JP7216927B2 - 指針装置の製造方法 - Google Patents

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この発明は、時計や計器などに用いられる指針装置の製造方法に関する。
例えば、時計においては、特許文献1に記載されているように、指針軸に指針を取り付け、この指針を指針軸の回転に応じて運針させることにより、指針が時刻を指示するように構成されたものが知られている。
実開昭64-15989号公報
このような時計の指針は、針本体を金属で形成し、この針本体にハカマと称する合成樹脂製の固定部をカシメ加工によって一体的に取り付け、この固定部に設けられた取付孔に指針軸を嵌着させることにより、固定部が指針軸と共に回転して針本体が運針するように構成されている。
しかしながら、このような時計の指針では、針本体を金属で形成し、ハカマと称する固定部を針本体の材料と異なる合成樹脂で形成した構成であるから、固定部によって針本体が形状の制約を受けることになり、このため針本体を自由な形状に形成することができず、デザイン性に乏しいばかりか、金属製の針本体によって重量が重くなるという問題がある。
また、このような時計の指針では、針本体を合成樹脂で形成し、ハカマと称する固定部を金属で形成した構成のものも知られているが、このような構成のものでも、上述した構成のものと同様、固定部によって針本体が形状の制約を受けるため、針本体を自由な形状に形成することができず、デザイン性に乏しいばかりか、金属製の固定部によって重量が重くなるという問題が生じる。
この発明が解決しようとする課題は、デザイン性を高め、かつ軽量化を図ることができる指針装置の製造方法を提供することである。
この一の発明は、上金型と下金型とを含む金型内に合成樹脂を射出して固化させ、前記上金型と前記下金型とを離型させて前記合成樹脂を取り出し、針本体と、嵌合孔が形成された固定部と、が一体に形成された指針を形成する第1工程と、指針軸の嵌入部を、前記指針の前記固定部の前記嵌合孔に嵌入させ、前記指針を前記指針軸に取り付ける第2工程と、を含み、前記第1工程は、前記固定部の前記嵌合孔の下側にガイド筒部形成ると共に、前記嵌合孔から外周側の離れた箇所に逃し部形成する工程を含むことを特徴とする指針装置の製造方法である。
この他の発明は、上金型と下金型とを含む金型内に合成樹脂を射出して固化させ、前記上金型と前記下金型とを離型させて前記合成樹脂を取り出し、針本体と、嵌合孔が形成された固定部と、が一体に形成された指針を形成する第1工程と、指針軸の嵌入部を、前記指針の前記固定部の前記嵌合孔に嵌入させ、前記指針を前記指針軸に取り付ける第2工程と、を含み、前記第2工程は、前記固定部の前記嵌合孔に、前記指針軸の前記嵌入部が嵌合した際に、前記固定部に形成された逃し部である複数のスリット孔が前記固定部の径方向に収縮変形することにより、前記嵌合孔が押し広げられて変形し、前記嵌合孔の内周面に突出して形成された規制部が、前記指針軸の前記嵌入部の外周面に環状に窪んで形成された溝部である係止部に係合する工程を含むことを特徴とする指針装置の製造方法である。
この発明によれば、固定部によって針本体が形状の制約を受けることがなく、針本体と固定部とを自由な形状に形成することができるので、デザイン性を高めることができると共に、軽量化を図ることができる。
この発明を腕時計に適用した一実施形態を示した拡大正面図である。 図1に示された腕時計における指針および指針軸を示した要部の拡大正面図である。 図2に示された指針および指針軸のA-A矢視における要部を示した拡大断面図である。 図3に示された指針と指針軸とを分解して示した要部の拡大断面図である。 図2に示された指針を示し、(a)はその拡大正面図、(b)はその指針のB-B矢視における拡大断面図である。 図5に示された指針の各断面を示し、(a)は図5(a)に示された指針のC-C矢視における要部の拡大断面図、(b)は図5(a)に示された指針のD-D矢視における要部の拡大断面図である。
以下、図1~図6を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1は、その3時側に竜頭などのスイッチ部2が設けられ、12時側と6時側とに時計バンド3が取り付けられた構成になっている。
