JP6520510B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6520510B2
JP6520510B2 JP2015141485A JP2015141485A JP6520510B2 JP 6520510 B2 JP6520510 B2 JP 6520510B2 JP 2015141485 A JP2015141485 A JP 2015141485A JP 2015141485 A JP2015141485 A JP 2015141485A JP 6520510 B2 JP6520510 B2 JP 6520510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disease
doctor
medical record
reviewer
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015141485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017027099A (ja
Inventor
斌 周
斌 周
炳 ヤン
炳 ヤン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2015141485A priority Critical patent/JP6520510B2/ja
Priority to US15/015,267 priority patent/US20170018020A1/en
Publication of JP2017027099A publication Critical patent/JP2017027099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6520510B2 publication Critical patent/JP6520510B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0631Item recommendations
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H10/00ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
    • G16H10/60ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for patient-specific data, e.g. for electronic patient records

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、適応症チェック時のエラー確認の煩雑さを緩和し、効率的な処理を実現することを課題とし、薬剤データと、その適応症データとを関連付けて記憶する薬剤・適応症記憶手段と、処方データに含まれる適応症データを抽出し、適応症チェック処理の結果、エラーが発生した適応症データを他の適応症データと識別可能に表示する病名表示手段と、適応症チェック処理の結果、エラーが発生した薬剤データと、その適応症の一覧とを表示する適応症表示手段と、病名表示手段に表示される適応症データをドラッグし、適応症表示手段の該当する薬剤データにドロップすることにより、適応症データと薬剤データとを互いに関連付けて薬剤・適応症記憶手段に記憶させる薬剤・適応症関連付け手段と、を備えたことが開示されている。
特開2008−226123号公報
医療機関では、診療の質を確保するため、又は患者に対しての診療内容と診療報酬請求が正しいかを確認するために、診療記録に対し量的監査(必要な承諾書や診断書等の書類が揃っているか、の監査)と質的監査(検査した裏付けが記載されているか、診断を下すのに十分な検討が行われたか、等の診断内容に関する監査)を行っている。
現状の質的監査は、「研修医とその指導医」、「医師とその医師の上級医」のように、同じ専門分野の医師が行う体制となっているが、併発疾患を伴うようなケースの場合、質的監査を行う複数の医師が同じ専門分野であるが故に、担当医師の知見外の重要な指摘が漏れるケースが発生していた。
本発明は、併発可能性の高い関連疾患がある場合に、その関連疾患を専門とする他科の医師を診療記録レビュワーとして推薦することにより、質的監査を支援するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、患者の診療記録を記憶する、診療記録記憶手段と、前記診療記録から、当該患者の疾患名を抽出する、疾患抽出手段と、前記抽出された疾患と関連付けられた、併発疾患情報を記憶する、併発疾患情報記憶手段と、医師と、当該医師が専門とする疾患名を関連付けて記憶する、専門疾患記憶手段と、前記抽出された疾患に関連付けられた併発疾患を専門とする医師を、前記患者の診療記録レビュワーとして推薦する、レビュワー推薦手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記レビュワー推薦手段は、前記診療記録に関する文書の作成者以外の医師であって、併発疾患を専門とする医師、の条件の両方を満たす医師を、診療記録レビュワーとして推薦する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、さらに、前記レビュワー推薦手段は、診療記録レビュワーとして、経験値の高い医師から順に推薦する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、医師の指摘率の高さを評価する評価手段をさらに有し、当該評価手段による評価結果に応じて、診療記録レビュワーとして推薦する医師を決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記診療記録レビュワーとして複数の候補医師を表示し、その中から選択させる選択手段をさらに有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、診療記録レビュワーによる指摘の種類と、当該指摘に対する対応の必要性を記憶する、記憶手段をさらに有し、さらに、前記記憶手段は、文書作成者によるレビュワーの指摘の検討結果を記憶する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、コンピュータを、患者の診療記録を記憶する、診療記録記憶手段と、前記診療記録から、当該患者の疾患名を抽出する、疾患抽出手段と、前記抽出された疾患と関連付けられた、併発疾患情報を記憶する、併発疾患情報記憶手段と、医師と、当該医師が専門とする疾患名を関連付けて記憶する、専門疾患記憶手段と、前記抽出された疾患に関連付けられた併発疾患を専門とする医師を、前記患者の診療記録レビュワーとして推薦する、レビュワー推薦手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、併発可能性の高い関連疾患がある場合に、その関連疾患を専門とする他科の医師を診療記録レビュワーとして推薦することにより、質的監査を支援できる。
