JP6362099B2 - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関するものである。
CCD、CMOSセンサ等の固体撮像素子で静止画像や動画像を撮像するデジタルカメラ等の撮像装置が存在する。これらの撮像装置に搭載される固体撮像素子の一例として、固体撮像素子を構成する複数の画素のうち、一部または全ての画素の光電変換部を複数に分割した分割画素構造が、特許文献1などにおいて提案されている。このような撮像素子の用途としては、分割された光電変換部のそれぞれから得られる出力信号を基に、瞳分割方式の焦点検出を行うことや、立体画像を生成することなどがあげられる。また、分割された光電変換部の出力を画素毎に加算することで、通常の撮像信号として使用することも可能である。
このような分割画素構造を有する撮像素子からの信号読み出しに関する技術として、特許文献2には、次のような技術が開示されている。即ち、先ず分割された光電変換部の一方からの信号を読み出し、続けて、リセットせずに他方の光電変換部からの信号を混合して読み出す。そして、後から読み出した分割された光電変換部の他方からの単独の信号は、混合信号から先に読み出した分割された光電変換部の一方からの信号を減算して求める。この技術によれば、分割された2つの光電変換部のリセットレベル信号を共通に使用できるので、リセットレベル信号の読み出しを1回分短縮することが可能となる。
また、画素からの信号読み出しに関する別の先行技術として、次のような技術が特許文献3で提案されている。画素内において、光電変換部から蓄積部へ電荷を転送する転送スイッチをオン状態からオフ状態するときに、オンレベルとオフレベルの間の値を所定時間保持する。この技術を用いることで、MOSトランジスタに起因した残像やランダムノイズの発生を抑制することが可能とされている。
特開2003−244712号公報 特開2013−106194号公報 特開2002−77730号公報
しかしながら、前述のような分割画素構造を有する撮像素子を用いた撮像装置において、上記の先行技術のように、転送パルスの立下り時間を延ばす技術を導入する際には、以下のような問題があった。即ち、撮像装置によっては、焦点検出等を行うために分割された各光電変換部からの信号を取得する撮像モードと、信号を高速で読み出して高フレームレートを達成するために、混合信号のみを取得する撮像モードとを使い分ける場合がある。その際、分割された光電変換部の一方からの信号を読み出した後に混合信号を読み出す場合と、最初から混合信号を読み出す場合では、混合信号読み出し時に垂直出力線の動作点が所定の安定電位になるまでに要する時間が異なる問題が発生する。
その際、転送パルスの立下り時間を延ばすと、更に垂直出力線の動作点が安定するまでの時間が延びてしまうため、転送パルスの立下り時間を適切な時間に設定しないと、垂直出力線の電位が安定する前に信号読み出しが完了してしまう。それにより、基準レベルが画面内で変わってしまうダークシェーディング等の各種問題を発生させてしまうおそれがあった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、分割画素を有する撮像素子を用いた撮像装置において、撮影モードによらず良好な画像品質を得ることである。
本発明に係わる撮像装置は、複数の単位画素が行列状に配置された撮像素子であって、前記単位画素のそれぞれが、露光した光信号を電荷へと変換する複数の光電変換部と、該複数の光電変換部で発生した電荷を蓄積する蓄積部と、前記複数の光電変換部から前記蓄積部へと電荷を転送する複数の転送手段と、を有する撮像素子と、前記撮像素子の前記画素からの信号の出力を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記転送手段に、電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間が第1の時間である第1の制御信号と、電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間が前記第1の時間よりも長い第2の時間である第2の制御信号とを出力可能であり、前記転送手段に、前記複数の光電変換部のうちの少なくとも1つの光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させた後、別の光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させ、前記少なくとも1つの光電変換部の電荷に混合させる第1の駆動を行わせる場合には、前記第2の制御信号を前記転送手段に出力し、前記転送手段に、前記複数の光電変換部のうちの全ての光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させて混合させる第2の駆動を行わせる場合には、前記第1の制御信号を前記転送手段に出力することを特徴とする。
