JP6351754B2 - 着脱装置、および、それを用いたヒンジ装置 - Google Patents

着脱装置、および、それを用いたヒンジ装置 Download PDF

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Description

本発明は着脱装置、および、それを用いたヒンジ装置に関し、ユーザに対する着脱作業を簡易にさせる場合に好適なものである。
機器本体と蓋とを回動可能に軸支するヒンジ装置には、当該本体と蓋とを着脱可能とするものがある。下記特許文献1には、トイレの便器に対して便座および便蓋を着脱可能とする着脱機構が記載されている。この着脱機構は、便器に取り付けられるべき固定部と、便座および便蓋に取り付けられるヒンジ装置に設けられる着脱部とから成る。固定部には、周方向に沿って溝が形成されたピンが設けられている。一方、着脱部は、ケースと、ケース内に配置されケースに対しスライド可能なシャフトと、シャフトを所定の方向に付勢するばねと、シャフトをばねの付勢力に逆らって押し込むボタンとを有する。ケースには、当該ピンが挿入される挿入孔が形成されている。
便座および便蓋を便器に取り付ける際には、固定部のピンをケースの挿入孔に挿入する。このとき、ピンを押し込む力により、シャフトがばねの付勢力に逆らってスライドする。そして、ピンとシャフトとが所定の位置関係となると、ばねの付勢力によりシャフトが元の方向に押し戻され、ピンに形成された溝にシャフトの一部分が入り込む。こうして、挿入孔に挿入されたピンがロックされ、固定部と着脱部とが互いにロックされる。
一方、便座および便蓋を便器から取り外すため固定部と着脱部とを外す際には、上記ボタンをばねの付勢力に逆らって押しこむ。するとピンの溝に入り込んでいるシャフトの一部が溝から外れる。このため、ピンのロック状態が解除され、ピンを挿入孔から抜き取ることが可能となる。こうして、固定部から着脱部を取り外すことができる。
欧州特許出願公開第2324745号明細書
しかし、便座および便蓋を便器から取り外す場合、ユーザは、ボタンをばねの付勢力に逆らって押し込みながら、ピンに形成された溝に入り込んだシャフトを外すことになる。すなわち、ボタンを押す作業と、ピンを挿入孔から抜きとる作業との双方が強いられることになるため、従来の着脱装置は、ユーザに対する着脱作業が簡易とはいえない構成と考えられる。
そこで、本発明は、ユーザに対する着脱作業を簡易にさせ得る着脱装置、および、それを用いたヒンジ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の着脱装置は、ロッド部と、前記ロッド部の先端から前記ロッド部の外周面よりも外側に張り出すヘッド部とを有するピンを着脱するためのピンケースを備える。前記ピンケースは、前記ピンが挿入される挿入孔を有する挿入部と、前記挿入孔に連通され、前記挿入孔に挿入される前記ピンのヘッド部が前記挿入孔の長手方向とは直交する方向に移行可能なヘッド移行空間を有する移行部と、前記挿入孔および前記ヘッド移行空間に連通され前記ロッド部を配置させるべきロッド配置空間を有し、前記ロッド配置空間と前記挿入孔との間の開閉口を開閉して前記ロッド配置空間に前記ロッド部を保持する保持部とを有する。前記保持部における前記ヘッド移行空間側の端部は、前記ロッド配置空間に前記ロッド部が保持された場合に前記ピンが前記ピンケースから抜けないよう前記ヘッド部を留めるようになっている。
このような着脱装置をピンに取り付ける場合、着脱装置がピンのヘッド部側からロッド部側に下されて、当該挿入部の挿入孔にピンが挿入される。その後、ピンを挿入孔に挿入した方向とは直交する方向へ着脱装置がスライドされる。これによりピンのヘッド部は移行部のヘッド移行空間に沿って保持部側に移行されるとともに、当該ピンのロッド部は保持部のロッド配置空間側に移行される。
そして、ロッド部がロッド配置空間と挿入孔との間の開閉口に達すると、当該開閉口がロッド部に押されて開閉され、ロッド配置空間にロッド部が保持される。このとき、ピンがピンケースから抜けないようヘッド部が保持部におけるヘッド移行空間側の端部によって留められる。
