JP6365326B2 - 車両用バッテリホルダ - Google Patents

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本発明は、車両に搭載されるバッテリを保持する車両用バッテリホルダに関する。
従来、車両に搭載されるバッテリを保持する車両用バッテリホルダとして、同バッテリが載置されるキャリアと、同キャリアに固定されるクランプとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1など)。
特許文献1には、下端部に鍔を有するバッテリが記載されている。そして、特許文献1に記載の車両用バッテリホルダでは、キャリアに載置されたバッテリの鍔をクランプによって上から押さえつけた状態で同クランプをキャリアに固定してキャリアとクランプとによってバッテリの鍔を挟むことにより、バッテリを保持するようにしている。
欧州特許出願公開第2527205号明細書
ところで、特許文献1に記載の車両用バッテリホルダでは、バッテリの鍔をクランプとキャリアとによって挟むことによりバッテリを保持している。このため、例えば、この鍔が小さい場合には、クランプをバッテリに引っかけたときの当接面積が小さくなり、十分な保持力を得ることができない場合がある。このように十分な保持力が得られない場合には、車両が衝突したときの衝撃などによって、バッテリが車両用バッテリホルダから外れてしまうおそれがある。
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、バッテリが外れにくい車両用バッテリホルダを提供することにある。
上記課題を解決するための車両用バッテリホルダは、下端部に鍔を有するバッテリが載置されるキャリアと、キャリアに当接するキャリア当接部及び鍔に当接するバッテリ当接部を有するクランプと、を備え、バッテリ当接部がキャリア当接部よりもバッテリ側に位置する向きでクランプをキャリアに固定し、鍔に上方からバッテリ当接部を押し付けてキャリアとクランプとによって鍔を挟むことによりバッテリを保持する。この車両用バッテリホルダでは、クランプに、キャリア当接部とバッテリ当接部との間から上方に突出して延びる突出部が設けられている。
車両が衝突したときには、バッテリが収容されているエンジンルームなどが変形し、バッテリとバッテリの隣に配設された他の部品とが近づくことがある。
上記構成によれば、こうしてバッテリと他の部品とが近づく過程において他の部品がクランプの突出部に当接するようになると、突出部には、当接している他の部品を介して同突出部をバッテリ側に近づける方向の力が作用するようになる。
クランプはバッテリ当接部がキャリア当接部よりもバッテリ側に位置する向きでキャリアに固定されており、突出部はキャリア当接部とバッテリ当接部との間から延びている。そのため、突出部に、上記のようなバッテリ側に近づける方向の力が作用すると、クランプにキャリア当接部を支点にしてバッテリ当接部を下方に回転させる方向の力が作用するようになる。これにより、バッテリ当接部が鍔をキャリアに押し付ける力が増大するため、車両用バッテリホルダにおけるバッテリの保持力が増大する。したがって、車両が衝突したとしても、バッテリが車両用バッテリホルダから外れにくくなる。
車両用バッテリホルダの一実施形態の構成を示す断面図。 同実施形態の車両用バッテリホルダにおけるキャリアにバッテリを載置したときの状態を示す断面図。 同実施形態の車両用バッテリホルダへのバッテリの固定態様を示す断面図。 同実施形態の車両用バッテリホルダを搭載した車両が衝突したときの車両用バッテリ及び隣に配設された部品の動作を示す断面図。
以下、車両用バッテリホルダの一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、車両のエンジンルーム10には、バッテリ20、同バッテリ20を保持する車両用バッテリホルダ30、及び他の部品50等が収容されている。
バッテリ20には下端部に鍔21が設けられている。このため、バッテリ20は、下端部が外方に突出した形状をなしている。なお、鍔21は、その上面が外方ほど下方に位置するように傾斜している。