本発明によれば、光電変換部が複数に分割された画素構造を有する撮像素子を用いた撮像装置において、撮影モードによらず良好な画像品質を得ることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る撮像素子の画素配列を説明する配置図。 本発明の一実施形態に係る撮像素子の構成を説明する回路図。 本発明の一実施形態に係る撮像素子の第1の駆動を説明するタイミングチャート。 本発明の一実施形態に係る撮像素子の第2の駆動を説明するタイミングチャート。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の動作を説明するフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、本実施形態において例示される構成部品の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図1において、光学系101は、レンズ及び絞りなどからなる。メカニカルシャッタ102は、撮像素子に入射する光を遮光する状態と入射する状態を切り替える。撮像素子103は、入射光を電気信号に変換する。アナログ信号処理回路104は、撮像素子103から出力される画像信号に対してアナログ信号処理を行う。タイミング信号発生回路105は、撮像素子103およびアナログ信号処理回路104を動作させる信号を出力する(出力可能)。駆動回路106は、光学系101、メカニカルシャッタ102を駆動する。デジタル信号処理回路107は、撮影した画像データに必要なデジタル信号処理を行う。
また、画像メモリ108は、デジタル信号処理回路107において信号処理された画像データを記憶する。画像記録媒体109は、撮像装置から取り外し可能な記録媒体である。記録回路110は、デジタル信号処理回路107において信号処理された画像データを画像記録媒体109に記録する回路である。画像表示装置111は、デジタル信号処理回路107において信号処理された画像データを表示する。表示回路112は、画像表示装置111に画像データを表示する回路である。
また、システム制御部113は、撮像装置全体を制御する。不揮発性メモリ(ROM)114は、システム制御部113で実行される制御方法を記載したプログラム、プログラムを実行する際に使用されるパラメータやテーブル等の制御データ、および、各種画像補正データを記憶しておく。揮発性メモリ(RAM)115は、ROM114に記憶されたプログラム、制御データおよび補正データを転送して記憶しておき、システム制御部113が撮像装置を制御する際に使用する。撮影モード設定部116は、ISO感度設定などの撮影条件設定や、静止画撮影と動画撮影の切り替えなどを行う。
以下、上述のように構成された撮像装置における撮影動作について説明する。撮影動作に先立ち、撮像装置の電源投入時等のシステム制御部113の動作開始時において、不揮発性メモリ114から必要なプログラム、制御データおよび補正データを揮発性メモリ115に転送して記憶しておく。また、これらのプログラムやデータは、システム制御部113が撮像装置を制御する際に使用する。また、必要に応じて、追加のプログラムやデータを不揮発性メモリ(ROM)114から揮発性メモリ(RAM)115に転送したり、システム制御部113が直接不揮発性メモリ114内のデータを読み出して使用したりするものとする。
まず、システム制御部113が制御信号を出力し、レンズ等の光学系101を駆動して、適切な明るさになるように制御された被写体像を撮像素子103上に結像させる。次に、メカニカルシャッタ102は、静止画像撮影時においては、システム制御部113からの制御信号により、必要な露光時間となるように撮像素子103の動作に合わせて撮像素子103を遮光するように駆動される。ここで、撮像素子103が電子シャッタ機能を有する場合は、メカニカルシャッタ102と併用して、必要な露光時間を確保してもよい。また、メカニカルシャッタ102は、動画像撮影時及びライブビュー駆動時においては、システム制御部113からの制御信号により、撮影中は常に撮像素子103が露光されているように、開放状態で維持される。
撮像素子103は、システム制御部113により制御されるタイミング信号発生回路105が発生する動作パルスをもとにした駆動パルスで駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換する。そして、入射光量に応じて設定された増幅率のゲインを電気信号にかけ、アナログ画像信号として出力する。
撮像素子103から出力されたアナログの画像信号は、システム制御部113により制御されるタイミング信号発生回路105が発生する動作パルスにより、アナログ信号処理回路104の内部において、入射光量に応じて設定された増幅率のゲインをかけられる。そして、オプティカルブラック領域の信号出力を基準電圧としてクランプされ、デジタル画像信号に変換される。
次に、デジタル信号処理回路107は、システム制御部113の制御により、アナログ信号処理回路104から出力されたデジタル画像信号に対して、色変換、ホワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理、解像度変換処理、画像圧縮処理等を行う。