一方、着脱装置をピンから取り外す場合、ピン位置が保持部側から挿入孔側に移る方向へ着脱装置がスライドされる。これによりロッド配置空間に配置されるロッド部から挿入孔側に向かって開閉口が押されて開閉することでロッド部が挿入孔側へ解放されるとともに、ヘッド部は移行部のヘッド移行空間に沿って挿入部側に移行される。その後、着脱装置がピンのロッド部側からヘッド部側に上げられて、当該挿入部の挿入孔からピンが抜き去られる。
このように着脱装置は、ピンに対して挿入孔に挿入する方向と、その方向とは直交する方向へ移動されるだけで、当該ピンを着脱することができる。
本発明の実施形態に係る着脱装置を用いた便座および便蓋を示す図である。 図1のロータリーダンパの断面図である。 図1のピンの外観図である。 図1の着脱装置の外観図である。 図4におけるピンケースのX−X断面を矢印方向に向かって正面視した図である。 図4におけるY−Y面を切断面として矢印方向の部分が切断されたピンケースの様子を示す図である。 着脱装置にピンが装着された様子を図6と同じ視点で示す図である。
以下、本発明に係る着脱装置、および、それを用いたヒンジ装置の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る着脱装置を用いた便座および便蓋を示す図である。図1に示すように、便座1および便蓋2は、ヒンジ装置4a,4bを有する。ヒンジ装置4aは、ロータリーダンパ5aと、当該ロータリーダンパ5aが取り付けられる着脱装置6とを備える。一方、ヒンジ装置4bは、ロータリーダンパ5bと、当該ロータリーダンパ5bが取り付けられる着脱装置6とを備える。
ロータリーダンパ5aとロータリーダンバ5bとは、互いに同じ構成のトルク発生部61を備えるが、ロータリーダンパ5aの回転軸62aとロータリーダンバ5bの回転軸62bとは互いに異なる部位に固定される。すなわち、ロータリーダンパ5aの回転軸62aは便蓋2に固定され、ロータリーダンバ5bの回転軸62bは便座1に固定される。なお、本実施形態では便座1と一体に便座ブラケット1Aが形成されており、当該便座ブラケット1Aに回転軸62bが固定される。
ロータリーダンパ5aが取り付けられる着脱装置6と、ロータリーダンバ5bが取り付けられる着脱装置6とは互いに同じ構成とされる。各々の着脱装置6に対して、不図示の便器に固定されるピン3が装着されることで、便座1および便蓋2がそれぞれのヒンジ装置4a,4bにより便器に軸支される。
図2は、図1のロータリーダンパ5aの断面図である。図2に示すように、ロータリーダンパ5aのトルク発生部61のダンパケース66内には回転軸62aが挿入されている。そして、ダンパケース66と回転軸62aとの間には粘性の液体が充填されている。このため、ダンパケース66に対し回転軸62aが回転すると当該液体のせん断抵抗が生じる。こうしてトルク発生部61は、回転軸62aを軸支し、回転軸62aが回転する際に所定の回転抵抗を付与する。この回転軸62aは便蓋2に固定されているため、当該便蓋2が回転軸62aの中心軸を基準に回動する場合には回転軸62aが便蓋2と共に回転する。一方、トルク発生部61は、便蓋2に対して回転軸62aを介して固定されている。従って、トルク発生部61が着脱装置6を介して便器に固定された状態で、上記のように便蓋2が便器に対して回動しても、トルク発生部61は回転せず、回転軸62aがトルク発生部61に対して回転する。このときトルク発生部61は回転軸62aに回転抵抗を与えるため、回転軸62aが固定される便蓋2は回転抵抗を受ける。こうして、便蓋2は、所定の抵抗を受けながら便器に対して開閉する。なお、回転軸62aは、便座1にも回動可能に軸支されてはいるものの、当該便座1には固定されていない。このため、回転軸62aは便座1に対して空回転し、当該便座1の回動に対してトルク発生部61の回転抵抗が付与されない。
