JP6357967B2 - 情報処理システム及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、医療機関が他の医療機関に患者を紹介する場合に、他の医療機関が容易に紹介患者の診療情報を参照できるようにすることを課題とし、電子カルテサーバの電子カルテDBは、各医療機関の電子カルテDB等の複写を保管し、紹介元医療機関計算機は、紹介患者の診療情報を登録するように紹介患者サーバのファイル作成部に要求し、ファイル作成部は、電子カルテDBから該当する診療情報を引き出し、紹介先医療機関情報を付加して紹介患者診療情報ファイルに登録し、紹介先医療機関計算機から紹介患者の診療情報の照会を受けたとき、ファイル照会処理部は紹介患者診療情報ファイルを検索して該当する診療情報を取得し、紹介先医療機関計算機へ送信し、紹介先医療機関計算機は受信した診療情報を表示装置上に表示することが開示されている。
特許文献2には、クリニカルパス情報の入力を簡便化することを課題とし、医療情報システムは、医療情報処理装置と検査装置とを備えており、検査装置は、クリニカルパス情報に含まれる医療行為の実施結果(検査の検査結果)を医療情報処理装置に入力するように作用し、医療情報処理装置は、電子カルテ情報及びクリニカルパス情報を記憶する記憶部を備えており、また、医療情報処理装置の情報処理部は、検査装置から医療行為の実施結果が入力されたときに、その医療行為が実施されたことを示す実施済みマークをクリニカルパス情報に付加するとともに、その医療行為の実施結果を電子カルテ情報に付加するように作用することが開示されている。
特開平11−143956号公報 特開2008−065491号公報
本発明は、疾患識別情報と地域識別情報から抽出されたクリニカルパスの型を用いて、クリニカルパスを生成するようにした情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置によって構成される情報処理システムであって、前記の第1の情報処理装置は、地域において予め定められている診療機関によって操作され、患者の疾患を識別し得る疾患識別情報と地域を識別し得る地域識別情報によって取得可能な、該疾患におけるクリニカルパスの型を生成する第1の生成手段を具備し、前記第2の情報処理装置は、患者の診療を行う診療機関によって操作され、対象とする患者の疾患識別情報と該患者の地域識別情報から、該患者の疾患におけるクリニカルパスの型を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出したクリニカルパスの型に、前記患者の前記疾患における診療に関する情報である診療情報を挿入してクリニカルパスを生成する第2の生成手段を具備し、前記地域には、複数の診療機関がある、ことを特徴とする情報処理システムである。
請求項2の発明は、前記第2の生成手段は、前記疾患に対応した予め定められた語彙を含む前記患者に関する情報を付加して前記クリニカルパスを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項3の発明は、前記予め定められた語彙は、前記クリニカルパスを生成する第1の医療機関又は該クリニカルパスを受け取る第2の医療機関によって指定されたものであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システムである。
請求項4の発明は、コンピュータである第1の情報処理装置とコンピュータである第2の情報処理装置によって構成される情報処理システムにおいて、該第1の情報処理装置で動作する第1のプログラムと該第2の情報処理装置で動作する第2のプログラムによって構成される情報処理プログラムであって、前記の第1の情報処理装置は、地域において予め定められている診療機関によって操作され、前記第1のプログラムは、前記第1の情報処理装置を、患者の疾患を識別し得る疾患識別情報と地域を識別し得る地域識別情報によって取得可能な、該疾患におけるクリニカルパスの型を生成する第1の生成手段として機能させ、前記第2の情報処理装置は、患者の診療を行う診療機関によって操作され、前記第2のプログラムは、前記第2の情報処理装置を、対象とする患者の疾患識別情報と該患者の地域識別情報から、該患者の疾患におけるクリニカルパスの型を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出したクリニカルパスの型に、前記患者の前記疾患における診療に関する情報である診療情報を挿入してクリニカルパスを生成する第2の生成手段として機能させ、前記地域には、複数の診療機関がある、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理システムによれば、疾患識別情報と地域識別情報から抽出されたクリニカルパスの型を用いて、クリニカルパスを生成することができる。
請求項2の情報処理システムによれば、疾患に対応した予め定められた語彙を含む患者に関する情報を付加してクリニカルパスを生成することができる。
請求項3の情報処理システムによれば、クリニカルパスを生成する第1の医療機関又はクリニカルパスを受け取る第2の医療機関によって指定された予め定められた語彙を用いることができる。
