JP6358991B2 - 発電機 - Google Patents
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Description
図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態の発電機について説明する。発電機1は、筐体11と、シャフト12と、軸受13と、第1のヨーク材14と、マグネット15と、空芯コイル16と、第2のヨーク材17と、蓋部18と、プーリー19と、ナット20と、スペーサ21とを備えている。
図4及び図5を参照して、本発明の実施の形態2の発電機30について説明する。実施の形態2の発電機30は、基本的には実施の形態1の発電機1と同様の構成を備えているが、図4及び図5に示すように、空芯コイル16の空芯16a(中空部)に配置され、ヨークで形成された球体31をさらに備えている点において異なる。
本実施例では、空芯コイルの数を4個にすることによる効果について調べた。
本発明例1の発電機は、図1〜図3に示す実施の形態1と同様とした。具体的には、第1のヨーク材14及び第2のヨーク材17として、電気亜鉛めっき鋼板(SECC)で形成されたリング状のものをそれぞれ用いた。第1のヨーク材14の内径は3.0mmで、外径は27.0mmであった。第2のヨーク材17の内径は3.0mmで、外径は31.5mmであった。マグネット15として、図2に示すように周方向に4極に着磁され、片面着磁されていたNd‐Fe‐B焼結磁石を用いた。マグネット15の内径は7.0mmであり、外径は25.0mmであった。この状態で4個の空芯コイル16を配置した結果、それぞれの空芯コイルのターン数は490ターンであり、4個の空芯コイルの合計のターン数は1960ターンであった。
本発明例2の発電機は、本発明例1の発電機と同様であったが、図4に示すように4個の空芯コイル16のそれぞれの空芯16aにヨークで形成された球体31を1個配置した点において異なっていた。球体31として鋼球を用いた。
比較例1の発電機は、本発明例1の発電機において、マグネットの極数を8とし、空芯コイルを8個配置した点において異なっていた。空芯コイルの数を8個にしたので、それぞれの空芯コイルのターン数は206ターンであり、8個の空芯コイルの合計のターン数は1648ターンであった。
比較例2の発電機は、比較例1の発電機と同様であったが、8個の空芯コイルの空芯のそれぞれに、本発明例2と同様の鋼球を1個配置した点において異なっていた。
比較例3の発電機は、比較例1の発電機と同様であったが、8個の空芯コイルの空芯のそれぞれに、本発明例2と同様の鋼球を2個配置した点において異なっていた。
本発明例1、2及び比較例1〜3の発電機について、起動トルク及び出力電圧を測定した。
表1に示すように、4個の空芯コイルを配置した本発明例1は、鋼球を配置していないという同条件で8個の空芯コイルを配置した比較例1に比べて起動トルクの上昇はわずかであったにも関わらず、出力電圧を大幅に向上できた。同様に、4個の空芯コイルを配置した本発明例2は、1個の鋼球を配置したという同条件で8個の空芯コイルを配置した比較例2に比べて起動トルクの上昇はわずかであったにも関わらず、出力電圧を大幅に向上できた。コイルの空芯に鋼球を2個配置した比較例3は、比較例1及び比較例2に比べて出力電圧を向上できたが、鋼球を配置しなかった本発明例1及び鋼球が1個であった本発明例2よりも出力電圧が低く、起動トルクが非常に高かった。したがって、空芯コイルを4個にすることによって、低い起動トルクを維持しつつ、起電力を向上できることがわかった。
本実施例では、第1のヨーク材14と第2のヨーク材17との間にマグネット15及び空芯コイル16が位置していることによる効果について調べた。
サンプル1は、シャフト12と、このシャフト12に加締め固定された第1のヨーク材14と、第1のヨーク材14の背面に接触固定されたマグネット15とを備えていた。シャフト、第1のヨーク材14及びマグネット15は、本発明例1と同様であった。
サンプル2は、サンプル1においてシャフト12及び第1のヨーク材14を省略し、サンプル1のマグネット15単体とした。
マグネットの背面にヨーク材を用いたサンプル1(ヨーク材にマグネットを吸着させた状態)と、ヨーク材を用いないサンプル2(マグネット単体)とについて、磁極面積の違いを測定した。具体的には、日本電磁測器(株)のマグネットアナライザーを用いてサンプル1及び2のマグネットの各磁極中央部の磁束密度を360度測定し、サンプル1及び2の磁極面積の相対比較値(磁束密度の1周分の積分値)を求めた。その結果を下記の表2に記載する。
表2に示すように、第1のヨーク材14を有するサンプル1は、第1のヨーク材14を有していなかったサンプル2に比べて、磁極面積が約9.5%増加していた。このため、第1のヨーク材14を配置することによって、出力電圧を向上できることがわかった。
Claims (4)
- 筐体と、
前記筐体に回転自在に支持されたシャフトと、
前記筐体内に収容され、前記シャフトに支持され、前記シャフトの回転軸線を中心に回転し、回転方向に4極に着磁されたマグネットと、
前記筐体内に収容され、前記筐体に固定され、前記マグネットと対向するように配置され、前記シャフトの回転軸線を中心に配置された4個の空芯コイルとを備え、
前記空芯コイルの空芯に配置され、ヨークで形成された球体をさらに備える、発電機。 - 前記マグネットの背面に固定された第1のヨーク材と、
前記空芯コイルの背面に固定された第2のヨーク材とをさらに備え、
前記第1のヨーク材と前記第2のヨーク材との間に、前記マグネット及び前記空芯コイルが位置している、請求項1に記載の発電機。 - 前記第1のヨーク材は、前記シャフトに接触固定されている、請求項2に記載の発電機。
- 前記マグネットは、前記シャフトに片持ち支持されている、請求項3に記載の発電機。
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Publications (2)
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JP2017034836A JP2017034836A (ja) | 2017-02-09 |
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Family Applications (1)
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- 2015-07-31 JP JP2015152206A patent/JP6358991B2/ja active Active
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