ロータリーダンパ5aのトルク発生部61が回転軸62aを軸支する構成と同様にして、ロータリーダンパ5b(図1)のトルク発生部61は回転軸62b(図1)を軸支する。従って、回転軸62bは、トルク発生部61に対して回転する際に所定の回転抵抗を付与する。この回転軸62bは便座ブラケット1Aに固定されているため、当該便座1が回転軸62bの中心軸を基準に回動する場合には回転軸62bが便座1と共に回転する。一方、トルク発生部61は、便座1に対して回転軸62bを介して固定されている。従って、トルク発生部61が着脱装置6を介して便器に固定された状態で、上記のように便座1が便器に対して回動しても、トルク発生部61は回転せず、回転軸62bがトルク発生部61に対して回転する。このときトルク発生部61は回転軸62bに回転抵抗を与えるため、回転軸62bが固定される便座1は回転抵抗を受ける。こうして、便座1は、所定の抵抗を受けながら便器に対して開閉する。なお、回転軸62bは、便蓋2にも回動可能に軸支されてはいるものの、当該便蓋2には固定されていない。このため、回転軸62bは便蓋2に対して空回転し、当該便蓋2の回動に対してトルク発生部61の回転抵抗が付与されない。
図3は、図1のピン3の外観図である。図3に示すように、ピン3は、ロッド部3Aおよびヘッド部3Bを構成要素として有する。ロッド部3Aは、便座1および便蓋2を支える柱となる棒状部位であり、例えば円柱形状とされる。このロッド部3Aにおける一端は固定端とされ、便器の上端面側に固定される。ヘッド部3Bは、ロッド部3Aにおける固定端とは逆側の先端からロッド部3Aの外周面よりも外側に張り出す部位であり、例えば球冠形状とされる。ヘッド部3Bはロッド部3Aの外周面よりも外側に張り出しているため、ヘッド部3Bの外径D1はロッド部3Aの外径D2よりも大きい。
図4は、図1のロータリーダンパ5aが取り付けられる着脱装置6の外観図である。図4の(A)は着脱装置6の上面図であり、図4の(B)は着脱装置6の側面図であり、図4の(C)は着脱装置6の下面図である。また、図4の(D)はロータリーダンパ5aが取り付けられている側とは反対側から着脱装置6を正面視した図である。図4に示すように、着脱装置6は、ピン3を着脱するためのピンケース10とダンパケース66とを備える。
ピンケース10とダンパケース66とは、例えば樹脂により一体に成形されている。なお、ピンケース10とダンパケース66とが別々に成形され、これらが接着剤などにより連結されていてもよい。
ピンケース10は、挿入部20、移行部30、案内部40および保持部50を構成要素として有する。これら構成要素については、図5および図6を用いて説明する。図5は、図4におけるピンケース10のX−X断面を矢印方向に向かって正面視した図である。図6は、図4におけるY−Y面を切断面として矢印方向の部分(移行部30)が切断されたピンケース10の様子を示す図である。
挿入部20は、ピン3が挿入される挿入孔21を有する部位である。挿入孔21は、ピンケース10の下面F1に挿入口22を有し、当該挿入口22からピンケース10の上側に向かって延伸し、移行部30のヘッド移行空間31に繋がっている。ヘッド移行空間31は、挿入孔21に挿入されるピン3のヘッド部3Bが挿入孔21の長手方向とは直交する方向に移行可能な空間である。
挿入孔21を構成する挿入部20の側面部位には、挿入孔21の長手方向に沿って開口23が形成されており、当該開口23は、案内部40の案内通路41に繋がっている。案内通路41は挿入孔21からロッド配置空間51にロッド部3Aを導く空間であり、ロッド配置空間51はロッド部3Aを配置させるべき空間である。開口23の開口幅W1は、ロッド部3Aの外径D2よりも大きい。すなわち、開口23は、挿入孔21に挿入されるピン3のロッド部3Aが通過可能となる開口幅W1を少なくとも有しており、当該ピンのヘッド部3Bが通過可能となる開口幅W1を有していてもよい。
なお、挿入孔21はピン3を挿入可能な空間であれば、挿入孔21の形状、直径D3および高さH1などは特に限定されない。本実施形態では、挿入孔21の形状は円柱形状とされ、挿入孔21の直径D3はヘッド部3Bの外径D1よりも大きくされ、挿入孔21の高さH1はロッド部3Aの長さ以下とされる。なお、挿入孔21の高さH1は、ピンケース10の下面F1から移行部30のヘッド移行空間31との境界までの距離である。
また、本実施形態における挿入部20では、ダンパケース66に挿入される回転軸62aの軸方向に対して挿入孔21長手方向が直交するように挿入孔21が設けられている。
移行部30は、ヘッド移行空間31を有する部位であり、挿入部20、案内部40および保持部50の上部に配置される。ヘッド移行空間31は、挿入孔21の長手方向とは直交する方向に向かって延伸しており、挿入部20の挿入孔21、案内部40の案内通路41および保持部50のロッド配置空間51にそれぞれ繋がっている。また、ヘッド移行空間31における保持部50側の端部は閉塞し、挿入部20側の端部はヘッド移行空間31の延伸方向に沿った外壁部位に形成される開口32に繋がっている。
