JP6354486B2 - スイッチ装置、時計、及びスイッチ装置の製造方法 - Google Patents

スイッチ装置、時計、及びスイッチ装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、腕時計などの時計に用いられるスイッチ装置、時計、及びスイッチ装置の製造方法、に関する。
腕時計等どの時計に用いられるスイッチ装置において、時計ケースにりゅうず等の操作部材が引き出し可能に設けられたものがある。例えば、スイッチ装置は、軸状の巻真と、この巻真の端部を支持するとともに操作者に操作される操作部材と、を備える。操作部材は、有底筒状であって巻真の端部を支持する支持部と、使用者が操作する操作部と、が一体に形成されている。時計ケースの貫通孔に支持部が取り付けられ、支持部に巻真の外端部が支持され、操作部が時計ケースの外部に配される。この場合、支持部の底部にねじ穴が形成され、このねじ穴に巻真の端部が螺合することで、巻真が操作部材に支持される。スイッチ装置は、時計ケースから外部に突出した操作部を引き出し、操作部材を回転させることにより、時刻を修正するように構成されている。
巻真が短い場合、例えば時計の落下等の衝撃によるケース内部でのムーブメントの暴れにより、巻真の切損やムーブメント破壊を招きやすい。この対策として、巻真全長を長くし、巻真の撓りによりムーブメントの暴れによる破壊を防止することがある。
実公昭62−47105号公報
巻真を長くする場合には、支持部に細い挿入孔を深く掘り、この挿入孔の奥深くの底面に巻真固定用のねじを切る加工が必要となる。しかしながら、挿入孔が深くなるとねじ切りの加工が困難となるため、巻真の長さを確保することが難しい。
本発明の目的は、巻真の長さを確保し、耐衝撃性を向上することができるスイッチ装置、時計、及びスイッチ装置の製造方法を提供することである。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の一例に係るスイッチ装置、時計、及びスイッチ装置の製造方法は、次のように構成されている。
本発明の一例に係るスイッチ装置は、一端側の端部にねじ部を有する軸状の軸部材と、前記軸部材の外周に設けられ、前記軸部材が挿入される貫通孔を有する第1支持部材と、前記第1支持部材の一端側に組み付けられ、前記貫通孔に連続するとともに前記軸部材の端部が螺合するねじ穴を有する、第2支持部材と、前記第1支持部材及び前記第2支持部材の一端側に配される操作部と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の一例に係るスイッチ装置は、一端側の端部にねじ部を有する軸状の軸部材と、前記軸部材が挿入され、軸方向に貫通する貫通孔を備えるとともに、前記貫通孔の一端側の端部に、前記ねじ部が螺合するねじ穴を備える内側支持部材と、前記内側支持部材が挿入される挿入孔を有し、前記内側支持部材の他端側の端部を支持する支持部、及び、一端側に設けられる操作部を一体に備える外側支持部材と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、巻真の長さを確保し、耐衝撃性を向上することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置を備えた時計の一部を示す断面図。 同スイッチ装置の第1支持部材及び第2支持部材の組付状態を示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置を備えた時計の一部を示す断面図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態にかかるスイッチ装置10、時計100及びスイッチ装置10の製造方法について、図1及び図2を参照して説明する。なお、各図において、適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示す。図1は、第1実施形態に係る時計100のスイッチ装置10の部分を示す断面図であり、図2は巻真パイプ12と蓋部材13を組付けた状態を示す斜視図である。なお、図中破線C1は軸方向を示す。