画像メモリ108は、信号処理中のデジタル画像信号を一時的に記憶したり、信号処理された画像データを記憶したりするために用いられる。デジタル信号処理回路107で信号処理された画像データや画像メモリ108に記憶されている画像データは、記録回路110において画像記録媒体109に適したデータ(例えば階層構造を持つファイルシステムデータ)に変換される。そして、画像記録媒体109に記録されたり、デジタル信号処理回路107で解像度変換処理を実施された後、表示回路121において画像表示装置111に適した信号(例えばNTSC方式のアナログ信号等)に変換されて画像表示装置111に表示されたりする。
ここで、デジタル信号処理回路107においては、システム制御部113からの制御信号により、信号処理を施さないデジタル画像信号をそのまま画像データとして、画像メモリ108や記録回路110に出力してもよい。また、デジタル信号処理回路107は、システム制御部113から要求があった場合に、信号処理の過程で生じたデジタル画像信号や画像データの情報、それらから抽出された情報をシステム制御部113に出力する。それらの情報は、例えば、画像の空間周波数、指定領域の平均値、圧縮画像のデータ量等の情報である。あるいは、さらに、記録回路110は、システム制御部113から要求があった場合に、画像記録媒体109の種類や空き容量等の情報をシステム制御部113に出力する。
さらに、画像記録媒体109に画像データが記録されている場合の再生動作について説明する。システム制御部113からの制御信号により記録回路110は、画像記録媒体109から画像データを読み出す。同じくシステム制御部113からの制御信号によりデジタル信号処理回路107は、画像データが圧縮画像であった場合には、画像伸長処理を行い、画像メモリ108に記憶する。画像メモリ108に記憶されている画像データは、デジタル信号処理回路107で解像度変換処理を実施された後、表示回路112において画像表示装置111に適した信号に変換されて画像表示装置111に表示される。
図2は、本実施形態における撮像素子103の画素配列を説明する配置図である。図2において、撮像素子103には、複数の単位画素が行列状に配置されている。撮像素子103における各単位画素(0,0)、(1,0)、(0,1)等には、1つのマイクロレンズが配置されている。また、各単位画素には、1つのマイクロレンズを共有する2つの光電変換部a,bが配置される。以下、本実施形態においては、各画素を構成する2つの光電変換部a,bの出力信号を撮像素子103内で混合した出力信号を、混合出力信号と呼ぶ。また、本実施形態においては、撮像素子103内で加算されずに出力された、光電変換部それぞれの出力信号を、分割出力信号と呼ぶ。そして、分割出力信号を焦点検出や立体画像生成等に使用する場合には、光電変換部aからの分割出力信号と光電変換部bからの分割出力信号の2つの信号を利用する。
また、図2を参照して説明する本実施形態においては、各単位画素は、2×1に配列された2つの光電変換部で構成されており、同一記号の光電変換部a,bは、マイクロレンズとの位置関係において、それぞれ対応する位置にあることを示している。また、画素毎に記された「R」、「G」、「B」の文字は、各画素上に形成されるカラーフィルタの色相を表す。
図3は、本実施形態における撮像素子103の一例として、CMOS撮像素子を説明する回路図である。図3に示すように、各単位画素は、2つの光電変換部301a,301bと、1つの画素共通部308により構成されている。
光電変換部301aは、光電変換素子であるフォトダイオード302aと、フォトダイオード302aの光電変換によって生成された電荷をパルスPTXaによって画素共通部308に転送する転送スイッチ303aとを備えている。なお、他の光電変換部301bも光電変換部301aと同様の構成を有する。
画素共通部308は、光電変換部301a,301bそれぞれの各転送スイッチ303a,303bによって転送された電荷を蓄積する蓄積部であるFD(フローティングディフュージョン)部307を含む。即ち、2つの光電変換部301a,301bに対し、1つのFD部307が接続された構成を有する。そして、フォトダイオード302a,302bで光電変換された電荷は、転送スイッチ303a,303bを制御することによって、いずれもFD部307に転送される。また、画素共通部308は、FD部307に蓄積された電荷をソースフォロワとして増幅するMOSトランジスタ306と、不図示の垂直走査回路により読み出す行を選択するための選択パルスPSELにより制御される行選択スイッチ305とを含む。さらに、画素共通部308は、MOSトランジスタ306のゲートと接続されたFD部307をリセットパルスPRESによって電位SVDDのレベルにリセットするリセットスイッチ304を含む。
なお、図3において、垂直出力線322より後段にある転送ゲート324,325,333,335,336,337、転送容量326,327,334,338,339は、各列毎に設けられている。また、転送ゲート328,329より後段の構成は、複数列毎にまとめられ、撮像素子103の出力端子の数と同数となっている。