なお、ヘッド移行空間31は、挿入孔21に挿入されるピン3のヘッド部3Bを挿入孔21の長手方向に直交する方向へ移行可能な空間であれば、当該ヘッド移行空間31の形状、幅および高さH2などは特に限定されない。本実施形態では、ヘッド移行空間31の形状は球冠形状とされ、ヘッド移行空間31の幅はヘッド部3Bの外径D1よりも大きくされ、ヘッド移行空間31の高さH2はヘッド部3Bの高さよりも大きくされる。ただし、ヘッド移行空間31のうち、少なくともロッド配置空間51にロッド部3Aが配置される場合にヘッド部3Bが位置する領域の幅はヘッド部3Bの外径D1以下とされ、当該領域の高さH2はヘッド部3Bの高さ以下とされる。
案内部40は、案内通路41を有する部位であり、挿入部20と保持部50との間に配置される。案内通路41は、挿入部20の挿入孔21、移行部30のヘッド移行空間31および保持部50のロッド配置空間51にそれぞれ繋がっている。
また、案内通路41は、挿入孔21の開口23からロッド配置空間51に向かって真っ直ぐ延伸している。この案内通路41の幅W3は挿入孔21からロッド配置空間51に向かうほど狭くされ、当該案内通路41の高さH3は挿入孔21からロッド配置空間51に向かうほど大きくされる。なお、図6では、便宜上、挿入孔21からロッド配置空間51までの案内通路41の高さは同じとしている。
保持部50は、ロッド配置空間51を有し、当該ロッド配置空間51と挿入孔21との間の開閉口52を開閉してロッド配置空間51にロッド部3Aを保持する部位であり、案内部40とダンパケース66との間に配置される。
ロッド配置空間51は、挿入孔21に対向されるピンケース部位から挿入孔21に向かって開閉口52の一端側にまで延伸する第1枠片53と、当該ピンケース部位から第1枠片53と隔てて開閉口52の他端側にまで延伸する第2枠片54とに囲まれる。開閉口52は、案内通路41の末端側に繋がり、当該案内通路41を介して挿入孔21と連通される。
第1枠片53および第2枠片54は、当該第1枠片53および第2枠片54の延伸方向とは直交する方向に撓むことで開閉口52が開閉され、当該第1枠片53および第2枠片54によってロッド部3Aの側面部位が押さえ込まれるようになっている。
ロッド配置空間51におけるその長手方向に直交する方向の断面の中心を通る最短の距離D4は、ロッド部3Aの外径D2以下とされる。本実施形態では、第1枠片53および第2枠片54のうちロッド配置空間51に接する面はロッド部3Aの外周面に対応する円弧状とされ、当該ロッド配置空間51が円柱状とされる。
なお、本実施形態のように第1枠片53および第2枠片54におけるロッド配置空間51に接する面がロッド部3Aの外周面に対応する円弧状とされた場合、ロッド配置空間51におけるその長手方向に直交する方向の断面の中心を通る最短の距離D4は、当該ロッド配置空間51の直径を意味する。
第1枠片53および第2枠片54の先端部位には、開閉口52に向かって突出する突起55が、ロッド配置空間51の長手方向における一端側から他端側にわたって設けられる。第1枠片53に設けられる突起55と第2枠片54に設けられる突起55とは、開閉口52の幅よりも小さい距離を隔てて対向される。
この突起55のロッド配置空間51側の面は、当該ロッド配置空間51を構成する壁面に沿った円弧状とされる。また、突起55の挿入孔21側の面は、案内通路41を構成する壁面に沿った平坦状とされる。
本実施形態における保持部50には、第1枠片53を境界としてロッド配置空間51側とは逆側に第1枠片53の撓み量を増大させるための第1撓み空間56が設けられ、当該第1撓み空間56がない場合に比べて第1枠片53の厚みTH1が薄くなっている。また、保持部50には、第2枠片54を境界としてロッド配置空間51側とは逆側に第2枠片54の撓み量を増大させるための第2撓み空間57が設けられ、当該第2撓み空間57がない場合に比べて第2枠片54の厚みTH2が薄くなっている。
第1撓み空間56および第2撓み空間57は、開閉口52を介してロッド配置空間51と連通され、これにより第1枠片53および第2枠片54の先端と案内通路41の末端との間には隙間Cが形成されている。