また、車両用バッテリホルダ30は、バッテリ20が載置されるキャリア31と、クランプ32とを含んでいる。
キャリア31には、バッテリ20の底面22と当接する底壁33から上方に延びる側壁34が設けられている。側壁34の上端は、バッテリ20の鍔21を上方から覆うように図1における右方に突出した凸部35が設けられている。この凸部35の下面は、鍔21の上面に沿って下方ほど図1における左方に位置するように傾斜している。そして、凸部35の下面は、バッテリ20の鍔21の上面に当接している。
さらに、キャリア31の底壁33には、図1における上下方向に貫通したボルト孔36が形成されている。底壁33の下面におけるボルト孔36の開口部には、ナット37が固定されている。
クランプ32には、バッテリ20の鍔21の上面に沿って延びて同鍔21に当接するバッテリ当接部38が設けられている。バッテリ当接部38には、バッテリ20から離間する方向(図1における右方向)に延びる接続部39が接続されている。接続部39にはボルト孔40が形成されており、このボルト孔40はキャリア31の底壁33に設けられたボルト孔36と同軸上に位置している。接続部39の図1における右側の端部は、下方に屈曲している。そして、この端部には、キャリア31の底壁33に沿って延びて同底壁33に当接するキャリア当接部41が接続されている。すなわち、バッテリ当接部38とキャリア当接部41とは、接続部39によって接続されている。
また、接続部39には、上方に突出して延びる突出部42が設けられている。このように、突出部42は、クランプ32に一体に形成され、キャリア当接部41とバッテリ当接部38との間から上方に突出している。なお、突出部42は、その先端部43が図1における右方向、すなわちバッテリ20から離間する方向に屈曲して延びている。
クランプ32は、クランプ32のボルト孔40と底壁33のボルト孔36とに挿通されたボルト44をナット37に締結することによりキャリア31に固定されている。
なお、図1に示すように、車両用バッテリホルダ30の隣には、他の部品50が配設されている。
次に、図2及び図3を参照して、車両用バッテリホルダ30へのバッテリ20の固定方法について説明する。
図2に示すように、まず、エンジンルーム10に固定されたキャリア31にバッテリ20を載置する。そして、図2に矢印で示すように、バッテリ20をキャリア31の側壁34側に移動させて、キャリア31の側壁34にバッテリ20の鍔21を嵌め込む。
その後、図3に示すように、クランプ32を、バッテリ当接部38がキャリア当接部41よりもバッテリ20側に位置する向きで配設し、バッテリ当接部38をバッテリ20の鍔21の上面に当接させるとともに、キャリア当接部41をキャリア31の底壁33に当接させる。そして、図3に矢印で示すように、クランプ32のボルト孔40及び底壁33のボルト孔36に、ボルト44を上方から差し込み、ボルト44とナット37とを締結することによって、クランプ32をキャリア31に固定する。これにより、バッテリ当接部38が鍔21に上方から押し付けられ、キャリア31とクランプ32とによって鍔21が挟まれて、バッテリ20が保持される。
次に、図4を参照して、本実施形態の車両用バッテリホルダ30の作用について説明する。
車両が衝突したときには、バッテリ20が収容されているエンジンルーム10が変形し、バッテリ20とバッテリ20の隣に配設された他の部品50とが近づくことがある。
図4に示すように、こうしてバッテリ20と他の部品50とが近づく過程において他の部品50がクランプ32の突出部42に当接すると、突出部42には、図4に矢印で示すように、当接している他の部品50を介して同突出部42をバッテリ20側に近づける方向(図4における左方)の力が作用する。
クランプ32はバッテリ当接部38がキャリア当接部41よりもバッテリ20側に位置する向きでキャリア31に固定されており、突出部42はキャリア当接部41とバッテリ当接部38との間から延びている。そして、ボルト44によってキャリア当接部41はキャリア31に押しつけられ、固定されている。そのため、突出部42に、上記のようなバッテリ20側に近づける方向の力が作用すると、図4に矢印で示すように、クランプ32には、キャリア当接部41を支点にしてバッテリ当接部38を下方に回転させる方向の力が作用する。これにより、バッテリ当接部38が鍔21をキャリア31に押し付ける力が増大し、車両用バッテリホルダ30におけるバッテリ20の保持力が増大する。
