JP6356326B1 - ポイント変換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポイントカードに蓄積されたポイントを電子通貨に変換し、電子通貨を介してポイントを現金化するシステムを提供する。【解決手段】システムは、メインサーバと、銀行管理サーバと、決済システム管理サーバと、ポイント管理サーバと、を備え、ポイント管理サーバは、ポイント付与率に基づいて、ユーザのポイントを計算し、計算したポイントの情報をメインサーバに送信し、メインサーバは、変換率に基づいて、ポイントを電子通貨に変換し、電子通貨の情報をポイント管理サーバに送信し、ポイント管理サーバは、銀行管理サーバに対して、電子通貨の情報に基づいて送金を行い、銀行管理サーバは、電子通貨の情報に基づいて、すべてのユーザが蓄積した電子通貨が一旦入金される代表口座の電子通貨総合計額を更新し、銀行管理サーバは、電子通貨の情報を決済システム管理サーバに通知し、決済システム管理サーバは、電子通貨の情報に基づいて、ユーザが使用可能な電子通貨合計額を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、ポイントカードに蓄積されたポイントを電子通貨に変換し、電子通貨を介してポイントを現金化するポイント変換システムに関するものである。
ポイントカードは、店舗において商品を購入した際の購入金額に応じて、一定のポイントを顧客に還元するサービスであり、広く普及している。
例えば、特許文献1では、商品等の提供に付随してユーザにポイントを発行する事業者のポイント発行システムからネットワーク経由で取得したポイント情報をユーザIDに関連付けて格納するポイント情報DBと、複数のポイント発行システムがWebサイト上でユーザにポイントを発行するためのアクションを格納するポイント発行条件DBと、ポイント発行システムに対してポイント発行アクションを実行してユーザにポイント情報を獲得させ、このポイント情報をポイント情報DBに格納するポイント発行アクション実行部と、を備えたシステムが提案されている。
特許第4708049号公報
特許文献1のシステムでは、ユーザおよび事業者は、銀行等の金融機関に取引口座を有する必要がある。しかしながら、銀行等の金融機関に取引口座を開設する際には、本人確認が必要であり、必要書類の準備等の手続きに時間を要する場合がある。
ところで、ポイントカードに蓄積されたポイントで商品を購入した場合、そのポイントにはポイントが蓄積されないというのが一般的である。
本発明の目的は、ポイントカードに蓄積されたポイントを電子通貨に変換し、電子通貨として使用する際には、ユーザが自ら金融機関に取引口座を開設する必要のないシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、ポイントカードに蓄積されたポイントから変換された電子通貨を使用する際にも、特典としてさらなる電子通貨が蓄積されるシステムを提供することにある。
本発明の要旨は以下のとおりである。
本発明は、ポイントカードに蓄積されたポイントを電子通貨に変換し、該電子通貨を介して前記ポイントを現金化するポイント変換システムであって、
前記システムは、メインサーバと、銀行管理サーバと、決済システム管理サーバと、ポイント管理サーバと、を備え、
前記ポイント管理サーバは、ポイント付与率に基づいて、ユーザのポイントを計算し、計算したポイントの情報を前記メインサーバに送信し、
前記メインサーバは、変換率に基づいて、前記ポイントを電子通貨に変換し、前記電子通貨の情報を前記ポイント管理サーバに送信し、
前記ポイント管理サーバは、前記銀行管理サーバに対して、前記電子通貨の情報に基づいて送金を行い、
前記銀行管理サーバは、前記電子通貨の情報に基づいて、すべてのユーザが蓄積した電子通貨が一旦入金される代表口座の電子通貨総合計額を更新し、
前記銀行管理サーバは、前記電子通貨の情報を前記決済システム管理サーバに通知し、
前記決済システム管理サーバは、前記電子通貨の情報に基づいて、前記ユーザが使用可能な電子通貨合計額を更新する。
ポイントカードに蓄積されたポイントから変換された電子通貨を使用する際、
前記決済システム管理サーバは、特典付与率に基づいて、特典を計算し、計算した特典の情報を前記メインサーバに送信し、
前記メインサーバは、特典変換率および再来店舗優遇率に基づいて、前記計算した特典の情報から特典電子通貨を計算し、前記特典電子通貨の情報を前記銀行管理サーバに送信し、
前記再来店舗優遇率は、ポイントを発行した店舗と同じ店舗で電子通貨が使用されるか否かに応じて変化し、
前記銀行管理サーバは、前記特典電子通貨の情報に基づいて、前記代表口座の電子通貨総合計額を更新し、
前記銀行管理サーバは、前記電子通貨の情報を前記決済システム管理サーバに通知し、
前記決済システム管理サーバは、前記特典電子通貨の情報に基づいて、前記ユーザが使用可能な電子通貨合計額を更新する。
ポイントカードに蓄積されたポイントから変換された電子通貨を現金化する際、
