JP6356493B2 - エンジン装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、船舶などに搭載するエンジン装置に係り、燃料を効率良く燃焼させる燃料噴射装置を備えたエンジン装置に関するものである。
従来、大型のディーゼルエンジンに搭載される燃料噴射ポンプとして、燃料効率の向上や排気ガスエミッションの低減のために、エンジンの運転状態に応じて燃料噴射のタイミングや燃料噴射の回数等を制御するものが知られている。このような燃料噴射ポンプは、電磁スピル弁を任意のタイミングで開閉することにより精密な燃料噴射を行う。(例えば特許文献1等参照)。
特開2007−120463号公報
特許文献1のエンジン装置歯のように、電磁スピル弁を有する燃料噴射ポンプを有することで、エンジンの状態に応じた燃料噴射を実行させて、燃焼効率を向上させている。しかしながら、発電機などに負荷が投入されたときなど、瞬間的な負荷変動が発生した場合、従来では、燃料噴射制御による最適化に時間を要していたため、燃料噴射の状態遷移タイミングが実際の負荷変動タイミングに対して遅延してしまう。従って、負荷変動時に必要な燃料流量が燃焼室内に供給されず、エンジンにおける燃焼効率を悪化させるだけでなく、NOx発生量やPM(微小粒子:Particulate Matter)発生量の低減の妨げになることがある。
本願発明は、上記のような現状を検討して改善を施したエンジン装置を提供することを目的としている。
本願発明に係るエンジン装置は、エンジンのシリンダ内の燃焼室に燃料を噴射して燃焼させる燃料噴射装置と、該燃料噴射装置による燃料噴射動作を制御する制御装置と、を備えたエンジン装置において、前記エンジンが、発電機に動力を伝達するものであるとともに、前記制御装置が、前記発電機の出力を測定した負荷測定器の負荷信号と、前記エンジンの回転速度を測定したエンジン回転センサのエンジン回転信号とを受信しており、前記制御装置は、エンジンの負荷投入を検出したときに、前記燃料噴射装置による燃料噴射タイミングを変動させる進角制御の実行を開始すると、燃料噴射タイミングの進角量を目標進角量まで徐々に上昇させた後に該目標進角量で一定とし、前記進角制御を開始してから所定期間経過後に、燃料噴射タイミングの進角量を目標進角量から徐々に下降させて進角量0とすることで前記燃料噴射装置に対する制御動作を通常制御に復帰させるとともに、前記負荷信号に異常がない場合、前記負荷信号から算出される負荷変化量に基づいて、前記エンジンの負荷投入の有無を検出し、前記負荷信号に異常がある場合、目標エンジン回転速度と前記エンジン回転信号に基づく実エンジン回転速度とのエンジン回転速度偏差に基づく負荷投入検出機能と、前記エンジン回転信号に基づく実エンジン回転速度の変化量に基づく負荷投入検出機能とのいずれかが選択されており、選択された負荷投入検出機能に従って前記エンジンの負荷投入の有無を検出するものである。
本願発明によると、エンジンのシリンダ内の燃焼室に燃料を噴射して燃焼させる燃料噴射装置と、該燃料噴射装置による燃料噴射動作を制御する制御装置と、を備えたエンジン装置において、前記制御装置は、エンジンの負荷変動を検出したときに、前記燃料噴射装置による燃料噴射量又は燃料噴射タイミングを変動させる負荷変動制御を実行し、該負荷変動制御を実行してから所定期間経過後に、前記燃料噴射装置に対する制御動作を通常制御に復帰させるものであるから、負荷投入により、エンジンへの負荷が急激に変化した場合であっても、エンジン回転速度の低下を抑制でき、投入された負荷に対応したエンジン出力を維持できる。
本願発明によると、前記エンジンは、発電機に動力を伝達するものであって、前記制御装置は、前記発電機から受ける負荷信号に基づいて、負荷変動を検出し、前記制御装置は、負荷変動を検出したとき、所定期間、前記負荷変動制御を実行するものであるから、早期に負荷変動を検出できる。従って、エンジンを負荷変動に早期に対応させて、発電設備の安定化を図れる。
本願発明によると、前記制御装置は、前記エンジンの目標回転速度と実回転速度との偏差を算出し、算出した回転速度偏差に基づいて、負荷変動を検出し、前記制御装置は、負荷変動を検出したとき、所定期間、前記負荷変動制御を実行するものであるから、負荷信号以外の信号に基づいて負荷変動を検出できる。従って、負荷信号に異常があった場合などにおいても、負荷変動を確認し、エンジンを負荷変動に適応させて動作させることができる。
本願発明によると、前記制御装置は、前記エンジンの実回転速度の変化量を算出し、算出した回転速度変化量に基づいて、負荷変動を検出し、前記制御装置は、負荷変動を検出したとき、所定期間、前記負荷変動制御を実行するものであるから、負荷信号以外の信号に基づいて負荷変動を検出できる。従って、負荷信号に異常があった場合などにおいても、負荷変動を確認し、エンジンを負荷変動に適応させて動作させることができる。
本願発明によると、前記制御装置は、前記燃料噴射装置による燃料噴射量のフィードバックゲインを大きくして、前記負荷変動制御を実行するものであるので、負荷変動に応じた燃料噴射量に早期に設定可能となる。そして、燃料噴射装置による燃料噴射量を最適に調整できるため、燃料消費量を低減できるだけでなく、PM発生量も抑制できる。
本願発明によると、前記制御装置は、前記燃料噴射装置による燃料噴射タイミングを進角させるとともに、前記燃料噴射装置による燃料噴射量のフィードバックゲインを大きくして、前記負荷変動制御を実行するものであるので、負荷変動に応じた燃料噴射量及び燃料噴射タイミングに早期に設定可能となる。そして、燃料噴射装置による燃料噴射量及び燃料噴射タイミングを最適に調整できるため、燃料消費量を低減できるだけでなく、PM発生量も抑制できる。
