔を空けて並ぶように、一対の電動モータ62が固定されている。一対の電動モータ62のモータ軸63はそれぞれ、ステー61の上面からz軸正方向へ向けて突出している。一対のモータ軸63には、一対の第2駆動アーム59の他端部がそれぞれ一体に連結されている。
上記のように駆動部32が構成される。その結果、一対の電動モータ62のそれぞれのモータ軸63の回転角度を個別に調整することにより、第2移動体57に対して一対の第1駆動アーム58からx軸方向及びy軸方向の駆動力が印加され、第2移動体57のx−y平面上における位置を任意に調整できることになる。
部品移動部33は、防水栓Uを保持するための吸着ノズル68をz軸方向に沿って移動させる動作、及び、z軸方向に延びる吸着ノズル68をその軸心を中心に回転させる動作に関係する部分である。以下、部品移動部33に関係する構成について説明する。
図10に示すように、第2移動体57には、ステー64がx軸負方向に延びるように固定されている。ステー64には、電動モータ65が固定されている。電動モータ65の図示しないモータ軸は、ステー64の下面からz軸負方向へ向けて突出している。この電動モータ65のモータ軸には、L字状のブラケット66が一体に連結されている。
ブラケット66におけるz軸負方向に延びる垂下部には、駆動機構67を介して、棒状の吸着ノズル68がz軸方向(本発明の「第3方向」に相当)に沿って相対移動可能に設けられている。この駆動機構67を制御することにより、ブラケット66(換言すると、第2移動体57)に対する吸着ノズル68のz軸方向の位置を調整できるようになっている。
吸着ノズル68の軸心は、電動モータ65のモータ軸の軸心に対して同軸的に位置している。よって、電動モータ65のモータ軸の回転角度を調整することにより、吸着ノズル68をその軸心を中心に(x−y平面内において)回転させ、吸着ノズル68の回転方向の位置を調整できるようになっている。
吸着ノズル68の内部には、その軸心に沿って貫通孔69が形成されている。貫通孔69の上端口には、吸引用のホース(図示省略)の一端部が取り付けられており、このホースの他端部には吸引用のバキュームポンプ(図示省略)が接続されている。貫通孔69の下端口は吸引口71として機能する。このバキュームポンプを制御することにより、吸着ノズル68は、吸引口71の近傍にある防水栓Uを吸着・保持することができ、更に、保持している防水栓Uを離すことができるようになっている。
以上、運搬機構30について説明した。次いで、装填機構40に関係する構成について説明する。
図6及び図9に示すように、作業台300の上面310における部品トレー10とステー52との間の部分から上方に起立するステー72には、断面矩形(正方形)の軸73が、x軸負方向に延びるように、且つ、軸心を中心に適宜回転可能に固定されている。軸73の回転方向の位置の調整は、装置を使用して自動的に行われてもよく、手作業にて行われてもよい。なお、図9は、説明の便宜上、図6においてステー52の記載を省略した図である。
特に図9に示すように、軸73の先端部(z軸負方向の端部)における4辺に対応する4つの縁部のそれぞれにおいて、x軸負方向に延びるように、ブラケット74が固定されている。各ブラケット74には、そのx軸負方向側部分にて、x軸方向に延びる貫通孔75が形成されており、そのx軸正方向側部分にて、貫通孔75からx軸正方向に連続して延びると共に上方に開放する溝部76が形成されている。この溝部76には、吸着ノズル68によって運ばれてきた防水栓Uが載置される。
4つのブラケット74は、部品トレー10の4つの溝11とそれぞれ対応している。即ち、各貫通孔75の内径は、それぞれ、部品トレー10の4つの溝11のうち対応する溝11に載置される防水栓Uの最大外径に対応する大きさとなっている。そのため、本例では、4つのブラケットの貫通孔75の内径が異なっている。
防水栓供給機210の稼動時は、4つのブラケット74のそれぞれがy軸正方向側、y軸負方向側、z軸正方向側、及び、z軸負方向側に位置するように軸73の回転方向の位置が調整され、z軸正方向側に位置するブラケット74(以下、特に「選択ブラケット」という。)のみが、防水栓マガジンの形成に供される。