また、この腕時計ケース1は、図1に示すように、その上部開口部に時計ガラス4が取り付けられ、下部に裏蓋(図示せず)が取り付けられた構成になっている。この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール5が収納されている。この時計モジュール5は、指針6を運針させて時刻を指示する時計ムーブメント(図示せず)、時刻などの情報を電気光学的に表示する表示部7、およびこれらを駆動する回路部などの時計機能に必要な各種の電子部品(いずれも図示せず)を備えている。
ところで、この腕時計の指針6は、図1に示すように、時針8と分針9とを備えている。この指針6は、図2~図4に示すように、指針軸10にそれぞれ取り付けられ、これらの指針軸10の回転に応じてそれぞれ運針するように構成されている。この場合、指針6が指針軸10に取り付けられることにより、指針装置が構成されている。また、指針軸10は、図1に示すように、時針8が取り付けられる筒車である時針車の時針軸と、この時針軸に挿入されて分針9が取り付けられる二番車である分針車の分針軸と、を備えている。これら指針軸10は、金属または硬質の合成樹脂によって形成されている。
指針6である時針8と分針9とのうち、例えば、分針9は、図2~図5に示すように、針本体11と、指針軸10に固定される固定部12と、を備え、これらがABS樹脂、ポリカーボネート樹脂(PC)などの硬質の合成樹脂によって一体に成型された構成になっている。
この場合、針本体11は、図5(a)および図5(b)に示すように、固定部12の外周端部から側方に延出されたほぼ帯板状に形成されている。すなわち、この針本体11は、固定部12から延出された先端側(図5(a)では右側)に向けて次第に細くなるように長く形成されている。
また、この針本体11は、図5(b)および図6(b)に示すように、その外周縁に補強壁11aが、固定部12に対応する箇所を除いて、そのほぼ全周に亘って枠状に一体に形成された構成になっている。この補強壁11aは、針本体11の肉厚を薄く形成しても、針本体11の剛性を確保するように構成されている。
このため、この補強壁11aは、図5(b)および図6(b)に示すように、針本体11が先細のほぼ帯板状に形成されていても、針本体11の撓みや捩れを防ぐように構成されている。これにより、針本体11は、その肉厚が薄く形成されて針本体11の重量が軽くなるように構成されている。
固定部12は、図2~図5に示すように、ほぼ円板状に形成され、針本体11の端部11b(図5(a)では左端部)に連結された状態で一体に形成されている。また、この固定部12は、その外周端部に装飾部13が針本体11と反対側に突出した状態で一体に形成されている。
一方、この固定部12は、図2~図4に示すように、指針軸10に対して非回転状態で取り付けられる回転止め部14と、指針軸10に対する軸方向への抜け出しを阻止する抜止め部15と、を備えている。回転止め部14は、固定部12の中心部に設けられて、指針軸10の嵌入部10aが嵌合する嵌合孔14aを備えている。
すなわち、嵌合孔14aは、図2および図5(a)に示すように、その内周面が八角形に形成されているが、八角形以上の多角形に形成されていることが望ましい。また、指針軸10の嵌入部10aは、その外周面が嵌合孔14aと同じ大きさの八角形に形成されているが、嵌合孔14aと同様、八角形以上の多角形に形成されていることが望ましい。
これにより、回転止め部14は、図2および図3に示すように、指針軸10の嵌入部10aが固定部12の嵌合孔14aに嵌入すると、嵌合孔14aの八角形以上の多角形と嵌入部10aの八角形以上の多角形とが噛み合うことにより、固定部12が指針軸10に対して非回転状態で取り付けられるように構成されている。
この場合、固定部12の中心部の下面には、図3、図4、図5(b)および図6(a)に示すように、円筒形状のガイド筒部16が嵌合孔14aと同一軸上に対応した状態で固定部12と一体に形成されている。このガイド筒部16は、固定部12の下面側に位置する内径が嵌合孔14aの内径とほぼ同じ大きさで、固定部12の下面から下側に向かうに従って次第にガイド筒部16の内径が大きくなるように形成されている。
