JP6360677B2 - 位置決め構造 - Google Patents

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Description

本発明は、第1部材を第2部材に取り付ける際の位置決め構造に関する。
従来、この種の位置決め構造としては、シリンダヘッドに半球状の凹部を形成すると共に、カムキャップに当該凹部に対応する半球状の凹部を形成し、当該2つの凹部の間にボールを配置した状態でカムキャップをシリンダヘッドに組み付け、ボールによって凹部を塑性変形することによって、カムキャップをシリンダヘッドに位置決めする構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この構造では、カムキャップをシリンダヘッドに位置決めして取り付けた後に、カムキャップをシリンダヘッドから取り外す際、および、再びカムキャップをシリンダヘッドに取り付ける際の作業性を向上することができると共に、再度の取り付け時の位置決め精度を確保できる。
特開2010−25227号公報
しかしながら、上述した位置決め構造では、カムキャップをシリンダヘッドに位置決めするに際して、位置決め用ボールを多数の凹部それぞれにセットする必要があり、作業性の点で更なる改善の余地がある。また、部品点数削減という点においても改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、作業性の向上を実現可能な位置決め構造を提供することを目的とする。
本発明の位置決め構造は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る位置決め構造の好ましい形態によれば、軸部材を回転可能に支持可能な軸受部を構成するべく第1部材を第2部材に取り付ける際の位置決め構造が構成される。当該位置決め構造では、第1部材は、第2部材に固定するための第1および第2固定部を有している。第2部材は、第1および第2固定部に対応する第1および第2被固定部を有している。第1および第2固定部は、第2部材と当接する当接面を有している。第1および第2被固定部は、当接面に対応する被当接面を有している。第2固定部および第2被固定部は、軸受部を挟んで第1固定部および第1被固定部が配置された側とは反対側に配置されている。第1固定部または第1被固定部には、第1突起状部が一体形成されている。第2固定部または第2被固定部には、第2突起状部が一体形成されている。第1突起状部と第2突起状部とは、異なる形態に構成されている。そして、第1部材を第2部材に取り付ける際に、第1突起状部および第2突起状部が当接面または被当接面を塑性変形させることによって、第1部材を第2部材に位置決めするよう構成されている。ここで、第1部材は、カムブラケットであり、第2部材は、シリンダヘッドであり、第1および第2突起状部は、カムブラケットに一体形成される構成とすることができる。なお、本発明における「一体形成」とは、第1部材または第2部材と第1および第2突起状部とを一体成型ないし一体成形する態様がこれに該当する。また、本発明における「異なる形態」とは、第1突起状部と第2突起状部とで形状が異なる態様の他、第1突起状部と第2突起状部とで形成個数が異なる態様、あるいは、第1突起状部と第2突起状部とで形成位置が異なる態様を包含する。また、当該「形成位置が異なる」とは、第1突起状部と第2突起状部とが対称の関係にない位置に形成される態様がこれに該当する。
本発明によれば、第1部材または第2部材に一体形成した第1および第2突起状部によって、第2部材または第1部材を塑性変形して、第1部材を第2部材に位置決めする構成であるため、位置決めに際して、多数の位置決め用ボールを位置決め用凹部にセットする従来の位置決め構造に比べて、作業性が大幅に改善される。また、多数の位置決め用ボールが不要となるため、部品点数の低減にも繋がる。また、本発明によれば、被当接面ないし当接面を塑性変形させて位置決めを行う構成、即ち、第1部材と第2部材との取付面において位置決めを行う構成であるため、取付面以外において位置決めを行う構成に比べて位置決め精度を向上することができる。さらに、本発明によれば、第1突起状部と第2突起状部とは、異なる形態に構成されているため、第1部材を第2部材に取り付ける際に、誤った取付方向で取り付けられることを効果的に防止できる。
本発明に係る位置決め構造の更なる形態によれば、固定部または被固定部は、当接面または被当接面に対して凹んだ当接面側凹部または被当接面側凹部を有する。そして、突起状部は、当接面または被当接面よりも突出するように、当接面側凹部または被当接面側凹部に形成されている。