船舶の全体側面図である。 図1の縦断面図である。 本発明の実施形態におけるエンジン装置の吸排気路の構成を示す概略図である。 同エンジン装置におけるシリンダヘッド内の模式的に表した概略図である。 同エンジン装置におけるシリンダヘッド周辺の構成を示す斜視図である。 同エンジン装置におけるヘッドカバー内の構成を示す斜視図である。 同エンジン装置のエンジン制御装置の構成を示す制御ブロック図である。 同エンジン制御装置における負荷投入の検出動作を示すフローチャートである。 負荷投入の検出時の進角制御動作を示すタイムチャートである。 負荷投入の検出時のフィードバックゲインの変更制御動作を示すタイムチャートである。 ディーゼルエンジンの吸気・排気マニホールド側(左側面)を示す斜視図である。 同燃料ポンプ配置室側(右側面)を示す斜視図である。 同吸気・排気マニホールド側(左側面)を示す側面図である。 同燃料ポンプ配置室側(右側面)を示す側面図である。 同平面図である。 同過給機設置側(背面)を示す側面図である。 同発電機設置側(正面)を示す側面図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を、船舶に搭載された発電機のディーゼルエンジンに適用した場合の図面に基づいて説明する。
先ず、図1及び図2を参照しながら、ディーゼルエンジンを搭載する船舶1の概要を説明する。図1及び図2に示す如く、船舶1は、船体2と、船体2の船尾側に設けるキャビン3(船橋)と、キャビン3の後方に配置するファンネル4(煙突)と、船体2の後方下部に設ける推進用のプロペラ5及び操舵用の舵6とを備える。また、船体2後方下部の船底7に船尾スケグ8を一体形成すると共に、推進用のプロペラ5を回転駆動させる推進軸9を備え、船尾スケグ8に推進軸9を軸支している。船体2内の船首側及び中央部には船倉10を設けている。船体2内の船尾側には機関室11を設けている。
機関室11には、プロペラ5の駆動源である主機としてのディーゼルエンジン21及び減速機22と、船体2内の電気系統に電力を供給するための発電装置23とを配置している。主エンジン21から減速機22を経由した回転動力によって、プロペラ5が回転駆動する。機関室11の内部は、上甲板13、第2甲板14、第3甲板15及び内底板16によって上下に仕切られている。機関室11最下段の内底板16上に主エンジン21及び減速機22を据え付け、機関室11中段の第3甲板15上に発電装置23を据え付けている。なお、船倉10は複数の区画に分割している。
図2に示す如く、発電装置23は、3基のディーゼル発電機24を備える。ディーゼル発電機24は、補機としての6気筒の発電用ディーゼルエンジン25と、ディーゼルエンジン25の駆動によって発電する発電機26とを組み合わせて構成される。3基のディーゼル発電機24は、必要電力量に対応して稼働させるものであり、大量の電力消費量のとき(例えば出入航時など)には、全てのディーゼル発電機24を稼働させる一方、比較的電力消費量が少ないとき(例えば停泊時など)には、3基のディーゼル発電機24を選択的に稼働させ、船体2内の各電気系統に各ディーゼル発電機24の発電機26から発電電力を供給するように構成している。
また、図2に示す如く、各ディーゼル発電機24のディーゼルエンジン25の排気ガス排出管30は、ファンネル4から外部に連通している。発電用として3基のディーゼルエンジン25が設置され、各ディーゼルエンジン25用として三本の排気ガス排出管30が存在する。各ディーゼルエンジン25の排気ガス排出管30は、ファンネル4まで延びたメイン経路31と、メイン経路31の中途部から分岐したバイパス経路32と、メイン経路31とバイパス経路32との両方に連通する複合ケーシング33とを備えている。すなわち、3基の発電用ディーゼルエンジン25を搭載し、各ディーゼルエンジン25に対して、メイン経路31、バイパス経路32及び複合ケーシング33等からなる排気ガス浄化システムをそれぞれ対応させている。
複合ケーシング33は、耐熱金属材料製で角筒状に構成していて、各ディーゼルエンジン25を配置した第2甲板14よりも上方(機関室11の上部側)に配置している。複合ケーシング33内部のメイン経路31に、ディーゼルエンジン25の排気ガス中にあるNOxの還元を促す選択触媒還元装置としてのNOx触媒(図示省略)を収容する。メイン経路31中の前記NOx触媒を、排気ガスが通過して淨化される。バイパス経路32は、前記NOx触媒に対して排気ガスを迂回させるための経路である。即ち、バイパス経路32を移動する排気ガスは、前記NOx触媒を排気ガスが通過しない。複合ケーシング33の排気出口側で、メイン経路31とバイパス経路32とを合流させる。
なお、複合ケーシング33の排気ガス入口側のうちメイン経路31とバイパス経路32との分岐部には、メイン経路31またはバイパス経路32に排気ガス移動方向を切換える経路切換部材として、メイン側切換バルブ及びバイパス側切換バルブを設けている。前記メイン側切換バルブを開いた(前記バイパス側切換バルブを閉じた)状態では、排気ガス排出管30中の排気ガスは、複合ケーシング33内のメイン経路31(NOx触媒)を通過して浄化処理されてから、船舶1外に放出される。前記バイパス側切換バルブを開いた(前記メイン側切換バルブを閉じた)状態では、排気ガス排出管30中の排気ガスは、前記NOx触媒を迂回して浄化処理されることなく、船舶1外に放出される。
次いで、ディーゼルエンジン25の概略構成について、図3〜図7を参照して以下に説明する。ディーゼルエンジン25は、図3に示す如く、シリンダブロック44に複数の気筒(シリンダ)34(本実施形態では6気筒)を直列に並べた構成を有している。各気筒34は、吸気マニホールド(吸気流路)49と吸気ポート35を介して連通している。各気筒34が、排気マニホールド(排気流路)51と排気ポート36を介して連通している。従って、吸気マニホールド49からの空気(新気)が、吸気ポート35を介して各気筒34に供給される一方、各気筒34からの排ガスが、排気ポート36を介して排気マニホールド51に吐出される。
エンジン装置21は、排気マニホールド51からの排気ガスにより空気を圧縮する過給機37と、過給機37で圧縮された圧縮空気を冷却して吸気マニホールド49に供給するインタークーラ38とを有している。排気マニホールド51の排気出口側に、過給機37のタービン37aの排気入口を接続しており、吸気マニホールド49の空気入口側(新気入口側)に、インタークーラ38の空気吐出口(新気出口)を接続している。インタークーラ38の空気吸入口(新気入口)に、過給機37のコンプレッサ37bの空気吐出口(新気出口)を接続している。排気マニホールド51からの排気ガスによりタービン37aを回転駆動させることで、コンプレッサ39aを駆動させて、外気より取り込んだ空気(新気)を圧縮して、インタークーラ38で冷却して吸気マニホールド49に供給する。