前記決済システム管理サーバは、現金変換減額率に基づいて、資金移動(口座振替)額を計算し、
前記銀行管理サーバは、前記計算された資金移動(口座振替)額を、前記代表口座からユーザに貸与する口座に移動(振替)する。
前記メインサーバと、前記銀行管理サーバと、前記決済システム管理サーバと、前記ポイント管理サーバと、のうちの少なくとも2つは、1つのハードウェアで構成されている。
本発明で用いられる用語について説明する。
Figure 0006356326
本発明では、ポイントカードに蓄積されたポイントを電子通貨に変換し、電子通貨として使用する際には、ユーザが自ら金融機関に取引口座を開設する必要がないため、手続きに要する時間や手間を省略することができる。
また、ポイントカードに蓄積されたポイントから変換された電子通貨を使用する際にも、特典としてさらなる電子通貨が蓄積されるので、ユーザにとって魅力的であり、ユーザにポイントの蓄積を促進することができる。
さらに、ポイントを取得した店舗と同一の店舗で蓄積した電子通貨を使用すると、より多くの電子通貨が得られるので、同一店舗への集客効果が見込まれる。一方、現金化すると減額されるが、ポイントカードXの加盟店以外の店舗でも買い物ができるので、ユーザにとっての利便性が向上する。
本発明の一実施形態に係るシステムの構成図である。 メインサーバの構成図である。 ポイントカードを作成する段階を示すシーケンス図である。 ポイントカード番号、入出金用IDおよび決済用IDの一例を示す図である。 代表口座および各ユーザに貸与する口座を説明するための図である。 ポイントカードに電子通貨を蓄積する段階を示すシーケンス図である。 電子通貨履歴の一例を示す図である。 ポイントカードに蓄積した電子通貨を使用する段階の一例を示すシーケンス図である。 ポイントカードに蓄積した電子通貨を使用する段階の他の例を示すシーケンス図である。 ポイントカードに蓄積した電子通貨を使用する段階の他の例を示すシーケンス図である。
最初に、本発明の概念を簡単に説明する。
本発明のシステムは、ポイントカードに蓄積されたポイントを電子通貨に変換し、電子通貨として使用する際には、ユーザが自ら金融機関に取引口座を開設する必要はない。また、ポイントカードに蓄積されたポイントから変換された電子通貨(本明細書では、説明の簡略化のため、「ポイントカードに蓄積された電子通貨」と称することもある)を使用する際に、ポイントを発行した店舗と同じ店舗で使用するか否かに応じて、特典としてさらなる電子通貨(以下、「特典電子通貨」とも称する)を蓄積する。また、電子通貨を現金化する際には、減額して換金する。
例えば、店舗A、Bは、ポイントカードXの加盟店であり、ユーザUが店舗Aで買い物をして、800ポイントを蓄積した場合、800ポイントは、電子通貨に変換される。この電子通貨を使用する際、ポイントを取得した同一の店舗Aで電子通貨として使用する場合、808円に変換される。ポイント蓄積したのと異なる店舗Bで電子通貨として使用する場合、807円分に変換される。また、この電子通貨を現金化する場合、720円に換金される。
このように、店舗でポイントを取得し電子通貨に変換蓄積し、ポイントを取得した同一の店舗で蓄積した電子通貨を使用すると、より多くの電子通貨が得られるので、同一店舗への集客効果が見込まれる。一方、現金化すると減額されるが、ポイントカードXの加盟店以外の店舗でも買い物ができるので、ユーザにとっての利便性が向上する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成図である。
本発明のシステム100は、メインサーバ10と、銀行管理サーバ20と、決済システム管理サーバ30と、ポイント管理サーバ40と、を備える。これらのサーバ(10、20、30、40)は、専用線を介して相互に接続されている。店舗A、Bは、ポイントカードXの加盟店であり、POS(Point Of Sales)端末やCAT(Credit Authorization Terminal)端末により操作が行われる。ユーザUは、ポイントカードXの会員登録をするつもりである。
図2は、メインサーバの構成図である。
メインサーバ10は、通信部、記憶部、演算部、制御部等を備える。図示を省略するが、銀行管理サーバ20、決済システム管理サーバ30およびポイント管理サーバ40も同様に、通信部、記憶部、演算部、制御部等を備える。
以下では、説明の簡略化のため、「メインサーバ10は、通信部を介して銀行管理サーバ20の通信部に情報を送信する」という表現の代わりに、単に「メインサーバ10は、銀行管理サーバ20に情報を送信する」と記載するが、当業者であれば、当該記載から実際には通信部を介して情報が送信されていることを理解するものである。記憶部、演算部、制御部に関しても同様に記載を省略する。
次に、ポイントカードを作成する段階、ポイントカードに電子通貨を蓄積する段階およびポイントカードに蓄積した電子通貨を使用する段階を順に説明する。
図3は、ポイントカードを作成する段階を示すシーケンス図である。