本形態によれば、当接面または被当接面とは異なる面に突起状部を形成する構成であるため、当接面または被当接面と突起状部との境界を明確にすることができる。これにより、当接面または被当接面の平面度を確保するために、当接面または被当接面に機械加工、例えば、エンドミルによる平面加工を行う場合に、当接面または被当接面に当該平面加工を確実に施すことができる。
本発明に係る位置決め構造の更なる形態によれば、第1部材または第2部材は、鋳造または焼結により成型される。そして、第1突起状部および第2突起状部は、表面が鋳肌または焼結肌により構成されている。
本形態によれば、第1突起状部および第2突起状部は鋳肌または焼結肌により構成されるため、機械加工が施された部分よりも高い硬度を有する構成とすることができる。即ち、平面度を確保するために機械加工、例えば、エンドミルによる平面加工が行われる当接面または被当接面よりも高い硬度を有する構成とすることができる。これにより、当接面または被当接面を効果的に塑性変形させることができる。また、第1突起状部および第2突起状部に熱処理などの特別な処理を行うことなく、当接面または被当接面よりも硬度を高くすることができるため、製造性の低下やコスト増加を招くことがない。
本発明に係る位置決め構造の更なる形態によれば、第1部材を第2部材に取り付けることにより、軸部材を回転可能に支持可能な軸受部が構成される。第1部材は、締結部材によって第2部材に取り付け固定されるよう構成されている。固定部は、締結部材が挿通される固定部側挿通孔を有し、被固定部は、固定部側挿通孔に対応する被固定部側挿通孔を有している。また、突起状部は、固定部側挿通孔または被固定部側挿通孔の円周上に底辺を有すると共に、固定部側挿通孔または被固定部側挿通孔の径方向線上に頂点を有する平面視略三角形状に構成されている。そして、当該頂点は、固定部側挿通孔または被固定部側挿通孔の中心を通り、かつ、軸受部の軸中心線に対して直交する直交線に対して、45度ないし60度の範囲内に配置されている。
本形態によれば、突起状部を、固定部側挿通孔または被固定部側挿通孔の円周上に底辺を有すると共に、固定部側挿通孔または被固定部側挿通孔の径方向線上に頂点を有する平面視略三角形状に構成すると共に、当該頂点を直交線に対して45度ないし60度の範囲内に配置する構成であるため、頂点を直交線に対して45度未満ないし60度より大きい角度範囲内に配置する構成に比べて、固定部または被固定部が直交線方向ないし軸中心線方向に大型化することを抑制できる。
本発明によれば、作業性の向上を実現可能な位置決め構造を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る位置決め構造を適用したシリンダヘッド組立体1の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る位置決め構造を適用したシリンダヘッド組立体1を正面から見た正面図である。 シリンダヘッド10を上方から見た平面図である。 シリンダヘッド10におけるカムシャフト支持部14を拡大して示す拡大斜視図である。 カムブラケット20を取付面24a側から見た斜視図である。 カムブラケット20の取付面24aを拡大して示す拡大図である。 カムブラケット20の取付部24を拡大して示す拡大断面図である。 シリンダヘッド10にカムシャフト50が支持された状態を示す平面図である。 カムブラケット20がカムシャフト支持部14に位置決めされた状態で取り付けられた様子を示す説明図である。 カムジャーナル孔JHの仕上げ加工が行われた状態を示す状態図である。 カムシャフト支持部14に取り付けられたカムブラケット20を取り外した状態を示す状態図である。 カムブラケット20を取り外した後のシリンダヘッド10の様子を示す斜視図である。 カムシャフト50を支持した状態でカムブラケット20をカムシャフト支持部14に取り付ける様子を示した説明図である。 位置決め用突起150が一体形成されたカムシャフト支持部140の様子を示す斜視図である。 カムブラケット120がカムシャフト支持部140に位置決めされた状態で取り付けられた様子を示す説明図である。 取付面180aを拡大して示す拡大平面図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る位置決め構造を適用したシリンダヘッド組立体1の分解斜視図であり、図2は本発明の実施の形態に係る位置決め構造を適用したシリンダヘッド組立体1を正面から見た正面図である。本実施の形態に係る位置決め構造を適用したシリンダヘッド組立体1は、図1および図2に示すように、シリンダヘッド10と、シリンダヘッド2に取り付けられたカムブラケット20と、シリンダヘッド10とカムブラケット20とにより回転可能に支持されたカムシャフト50と、を備える。シリンダヘッド10は、本発明における「第2部材」および「シリンダヘッド」に対応し、カムブラケット20は、本発明における「第1部材」および「カムブラケット」に対応する実施構成の一例である。