図4は、本実施形態における第1の読み出し駆動を示すタイミングチャートである。図4を参照して説明する第1の読み出し駆動は、図2において説明した光電変換部aの分割出力信号と、光電変換部aからの分割出力信号と光電変換部bからの分割出力信号を混合した混合出力信号を、連続で読み出すものである。この第1の読み出し方法による信号読み出しを行う場合には、出力信号をデジタル信号処理回路113において焦点検出用信号へと加工して利用することが可能となる。以下、図3及び図4を参照して、第1の読み出し駆動について説明する。
まず、期間HBLK1a、HBLK2a及びHSRaに、光電変換部301aの分割出力信号の読み出しを行う。1水平走査期間の開始を示す水平同期信号HDの立下りに伴い、不図示の回路により垂直出力線322は定電位にリセットされる。その後、リセットパルス信号PRESをハイ(H)レベルにしてリセットスイッチ304をONすることにより、期間T1にMOSトランジスタ306のゲートに設けられたFD部307の容量に蓄積された電荷が定電位SVDDになるようにリセットされる。
この期間T1に内包される期間T2に、転送パルス信号PTXa,PTXbをハイレベルにする。そして、転送スイッチ303a及び転送スイッチ303bがON(オン状態)になり、フォトダイオード302a及びフォトダイオード302bに蓄積されていた光電荷がFD部307に転送される。この時、FD部307はリセットされた状態であるため、フォトダイオード302a,302bもリセットされた状態となる。
続いてリセットパルス信号PRESをロー(L)レベルとし、MOSトランジスタ304をOFFとした後、選択パルス信号PSELをハイレベルにすることで、行選択スイッチ305と負荷電流源321で構成されたソースフォロワ回路が動作状態になる。これにより、垂直出力線322上にMOSトランジスタ306のフローティングゲートであるFD部307のリセット電位に応じたノイズ信号が出力される。選択パルス信号PSELがハイレベルの期間に転送パルス信号PTN1をハイレベルにすることで転送ゲート324がONし、転送容量CTN1(326)にノイズ成分の信号が保持される。
続いて、光電変換素子であるフォトダイオード302aで発生した光電荷とノイズ成分の混合信号の読み出しが行われる。まず、垂直出力線322は、不図示の回路により、定電位にリセットされる。その後、期間T3aの間に転送パルス信号PTXa信号をハイレベルにして、転送スイッチ303aがONになり、フォトダイオード302aに蓄積された光電荷がFD部307に転送される。その際、選択パルス信号PSELはハイレベルのままであるため、ソースフォロワ回路が動作状態となり、垂直出力線322上にMOSトランジスタ306のフローティングゲートであるFD部307の電位に応じた「光電荷成分+ノイズ成分」が出力される。この期間T3aを内包する期間T4aの間に、転送パルス信号PTS1aをハイレベルにすることで転送ゲート325がONする。これにより、転送容量CTS1a(327)にフォトダイオード302aで発生した「光電荷成分+ノイズ成分」の信号が保持される。
なお、本実施形態における第1の読み出し駆動においては、転送パルス信号PTXa及び後に述べる転送パルス信号PTXbは、時間をかけて緩やかに立ち下がる駆動(オフ状態とする駆動)を行う。これは、残像やランダムノイズの発生を抑制するために行われるものである。
次に、期間HBLK2aの間に転送容量CTN326,CTS1a(327)に蓄積された2つの信号を、不図示の水平シフトレジスタにより制御される転送パルス信号PTN2、転送パルス信号PTS2aによってそれぞれ容量CTN2(338),CHS2(339)に転送する。
次に、期間HSRaの間に、転送容量CTN2(338),CHS2(339)に蓄積された2つの信号を、不図示の水平シフトレジスタにより制御される制御パルス信号PHN,PHSによって、それぞれ容量CHN330,CHS331に転送する。そして容量CHN330,CHS331に蓄積されたノイズ成分と光電荷成分+ノイズ成分は、差動アンプ332によって、(光電荷成分+ノイズ成分)−ノイズ成分の差分処理が行われ、光電荷成分に相当する光信号が分割出力信号として出力される。
また、期間HBLK2a及び期間HSRaと時を同じくして、期間HBLK1abに、転送パルス信号PTXa,PTXb、リセットパルス信号PRES、選択パルス信号PSELを制御し、光電変換部301aと光電変換部301bの信号を混合した混合出力信号の読み出しを行う。