即ち、図6に示すように、ブラケット74(選択ブラケット)は、上述したステー52の取付部52aのx軸正方向側に近接配置され、ブラケット74(選択ブラケット)の貫通孔75が、取付部52a内の貫通孔と同軸的に配置される。その結果、ブラケット74(選択ブラケット)の溝部76に載置された防水栓Uをx軸負方向に向けて押し込むことにより、防水栓Uが、ブラケット74(選択ブラケット)の貫通孔75、取付部52aの貫通孔、及び、ホルダ20の挿入口21(図3及び図4を参照)を通過し、ホルダ20内に装填されることになる。
軸73には、外周形状が段付き円筒状を有する移動部材77が、軸73に対してx軸方向に相対移動可能、且つ相対回転不能に挿入されている。移動部材77のx軸負方向側の端面からは、4本の押し込みバー78がそれぞれ、対応するブラケット74の溝部76に向けてx軸負方向に突出するように固定されている。
よって、図6に示す状態にて、移動部材77を軸73に対してz軸負方向側に相対移動させることで、ブラケット74(選択ブラケット)に対応する押し込みバー78(以下、特に「選択押し込みバー」という。)の先端面がブラケット74(選択ブラケット)の溝部76に載置された防水栓Uをx軸負方向に向けて押し込み、その結果、防水栓Uをホルダ20内に装填できるようになっている。
ステー72には、一対の把持部材81のx軸方向の位置を調整可能な一対の駆動機構79が固定されている。一対の把持部材81は、移動部材77のx軸正方向側のフランジ部を把持している。よって、この一対の駆動機構79を制御することにより、移動部材77のx軸方向の位置を調整できるようになっている。換言すると、一対の駆動機構79を制御することにより、ブラケット74(選択ブラケット)の溝部76に載置された防水栓Uを選択押し込みバー78によってx軸負方向に向けて押し込むことができる。
以上に説明した、一対の電動モータ62、電動モータ65、駆動機構67、駆動機構79及びバキュームポンプは、図示しない制御装置(マイクロコンピュータ)によって制御される。以上、防水栓供給機210の構成について説明した。
(防水栓供給機の作動)
次いで、防水栓供給機210が防水栓マガジンを形成する際の作動について、図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。このフローチャートに示す処理は、上述した制御装置によって行われる。
なお、この処理を開始する前に、部品トレー10の溝11(選択溝)には、これから形成する防水栓マガジンに対応する種類の複数の防水栓Uを載置し、ホルダ20及びブラケット74(選択ブラケット、且つ、選択押し込みバー78)を、その種類の防水栓Uに対応するものに切り替えておく必要がある。防水栓Uとしては、上述した図4に示したものと同様、図7に示すように、小径部U1及び大径部U2を有する段付き円筒状を有する防水栓Uが使用されるものとする。図4に示すように、各防水栓Uは、小径部U1側を挿入方向(x軸負方向)に向けた状態でホルダ20内に順次挿入されていく。
先ず、ステップS5にて、吸着ノズル68が初期位置にあるか否かが判定される。ここで、初期位置とは、図14に示すように、吸着ノズル68がブラケット74(選択ブラケット)の溝部76(以下「マガジン挿入口」ともいう。)の上方に配置されている位置を指す。
吸着ノズル68が初期位置にある場合(ステップS5で「Yes」と判定された場合)、ステップS15に直接進む。一方、吸着ノズル68が初期位置にない場合(ステップS5で「No」と判定された場合)、ステップS10にて、吸着ノズル68が初期位置に移動された後、ステップS15に進む。
ステップS15では、カメラ31で部品トレー10の溝11(選択溝)に載置されている複数の防水栓Uが撮影される。なお、このように、吸着ノズル68が初期位置にある状態でカメラ31の撮影が行われるのは、吸着ノズル68が初期位置あるときには駆動部32及び部品移動部33がカメラ31の撮影範囲外に位置する(よって、駆動部32及び部品移動部33が撮影の邪魔にならない)ことに基づく。