ステップS1において、ユーザUは、店舗Aに対してポイントカードXの作成を依頼する。
ステップS2において、店舗Aは、ポイントカードXの作成依頼をポイント管理サーバ40に送信する。
ステップS3において、ポイント管理サーバ40は、ユーザUに割り当てられる固有のポイントカード番号(例えば、8855335)を決定する。
ステップS4において、ポイント管理サーバ40は、ポイントカード番号をメインサーバ10に送信するとともに、ポイントカード番号のための入出金用IDおよび決済用ID(図中、「両ID」とも称する)の決定をメインサーバ10に依頼する。
ステップS5において、メインサーバ10は、入出金用IDおよび決済用IDを決定する。入出金用IDおよび決済用IDは、ポイントカード番号に対して一意的に決定される。メインサーバ10は、図4(a)に示すように、ポイントカード番号に対する入出金用IDおよび決済用IDのテーブルを作成する。
ステップS6において、メインサーバ10は、入出金用IDを銀行管理サーバ20に送信する。
ステップS7において、銀行管理サーバ20は、入出金用IDに基づき、ユーザUに対して貸与する口座(以下、「U口座」とも称する)を開設する。図4(b)に示すように、U口座は、銀行NO「1310」、店舗番「888」、預金種別「1」、口座番号「8855335」である。U口座は、ユーザUが蓄積した電子通貨を現金化する際に用いられる。図5を用いて後述するように、ユーザUが蓄積した電子通貨は、一旦代表口座に入金される。その後、ユーザUが蓄積した電子通貨は、ユーザUが現金化を希望した際に、電子通貨から現金に変換され、代表口座からU口座に移動する。
なお、U口座は、ユーザUの本人確認前に開設される。すなわち、ユーザUが知らない間にU口座は開設される。しかしながら、ユーザUが現金を出金する場合や送金を行う場合には本人確認情報を必要としてもよい。
ステップS8において、メインサーバ10は、決済用IDを決済システム管理サーバ30に送信する。
ステップS9において、決済システム管理サーバ30は、決済用IDを介して、電子通貨の使用を可能にする。例えば、決済システム管理サーバ30は、決済用ID「1234−5678−9012−3456」を、あたかも、クレジットカード番号のようにユーザUに使用させることができる。決済用IDは、ユーザUがポイントカードXに蓄積した電子通貨を使用する際に用いられる。
ステップS10において、メインサーバ10は、入出金用IDおよび決済用IDをポイント管理サーバ40に送信する。
ステップS11において、ポイント管理サーバ40は、図4(c)に示すようなポイントカードXをユーザUに送付することにより、ポイントカード番号、入出金用IDおよび決済用IDをユーザUに通知する。あるいは、ポイントカードXをユーザUに送付する代わりに、ポイントカード番号、入出金用IDおよび決済用IDをユーザUにメール等で通知してもよい。
なお、メインサーバ10は、図4(a)のテーブルを銀行管理サーバ20および決済システム管理サーバ30に送信してもよい。
図5は、代表口座および各ユーザに貸与する口座を説明するための図である。
図5(a)に示すように、銀行管理サーバ20は、代表口座「1310−137−1−1234567」および、各ユーザに貸与する口座として、U口座の他、ユーザU2に貸与する口座(U2口座)およびユーザU3に貸与する口座(U3口座)を有している。ユーザU2、U3は、ポイントカードXの会員である。
ユーザUは、口座を開設したばかりなので、U口座の残高は0円である。
U2口座の残高は100円であり、U3口座の残高は1000円である。これは、現時点で、U2口座から引き出し可能な現金が100円であり、U3口座から引き出し可能な現金が1000円であることを意味する。
代表口座「1310−137−1−1234567」の残高(電子通貨総合計額)は、7785円である。この残高は、すべてのユーザ(この例ではユーザU、U2、U3)が蓄積した電子通貨の合計額を意味する。7785円のうち、2785円は、ユーザU2が蓄積した電子通貨の額であり、5000円は、ユーザU3が蓄積した電子通貨の額である。すなわち、ユーザU2は、自身が蓄積した電子通貨「2785円」を代表口座に預け、ユーザU3は、自身が蓄積した電子通貨「5000円」を代表口座に預けているイメージである。
後述するように、ユーザUが蓄積する電子通貨は、図5(b)に示す転送仕向け先テーブルに基づいて、一旦代表口座に入金される。その後、ユーザUが、電子通貨を現金化する際には、転送仕向け先に記載されたユーザUの口座番号「8855335」に電子通貨が現金に換金されて移動する。
図5(b)は、転送仕向け先テーブルを説明する為の図である。
銀行管理サーバ20には、転送仕向け先テーブルのデータベースが設けられており、図5(b)に示すように転送仕向けテーブルには、特定店番、仕向け順位、銀行NO、店番、預金種別、口座番号、転送仕向け先のフィールドが存在している。
銀行サーバ20は送金依頼信号を受信した場合、転送仕向け先テーブルを参照し、送金依頼信号の中に、特定店番フィールドに記憶された店番が存在するかどうかを判定する。