まず、光電変換素子であるフォトダイオード302a,302bで発生した光電荷とノイズ成分の混合信号の読み出しが行われる。まず、垂直出力線322は、不図示の回路により、定電位にリセットされる。その後、期間T3abの間に転送パルス信号PTXa,PTXbをハイレベルにして、転送スイッチ303a及び303bがONになり、フォトダイオード302a,302bに蓄積された光電荷がFD部307に転送される。その際、選択パルス信号PSELはハイレベルのままであるためソースフォロワ回路が動作状態となり、垂直出力線322上にMOSトランジスタ306のフローティングゲートであるFD部307の電位に応じた「光電荷成分+ノイズ成分」が出力される。この期間T3abを内包する期間T4abの間に、信号出力パルス信号PTS1abをハイレベルにすることで転送ゲート333がONする。これにより、転送容量CTS1ab(334)にフォトダイオード302a及びフォトダイオード302bで発生した「光電荷成分+ノイズ成分」の信号が保持される。
次に、期間HBLK2abの間に、転送容量CTN326,CTS1ab(334)に蓄積された2つの信号を、不図示の水平シフトレジスタにより制御される転送パルス信号PTN2,PTS2abによってそれぞれ容量CTN2(338),CTS2(339)に転送する。
次に、期間HSRabの間に、転送容量CTN2(338),CHS2(339)に蓄積された2つの信号を、不図示の水平シフトレジスタにより制御される制御パルス信号PHN,PHSによって、それぞれ容量CHN330,CHS331に転送する。そして容量CHN330,CHS331に蓄積されたノイズ成分と光電荷成分+ノイズ成分は、差動アンプ332によって、(光電荷成分+ノイズ成分)−ノイズ成分の差分処理が行われ、光電荷成分に相当する光信号が混合出力信号として出力される。
以上により、2×1に並ぶ2つの光電変換部の、光電変換部301aからの分割出力信号及び、光電変換部301aからの分割出力信号と光電変換部301bからの分割出力信号を混合した混合出力信号の読み出しを完了する。
続いて図4を参照して、本実施形態における第1の読み出し駆動における、FD部307及び垂直出力線322の電位の推移について説明する。なお、図4を参照して以下に記す説明は、説明を簡単にするために、光電変換部であるフォトダイオード301a,301bに光が入射していないダーク状態での各部の電位の推移を説明する。
リセットパルス信号PRESが立ち下がる時刻t401に、FD部307の電位は、所定レベルだけ振り下げられる。これは、FD部307がMOSトランジスタ304のゲートとカップリングしているため、リセットパルス信号PRESの変動に従って発生するものである。このFD部307の電位振り下げに従って、同じく時刻t401に、垂直出力線322の電位も同様に降下する。但し、FD部307の電位降下と比べ、垂直出力線322の電位は緩やかに降下する。これは、垂直出力線322が有する抵抗成分や容量成分がFD部307よりも大きいことにより、変動の速度が遅くなるためである。
その後、転送パルス信号PTXaが立ち上がる時刻t402に、FD部307の電位は、所定レベルだけ振り上げられる。これは、FD部307がMOSトランジスタ303aのゲートとカップリングしているため、転送パルス信号PTXaの変動に従って発生するものである。ところで、図4の駆動タイミングにおいては、時刻t402の時点で、垂直出力線322の電位は、定常状態まで下がり切っていないものとしている。当然、時刻t401から時刻t402までの時間を延ばせば、時刻t402の時点で垂直出力線322の電位を定常状態まで下げることも可能であるが、所定のフレームレートを実現するためなどで、下がり切らない状態で信号読み出しを継続することもあり得る。その状態で時刻t402に、FD部307の電位振り上げに従って、垂直出力線322の電位も同様に上昇する。
続いて、転送パルス信号PTXaが立ち下がる時刻t403に、FD部307の電位は、所定レベルだけ振り下げられる。この際、本実施形態における第1の読み出し駆動においては、転送パルス信号PTXaは時間をかけて緩やかに立ち下がる駆動を行うため、FD部307の電位も緩やかに降下する。このFD部307の電位降下に従って、同じく時刻t403に垂直出力線322の電位も降下し始めるが、FD部307の電位が緩やかに降下するために、垂直出力線322の電位は、転送パルス信号PTXaが急峻に立ち下がる場合と比べて、更に緩やかに降下する。図4における点線が転送パルス信号PTXaを急峻に立ち下げる場合、実線が転送パルス信号PTXaを緩やかに立ち下げる場合の、垂直出力線322の電位の推移を示している。
時刻t404に転送パルス信号PTS1a信号をローレベルとすることで、転送容量CTS1a(327)に保持される分割出力信号の信号値が確定する。この際、実線で記した転送パルス信号PTXaを緩やかに立ち下げる場合には、垂直出力線322の電位は、定常状態まで下がり切っていない。しかし、本実施形態における第1の読み出し駆動においては、本読み出しが混合出力信号の読み出しではなく、光電変換部aからの分割出力信号の読み出しであることを考慮し、残像やランダムノイズの発生を抑制することを優先して、転送パルス信号PTXaを緩やかに立ち下げることとしている。
