JP6363461B2 - 可動体移動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、進退移動可能な噛合チェーンを用いて可動体を移動させる可動体移動装置に関する。
従来から、進退移動可能な複数対のチェーン部材が進行方向への移動に伴い相互に噛み合って一体化する一方で退行方向への移動に伴い相互に噛み外れて分岐する噛合チェーンを駆動させることにより、進退動ユニット(可動体)を移動させる噛合チェーン式搬送装置(可動体移動装置)が知られている(例えば特許文献1)。
こうした装置では、進退移動可能な噛合チェーンの進行方向側の端部が進退動ユニットに連結されている。そのため、チェーン部材が進行方向へ移動すると、噛み合わされた噛合チェーンと共に進退動ユニットが進行方向へ移動する。一方、チェーン部材が退行方向へ移動すると、進退動ユニットは退行方向へ移動すると共に、噛み外れたチェーン部材は渦巻き状に形成されたレールに沿って収容される。
特開2013−147303号公報
ところで、噛み外れたチェーン部材は、直線移動する場合に比べて曲線移動する場合の方が抵抗が大きく、さらに曲率半径が小さくて曲がりがきつい場合ほど抵抗が大きく進みづらい。
したがって、噛み外れたチェーン部材を渦巻き状に収容する場合には、チェーン部材の移動が阻害されてしまう。そのため、噛合チェーンを進退移動方向へ移動させる駆動源として、駆動力の大きな駆動モータを採用する必要があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、チェーン部材の移動を円滑に行うことができる可動体移動装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する可動体移動装置は、進退移動可能な少なくとも一対のチェーン部材を有し、対をなすチェーン部材同士が進行方向に移動することで相互に噛み合って一体化する一方、その一体化した噛合状態から前記チェーン部材同士が退行方向に移動することで相互に噛み外れて分岐する噛合チェーンと、該噛合チェーンを進退移動方向へ移動させる駆動機構と、該駆動機構の駆動に伴い前記噛合チェーンと共に進退移動する可動体と、該可動体と前記チェーン部材とにより少なくとも一部が構成されたループ機構とを備え、前記ループ機構は、前記チェーン部材において他のチェーン部材と噛み合った噛合状態の噛合部と他のチェーン部材から噛み外れた分岐状態の分岐部とが少なくとも前記可動体を介して接続されて環状をなす。
この構成によれば、少なくとも1つのチェーン部材は、他のチェーン部材と噛み合った噛合部側と他のチェーン部材から噛み外れた分岐部側とが少なくとも可動体を介して接続される。そして、このチェーン部材が進行方向に向けてループ状に移動する場合、可動体は、チェーン部材の噛合部により押されつつ分岐部側に引っ張られるようにチェーン部材と共に移動する。一方、このチェーン部材が退行方向に向けてループ状に移動する場合、可動体は、チェーン部材の噛合部を押しつつ分岐部側を引っ張るようにチェーン部材と共に移動する。すなわち、収容形態が渦巻き状であるため進退移動させる際に大きな駆動力が必要とされた従来のチェーン部材とは異なり、可動体と共にループ機構の少なくとも一部を構成するチェーン部材の場合は、小さな駆動力でも可動体と共に進退移動方向へループ状に移動する。したがって、チェーン部材の移動を円滑に行うことができる。
上記可動体移動装置において、前記各チェーン部材は、それぞれのチェーン部材において前記噛合部と前記分岐部とが少なくとも前記可動体を介して接続された環状をなし、それぞれ異なるループ機構の一部を構成するのが好ましい。
この構成によれば、対をなすチェーン部材がそれぞれ異なるループ機構を構成するため、1つのチェーン部材における噛合部と分岐部とが可動体を介して環状に接続されることで1つのループ機構を構成する場合に比べて、より円滑にチェーン部材を移動させることができる。
上記可動体移動装置において、前記可動体は、前記進退移動方向と交差する方向において、前記噛合部側が接続される前記可動体における接続位置と前記各チェーン部材が噛み合う噛合位置とを結ぶ線を中心として線対称となる位置に、前記分岐部側がそれぞれ接続されるのが好ましい。