ディーゼルエンジン25は、図4に示す如く、各気筒34内にピストン27を摺動可能に設けている。ディーゼルエンジン25は、気筒34内において、シリンダブロック44下側とピストン27頂部で囲まれる燃焼室Mを形成している。ピストン27が、気筒34内を上下方向に往復動することで、気筒34下側のエンジン出力軸(クランク軸)42(図13参照)を回転させる。シリンダブロック44上のシリンダヘッド46に、燃料噴射弁39を気筒34内に形成されている燃焼室Mに向けて挿入している。燃料噴射弁39は、気筒34の上端開口面の中心位置に先端を配置しており、ピストン27上面と気筒34の内壁面とで構成される燃焼室Mに燃料油を噴射する。
ディーゼルエンジン25は、図4及び図5に示す如く、燃焼室Mに空気を吸気させる吸気弁28と、燃焼室Mから燃焼ガスを排気させる排気弁29を備えている。シリンダヘッド46において、燃料噴射弁39の外周となる位置に吸気弁28及び排気弁29を挿入している。吸気弁28が吸気ポート35を開閉することで、吸気マニホールド49から気筒34内に空気を供給させる。排気弁29が排気ポート36を開閉することで、気筒34内で生じた燃焼ガス(排気ガス)を排気マニホールド50へ吐出させる。
シリンダヘッド46の上側では、2つの吸気弁28の上端がブリッジ94で連結されるとともに、2つの排気弁29の上端がブリッジ95で連結される。ブリッジ94を上面中央に一端を当接させたロッカーアーム96は、カムシャフト(図示省略)における吸気用カムと連動するプッシュロッド98と他端が連結される。また、ブリッジ95を上面中央に一端を当接させたロッカーアーム97は、カムシャフト(図示省略)における排気用カムと連動するプッシュロッド99と他端が連結される。従って、カムシャフトの回転に応じて、プッシュロッド98,99それぞれが上下動することで、ロッカーアーム96,97が揺動し、ブリッジ94,95を介して、吸気弁28及び排気弁29それぞれを上下動させる。
ディーゼルエンジン25は、図4〜図6に示す如く、気筒34毎に燃料噴射ポンプ40を有しており、燃料吐出管(高圧管)70を介して燃料噴射弁39に燃料噴射ポンプ40を接続している。燃料噴射ポンプ40は、下部にポンプ本体40aを有し、上記エンジン出力軸42と同期して回転するカム軸(図示省略)におけるポンプ用カムに当接させたプランジャ75を、ポンプ本体40a内で上下動させる。燃料噴射ポンプ40は、ポンプ本体40a上部に電磁スピル弁40bを連結しており、電磁スピル弁40bのスピル弁体76を開閉制御することで、ポンプ本体40a内で蓄圧されている燃料油を燃料噴射弁39に圧送する。電磁スピル弁40bは、燃料噴射ポンプ40の燃料噴射量及び噴射タイミングを調節するものである。
燃料噴射ポンプ40は、プランジャ75を上昇させたときに、ポンプ本体40a内の燃料圧室78に燃料油を閉じ込める。燃料噴射ポンプ40は、ポンプ本体40aと電磁スピル弁40bとの境界位置に燃料圧室78を設けているため、燃料圧室78に閉じ込めた燃料油を電磁スピル弁40bに圧送する。そして、燃料噴射ポンプ40は、電磁スピル弁40bにおけるスピル弁体76を電磁ソレノイド79により水平方向に移動して、ポンプ本体40aの燃料圧室78側の油路と燃料吐出管70側の油路とを連結することで、燃料圧室78内の燃料油を燃料噴射弁39に向かって圧送させる。
シリンダブロック44の正面上側に段差部44aが設けてあり、このシリンダブロック44の段差部44a上面に、燃料噴射ポンプ40をシリンダヘッド46列に沿って一列に配列するように設置している。燃料噴射ポンプ40におけるポンプ本体40aの側面を、上下2本の燃料油管69a,69bと連結するとともに、電磁スピル弁40bの上端を燃料吐出管70を介してシリンダヘッド46内の燃料噴射弁39と連結している。一方の燃料油管69aが、燃料噴射ポンプ40へ燃料油を供給する給油管であり、他方の燃料油管69bが、燃料噴射ポンプ40から燃料油を戻す油戻り管である。
燃料供給ポンプ(図示省略)により燃料油管69aを介して燃料噴射ポンプ40のポンプ本体40aに、燃料油が供給される。ポンプ本体40aは、上記ポンプ用カム(図示省略)によりプランジャ75が下降したときに、燃料油管69aから送給される燃料を燃料圧室78に供給する。その後、燃料圧室78内に供給された燃料は、上記ポンプ用カムの回転に従って上方向に摺動されるプランジャ75によって加圧されて、電磁スピル弁40bに形成される油路に送給される。
燃料噴射ポンプ40が燃料噴射弁39に向かって燃料油を吐出する場合、エンジン制御装置86からの制御信号に基づいて、電磁スピル弁40bのソレノイド79を励磁させる。電磁スピル弁40bのスピル弁体76が、ソレノイド79の吸着力によってソレノイド79に向かって摺動することで、電磁スピル弁40bの油路からポンプ本体40aの油路への戻り路を遮断し(電磁スピル弁40bの閉弁)、燃料圧室78から供給される燃料油の加圧を維持する。従って、燃料噴射ポンプ40は、電磁スピル弁40bの閉弁により、燃料圧室78で加圧されて電磁スピル弁40bに供給される燃料油を、燃料吐出管70を介して燃料噴射弁39に圧送する。
燃料噴射ポンプ40による燃料油の吐出を停止する場合、エンジン制御装置86からの制御信号に基づいて、電磁スピル弁40bのソレノイド79を消磁させる。電磁スピル弁40bのスピル弁体76が、スピル弁ばね77の付勢力によって、ソレノイド89と離間する方向に摺動することで、電磁スピル弁40bの油路からポンプ本体40aの油路への戻り路を連通し(電磁スピル弁40bの開弁)、燃料圧室78から供給される燃料油を放圧する。従って、燃料噴射ポンプ40は、電磁スピル弁40bの開弁により、燃料圧室78で加圧されて電磁スピル弁40bに供給される燃料油を、ポンプ本体40a側に戻して燃料油管69bに吐出させることとなり、燃料噴射弁39への燃料油の吐出を停止する。
ところで、上述したように、吸気弁28を開くことで、気筒34内に形成されている燃焼室Mに空気を吸気させた後、吸気弁28を閉じるとともにピストン27をスライドさせて、燃焼室M内の空気を圧縮させる。このとき、上述のようにして電磁スピル弁40bの開閉に基づいて燃料噴射ポンプ40が燃料油を燃料噴射弁39に向かって吐出することにより、燃料噴射弁39が、吐出動作を実行するから圧送された燃料油を、燃焼室M内に噴射して発火させる。その後、排気弁28を開くことで、燃焼室M内の燃焼ガス(排ガス)を、排気ポート36を通じて排気マニホールド50へ吐出させる。