その後、時刻t405に転送パルス信号PTXa,PTXbをハイレベルとし、時刻t406に、転送パルス信号PTXa,PTXbを、緩やかにローレベルにする。これに連動して、FD部307及び垂直出力線322の電位も上下する。時刻t406より垂直出力線322の電位が降下する際、時刻t403からの電位降下と同様に、垂直出力線322の電位は緩やかに降下する。しかし、時刻t405の時点で垂直出力線322の電位は、定常状態まで下がり切っており、時刻t406の時点の垂直出力線の電位と定常状態との差は小さくなっている。そのため、垂直出力線322の電位が緩やかに降下しても、転送容量CTS1ab(334)に保持される混合出力信号の信号値が確定する時刻t407には、垂直出力線322の電位は定常状態まで下がっており、問題は発生しない。
図5は、本実施形態における第2の読み出し駆動を示すタイミングチャートである。図5を参照して説明する第2の読み出し駆動は、図2において説明した光電変換部aからの分割出力信号と光電変換部bからの分割出力信号を混合した混合出力信号を、一括で読み出すものである。この第2の読み出し駆動による信号読み出しを行うと、通常撮像時など、個々の分割画素の出力信号が不要な場合などに、高速に読み出すことが可能となる。以下、図3及び図5を参照して、第2の読み出し駆動について説明する。
図5において、選択パルス信号PSELがハイレベルの期間に転送パルス信号PTN1をハイレベルにすることで、蓄積容量CTN326にノイズ成分の信号を保持するようにするところまでは、図4を用いて説明した、第1の読み出し駆動と同じである。
続いて行われるのは、光電変換素子であるフォトダイオードで発生した光電荷とノイズ成分の混合信号の読み出しである。まず、垂直出力線322は、不図示の回路により、定電位にリセットされる。その後、期間T3abの間に転送パルス信号PTXa、PTXb信号を同時にハイレベルにして、転送スイッチ303a,303bがONになり、フォトダイオード302a,302bに蓄積された光電荷がFD部307に転送される。その際、選択パルス信号PSELはハイレベルのままであるため、ソースフォロワ回路が動作状態となり、垂直出力線322上にMOSトランジスタ306のフローティングゲートであるFD部307の電位に応じた「光電荷成分+ノイズ成分」が出力される。この期間T3abを内包する期間T4abの間に、転送パルス信号PTS1abをハイレベルにすることで転送ゲート333がONし、蓄積容量CTS1ab(334)にフォトダイオード302a及びフォトダイオード302bで発生した「光電荷成分+ノイズ成分」の信号が保持される。
なお、本実施形態における第2の読み出し駆動においては、転送パルス信号PTXa,PTXb信号は、時間をかけず比較的急峻に立ち下がる駆動を行うこととする。上述のように、ノイズ成分と、フォトダイオードで発生した光電荷成分+ノイズ成分が、それぞれ容量CTN326,CTS1ab(334)に蓄積される。
次に、期間HBLK2abの間に、転送容量CTN326,CTS1ab(334)に蓄積された2つの信号を、不図示の水平シフトレジスタにより制御される転送パルス信号PTN2,PTS2abによってそれぞれ容量CTN2(338),CTS2(339)に転送する。
次に、期間HSRabの間に、これら2つの信号を、不図示の水平シフトレジスタにより制御される制御パルス信号PHS,PHNによって、それぞれ容量CHN330,CHS331に転送する。そして容量CHN330,CHS331に蓄積されたノイズ成分と光電荷成分+ノイズ成分は、差動アンプ332によって、(光電荷成分+ノイズ成分)−ノイズ成分、すなわち光電荷成分に相当する光信号となって出力される。
続いて図5を参照して、本実施形態における第2の読み出し駆動における、FD部307及び垂直出力線322の電位の推移について説明する。なお、図5を参照して以下に記す説明は、図4を参照して説明した第1の読み出し駆動の説明と同様に、光電変換部であるフォトダイオード301a,301bに光が入射していないダーク状態での各部の電位の推移を説明している。
リセットパルス信号PRESが立ち下がる時刻t501に、FD部307の電位は、所定レベルだけ振り下げられる。このFD部307の電位振り下げに従って、同じく時刻t501に、垂直出力線322の電位も同様に降下する。但し、FD部307の電位降下と比べ、垂直出力線322の電位は緩やかに降下する。
その後、転送パルス信号PTXa,PTXbが立ち上がる時刻t502に、FD部307の電位は、所定レベルだけ振り上げられる。その状態で時刻t502に、FD部307の電位振り上げに従って、垂直出力線322の電位も同様に上昇する。
続けて、転送パルス信号PTXa,PTXb信号が立ち下がる時刻t503に、FD部307の電位は、所定レベルだけ振り下げられる。この際、本実施形態における第2の駆動タイミングにおいては、転送パルス信号PTXa,PTXbは急峻に立ち下がる駆動を行う。そのため、FD部307の電位も第1の読み出し駆動で説明した、転送パルス新語PTXa,PTXbが緩やかに立ち下がる駆動を行う場合と比べると比較的急峻に降下する。このFD部307の電位降下に従って、同じく時刻t403に、垂直出力線322の電位も同様に降下しはじめる。しかし、FD部307の電位が比較的急峻に降下するために、垂直出力線322の電位も同じく、第1の読み出し駆動で説明した、転送パルス信号PTXa,PTXbが緩やかに立ち下がる駆動を行う場合と比べると比較的急峻に降下する。図5における点線が転送パルス信号PTXa,PTXbを緩やかに立ち下げる場合、実線が転送パルス信号PTXa,PTXbを急峻に立ち下げる場合の、垂直出力線322の電位の推移を示している。