次いで、ステップS20では、撮影した画像に基づいてパターンマッチングが行われる。パターンマッチングとは、本例では、溝11(選択溝)に載置されている複数の防水栓Uの位置(x−y座標)をそれぞれ特定する作業を指す。
次に、ステップS25にて、パターンマッチングの結果に基づき、これから掴みに行く防水栓Uが決定される。続いて、ステップS30にて、決定された防水栓Uの傾きθが特定される。傾きθとは、図13に示すように、防水栓Uがマガジン挿入口に載置される向き(小径部U1側がx軸負方向に向いた向き)と、決定された防水栓Uの向きと、のなす角度を指す。
次いで、ステップS35にて、吸着ノズル68が、角度θだけ回転されながら、決定された防水栓Uの真上までx−y平面に沿って移動される(図14の(1)を参照)。続いて、ステップS40にて、吸着ノズル68がz軸負方向に降下させられる(図14の(2)を参照)。その結果、吸着ノズル68の吸引口71が決定された防水栓Uの直上に位置する。この状態にて、吸着ノズル68の吸引口71に決定された防水栓Uが吸着させられる。
続いて、ステップS45にて、吸着ノズル68が、角度θだけ逆回転されながら、初期位置まで移動される(図14の(3)を参照)。次いで、ステップS50にて、吸着ノズル68がz軸負方向に降下させられる(図14の(4)を参照)。その結果、吸着ノズル68の吸引口71がマガジン挿入口(溝部76)の直上に位置する。この状態にて、吸着ノズル68の吸引口71に吸着されていた防水栓Uが開放される。その後、吸着ノズル68は、初期位置に戻される。
その結果、防水栓Uが、小径部U1側がx軸負方向に向いた向きでマガジン挿入口(溝部76)に載置される。そして、ステップS55にて、選択押し込みバー78によって、マガジン挿入口(溝部76)に載置された防水栓Uを押し込むことにより、防水栓Uがホルダ20(マガジン)に装填される。
以上の動作を、ホルダ20に防水栓Uを装填すべき所定個数分だけ繰り返すことにより、ホルダ20内に同一種類の所定個数の防水栓Uがそれぞれの向きが同一方向に揃った状態で一列に装填された防水栓マガジン(例えば、図1における防水栓マガジン210a〜210c)が完成する。
完成した防水栓マガジンは、防水栓供給機210から取り外される。その後、次の防水栓マガジンの形成のため、次の防水栓マガジンに対応する種類の防水栓Uが載置されている溝11が溝11(選択溝)となるように、部品トレー10が回転させられ、その種類の防水栓Uに対応するブラケット74(且つ、押し込みバー78)がブラケット74(選択ブラケット、且つ、選択押し込みバー78)となるように、軸73が回転させられ、ホルダ20としてその種類の防水栓Uに対応するものが、防水栓供給機210に取り付けられる。そして、上述した処理を再び行うことで、次の防水栓マガジンが完成する。
なお、図12に示したフローチャートでは、吸着ノズル68が初期位置にある状態でカメラ31の撮影が行われているが、駆動部32及び部品移動部33がカメラ31の撮影範囲外に位置する(即ち、駆動部32及び部品移動部33が撮影の邪魔にならない)限り、吸着ノズル68が初期位置以外の位置にある状態でカメラ31の撮影が行われてもよい。例えば、ステップS45にて、吸着ノズル68が初期位置まで戻る途中の段階でカメラ31の撮影(ステップS15の処理)が行われてもよい。更に、吸着ノズル68が初期位置まで戻る途中の段階で、ステップS15の処理に続けてステップS20,S25,S30の処理が行われてもよい。
(作用・効果)
本発明の実施形態に係る防水栓供給機210によれば、防水栓供給機210が、カメラ31によって撮影した画像に基づき、防水栓Uを所定方向に揃えながらホルダ20内に装填した防水栓マガジン210a〜210cを形成できる。更に、防水栓Uが種別ごとに区分けされて部品トレー10に載せられるため、必要に応じ、防水栓供給機210が、防水栓Uの種別ごとに異なる複数種の防水栓マガジン210a〜210cを形成可能である。換言すると、防水栓供給機210は、防水栓Uの種別ごとの専用の装置ではなく、防水栓Uの様々な種別に対応可能な汎用の装置である。即ち、防水栓Uの種別と、防水栓供給機210と、が一対多の関係にある。