このような保持部50におけるヘッド移行空間31側の端部は、ロッド配置空間51にロッド部3Aが保持された場合にピン3がピンケース10から抜けないようヘッド部3Bを留めるようになっている。
なお、ロータリーダンパ5bが取り付けられる着脱装置6は、図4を用いて上述したロータリーダンパ5aが取り付けられる着脱装置6と同じピンケース10とダンパケース66を備えている。ただし、ダンパケース66の配置位置は、ロータリーダンパ5aが取り付けられる着脱装置6と、ロータリーダンパ5bが取り付けられる着脱装置6とでは相違している。具体的には、ロータリーダンパ5aが取り付けられる着脱装置6のダンパケース66は上述したようにピンケース10における保持部50側に配置されていたのに対し、ロータリーダンパ5bが取り付けられる着脱装置6のダンパケース66はピンケース10における挿入部20側に配置される。すなわち、ロータリーダンパ5bが取り付けられる着脱装置6のピンケース10では、ダンパケース66側に挿入部20が位置し、その挿入部20の隣に案内部40が位置し、その案内部40の隣であってピンケース10の端部側に保持部50が位置している。
次に、着脱装置6をピン3に取り付ける場合における着脱装置6の働きに関して説明する。
ロータリーダンパ5a、5bに回動可能に軸支される便座1および便蓋2がユーザに把持される。そして、便座1および便蓋2がピン3のヘッド部3B側からロッド部3A側に下されて、当該ロータリーダンパ5a、5bが取り付けられる着脱装置6の挿入孔21に便器のピン3が挿入される。その後、着脱装置6の下面F1側が便器の上端面に置かれる。
このとき、挿入孔21に挿入されたピン3のヘッド部3Bは、移行部30のヘッド移行空間31のうち、挿入孔21の上方であって挿入孔21に繋がる部位に位置する。
次いで、挿入孔21にピン3を挿入した方向とは直交する方向へ便座1および便蓋2がスライドされる。
着脱装置6では、ピン3のヘッド部3Bは、移行部30のヘッド移行空間31に沿って挿入部20側から保持部50側へ移行する。一方、ピン3のロッド部3Aは、挿入孔21の開口23から案内部40の案内通路41に入り、当該案内通路41によって保持部50のロッド配置空間51に導かれる。
案内通路41の幅W3は挿入孔21からロッド配置空間51に向かうほど狭くされているため、当該ピン3の幅方向の動きが徐々に規制され、開閉口52の幅方向の中心にロッド部3Aの直径方向の中心が一致するように、ピン3が導かれることになる。したがって、この着脱装置6は、ユーザに対して挿入孔21にピン3を挿入した方向とは直交する方向へ意図的に便座1および便蓋2をスライドさせなくても適切な位置にピン3を導くことができる。
案内通路41によって導かれるロッド部3Aがロッド配置空間51の開閉口52に達した場合、当該開閉口52を構成する第1枠片53および第2枠片54がロッド部3Aに押される。これにより第1枠片53および第2枠片54は、それらの延伸方向とは直交する方向に撓んで開閉口52が開き、ロッド部3Aがロッド配置空間51に入り込む。その後、第1枠片53および第2枠片54の弾性により開閉口52が閉まり、ロッド部3Aの側面部位が第1枠片53および第2枠片54に押さえ付けられる。
本実施形態では、ロッド配置空間51におけるその長手方向に直交する方向の断面の中心を通る最短の距離D4がロッド部3Aの外径D2以下とされている。このため、当該距離D4が外径D2以上とされる場合に比べてロッド部3Aに対する第1枠片53および第2枠片54の押し付け力が強まる。
また、第1枠片53および第2枠片54のうちロッド配置空間51に接する面はロッド部3Aの外周面に対応する円弧状とされている。このため、ロッド部3Aの側面に対する第1枠片53および第2枠片54の接触面積が大きくなり、その分だけロッド部3Aに対する第1枠片53および第2枠片54の押し付け力が強まる。
さらに、第1枠片53を境界としてロッド配置空間51側とは逆側に第1枠片53の撓み量を増大させるための第1撓み空間56が設けられ、第2枠片54を境界としてロッド配置空間51側とは逆側に第2枠片54の撓み量を増大させるための第2撓み空間57が設けられている。このため、第1撓み空間56および第2撓み空間57がない場合に比べて第1枠片53の厚みTH1および第2枠片54の厚みTH2が薄くなり、その分だけ第1枠片53および第2枠片54の撓み量が増大してロッド部3Aに対する第1枠片53および第2枠片54の押し付け力が強まる。