この構成によれば、一対のチェーン部材の分岐部側が接続される位置は、噛合部が接続される位置を中心として線対称である。そのため、可動体を移動させる場合に、該可動体の安定した姿勢を維持しやすくすることができる。
上記可動体移動装置において、前記ループ機構は、前記分岐部と前記可動体とを接続する接続部材をさらに備えるのが好ましい。
この構成によれば、接続部材を介してチェーン部材の分岐部と可動体とを接続することにより、チェーン部材を直接可動体に接続する場合に比べてチェーン部材の長さを短くすることができる。
上記可動体移動装置において、前記ループ機構は、前記噛合部とは異なる位置に接続されたカウンタウェイトをさらに備えるのが好ましい。
この構成によれば、つり合いを取るための重りであるカウンタウェイトを噛合部とは異なる位置に接続することにより、可動体の移動を安定させることができる。したがって、可動体の移動に要するエネルギーを小さくすることができる。
本発明によれば、チェーン部材の移動を円滑に行うことができる可動体移動装置を提供することができる。
実施形態の可動体移動装置の正面側斜視図。 可動体移動装置の背面側斜視図。 駆動機構と噛合チェーンの模式背面図。 可動体が下方位置に位置する可動体移動装置の正面図。 可動体が上方位置に位置する可動体移動装置の正面図。 変形例の可動体移動装置の斜視図。
以下、噛合チェーンを用いて可動体を移動させる可動体移動装置の一実施形態について、図を参照して説明する。
図1,図2に示すように、可動体移動装置11は、互いに略平行に設けられた一対の支柱12と、支柱12の上端に架設された梁部13とを備える。
各支柱12は、長手方向と直交する断面の形状がH形のH形鋼であって、各々の長手方向を鉛直方向である縦方向Xに沿わせると共に、その縦方向Xと直交(交差)する横方向Yに互いに間隔を有して設けられている。
図2に示すように、梁部13には、一対の上部スプロケット14a,14bが横方向Yに間隔を有して回転自在に設けられている。また、一対の支柱12の下端の間には、一対の下部スプロケット15a,15bが横方向Yに間隔を有して回転自在に設けられている。
また、可動体移動装置11は、長手方向の一端が可動体17に接続された噛合チェーン18と、噛合チェーン18の他端に接続された接続部材19a,19bとを備える。なお、本実施形態の接続部材19a,19bは、ローラチェーンであって、長手方向の両端が噛合チェーン18と可動体17とにそれぞれ接続されている。そして、噛合チェーン18及び接続部材19a,19bは、上部スプロケット14a,14bと下部スプロケット15a,15bに歯合するように巻き掛けられている。
図1に示すように、噛合チェーン18は、少なくとも一対(本実施形態では一対)のチェーン部材21,22により構成されている。
また、図2に示すように、可動体移動装置11は、噛合チェーン18を進退移動方向へ移動させる駆動機構23を備える。
図1、図2に示すように、可動体17の背面側には、噛合チェーン18が接続される接続位置の一例としての第1接続部25と、各接続部材19a,19bがそれぞれ接続される第2接続部26、第3接続部27が突出して形成されている。
また、可動体17は、縦方向X及び横方向Yに沿うように設けられた壁部28と、壁部28に対して略垂直な台部29とにより構成されている。すなわち、台部29は、縦方向X及び横方向Yと交差する奥行方向Zに沿って壁部28の正面側から突出するように形成されている。また、壁部28は、横方向Yの両端が図示しないローラを介して支柱12に支持されている。したがって、駆動機構23が噛合チェーン18を移動させると、噛合チェーン18が接続された可動体17は、進退移動方向の一例としての縦方向Xに沿って噛合チェーン18と共に進退移動する。
図3に示すように、各チェーン部材21,22は、プレート31に鉤状の歯部32が形成された歯付チェーンである。一方、接続部材19a,19bのプレート33には歯部が形成されておらず、プレート33は楕円形状をしている。