電磁スピル弁40bを有する燃料噴射ポンプ40は、電磁スピル弁40bの閉弁タイミングにより燃料噴射タイミングが制御されるとともに、電磁スピル弁40bの閉弁時間(閉弁から開弁までの時間)により燃料噴射量が制御される。すなわち、エンジン制御装置86が、燃料噴射ポンプ40の電磁スピル弁40bの閉弁タイミング及び開弁タイミングを制御することで、燃料噴射ポンプ40を通じて燃料噴射弁39から噴射させる燃料油の噴射タイミングと噴射量を制御する。
ディーゼルエンジン25は、図4に示す如く、ディーゼルエンジン25の各部を制御するエンジン制御装置86を具備しており、エンジン制御装置86が、燃料噴射ポンプ40の燃料噴射量及び燃料噴射タイミングを制御する。エンジン制御装置86は、発電機26の出力を測定するワットトランスデューサやトルクセンサなどの負荷測定器89による測定信号を受け、ディーゼルエンジン25にかかる負荷を算出する。エンジン制御装置86は、ディーゼルエンジン25のクランク軸42の回転速度を測定するパルスセンサなどのエンジン回転センサ90による測定信号を受け、ディーゼルエンジン25のエンジン回転速度を検知する。エンジン制御装置86は、速度指示部93からの増減速指令信号を受けて、目標エンジン回転速度Nsを設定する。
エンジン制御装置86は、図7に示す如く、増減速指令信号を受けて目標エンジン回転速度Nsを算出するエンジン回転速度設定部101と、エンジン回転速度設定部101で設定された目標エンジン回転速度Nsとエンジン回転センサ90からの測定エンジン回転速度(実エンジン回転速度)Neとの差分ΔNを算出する減算器102と、減算器102で求めた回転速度の差分値ΔNに基づきPID(Proportional Integral Derivative)制御演算を行うPID制御部103と、PID制御部103から出力される演算値に基づいて燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出部104と、燃料噴射タイミングを進角させる進角制御部105と、負荷測定器89及びエンジン回転センサ90からの測定信号を受けて負荷投入を検出する負荷投入検出部106と、PID制御部103におけるP(Proportional)ゲイン及びI(Integral)ゲインを設定するゲイン設定部107と、燃料噴射量算出部104で設定された燃料噴射量と進角制御部105で設定された燃料噴射タイミングに基づいて電磁スピル弁40bの開閉制御信号を生成する開閉制御部108とを備える。
エンジン制御装置86は、速度指示部93から与えられる増減速指令信号と、エンジン回転センサ90からの測定信号とに基づいて、燃料噴射弁39からの燃料噴射量をPID制御している。すなわち、エンジン回転速度設定部101が、増減速指令信号に基づき、目標エンジン回転速度Nsを設定し、減算器102が、エンジン回転センサ90からの測定信号に基づく実エンジン回転速度Neと目標エンジン回転速度Nsとの差分値ΔNを算出する。PID制御部103は、減算器102で得られたエンジン回転速度の差分値ΔNについて、ゲイン設定部107で設定されたPゲイン(比例成分値に対する乗算係数)及びIゲイン(積分成分値に対する乗算係数)に基づく演算を行う。燃料噴射量算出部104は、PID制御部103による演算結果に基づいて、燃料噴射量を算出して開閉制御部108に送出する。
進角制御部105は、燃料噴射ポンプ40による燃料噴射弁39への燃料油の圧送タイミング(燃料噴射タイミング)を設定する。進角制御部105は、例えば、減算器102の回転速度差分値ΔNに基づいて、負荷投入状態にあることを確認すると、燃料噴射タイミングを進角させ、開閉制御部108に通知する。開閉制御部108は、燃料噴射量算出部104で算出した燃料噴射量と、進角制御部105による燃料噴射タイミングとに基づき、スピル弁40bの閉弁タイミング及び開弁タイミングを算出する。そして、開閉制御部108は、算出した閉弁タイミングにおいて、スピル弁40bを閉弁させる制御信号を出力して、燃料噴射ポンプ40による燃料油の圧送を開始させ、算出した開弁タイミングにおいて、スピル弁40bを開弁させる制御信号を出力して、燃料噴射ポンプ40による燃料油の圧送を停止させる。
負荷投入検出部106は、負荷測定器89又はエンジン回転センサ90からの測定信号を受けて負荷投入の有無を検出する。負荷投入検出部106は、負荷投入を検出すると、検出結果を進角制御部105及びゲイン設定部107に通知する。進角制御部105は、負荷投入検出部106から負荷投入の通知を受けると、燃料噴射タイミングを所定期間進角させる。また、ゲイン設定部107は、負荷投入検出部106から負荷投入の通知を受けると、Pゲイン及びIゲイン(フィードバックゲイン)を所定期間大きくする。
負荷投入検出部106における負荷投入の検出動作について、図8を参照して、以下に説明する。負荷投入検出部106は、発電機26の出力を測定した負荷測定器89の測定信号(負荷信号)を受けるととともに(STEP1)、クランク軸42の回転速度を測定したエンジン回転センサ90の測定信号(エンジン回転信号)を受ける(STEP2)。そして、負荷投入検出部106は、発電機26の出力を測定した負荷測定器89の測定信号(負荷信号)による負荷投入検出機能を選択しているか否かを確認する(STEP3)。
負荷信号による負荷投入検出機能を選択している場合(STEP3でYes)、負荷投入検出部106は、負荷測定器89の測定信号(負荷信号)における異常の有無を確認する(STEP4)。例えば、負荷投入検出部106は、負荷測定器89の故障や断線などが原因となり、負荷測定器89による測定信号による信号値や変動率が検出範囲外となった場合に、負荷測定器89による測定信号に異常を検出する。
負荷測定器89による測定信号に異常がない場合(STEP4でNo)、負荷投入検出部106は、STEP1で受信した負荷信号と既に受信して記憶している負荷信号とに基づいて、ディーゼルエンジン25の負荷変化量(発電機26の出力変動量)ΔAcを算出する(STEP5)。すなわち、負荷投入検出部106は、負荷測定器89による測定信号の履歴に基づいて、ディーゼルエンジン25の負荷変化量ΔAcを算出する。
