JP6357323B2 - 液状化対策構造およびその構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、地盤の液状化を防止するための液状化対策構造およびその構築方法に関する。
従来より、地盤の液状化対策が提案されている。
例えば、対象となる地盤を囲んで地中に格子状に地中壁を設ける構造が提案されている(特許文献1参照)。この構造によれば、地中壁で囲まれた対象地盤の変形を抑止するとともに、周辺地盤からこの対象地盤に流入する地下水を遮断して、対象地盤の液状化を防止できる。
また、構造物の直下の地盤に格子状の地中壁を設けて、この格子状の地中壁の頂部と構造物の下面との間に低剛性の緩衝材を挟む構造が提案されている(特許文献2参照)。この構造によれば、格子状の地中壁により地盤のせん断変形を抑止するとともに、地盤に対して上から構造物の重量を加えて、格子状の地中壁で囲まれた地盤の有効上載圧を高くすることによって、液状化を防止できる。
特公平4−54004号公報 特開2011−190645号公報
ところで、構造物の直下の地盤に軟弱粘性土層が含まれる場合がある。この場合、特許文献1、2の構造では、軟弱粘性土層にて圧密が進行し、構造物直下の地盤が沈下するおそれがあった。
本発明は、構造物直下の地盤に軟弱粘性土層が含まれていても、この地盤の沈下を防止するとともに、構造物直下の地盤に対して液状化対策を施す液状化対策構造およびその構築方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の液状化対策構造(例えば、後述の液状化対策構造1、1A、1B、1C)は、所定領域(例えば、後述の所定領域S)の直下の地盤(例えば、後述の対象地盤2)内に格子状に構築された地中壁(例えば、後述の地中壁10)と、当該所定領域の直下の地盤の上に盛土された造成部(例えば、後述の造成部20、20A)と、当該造成部の上に構築される構造物(例えば、後述の建物30、30A、30B、30C)と、を備え、前記地中壁は、前記構造物から離間して構築されており、前記地盤に、前記造成部の重量を上載荷重として作用させることを特徴とする。
この発明によれば、地中壁により地盤の側面を囲んで、地盤のせん断変形を抑止するとともに、地盤に対して上から構造物および造成部の重量を上載荷重として加えて、地盤の有効応力を増加させる。これにより、地中壁による地盤のせん断変形抑止効果と地盤の有効応力の増加効果により、地中壁の間隔を大きくしても液状化を防止できる。
ここで、有効応力とは、地盤が上積荷重や地震荷重を受けた時に、土粒子同士の接触面を通して伝わる応力度のことであり、具体的には、土に働く全応力より地下水による水圧成分を除いた応力度を意味する。
また、構造物の直下の地盤に軟弱粘性土層が含まれていても、構造物の構築に先だって造成部を形成することで、この造成部による上載圧を軟弱粘性土層に作用させて、軟弱粘性土層の圧密を予め促進させる。これにより、構造物を構築した後の地盤の沈下を防止できる。
また、表層地盤の支持力が小さい場合であっても、構造物に杭基礎を設けることで、構造物の重量を確実に支持できる。
したがって、構造物の直下の地盤内に格子状の地中壁を設けることで、地震時に生じる地盤変形を拘束することが可能となるとともに、造成部を格子状の地中壁内の地盤に対して上積荷重として作用させることで、地中壁の間隔を広くしても液状化の発生を抑制できる。
言い換えると、本発明では、造成部の重量は、格子状の地中壁内の地盤に対する上載荷重として作用する。
ここで、前記造成部は、前記地盤の地表面よりも高いことが好ましい。
臨海部の埋立地や河川沿いには、地震時に液状化が発生するおそれがあるうえに、津波や洪水による浸水被害を受ける可能性が高い地盤が多く分布している。
そこで、この発明によれば、造成部の高さを地盤の地表面よりも高くしたので、構造物の位置が高くなり、津波や洪水等による構造物の浸水を防止できる。
請求項2に記載の液状化対策構造は、前記地中壁の少なくとも一部は、前記構造物の直下の地盤内に設けられており、前記構造物は、前記地中壁で囲まれた地盤に配置された複数本の杭で支持されていることを特徴とする。
本発明の液状化対策構造は、前記構造物は、杭基礎またはパイルド・ラフト基礎で支持されていることが好ましい
本発明の液状化対策構造は、前記造成部は、地盤の地表面よりも上部に形成され、コンクリート体、建設残土、またはコンクリート解体材を敷設して形成されることが好ましい