請求項2の情報処理装置によれば、診療記録に関する文書の作成者以外の医師であって、併発疾患を専門とする医師、の条件の両方を満たす医師を、診療記録レビュワーとして推薦することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、診療記録レビュワーとして、経験値の高い医師から順に推薦することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、医師の指摘率の高さを示す評価結果に応じて、診療記録レビュワーとして推薦する医師を決定することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、診療記録レビュワーとして複数の候補医師を表示し、その中から選択させることができる。
請求項6の情報処理装置によれば、文書作成者によるレビュワーの指摘の検討結果を記憶することができる。
請求項7の情報処理プログラムによれば、併発可能性の高い関連疾患がある場合に、その関連疾患を専門とする他科の医師を診療記録レビュワーとして推薦することにより、質的監査を支援できる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 診療記録テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 患者・疾患対応テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 疾患テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 併発症テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 診療記録のレビュー実施状況テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 医師の専門疾患テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 診療記録のレビュー実施状況テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 医師の専門疾患テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<<第1の実施の形態>>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、医療機関における診療の質を確保するための質的監査を支援するものであって、図1の例に示すように、疾患抽出モジュール110、併発症決定モジュール120、レビュワー決定モジュール130、未レビュー記録抽出モジュール140、診療記録情報記憶モジュール150、疾患情報記憶モジュール160、併発疾患情報記憶モジュール170、医師の専門疾患記憶モジュール180、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190を有している。
前述したように、医療機関では、診療記録に対し量的監査と質的監査を行っている。また、その監査も外部機関が行う外部監査と内部で日常的に実施する内部監査がある。情報処理装置100は、主に、質的監査を医療機関内部で実施するときに利用されるものである。
(1)量的監査は、主に診療情報管理士が実施するものである。そして、確認内容として、必要な書類は必要な時期に作成、登録されているか、患者に同意を得た書類が登録されているか等がある。
(2)質的監査は、診療の内容に対する確認であり、専門性が高いため、主に医師が行うものである。確認内容として、検査した裏付けは記載されているか、処方した薬を選択した理由(疾患名)は記載されているか、診断を下すのに、十分な検討が行われたか等がある。
疾患抽出モジュール110は、併発症決定モジュール120、診療記録情報記憶モジュール150、疾患情報記憶モジュール160と接続されている。疾患抽出モジュール110は、診療記録情報記憶モジュール150内の診療記録から、当該患者の疾患名を抽出する。具体的には、診療記録テーブル400の監査対象欄425を用いて、監査対象となっている文書(文書ID欄415)を抽出し、その文書の患者(患者ID欄405)を抽出する。そして、患者・疾患対応テーブル500を用いて、その患者(患者ID欄505)における疾患(疾患ID欄510)を抽出する。
また、疾患抽出モジュール110は、診療記録テーブル400を用いて監査対象となっている文書から疾患名を抽出し、その疾患名から疾患テーブル600を用いて疾患(疾患ID欄605)を抽出するようにしてもよい。
併発症決定モジュール120は、疾患抽出モジュール110、レビュワー決定モジュール130、併発疾患情報記憶モジュール170と接続されている。併発症決定モジュール120は、疾患抽出モジュール110によって抽出した疾患の併発症を併発疾患情報記憶モジュール170を用いて決定する。具体的には、疾患抽出モジュール110によって抽出された監査対象となる文書の疾患に対して、併発し得る疾患を併発症テーブル700を用いて決定する。
レビュワー決定モジュール130は、併発症決定モジュール120、未レビュー記録抽出モジュール140、医師の専門疾患記憶モジュール180、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190と接続されている。レビュワー決定モジュール130は、疾患抽出モジュール110によって抽出された疾患に関連付けられた併発疾患を専門とする医師を、患者の診療記録レビュワーとして推薦する。なお、「推薦する」とは、診療記録レビュワーとしての専門家(医師等)を示す情報(例えば、氏名等の名称、所属、職制、顔写真等)を、液晶ディスプレイ等の表示装置に表示すること、スピーカーから音声として出力すること等が含まれる。また、診療記録レビュワーが決定していない文書は、未レビュー記録抽出モジュール140によって抽出されたものを用いればよい。
また、レビュワー決定モジュール130は、文書作成者以外の医師であって、併発疾患を専門とする医師、の条件の両方を満たす医師を、診療記録レビュワーとして推薦するようにしてもよい。また、対象となっている疾患と併発疾患に対応できる医師を、診療記録レビュワーとして推薦するようにしてもよい。
また、レビュワー決定モジュール130は、診療記録レビュワーとして、経験値の高い医師から順に推薦するようにしてもよい。
また、レビュワー決定モジュール130は、診療記録レビュワーとして複数の候補医師を表示し、その中から選択させるようにしてもよい。
未レビュー記録抽出モジュール140は、レビュワー決定モジュール130、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190と接続されている。未レビュー記録抽出モジュール140は、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190から診療記録レビュワー未決定の診療記録を抽出する。具体的には、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190内の診療記録のレビュー実施状況テーブル800を用いて、レビュワー欄815が空白(又は診療記録レビュワー未決定であることを示す情報)である文書(文書ID欄805)を抽出する。