請求項4の情報処理プログラムによれば、疾患識別情報と地域識別情報から抽出されたクリニカルパスの型を用いて、クリニカルパスを生成することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現した場合のシステム構成例を示す説明図である。 疾患管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書テンプレート管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 患者情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 診療情報管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 病院情報管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 地域管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 重要キーワードテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 クリニカルパスの表示例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、クリニカルパスを生成するものであって、図1の例に示すように、診療データ取得モジュール110、診療情報管理テーブル記憶モジュール120、疾患管理テーブル記憶モジュール130、患者情報テーブル記憶モジュール140、診療記録作成モジュール150、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160、地域管理テーブル記憶モジュール170、病院情報管理テーブル記憶モジュール180、重要キーワードテーブル記憶モジュール190を有している。
ここでクリニカルパスとは、疾患の種類毎に作成される診療計画書であり、患者状態と診療行為の目標、評価、記録を含む標準診療計画を記載した電子文書(以下、単に文書ともいう)である。また、標準診療計画に基づく診療の実施を支援し、患者個別の診療状況とその評価を記録し、逸脱事例の集計と分析などを処理することにも用いられ得るものである。
医療現場においては、地域の医療機関が、それぞれの機能や、規模、特色に応じて機能分担を進め、相互に連携することで、効率的、かつ、効果的な治療を行えるように、「地域医療連携」体制の構築を進めている。この地域医療連携では、「クリニカルパス(地域連携パス)」が用いられる。各診療機関(病院等)は、クリニカルパスに規定されている計画/治療内容にしたがって、患者の治療を進める。一方で、病院では、実際の治療の記録は電子カルテで管理している。このため、本実施の形態を用いないで、クリニカルパスを使用した場合、電子カルテの内容を、クリニカルパスに転記する必要がある。このためクリニカルパスを使用した治療は、使用しない治療に比べて書類作成の手間がかかる。また、疾患毎にクリニカルパスの書式が異なるため、疾患毎に異なる対応を実施する必要がある。さらに、医療圏内でも病院によって、異なる形式を使用している例もあるため、病院毎に異なる対応が必要なケースもある。
診療記録作成モジュール150は、診療データ取得モジュール110、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160と接続されている。診療記録作成モジュール150は、対象とする患者の疾患を識別し得る疾患識別情報とその患者の地域を識別し得る地域識別情報から、その疾患におけるクリニカルパスの型(以下、テンプレートともいう)を、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160内から抽出する。そして、抽出したクリニカルパスの型に、診療データ取得モジュール110によって取得された、その患者の疾患における診療に関する情報である診療情報を挿入してクリニカルパス(診療記録の役割をも有する文書)を生成する。ここで「挿入」には、情報そのもの(加工していない原型の情報)を型に埋め込む(「流し込む」とも言われる)ようにしてもよいし、情報に加工を施して型に埋め込むようにしてもよい。
また、生成するクリニカルパスをドキュメント形式にすることで、異なる医療機関の間で共通のクリニカルパスを参照できるようにしてもよい。ドキュメント形式として、ワープロソフトに生成される文書の形式、PDF(Portable Document Format)等がある。