この発明によれば、コンクリート体、建設残土、またはコンクリート解体材を敷設することで、造成部を形成した。よって、建設工事で余剰に発生した建設残土や、解体工事等で廃棄物として発生したコンクリート解体材などの不要材を有効利用できるので、環境負荷を軽減するとともに、施工コストを低減できる。
請求項に記載の液状化対策構造の構築方法は、所定領域の直下の地盤内に構築された地中壁と、当該所定領域の直下の地盤の上に盛土された造成部と、当該造成部の上に構築される構造物と、を備える液状化対策構造の構築方法であって、所定領域の直下の地盤内に地中壁を格子状に構築するとともに、前記地中壁で囲まれた地盤に杭を構築する工程(例えば、後述のステップS1)と、当該地盤の上に前記構造物の下面よりも高い位置まで造成部(例えば、後述の造成部20D)を形成する工程(例えば、後述のステップS2)と、当該造成部を前記構造物の下面の高さ位置まで除去して、前記杭の上に前記構造物を構築する工程(例えば、後述のステップS3)と、を備え、前記地中壁は、前記構造物から離間して構築されていることを特徴とする。
この発明によれば、構造物の下面よりも高い位置まで粒状体を敷き詰めて造成部とし、この造成部により軟弱粘性土層を十分に圧密させる。その後、構造物下面の高さ位置まで造成部を除去して、構造物を構築する。これにより、構造物を構築する前に、構造物直下の地盤に存在する軟弱粘性土層の圧密を十分に促進できるので、構造物の沈下を抑制できるうえに、粘弱粘性土層の強度を向上できる。
本発明によれば、地中壁により地盤の側面を囲んで、地盤のせん断変形を抑止するとともに、地盤に対して上から構造物および造成部の重量を加えて、地盤の有効応力を増加させる。これにより、液状化を防止する。また、構造物の直下の地盤に軟弱粘性土層が含まれていても、構造物の構築に先だって造成部を形成することで、この造成部による上載圧を軟弱粘性土層に作用させて、軟弱粘性土層の圧密を予め促進させる。これにより、構造物を構築した後の地盤の沈下を防止できる。
本発明の第1実施形態に係る液状化対策構造の縦断面である。 図1のA−A断面図である。 前記実施形態に係る液状化対策構造を構築する手順のフローチャートである。 前記実施形態に係る液状化対策構造を構築する手順を説明するための図(その1)である。 前記実施形態に係る液状化対策構造を構築する手順を説明するための図(その2)である。 本発明の第2実施形態に係る液状化対策構造の縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る液状化対策構造の縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係る液状化対策構造の縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係る液状化対策構造を構築する手順を説明するための図(その1)である。 前記実施形態に係る液状化対策構造を構築する手順を説明するための図(その2)である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る液状化対策構造1の平面図である。図2は、図1のA−A断面図である。
液状化対策構造1は、対象地盤2の液状化を防止するためのものである。
この液状化対策構造1は、所定領域Sの直下の対象地盤2を囲んで地中に構築された地中壁10と、この対象地盤2の上部に形成された造成部20と、この造成部20の上に構築される構造物としての建物30と、を備える。
この地中壁10は、例えば、鉛直方向に延びる円柱状のセメント系の地盤改良体を水平方向に連続して形成したものである。この地盤改良体は、高圧噴射撹拌工法あるいは機械撹拌式の深層(または中層)混合処理工法により造成される。
なお、この地中壁10は、セメント系の地盤改良体に限らず、SMW(土とセメントスラリーを原位置で混合攪拌して造成された壁体)、鉄筋コンクリート等としてもよい。
地中壁10の下端は、対象地盤2の下端まで達しており、地中壁10の上端は、対象地盤2の表面付近に位置している。
地中壁10は、平面視で格子状に形成されている。すなわち、地中壁10は、平面視で矩形枠状に形成された外周地中壁11と、この外周地中壁11の内側に形成されて図2中縦方向に延びる2列の縦地中壁12と、外周地中壁11の内側に形成されて図2中横方向に延びる1列の横地中壁13と、を備える。
造成部20は、対象地盤2の地表面上に形成されており、これにより、造成部20は、対象地盤2の地表面よりも高くなっている。