また、このガイド筒部16は、図3および図4に示すように、その軸方向つまり上下方向の長さが、針本体11の補強壁11aの上下方向の長さよりも長く形成されている。これにより、ガイド筒部16は、その下側から指針軸10の嵌入部10aが固定部12の嵌合孔14aに嵌入する際に、指針軸10の嵌入部10aをガイド筒部16の内周面でガイドしながら、指針軸10の嵌入部10aを固定部12の嵌合孔14aに導いて確実にかつ容易に嵌合させるように構成されている。
一方、抜止め部15は、図3、図4および図6(a)に示すように、固定部12の嵌合孔14aの内周面に設けられて、指針軸10の嵌入部10aの外周面に設けられた係止部15bに係合する規制部15aを備えている。この規制部15aは、固定部12の嵌合孔14aの内面に突出して設けられた断面三角形状の突起部である。係止部15bは、指針軸10の外周に環状に設けられたV字形状の溝部である。
これにより、抜止め部15は、図3および図4に示すように、固定部12の嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aが嵌合した際に、嵌合孔14aの内周面に設けられた規制部15aが指針軸10の嵌入部10aの外周面に設けられた係止部15bに係合することにより、指針軸10に対する固定部12の軸方向の位置を規制して、固定部12が指針軸10から抜け出さないように構成されている。
また、固定部12には、図2、図5(a)および図6(a)に示すように、嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aを嵌入させる際に、嵌合孔14aが弾力的に押し広げられるように、嵌合孔14aを変形させるための逃し部17が設けられている。この逃し部17は、嵌合孔14aの外周から針本体11の長手方向に対して直交する方向に離れた位置に設けた複数のスリット孔であり、嵌合孔14aを中心として嵌合孔14aの外周に沿う円弧状に形成されている。
これにより、固定部12の嵌合孔14aは、図2、図5(a)および図6(a)に示すように、その嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aが嵌入して、嵌合孔14aの規制部15aが嵌入部10aの係止部15bに係合する際に、逃し部17である複数のスリット孔が固定部12の径方向に収縮変形することにより、嵌合孔14aを弾力的に押し広げるように変形させて、指針軸10の嵌入部10aの係合部15bに嵌合孔14aの規制部15aを係合させ易くするように構成されている。
一方、固定部12の装飾部13は、図2および図5に示すように、固定部12にその外周端部から針本体11と反対側に向けて突出した状態で一体に形成されている。すなわち、この装飾部13は、固定部12の外周にほぼ扇形状に形成されている。この装飾部13には、円形状およびほぼ四角形状の複数の装飾凹部18が固定部12の外周に沿って形成されている。また、この装飾部13は、固定部12を中心とする針本体11の重量バランスをとるように形成されている。
この場合、固定部12と装飾部13との各外周縁には、図3、図4、図5(b)、および図6(a)に示すように、補強壁12a、13aがこれらのほぼ全周に亘って枠状に一体に形成されている。すなわち、これら補強壁12a、13aは、針本体11の補強部11aに連続した状態で全周に亘って一体に形成されている。
また、これら補強壁12a、13aは、図3、図4、図5(b)および図6(a)に示すように、その上下方向(厚み方向)の長さが、針本体11の補強壁11aの上下方向の長さよりも長く、かつ固定部12の下面に設けられたガイド筒部16の上下方向の長さよりも短い長さで形成されている。
これにより、これら補強壁12a、13aは、針本体11の補強壁11aと同様、固定部12と装飾部13との各肉厚を薄く形成しても、固定部12と装飾部13との剛性を確保して、固定部12と装飾部13との撓みや捩れを防ぐように構成されている。このため、固定部12と装飾部13とは、その各肉厚が薄く形成されて固定部12と装飾部13との重量が軽くなるように構成されている。
ところで、指針6である時針8は、図1に示すように、その針本体の長さが分針9の針本体11の長さよりも短い長さに形成されており、これ以外は分針9と同様に形成されている。この場合、時針8が取り付けられる筒車である時針車の時針軸は、図示しないが、分針軸が回転可能に挿入する筒状に形成されている。また、この時針軸は、分針軸と同様、嵌入部の外周面が八角形以上の多角形に形成され、その外周面に抜止め部の係止部が形成された構成になっている。