診療データ取得モジュール110は、診療情報管理テーブル記憶モジュール120、診療記録作成モジュール150、重要キーワードテーブル記憶モジュール190と接続されている。診療データ取得モジュール110は、疾患に応じた診療データを診療情報管理テーブル記憶モジュール120から取得する。そして、診療データ取得モジュール110は、疾患に対応した予め定められた語彙(以下、キーワードともいう)を含む患者に関する情報を、診療情報管理テーブル記憶モジュール120等から抽出して、診療記録作成モジュール150に渡す。そして、診療記録作成モジュール150は、診療データ取得モジュール110からの情報(患者に関する情報)を付加してクリニカルパスを生成する。具体的には、例えば、予め定められた語彙は、クリニカルパスを生成する第1の医療機関又はそのクリニカルパスを受け取る第2の医療機関によって指定されたものである。第2の医療機関は、その疾患の第1の医療機関における治療の後に、治療を行う予定のある医療機関であればよい。例えば、第1の医療機関として、その疾患の急性期における治療を行った病院である場合、第2の医療機関は、その疾患の回復期における治療を行う予定の病院である。また、例えば、第1の医療機関として、その疾患の回復期における治療を行った病院である場合、第2の医療機関は、その疾患の慢性期における治療を行う予定の病院である。どの医療機関によって指定されたものであるかは、例えば、図9の例を用いて後述する重要キーワードテーブル900によって管理されている。
疾患管理テーブル記憶モジュール130は、診療情報管理テーブル記憶モジュール120と接続されている。疾患管理テーブル記憶モジュール130には、例えば疾患管理テーブル300が記憶されている。図3は、疾患管理テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。疾患管理テーブル300は、疾患ID欄310、疾患名欄320を有しており、疾患情報を管理するテーブルである。疾患ID欄310は、本実施の形態において、疾患を一意に識別するための情報(疾患ID:IDentification)を記憶している。疾患名欄320は、その疾患IDが示す疾患の名称を記憶している。
患者情報テーブル記憶モジュール140は、診療情報管理テーブル記憶モジュール120と接続されている。患者情報テーブル記憶モジュール140には、例えば患者情報テーブル500が記憶されている。図5は、患者情報テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。患者情報テーブル500は、患者ID欄510、患者名欄520を有しており、患者情報を管理するテーブルである。患者ID欄510は、本実施の形態において、患者を一意に識別するための情報(患者ID)を記憶している。患者名欄520は、その患者IDの患者名を記憶している。
診療情報管理テーブル記憶モジュール120は、診療データ取得モジュール110、疾患管理テーブル記憶モジュール130、患者情報テーブル記憶モジュール140と接続されている。診療情報管理テーブル記憶モジュール120には、例えば診療情報管理テーブル600が記憶されている。図6は、診療情報管理テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。診療情報管理テーブル600は、疾患ID欄610、治療ID欄620、患者ID欄630、記録欄640を有しており、疾患と対応する診療データを管理するテーブルであり、例えば、電子カルテ等診療録の管理システムからデータを抽出して生成されたものであってもよい。疾患ID欄610は、疾患IDを記憶している。治療ID欄620は、その疾患IDの疾患に対して行われた、本実施の形態において、治療を一意に識別するための情報(治療ID)を記憶している。患者ID欄630は、治療IDの治療が施された患者の患者IDを記憶している。記録欄640は、疾患ID欄610、治療ID欄620、患者ID欄630によって特定される治療内容の記録(例えば、治療の具体的な内容等)を記憶している。
地域管理テーブル記憶モジュール170は、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160、病院情報管理テーブル記憶モジュール180と接続されている。地域管理テーブル記憶モジュール170には、例えば地域管理テーブル800が記憶されている。図8は、地域管理テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。地域管理テーブル800は、地域ID欄810、地域名欄820を有しており、地域の情報を管理している。地域ID欄810は、本実施の形態において、地域を一意に識別するための情報(地域ID)を記憶している。地域名欄820は、その地域IDの地域名を記憶している。
病院情報管理テーブル記憶モジュール180は、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160、地域管理テーブル記憶モジュール170と接続されている。病院情報管理テーブル記憶モジュール180には、例えば病院情報管理テーブル700が記憶されている。図7は、病院情報管理テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。病院情報管理テーブル700は、地域ID欄710、病院ID欄720、病院名欄730を有しており、病院の情報を管理するテーブルである。地域ID欄710は、地域IDを記憶している。病院ID欄720は、その地域IDの地域にあって、本実施の形態において、病院を一意に識別するための情報(病院ID)を記憶している。病院名欄730は、その病院IDの病院名を記憶している。