この造成部20は、建設残土またはコンクリート解体材の粒状体を敷設して形成されている。
建物30は、略直方体形状の建物であり、複数本の杭31による杭基礎を有する場合がある。これら杭31は、格子状の地中壁10で囲まれた空間に配置されて、対象地盤2の下端まで到達している。
また、この建物30の側面は、外壁面32となっている。
以上の液状化対策構造1を構築する手順について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS1では、図4に示すように、所定領域Sの直下の液状化対策の対象である対象地盤2を囲んで格子状の地中壁10を構築するとともに、必要に応じて杭31を構築する。
ステップS2では、図5に示すように、盛土して造成部20を形成し、対象地盤2に造成部20の重量を上載荷重として作用させる。なお、造成部20を形成した後に、必要に応じて杭31を構築してもよい。
ステップS3では、図1に示すように、造成部20の上に建物30を構築する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)地中壁10により対象地盤2の側面を囲んで、対象地盤2のせん断変形を抑止するとともに、少なくとも対象地盤2に対して上から造成部20の重量を加えて、地盤の有効応力を増加させる。これにより、建物30および地中壁10で囲まれた対象地盤2の液状化を防止する。
また、建物30の直下の地盤に軟弱粘性土層が含まれていても、建物30の構築に先だって造成部20を形成することで、この造成部20による上載圧を軟弱粘性土層に作用させて、軟弱粘性土層の圧密を予め促進させる。これにより、建物30を構築した後の対象地盤2の沈下を防止できる。よって、直接基礎を有する建物であっても、液状化対策が有効である。
言い換えると、杭31と建物30とが一体化される前に、造成部20の重量を上載荷重として地中壁10内の地盤2に対して先行圧密(プレロード)させることで、建物30が杭支持された場合であっても、液状化抑制効果を実現できる。
(2)造成部20の高さを対象地盤2の地表面よりも高くしたので、建物30の位置が高くなり、津波や洪水等による建物30の浸水を防止できる。
また、造成部20を地表面上に形成するので、対象地盤2内の地中壁10の上部に緩衝材を配置する場合に比べて、造成部20を簡単かつ低コストで構築することが可能である。
(3)建設残土またはコンクリート解体材を敷設することで、造成部20を形成した。よって、建設工事で余剰に発生した建設残土や、解体工事等で廃棄物として発生したコンクリート解体材などの不要材を有効利用するので、環境負荷を軽減するとともに、施工コストを低減できる。
また、地盤上に直接、基礎を設ける直接基礎を有する建物の場合、コンクリート板や基礎部分の剛性が高いために、剛性の高い地中壁部分に建物重量が集中する傾向があり、地中壁内の地盤に建物荷重が加わる割合が少なくなる。そこで、地中壁内の地盤に、建物荷重等の上積荷重が作用させるために、地表面上にコンクリート解体材などの粒状体を盛土して造成部20を設けた。
(4)造成部20は、直接基礎の基礎部分に比べると剛性が小さいため、地中壁10の上部に緩衝材を設けなくても、造成部20の重量を地中壁10内の対象地盤2に有効に作用させることができる。
(5)建物30に、杭31による杭基礎を設けた場合には、表層地盤の支持力が小さい場合であっても、建物30を支持できる。
したがって、杭基礎で支持された建物30であっても、直下の対象地盤2内に格子状の地中壁10を設けることで、地震時に生じる地盤変形を拘束することが可能となるとともに、造成部20を格子状の地中壁10内の対象地盤2に対して上積荷重として作用させることで、従来よりも地中壁の間隔を広くしても液状化の発生を抑制できる。
〔第2実施形態〕
図6は、杭支持された建物30Aの場合の本発明の第2実施形態に係る液状化対策構造1Aの縦断面図である。
本実施形態では、建物30Aの構造、および、造成部20Aの形状が、第1実施形態と異なる。
すなわち、建物30Aは、平面視で格子状の形成された基礎梁33を備えており、杭31は、この基礎梁33の下面から下方に延びている。
また、造成部20Aは、基礎梁33で囲まれた空間に粒状体を敷設して形成されている。
本実施形態によれば、上述の(1)〜(5)の効果に加えて、以下のような効果がある。
(6)造成部20Aを粒状体で構成しても、この造成部20Aの端部の崩壊を防ぐための法面や擁壁を設ける必要がなく、造成部20Aの形状を容易に維持できる。