診療記録情報記憶モジュール150は、疾患抽出モジュール110と接続されている。診療記録情報記憶モジュール150は、患者の診療記録を記憶する。つまり、質的監査対象となる診療記録情報を記憶する。例えば、診療記録テーブル400、患者・疾患対応テーブル500を記憶している。図4は、診療記録テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。診療記録テーブル400は、患者ID欄405、作成者欄410、文書ID欄415、文書種別欄420、監査対象欄425、登録日欄430を有している。患者ID欄405は、患者を本実施の形態において一意に識別するための情報(患者ID:IDentification)を記憶している。作成者欄410は、その患者の診療記録である文書の作成者を本実施の形態において一意に識別するための情報(作成者ID)記憶している。文書ID欄415は、文書を本実施の形態において一意に識別するための情報(文書ID)を記憶している。文書種別欄420は、その文書の文書種別を記憶している。監査対象欄425は、監査対象であるか否かを示す情報(YES、NO)を記憶している。登録日欄430は、その文書の登録日を記憶している。
図5は、患者・疾患対応テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。患者・疾患対応テーブル500は、患者ID欄505、疾患ID欄510を有している。患者ID欄505は、患者IDを記憶している。疾患ID欄510は、その患者IDの患者における疾患を本実施の形態において一意に識別するための情報(疾患ID)を記憶している。
疾患情報記憶モジュール160は、疾患抽出モジュール110と接続されている。疾患情報記憶モジュール160は、診療記録に記載される疾患名を記憶している。例えば、疾患テーブル600を記憶している。図6は、疾患テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。疾患テーブル600は、疾患ID欄605、疾患名称欄610、担当科欄615、担当科620を有している。疾患ID欄605は、疾患IDを記憶している。疾患名称欄610は、その疾患IDが示している疾患名称を記憶している。担当科欄615、担当科620は、その疾患の担当科を記憶している。もちろんのことながら、担当科欄615の欄は、3つ以上あってもよいし、1つであってもよい。
併発疾患情報記憶モジュール170は、併発症決定モジュール120と接続されている。併発疾患情報記憶モジュール170は、疾患と関連付けられた、併発疾患情報を記憶する。つまり、疾患抽出モジュール110によって抽出された疾患と関連付けられた、併発疾患情報を記憶する。なお、ここで「疾患と関連付けられた」とは、その疾患に併発し得る疾患であればよい。併発疾患情報記憶モジュール170は、例えば、併発症テーブル700を記憶している。図7は、併発症テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。併発症テーブル700は、疾患ID欄705、併発疾患ID欄710を有している。疾患ID欄705は、疾患IDを記憶している。併発疾患ID欄710は、その疾患に併発し得る疾患の疾患IDを記憶している。
医師の専門疾患記憶モジュール180は、レビュワー決定モジュール130と接続されている。医師の専門疾患記憶モジュール180は、医師と、当該医師が専門とする疾患名を関連付けて記憶する。医師の専門疾患記憶モジュール180は、例えば、医師の専門疾患テーブル900を記憶している。図9は、医師の専門疾患テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。医師の専門疾患テーブル900は、医師ID欄905、診療科欄910、疾患ID欄915、疾患名称欄920、経験値欄925を有している。医師ID欄905は、医師を本実施の形態において一意に識別するための情報(医師ID)を記憶している。診療科欄910は、その医師が属している診療科を記憶している。疾患ID欄915は、その医師が経験した疾患の疾患IDを記憶している。疾患名称欄920は、その疾患IDが指し示している疾患名称を記憶している。経験値欄925は、その医師のその疾患に対する経験値(ここでは経験年数)を記憶している。
診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190は、レビュワー決定モジュール130、未レビュー記録抽出モジュール140と接続されている。診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190は、個々の診療記録のレビュー実施進捗、担当者等の情報を記憶している。つまり、診療記録レビュワーによるレビューの実施結果等を記録している。医師の専門疾患記憶モジュール180は、例えば、診療記録のレビュー実施状況テーブル800を記憶している。図8は、診療記録のレビュー実施状況テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。診療記録のレビュー実施状況テーブル800は、文書ID欄805、作成者欄810、レビュワー欄815、疾患欄820、併発症欄825、レビュー結果欄830、ステータス欄835を有している。文書ID欄805は、文書IDを記憶している。作成者欄810は、その文書の作成者を記憶している。レビュワー欄815は、その文書における診療記録レビュワーを記憶している。疾患欄820は、その文書における疾患を記憶している。併発症欄825は、その疾患に対する併発症を記憶している。レビュー結果欄830は、その文書に対するレビュー結果(監査結果であり、具体的には、「指摘なし」、「指摘あり」等)を記憶している。ステータス欄835は、その文書に対する監査のステータス(具体的には、「完了」、「未レビュー(未監査)」、「指摘対応待ち」等)を記憶している。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。情報処理装置100とその情報処理装置100に処理を行わせるユーザー端末210によって構成されているシステム例を示す。
情報処理装置100、ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、ユーザー端末210Cは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。ユーザー端末210は、主に医師等の医療関係者によって操作される。例えば、ユーザー端末210を用いて作成された診療記録に対して、質的監査の支援として、診療記録レビュワーが推薦される。