図1に示す時計100は腕時計であり、腕時計ケース1と、時計ガラス2と、裏蓋3と、時計モジュール4と、スイッチ装置10と、を備えている。
腕時計ケース1は、ケース本体1aと、このケース本体1aの上部外周に設けられたベゼル(図示せず)とを備えている。ケース本体1aの上側開口部には、時計ガラス2がパッキン2aを介して取り付けられている。ケース本体1aの下部には、裏蓋3が防水リング3aを介して取り付けられている。ケース本体1aの内部には、時計モジュール4が設けられている。腕時計ケース1の3時側に位置する側部には、スイッチ装置10が設けられている。
スイッチ装置10は、操作者が引き出しや回転などの操作を行うことで時計モジュール4のモード切替や時刻修正などを行う、りゅうずである。
スイッチ装置10は、一端側にねじ部11aを有する軸状の軸部材としての巻真11と、巻真11が挿入される貫通孔12aを有する第1支持部材としての巻真パイプ12と、巻真パイプ12の一端に設けられる第2支持部材としての蓋部材13と、巻真パイプ12及び蓋部材13の一端側を覆う操作部14と、を備える。
巻真11は、例えば直径0.8mm程度、長さ10mm〜20mm程度の細長い軸状であって、その軸方向一端側(腕時計ケース1の外方)の端部に雄ねじを構成するねじ溝が外周面に形成されたねじ部11aを備える。巻真11の軸方向他端側は時計ケース2の内部であって時計モジュール4内に位置している。
巻真パイプ12は、金属材料からなり、巻真11が挿入される貫通孔12aを有する円筒状に構成されている。貫通孔12aは巻真11の外径よりも大径であって、貫通孔12a内において巻真11の周りには空隙が形成されている。巻真パイプ12の一端には、その端面の一部が軸方向他方側(時計内方)に向かって凹む円形の受け部12bが形成されている。この受け部12bに蓋部材13が収容される。巻真パイプ12の一端部は外周面が外方に突出したフランジ部12cが形成されている。フランジ部12cは、外周が非円形状であり、一部に、第1回転規制部としての平面部12dを有している。この平面部12dによって、巻真パイプ12が操作部14に対して回転しないように規制される。
巻真パイプ12の軸方向他端側の外周面には円環状の2本のリング溝12eが互いに平行に、周方向に沿って、形成されている。この2本のリング溝12eにそれぞれOリング15が装着されている。
図1及び図2に示す蓋部材13は、金属材料からなり、軸方向一端側のテーパ状部13aと、軸方向他端側のねじ穴13dを有する円柱状部13bとが、軸方向に連続して一体に構成される。蓋部材13は、巻真パイプ12の一端側に組み付けられる。この組付け状態において、ねじ穴13dと貫通孔12aとが連続する。
テーパ状部13aは、軸方向に直交する断面が円形であって、軸方向に沿う断面形状が台形であり、一端側がに向かって漸次縮径する。テーパ状部13aの外面は操作部14に覆われる。テーパ状部13aの端面には、径方向に沿って延びる第2回転規制部としての溝部13cが形成されている。この溝部13cに、インサート成形時に操作部14の一部である樹脂材料が入り込み、成型により樹脂材料が固化することで、蓋部材13と操作部14との相対回転が規制される。
円柱状部13bは、円形の受け部12b内に収容される。円柱状部13bの他端側の端面には、軸方向に沿うねじ穴13dが形成されている。このねじ穴13dの深さは例えば1mm程度に設定されている。このねじ穴13dに巻真11の端部のねじ部11aが螺合することで、蓋部材13に巻真11の端部が固定される。
図2は、圧入などにより、巻真パイプ12の受け部12b内に蓋部材13が組み付けられた状態の組み立部品を示す。この組立て状態では、蓋部材13によって巻真パイプ12の貫通孔12aの一端側が塞がれるとともに、貫通孔12aとねじ穴13dとが連続する。
操作部14は、時計ケース外部に突出して配されている。操作部14は、合成樹脂材料を含む材料から円柱状の外形を有し、その内部に巻真パイプ12および蓋部材13が組み付けられた組立部品の一端側が埋め込まれている。操作者が操作部14の外面をつまみ、引き出しや押し込み、回転などの操作を行うことで、時計モジュール4のモード切替や時刻修正などを行う。