〔第3実施形態〕
図7は、本発明の第3実施形態に係る液状化対策構造1Bの縦断面図である。
本実施形態では、建物30Bの構造が、第1実施形態と異なる。
すなわち、建物30Bは、直接基礎であり、杭が設けられない構造である。
本実施形態によれば、上述の(1)〜(4)と同様の効果がある。
〔第4実施形態〕
図8は、本発明の第4実施形態に係る液状化対策構造1Cの縦断面図である。
本実施形態では、建物30Cの構造が、第1実施形態と異なる。
すなわち、建物30Cは、複数本の杭31Cによる杭基礎と、べた基礎と、を併用したパイルド・ラフト基礎を有している。これら杭31Cは、格子状の地中壁10で囲まれた空間に配置されて、対象地盤2の下端まで到達していない。
本実施形態によれば、上述の(1)〜(5)と同様の効果がある。
〔第5実施形態〕
本実施形態では、液状化対策構造1を構築する一部の手順が、第1実施形態と異なる。
すなわち、まず、ステップS1では、第1実施形態と同様に、液状化対策の対象である対象地盤2に格子状の地中壁10を構築する。
ステップS2では、図9に示すように、造成部20よりも高くまで、つまり建物30の下面よりも高い位置まで粒状体を敷設して、造成部20よりも高い造成部20Dを形成するとともに、杭31を構築する。
ステップS3では、図10に示すように、造成部20Dの上部を建物30の下面の高さ位置まで除去して、造成部20とする。その後、この造成部20の上に建物30を構築する。
本実施形態によれば、上述の(1)〜(5)の効果に加えて、以下のような効果がある。
(7)建物30の下面よりも高い位置まで粒状体を敷き詰めて造成部20Dとし、この造成部20Dにより、対象地盤2の圧密を十分に促進させる。その後、建物30の下面の高さ位置まで造成部20Dを除去して、建物30を構築する。これにより、建物30を構築する前に、建物30の直下の対象地盤2の圧密を十分に促進できるので、建物30の沈下を抑制できるうえに、対象地盤2の強度を向上できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の各実施形態では、造成部20、20A、20Dを、建設残土またはコンクリート解体材を敷設して形成したが、これに限らず、造成部を、土、高炉スラグ、貝殻などの粒状体を敷設して形成してもよいし、コンクリート体で形成してもよい。
また、上述の各実施形態では、外周地中壁11、縦地中壁12、および横地中壁13で地中壁10を構成して、地中壁10を平面視で格子状としたが、これに限らない。例えば、地中壁を、対象地盤2を囲む外周地中壁11のみで構成してもよい。
また、上述の各実施形態では、造成部20、20A、20Dを対象地盤2の地表面上に設けたが、これに限らず、造成部を地中に設けてもよい。
S…所定領域
W…地下水の水位
1、1A、1B、1C…液状化対策構造
2…対象地盤
10…地中壁
11…外周地中壁
12…縦地中壁
13…横地中壁
20、20A、20D…造成部
30、30A、30B、30C…建物
31、31C…杭
32…外壁面
33…基礎梁

Claims (3)

  1. 所定領域の直下の地盤内に格子状に構築された地中壁と、
    当該所定領域の直下の地盤の上に盛土された造成部と、
    当該造成部の上に構築される構造物と、を備え、
    前記地中壁は、前記構造物から離間して構築されており、
    前記地盤に、前記造成部の重量を上載荷重として作用させることを特徴とする液状化対策構造。
  2. 前記地中壁の少なくとも一部は、前記構造物の直下の地盤内に設けられており、
    前記構造物は、前記地中壁で囲まれた地盤に配置された複数本の杭で支持されていることを特徴とする請求項1に記載の液状化対策構造。
  3. 所定領域の直下の地盤内に構築された地中壁と、当該所定領域の直下の地盤の上に盛土された造成部と、当該造成部の上に構築される構造物と、を備える液状化対策構造の構築方法であって、
    所定領域の直下の地盤内に地中壁を格子状に構築するとともに、前記地中壁で囲まれた地盤に杭を構築する工程と、
    当該地盤の上に前記構造物の下面よりも高い位置まで造成部を形成する工程と、
    当該造成部を前記構造物の下面の高さ位置まで除去して、前記杭の上に前記構造物を構築する工程と、を備え
    前記地中壁は、前記構造物から離間して構築されていることを特徴とする液状化対策構造の構築方法。
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