次に、このような腕時計における指針6の作用について説明する。
まず、指針6である分針9を製作する場合には、上金型と下金型とで構成される成型用の金型内にABS樹脂、ポリカーボネート樹脂(PC)などの硬質の合成樹脂を射出して固化させた上、金型を上金型と下金型とに離型させて、固化した合成樹脂を取り出すだけで、先細のほぼ帯板状の針本体11とほぼ円板状の固定部12とほぼ扇形状の装飾部13とが一体に形成された分針9が得られる。
すなわち、針本体11は固定部12の外周の端部に一体に形成される。固定部12は、その中心部に嵌合孔14aが八角形以上の多角形状に形成され、この嵌合孔14aの内周面に規制部15aが断面三角状に突出して形成され、かつこの嵌合孔14aの下側にガイド筒部16が形成されると共に、嵌合孔14aから外周側に離れた箇所に逃し部17が形成される。
装飾部13は固定部12の外周の端部に針本体11と反対側に突出して形成される。この装飾部13には複数の装飾凹部18が形成される。また、針本体11の外周縁には補強壁11aが固定部12に対応する箇所を除いてそのほぼ全周に亘って枠状に形成され、固定部12の外周縁と装飾部13の外周縁とには、それぞれ補強壁12a、13aが針本体11の補強壁11aに連続した状態で、これらの全周に沿って枠状に形成される。
このときには、針本体11、固定部12、および装飾部13は、これら補強壁11a、12a、13aによって針本体11、固定部12、および装飾部13の剛性が確保されて、針本体11、固定部12、および装飾部13の撓みや捩れが阻止されることにより、針本体11、固定部12、および装飾部13の各肉厚が薄く形成されている。
この場合、ガイド筒部16は、その内径が固定部12の下面から下側に向かうに従って次第に大きくなるように形成されていることにより、金型を上金型と下金型とに離型させて金型内から取り出す際に、下金型内からその下部側から上部側に向けて容易にかつ良好に取り出することができる。
また、嵌合孔14a内に設けられた抜止め部15の規制部15aは、上金型と下金型との離型ラインであるパーテングライン上に位置させることにより、金型を上金型と下金型とに離型させて金型内から取り出す際に、上金型と下金型とが上下に離れることにより、規制部15aが嵌合孔14aの内周面に断面三角状に突出していても、金型内から容易にかつ良好に取り出すことができる。
このような指針6である分針9を指針軸10に取り付ける際には、指針軸10の先端部(図3では上端部)に設けられた嵌入部10aを分針9の下側から固定部12のガイド筒部16内に挿入させて固定部12の嵌合孔14aに嵌入させる。
このときには、ガイド筒部16における固定部12の下面側の内径が嵌合孔14aの内径と同じ大きさで、固定部12の下面から下側に向かうに従って次第にガイド筒部16の内径が大きくなるように形成されていることにより、指針軸10の嵌入部10aを固定部12の嵌合孔14aに良好に嵌入させることができる。
すなわち、指針軸10の嵌入部10aを固定部12の嵌合孔14aに挿入する際には、指針軸10の嵌入部10aをガイド筒部16の内周面でガイドしながら、指針軸10の嵌入部10aを固定部12の嵌合孔14aに導くことにより、指針軸10の嵌入部10aをガイド筒部16によって固定部12の嵌合孔14aに確実にかつ良好に嵌入させることができる。
この場合には、嵌合孔14aの内周面が八角形以上の多角形に形成され、指針軸10の嵌入部10aの外周面が嵌合孔14aと同じ大きさの八角形以上の多角形に形成されていることにより、指針軸10に対する分針9の回転を阻止するための回転止め部14が構成されている。
このため、指針軸10の嵌入部10aが固定部12の嵌合孔14aに嵌合した際には、嵌入部10aの八角形以上の多角形と嵌合孔14aの八角形以上の多角形とが噛み合うことにより、固定部12が指針軸10に対して非回転状態で取り付けられる。これにより、指針軸10に対して分針9が回転することがなく、分針9が指針軸10と共に回転して運針する。