上記のように構成されたスイッチ装置10の製造方法は、巻真パイプ12と蓋部材13とをそれぞれ個別に製造することと、巻真パイプ12に蓋部材13を組付けることと、インサート成形によって操作部14を形成することと、を備える。
すなわち、まず、金属材料を加工し、所定箇所に貫通孔12a、受け部12b、フランジ部12c、平面部12d、及びリング溝12eなどを有する円筒形状の巻真パイプ12を形成する。一方、金属材料を加工し、所定箇所にねじ穴13dや溝部を有し円柱状部13bとテーパ状部13aとを備える蓋部材13を形成する。このとき、蓋部材13には巻真11の端部に対応する所定深さのねじ穴13dを形成するが、蓋部材13の端面からねじ穴13dを加工できるため、比較的浅い加工で済み、ねじ切り工具の加工限界の影響を受けずに容易に加工できる。
次に、個別に加工された巻真パイプ12の一端の受け部12bに蓋部材13の円柱状部13bを圧入して仮組付けを行う。このとき、巻真パイプ12の貫通孔12aの先に蓋部材13のねじ穴13dが連続するように位置づけられる。
巻真パイプ12に蓋部材13が組付けられた組み立て部品を配置した状態で、組立部品の一端側の周りを覆う合成樹脂材料をインサート成形によって形成し、操作部14を形成する。
その後、貫通孔12aに巻真11を挿入し、貫通孔12aの先に連続して配されるねじ穴13dに巻真11のねじ部11aを螺合することで、巻真11が支持され、スイッチ装置10が完成する。
上記実施形態に係るスイッチ装置10、時計、及びスイッチ装置10の製造方法によれば、巻真パイプ12と蓋部材13とを個別に形成してから組付けることで、巻真11の長さを確保でき、耐衝撃性が向上する。
すなわち、巻真11を長くする場合であっても、製造時には蓋部材13の端面から直接所定深さのねじ穴13dを形成すればよいため、工具や寸法の制約を受けずに、高い加工精度を確保しつつ、巻真11の長いスイッチ装置10を製造できる。
したがって長尺の巻真11の撓みによってムーブメントの動きを吸収することができるため、ムーブメントの動きによる巻真11破損・ムーブメント破壊を防止する効果が得られ、耐衝撃性が向上する。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態にかかるスイッチ装置20及び時計200について、図3を参照して説明する。図3は、第2実施形態にかかる時計200のスイッチ装置20部分を示す断面図であり、破線C1は軸方向を示す。なお、各図において、適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示す。
なお、第2実施形態において、スイッチ装置20は、貫通孔22aを備える巻真パイプ22と、巻真パイプ22の外側を支持する支持部23aと操作部23bとを一体に有する操作部材23と、を備える点で、上記第1実施形態と異なる。この他は第1実施形態にかかるスイッチ装置20及び時計100と同様である。第2実施形態にかかるスイッチ装置20及び時計200において、第1実施形態にかかるスイッチ装置20及び時計100と同一の構成には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3に示す時計200は腕時計であり、腕時計ケース1と、時計ガラス2と、裏蓋3と、時計モジュール4と、スイッチ装置20と、を備えている。
腕時計ケース1は、ケース本体1aと、このケース本体1aの上部外周に取り付けられたベゼルとを備えている。ケース本体1aの上側開口部には、時計ガラス2がパッキン2aを介して取り付けられている。ケース本体1aの下部には、裏蓋3が防水リング3aを介して取り付けられている。ケース本体1aの内部には、時計モジュール4が設けられている。腕時計ケース1の3時側に位置する側部には、スイッチ装置20が設けられている。
スイッチ装置20は、操作者が引き出しや回転などの操作を行うことで時計モジュール4のモード切替や時刻修正などを行う、りゅうずである。