そして、各チェーン部材21,22は、進行方向X1への移動に伴って歯部32同士を相互に噛み合わせることで、直棒状に一体化した噛合状態となる。その一方、チェーン部材21,22は、噛合状態から各チェーン部材21,22が退行方向X2への移動に伴って歯部32同士が相互に噛み外れることにより分岐状態となる。したがって、噛合チェーン18は、対をなすチェーン部材21,22同士が進行方向X1に移動することで相互に噛み合って一体化する一方、その一体化した噛合状態からチェーン部材21,22同士が退行方向X2に移動することで相互に噛み外れて分岐する。
なお、第1チェーン部材21と第2チェーン部材22同士が相互に噛み合って一体化し、噛合状態となった剛直の部分を噛合部34とする。一方、第1チェーン部材21と第2チェーン部材22同士が相互に噛み外れて分岐し、分岐状態となった部分を分岐部35とする。
そして、図2に示すように、噛合部34は、第1接続部25に接続されている。また、各分岐部35は、対応する接続部材19a,19bの一端に接続されている。さらに、第1接続部材19aの他端は、可動体17の第2接続部26に接続されていると共に、第2接続部材19bの他端は、第3接続部27に接続されている。
なお、接続部25〜27は横方向Yに並んで設けられていると共に、横方向Yにおいて第1接続部25は可動体17の略中央位置に設けられている。そして、第2接続部26と第3接続部27は、第1接続部25との間隔が横方向Yにおいてそれぞれ略同じになるように設けられている。すなわち、可動体17は、横方向Yにおいて第1接続部25と各チェーン部材21,22が噛み合う噛合位置とを結ぶ線を中心として線対称となる位置に接続部材19a,19bが接続される。
図1,図2に示すように、可動体17、チェーン部材21,22、及び接続部材19a,19bは、ループ機構36a,36bを構成している。すなわち、このループ機構36a,36bは、チェーン部材21,22において噛合部34と分岐部35とが少なくとも可動体17を介して接続されて環状をなす。換言すると、各チェーン部材21,22は、それぞれの噛合部34と分岐部35とが少なくとも可動体17を介して接続された環状をなし、それぞれ異なるループ機構36a,36bの一部を構成する。
すなわち、第1ループ機構36aは、第1接続部材19a、第1チェーン部材21、可動体17により構成されている。そして、第1接続部材19aは第1上部スプロケット14aに巻き掛けられるとともに、第1チェーン部材21は第1下部スプロケット15aに巻き掛けられている。また、第2ループ機構36bは、第2接続部材19b、第2チェーン部材22、可動体17により構成されている。そして、第2接続部材19bは第2上部スプロケット14bに巻き掛けられるとともに、第2チェーン部材22は第2下部スプロケット15bに巻き掛けられている。
図2,図3に示すように、駆動機構23は、正転と逆転の両方向の回転が可能なモータなどの駆動源38と、駆動源38の駆動力を駆動軸39に伝達する伝達機構40とを備えている。なお、駆動軸39は、該駆動軸39と略平行に設けられた従動軸41と共に支持部42に軸支されている。
図3に示すように、駆動軸39には、駆動歯車44と駆動スプロケット45が駆動軸39と一体回転するように設けられている。また、従動軸41には、従動歯車46と従動スプロケット47が従動軸41と一体回転するように設けられている。そのため、駆動軸39が回転すると該駆動軸39と共に駆動スプロケット45と駆動歯車44が回転し、駆動歯車44と歯合する従動歯車46を介して回転が伝達された従動軸41と従動スプロケット47も回転する。そして、こうした駆動源38、駆動軸39、伝達機構40、従動軸41、駆動歯車44、駆動スプロケット45、従動歯車46、及び従動スプロケット47により、駆動機構23が構成されている。
なお、本実施形態では、可動体17を上昇させる際に各チェーン部材21,22が移動する方向を進行方向X1とすると共に、可動体17を下降させる際に各チェーン部材21,22が移動する方向を退行方向X2とする。さらに、駆動スプロケット45及び従動スプロケット47が回転する方向として、各チェーン部材21,22を進行方向X1に移動させる際に回転する方向を進行方向X1とすると共に、各チェーン部材21,22を退行方向X2に移動させる際に回転する方向を退行方向X2とする。
次に、可動体移動装置11において、噛合チェーン18を進退移動させて、可動体17を進退移動方向に移動させる場合の作用について説明する。