この場合、回転止め部14は、指針軸10の嵌入部10aの外周面が八角形以上の多角形で、固定部12の嵌合孔14aの内周面が八角形以上の多角形であることにより、指針軸10に対する指針6の回転方向における取付位置を調整する際に、45度以下の角度で指針軸10に対する指針6の取付角度を調整することができる。
また、このときには、抜止め部15が、固定部12の嵌合孔14aの内周面に突出して設けられた規制部15aと、固定部12の嵌合孔14aに嵌合する指針軸10の嵌入部10aの外周面に窪んで設けられた係止部15bと、を備えているので、固定部12の嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aが嵌合した際に、嵌合孔14aの内周面の規制部15aが指針軸10の嵌入部10aの外周面の係止部15bに係合する。
すなわち、規制部15aは、固定部12の嵌合孔14aの内周面に設けられた断面三角形状の突起部であり、係止部15bは、指針軸10の嵌入部10aの外周面に環状に設けられた断面V字形状の溝部である。このため、固定部12の嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aが嵌合すると、嵌合孔14aの規制部15aが指針軸10の嵌入部10aの係止部15bに係合する。これにより、指針軸10に対する固定部12の軸方向の位置が規制されて、固定部12が指針軸10から抜け出すことなく固定される。
このように嵌合孔14aの規制部15aが指針軸10の嵌入部10aの係止部15bに係合する際には、固定部12に設けられた逃し部17である複数のスリット孔が固定部12の径方向に収縮変形することにより、嵌合孔14aが弾力的に押し広げられるように変形する。このため、指針軸10の嵌入部10aが嵌合孔14aに嵌合する際に、嵌合孔14aの規制部15aを指針軸10の嵌入部10aの係止部15bに係合させ易くして確実にかつ良好に係合させることができる。
ところで、指針6である時針8は、その針本体の長さが分針9よりも短いだけで、分針9と同じ構成であるから、分針9と同様に製作することができ、かつ分針9と同様に指針軸10に取り付けることができる。
このように、この腕時計の指針6によれば、針本体11と、指針軸10に固定される固定部12と、を合成樹脂で一体に形成したことにより、固定部12によって針本体11が形状の制約を受けることがないため、針本体11と固定部12とを自由な形状に形成することができ、これにより指針6のデザイン性を高めることができると共に、指針6の軽量化を図ることができる。
この場合、固定部12は、指針軸10に対して非回転状態で取り付けられる回転止め部14と、指針軸10に対する軸方向への抜け出しを阻止する抜止め部15と、を備えているので、固定部12を指針軸10に取り付けた際に、回転止め部14によって固定部12を指針軸10に対して回転することなく取り付けることができ、これにより指針軸10の回転と共に固定部12を確実に回転させることができると共に、抜止め部15によって固定部12が指針軸10から抜け出すことがなく、固定部12を指針軸10に確実にかつ良好に取り付けることができる。
すなわち、回転止め部14は、固定部12の中心部に設けられて内周面が非円形状である八角形以上の多角形に形成された嵌合孔14aと、指針軸10に設けられ、外周面が嵌合孔14aと同じ非円形状である八角形以上の多角形に形成されて嵌合孔14aに嵌入する嵌入部10aと、を備えていることにより、固定部12の嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aを嵌合させると、嵌合孔14aの多角形と嵌入部10aの多角形とを噛み合せることができる。
このため、この回転止め部14は、嵌合孔14aの多角形と嵌入部10aの多角形との噛み合いによって、固定部12を指針軸10に対して非回転状態で取り付けることができ、これにより固定部12が指針軸10に対して回転することがなく、指針軸10の回転と共に固定部12を確実に回転させることができるので、指針軸10を中心に針本体11を良好に運針させることができる。
この場合、回転止め部14は、固定部12の嵌合孔14aの内周面が八角形以上の多角形で、指針軸10の嵌入部10aの外周面が固定部12の嵌合孔14aと同じ八角形以上の多角形であることにより、指針軸10に対する指針6の回転方向における取付位置を調整する際に、45度以下の角度で指針軸10に対する指針6の取付角度を調整することができる。