スイッチ装置20は、一端側の端部にねじ部21aを有する軸状の軸部材としての巻真21と、巻真21の外周に設けられた内側支持部材としての巻真パイプ22と、巻真パイプ22の外周に配される支持部23a及び操作部23bを一体に有する外側支持部材としての操作部材23と、を備える。
巻真21は、例えば直径0.8mm程度、長さ10mm〜20mm程度の細長い軸状であって、その軸方向一端側に雄ねじを構成するねじ溝が外周面に形成されたねじ部21aが設けられている。巻真21の軸方向他端側は腕時計ケース1の内部に設けられる時計モジュール4内に位置している。
巻真パイプ22は、金属材料からなり、貫通孔22aを有し巻真21の外周に配される円筒部22bと、巻真21の端部が螺合するねじ穴22cを有する底部22dと、を一体に備えている。円筒部22bに形成された貫通孔22aとねじ穴22cとは軸方向に沿って形成され、互いに連続する。
貫通孔22aは、巻真21の外形より大径の孔であって、巻真21の外側に所定の隙間が形成される。貫通孔22aの他端側の開口縁には外周が外方に突出するフランジ部22eが形成されている。フランジ部22eは、操作部材23の支持部23aの開口縁23dに支持される。
ねじ穴22cは巻真パイプ22の底部22dを、厚さ方向、すなわち巻真21の軸方向に、貫通して形成されている。ねじ穴22cの深さは例えば1mm程度に設定されている。このねじ穴22cに巻真21の端部が螺合することで、巻真パイプ22に巻真21の端部が固定される。
操作部材23は、金属材料からなり、巻真パイプ22の外周に設けられ巻真パイプ22を支持する筒状の支持部23aと、時計ケースの外方に突出して配される操作部23bとが、軸方向に連続して一体に構成される。
支持部23aは、巻真パイプ22の外周面よりも大径の挿入孔23cを有する円筒状に構成されている。支持部23aの挿入孔23cに巻真パイプ22が配された状態で、巻真パイプ22の外周には所定の空隙が形成されるようになっている。支持部23aの外周面には円環状の2本のリング溝23eが互いに平行に、周方向に沿って、形成されている。この2本のリング溝23eにそれぞれOリング25が装着される。
操作部23bは、支持部23aよりも大径となる円柱状の外形を有し、その内部に巻真パイプ22が挿入される挿入孔23cが形成されている。操作部23bは、時計ケース1の外部に突出して配されている。操作者が操作部23bの外面をつまみ、引き出しや押し込み、回転などの操作を行うことで、時計モジュール4のモード切替や時刻修正などを行う。
上記のように構成されたスイッチ装置20の製造方法は、巻真パイプ22と操作部材23とをそれぞれ個別に製造することと、操作部材23の挿入孔23cに巻真パイプ22を挿入し、巻真パイプ22のフランジ部22eを開口縁23dに固定することと、を備える。
すなわち、まず、金属材料を所定形状に加工し、貫通孔22a及び底部22dを貫通するねじ穴22cやフランジ部22eを備える円筒状の巻真パイプ22を形成する。このとき、ねじ穴22cは底部22dを貫通して外側に至っているため、外側の端面からねじ穴22cを形成することができる。端面からのねじ穴22cの深さは巻真21の端部のみに対応して比較的浅く、ねじ切り工具の加工限界の影響を受けずに容易に加工できる。一方、金属材料の加工により、挿入孔23cを有する支持部23aと操作部23bとを一体に備える操作部材23を加工する。
次に、個別に加工された操作部材23の挿入孔23cの開口縁23dの内周に、巻真パイプ22のフランジ部22eを合わせて配置し、かしめ加工によって、開口縁23dにフランジ部22eを支持させ、巻真パイプ22を操作部材23に組付ける。したがって、長い筒状の巻真パイプ22は、軸方向一端側が自由端となり他端が操作部材23に支持される片持ちの支持構造となる。また、挿入孔23cの孔径は巻真パイプ22の外径より大きく空隙を介在させる設定であるため、巻真パイプ22は挿入孔23c内において撓み変形が可能となる。
その後、貫通孔22aの他端側から巻真21を挿入し、貫通孔22aの先に連続して配されるねじ穴22cに巻真21の端部のねじ部21aを螺合することで、巻真21が支持され、スイッチ装置20が完成する。