さて、図4に示すように、下方位置に位置する可動体17を上昇させる場合には、駆動源38を正転駆動する。
すると、図3の状態において、駆動スプロケット45及び従動スプロケット47が進行方向X1に回転する。このとき噛合部34の基端側(同図では下端側)では、第1チェーン部材21と第2チェーン部材22の歯部32が相互に噛み合い、噛合部34が上昇する。また、このとき噛合チェーン18の移動に伴って接続部材19a,19bと噛合チェーン18の接続部分が下部スプロケット15a,15b側へ移動する。
したがって、図5に示すように、可動体17は、噛合部34によって押し上げられると共に、接続部材19a,19bに引き上げられるように上昇して上方位置まで移動する。
また、上方位置に位置する可動体17を下降させる場合には、駆動源38を逆転駆動する。
すると、図3の状態において、駆動スプロケット45及び従動スプロケット47が退行方向X2に回転する。このとき噛合部34の基端側では、噛合状態だったチェーン部材21,22が互いに噛み外れて分岐部35となる。
したがって、図4に示すように、可動体17は、噛合部34が退行方向X2へ移動するのに伴って下降し、下方位置まで移動する。さらに、可動体17が移動すると、可動体17に接続された接続部材19a,19bが可動体17に引かれるように移動する。したがって、接続部材19a,19bに接続された分岐部35は、接続部材19a,19bに引き上げられるように移動する。また、このように可動体17は、縦方向Xにおいて上部スプロケット14a,14bと下部スプロケット15a,15bの間で進退移動する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1チェーン部材21は、第2チェーン部材22と噛み合った噛合部34側と、第2チェーン部材22から噛み外れた分岐部35側とが少なくとも可動体17を介して接続される。そして、この第1チェーン部材21が進行方向X1に向けてループ状に移動する場合、可動体17は、第1チェーン部材21の噛合部34により押されつつ分岐部35側に引っ張られるように第1チェーン部材21と共に移動する。一方、この第1チェーン部材21が退行方向X2に向けてループ状に移動する場合、可動体17は、第1チェーン部材21の噛合部34を押しつつ分岐部35側を引っ張るように第1チェーン部材21と共に移動する。すなわち、収容形態が渦巻き状であるため進退移動させる際に大きな駆動力が必要とされた従来のチェーン部材とは異なり、可動体17と共にループ機構36aの少なくとも一部を構成する第1チェーン部材21の場合は、小さな駆動力でも可動体17と共に進退移動方向へループ状に移動する。したがって、第1チェーン部材21の移動を円滑に行うことができる。
(2)対をなすチェーン部材21,22がそれぞれ異なるループ機構36a,36bを構成するため、1つのチェーン部材における噛合部34と分岐部35とが可動体17を介して環状に接続されることで1つのループ機構を構成する場合に比べて、より円滑にチェーン部材21,22を移動させることができる。
(3)一対のチェーン部材21,22の分岐部35側が接続される位置は、噛合部34が接続される位置を中心として線対称である。そのため、可動体17を移動させる場合に、可動体17の安定した姿勢を維持しやすくすることができる。
(4)接続部材19a,19bを介してチェーン部材21,22の分岐部35と可動体17とを接続することにより、チェーン部材21,22を直接可動体17に接続する場合に比べてチェーン部材21,22の長さを短くすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図6に示すように、チェーン部材21,22と接続部材19a,19bとの間にカウンタウェイト50を設けてもよい(変形例)。すなわちカウンタウェイト50は、縦方向Xにおいて上部スプロケット14a,14bと下部スプロケット15a,15bとの間に位置するように設けられる。
この変形例によれば、つり合いを取るための重りであるカウンタウェイト50を噛合部34とは異なる位置に接続することにより、可動体17の移動を安定させることができる。したがって、可動体17の昇降移動に要するエネルギーを小さくすることができる。