また、抜止め部15は、固定部12の嵌合孔14aの内周面に設けられた規制部15aと、指針軸10の嵌入部10aの外周面に設けられて規制部15aが係合して、指針軸10に対する固定部12の軸方向の位置を規制する係止部15bと、を備えていることにより、指針軸10に対する固定部12の軸方向の位置を規制して、固定部12が指針軸10から抜け出さないように、固定部12を指針軸10に確実に固定することができる。
すなわち、規制部15aは、固定部12の嵌合孔14aの内周面に設けられた断面三角形状の突起部であり、係止部15bは、指針軸10の嵌入部10aの外周面に環状に設けられた断面V字形状の溝部であるため、固定部12の嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aを嵌合させた際に、嵌合孔14aの規制部15aを指針軸10の嵌入部10aの係止部15bに確実にかつ良好に係合させることができる。
このため、この抜止め部15は、嵌合孔14aの規制部15aが指針軸10の嵌入部10aの係止部15bに係合することにより、指針軸10に対する固定部12の軸方向の位置を簡単にかつ確実に規制することができるので、固定部12が指針軸10から抜け出さないように、固定部12を指針軸10に確実に固定させることができる。
この場合、固定部12は、その中心部の嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aが嵌入して規制部15aが係止部15bに係合する際に、嵌合孔14aを弾力的に押し広げるように変形させるための逃し部17を備えていることにより、嵌合孔14aの規制部15aを指針軸10の嵌入部10aの係止部15bに係合させ易くして確実にかつ良好に係合させることができる。
すなわち、逃し部17は、固定部12に設けられた複数のスリット孔であり、固定部12の嵌合孔14aに指針軸10の嵌入部10aが嵌入して規制部15aが係止部15bに係合する際に、逃し部17である複数のスリット孔を固定部12の径方向に収縮変形させることができるので、嵌合孔14aを弾力的に押し広げるように変形させることができ、これにより嵌合孔14aの規制部15aを指針軸10の嵌入部10aの係止部15bに係合させ易くすることができる。
また、この腕時計の指針6では、固定部12に針本体11と反対側に突出する装飾部13が一体に形成されていることにより、この装飾部13によって装飾性を高めることができ、これによっても指針6のデザイン性を高めることができると共に、この装飾部13によって固定部12を中心とする針本体11の重量バランスをとることができ、これにより指針軸10を中心に指針6をバランス良く良好に運針させることができる。
すなわち、この装飾部13は、固定部12の外周端にほぼ扇形状に形成され、この装飾部13に円形状および矩形状の複数の装飾凹部18が固定部12の外周に沿って形成されていることにより、装飾部13の形状および複数の装飾凹部18によって、指針6の装飾性を、より一層、高めることができ、これにより指針6のデザイン性を更に向上させることができる。
さらに、この腕時計の指針6では、針本体11と固定部12と装飾部13との各外周縁に補強壁11a、12a、13aがこれらの全周に亘って連続した状態で枠状に設けられていることにより、これら補強壁11a、12a、13aによって針本体11と固定部12と装飾部13との各剛性を確保して、指針6の強度を高めることができる。
このため、この腕時計の指針6では、補強壁11a、12a、13aによって針本体11と固定部12と装飾部13との撓みや捩れを確実にかつ良好に防ぐことができると共に、針本体11と固定部12と装飾部13との各肉厚を薄く形成することができ、これにより指針6の更なる軽量化を図ることができる。これにより、針本体11と固定部12と装飾部13との各肉厚を薄く形成しても、指針6を安定した状態で良好に運針させることができる。
なお、上述した実施形態では、指針6として、時針8と分針9とに適用した場合について述べたが、この発明はこれに限らず、秒針にも適用することができるほか、副表示の副針などの機能針にも適用することができる。