このように形成された防水栓マガジンを介し、ワイヤハーネスの組立ライン100に防水栓Uを供給できる。そのため、背景技術の欄で記載した従来装置に比べ、装置の台数を減らすことが可能である分、装置自体のコストを低減できる。更に、ワイヤハーネスの仕様に合わせて(装置自体の再設定をすることなく)防水栓マガジン210a〜210cを使い分ければ良いため、組立ライン100の準備コストも低減できる。別の言い方をすると、防水栓供給機210および防水栓マガジン210a〜210cを利用することにより、多種多様な仕様のワイヤハーネスに対し、組立ライン100(ひいては製造システム全体)を柔軟に対応させることができる。
したがって、本発明の実施形態に係る防水栓供給機210は、多種多様な種別の防水栓Uを組立ライン100に供給すべき場合であっても製造コストを出来る限り低減可能である。
なお、ワイヤハーネスの全ての構成部品がマガジン化される必要はない。一部の構成部品(例えば、防水栓およびコネクタハウジング)について部品マガジンを利用し、その他の構成部品(例えば、端子、及び、クランプ)について従来システムの供給装置のような装置を防水栓供給機210とは別に備えてもよい。
更に、防水栓Uがホルダ20の装填口(マガジン挿入口)まで運搬された時点にて、部品トレー10上の防水栓Uをカメラ31によって撮影することが可能である。そのため、防水栓Uをマガジン挿入口に配置しながら、撮影した画像の分析(次にマガジン挿入口に運搬する防水栓Uの決定、及び、その防水栓Uの向きを揃えるための傾きθの大きさの算出など)を行うことができる。よって、防水栓Uの撮影と、防水栓Uの運搬と、を効率良く行うことができる。
更に、防水栓マガジンが防水栓供給機210から着脱可能であるので、防水栓供給機210を(防水栓マガジンを介して)間接的に組立ライン100と繋げることができる。そのため、従来装置のように装置と組立ラインとが直接繋がっている場合に比べ、装置および組立ライン100の一方に不具合が生じて稼働が停止しても、他方の稼働を継続できる。換言すると、防水栓マガジンが、システム全体のバッファとして機能する。よって、製造システムの安定性を向上できる。
換言すると、組立ライン100が稼働していても停止していても、防水栓供給機210が防水栓マガジンを製造し続けることになる。これにより、組立ライン100が何らかの不具合等によって停止している期間中に防水栓マガジンをストックし、将来の防水栓マガジンの需要に備えることができる。よって、製造システムの安定性を向上できる。
<他の態様>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、図8に示すように、部品トレー10の上面に形成された複数の溝11のそれぞれに複数種の防水栓のうち対応する種類の防水栓を載置することにより、防水栓Uの種別ごとに区分けして部品トレー10上に複数種の防水栓を載置している。しかし、図15(a)に示すように、部品トレー10上に周方向に連続する一つの大きな溝11が形成されていてもよい。この場合、この大きな溝11を互いに連続しない複数の領域に区分けし、複数の領域のそれぞれに複数種の防水栓のうち対応する種類の防水栓を載置することにより、防水栓Uの種別ごとに区分けして部品トレー10上に複数種の防水栓を載置してもよい。更に、領域に区分けすることなく複数の種類の防水栓を載置し、カメラ31の撮影画像に基づくパターンマッチングにより、防水栓を種別を識別するように構成してもよい。
更に、上記実施形態では、図8に示すように、部品トレー10の上面に同形(同じ面積)の複数の溝11が形成されている。しかし、図15(b)及び図15(c)に示すように、部品トレー10の上面に形状が異なる(面積が異なる)の複数の溝11が形成されていてもよい。これにより、防水栓Uの種別ごとに防水栓Uが装填される防水栓マガジンの単位時間当たりの製造数が異なる場合において、防水栓Uの種別ごとに、溝11に収容可能な防水栓Uの数と、防水栓マガジンの単位時間当たりの製造数と、を対応させることができる。換言すると、防水栓の消費量に応じて部品トレー10に防水栓を載置できる。