上記実施形態に係るスイッチ装置20、時計200、及びスイッチ装置20の製造方法によれば、上記第1実施形態と同様の効果を得られる。
すなわち、巻真21を長くする場合であっても、製造時には巻真パイプ22の軸方向一端側の端面から直接所定深さのねじ穴22cを形成すればよいため、工具や寸法の制約を受けずに、高い加工精度を確保しつつ、巻真21の長いスイッチ装置20を製造できる。
したがって長尺の巻真21の撓みによってムーブメントの動きを吸収することができるため、ムーブメントの動きによる巻真21破損・ムーブメント破壊を防止する効果が得られ、耐衝撃性が向上する。
さらに、本実施形態にかかるスイッチ装置20では、巻真パイプ22と支持部23aとの間に空隙が配され、巻真パイプ22の撓みによっても、ムーブメントの動きを吸収することができるため、ムーブメントの動きによる巻真21破損・ムーブメント破壊を防止する効果が得られ、耐衝撃性がより向上する。
なお、上述した実施形態は例示であり、発明の範囲を限定するものではない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記]
<請求項1>
一端側の端部にねじ部を有する軸状の軸部材と、
前記軸部材の外周に設けられ、前記軸部材が挿入される貫通孔を有する第1支持部材と、
前記第1支持部材の一端側に組み付けられ、前記貫通孔に連続するとともに前記軸部材の端部が螺合するねじ穴を有する、第2支持部材と、
前記第1支持部材および前記第2支持部材の一端側に配される操作部と、
を備えることを特徴とするスイッチ装置。
<請求項2>
前記操作部は、樹脂材料を含み、前記第1支持部材の端部に前記第2支持部材が組付けられた組立部材の一端側の外面を被覆し、
前記第1支持部材は、円筒状であって、前記操作部に対する、前記軸部材の軸方向を中心とした、回転を規制する第1回転規制部を備え、
前記第2支持部材は、その外面の一部に、前記操作部に対する、前記軸部材の軸方向を中心とした、回転を規制する第2回転規制部を備える、
ことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
<請求項3>一端側の端部にねじ部を有する軸状の軸部材と、
前記軸部材が挿入され、軸方向に貫通する貫通孔を備えるとともに、前記貫通孔の一端側の端部に、前記ねじ部が螺合するねじ穴を備える内側支持部材と、
前記内側支持部材が挿入される挿入孔を有し、前記内側支持部材の他端側の端部を支持する支持部、及び、一端側に設けられる操作部を一体に備える外側支持部材と、
を備えることを特徴とする、スイッチ装置。
<請求項4>
前記内側支持部材は前記挿入孔内に配され、一端が自由端であり、他端が前記外側支持部材の前記挿入孔の開口縁に支持される、ことを特徴とする請求項3記載のスイッチ装置。
<請求項5>請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のスイッチ装置と、
前記操作部をその外部に、前記軸部材の他端側をその内部に、配置する、時計ケースと、
前記時計ケース内に設けられる時計モジュールと、
を備えることを特徴とする時計。
<請求項6>
ねじ部を有する軸部材が挿入される貫通孔を備える第1支持部材を形成することと、
ねじ穴を有する第2支持部材を形成することと、
前記第1の支持材の端部に前記第2の支持材を組み付けた状態で、インサート成形により、樹脂材料を含む材料から構成されるとともに前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の一端側の外部を覆う操作部を形成することと、
を備えることを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
<請求項7>
軸方向に貫通する貫通孔を備えるとともに、前記貫通孔の一端側の端部に、軸部材の端部が螺合するねじ穴を備える内側支持部材と、前記内側支持部材が挿入される挿入孔を有し、他端側に配される支持部、及び、一端側に配される操作部を一体に備える外側支持部材と、
をそれぞれ個別に形成することと、
前記内側支持部材の他端側の端部を前記外側支持部材の前記挿入孔の他端側の開口縁に組み付けることと、