負荷投入検出部106は、STEP5で算出した負荷変化量ΔAcに基づいて、負荷投入の有無を検出する(STEP6)。すなわち、負荷投入検出部106は、ディーゼルエンジン25の負荷変化量ΔAcを第1閾値と比較して、負荷変化量ΔAcが第1閾値よりも大きくなった場合に(STEP6でYes)、負荷投入があったものと判定し、負荷投入を検出したことを進角制御部105及びゲイン設定部107に通知する(STEP7)。
負荷信号による負荷投入検出機能を選択していない場合(STEP3でNo)、又は、負荷測定器89による測定信号(負荷信号)に異常を確認した場合(STEP4でYes)、負荷投入検出部106は、エンジン回転速度偏差による負荷投入検出機能を選択しているか否かを確認する(STEP8)。
エンジン回転速度偏差による負荷投入検出機能を選択している場合、(STEP8でYes)、エンジン回転速度設定部101から受けた目標エンジン回転速度Nsとエンジン回転センサ90からのエンジン回転信号に基づく実エンジン回転速度Neとのエンジン回転速度偏差ΔNseを算出する(STEP9)。負荷投入検出部106は、算出したエンジン回転速度偏差ΔNseに基づいて、負荷投入の有無を検出する(STEP10)。すなわち、負荷投入検出部106は、エンジン回転速度偏差ΔNseを第2閾値と比較して、エンジン回転速度偏ΔNse差が第2閾値よりも大きくなった場合に(STEP10でYes)、負荷投入を検出したことを進角制御部105及びゲイン設定部107に通知する(STEP7)。
負荷投入検出部106は、エンジン回転速度偏差による負荷投入検出機能を選択していない場合(STEP8でNo)、STEP7で受信したエンジン回転信号と既に受信して記憶しているエンジン回転信号とに基づいて、実エンジン回転速度の変化量ΔNeを算出する(STEP11)。負荷投入検出部106は、算出した実エンジン回転速度の変化量ΔNeに基づいて、負荷投入の有無を検出する(STEP12)。すなわち、負荷投入検出部106は、実エンジン回転速度の変化量ΔNeを第3閾値と比較して、実エンジン回転速度の変化量ΔNeが第3閾値よりも大きくなった場合に(STEP12でYes)、負荷投入を検出したことを進角制御部105及びゲイン設定部107に通知する(STEP7)。
進角制御部105は、負荷投入部106から負荷投入検出の通知を受けると、図9に示す如く、所定期間T1の間、進角制御を実行する。進角制御部105は、負荷投入部106からの負荷投入検出の通知を受けて、進角制御を開始すると、燃料噴射タイミングの進角量を目標進角量Q1まで徐々に上昇させる。すなわち、進角制御部105は、進角制御の開始直後から進角量を増加させ、ΔT1経過後に目標進角量Q1とする。そして、進角制御の開始から所定時間T1が経過すると、進角制御部105は、進角制御を解除し、燃料噴射タイミングの進角量を徐々に下降させて、進角制御開始前の燃料噴射タイミングに戻す。すなわち、進角制御部105は、進角制御の解除直後から進角量を減少させ、ΔT2経過後に進角量0とする。
ゲイン設定部107は、負荷投入部106から負荷投入検出を通知を受けると、図10に示す如く、所定期間T2の間、PID制御部103に与えるフィードバックゲイン(Pゲイン及びIゲイン)を増加させる。ゲイン設定部107は、負荷投入部106からの負荷投入検出の通知を受けると、Pゲインを定常値Pcから最大値Pmaxとすると同時に、Iゲインを定常値Icから最大値Imaxとして、PID制御部103に与える。従って、PID制御部103から演算結果が大きくなり、燃料噴射量算出部104により算出される燃料噴射量を増加させる。また、ゲイン設定部107は、負荷投入部106からの負荷投入検出の通知を受けてから所定期間T2の経過を確認すると、Pゲインを最大値Pmaxから定常値Pcに徐々に戻すと同時に、Iゲインを最大値Imaxから定常値Icに徐々に戻す。
本実施形態のディーゼルエンジン(エンジン装置)25において、エンジン制御装置86は、エンジンの負荷変動を検出したときに、燃料噴射装置40による燃料噴射量又は燃料噴射タイミングを変動させる負荷変動制御を実行し、該負荷変動制御を実行してから所定期間経過後に、燃料噴射装置40に対する制御動作を通常制御に復帰させる。負荷投入により、ディーゼルエンジン25への負荷が急激に変化した場合であっても、エンジン回転速度の低下を抑制でき、投入された負荷に対応したエンジン出力を維持できる。
エンジン制御装置86は、発電機26から受ける負荷信号に基づいて、負荷変動を検出する。エンジン制御装置86は、負荷変動を検出したときに、所定期間T2の間、燃料噴射装置40による燃料噴射量のフィードバックゲインを大きくして、負荷変動制御を実行する。発電機26の出力を測定する負荷信号に基づいて負荷変動を検出するため、早期に負荷変動を検出でき、ディーゼルエンジン25を負荷変動に早期に対応させて、発電設備の安定化を図れる。
エンジン制御装置86は、発電機26から受ける負荷信号に基づいて、負荷変動を検出する。発電機26の出力を測定する負荷信号に基づいて負荷変動を検出するため、早期に負荷変動を検出でき、ディーゼルエンジン25を負荷変動に早期に対応させて、発電設備の安定化を図れる。エンジン制御装置86は、ディーゼルエンジン25の目標回転速度と実回転速度との偏差を算出し、算出した回転速度偏差に基づいて、負荷変動を検出する。また、エンジン制御装置86は、ディーゼルエンジン25の実回転速度の変化量を算出し、算出した回転速度変化量に基づいて、負荷変動を検出する。ディーゼルエンジン25の回転速度に基づいて、負荷変動を検出することにより、負荷信号に異常があった場合などにおいても、負荷変動を確認し、ディーゼルエンジン25を負荷変動に適応させて動作させることができる。
エンジン制御装置86は、負荷変動を検出したときに、所定期間T2の間、燃料噴射装置40による燃料噴射量のフィードバックゲインを大きくして、負荷変動制御を実行する。エンジン制御装置86は、負荷変動を検出したときに、所定期間T1の間、燃料噴射装置40による燃料噴射タイミングを進角させる。また、燃料噴射装置40を、電磁弁40bを備えた電子制御式燃料噴射ポンプとすることにより、電磁弁40bの開閉制御のみで燃料噴射量及び燃料噴射タイミングを制御できる。