重要キーワードテーブル記憶モジュール190は、診療データ取得モジュール110、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160と接続されている。重要キーワードテーブル記憶モジュール190には、例えば重要キーワードテーブル900が記憶されている。図9は、重要キーワードテーブル900のデータ構造例を示す説明図である。重要キーワードテーブル900は、病院ID欄910、疾患名欄920、キーワード欄930を有しており、診療に役立つと思われる情報のキーワードが登録されている。キーワードとして、例えば、疾患に直接又は間接的に関係する症状等である。病院ID欄910は、病院IDを記憶している。疾患名欄920は、疾患名を記憶している。キーワード欄930は、その疾患に関連するキーワードであって、その病院IDの病院によって指定されたものを記憶している。
文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160は、診療記録作成モジュール150、地域管理テーブル記憶モジュール170、病院情報管理テーブル記憶モジュール180、重要キーワードテーブル記憶モジュール190と接続されている。文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160には、例えば文書テンプレート管理テーブル400が記憶されている。文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160がクリニカルパスの型を用意していることによって、疾患毎に(さらに地域毎に)異なる形式の文書に対応可能としている。図4は、文書テンプレート管理テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。文書テンプレート管理テーブル400は、地域ID欄410、疾患ID欄420、文書テンプレート欄430を有しており、地域毎そして疾患毎のクリニカルパスのテンプレートを管理するテーブルである。地域ID欄410は、地域IDを記憶している。疾患ID欄420は、疾患IDを記憶している。文書テンプレート欄430は、その地域IDの地域におけるその疾患IDの疾患のクリニカルパスの型(文書テンプレート)を記憶している。ここで型そのものを記憶していてもよいし、その型が記憶されている場所(リンク情報)を記憶していてもよい。
図2は、本実施の形態を実現した場合のシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100、病院情報システムA:210A、病院情報システムB:210B、病院情報システムC:210C、病院情報システムD:210D、病院情報システムE:210Eは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。各病院情報システム210は、それぞれの病院に設置されているが、病院以外の医療機関である医院、診療所等に設置されている医療情報システムであってもよい。また、情報処理装置100と組み合わせられているものであってもよい。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット等であってもよい。
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。この処理例について、図11の例に示す脳卒中を対象疾患として説明する。
ステップS1002では、脳卒中拠点病院の病院情報システムE:210Eが、操作者(専門家)の操作に応じて、脳卒中クリニカルパステンプレート1110を作成する。ここで脳卒中拠点病院は、各地域において予め定められている病院である。
ステップS1004では、病院情報システムE:210Eが、脳卒中クリニカルパステンプレート1110を文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160に登録する。ここまでの処理は、いわゆる前処理(準備)である。なお、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160は、通信回線で接続されている記憶装置(いわゆるクラウドのサービス)として実現されていてもよい。
ステップS1006では、病院Aの診療記録作成モジュール150が、文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール160から脳卒中クリニカルパステンプレート1110を取得する。例えば、病院Aは、脳卒中の手術を行った病院である。取得するクリニカルパステンプレートとして、その病院A(地域)における脳卒中に関する脳卒中クリニカルパステンプレート1110を取得する。
ステップS1008では、診療データ取得モジュール110が、診療情報管理テーブル記憶モジュール120から対象とする患者のクリニカルパステンプレートが対象としている疾患に関する記録を収集する。例えば、脳卒中の手術記録である。
ステップS1010では、診療記録作成モジュール150が、対象とする患者の脳卒中クリニカルパス1120を作成する。
ステップS1012では、診療記録作成モジュール150が、対象とする患者が通う病院Bの病院情報システムB:210Bへ脳卒中クリニカルパス1120を送信する。例えば、病院Bは、脳卒中の回復期における治療を行う病院であって、一般的には、病院Aよりもその患者の家に近い病院が選ばれる。
図12は、診療記録作成モジュール150によって作成されたクリニカルパスの表示例を示す説明図である。