さらに、第1撓み空間56および第2撓み空間57は、開閉口52を介してロッド配置空間51と連通されている。このため、第1枠片53および第2枠片54の先端と案内通路41の末端との間には隙間Cが形成されることになり、当該隙間Cがない場合に比べて第1枠片53および第2枠片54の撓み量が増大してロッド部3Aに対する第1枠片53および第2枠片54の押し付け力が強まる。
このように着脱装置6は、ロッド部3Aに対する第1枠片53および第2枠片54の押し付け力が強まる構成を有していることにより、便座1および便蓋2の開閉時に便器から便座1および便蓋2が外れることを抑制することができる。
また本実施形態の第1枠片53および第2枠片54の先端部位には、開閉口52に向かって突出する突起55が設けられている。このため、突起55がない場合に比べると、便座1および便蓋2の開閉時に便器から便座1および便蓋2が外れることを抑制することができる。
なお、突起55のロッド配置空間51側の面はそのロッド配置空間51を構成する壁面に沿った円弧状とされ、突起55の挿入孔21側の面は案内通路41を構成する壁面に沿った平坦状とされる。このため、突起55があっても、ロッド配置空間51と案内通路41との相互へロッド部3Aをスムーズに移行させることができる。
ところで、ロッド配置空間51にロッド部3Aが配置された場合、ピン3のヘッド部3Bは、移行部30のヘッド移行空間31のうち、ロッド配置空間51の上方であってロッド配置空間51に繋がる部位に位置する。またこの場合、保持部50では、図7に示すように、第1枠片53および第2枠片54のヘッド移行空間31側に露出している部位であって、当該ロッド配置空間51のヘッド移行空間31側の開口縁にあたる部位にヘッド部3Bが載置される。すなわち、保持部50におけるヘッド移行空間31側の端部が、ピンケース10から抜けないようヘッド部3Bを留めるストッパとなる。
本実施形態では、ヘッド移行空間31のうち、少なくともロッド配置空間51にロッド部3Aが配置される場合にヘッド部3Bが位置する領域の幅はヘッド部3Bの外径D1以下とされ、当該領域の高さH2はヘッド部3Bの高さ以下とされている。このため、ロッド配置空間51にロッド部3Aが配置された場合のヘッド部3Bは、ヘッド移行空間31を構成する壁面に押さえ付けられ、当該ヘッド部3Bがヘッド移行空間31で動くことが抑止される。
なお、本実施形態では、案内通路41の高さH3は挿入孔21からロッド配置空間51に向かうほど大きくされている。このため、ピン3の高さ方向の動きが徐々に規制され、ロッド配置空間51にロッド部3Aが配置されたときに第1枠片53および第2枠片54の一端部にヘッド部3Bを載置させることができる。これに加えて、案内通路41は、ピンケース10の下面F1が削れる等してロッド配置空間51の高さとロッド部3Aの高さがずれていたとしても、ロッド配置空間51にロッド部3Aが配置されたときに第1枠片53および第2枠片54の一端部にヘッド部3Bを載置させることができる。したがって、この着脱装置6は、ユーザに対して挿入孔21にピン3を挿入した方向とは直交する方向へ意図的に便座1および便蓋2をスライドさせなくても適切な位置にピン3を導くことができる。
なお、ピンケース10の下面F1が削れる等して挿入孔21の高さが変動すると、当該挿入孔21にピン3を挿入したときに本来ヘッド移行空間31に位置すべきヘッド部3Bが開口23脇に位置してしまう場合が想定される。したがって、挿入孔21の高さが変動してもピン3のヘッド部3Bを移行させる観点では、挿入孔21における開口23の開口幅W1がヘッド部3Bの外径D1よりも大きくされていることが好ましい。
次に、着脱装置6をピン3から取り外す場合における着脱装置6の働きに関して説明する。
ロータリーダンパ5a、5bに回動可能に軸支される便座1および便蓋2がユーザに把持され、そのユーザによって挿入孔21にピン3を挿入した方向とは直交する方向へ便座1および便蓋2がスライドされる。