図3はシリンダヘッド10を上方から見た平面図であり、図4はシリンダヘッド10におけるカムシャフト支持部14を拡大して示す拡大斜視図である。シリンダヘッド10は、エンジンの主要部品として構成されており、例えばアルミニウム合金等の成形材料によって鋳造成型される。シリンダヘッド10は、実施例では、直列4気筒エンジンに適用されるものとした。シリンダヘッド10は、図示しないシリンダブロックの上部に配置され、シリンダボア(図示せず)の上部開放端を閉塞してピストン(図示せず)と共に燃焼室を形成する。また、シリンダヘッド10には、図3に示すように、バルブリフタボス12と、カムシャフト支持部14とが形成されている。
バルブリフタボス12は、図示しない吸気バルブや排気バルブを開閉させるバルブリフタ(図示せず)の摺動をガイドするように構成されている。カムシャフト支持部14は、図1に示すように、2本のカムシャフト50(吸気側カムシャフト52,排気側カムシャフト54)それぞれを、気筒が配置された位置、および、シリンダヘッド10の前端部(図1における左側)において支持するように設けられている。即ち、カムシャフト支持部14は、実施例では、10箇所設けられている。以下、説明の便宜上、気筒が配置された位置に設けられたカムシャフト支持部14について説明する。なお、シリンダヘッド10の前端部に設けられたカムシャフト支持部14についても、本発明に係る構造に関しては、基本的には気筒が配置された位置に設けられたカムシャフト支持部14と同構造を有している。
カムシャフト支持部14は、図4に示すように、カムジャーナル孔JHを構成する半円形状の切欠き16と、後述するカムブラケット20が取り付けられる取付部18とを備える。取付部18は、切欠き16を挟んで両側に設けられており、上端面はカムブラケット20が当接する取付面18aを構成している。各取付面18a,18aそれぞれに、ボルト孔18bが形成されている。取付面18aは、平面度を確保するために、例えばエンドミル等によって平面加工が施されている。ボルト孔18b,18bの下部には雌ネジが形成されており、ボルト孔18b,18bの開口端には面取り加工が施されている。カムシャフト支持部14は、本発明における「第2部材」に対応し、取付部18は、本発明における「被固定部」,「第1被固定部」および「第2被固定部」に対応し、取付面18aは、本発明における「被当接面」に対応する実施構成の一例である。また、ボルト孔18bは、本発明における「被固定部側挿通孔」に対応する実施構成の一例である。
図5はカムブラケット20を取付面24a側から見た斜視図であり、図6はカムブラケット20の取付面24aを拡大して示す拡大図であり、図7はカムブラケット20の取付部24を拡大して示す拡大断面図である。カムブラケット20は、例えばアルミニウム合金等の成形材料によって鋳造成型されており、図5に示すように、カムジャーナルJHを構成する半円形状の切欠き22と、シリンダヘッド10におけるカムシャフト支持部14の取付部18に取り付けられる取付部24とを備える。図2に示すように、カムブラケット20が、カムシャフト支持部14に取り付けられることによって、2つの半円形状の切欠き16,22が向き合い、これにより、円形のカムジャーナルJHが構成される。カムジャーナル孔JHは、本発明における「軸受部」に対応する実施構成の一例である。

カムブラケット20は、図1に示すように、基本的には、2本のカムシャフト50(吸気側カムシャフト52,排気側カムシャフト54)それぞれを独立して支持するように、各カムシャフト支持部14と対をなして設けられるが、シリンダヘッド10の前端部に設けられたカムシャフト支持部14に対応するカムブラケット20は、2本のカムシャフト50(吸気側カムシャフト52,排気側カムシャフト54)を同時に支持するように構成されている。即ち、シリンダヘッド10の前端部に設けられたカムシャフト支持部14に対応するカムブラケット20は、吸気側カムシャフト52および排気側カムシャフト54の両方を支持するよう構成されている。したがって、カムブラケット20は、実施例では、9個設けられている。以下、説明の便宜上、2本のカムシャフト50(吸気側カムシャフト52,排気側カムシャフト54)それぞれを独立して支持するカムブラケット20について説明する。なお、シ2本のカムシャフト50(吸気側カムシャフト52,排気側カムシャフト54)を同時に支持するカムブラケット20についても、本発明に係る構造に関しては、基本的には他のカムブラケット20と同構造を有している。