特定店番に記載された店番(ここでは888)が送金依頼信号の中に存在すれば、その送金先テーブルに記載されている仕向け順位1の行に記載されている銀行NO、店番、預金種別、口座番号宛に仕向け先を変更(ここでは1310−137−1−1234567)し、その口座に送金を実行する。即ち店番888を含む送金依頼信号は、転送仕向け先テーブの参照により全て自動的に1310−137−1−1234567への送金と理解される。
ただし、前述の処理は送金依頼信号を銀行サーバ20が受信した場合のみに行う処理であり、店番888を含む銀行口座仕向け口座への口座振替を依頼する信号を銀行サーバ20が受信した場合、転送仕向け先テーブルは用いられず、仕向け口座通りに入金処理を行う。
図6は、ポイントカードに電子通貨を蓄積する段階を示すシーケンス図である。
ユーザUが店舗Aで10万円の買い物をする場合を想定する。
ステップS1において、ユーザUは、店舗Aにおいて商品を購入し、10万円を現金またはクレジットカードで支払う。このとき、ユーザUは、ポイントカードXまたはオリジナルポイントカードを店舗Aに提示する。
ステップS2において、店舗Aは、ポイント管理サーバ40に、ユーザUのポイントカードXのポイントカード番号「8855335」および金額「10万円」という情報を送信する。
ステップS3において、ポイント管理サーバ40は、ポイント付与率(この例では1%)に基づいてポイントを計算する。具体的には、10万×0.01=1000ポイントを計算する。なお、ポイント付与率は、買い物をした金額に乗算される率である。
ステップS4において、ポイント管理サーバ40は、メインサーバ10に、ポイントカード番号「8855335」およびポイント数「1000p」という情報を送信するとともに電子通貨への変換を依頼する。
ステップS5において、メインサーバ10は、変換率(この例では95%)に基づいてポイントを電子通貨に変換する。具体的には、1000ポイントを950円に変換する(1000×0.95=950)。
ステップS6において、メインサーバ10は、図7(a)に示すように、ポイントカード番号「8855335」に対する電子通貨履歴を作成する。この電子通貨履歴は、ポイントカード番号「8855335」に対して、使用可能な電子通貨合計額が950円であることを示している。また、電子通貨履歴には、どの店舗でいくらの買い物をしたのかという情報も記録されている。
ステップS7において、メインサーバ10は、図4(a)のテーブルを参照して、ポイントカード番号「8855335」に対応する入出金用IDを特定し、特定した入出金用IDをポイント管理サーバ40へ通知するとともに、通知した入出金用IDを仕向け先として1000円を送金するようにポイント管理サーバ40に依頼する。
ステップS8において、ポイント管理サーバ40は、銀行管理サーバ20に対して、入出金用IDを仕向け先として1000円の送金を行う。すなわち、ポイント管理サーバ40は、銀行管理サーバ20に対して、電子通貨の情報に基づいて送金を行う。
ステップS9において、銀行管理サーバ20は、受領した送金依頼が特定店番(ここでは888)を有するユーザ仕向けの送金情報を有する場合、仕向け先を代表口座「1310−137−1−1234567」に変更し、代表口座に1000円を送金する(代表口座の電子通貨総合計額に1000円を加算し、電子通貨総合計額を更新する)。
ステップS10において、銀行管理サーバ20は、決済システム管理サーバ30に対して、入出金用ID「1310−888−1−8855335」宛に仕向け送金があり、その送金を代表口座に入金したことを通知する。
ステップS11において、決済システム管理サーバ30は、銀行管理サーバ20から入出金用ID「1310−888−1−8855335」に入金があった通知を受けて、決済用ID「1234−5678−9012−3456」の電子通貨合計額に950円を加算し、電子通貨合計額を更新する。当初この電子通貨合計額は0円であるので、電子通貨合計額は950円になる。なお、この例では、決済システム管理サーバ30は、図4(a)のテーブルを有しているものとする。
ステップS12において、メインサーバ10は、変換率において差し引いた率(この例では100−95=5%)に基づいて計算した金額(具体的には1000×0.05=50円)を、代表口座から手数料用口座に資金移動(口座振替)するように、銀行管理サーバ20に対して依頼する。この手数料口座は、例えば、システム100の管理者が所有する口座であり、システム100の使用料が手数料として管理者に支払われる。なお、システム100が無料で使用できる場合、変換率は100%である。
ステップS13において、銀行管理サーバ20は、代表口座から手数料用口座に50円を資金移動(口座振替)し、代表口座の残高を50円減算し、手数料口座の残高を50円加算する。
以上のように、本発明では、ユーザUが10万円の買い物をすると、10万円分のポイントとして、1000ポイントを有するのではなく、電子通貨として使用可能な950円を有することになる。