更に、上記実施形態では、ワイヤハーネスの製造システムSYSが、複数の供給装置200(具体的には、防水栓供給機210及びハウジング供給機220)が組立ライン100に対して設けられている。しかし、単一の供給装置200(具体的には、防水栓供給機210又はハウジング供給機220)が組立ライン100に対して設けられていてもよい。
更に、上記実施形態では、部品チャックとして、棒状の1本の吸着ノズル68が使用されている。しかし、図16に示すように、部品チャックとして、間隔が調整可能な一対の把持アーム82が使用されてもよい。
更に、上記実施形態では、吸着ノズル68をx−y平面に沿って移動させる駆動部32が、第1移動体55、第2移動体57、第1駆動アーム58及び第2駆動アーム59を含んで構成されている。しかし、吸着ノズル68をx−y平面に沿って移動させることができる構成である限りにおいて、駆動部32としてどのような構成が採用されてもよい。
更に、上記実施形態では、部品マガジンの例として、防水栓マガジン210a〜210c及びハウジングマガジン220a〜220dが用いられている。しかし、ワイヤハーネスの構成部品であれば、防水栓およびハウジング以外の部品(例えば、クランプ及びコルゲートチューブ等)を用いて部品マガジンが準備されてもよい。
ここで、上述した本発明に係る部品供給装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(4)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
ワイヤハーネスの構成部品(防水栓A〜C)を載せる部品トレー(10)と、前記構成部品が装填されるホルダ(20)と、前記構成部品を前記部品トレーから前記ホルダの装填口(76)まで運搬する運搬機構(30)と、前記装填口に配置された前記構成部品を前記ホルダ内に装填して部品マガジン(210a〜210c)を形成する装填機構(40)と、を備えた、部品供給装置(210)であって、
前記部品トレー(10)は、
前記構成部品(防水栓A〜C)の種別ごとに区分けして前記構成部品を載せることが可能であり、
前記運搬機構(30)は、
前記部品トレーに載せられた前記構成部品を撮影するカメラ(31)と、
前記部品トレー(10)と前記装填口(76)とを繋ぐ第1方向に延びる第1レール(54)に拘束されながら移動可能な第1移動体(55)、前記第1方向に交差する第2方向に延びるように前記第1移動体(55)上に設けられた第2レール(56)に拘束されながら移動可能な第2移動体(57)、及び、前記第2移動体(57)に対して前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方の駆動力を印加する駆動アーム(58,59)を含み、前記第2移動体(57)を前記第1方向及び前記第2方向によって定義される移動面に沿って移動させることが可能な駆動部(32)と、
前記第2移動体(57)に支持される部品移動部(33)であって、前記移動面に交差する第3方向に移動可能であり且つ前記構成部品を保持する又は離すことが可能な部品チャック(68)と、前記部品チャック(68)を前記移動面内において回転させるモータ(65)と、を含む部品移動部(33)と、
を有すると共に、
前記カメラ(31)が撮影した画像に基づき、前記装填口(76)に配置される前記構成部品(防水栓A〜C)の向きを所定方向に揃えるように、前記構成部品を前記部品トレー(10)から前記装填口(76)まで運搬する、
部品供給装置。
(2)
上記(1)に記載の部品供給装置において、
前記運搬機構(30)が、
前記構成部品(防水栓A〜C)が前記装填口(76)まで運搬されたとき、前記駆動部(32)及び前記部品移動部(33)が前記カメラの撮影範囲外の位置にある、ように構成された、
部品供給装置。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載の部品供給装置において、