従って、プランジャリードや燃料コントロールラックなどによる燃料噴射量制御機構が不要となるだけでなく、負荷変動に応じた燃料噴射量及び燃料噴射タイミングに早期に設定可能となる。燃料噴射装置40による燃料噴射量及び燃料噴射タイミングを最適に調整できるため、燃料消費量を低減できるだけでなく、NOx発生量やPM発生量も抑制できる。
次に、図11〜図17を参照して、本発明のディーゼルエンジンとして、過給機を2段に配置した発電用ディーゼルエンジンを例に挙げて、排気ガス排出構造を中心に、以下に説明する。図13〜図14に示す如く、ベースフレーム41上に、発電用ディーゼルエンジン25と、発電機26を載置する。ディーゼルエンジン25の一側方に出力軸(クランク軸)42を突設させて、出力軸42にフライホィール43を軸支すると共に、発電機26に出力軸42を連結し、ディーゼルエンジン25によって発電機26を駆動するように構成している。
また、図11〜図17に示す如く、ディーゼルエンジン25は、ベースフレーム41に上載固定する6気筒用のシリンダブロック44と、シリンダブロック44の下面側に設置するエンジンオイルタンクとしてのオイルパン45と、シリンダブロック44の上面側に配置するシリンダヘッド46と、シリンダヘッド46の上面側に配置する6気筒分のヘッドカバー47を備える。四角箱形のシリンダブロック44の長手方向一側面に燃料ポンプ配置室48を設けると共に、シリンダブロック44の長手方向他側面に吸気マニホールド49を形成し、吸気マニホールド49上側方のシリンダヘッド46長手方向他側面に排気マニホールド51を配置している。
なお、燃料ポンプ配置室48が配置されたシリンダブロック44の長手方向(6気筒分のシリンダ設置幅)の一側面をディーゼルエンジン25の正面と称し、吸気マニホールド49と排気マニホールド51が配置されたシリンダヘッド46長手方向の他側面をディーゼルエンジン25の背面と称し、発電機26が配置されるシリンダブロック44の短手方向(1気筒分のシリンダ設置幅)の一側面をディーゼルエンジン25の左側面と称し、シリンダブロック44の短手方向の他側面をディーゼルエンジン25の右側面と称する。また、シリンダヘッド46に吸気弁及び排気弁(図示省略)などを取付け、シリンダヘッドカバー47の内部に前記吸気弁及び排気弁用の開閉機構などを設けると共に、上述した燃料配管69a,69b(図6参照)及び燃料噴射ポンプ40(図6参照)及びカム軸(図示省略)などが燃料ポンプ配置室48部のシリンダブロック44に設置されている。
図11〜図17に示す如く、ディーゼルエンジン25正面側の燃料ポンプ配置室48に燃料ポンプなどの燃料系付設部品を設ける一方、ディーゼルエンジン25背面側のシリンダブロック44及びシリンダヘッド46の各側面に吸気マニホールド49及び排気マニホールド51などの吸排気系付設部品を設けるものであり、ディーゼルエンジン25の正面側と背面側に、燃料系付設部品と吸排気系付設部品を振分けて配設させている。また、排気マニホールド51は、ディーゼルエンジン25の第1〜第6気筒に連通させる気筒連結管52を有し、吸気マニホールド49の上方に排気マニホールド51が平行に配置される。加えて、ヘッドカバー47と排気マニホールド51の間に、排気マニホールド51と平行に、ディーゼルエンジン25冷却用のエンジン冷却水パイプ53を延設させる。即ち、シリンダヘッド46と高圧過給機56間の排気マニホールド51と、エンジン冷却水パイプ53を、ヘッドカバー47列の一側方に平行に延設させている。
さらに、図11〜図17に示す如く、吸気マニホールド49と排気マニホールド51に接続させる二段過給機55は、高圧過給機56及び高圧側インタークーラ57と低圧過給機58及び低圧側インタークーラ59を備える。高圧側インタークーラ57と、低圧側インタークーラ59は、四角箱状のインタークーラ本体54の内部を仕切って、互いに隣接させて配置している。
また、高圧過給機56は、高圧コンプレッサ61と高圧タービン60を有すると共に、低圧過給機58は、低圧コンプレッサ63と低圧タービン62を有する。排気マニホールド51に高圧タービン60の排気ガス入口64を連結させ、高圧タービン60の排気ガス出口65に高圧排気ガス管66を介して低圧タービン62の排気ガス入口67を連結させ、低圧タービン62の排気ガス出口68に排気ガス排出管30の排気ガス取入れ側端部を連結させている。
上記の構成により、排気マニホールド51から排出される発電用ディーゼルエンジン25の排気ガスは、高圧タービン60と、高圧排気ガス管66と、低圧タービン62に順次移動した後、低圧タービン62の排気ガス出口68から排気ガス排出管30に移動し、排気ガス排出管30の途中に設けた複合ケーシング33にて淨化され、船外に排出される。また、高圧タービン60にて高圧コンプレッサ61が駆動され、低圧タービン62にて低圧コンプレッサ63が駆動される。
一方、低圧コンプレッサ63の新気取入れ側に給気フィルタ71を設け、低圧コンプレッサ63の新気送出側に低圧新気通路管72を介して低圧側インタークーラ59を接続させると共に、低圧側インタークーラ59に新気導入管73を介して高圧コンプレッサ61の新気取入れ側を接続させ、高圧コンプレッサ61の新気送出側に高圧新気通路管74を介して高圧側インタークーラ57を接続させる。給気フィルタ71から取入れた新気は、低圧コンプレッサ63にて加圧され、次いで低圧側インタークーラ59にて冷却された後、低圧側インタークーラ59から高圧コンプレッサ61に移動すると共に、高圧コンプレッサ61にてさらに加圧され、高圧側インタークーラ57にて冷却されて、吸気マニホールド49に送給される。
さらに、図13に示す如く、発電用ディーゼルエンジン25のエンジンオイルを循環させるエンジン潤滑油機構80を備える。エンジン潤滑油機構80は、オイルパン45のエンジンオイルを送出するオイルポンプ(図示省略)と、エンジンオイルを冷却するオイルクーラ82と、エンジンオイルを淨化するオイルフィルタ83などを有する。吸気マニホールド49と排気マニホールド51が配置されたシリンダブロック44側面(ディーゼルエンジン25の背面)に、オイルクーラ82及びオイルフィルタ83を横一列に固着させている。シリンダブロック44またはシリンダヘッド46などに、オイルクーラ82及びオイルフィルタ83を介して、オイルパン45内のエンジンオイルを循環させるように構成している。