クリニカルパスとして、氏名欄1210、疾患名欄1220、クリニカルパス内容1200を有している。そして、クリニカルパス内容1200は、日付欄1230、計画欄1240、実績欄1250を有しており、地域毎、疾患毎に異なる内容である。例えば、計画欄1240には、その疾患における治療の計画がテンプレートとして予め記載されている。実績欄1250には、実際に行われた治療が記載されている。もちろんのことながら、実績欄1250において、これから治療が行われる日は空欄となる。なお、図12の例に示すクリニカルパスでは、日付順に記載するようになっているが、後述する図14の例のように治療毎に記載するようなクリニカルパスであってもよい。
図13は、本実施の形態による処理例(クリニカルパス生成処理例)を示すフローチャートである。
ステップS1302では、診療記録作成モジュール150が、文書テンプレート内の必要とする項目を抽出する。
ステップS1304では、診療データ取得モジュール110が、対象とする患者の対象とする疾患に関する情報を診療情報管理テーブル記憶モジュール120から抽出する。
ステップS1306では、診療記録作成モジュール150が、ステップS1302で抽出した項目に対応する情報をステップS1304で抽出した情報から選択する。
ステップS1308では、診療記録作成モジュール150が、文書テンプレート内にステップS1306で選択した情報を埋め込み、クリニカルパスを作成する。
図14の例を用いて、図13の例における処理を説明する。図14は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
文書テンプレート1450は、患者が治療を受けた病院の地域において、ある疾患(疾患ID:S001)のクリニカルパスのテンプレートである。文書テンプレート1450は、患者名欄1455、疾患名欄1460、M001計画欄1470、M001実績欄1475、OP001計画欄1480、OP001実績欄1485、FIG001計画欄1490、FIG001実績欄1495を有している。この文書テンプレート1450内のM001実績欄1475、OP001実績欄1485、FIG001実績欄1495に、実際に行われた治療を挿入する。なお、M001計画欄1470、OP001計画欄1480、FIG001計画欄1490には、テンプレートとして予め治療の計画が記載されている。
文書テンプレート1450から、M001実績欄1475、OP001実績欄1485、FIG001実績欄1495における治療IDを抽出する(ステップS1302)。具体的には、治療ID:M001、治療ID:OP001、治療ID:FIG001を抽出する。
診療情報管理テーブル1400は、診療情報管理テーブル600内から、対象とする患者(患者ID:P001)であって、対象とする疾患(疾患ID:S001)である情報を抽出したテーブルである(ステップS1304)。診療情報管理テーブル1400は、診療情報管理テーブル600と同様に、疾患ID欄1410、治療ID欄1420、患者ID欄1430、記録欄1440を有している。
M001実績欄1475に基づいて、診療情報管理テーブル1400の1行目、3行目(治療ID:M001)のデータを抽出し、OP001実績欄1485に基づいて、診療情報管理テーブル1400の2行目、4行目(治療ID:OP001)のデータを抽出し、FIG001実績欄1495に基づいて、診療情報管理テーブル1400の5行目(治療ID:FIG001)のデータを抽出する(ステップS1306)。
そして、M001実績欄1475には、診療情報管理テーブル1400の1行目、3行目(治療ID:M001)のデータを埋め込み、OP001実績欄1485には、診療情報管理テーブル1400の2行目、4行目(治療ID:OP001)のデータを埋め込み、FIG001実績欄1495には、診療情報管理テーブル1400の5行目(治療ID:FIG001)のデータを埋め込む(ステップS1308)。
図15は、本実施の形態による処理例(他のクリニカルパス生成処理例)を示すフローチャートである。なお、ステップS1502〜S1506、ステップS1510の処理は、図13の例に示すフローチャートに対応する。
ステップS1502では、診療記録作成モジュール150が、文書テンプレート内の必要とする項目を抽出する。
ステップS1504では、診療データ取得モジュール110が、対象とする患者の対象とする疾患に関する情報を診療情報管理テーブル記憶モジュール120から抽出する。
ステップS1506では、診療記録作成モジュール150が、ステップS1502で抽出した項目に対応する情報をステップS1504で抽出した情報から選択する。
ステップS1508では、重要キーワードテーブル900内のキーワードをステップS1504で抽出した情報から検索する。
ステップS1510では、文書テンプレート内にステップS1506で選択した情報を埋め込み、クリニカルパスを作成する。
ステップS1512では、クリニカルパスに、ステップS1508で検索した情報を付加する。
図16の例を用いて、図15の例における処理を説明する。図16は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