また、上述した実施形態では、回転止め部14が、指針6の固定部12に設けられた嵌合孔14aと、指針軸10に設けられた嵌入部10aと、を備え、嵌合孔14aの内周面を八角形以上の多角形に形成し、嵌入部10aの外周面を嵌合孔14aの内周面と同じ八角形以上の多角形に形成した場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば嵌合孔14aの内周面と嵌入部10aの外周面とを三角形、四角形、五角形、六角形などの多角形に形成しても良く、また楕円形状やスプライン形状などの円形以外の非円形状に形成しても良い。
また、上述した実施形態では、抜止め部15が、固定部12の嵌合孔14aの内周面に設けられた規制部15aと、指針軸10の嵌入部10aの外周面に設けられた係合部15bと、を備え、規制部15aが嵌合孔14aの内周面に設けられた突起部であり、係止部15bが嵌入部10aの外周面に環状に設けられた溝部である場合について述べたが、この発明はこれに限らず、例えば規制部15aが嵌合孔14aの内周面に環状に設けられた溝部で、係止部15bが嵌入部10aの外周面に設けられた突起部であっても良い。
さらに、上述した実施形態およびその各変形例では、指針式の腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の指針式の時計に適用することができる。また、この発明は、必ずしも時計である必要はなく、測定器やメータなどの計器にも適用することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、針本体と、指針軸と、前記指針軸に固定される固定部と、を備え、前記固定部は、前記指針軸に対して非回転状態で取り付けられる回転止め部を備え、前記針本体と前記固定部とを合成樹脂で一体に形成したことを特徴とする指針装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の指針装置において、前記固定部は、前記指針軸に対する軸方向への抜け出しを阻止する抜止め部を備えていることを特徴とする指針装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の指針装置において、前記回転止め部は、前記固定部の中心部に設けられて内周面が非円形状に形成された嵌合孔と、前記指針軸に設けられ、外周面が前記嵌合孔と同じ非円形状に形成されて前記嵌合孔に嵌入する嵌入部と、を備えていることを特徴とする指針装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の指針装置において、前記抜止め部は、前記固定部の嵌合孔の内周面に設けられた規制部と、前記指針軸の嵌入部の外周面に設けられて前記規制部が係合することにより、前記指針軸に対する前記固定部の軸方向の位置を規制する係止部と、を備えていることを特徴とする指針装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の指針装置において、前記固定部は、前記嵌合孔に前記指針軸の前記嵌入部が嵌入して前記規制部が前記係止部に係合する際に、前記嵌合孔を弾力的に押し広げるように変形させるための逃し部を備えていることを特徴とする指針装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1~請求項5のいずれかに記載の指針装置において、前記固定部には、前記針本体と反対側に突出する装飾部が一体に形成されていることを特徴とする指針装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の指針装置において、前記針本体と前記固定部と前記装飾部とのうち、少なくとも前記針本体の外周縁には補強壁がほぼ全周に亘って枠状に設けられていることを特徴とする指針装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項1~請求項7のいずれかに記載された指針装置を備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
5 時計モジュール
6 指針
8 時針
9 分針
10 指針軸
10a 嵌入部
11 針本体
11a 補強壁
12 固定部
12a 補強壁
13 装飾部
13a 補強壁
14 回転止め部
14a 嵌合孔
15 抜止め部
15a 規制部
15b 係止部