また、上記変形例において、カウンタウェイト50を設ける位置はチェーン部材21,22の分岐部35もしくは接続部材19a,19bの長手方向の途中位置に設けてもよい。さらに、1つのループ機構36a,36bにカウンタウェイト50を複数設けてもよい。
・図6に示すように、縦方向Xに沿って噛合部34を支持する支持部材51を設けてもよい。なお、この支持部材51は、横方向Yの両側から噛合部34を支持し、噛合部34の座屈を抑制する。そして、支持部材51の縦方向Xの長さは任意に変更することができる。例えば、支持部材51の長さを可動体17が上方位置に位置する際に噛合部34の全体を支持可能な長さとしてもよい。
・上記実施形態において、接続部材19a,19bを備えず、チェーン部材21,22の分岐部35側の端もしくは途中部分を可動体17に直接接続してもよい。また、接続部材19a,19bは、綱、縄、索、環状の複数の部材を繋げた鎖、テープやリボンなどの帯状の部材、針金や紐など、分岐部35と可動体17とを接続可能であれば任意に選択することができる。さらに、上部スプロケット14a,14b及び下部スプロケット15a,15bは、回転自在なローラや回転不能の固定部材としてもよい。なお、固定部材は例えば円筒形状をなし、曲面で接続部材19a,19bやチェーン部材21,22と摺接するのが望ましい。
・上記実施形態において、第2接続部26と第3接続部27は、第1接続部25との間隔が異なっていてもよい。また、各接続部25〜27は、奥行方向Zにおいて位置が異なっていてもよい。また、接続部材19a,19bを第1接続部25に接続してもよい。
・上記実施形態において、一対のチェーン部材21,22のうち、一方のチェーン部材の分岐部35側の端のみを可動体17に接続してもよい。すなわち、可動体移動装置11のループ機構を1つとしてもよい。
11…可動体移動装置、17…可動体、18…噛合チェーン、19a,19b…接続部材、21,22…チェーン部材、23…駆動機構、25…第1接続部(接続位置の一例)、34…噛合部、35…分岐部、36a,36b…ループ機構、38…駆動機構、50…カウンタウェイト、X…縦方向(進退移動方向の一例)、X1…進行方向、X2…退行方向。

Claims (5)

  1. 進退移動可能な少なくとも一対のチェーン部材を有し、対をなすチェーン部材同士が進行方向に移動することで相互に噛み合って一体化する一方、その一体化した噛合状態から前記チェーン部材同士が退行方向に移動することで相互に噛み外れて分岐する噛合チェーンと、
    該噛合チェーンを進退移動方向へ移動させる駆動機構と、
    該駆動機構の駆動に伴い前記噛合チェーンと共に進退移動する可動体と、
    該可動体と前記チェーン部材とにより少なくとも一部が構成されたループ機構と
    を備え、
    前記ループ機構は、前記チェーン部材において他のチェーン部材と噛み合った噛合状態の噛合部と他のチェーン部材から噛み外れた分岐状態の分岐部とが少なくとも前記可動体を介して接続されて環状をなす可動体移動装置。
  2. 前記各チェーン部材は、それぞれのチェーン部材において前記噛合部と前記分岐部とが少なくとも前記可動体を介して接続された環状をなし、それぞれ異なるループ機構の一部を構成する請求項1に記載の可動体移動装置。
  3. 前記可動体は、前記進退移動方向と交差する方向において、前記噛合部側が接続される前記可動体における接続位置と前記各チェーン部材が噛み合う噛合位置とを結ぶ線を中心として線対称となる位置に、前記分岐部側がそれぞれ接続される請求項2に記載の可動体移動装置。
  4. 前記ループ機構は、
    前記分岐部と前記可動体とを接続する接続部材をさらに備える請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の可動体移動装置。
  5. 前記ループ機構は、前記噛合部とは異なる位置に接続されたカウンタウェイトをさらに備える請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の可動体移動装置。
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