また、突出部42は先端部43がバッテリ20から離間する方向に屈曲して延びている。このため、他の部品50が当接したときに、突出部42にはバッテリ20側に近づける方向の力が効率良く作用し、バッテリ当接部38を下方に回転させる方向に作用する力が一層増大する。
また、バッテリ20を交換する際には、上述したバッテリ20の固定方法の逆の手順でバッテリ20を車両用バッテリホルダ30から取り出す必要がある。すなわち、図3に示すように、ボルト44を緩めてキャリア31とクランプ32との固定を解除した後、クランプ32をキャリア31から取り外してバッテリ20を取り出す必要がある。
しかしながら、エンジンルーム10には各種の部品が収容されており各部品間の隙間が狭い。そして、クランプ32はバッテリ20の下部に配設されている。このため、バッテリ20の交換の際には、作業者は各部品間の狭い隙間からバッテリ20の下部に手を伸ばしてクランプ32をキャリア31から取り外す必要があり、その作業が困難になる。
本実施形態では、クランプ32に上方に突出して延びる突出部42が設けられているため、作業者は、ボルト44を緩めた後、バッテリ20の下部まで手を伸ばさずとも突出部42を掴むことによって、クランプ32をキャリア31から取り外すことができる。したがって、バッテリ20の交換作業が容易になる。
以上説明した一実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)クランプ32の接続部39に突出部42を設けたため、この突出部42にバッテリ20側に近づける方向の力が作用したときにバッテリ当接部38が鍔21に押しつけられる。このため、バッテリ当接部38がキャリア31を押し付ける力が増大し、車両用バッテリホルダ30におけるバッテリ20の保持力が増大する。したがって、車両が衝突したとしても、バッテリ20が車両用バッテリホルダ30から外れにくくなる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。また、以下の変更例を組み合わせて用いてもよい。
・突出部42の数は適宜変更することができる。例えば、突出部42を2つ以上設けるようにしてもよい。
・突出部42の先端部43は、バッテリ20から離間する方向に屈曲していなくてもよい。例えば、突出部42が接続部39から上方に直線状に延びる形状であってもよい。
・突出部42をクランプ32と一体に形成したが、突出部42をクランプ32と別体に形成し、突出部42をクランプ32のキャリア当接部41とバッテリ当接部38との間に溶接などによって固定するようにしてもよい。
・車両用バッテリホルダ30が収容される空間はエンジンルーム10に限らない。例えば、車室の下や車両後部に形成され、且つエンジンを収容しない空間に車両用バッテリホルダ30を収容するようにしてもよい。
10…エンジンルーム、20…バッテリ、21…鍔、22…底面、30…車両用バッテリホルダ、31…キャリア、32…クランプ、33…底壁、34…側壁、35…凸部、36…ボルト孔、37…ナット、38…バッテリ当接部、39…接続部、40…ボルト孔、41…キャリア当接部、42…突出部、43…先端部、44…ボルト、50…他の部品。

Claims (1)

  1. 下端部に鍔を有するバッテリが載置されるキャリアと、
    前記キャリアに当接するキャリア当接部及び前記鍔に当接するバッテリ当接部を有するクランプと、を備え、
    前記バッテリ当接部が前記キャリア当接部よりも前記バッテリ側に位置する向きで前記クランプを前記キャリアに固定し、前記鍔に上方から前記バッテリ当接部を押し付けて前記キャリアと前記クランプとによって前記鍔を挟むことにより前記バッテリを保持する車両用バッテリホルダであって、
    前記クランプには、前記キャリア当接部と前記バッテリ当接部との間から前記バッテリから離間するように斜め上方に突出して延びる突出部が設けられている車両用バッテリホルダ。
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