図13に示す如く、燃料ポンプ配置室48が配置されたシリンダブロック44の長手方向の一側面(ディーゼルエンジン25の正面)とは反対側のシリンダブロック44側面(ディーゼルエンジン25の背面側)に片寄らせて、吸気マニホールド49と、排気マニホールド51と、オイルクーラ82及びオイルフィルタ83を配置させる。また、高圧側インタークーラ57と、低圧側インタークーラ59と、オイルクーラ82とに,冷却水配管84a,84b,84cを介して、図示しない冷却水ポンプを接続させている。即ち、高圧側インタークーラ57及び低圧側インタークーラ59及びオイルクーラ82に冷却水を循環させ、高圧タービン60からの新気と、低圧タービン62からの新気と、オイルクーラ82内のエンジンオイルを冷却するように構成している。
一方、図14に示す如く、燃料ポンプ配置室48が配置されたシリンダブロック44側面(ディーゼルエンジン25の正面側)に片寄らせて、始動停止スイッチボックス87と、エンジン始動装置88をそれぞれ配置する。即ち、燃料ポンプ配置室48が配置されたシリンダブロック44の側方(正面側)にオペレータが移動して、排気マニホールド51などの輻射熱に影響されることなく、ディーゼルエンジン25の始動または停止操作などの作業を実行できる。また、ディーゼルエンジン25の一側方において、出力軸42で軸支されるフライホィール43の上側に、燃料噴射ポンプ40(図6参照)による燃料噴射タイミングや燃料噴射量の制御などディーゼルエンジン25の各部動作を制御するエンジン制御装置86を配置している。
次いで、前記二段過給機55(高圧過給機56、低圧過給機58)と、インタークーラ本体54(高圧側インタークーラ57、低圧側インタークーラ59)の取付け構造を説明する。図11〜図17に示す如く、前記発電用ディーゼルエンジン25のシリンダブロック44の側面のうち、出力軸42が突設する発電機26配置側の側面(シリンダブロック44の左側面)に対向する側面(シリンダブロック44の右側面)に、前記二段過給機55とインタークーラ本体54を配設している。即ち、ディーゼルエンジン25の左側面部に出力軸42一端側と発電機26が配置され、ディーゼルエンジン25の右側面部に二段過給機55とインタークーラ本体54が配置される。
図11〜図17に示す如く、前記二段過給機55とインタークーラ本体54とを取付ける過給機ユニットフレーム91を備える。過給機ユニットフレーム91は、発電機26が配置される左側面と反対側のシリンダブロック44の右側面に接合固定させる垂直部91aと、垂直部の上端側にL形状に連結させる水平部91bを有する。シリンダブロック44の右側面に垂直部91aを略垂直な姿勢に締結固定させ、垂直部91aの上端に水平部91bの一端側を一体的に連接させ、シリンダブロック44から離れる方向に水平部91bの他端側を略水平に突設している。なお、垂直部91aと水平部91bは、複数枚の金属板を溶接加工にて組み合わせて、一体的に形成している。
また、ディーゼルエンジン25の一側面(右側面)に垂直部91aが接合固定された過給機ユニットフレーム91の水平部91bの上面側に、高圧過給機56と低圧過給機58を取付けている。ディーゼルエンジン25の右側面に低圧過給機58を接近させて配置させると共に、ディーゼルエンジン25の右側面から高圧過給機56を離間させて配置させる。即ち、水平部91bの上面側のうち、垂直部91a上端に連接される水平部91b端部の上面側に低圧過給機58が配置されると共に、水平部91bの上面側のうち、ディーゼルエンジン25の右側面から離間した水平部91b端部の上面側に高圧過給機56が配置される。なお、高圧過給機56の外形及び自重と低圧過給機58の外形及び自重を対比すると、高圧過給機56は小形で軽く構成され、低圧過給機58は大形で重く構成される。
一方、過給機ユニットフレーム91の水平部91bの下面にインタークーラ本体54の上面を接合固定させ、水平部91bの下面側にインタークーラ本体54を吊下げ姿勢に取付け、低圧過給機58または高圧過給機56から送出される給気(新気)温度を、インタークーラ本体54の低圧側インタークーラ59または高圧側インタークーラ57にて低下させるように構成している。加えて、過給機ユニットフレーム91の水平部91bの上面側のうち、垂直部91a上端部が連結された水平部91bの上面側に受け台フレーム92を固着し、受け台フレーム92に低圧過給機58を上載すると共に、高圧過給機56にエンジン25の排気ガスを導出させる排気マニホールド51の一端部のうち、高圧コンプレッサ60の排気ガス入口64に近い排気マニホールド51の一端部を、水平部91bと前記受け台フレーム92の間の空間を介して、低圧過給機58の下面側に貫通状に延設させている。即ち、シリンダブロック44と高圧過給機56の間に配置された低圧過給機58の機外側方を迂回することなく、シリンダブロック44と高圧過給機56の間に排気マニホールド51を最短距離で延設できる。
さらに、シリンダブロック44の右側面に接合固定させる垂直部91aに新気導入路(図示省略)を開設し、シリンダブロック44と高圧側インタークーラ57を垂直部91aにて接合させ、高圧側インタークーラ57の新気出口57aに新気導入路(図示省略)を介して吸気マニホールド46端部の入口を接続して、高圧側インタークーラ57の新気が吸気マニホールド46に送給されるように構成している。
図11〜図17に示す如く、ディーゼルエンジン25の排気ガス排出径路中に、第1過給機としての高圧過給機56と第2過給機としての低圧過給機58を直列に配置するエンジン装置において、ディーゼルエンジン25の一側面に高圧過給機56と低圧過給機58を配置する構造であって、ディーゼルエンジン25の一側面に低圧過給機58を接近させて配置させると共に、ディーゼルエンジン25の一側面から高圧過給機56を離間させて配置したものであるから、ディーゼルエンジン25と高圧過給機56の間に、高圧過給機56に比べて大型で重くなる低圧過給機58を安定良く設置でき、高圧過給機56と低圧過給機58の支持構造を簡略化できるものでありながら、給気温度が高い高圧過給機56側の給気配管(新気導入管73など)をディーゼルエンジン25の一側面から離して設置できる一方、給気温度が低い低圧過給機58側の給気配管(過給機ユニットフレーム91の垂直部91aなど)をディーゼルエンジン25の一側面に近接支持でき、ディーゼルエンジン25の給気冷却構造を簡略化できる。各過給機56,58の下方側スペースに冷却水循環ポンプまたはエンジンオイル循環ポンプなどの付設部品を集約的に取付けることができ、各付設部品のメンテナンス作業性を向上できる。