時刻t504に転送パルス信号PTS1abをローレベルとすることで、転送容量CTS1ab334に保持される混合出力信号の信号値が確定する。この際、実線で記した転送パルス信号PTXa,PTXbを急峻に立ち下げる場合には、垂直出力線322の電位は、定常状態まで下がっているため、問題は発生しない。この際、転送パルス信号PTXa,PTXbを緩やかに立ち下げることで得られる、残像やランダムノイズの発生を抑制する効果は得られないが、垂直出力線の電位を安定させることで得られる、水平ダークシェーディング等の問題発生の抑制を優先させる。
図6は、本実施形態における各モード毎の転送パルス設定制御の一例を説明するフローチャートである。図6において、まず、静止画撮影、動画撮影、立体画像撮影、焦点検出用撮影等のモード設定が撮影モード設定部116等によってなされ(S601)、そのモードに応じて、感度、絞り値、露光時間などの撮影条件が初期設定される(S602)。
次に、ステップS601において設定された撮影モードを判定する。そして、判定したモードが図4を参照して説明した第1の読み出し駆動により分割出力信号を個別に読み出すモードであるか、または、図5を参照して説明した第2の読み出し駆動により画素信号を読み出すモードであるかを判定する(S603)。具体的には、立体画像撮影、焦点検出用撮影等のモードは、第1の読み出し駆動により分割出力信号を個別に読み出すモードであり、通常の静止画撮影、動画撮影等のモードが、第2の読み出し駆動により画素信号を読み出すモードである。
設定されている撮影モードが立体画像撮影や焦点検出用などの、光電変換部を個別に読み出すモードであった場合は、転送パルス信号PTXの立下りエッジの鈍化を有効とする(S604)。一方、設定されている撮影モードが通常の静止画もしくは動画撮影などの、画素信号を読み出すモードであった場合には、転送パルス信号PTXの立下りエッジの鈍化を無効とする(S605)。
続けて、シャッタ102を制御し、撮像素子103の露光を行うことで、撮影を行う(S606)。最後に、画像信号を画像メモリ108、記録回路110、もしくは表示回路112に出力し(S607)、本撮影を終了する。
上記の通り本実施形態によれば、分割画素からの信号を読み出した後に加算信号を読み出す駆動モードと、加算信号のみを読み出すモードの双方において、良好な画像信号が得られるような撮像装置を実現している。
以上、図1〜図6を用いて本発明の一実施形態に係る撮像装置について説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、様々な形態をとることが可能である。
例えば、図2や図3を用いて説明した一実施形態の画素構成においては、説明をわかりやすくするために、各画素の光電変換部を左右の2分割の構成とした。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、上下の2分割としてもよいし、2×2の4光電変換部による構成など、より多くの光電変換部に分割された構成でもよい。
また、図4、図5、図6を用いて説明した一実施形態の撮像装置の駆動においては、分割出力信号を個別に読み出すモードの第1の駆動タイミングと、画素信号を一括で読み出すモードの第2の駆動タイミングで、転送パルス信号PTXa,PTXbの立下りエッジ鈍化の有効無効を切り替える構成として説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。転送パルス信号PTXa,PTXbは、リセットパルス信号PRESや選択パルス信号PSELなどの他の駆動信号よりも、立下りエッジが緩やかであり、その緩やかさの程度が第1の読み出し駆動と第2の読み出し駆動で異なるような構成でも構わない。この場合、第1の読み出し駆動の転送パルス信号PTXa,PTXbの方が、第2の読み出し駆動の転送パルスPTXa,PTXbよりも緩やかとなるような構成となる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101:光学系、103:撮像素子、104:アナログ信号処理回路、105:タイミング信号発生回路、107:デジタル信号処理回路、113:システム制御部

Claims (10)

  1. 複数の単位画素が行列状に配置された撮像素子であって、前記単位画素のそれぞれが、露光した光信号を電荷へと変換する複数の光電変換部と、該複数の光電変換部で発生した電荷を蓄積する蓄積部と、前記複数の光電変換部から前記蓄積部へと電荷を転送する複数の転送手段と、を有する撮像素子と、