その後、ユーザUが店舗Aで30万円の買い物をしたと想定する。図6のステップS3の計算(30万×0.01=3000)およびステップS5の計算(3000×0.95=2850)により、メインサーバ10が有する電子通貨履歴は、図7(b)に示すようになり、ポイントカード番号「8855335」に対して、使用可能な電子通貨合計額は、3800円になる。図6のステップS5〜S10の処理により、使用可能な電子通貨合計額に関する情報は、メインサーバ10と、銀行管理サーバ20と、決済システム管理サーバ30と、が有している。
図8は、ポイントカードに蓄積した電子通貨を使用する段階の一例を示すシーケンス図であり、ユーザUが、ポイントを取得した店舗Aにおいて、ポイントカードに蓄積された電子通貨を用いて、800円の買い物をする場合を想定する。
ステップS1において、ユーザUは、店舗Aにおいて、ポイントカードの800円分の電子通貨で支払いを試みる。
ステップS2において、店舗Aは、決済システム管理サーバ30に対して、決済用ID「1234−5678−9012−3456」の電子通貨合計額により、「800円」の支払いが可能かを問い合わせる。
ステップS3において、決済システム管理サーバ30は、「800円」の支払いが可能であると判断し、電子通貨合計額「3800円」から「800円」を差し引く。
ステップS4において、決済システム管理サーバ30は、店舗Aに、「800円」の支払いが可能であることを送信する。なお、電子通貨合計額が800円未満の場合は、決済システム管理サーバ30は、店舗Aに、「800円」の支払いが不可能であることを送信する。
ステップS5において、店舗Aは、決済システム管理サーバ30より支払いが可能である通知を受けた後、決済処理を完了させ、ユーザUに800円の決済が完了したことを通知する。
ステップS6において、決済システム管理サーバ30は、メインサーバ10に、決済用ID「1234−5678−9012−3456」の電子通貨合計額「3800円」から「800円」を差し引いたという情報を送信する。
ステップS7において、メインサーバ10は、ポイントカード番号「8855335」に対する電子通貨履歴を更新する。具体的には、メインサーバ10が有する電子通貨履歴は、図7(c)に示すようになり、メインサーバ10は、電子通貨合計額「3800円」から「800円」を差し引き、電子通貨合計額は、3000円になる。
ステップS8において、メインサーバ10は、図4(a)のテーブルを参照して、ポイントカード番号「8855335」に対応する入出金用IDを特定し、銀行管理サーバ20に対して、代表口座から800円を出金するように依頼する。
ステップS9において、銀行管理サーバ20は、代表口座「1310−137−1−1234567」から800円を出金する(代表口座の電子通貨総合計額から800円を減算する)。なお、この例では、出金処理は、リアルタイムに行われているが、出金処理は、例えば、毎月15日と月末に行われてもよい。
次に、ポイントカードに蓄積された電子通貨を用いて800円の買い物をした場合のさらなる特典(電子通貨)の蓄積について説明する。従来では、買い物の代金をポイントで支払った場合にはポイントの付与はないが、本発明では、ポイントカードで買い物をした際に、消費した電子通貨に対しては特典としてさらなる電子通貨(特典電子通貨)が蓄積される。
ステップS10において、店舗Aは、決済システム管理サーバ30に、決済用IDおよびポイントカードに蓄積された電子通貨を用いて買い物をした際の金額「800円」を送信する。
ステップS11において、決済システム管理サーバ30は、特典付与率(この例では1%)に基づいて特典を計算する。具体的には、800×0.01=8円の電子通貨が算出される。特典付与率は、ポイントカードに蓄積された電子通貨を用いて買い物をした金額に乗算される率であり、上述したポイント付与率とは異なるものである。
ステップS12において、決済システム管理サーバ30は、メインサーバ10に、決済用IDおよび「8円」という情報を伝達する。
ステップS13において、メインサーバ10は、特典変換率(この例では95%)および再来店舗優遇率(この例では5%)に基づいて特典電子通貨が算出される。具体的には、8×(0.95+0.05)=8円を計算する。特典変換率は、特典電子通貨(ポイントカードに蓄積された電子通貨で買い物をした際に、消費した電子通貨に対して特典として蓄積される電子通貨)を計算するための率であり、再来店舗優遇率とは、店舗Aで蓄積した電子通貨を店舗Aで使用した場合に、特典変換率に加算される率である。すなわち、ユーザUは、ポイントを取得した店舗Aにおいて電子通貨を使用すると、より高い特典電子通貨を得られる。このように、再来店舗優遇率は、ポイントを取得した店舗で電子通貨が使用されるか否かに応じて変化するものである。なお、ポイントを取得した店舗A以外で電子通貨を使用する場合は、図9を用いて後述する。