図3は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、未レビュー記録抽出モジュール140は、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190からレビュワー未決定の診療記録(診療記録レビュワーが決定していない文書)を抽出する。
ステップS304では、疾患抽出モジュール110は、ステップS302で抽出された診療記録における疾患を、診療記録情報記憶モジュール150から抽出する。
ステップS306では、併発症決定モジュール120は、ステップS304で抽出された疾患に対応する併発症を、併発疾患情報記憶モジュール170から検索する。
ステップS308では、レビュワー決定モジュール130は、医師の専門疾患記憶モジュール180を用いて、ステップS306で抽出された併発症に対する診療記録レビュワーを決定する。
図4〜図9の例に示すテーブルを用いて、糖尿病で入院している患者(PAT00001)を例にして説明する。
診療記録テーブル400から、この患者(PAT00001)に診療記録として、3文書(DOC00001、DOC00002、DOC00003)が登録されているが、監査対象(監査対象欄425で「YES」)は2つ(DOC00001、DOC00002)である。
監査対象である文書内の記載、又は患者・疾患対応テーブル500から、その文書における患者の病名を「糖尿病」と抽出する。
抽出した疾患(糖尿病)の併発症を併発症テーブル700から検索して、「糖尿病(N0002)」以外に「糖尿病性網膜症(N0003)」、「糖尿病性神経障害(N0004)」と「糖尿病性腎症(N0005)」についても、専門医による診療記録レビューが必要と決定する。なお、疾患ID(併発疾患ID)から疾患名称を抽出するには、疾患テーブル600を用いればよい。
そして、診療記録レビューが必要と決定されたものに対して、診療記録レビュワーを推薦する。例えば、次の条件を全て満たす医師を抽出するようにしてもよい。つまり、「(条件1−1)AND(条件1−2)AND(条件1−3)」の検索式を用いる。
条件1−1:文書作成者以外の医師
条件1−2:併発疾患を専門とする医師
条件1−3:(条件1−1)AND(条件1−2)を満たす候補医師のうち、もっとも経験値(医師の専門疾患テーブル900の経験値欄925)の高い医師
また、(条件1−1)AND(条件1−2)を満たす候補医師を提示して、ユーザーに選択させるようにしてもよい。
また、条件1−1として、文書作成者以外であって、文書作成者が属している担当科とは異なる科に属している医師としてもよい。上下関係がない医師を選択できるようにしたものである。
次に、診療記録レビューの実施状況の管理方法を診療記録のレビュー実施状況テーブル800で示す。この診療記録のレビュー実施状況テーブル800によって、診療記録レビューが必要である文書に対して、診療記録レビューと修正の進捗(レビュー結果欄830、ステータス欄835)を管理する。
また、文書の診療記録レビュワーを、疾患名と医師の経験値を基準(前述の条件1−3)として決定するために、医師の専門疾患テーブル900を用いる。なお、経験値(経験値欄925)は、勤務年数、資格取得からの年数等をもとに予め設定したものである。
<<第2の実施の形態>>
図10は、第2の実施の形態である情報処理装置1000の構成例についての概念的なモジュール構成図である。情報処理装置1000は、過去のレビューの実績を用いて、診療記録レビュワーを決定するものである。情報処理装置1000は、疾患抽出モジュール110、併発症決定モジュール120、レビュワー決定モジュール130、未レビュー記録抽出モジュール140、診療記録情報記憶モジュール150、疾患情報記憶モジュール160、併発疾患情報記憶モジュール170、医師の専門疾患記憶モジュール1080、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール1090、指摘率算出モジュール1050を有している。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
疾患抽出モジュール110は、併発症決定モジュール120、診療記録情報記憶モジュール150、疾患情報記憶モジュール160と接続されている。
併発症決定モジュール120は、疾患抽出モジュール110、レビュワー決定モジュール130、併発疾患情報記憶モジュール170と接続されている。
レビュワー決定モジュール130は、併発症決定モジュール120、未レビュー記録抽出モジュール140、医師の専門疾患記憶モジュール1080、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール1090と接続されている。
未レビュー記録抽出モジュール140は、レビュワー決定モジュール130、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール1090と接続されている。
診療記録情報記憶モジュール150は、疾患抽出モジュール110と接続されている。
疾患情報記憶モジュール160は、疾患抽出モジュール110と接続されている。
併発疾患情報記憶モジュール170は、併発症決定モジュール120と接続されている。
医師の専門疾患記憶モジュール1080は、レビュワー決定モジュール130、指摘率算出モジュール1050と接続されている。医師の専門疾患記憶モジュール1080は、第1の実施の形態の医師の専門疾患記憶モジュール180に加えて、予め定められた期間内(例えば、直近の1年間等)における指摘率と重要指摘率等を記憶している。医師の専門疾患記憶モジュール1080は、例えば、医師の専門疾患テーブル1300を記憶している。図13は、医師の専門疾患テーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。図13の例に示す医師の専門疾患テーブル1300は、図9の例に示す医師の専門疾患テーブル900にレビュー文書数欄1330、指摘件数欄1335、重要指摘件数欄1340、指摘率欄1345、重要指摘率欄1350を追加したものである。医師の専門疾患テーブル1300は、医師ID欄1305、診療科欄1310、疾患ID欄1315、疾患名称欄1320、経験値欄1325、レビュー文書数欄1330、指摘件数欄1335、重要指摘件数欄1340、指摘率欄1345、重要指摘率欄1350を有している。医師ID欄1305は、医師IDを記憶している。診療科欄1310は、その医師が属している診療科を記憶している。疾患ID欄1315は、その医師が経験した疾患の疾患IDを記憶している。疾患名称欄1320は、その疾患IDが指し示している疾患名称を記憶している。経験値欄1325は、その医師のその疾患に対する経験値(ここでは経験年数)を記憶している。レビュー文書数欄1330は、その医師がその疾患に対して行ったレビューにおける文書数を記憶している。指摘件数欄1335は、その医師がその疾患に対して行ったレビューにおける指摘件数を記憶している。重要指摘件数欄1340は、その医師がその疾患に対して行ったレビューにおける重要指摘件数を記憶している。指摘率欄1345は、レビュー文書数(レビュー文書数欄1330)に占める指摘件数(指摘件数欄1335)の割合である指摘率を記憶している。つまり、「指摘率=指摘件数/レビュー文書数」によって、指摘率は、どれだけ不備を指摘できたかの指標となる。重要指摘率欄1350は、指摘件数(指摘件数欄1335)に占める重要指摘件数(重要指摘件数欄1340)の割合である重要指摘率を記憶している。つまり、「重要指摘率=対応必須の件数/指摘件数」によって、重要指摘率は、どれだけ重要な指摘ができたかの指標となる。指摘率欄1345、重要指摘率欄1350の値は、指摘率算出モジュール1050によって算出されたものである。