図11〜図17に示す如く、ディーゼルエンジン25の一側面に過給機ユニットフレーム91の垂直部91aを接合固定させると共に、過給機ユニットフレーム91の水平部91bの上面側に高圧過給機56と低圧過給機58を取付けている。したがって、過給機ユニットフレーム91の水平部91bの上面側のうち、過給機ユニットフレーム91の垂直部91aに近い上面側に低圧過給機58を配置でき、高圧過給機56と低圧過給機58の支持剛性を確保しながら、過給機ユニットフレーム91などの支持構造体を簡略化できる。
図11〜図17に示す如く、高圧過給機56と低圧過給機58の給気温度を低下させるインタークーラとしてのインタークーラ本体54を備える構造であって、ディーゼルエンジン25の一側面に過給機ユニットフレーム91の垂直部91aを接合固定させると共に、過給機ユニットフレーム91の水平部91bの下面側にインタークーラ本体54を取付けている。したがって、過給機ユニットフレーム91の垂直部91aを挟んでディーゼルエンジン25の一側面にインタークーラ本体54の一側面を対峙させることができ、ディーゼルエンジン25の吸気マニホールド49とインタークーラ本体54の新気出口57aとを接続させる配管として、過給機ユニットフレーム91の一部を利用でき、給気配管の簡略化または給気抵抗の低減などを容易に図ることができる。
図11〜図17に示す如く、高圧過給機56にディーゼルエンジン25の排気ガスを導出させる排気管としての排気マニホールド51を備える構造であって、過給機ユニットフレーム91の垂直部91aの上端側に過給機ユニットフレーム91の水平部91bの一端部をL形状に連結させ、過給機ユニットフレーム91の垂直部91aが連結された過給機ユニットフレーム91の水平部91bの上面側に受け台フレーム92を固着し、受け台フレーム92に低圧過給機58を上載すると共に、過給機ユニットフレーム91の水平部91bと受け台フレーム92の間に排気マニホールド51を延設させている。したがって、ディーゼルエンジン25に高圧過給機56を接続させるための排気マニホールド51を直線的に形成でき、ディーゼルエンジン25乃至高圧過給機56間の排気抵抗を低減できると共に、ディーゼルエンジン25乃至高圧過給機56間の排気管路を簡単に構成できる。
図11、図15に示す如く、ディーゼルエンジン25と高圧過給機56間の排気管としての排気マニホールド51と、冷却水配管としてのエンジン冷却水パイプ53を、ヘッドカバー47列の一側方に平行に延設させている。したがって、ヘッドカバー47列の一側方に排気マニホールド51とエンジン冷却水パイプ53をコンパクトに設置できるものでありながら、排気マニホールド51とエンジン冷却水パイプ53が配置されるヘッドカバー47列の一側方のディーゼルエンジン25側面を利用して、例えばオイルフィルタ83またはオイルクーラ82などを容易に設置できる。なお、ヘッドカバー47列の他側方のディーゼルエンジン25側面に、燃料ポンプ配置室48、始動停止スイッチボックス87、エンジン始動装置88などをそれぞれ配置でき、ディーゼルエンジン25の始動または停止操作などの作業空間を容易に確保できる。
なお、高圧過給機56と低圧過給機58を一体的に合体させて、ディーゼルエンジン25一側方の側面に配置してもよい。また、動圧式の排気マニホールド51は、例えば、ディーゼルエンジン25の第1気筒及び第4気筒及び第5気筒に連通させる第1排気マニホールドと、ディーゼルエンジン25の第2気筒及び第3気筒及び第6気筒に連通させる第2排気マニホールドなどの複数体の排気マニホールドにて形成してもよい。
25 ディーゼルエンジン
39 燃料噴射弁
40 燃料噴射ポンプ
40a ポンプ本体
40b 電磁スピル弁
47 ヘッドカバー
49 吸気マニホールド
51 排気マニホールド(排気管)
69a 燃料油管(給油管)
69b 燃料油管(油戻り管)
70 燃料吐出管(高圧管)
75 プランジャ
76 スピル弁体
77 スピル弁ばね
78 燃料圧室
79 電磁ソレノイド
86 エンジン制御装置
89 負荷測定器
90 エンジン回転センサ
101 エンジン回転速度設定部
102 減算器
103 PID制御部
104 燃料噴射量算出部
105 進角制御部
106 負荷投入検出部
107 ゲイン設定部
108 開閉制御部

Claims (2)

  1. エンジンのシリンダ内の燃焼室に燃料を噴射して燃焼させる燃料噴射装置と、該燃料噴射装置による燃料噴射動作を制御する制御装置と、を備えたエンジン装置において、
    前記エンジンが、発電機に動力を伝達するものであるとともに、
    前記制御装置が、前記発電機の出力を測定した負荷測定器の負荷信号と、前記エンジンの回転速度を測定したエンジン回転センサのエンジン回転信号とを受信しており、
    前記制御装置は、
    エンジンの負荷投入を検出したときに、前記燃料噴射装置による燃料噴射タイミングを変動させる進角制御の実行を開始すると、燃料噴射タイミングの進角量を目標進角量まで徐々に上昇させた後に該目標進角量で一定とし、前記進角制御を開始してから所定期間経過後に、燃料噴射タイミングの進角量を目標進角量から徐々に下降させて進角量0とすることで前記燃料噴射装置に対する制御動作を通常制御に復帰させるとともに、
    前記負荷信号に異常がない場合、前記負荷信号から算出される負荷変化量に基づいて、前記エンジンの負荷投入の有無を検出し、
    前記負荷信号に異常がある場合、目標エンジン回転速度と前記エンジン回転信号に基づく実エンジン回転速度とのエンジン回転速度偏差に基づく負荷投入検出機能と、前記エンジン回転信号に基づく実エンジン回転速度の変化量に基づく負荷投入検出機能とのいずれかが選択されており、選択された負荷投入検出機能に従って前記エンジンの負荷投入の有無を検出することを特徴とするエンジン装置。
  2. 前記制御装置は、前記エンジンの負荷投入を検出したときに、前記進角制御を開始するとともに、前記燃料噴射装置による燃料噴射量のフィードバックゲインを大きくすることを特徴とする請求項1に記載のエンジン装置。
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