着脱装置6では、開閉口52を構成する第1枠片53および第2枠片54が、保持部50側から挿入部20側に向かってロッド部3Aに押される。これにより第1枠片53および第2枠片54は、それらの延伸方向とは直交する方向に撓んで開閉口52が開き、ロッド部3Aがロッド配置空間51から解放され、案内通路41の末端側にピン3が入り込む。その後、ピン3のロッド部3Aは案内通路41に沿って挿入孔21に移行するとともに、当該ピン3のヘッド部3Bはヘッド移行空間31に沿って挿入孔21に移行する。
本実施形態の移行部30では、ヘッド移行空間31の延伸方向に沿った外壁部位に開口32が形成されており、当該ヘッド移行空間31とピンケース10の外部とが連通されている。このため、ヘッド部3Bが保持部50側から挿入部20に向かって移行されているときに、当該ヘッド部3Bによりヘッド移行空間31内にある塵芥が開口32を介してピンケース10の外部に排出され易くなる。したがって、着脱装置6は、空間内に貯留する塵芥に起因する劣化などを低減することができる。
次いで、便座1および便蓋2がピン3のロッド部3A側からヘッド部3B側に上げられて、着脱装置6の挿入孔21からピン3が抜き去られる。
以上説明したように、本実施形態の着脱装置6は、ピン3に対して挿入孔21に挿入する方向と、その方向とは直交する方向へ移動されるだけで、当該ピン3を着脱することができる。このため、本実施形態の着脱装置6によれば、ユーザに対して着脱装置6の移動作業以外の作業を強いらせる必要がなくなる。こうして、ユーザに対する着脱作業を簡易にさせ得る着脱装置6、および、それを用いたヒンジ装置4aおよび4bが提供されることとなる。
以上、本発明が上記実施形態を例として説明されたが、当該実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、本実施形態の着脱装置6は、突起55が第1枠片53および第2枠片54の双方の先端部位に設けられた。しかしながら、第1枠片53または第2枠片54のいずれか一方だけに突起55が設けられていてもよく、当該突起55が省略されてもよい。
また、突起55は、ロッド配置空間51の長手方向における一端側から他端側にわたって設けられた。しかしながら、ロッド配置空間51の長手方向における一端側から他端側までの一部に突起が設けられていてもよい。この場合、第1枠片53の先端部分に設けられる突起と、第2枠片54の先端部分に設けられる突起とが対向されていなくてもよく、当該第1枠片53または第2枠片54に設けられる突起数は複数であってもよい。
また上記実施形態では、ロッド配置空間51におけるその長手方向に直交する方向の断面の中心を通る最短の距離D4が、ロッド部3Aの外径D2以下とされた。しかしながら、この距離D4がロッド部3Aの外径D2よりも大きくされてもよい。
なお、距離D4がロッド部3Aの外径D2よりも大きいほど突起55が大きくなる傾向にあるので、当該突起55が折れ易くなる等の耐久性が悪くなる。したがって、突起55の耐久性が向上される観点では、距離D4がロッド部3Aの外径D2以下とされることが好ましい。
また上記実施形態では、第1撓み空間56および第2撓み空間57が設けられたが省略されていてもよい。第1撓み空間56および第2撓み空間57が省略される場合、挿入孔21に対向されるピンケース部位から開閉口52の一端側までのロッド配置空間を構成する面側のピンケース部分が第1枠片となる。一方、挿入孔21に対向されるピンケース部位から開閉口52の他端側までのロッド配置空間を構成する面側のピンケース部分が第2枠片となる。このため、実施形態の場合に比べて枠片の厚みが大きくなり、ピンケース10の材料種類の選択量が少なくなる、あるいは、当該枠片の撓み量が小さくなるなどの傾向が高くなる。このような傾向を抑える観点では、第1撓み空間56および第2撓み空間57が設けられた上記実施形態が好ましい。
また上記実施形態では、案内部40が設けられたが省略されていてもよい。案内部40が省略される場合、挿入孔21の開口23とロッド配置空間51の開閉口52とが連通されることになるが、当該開口23部分に第1枠片53および第2枠片54の先端部が連結されていてもされていなくてもよい。