カムブラケット20の取付部24は、図5に示すように、切欠き22を挟んで両側に設けられている。各取付部24には、上端面から下端面まで貫通する貫通孔25が形成されている。各取付部24の下端部(図5における上端部)は、図5および図6に示すように、断面U字形状に形成されており、下方(図5における上方)に向けて突出する2つの突出部26,26と、両突出部26,26間に設けられた凹部27とから構成されている。
突出部26,26の下端面は、図5に示すように、シリンダヘッド10と当接する取付面24aを有し、凹部27は取付面24aよりも一段低い位置に面24bを有する。取付面24aは、平面度を確保するために、例えばエンドミル等によって平面加工が施されている。取付部24は、本発明における「固定部」に対応し、取付面24aは、本発明における「当接面」に対応する実施構成の一例である。また、貫通孔25は、本発明における「固定部側挿通孔」に対応する実施構成の一例である。
凹部27のほぼ中央部には、図5に示すように、貫通孔25が開口している。また、凹部27には、図5ないし図7に示すように、下方(突出部26の突出方向と同方向)に向けて突出する位置決め用突起28が形成されている。位置決め用突起28は、カムブラケット20を鋳造成型する際に、カムブラケット20と一体で成型される。
このように、位置決め用突起28を、取付面24aに対して一段凹んだ凹部27に形成する構成とすることにより、取付面24aと同じ平面上に位置決め用突起28を形成する構成に比べて、位置決め用突起28と取付面24aとの境界を明確化できる。これにより、取付面24aの平面度を確保するために、取付面24aに行う機械加工、例えば、エンドミルによる平面加工を確実に施すことができる。
位置決め用突起28は、図7に示すように、突出部26,26の下端面、即ち、取付面24a,24aよりも下方に突出している。位置決め用突起28は、貫通孔25の円周上に底辺を有すると共に、貫通孔25における径方向外方部に頂点Pを有する平面視ほぼ三角形状の底面を備える三角垂状に構成されている。凹部27は、本発明における「当接面側凹部」に対応する実施構成の一例である。
位置決め用突起28の底面を構成する三角形の頂点Pは、図6に示すように、貫通孔25の中心点CPを通り、かつ、カムジャーナル孔JHの軸中心線CLに対して直交する直交線VLに対して、45°ないし60°の角度範囲内に延在する径方向線RL上に配置されている。このように、位置決め用突起28の頂点Pを直交線VLに対して45°ないし60°の角度範囲に延在する径方向線RL上に配置することにより、カムブラケット20が直交線VL方向ないし軸中心線CL方向に大型化するのを抑制しながら比較的大きなサイズの位置決め用突起28を形成することができる。
また、位置決め用突起28は、図5に示すように、一方の取付部24には2つ形成され、他方の取付部24には1つだけ形成されている。このように、位置決め用突起28の形成個数が、一方の取付部24と他方の取付部24とで異なる構成(カムシャフト支持部14の一方の取付面18aには2つの転写凹部19,19が形成され、他方の取付面18aには1つの転写凹部19が形成される構成)であるため、カムブラケット20をカムシャフト支持部14から一度取り外した後に再度取り付ける際に、取り外す前と同じ向きに取り付けることができる。即ち、カムブラケット20のカムシャフト支持部14への取り付けに際し、誤った取り付け方向で取り付けられることを防止できる。
なお、位置決め用突起28の表面は、鋳肌により構成されている。一方の取付部24は、本発明における「第1固定部」に対応し、他方の取付部24は、本発明における「第2固定部」に対応する実施構成の一例である。また、一方の取付部24に設けられた位置決め用突起28は、本発明における「第1突起状部」に対応し、他方の取付部24に設けられた位置決め用突起28は、本発明における「第2突起状部」に対応する実施構成の一例である。一方の取付部24には2つの位置決め用突起28を設け、他方の取付部24には1つの位置決め用突起28を設ける構成は、本発明における「第1突起状部と第2突起状部とは、異なる形態に構成されている」に対応する実施構成の一例である。また、直交線VLは、本発明における「直交線」に対応し、位置決め用突起28の底面を構成する三角形の頂点Pが、貫通孔25の中心点CPを通り、かつ、カムジャーナル孔JHの軸中心線CLに対して直交する直交線VLに対して、45°ないし60°の角度範囲に延在する径方向線RL上に配置されている構成は、本発明における「頂点は、固定部側挿通孔の中心を通り、かつ、軸受部の軸中心線に対して直交する直交線に対して、45度ないし60度の範囲内に配置されている」構成に対応する実施構成の一例である。
カムシャフト50は、図1に示すように、吸気側カムシャフト52と、排気側カムシャフト54とを備える。図8は、シリンダヘッド10にカムシャフト50が支持された状態を示す平面図である。吸気側カムシャフト52は、図8に示すように、カム52aと、カムジャーナル52bとを備える。カム52aは、図示しない吸気バルブに接続されたバルブリフタ(図示せず)と当接して、回転することで当該バルブリフタを上下動させて、吸気バルブを開閉させる。カムジャーナル52bは、カムジャーナル孔JHに回転可能に支持される。
