JP4352157B2 - 開口部の開閉機構 - Google Patents

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Description

本発明は開口部を開閉する機構に関し、特に、蓋部材によって開閉される開口部を形成する外枠フレームの内側に、当該開口部から出没するようにスライドする内側部材が配備される構造体における開口部の開閉機構に関する。
従来、開口部の開閉は、当該開口部を開閉する蓋部材を、開口部を形成する本体部に蝶番や雌雄の螺糸などを介して取り付けて行うものが一般的であり、開閉動作を行なうため、バネなどの弾性体を用いていた(例えば、特許文献1参照)。
実開昭62−073807号公報
上述した従来技術おいては、バネ体を用いているため、蓋を閉めるときには所定の力が必要であり、また、部品数も多くなるため、製造コストがその分増加するという問題があった。また、開閉時には両手で操作する必要があるものが殆どであり、片手操作ができないという問題点があった。
そこで、本発明は、従来知られていた開口部を開閉する機構に改良を加え、バネ部材などを要することなく、少ない部品点数で、簡単な機構によって、簡単、確実に開口部の開閉動作を行うことができ、なおかつ、開口部を閉鎖している閉鎖状態を安定的に維持できる開口部の開閉機構を提供することを目的にしている。
前記目的を達成するためこの発明が提案する開口部の開閉機構は次の通りのものである。
本発明による開口部の開閉機構は、外枠フレームの外壁部材によって開口部が形成され、当該開口部が蓋部材によって開閉される開口部の開閉機構である。
本発明による開口部の開閉機構においては、前記外壁部材の前記開口部に臨む端の外側に回転支持軸が配備されている。
そして、前記蓋部材の一方の端側には、前記回転支持軸に巻着される蓋部材巻着部が備えられており、当該蓋部材巻着部が前記回転支持軸を囲繞して前記蓋部材の一方の端が前記回転支持軸に回動可能に支持され、前記蓋部材の他方の側で前記開口部を閉鎖する。
また、前記蓋部材による前記開口部の開閉は、先端側が、前記開口部を形成する外枠フレームの外壁部材の内側を前記開口部から出没自在にスライドする開閉部材によって行われる。
そして、前記蓋部材巻着部の前記回転支持軸を囲繞した先端は、前記蓋部材が前記開口部を閉鎖しているときに、前記外枠フレームの外壁部材によって形成される前記開口部の内側方向に向かって、前記回転支持軸の中心軸が存在する位置よりも前記開口部の内側方向に近い位置にまで延びている。
また、前記開閉部材は前記開口部から出没する先端部の前記外枠フレームに対向する側の外壁に開閉部材突出部を有し、当該開閉部材突出部は、前記外枠フレームの外壁部材の内側から外側方向に向かう先端を備えている。
この上で、前記蓋部材によって前記開口部が閉鎖されている際に、前記蓋部材巻着部の先端と、前記開閉部材突出部の先端とが近接して対向するようになっている。
以上の構成の下で、前記開口部が閉鎖されている状態から、前記開閉部材の先端側が前記開口部から突出することにより、前記開閉部材の先端が前記蓋部材の開口部内側に向かう面に当接し、前記蓋部材を前記回転支持軸に回動可能に支持されている一方の端を中心として回転させ、前記開口部を閉鎖されている状態から開放させ、
前記開閉部材の先端側が、前記開口部から突出している状態から前記開口部内に没入する際に、前記開閉部材突出部が蓋部材巻着部の先端に係合し、前記蓋部材を前記回転支持軸に回動可能に支持されている一方の端を中心として回転させ、前記開口部を解放されている状態から閉鎖されている状態にする
ものである。
本発明によれば、バネ部材などを要することなく、少ない部品点数で、簡単な機構によって、簡単、確実に開口部の開閉動作を行うことができ、なおかつ、開口部を閉鎖している閉鎖状態を安定的に維持できる開口部の開閉機構を提供することができる。