16 ガイド筒部
17 逃し部
18 装飾凹部

Claims (12)

  1. 上金型と下金型とを含む金型内に合成樹脂を射出して固化させ、前記上金型と前記下金型とを離型させて前記合成樹脂を取り出し、針本体と、嵌合孔が形成された固定部と、が一体に形成された指針を形成する第1工程と、
    指針軸の嵌入部を、前記指針の前記固定部の前記嵌合孔に嵌入させ、前記指針を前記指針軸に取り付ける第2工程と、
    を含み、
    前記第1工程は、前記固定部の前記嵌合孔の下側にガイド筒部形成ると共に、前記嵌合孔から外周側の離れた箇所に逃し部形成する工程を含むことを特徴とする指針装置の製造方法。
  2. 前記固定部の前記嵌合孔は、八角形以上の多角形状に形成され、前記嵌合孔の内周面に規制部が断面三角状に突出して形成されることを特徴とする請求項1に記載の指針装置の製造方法。
  3. 前記指針軸は、前記固定部の前記嵌合孔に嵌合し、前記嵌入部の外周面に環状に窪んで形成された断面V字形状の溝部である係止部を備え、
    前記固定部の前記嵌合孔に前記指針軸の前記嵌入部が嵌合した際に、前記嵌合孔の内周面の前記規制部が前記指針軸の前記嵌入部の外周面の前記係止部に係合することを特徴とする請求項2に記載の指針装置の製造方法。
  4. 前記針本体の前記嵌合孔の前記規制部が前記指針軸の前記嵌入部の前記係止部に係合する際には、前記固定部に形成された前記逃し部である複数のスリット孔が前記固定部の径方向に収縮変形することにより、前記嵌合孔が押し広げられて変形することを特徴とする請求項3に記載の指針装置の製造方法。
  5. 上金型と下金型とを含む金型内に合成樹脂を射出して固化させ、前記上金型と前記下金型とを離型させて前記合成樹脂を取り出し、針本体と、嵌合孔が形成された固定部と、が一体に形成された指針を形成する第1工程と、
    指針軸の嵌入部を、前記指針の前記固定部の前記嵌合孔に嵌入させ、前記指針を前記指針軸に取り付ける第2工程と、
    を含み、
    前記第2工程は、前記固定部の前記嵌合孔に、前記指針軸の前記嵌入部が嵌合した際に、前記固定部に形成された逃し部である複数のスリット孔が前記固定部の径方向に収縮変形することにより、前記嵌合孔が押し広げられて変形し、前記嵌合孔の内周面に突出して形成された規制部が、前記指針軸の前記嵌入部の外周面に環状に窪んで形成された溝部である係止部に係合する工程を含むことを特徴とする指針装置の製造方法。
  6. 前記固定部の前記嵌合孔は、八角形以上の多角形状に形成され、前記嵌合孔の内周面に前記規制部が断面三角状に突出して形成されることを特徴とする請求項5に記載の指針装置の製造方法。
  7. 前記係止部は、断面V字形状であることを特徴とする請求項6に記載の指針装置の製造方法。
  8. 前記固定部の前記嵌合孔は、前記嵌合孔の下側にガイド筒部が形成されると共に、前記嵌合孔から外周側の離れた箇所に逃し部が形成されることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の指針装置の製造方法。
  9. 前記第2工程は、前記指針軸の前記嵌入部を前記ガイド筒部の内周面でガイドしながら、前記指針軸の前記嵌入部を前記固定部の前記嵌合孔に導くことを特徴とする請求項1乃至請求項4、請求項8のいずれか一項に記載の指針装置の製造方法。
  10. 前記固定部の外周の端部における前記針本体と反対側に突出した位置に、複数の装飾凹部が形成された装飾部が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の指針装置の製造方法。
  11. 前記針本体の外周縁には第1の補強壁が前記固定部に対応する箇所を除いて枠状に形成され、前記固定部の外周縁と前記装飾部の外周縁とには、それぞれ第2の補強壁、第3の補強壁が前記針本体の前記第1の補強壁に連続した状態で枠状に形成されることを特徴とする請求項10に記載の指針装置の製造方法。
  12. 前記指針軸の前記嵌入部の外周面は、前記嵌合孔と同じ数の多角形に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の指針装置の製造方法。
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