診療情報管理テーブル1620において、アレルギー検査実施は、疾患ID:S001である脳卒中とは関連付けられていないが、重要キーワードテーブル1630で、脳卒中(疾患ID:S001)にキーワード「アレルギー」が関連付けられているので、アレルギーに関する診療記録も取得するものである。
疾患管理テーブル1610は、疾患ID欄1612、疾患名欄1614を有しており、疾患管理テーブル300に対応する。
診療情報管理テーブル1620は、疾患ID欄1622、治療ID欄1624、患者ID欄1626、記録欄1628を有しており、診療情報管理テーブル600に対応する。患者ID:P001を抽出したものである。
重要キーワードテーブル1630は、重要キーワードテーブル記憶モジュール190内に記憶されており、病院ID欄1632、疾患名欄1634、キーワード欄1636を有しており、重要キーワードテーブル900に対応するものである。
診療データ取得モジュール110は、重要キーワードテーブル1630から病院ID:H001(第1の診療機関又は第2の診療機関)においては、疾患「脳卒中」にはキーワード「アレルギー」が対応しているので、「アレルギー」を診療情報管理テーブル1620の記録欄1628内に含む行(診療情報管理テーブル1620内の疾患ID:S002)を抽出する(ステップS1508)。そして、診療記録作成モジュール150は、その行の情報(「アレルギー検査実施」)をテンプレート内に挿入する(ステップS1512)。なお、ここで「アレルギー検査実施」に対応する疾患ID:S002は、疾患「骨折」であり(疾患管理テーブル1610参照)、疾患「脳卒中」とは関係がないが、病院ID:H001では、脳卒中の治療に役立つ情報として必要としている情報である。
図17は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。なお、ステップS1702〜S1706、ステップS1710の処理は、図13の例に示すフローチャートに対応する。
ステップS1702では、診療記録作成モジュール150が、文書テンプレート内の必要とする項目を抽出する。
ステップS1704では、診療データ取得モジュール110が、対象とする患者の対象とする疾患に関する情報を診療情報管理テーブル記憶モジュール120から抽出する。
ステップS1706では、診療記録作成モジュール150が、ステップS1702で抽出した項目に対応する情報をステップS1704で抽出した情報から選択する。
ステップS1708では、自病院と移転先の病院が指定した重要キーワードテーブル内のキーワードをステップS1704で抽出した情報から検索する。
ステップS1710では、文書テンプレート内にステップS1706で選択した情報を埋め込み、クリニカルパスを作成する。
ステップS1712では、クリニカルパスに、ステップS1708で検索した情報を付加する。
図18の例を用いて、図17の例における処理を説明する。図18は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
各病院がそれぞれ重要と思われるキーワードをクラウド上の重要キーワードテーブル記憶モジュール190の重要キーワードテーブル1820に登録する。例えば、A病院からB病院にクリニカルパスを渡す場合(対象としている患者がA病院からB病院へ転院する場合)は、A病院とB病院の登録したキーワードから、A病院内の診療記録を検索し、クリニカルパスに情報を付与する。
A病院からB病院にクリニカルパスを渡す場合、クリニカルパスのテンプレートの記載項目に含まれていなくても、A病院からB病院に対して提供したい情報があるというケース、又は、B病院がA病院から受け取りたい情報があるというケースを想定しているものである。
病院管理テーブル1810は、同じ地域における病院を管理するテーブルであって、病院ID欄1812、病院名欄1814を有しており、病院情報管理テーブル700の病院ID欄720、病院名欄730に対応する。
重要キーワードテーブル1820は、重要キーワードテーブル記憶モジュール190内に記憶されており、病院ID欄1822、疾患名欄1824、キーワード欄1826を有しており、重要キーワードテーブル900に対応するものである。
ここで、第1診療機関であるA病院(病院ID:H001)は、「脳卒中」に対してキーワード「アレルギー」を指定しており、第2診療機関であるB病院(病院ID:H002)は、「脳卒中」に対してキーワード「消化器」を指定している。
診療データ取得モジュール110は、重要キーワードテーブル1820から病院ID:H001においては、疾患「脳卒中」にはキーワード「アレルギー」が対応しているので、「アレルギー」を診療情報管理テーブル600の記録欄640内に含む行を抽出し、病院ID:H002においては、疾患「脳卒中」にはキーワード「消化器」が対応しているので、「消化器」を診療情報管理テーブル600の記録欄640内に含む行を抽出する(ステップS1708)。そして、診療記録作成モジュール150は、それらの行の情報をテンプレート内に挿入する(ステップS1712)。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図19に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1901を用い、記憶装置としてRAM1902、ROM1903、HD1904を用いている。