また、排気側カムシャフト54は、図8に示すように、カム54aと、カムジャーナル54bとを備える。カム54aは、図示しない排気バルブに接続されたバルブリフタ(図示せず)と当接して、回転することによって当該バルブリフタを上下動させて、排気バルブを開閉させる。カムジャーナル54bは、カムジャーナル孔JHに回転可能に支持される。カムシャフト50,吸気側カムシャフト52および排気側カムシャフト54は、本発明における「軸部材」に対応する実施構成の一例である。
次に、本発明の実施の形態に係る位置決め構造を使って、カムブラケット20をシリンダヘッド10に位置決めしながら取り付ける様子について説明する。カムブラケット20のシリンダヘッド10への取り付けは、まず始めに、カムジャーナル孔JHに仕上げ加工を施すために行われる。そして、一旦、カムブラケット20をシリンダヘッド10から取り外した後、カムジャーナル孔JHにカムシャフト50を支持した状態で、再びカムブラケット20のシリンダヘッド10への取り付けが行われる。
まず、カムジャーナル孔JHに仕上げ加工を施すためにカムブラケット20をシリンダヘッド10に取り付ける場合について説明する。カムブラケット20のシリンダヘッド10への取り付けは、図9に示すように、カムブラケット20の取付部24の取付面24aを、取付部18の取付面18aに対向させた状態で、カムブラケット20をカムシャフト支持部14上に設置し、貫通孔25およびボルト孔18bにボルトBを挿通させて、ボルトBを締め付けることにより行う。ボルトBは、本発明における「締結部材」に対応する実施構成の一例である。
このとき、位置決め用突起28は、取付面24aよりも下方に突出しているため、ボルトBを締め付ける前は、取付面24aと取付面18aとは面接触していない。しかしながら、ボルトBによる締め付けが開始されると、位置決め用突起28が、ボルト孔18bの面取り部を含むカムシャフト支持部14の取付面18aを塑性変形させ始める。ボルトBによる締め付けが進行すると、当該塑性変形量が増加し、最終的には、取付面24aが取付面18aに当接するまで塑性変形が進行する。
そして、取付面24aが取付面18aに当接されて、カムブラケット20のカムシャフト支持部14への取り付けが完了する。即ち、ボルトBによる締め付けに伴い、カムブラケット20に一体形成された位置決め用突起28が、シリンダヘッド10におけるカムシャフト支持部14の取付面18aを塑性変形させることによって、カムブラケット20のカムシャフト支持部14への位置決めと、取り付けとが同時に行なわれる。
したがって、カムブラケット20のカムシャフト支持部14への位置決めに際して、多数の位置決め用ボールを位置決め用凹部にセットする従来の位置決め構造に比べて、作業性が大幅に改善される。また、多数の位置決め用ボールが不要となるため、部品点数の低減にも繋がる。
また、互いに当接する取付面24a,18aによってカムブラケット20のカムシャフト支持部14への位置決めを行う構成であるため、取付面24a,18a以外において位置決めを行う構成に比べて、位置ずれ精度を向上することができる。
なお、位置決め用突起28の表面は、鋳肌により構成されているため、機械加工が施された取付面18aよりも硬度が高くなっている。これにより、取付面18aを効果的に塑性変形させることができる。また、位置決め用突起28の表面を鋳肌のままにしておくだけの構成であるため、熱処理などの特別な処理を行う必要がなく、製造性の低下やコスト増加を招くことはない。
そして、カムブラケット20が、位置決め用突起28によってカムシャフト支持部14に位置決めされて取り付けられた状態で、図10に示すように、カムジャーナル孔JHの仕上げ加工が行われる。このように、カムブラケット20がカムシャフト支持部14に位置決めされて取り付けられた状態で、カムジャーナル孔JHを同軸加工することによって、カムジャーナル孔JHの真円度の向上を図ることができる。
続いて、一旦、シリンダヘッド10から取り外されたカムブラケット20を、再びシリンダヘッド10に取り付ける場合について説明する。カムジャーナル孔JHの仕上げ加工が完了すると、カムブラケット20は、図11に示すように、一旦、カムシャフト支持部14から取り外される。このとき、カムシャフト支持部14の取付面18aには、図11および図12に示すように、位置決め用突起28によって塑性変形された転写凹部19が形成されている。この転写凹部19は、位置決め用突起28に対応して形成されるため、図12に示すように、カムシャフト支持部14における一方の取付面18aには、2つの転写凹部19,19が形成され、他方の取付面18aには、1つの転写凹部19が形成される。