ステップS14において、メインサーバ10は、ポイントカード番号「8855335」に対する電子通貨履歴を更新する。具体的には、メインサーバ10が有する電子通貨履歴は、図7(d)に示すようになり、メインサーバ10は、電子通貨合計額「3000円」に「8円」を加算し、電子通貨合計額は、3008円になる。
ステップS15において、メインサーバ10は、図4(a)のテーブルを参照して、ポイントカード番号「8855335」に対応する入出金用IDを特定し、銀行管理サーバ20に対して、システム100の管理者口座(例えば手数料用口座)から入出金用IDを送金仕向け先として8円の送金を依頼する。なお、この例では、銀行管理サーバ20が管理者口座を有しているものとする。
ステップS16において、銀行管理サーバ20は、受領した送金依頼が特定店番(ここでは888)を有するユーザ仕向けの送金情報を有する場合、仕向け先を代表口座「1310−137−1−1234567」に変更し、代表口座に8円を送金する(代表口座の電子通貨総合計額に8円を加算し、電子通貨総合計額を更新する)。
ステップS17において、銀行管理サーバ20は、決済システム管理サーバ30に対して、U口座宛に仕向け送金があり、その送金を代表口座に入金したことを通知する。
ステップS18において、決済システム管理サーバ30は、銀行管理サーバ20から入出金用ID「1310−888−1−8855335」に入金があった通知を受けて、決済用ID「1234−5678−9012−3456」の電子通貨合計額に8円を加算し、電子通貨合計額を更新する(3000+8=3008)。なお、この例では、決済システム管理サーバ30は、図4(a)のテーブルを有しているものとする。
図9は、ポイントカードに蓄積した電子通貨を使用する段階の他の例を示すシーケンス図であり、ユーザUが、ポイントを取得した店舗Aとは異なる店舗Bにおいて、ポイントカードに蓄積された電子通貨を用いて、800円の買い物をする場合を想定する。
図9のステップS1〜S12は、店舗Aが店舗Bになった点および電子通貨合計額以外は、上述した図8のステップS1〜S12と同様であるので説明を省略する。
ステップS13において、メインサーバ10は、特典変換率(この例では95%)および再来店舗優遇率(この例では0%)に基づいて特典電子通貨が算出される。具体的には、8×(0.95+0)=7.6を、小数点以下を切り捨てて7円と計算する。この例では、店舗Aで取得したポイントを変換して蓄積した電子通貨を、店舗Aとは異なる店舗Bで使用しているため、再来店舗優遇率は0%である。
図9のステップS14〜S18は、金額以外は、上述した図8のステップS14〜S18と同様であるので説明を省略する。
この結果、メインサーバ10が有する電子通貨履歴は、図7(e)のとおりになり、電子通貨合計額は、2215円である。
本発明では取得したポイントを、ポイントとして有するのではなく、電子通貨として有することができる。それゆえ、以下においてさらに説明するように、ポイント加盟店舗以外の店舗においても、蓄積した電子通貨を現金化することにより買い物をすることができる。
また、従来では、ポイントで買い物をした場合のポイントは蓄積されないが、本発明では、ポイントで買い物をした場合も特典として電子通貨で蓄積される。その際に、特典電子通貨は、再来店舗優遇率にも基づいて計算されるので、ポイントを取得した店舗において電子通貨を使用するようにユーザを誘引することができる。すなわち、ユーザは、ポイントを取得した店舗において電子通貨を使用すると、高い特典電子通貨を得られるので、ポイントを取得した店舗において電子通貨を使用する傾向が高くなる。
図10は、ポイントカードに蓄積した電子通貨を使用する段階の他の例を示すシーケンス図であり、ユーザUが蓄積した電子通貨を現金化する場合を想定する。
ステップS1において、ユーザUはスマートフォンやパソコンやタブレットなどの端末を用いて決済システム管理サーバ30に対して800円の現金化を要求する。その際、ユーザUは、ポイントカード番号、入出金用IDおよび決済用IDのうちの少なくとも1つを決済システム管理サーバ30に送信する。この例では、ポイントカード番号を送信する場合を想定する。
ステップS2において、決済システム管理サーバ30は、メインサーバ10に、ユーザUの入出金用IDおよび現金変換減額率を確認する。具体的には、決済システム管理サーバ30は、メインサーバ10に、ユーザUの入出金用IDを問い合わせるためにポイントカード番号を送信する。
ステップS3において、メインサーバ10は、図4(a)のテーブルを参照して、ポイントカード番号「8855335」に対応する入出金用IDを特定し、入出金用IDおよび現金変換減額率を決済システム管理サーバ30に送信する。
なお、ステップS1において、ユーザUが入出金用IDを決済システム管理サーバ30に送信する場合、ステップS2、S3における入出金用IDの問い合わせおよび送信は不要である。ただし、ユーザUが送信する入出金用IDは正しいことが前提となる(実務上は、ユーザUが送信する入出金用IDは必ずしも正しいとは限らないが、本発明では、説明の簡略化のため、送受信される情報はすべて正しいことを前提とする)。