診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール1090は、レビュワー決定モジュール130、未レビュー記録抽出モジュール140と接続されている。診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール1090は、第1の実施の形態の診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190に加えて、診療記録レビュワーによる指摘の種類(指摘の内容)と、当該指摘に対する対応の必要性を記憶する。具体的には、レビューの結果として、文書に対して指摘が行われた場合、その指摘内容のサマリ、その指摘への対応が必要であるか否かを示す情報を記憶する。さらに、レビュー実施状況記憶モジュール1090は、文書作成者による診療記録レビュワーの指摘への検討結果を記憶するようにしてもよい。診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール1090は、例えば、診療記録のレビュー実施状況テーブル1200を記憶している。図12は、診療記録のレビュー実施状況テーブル1200のデータ構造例を示す説明図である。図12の例に示す診療記録のレビュー実施状況テーブル1200は、図8の例に示す診療記録のレビュー実施状況テーブル800に指摘内容欄1240、対応検討欄1245を追加したものである。診療記録のレビュー実施状況テーブル1200は、文書ID欄1205、作成者欄1210、レビュワー欄1215、疾患欄1220、併発症欄1225、レビュー結果欄1230、ステータス欄1235、指摘内容欄1240、対応検討欄1245を有している。文書ID欄1205は、文書IDを記憶している。作成者欄1210は、その文書の作成者を記憶している。レビュワー欄1215は、その文書における診療記録レビュワーを記憶している。疾患欄1220は、その文書における疾患を記憶している。併発症欄1225は、その疾患に対する併発症を記憶している。レビュー結果欄1230は、その文書に対するレビュー結果(監査結果であり、具体的には、「指摘なし」、「指摘あり」等)を記憶している。ステータス欄1235は、その文書に対する監査のステータス(具体的には、「完了」、「未レビュー(未監査)」、「指摘対応待ち」等)を記憶している。指摘内容欄1240は、そのレビューにおける指摘内容(具体的には、「診療ガイドラインの不順守」、「検査が不十分」等)を記憶している。対応検討欄1245は、そのレビューに対する対応検討の必要性(具体的には、「対応必須」、「対応不要」等)を記憶している。
指摘率算出モジュール1050は、医師の専門疾患記憶モジュール1080と接続されている。指摘率算出モジュール1050は、医師の指摘率の高さを評価する。具体的には、医師の専門疾患テーブル1300の指摘率欄1345と重要指摘率欄1350の値を算出する。
そして、レビュワー決定モジュール130は、指摘率算出モジュール1050による評価結果に応じて、診療記録レビュワーとして推薦する医師を決定する。具体的には、医師の専門疾患テーブル1300のレビュー文書数欄1330、指摘件数欄1335、指摘率欄1345又は重要指摘率欄1350の値が、予め定められた閾値よりも高い医師を複数選択するようにしてもよいし、その値を降順にソートし、予め定められた順位以内である医師を複数選択するようにしてもよい。
図11は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図11の例に示すフローチャートは、図3の例に示すフローチャートのステップS306とステップS308の間に、ステップS1108の処理を追加した処理である。
ステップS1102では、未レビュー記録抽出モジュール140は、レビュワー未決定の診療記録を抽出する。
ステップS1104では、疾患抽出モジュール110は、診療記録情報記憶モジュール150から疾患を抽出する。
ステップS1106では、併発症決定モジュール120は、併発症を検索する。
ステップS1108では、指摘率算出モジュール1050が、指摘率/重要指摘率を計算する。
ステップS1110では、レビュワー決定モジュール130は、ステップS1108で計算された指摘率/重要指摘率を用いて、レビュワーを決定する。
第2の実施の形態のレビュワー決定モジュール130が行う診療記録レビュワー決定は、以下のようにしてもよい。
・決定方法(1)「(条件2−1)AND(条件2−2)AND(条件2−3)」の検索式を用いる。
条件2−1:文書作成者以外の医師
条件2−2:併発疾患を専門とする医師
条件2−3:(条件2−1)AND(条件2−2)を満たす候補医師のうち、もっとも指摘件数(医師の専門疾患テーブル1300の指摘件数欄1335)の多い医師
・決定方法(2)
(条件2−1)AND(条件2−2)を満たす候補医師のうち、もっとも指摘率(医師の専門疾患テーブル1300の指摘率欄1345)の高い医師。
・決定方法(3)
(条件2−1)AND(条件2−2)を満たす候補医師のうち、もっとも重要指摘率(医師の専門疾患テーブル1300の重要指摘率欄1350)の高い医師。
・決定方法(4)
(条件2−1)AND(条件2−2)を満たす候補の医師と、医師のレビュー文書数(医師の専門疾患テーブル1300のレビュー文書数欄1330)、指摘件数(医師の専門疾患テーブル1300の指摘件数欄1335)、重要指摘件数(医師の専門疾患テーブル1300の重要指摘件数欄1340)、指摘率(医師の専門疾患テーブル1300の指摘率欄1345)、重要指摘率(医師の専門疾患テーブル1300の重要指摘率欄1350)のうち1つ以上を表示して、ユーザーに選択させる。
・決定方法(5)
(条件2−1)AND(条件2−2)を満たす候補医師のうち、もっともレビュー文書数(医師の専門疾患テーブル1300のレビュー文書数欄1330)の多い医師。
・決定方法(6)
(条件2−1)AND(条件2−2)を満たす候補医師のうち、もっとも重要指摘件数(医師の専門疾患テーブル1300の重要指摘件数欄1340)の多い医師。