そして、カムシャフト20がカムシャフト支持部14から取り外された状態で、図13に示すように、カムシャフト支持部14における半円形状の切欠き22上にカムシャフト50、より詳細には、カムジャーナル52b,54bを設置し、当該カムジャーナル52b,54bの上方部に半円形状の切欠き16が当接するように、カムブラケット20を設置する。
このとき、カムシャフト支持部14の取付面18aには、転写凹部19が形成されているため、位置決め用突起28が当該転写凹部19に嵌まり込むことによって、カムブラケット20のカムシャフト支持部14への位置決めが行われる。こうして、カムブラケット20のカムシャフト支持部14への位置決めが行われた状態で、カムブラケット20の貫通孔25およびカムシャフト支持部14のボルト孔18bにボルトBを挿通して、当該ボルトBを締め付けることによって、カムブラケット20のカムシャフト支持部14に対する位置決めされた状態での取り付けが完了する。
このように、カムブラケット20をカムシャフト支持部14から一旦取り外した後に、再び、カムブラケット20をカムシャフト支持部14に取り付ける際には、カムブラケット20の位置決め用突起28を転写凹部19に嵌め合わせれば位置決めされる構成であるため、位置決めに際して、多数の位置決め用ボールを位置決め用凹部にセットする従来の位置決め構造に比べて、位置決めに関する作業性が大幅に改善される。しかも、カムジャーナル孔JHを仕上げ加工したとき同じ状態で、精度よく位置決めすることができるため、カムジャーナル孔JHの真円度を維持した状態で、カムブラケット20のカムシャフト支持部14への取り付けを行うことができる。
本実施形態では、位置決め用突起28をカムブラケット20に一体形成する構成としたが、位置決め用突起をカムシャフト支持部14に一体形成する構成としても構わない。図14は位置決め用突起150が一体形成されたカムシャフト支持部140の様子を示す斜視図であり、図15はカムブラケット120がカムシャフト支持部140に位置決めされた状態で取り付けられた様子を示す説明図であり、図16は取付面180aを拡大して示す拡大平面図である。カムシャフト支持部140のうち、カムブラケット120が取り付けられる取付部180の上端部は、図14および図15に示すように、断面U字形状に形成されている。即ち、取付部180の上端部は、上方(図14における上方)に向けて突出する2つの突出部181,181と、両突出部181,181間に設けられた凹部182とから構成されている。
突出部181,181の上端面は、カムブラケット120と当接する取付面180aを構成している。即ち、各取付部180の上端部は、取付面180aと、取付面180aの間に当該取付面180aよりも一段低い位置に面180bを有する凹部182と、から構成されている。取付面180aは、平面度を確保するために、例えばエンドミル等によって平面加工が施されている。カムブラケット120は、本発明における「第1部材」および「カムブラケット」に対応し、カムシャフト支持部140は、本発明における「第2部材」に対応する実施構成の一例である。また、取付部180は、本発明における「被固定部」,「第1被固定部」および「第2被固定部」に対応し、取付面180aは、本発明における「被当接面」に対応する実施構成の一例である。
凹部182のほぼ中央部には、図15に示すように、ボルト孔180bが開口している。当該凹部182に、図14および図15に示すように、上方(突出部181の突出方向と同方向)に向けて突出する位置決め用突起150が一体形成されている。即ち、位置決め用突起150は、面180bから上方に向かって突出状に形成されている。位置決め用突起150は、シリンダヘッド110を鋳造成型する際に、カムシャフト支持部140に一体で成型される。凹部182は、本発明における「被当接面側凹部」に対応し、ボルト孔180bは、本発明における「被固定部側挿通孔」に対応し、位置決め用突起150は、本発明における「突起状部」に対応する実施構成の一例である
位置決め用突起150は、図14に示すように、突出部181,181の上端面、即ち、取付面180a,180aよりも上方に突出しており、ボルト孔180bの円周上に底辺を有すると共にボルト孔180bにおける径方向外方部に頂点Pを有する平面視ほぼ三角形状の底面を備える三角垂状に構成されている。位置決め用突起150の底面を構成する三角形の頂点Pは、図16に示すように、ボルト孔180bの中心点CP1を通り、かつ、カムジャーナル孔JHの軸中心線CL1に対して直交する直交線VL1に対して、45°ないし60°の角度範囲に延在する径方向線RL1上に配置されている。