    前記撮像素子の前記画素からの信号の出力を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記転送手段に、電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間が第1の時間である第1の制御信号と、電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間が前記第1の時間よりも長い第2の時間である第2の制御信号とを出力可能であり、
    前記転送手段に、前記複数の光電変換部のうちの少なくとも1つの光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させた後、別の光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させ、前記少なくとも1つの光電変換部の電荷に混合させる第1の駆動を行わせる場合には、前記第2の制御信号を前記転送手段に出力し、
    前記転送手段に、前記複数の光電変換部のうちの全ての光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させて混合させる第2の駆動を行わせる場合には、前記第1の制御信号を前記転送手段に出力することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の制御信号は、前記電荷の転送をオン状態とする第1のレベルと、前記電荷の転送をオフ状態とする第2のレベルと、前記第1のレベルと前記第2のレベルの間のレベルとを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の制御信号は、前記電荷の転送をオフ状態からオン状態に切り替える時間よりも、前記電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間の方が長くなるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. それぞれの前記単位画素は1つのマイクロレンズを有し、前記単位画素に設けられた複数の光電変換部は前記1つのマイクロレンズを共有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 複数の単位画素が行列状に配置された撮像素子であって、前記単位画素のそれぞれが、露光した光信号を電荷へと変換する複数の光電変換部と、該複数の光電変換部で発生した電荷を蓄積する蓄積部と、前記複数の光電変換部から前記蓄積部へと電荷を転送する複数の転送手段と、を有する撮像素子を有する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像素子の前記画素からの信号の出力を制御する制御工程を有し、
    前記制御工程では、
    前記転送手段に、電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間が第1の時間である第1の制御信号と、電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間が前記第1の時間よりも長い第2の時間である第2の制御信号とを出力可能であり、
    前記転送手段に、前記複数の光電変換部のうちの少なくとも1つの光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させた後、別の光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させ、前記少なくとも1つの光電変換部の電荷に混合させる第1の駆動を行わせる場合には、前記第2の制御信号を前記転送手段に出力し、
    前記転送手段に、前記複数の光電変換部のうちの全ての光電変換部の電荷を前記蓄積部に転送させて混合させる第2の駆動を行わせる場合には、前記第1の制御信号を前記転送手段に出力することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  6. 前記第2の制御信号は、前記電荷の転送をオン状態とする第1のレベルと、前記電荷の転送をオフ状態とする第2のレベルと、前記第1のレベルと前記第2のレベルの間のレベルとを有することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置の制御方法。
  7. 前記第2の制御信号は、前記電荷の転送をオフ状態からオン状態に切り替える時間よりも、前記電荷の転送をオン状態からオフ状態に切り替える時間の方が長くなるように設定することを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置の制御方法。
  8. それぞれの前記単位画素は1つのマイクロレンズを有し、前記単位画素に設けられた複数の光電変換部は前記1つのマイクロレンズを共有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  9. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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