これらの決定方法では、「もっとも高い」、「もっとも多い」としているが、前述したように、予め定められた閾値よりも高い医師を複数選択するようにしてもよいし、その値を降順にソートし、予め定められた順位以内である医師を複数選択するようにしてもよい。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図14に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1401を用い、記憶装置としてRAM1402、ROM1403、HD1404を用いている。HD1404として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。疾患抽出モジュール110、併発症決定モジュール120、レビュワー決定モジュール130、未レビュー記録抽出モジュール140、指摘率算出モジュール1050等のプログラムを実行するCPU1401と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1402と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1403と、診療記録情報記憶モジュール150、疾患情報記憶モジュール160、併発疾患情報記憶モジュール170、医師の専門疾患記憶モジュール180、診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール190、医師の専門疾患記憶モジュール1080としての機能を有する補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD1404と、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1406と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置1405と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1407、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1408により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図14に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図14に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図14に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…疾患抽出モジュール
120…併発症決定モジュール
130…レビュワー決定モジュール
140…未レビュー記録抽出モジュール
150…診療記録情報記憶モジュール
160…疾患情報記憶モジュール
170…併発疾患情報記憶モジュール
180…医師の専門疾患記憶モジュール
190…診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール
210…ユーザー端末
290…通信回線
1000…情報処理装置
1050…指摘率算出モジュール
1080…医師の専門疾患記憶モジュール
1090…診療記録のレビュー実施状況記憶モジュール

Claims (7)

  1. 患者の診療記録を記憶する、診療記録記憶手段と、
    前記診療記録から、当該患者の疾患名を抽出する、疾患抽出手段と、
    前記抽出された疾患と関連付けられた、併発疾患情報を記憶する、併発疾患情報記憶手段と、
    医師と、当該医師が専門とする疾患名を関連付けて記憶する、専門疾患記憶手段と、
    前記抽出された疾患に関連付けられた併発疾患を専門とする医師を、前記患者の診療記録レビュワーとして推薦する、レビュワー推薦手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記レビュワー推薦手段は、前記診療記録に関する文書の作成者以外の医師であって、併発疾患を専門とする医師、の条件の両方を満たす医師を、診療記録レビュワーとして推薦する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. さらに、前記レビュワー推薦手段は、診療記録レビュワーとして、経験値の高い医師から順に推薦する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 医師の指摘率の高さを評価する評価手段
    をさらに有し、
    当該評価手段による評価結果に応じて、診療記録レビュワーとして推薦する医師を決定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記診療記録レビュワーとして複数の候補医師を表示し、その中から選択させる選択手段
    をさらに有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 診療記録レビュワーによる指摘の種類と、当該指摘に対する対応の必要性を記憶する、記憶手段
    をさらに有し、
    さらに、前記記憶手段は、文書作成者によるレビュワーの指摘の検討結果を記憶する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    患者の診療記録を記憶する、診療記録記憶手段と、
    前記診療記録から、当該患者の疾患名を抽出する、疾患抽出手段と、
    前記抽出された疾患と関連付けられた、併発疾患情報を記憶する、併発疾患情報記憶手段と、
    医師と、当該医師が専門とする疾患名を関連付けて記憶する、専門疾患記憶手段と、
    前記抽出された疾患に関連付けられた併発疾患を専門とする医師を、前記患者の診療記録レビュワーとして推薦する、レビュワー推薦手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
JP2015141485A 2015-07-15 2015-07-15 情報処理装置及び情報処理プログラム Active JP6520510B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015141485A JP6520510B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 情報処理装置及び情報処理プログラム
US15/015,267 US20170018020A1 (en) 2015-07-15 2016-02-04 Information processing apparatus and method and non-transitory computer readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015141485A JP6520510B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 情報処理装置及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017027099A JP2017027099A (ja) 2017-02-02