を備えることを特徴とする、スイッチ装置の製造方法。
100、200…腕時計(時計)、1…腕時計ケース、1a…ケース本体、2…時計ガラス、3…裏蓋、4…時計モジュール、10…スイッチ装置、11…巻真(軸部材)、11a…ねじ部、12…巻真パイプ(第1支持部材)、12a…貫通孔、12b…受け部、12c…フランジ部、12d…平面部(第1回転規制部)、13…蓋部材(第2支持部材)、13c…溝部(第2回転規制部)、13d…ねじ穴、14…操作部、20…スイッチ装置、21…巻真(軸部材)、21a…ねじ部、22…巻真パイプ(内側支持部材)、22a…貫通孔、22b…円筒部、22c…ねじ穴、22d…底部、22e…フランジ部、23…操作部材(外側支持部材)、23a…支持部、23b…操作部、23c…挿入孔、23d…開口縁。

Claims (7)

  1. 一端側の端部にねじ部を有する軸状の軸部材と、
    前記軸部材の外周に設けられ、前記軸部材が挿入される貫通孔を有する第1支持部材と、
    前記第1支持部材の一端側に組み付けられ、前記貫通孔に連続するとともに前記軸部材の端部が螺合するねじ穴を有する、第2支持部材と、
    前記第1支持部材及び前記第2支持部材の一端側に配される操作部と、
    を備えることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記操作部は、樹脂材料を含み、前記第1支持部材の端部に前記第2支持部材が組付けられた組立部材の一端側の外面を被覆し、
    前記第1支持部材は、円筒状であって、前記操作部に対する、前記軸部材の軸方向を中心とした、回転を規制する第1回転規制部を備え、
    前記第2支持部材は、その外面の一部に、前記操作部に対する、前記軸部材の軸方向を中心とした、回転を規制する第2回転規制部を備える、
    ことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 一端側の端部にねじ部を有する軸状の軸部材と、
    前記軸部材が挿入され、軸方向に貫通する貫通孔を備えるとともに、前記貫通孔の一端側の端部に、前記ねじ部が螺合するねじ穴を備える内側支持部材と、
    前記内側支持部材が挿入される挿入孔を有し、前記内側支持部材の他端側の端部を支持する支持部、及び、一端側に設けられる操作部を一体に備える外側支持部材と、
    を備えることを特徴とする、スイッチ装置。
  4. 前記内側支持部材は前記挿入孔内に配され、一端が自由端であり、他端が前記外側支持部材の前記挿入孔の開口縁に支持される、ことを特徴とする請求項3記載のスイッチ装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のスイッチ装置と、
    前記操作部をその外部に、前記軸部材の他端側をその内部に、配置する、時計ケースと、
    前記時計ケース内に設けられる時計モジュールと、
    を備えることを特徴とする時計。
  6. ねじ部を有する軸部材が挿入される貫通孔を備える第1支持部材を形成することと、
    ねじ穴を有する第2支持部材を形成することと、
    前記第1支持部材の端部に前記第2支持部材を組み付けた状態で、インサート成形により、樹脂材料を含む材料から構成されるとともに前記第1支持部材及び前記第2支持部材の一端側の外部を覆う操作部を形成することと、
    を備えることを特徴とするスイッチ装置の製造方法。
  7. 軸方向に貫通する貫通孔を備えるとともに、前記貫通孔の一端側の端部に、軸部材の端部が螺合するねじ穴を備える内側支持部材と、前記内側支持部材が挿入される挿入孔を有し、他端側に配される支持部、及び、一端側に配される操作部を一体に備える外側支持部材と、
    をそれぞれ個別に形成することと、
    前記内側支持部材の他端側の端部を前記外側支持部材の前記挿入孔の他端側の開口縁に組み付けることと、
    を備えることを特徴とする、スイッチ装置の製造方法。
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