HD1904として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。診療データ取得モジュール110、診療記録作成モジュール150等のプログラムを実行するCPU1901と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1902と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1903と、補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD1904と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1906と、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置1905と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1907、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1908により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図19に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図19に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図19に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…診療データ取得モジュール
120…診療情報管理テーブル記憶モジュール
130…疾患管理テーブル記憶モジュール
140…患者情報テーブル記憶モジュール
150…診療記録作成モジュール
160…文書テンプレート管理テーブル記憶モジュール
170…地域管理テーブル記憶モジュール
180…病院情報管理テーブル記憶モジュール
190…重要キーワードテーブル記憶モジュール
210…病院情報システム
290…通信回線

Claims (4)

  1. 第1の情報処理装置と第2の情報処理装置によって構成される情報処理システムであって、
    前記の第1の情報処理装置は、地域において予め定められている診療機関によって操作され、
    患者の疾患を識別し得る疾患識別情報と地域を識別し得る地域識別情報によって取得可能な、該疾患におけるクリニカルパスの型を生成する第1の生成手段
    を具備し、
    前記第2の情報処理装置は、患者の診療を行う診療機関によって操作され、
    対象とする患者の疾患識別情報と該患者の地域識別情報から、該患者の疾患におけるクリニカルパスの型を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出したクリニカルパスの型に、前記患者の前記疾患における診療に関する情報である診療情報を挿入してクリニカルパスを生成する第2の生成手段
    を具備し、
    前記地域には、複数の診療機関がある、
    ことを特徴とする情報処理システム
  2. 前記第2の生成手段は、前記疾患に対応した予め定められた語彙を含む前記患者に関する情報を付加して前記クリニカルパスを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム
  3. 前記予め定められた語彙は、前記クリニカルパスを生成する第1の医療機関又は該クリニカルパスを受け取る第2の医療機関によって指定されたものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム
  4. コンピュータである第1の情報処理装置とコンピュータである第2の情報処理装置によって構成される情報処理システムにおいて、該第1の情報処理装置で動作する第1のプログラムと該第2の情報処理装置で動作する第2のプログラムによって構成される情報処理プログラムであって、
    前記の第1の情報処理装置は、地域において予め定められている診療機関によって操作され、
    前記第1のプログラムは、前記第1の情報処理装置を、
    患者の疾患を識別し得る疾患識別情報と地域を識別し得る地域識別情報によって取得可能な、該疾患におけるクリニカルパスの型を生成する第1の生成手段
    として機能させ、
    前記第2の情報処理装置は、患者の診療を行う診療機関によって操作され、
    前記第2のプログラムは、前記第2の情報処理装置を、
    対象とする患者の疾患識別情報と該患者の地域識別情報から、該患者の疾患におけるクリニカルパスの型を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出したクリニカルパスの型に、前記患者の前記疾患における診療に関する情報である診療情報を挿入してクリニカルパスを生成する第2の生成手段
    として機能させ、
    前記地域には、複数の診療機関がある、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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