また上記実施形態では、ロッド部3Aの先端にヘッド部3Bが設けられるピン3を保持する保持部50が採用された。しかしながら例えば、ピンの中間部位にそのピンの外周面よりも内側に凹む溝が設けられるピンを保持する保持部が採用されてもよい。この場合、ピンの溝が上記実施形態のロッド部3Aに相当し、当該ロッド部3Aよりも上側が上記実施形態のヘッド部3Bに相当することになるので、当該溝の側面部位を第1枠片および第2枠片によって押さえ付けるような保持部が採用される。
1・・・便座
2・・・便蓋
3・・・ピン
4a,4b・・・ヒンジ装置
5a,5b・・・ロータリーダンパ
6・・・着脱装置
10・・・ピンケース
20・・・挿入部
30・・・移行部
40・・・案内部
50・・・保持部

Claims (8)

  1. ロッド部と、前記ロッド部の先端から前記ロッド部の外周面よりも外側に張り出すヘッド部とを有するピンを着脱するためのピンケースを備え、
    前記ピンケースは、
    前記ピンが挿入される挿入孔を有する挿入部と、
    前記挿入孔に連通され、前記挿入孔に挿入される前記ピンのヘッド部が前記挿入孔の長手方向とは直交する方向に移行可能なヘッド移行空間を有する移行部と、
    前記挿入孔および前記ヘッド移行空間に連通され前記ロッド部を配置させるべきロッド配置空間を有し、前記ロッド配置空間と前記挿入孔との間の開閉口を開閉して前記ロッド配置空間に前記ロッド部を保持する保持部と
    を備え、
    前記保持部における前記ヘッド移行空間側の端部は、前記ロッド配置空間に前記ロッド部が保持された場合に前記ピンが前記ピンケースから抜けないよう前記ヘッド部を留める
    ことを特徴とする着脱装置。
  2. 前記ロッド配置空間は、前記挿入孔に対向されるピンケース部位から前記挿入孔に向かって前記開閉口の一端側にまで延伸する第1枠片と、前記ピンケース部位から前記第1枠片と隔てて前記開閉口の他端側にまで延伸する第2枠片とに囲まれ、前記第1枠片および前記第2枠片の延伸方向とは直交する方向に前記第1枠片および前記第2枠片が撓んで前記開閉口が開閉され、当該第1枠片および第2枠片によって前記ロッド部の側面部位が押さえ込まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の着脱装置。
  3. 前記第1枠片および前記第2枠片のうち前記ロッド配置空間に接する面は、前記ロッド部の外周面に対応する円弧状とされ、
    前記ロッド配置空間におけるその長手方向に直交する方向の断面の中心を通る最短の距離は、前記ロッド部の外径以下とされる
    ことを特徴とする請求項2に記載の着脱装置。
  4. 前記保持部には、前記第1枠片を境界として前記ロッド配置空間側とは逆側に前記第1枠片の撓み量を増大させるための第1撓み空間が形成され、前記第2枠片を境界として前記ロッド配置空間側とは逆側に前記第2枠片の撓み量を増大させるための第2撓み空間が形成される
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の着脱装置。
  5. 前記ヘッド移行空間のうち、前記ロッド配置空間に前記ロッド部が配置される場合に前記ヘッド部が位置する領域の幅は前記ヘッド部の外径以下とされ、当該領域の高さは前記ヘッド部の高さ以下とされる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1項に記載の着脱装置。
  6. 前記ピンケースは、
    前記挿入孔から前記ロッド配置空間に前記ロッド部を導く案内通路を有する案内部をさらに有し、
    前記案内通路は、前記挿入孔から前記ロッド配置空間に向かうほど幅が狭くされる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5いずれか1項に記載の着脱装置。
  7. 前記案内通路は、前記挿入孔から前記ロッド配置空間に向かうほど高さが大きくされる
    ことを特徴とする請求項6に記載の着脱装置。
  8. 請求項1から請求項7いずれか1項に記載の着脱装置と、
    前記着脱装置の前記ピンケースに連結されるダンパケースを有し、当該ダンパケース内に回転軸が挿入されるとともに粘性液が充填されるロータリーダンパと
    を備えることを特徴とするヒンジ装置。
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