なお、位置決め用突起150は、図15に示すように、一方の取付部180には2つ設け、他方の取付部180には1つ設ける構成とされている。また、カムブラケット120の取付部124の下端面は、図15に示すように、貫通孔125が開口する取付面124aが構成されているのみである。一方の取付部180は、本発明における「第1被固定部」に対応し、他方の取付部180は、本発明における「第2被固定部」に対応する実施構成の一例である。また、一方の取付部180に設けられた位置決め用突起150は、本発明における「第1突起状部」に対応し、他方の取付部180に設けられた位置決め用突起150は、本発明における「第2突起状部」に対応する実施構成の一例である。一方の取付部180には2つの位置決め用突起150を設け、他方の取付部180には1つの位置決め用突起150を設ける構成は、本発明における「第1突起状部と第2突起状部とは、異なる形態に構成されている」に対応する実施構成の一例である。また、直交線VL1は、本発明における「直交線」に対応し、位置決め用突起150の底面を構成する三角形の頂点Pが、ボルト穴180bの中心点CP1を通り、かつ、カムジャーナル孔JHの軸中心線CL1に対して直交する直交線VLに対して、45°ないし60°の角度範囲に延在する径方向線RL1上に配置されている構成は、本発明における「頂点は、被固定部側挿通孔の中心を通り、かつ、軸受部の軸中心線に対して直交する直交線に対して、45度ないし60度の範囲内に配置されている」構成に対応する実施構成の一例である。
こうした変形例の位置決め構造を適用したシリンダヘッド組立体100においても、本発明の実施の形態に係る位置決め構造を適用したシリンダヘッド組立体1が奏する効果と同様の効果、例えば、位置決めに関する作業性を大幅に改善できる効果や、カムブラケットが誤った取り付け方向でカムシャフト支持部に取り付けられることを防止できる効果、シリンダヘッドが直交線方向ないし軸中心線方向に大型化するのを抑制できる効果などを奏する。
本実施形態では、取付面18aにおいて位置決めする構成、即ち、位置決め用突起28を取付面18aに対向するよう構成して、取付面18aを塑性変形させることによって位置決めを行う構成としたが、取付面18a以外において位置決めする構成、即ち、位置決め用突起を取付面18a以外の場所に対向するよう構成して、当該場所を塑性変形させることによって位置決めを行う構成としても構わない。
本実施形態では、一方の取付部24には2つの位置決め用突起28,28を設けると共に、他方の取付部24には1つの位置決め用突起28を設ける構成としたが、一方の取付部24と他方の取付部24とに設ける位置決め用突起28の数が異なっていればよく、位置決め用突起28の数はこれに限らない。
本実施形態では、一方の取付部24には2つの位置決め用突起28,28を設けると共に、他方の取付部24には1つの位置決め用突起28を設ける構成としたが、一方の取付部24と他方の取付部24とに設ける位置決め用突起28の数は同じであっても差し支えない。
本実施形態では、一方の取付部24と他方の取付部24とで、位置決め用突起28の数を異ならせる構成としたが、例えば、一方の取付部24と他方の取付部24とで、形成位置を異ならせるよう構成したり、一方の取付部24と他方の取付部24とで、位置決め用突起28の形状を異ならせ、位置決め用突起28の数を同じとする構成としても構わない。ここで、一方の取付部24と他方の取付部24とで、形成位置を異ならせる態様としては、一方の取付部24と他方の取付部24とで、非対称の位置に位置決め用突起28を形成する態様が考えられる。
本実施形態では、取付部24の下端部を取付面24aと、取付面24aよりも一段低い位置に面24bを有する凹部27とからなる断面視U字状に構成し、当該凹部27(面24b)に位置決め用突起28を形成する構成としたが、取付部24の下端部には凹部27は設けず取付面24aだけを形成し、当該取付面24aと同一面上に位置決め用突起28を設ける構成としても構わない。
本実施形態では、位置決め用突起28の底面を構成する三角形の頂点Pは、貫通孔25の中心点CPを通り、かつ、カムジャーナル孔JHの軸中心線CLに対して直交する直交線VLに対して、45°ないし60°の角度範囲に延在する径方向線RL上に配置する構成としたが、頂点Pは、直交線VLに対して、45°未満の角度範囲、あるいは、60°よりも大きい角度範囲に延在する径方向線RL上に配置する構成としても構わない。
本実施形態では、カムブラケット20を鋳造により成型して位置決め用突起28の表面を鋳肌により構成したが、かむブラケット20を焼結により成型して位置決め用突起28の表面を焼結肌により構成しても良い。