前記部品マガジン(210a〜210c)が、
該部品供給装置(210)から着脱可能である、
部品供給装置。
(4)
上記(1)〜上記(3)の何れか一つに記載の部品供給装置において、
前記部品トレー(10)が、
前記構成部品を種別ごとに区分け可能な区分け室(11)を備え、前記区分け室の各々に収容可能な特定の前記構成部品(防水栓A〜C)の数と、前記特定の前記構成部品が装填される前記部品マガジン(210a〜210c)の単位時間当たりの製造数と、が対応する、ように構成された、
部品供給装置。
10 部品トレー
11 溝(区分け室)
20 ホルダ
30 運搬機構
31 カメラ
32 駆動部
33 部品移動部
40 装填機構
54 第1レール
55 第1移動体
56 第2レール
57 第2移動体
58 第1駆動アーム(駆動アーム)
59 第2駆動アーム(駆動アーム)
65 電動モータ(モータ)
68 吸着ノズル(部品チャック)
76 溝部(装填口)
100 組立ライン
200 供給装置
210 防水栓供給機(部品供給装置)
210a〜210c 防水栓マガジン(部品マガジン)
U 防水栓
SYS ワイヤハーネスの製造システム

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスの構成部品を載せる部品トレーと、前記構成部品が装填されるホルダと、前記構成部品を前記部品トレーから前記ホルダの装填口まで運搬する運搬機構と、前記装填口に配置された前記構成部品を前記ホルダ内に装填して部品マガジンを形成する装填機構と、を備えた、部品供給装置であって、
    前記部品トレーは、
    前記構成部品の種別ごとに区分けして前記構成部品を載せることが可能であり、
    前記運搬機構は、
    前記部品トレーに載せられた前記構成部品を撮影するカメラと、
    前記部品トレーと前記装填口とを繋ぐ第1方向に延びる第1レールに拘束されながら移動可能な第1移動体、前記第1方向に交差する第2方向に延びるように前記第1移動体上に設けられた第2レールに拘束されながら移動可能な第2移動体、及び、前記第2移動体に対して前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方の駆動力を印加する駆動アームを含み、前記第2移動体を前記第1方向及び前記第2方向によって定義される移動面に沿って移動させることが可能な駆動部と、
    前記第2移動体に支持される部品移動部であって、前記移動面に交差する第3方向に移動可能であり且つ前記構成部品を保持する又は離すことが可能な部品チャックと、前記部品チャックを前記移動面内において回転させるモータと、を含む部品移動部と、
    を有すると共に、
    前記カメラが撮影した画像に基づき、前記装填口に配置される前記構成部品の向きを所定方向に揃えるように、前記構成部品を前記部品トレーから前記装填口まで運搬する、
    部品供給装置。
  2. 請求項1に記載の部品供給装置において、
    前記運搬機構が、
    前記構成部品が前記装填口まで運搬されたとき、前記駆動部及び前記部品移動部が前記カメラの撮影範囲外の位置にある、ように構成された、
    部品供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置において、
    前記部品マガジンが、
    該部品供給装置から着脱可能である、
    部品供給装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の部品供給装置において、
    前記部品トレーが、
    前記構成部品を種別ごとに区分け可能な区分け室を備え、前記区分け室の各々に収容可能な特定の前記構成部品の数と、前記特定の前記構成部品が装填される前記部品マガジンの単位時間当たりの製造数と、が対応する、ように構成された、
    部品供給装置。
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