JP6520510B2 true JP6520510B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=57776183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015141485A Active JP6520510B2 (ja) 2015-07-15 2015-07-15 情報処理装置及び情報処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20170018020A1 (ja)
JP (1) JP6520510B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021026452A1 (en) * 2019-08-08 2021-02-11 The Research Foundation For The State University Of New York Improving risk adjusted mortality rate using automated determination of patient co-morbidities

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11348680B2 (en) * 2019-06-06 2022-05-31 International Business Machines Corporation System for assignment of assessment tasks based on task criteria and reviewer credentials
CN111241265A (zh) * 2020-01-09 2020-06-05 平安国际智慧城市科技股份有限公司 信息推荐方法、设备、存储介质及装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5602116A (en) * 1988-08-02 1997-02-11 Bone Care International, Inc. Method for treating and preventing secondary hyperparathyroidism
US20150199488A1 (en) * 1997-03-14 2015-07-16 Best Doctors, Inc. Systems and Methods for Interpreting Medical Information
AU3274701A (en) * 2000-01-06 2001-07-16 Igotpain.Com, Inc. System and method of decision making
WO2002033628A2 (en) * 2000-10-18 2002-04-25 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Intelligent performance-based product recommendation system
US7065528B2 (en) * 2002-07-24 2006-06-20 Herz Frederick S M Professional referral network
JP2005267364A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Asahi Kasei Medical Co Ltd 治療支援システム
US20070021977A1 (en) * 2005-07-19 2007-01-25 Witt Biomedical Corporation Automated system for capturing and archiving information to verify medical necessity of performing medical procedure
JP2008293294A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Fuji Xerox Co Ltd 医療情報処理システム、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
US20090259488A1 (en) * 2008-04-10 2009-10-15 Microsoft Corporation Vetting doctors based on results
US8560346B2 (en) * 2009-01-05 2013-10-15 Siemens Medical Solutions Usa, Inc. System and method for ranking quality improvement factors in patient care
JP6030556B2 (ja) * 2010-08-06 2016-11-24 タスリー・ファーマシューティカル・グループ・カンパニー・リミテッドTasly Pharmaceutical Group Co., Ltd. 冠動脈心疾患の二次予防薬の調製におけるタンジン組成物の使用
US8489418B2 (en) * 2010-12-30 2013-07-16 General Electric Company System and methods for referring physicians based on hierarchical disease profile matching
US20140067424A1 (en) * 2012-08-28 2014-03-06 The Research Foundation For The State University Of New York Automated identification and documentation of co-morbidities from patients electronic health record in the emergency room
JP6028528B2 (ja) * 2012-11-08 2016-11-16 富士ゼロックス株式会社 文書処理装置及びプログラム
JP2014123181A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Fuji Xerox Co Ltd プログラム及び診療記録表示装置
US20150012284A1 (en) * 2013-07-03 2015-01-08 Peter Schenk Computerized exercise equipment prescription apparatus and method
US20160042431A1 (en) * 2014-08-07 2016-02-11 Practice Fusion, Inc. Recommending medical applications based on a patient's electronic medical records system
US20160042430A1 (en) * 2014-08-07 2016-02-11 Practice Fusion, Inc. Recommending medical applications based on a physician-patient encounter