ステップS4において、決済システム管理サーバ30は、現金変換減額率に基づいて、出金額(資金移動(口座振替)額)を計算する。具体的には、現金変換減額率は10%であり、800円×(100%−10%)=720円を求める。現金変換減額率とは、電子通貨を現金に変換する際に減算される率である。ポイントカードXの加盟店においては、ポイントカードに蓄積された電子通貨は、電子通貨として使用できる。一方、ポイントカードXの加盟店以外の店では、ポイントカードに蓄積された電子通貨は、現金に変換されて使用できる。ただし、現金に変換された場合、ポイントカードXの加盟店に集客することができないので、その分を差し引くために、現金変換減額率が導入されている。
ステップS5において、決済システム管理サーバ30は、銀行管理サーバに20対して、資金移動(口座振替)を依頼する。具体的には、代表口座「1310−137−1−1234567」からU口座に720円の資金を振替するとともに、代表口座「1310−137−1−1234567」から手数料用口座に80円の資金を振替るように依頼をする。
ステップS6において、銀行管理サーバ20は、代表口座「1310−137−1−1234567」からU口座に720円の資金を移動する。
ここで、代表口座「1310−137−1−1234567」は、残高(電子通貨総合計額)から800円が減算され、U口座は、残高に720円が加算される。
ステップS7において、銀行管理サーバに20は、代表口座「1310−137−1−1234567」から手数料用口座に80円の資金を移動する。
ステップS8において、決済システム管理サーバ30は、メインサーバ10に、入出金用ID「1310−888−1−8855335」の電子通貨合計額「2215円」から「800円」を差し引いたという情報を送信する。
ステップS9において、メインサーバ10は、ポイントカード番号「8855335」に対する電子通貨履歴を更新する。具体的には、メインサーバ10が有する電子通貨履歴は、図7(f)に示すようになり、メインサーバ10は、電子通貨合計額「2215円」から「800円」を差し引き、電子通貨合計額は、1415円になる。
ステップS10において、銀行管理サーバ20は、決済システム管理サーバ30に、指示を完行したという通知を送信する。
ステップS11において、決済システム管理サーバ30は、ユーザUの端末に対して720円の現金の出金が可能となったことを通知する。
ステップS12において、ユーザUは、ATM等を介して、銀行管理サーバ20に720円の出金を要求する。なお、U口座の残高は720円なので、720円以内で出金可能である。
ステップS13において、銀行管理サーバ20は、ATM等を介して、ユーザUに720円を出金する。
以下、本発明のその他の実施形態を説明する。
(その他の実施形態1)
ポイント管理サーバは、表2〜4に示す電子通貨付与タイミングテーブルを有することができる。
上述した実施形態では、ポイント管理サーバ40が、表2に示す電子通貨付与タイミングテーブルを有し、「常時電子通貨付与希望:ON」であったため、図6において説明したように、ユーザUが10万円の買い物をすると、常に、10万円分のポイントが電子通貨として使用可能な950円に変換される。
Figure 0006356326
ポイント管理サーバ40が、表3に示す電子通貨付与タイミングテーブルを有する場合、「常時ポイント付与希望:ON」であるため、ユーザUが10万円の買い物をすると、常に、10万円分のポイントとして1000ポイントを有する。
Figure 0006356326
ポイント管理サーバ40が、表4に示す電子通貨付与タイミングテーブルを有する場合、「都度選択付与希望:ON」であるため、ユーザUが10万円の買い物をすると、その都度、10万円分のポイントを、ポイントとして1000ポイントを有するか、電子通貨として使用可能な950円を有するか、を選択することができる。
Figure 0006356326
このように、ポイント管理サーバ40が電子通貨付与タイミングテーブルを有することにより、従来どおりポイントのままでの使用を希望するユーザも、電子通貨に変換して使用することを希望するユーザにも対応することができ、幅広いユーザを獲得することができる。
(その他の実施形態2)
また、再来店舗優遇率は、同一店舗だけでなく、同一企業か否かを考慮して決定することもできる。この場合、再来店舗優遇率は、同一店舗優遇率および同一企業優遇率の合計で表され、以下のとおりである。
再来店舗優遇率(5%)=同一店舗優遇率(2.5%)+同一企業優遇率(2.5%)
例えば、ABC企業の店舗Aにおいて買い物をして電子通貨を蓄積した場合を想定する。
店舗Aにおいて電子通貨を使用すると、再来店舗優遇率は、店舗および企業が同一であるので、同一店舗優遇率(2.5%)+同一企業優遇率(2.5%)=5%となる。これは、上述した図8の場合である。
ABC企業の店舗Cにおいて電子通貨を使用すると、店舗は異なるが企業は同一であるので、再来店舗優遇率は、同一店舗優遇率(0%)+同一企業優遇率(2.5%)=2.5%となる。