本実施形態では、カムシャフト50を支持するカムブラケット20を、シリンダヘッド10に形成したカムシャフト支持部14に取り付ける際の位置決め構造に適用するものとしたが、これに限らず、例えば、クランクシャフトジャーナルを支持するベアリングキャップを、クランクケースに形成されたクランクシャフト支持部に取り付ける際の位置決め構造に適用したり、あるいは、コネクティングキャップを、コネクティングロッドに取り付ける際の位置決め構造に適用しても良い。
(実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものである。したがって、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
1 シリンダヘッド組立体
10 シリンダヘッド
12 バルブリフタボス
14 カムシャフト支持部
16 切欠き
18 取付部
18a 取付面
18b ボルト孔
19 転写凹部
20 カムブラケット
22 切欠き
24 取付部
24a 取付面
24b 面
25 貫通孔
26 突出部
27 凹部
28 位置決め用突起
50 カムシャフト
52 吸気側カムシャフト
52a カム
52b カムジャーナル
54a カム
54b カムジャーナル
54 排気側カムシャフト
100 シリンダヘッド組立体
110 シリンダヘッド
120 カムブラケット
124 取付部
124a 取付面
125 貫通孔
140 カムシャフト支持部
150 位置決め用突起
180 取付部
180a 取付面
180b ボルト孔
180c 面
181 突出部
JH カムジャーナル孔
P 頂点
CP 中心点
VL 直交線
RL 径方向線
B ボルト
CP1 中心点
VL1 直交線
RL1 径方向線

Claims (5)

  1. 軸部材を回転可能に支持可能な軸受部を構成するべく第1部材を第2部材に取り付ける際の位置決め構造であって、
    前記第1部材は、前記第2部材に固定するための第1および第2固定部を有し、
    前記第2部材は、前記第1および第2固定部に対応する第1および第2被固定部を有し、
    前記第1および第2固定部は、前記第2部材と当接する当接面を有し、
    前記第1および第2被固定部は、前記当接面に対応する被当接面を有し、
    前記第2固定部および前記第2被固定部は、前記軸受部を挟んで前記第1固定部および前記第1被固定部が配置された側とは反対側に配置されており、
    前記第1固定部または前記第1被固定部には、第1突起状部が一体形成されており、
    前記第2固定部または前記第2被固定部には、第2突起状部が一体形成されており、
    前記第1突起状部と前記第2突起状部とは、異なる形態に構成されており、
    前記第1部材を前記第2部材に取り付ける際に、前記第1突起状部および前記第2突起状部が前記当接面または前記被当接面を塑性変形させることによって、前記第1部材を前記第2部材に位置決めするよう構成されている
    位置決め構造。
  2. 前記第1および第2固定部または前記第1および第2被固定部は、前記当接面または前記被当接面に対して凹んだ当接面側凹部または被当接面側凹部を有し、
    前記第1および第2突起状部は、前記当接面または前記被当接面よりも突出するよう前記当接面側凹部または前記被当接面側凹部に形成されている請求項1に記載の位置決め構造。
  3. 前記第1部材または前記第2部材は、鋳造または焼結により成型され、
    前記第1突起状部および前記第2突起状部は、表面が鋳肌または焼結肌により構成されている請求項1または2に記載の位置決め構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の位置決め構造であって、
    前記第1部材は、締結部材によって前記第2部材に取り付け固定されるよう構成されており、
    前記第1および第2固定部は、前記締結部材が挿通される固定部側挿通孔を有し、
    前記第1および第2被固定部は、前記固定部側挿通孔に対応する被固定部側挿通孔を有し、
    前記第1および第2突起状部は、前記固定部側挿通孔または前記被固定部側挿通孔の円周上に底辺を有すると共に、前記固定部側挿通孔または前記被固定部側挿通孔の径方向線上に頂点を有する平面視略三角形状に構成されており、
    前記頂点は、前記固定部側挿通孔または前記被固定部側挿通孔の中心を通り、かつ、前記軸受部の軸中心線に対して直交する直交線に対して、45度ないし60度の範囲内に配置されている位置決め構造。
  5. 前記第1部材は、カムブラケットであり、
    前記第2部材は、シリンダヘッドであり、
    前記第1および第2突起状部は、前記カムブラケットに一体形成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の位置決め構造。
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