US20180039737A1 (en) * 2016-08-02 2018-02-08 Umbra Health Corporation Patient directed data synchronization of electronic health records using a patient controlled health record

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021026452A1 (en) * 2019-08-08 2021-02-11 The Research Foundation For The State University Of New York Improving risk adjusted mortality rate using automated determination of patient co-morbidities

Also Published As

Publication number Publication date
US20170018020A1 (en) 2017-01-19
JP2017027099A (ja) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200381087A1 (en) Systems and methods of clinical trial evaluation
Horwitz et al. Comprehensive quality of discharge summaries at an academic medical center
Sehgal The role of reputation in US News & World Report's rankings of the top 50 American hospitals
WO2019112664A1 (en) Medical imaging and patient health information exchange platform
US20140358585A1 (en) Method and apparatus for data recording, tracking, and analysis in critical results medical communication
US10269447B2 (en) Algorithm, data pipeline, and method to detect inaccuracies in comorbidity documentation
JP6405688B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
US20090178004A1 (en) Methods and systems for workflow management in clinical information systems
US10181360B1 (en) Report links
Abujudeh et al. Key principles in quality and safety in radiology
JP6690224B2 (ja) 医療情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラム
Giannangelo et al. SNOMED CT survey: an assessment of implementation in EMR/EHR applications
JP6520510B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
Gordon et al. Impact of health information exchange on emergency medicine clinical decision making
JP6310256B2 (ja) 動的評価者プロファイルに基づく症例評価者への症例割り当て
Ahmadi et al. Radiology reporting system data exchange with the electronic health record system: A case study in Iran
Owens et al. The development and testing of a laboratory information system–driven tool for pre–sign-out quality assurance of random surgical pathology reports
Stewart et al. Attitudes towards artificial intelligence in emergency medicine
Mathias et al. Examining the association between referral quality, wait time and patient outcomes for patients referred to an IBD specialty program
Iyengar et al. Increasing diabetes screening in a primary care setting
Rosenkrantz et al. Diagnostic radiologists' participation in the American Board of Radiology Maintenance of Certification program
Botts et al. Data quality and interoperability challenges for eHealth exchange participants: observations from the Department of Veterans Affairs’ virtual lifetime electronic record health pilot phase
Goldenberg The breadth and burden of data collection in clinical practice
Dale et al. A multi-perspective analysis of lessons learned from building an Integrated Care Coordination Information System (ICCIS)
US20160063211A1 (en) Systems and methods for modeling medical condition information

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6520510

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350