ABC企業ではない店舗Bにおいて電子通貨を使用すると、店舗および企業が異なるので、再来店舗優遇率は、同一店舗優遇率(0%)+同一企業優遇率(0%)=0%となる。これは、上述した図9の場合である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、さまざまな変形が考えられる。
例えば、図1では、サーバ(10、20、30、40)は、専用線を介して互いに接続されているが、インターネット回線などその他の回線を介して接続されていてもよい。また、図1では、サーバ(10、20、30、40)は、それぞれ別個のハードウェアとして記載されているが、2つ以上のサーバが同一のハードウェアであってもよい。例えば、銀行管理サーバ20と決済システム管理サーバ30と、を1つのハードウェアで構成することもできるし、メインサーバ10と、銀行管理サーバ20と、決済システム管理サーバ30と、ポイント管理サーバ40と、を1つのハードウェアで構成することもできる。4つのサーバ(10、20、30、40)に関して、すべての組み合わせが可能である。
なお、本発明では、各サーバ間、および、各サーバとユーザUとの間で送受信される情報(IDや金額)は、正しい情報であることを前提としている。
また、ポイント付与率(1%)、変換率(95%)、特典付与率(1%)、特典変換率(95%)、再来店舗優遇率(5%)、および現金変換減額率(10%)の数値は一例であり、任意の数値を用いることができる。

Claims (4)

  1. ポイントカードに蓄積されたポイントを電子通貨に変換し、該電子通貨を介して前記ポイントを現金化するポイント変換システムであって、
    前記システムは、メインサーバと、銀行管理サーバと、決済システム管理サーバと、ポイント管理サーバと、を備え、
    前記ポイント管理サーバは、ポイント付与率に基づいて、ユーザのポイントを計算し、計算したポイントの情報およびユーザのポイントカード番号を前記メインサーバに送信し、
    前記メインサーバは、変換率に基づいて、前記ポイントを電子通貨に変換し、前記電子通貨の情報および前記ポイントカード番号に対応する入出金IDを前記ポイント管理サーバに送信し、
    前記ポイント管理サーバは、前記銀行管理サーバに対して、前記入出金IDを仕向け先として前記電子通貨の情報に基づいて、送金を行い、
    前記銀行管理サーバは、前記入出金IDに対応する代表口座を特定し、前記送金の情報に基づいて、すべてのユーザが蓄積した電子通貨が一旦入金される前記代表口座の電子通貨総合計額を更新し、
    前記銀行管理サーバは、前記送金の情報および入出金IDを前記決済システム管理サーバに通知し、
    前記決済システム管理サーバは、入出金IDに対応する決済用IDを特定し、前記送金の情報に基づいて、決済用IDに関連付けられた前記ユーザが使用可能な電子通貨合計額を更新する、
    システム。
  2. ポイントカードに蓄積されたポイントから変換された電子通貨を使用する際、
    前記決済システム管理サーバは、特典付与率に基づいて、特典を計算し、計算した特典の情報および前記決済用IDを前記メインサーバに送信し、
    前記メインサーバは、特典変換率および再来店舗優遇率に基づいて、前記計算した特典の情報から特典電子通貨を計算し、前記決済用IDに対応する入出金IDを特定し、前記銀行管理サーバに対して、前記入出金IDを仕向け先として前記特典電子通貨の情報および入出金IDに基づいて送金依頼を行い、
    前記再来店舗優遇率は、ポイントが蓄積された店舗で電子通貨が使用されるか否かに応じて変化し、
    前記銀行管理サーバは、前記入出金IDに対応する代表口座を特定し、前記送金依頼の情報に基づいて、前記代表口座の電子通貨総合計額を更新し、
    前記銀行管理サーバは、前記送金の情報および入出金IDを前記決済システム管理サーバに通知し、
    前記決済システム管理サーバは、入出金IDに対応する決済用IDを特定し、前記送金の情報に基づいて、決済用IDに関連付けられた前記ユーザが使用可能な電子通貨合計額を更新する、
    請求項1に記載のシステム。
  3. ポイントカードに蓄積されたポイントから変換された電子通貨を現金化する際、
    前記決済システム管理サーバは、現金変換減額率に基づいて、資金移動額を計算し、
    前記銀行管理サーバは、前記計算された資金移動額を、前記代表口座からユーザに貸与する口座に移動する、
    請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記メインサーバと、前記銀行管理サーバと、前記決済システム管理サーバと、前記ポイント管理サーバと、のうちの少なくとも2つは、1つのハードウェアで構成されている、
    請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
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