本発明による開口部の開閉機構を説明する側面図であって、(a)は開口部が閉鎖されている状態を説明する一部を省略した側面図、(b)は図1(a)図示の状態から蓋部材が回転し始めて開口部の開放が開始された状態を説明する一部を省略した側面図、(c)は図1(b)図示の状態から更に開口部の開放が進行し、開口部が完全に開放された状態を説明する一部を省略した側面図、(d)は、図1(c)図示の状態から蓋部材による開口部の閉鎖動作が進行する途中の状態を説明する一部を省略した側面図。 本発明による開口部の開閉機構が化粧用ブラシに応用されている一例を説明する図であって、(a)は化粧用ブラシの側面図、(b)は化粧用ブラシの平面図、(c)はブラシ部が出されて化粧用ブラシとして使用される状態を説明する側面図。 図2図示の化粧用ブラシの概略構造を説明する分解斜視図であって、(a)は開閉部材に相当する中空の筒状体の斜視図、(b)は開口部を形成する外枠フレームの、開口部に蓋部材が取り付けられていない状態の斜視図、(c)は外枠フレームの開口部に蓋部材が取り付けられた状態の斜視図、(d)は蓋部材の表面を表す拡大斜視図、(e)は蓋部材の裏面を表す拡大斜視図。
符号の説明
1蓋部材
1a 蓋部材の開口部の内側に向かう面
30 外枠フレーム
2 開閉部材
3 外壁部材
4 蓋部材巻着部
4a 蓋部材巻着部の先端
5 開閉部材突出部
5a 開閉部材突出部の先端
7 回転支持軸
7a 回転支持軸の中心軸
40 開口部
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1〜図3を参照して、本発明の、外枠フレーム30の外壁部材3によって開口部40が形成され、開口部40が蓋部材1によって開閉される開口部の開閉機構の一例について説明する。
本発明による開口部の開閉機構においては、図1(a)〜(d)図示のように、外壁部材3の開口部40に臨む端の外側に回転支持軸7が配備されている。
例えば、図3図示の実施形態では、外壁部材3の開口部40に臨む端の外側に形成されている支持筒6の中央の孔6a内に回転支持軸7が装入、配備される。
蓋部材1の一方の端側(図1(a)中、右端側)には、回転支持軸7に巻着される蓋部材巻着部4が備えられている。
蓋部材巻着部4が図1図示のように、回転支持軸7を囲繞して蓋部材1の一方の端(図1(a)中、右端)が回転支持軸7に回動可能に支持され、蓋部材1の他方の側(図1(a)中、左側、図1(c)、(d)中、上側)で開口部40を閉鎖する。
蓋部材1による開口部40の開閉は、先端側(図1(a)〜(d)中、上側)が、開口部40を形成する外枠フレーム30の外壁部材3の内側(図1(c)、(d)中、外壁部材3の左側)を開口部40から出没自在にスライドする開閉部材2によって行われる。
開閉部材2は開口部40から出没する先端部の外枠フレーム30に対向する側の外壁に開閉部材突出部5を備えている。この開閉部材突出部5の先端5aは、開口部40を形成する外枠フレーム30の外壁部材3の内側から外側方向(図1(a)中、左側から右側に向かう方向)に延びて、外枠フレーム30の外壁部材3の内側から外側方向に向かうように形成されている。
一方、蓋部材巻着部4の回転支持軸7を囲繞した先端4aは、図1(a)図示のように、蓋部材1が開口部40を閉鎖しているときに、外枠フレーム30の外壁部材3によって形成される開口部40の内側方向に向かって(図1(a)中、右側から左側に向かって)、回転支持軸7の中心軸7aが存在する位置よりも開口部40の内側方向に近い位置にまで延びている。
そこで、図1(a)図示のように、蓋部材1によって開口部40が閉鎖されている際に、蓋部材巻着部4の先端4aと、開閉部材突出部5の先端5aとは近接して対向する。
この結果、図1(a)図示のように、蓋部材1によって開口部40が閉鎖されている場合、蓋部材1図1(a)中、左端(不図示)を持って、回転支持軸7に回動可能に支持されている蓋部材1の一方の端(図1(a)中、右端)を中心にして矢印21(図1(a))方向に蓋部材1を回動させて開口部40を開放しようとしても、蓋部材巻着部4の先端4aが、開閉部材突出部5の先端5aに当接して、蓋部材1の矢印21方向への回転を阻むので、開口部40が開放されることはない。
開口部40が閉鎖されている状態から、開閉部材2が矢印20(図1(a)、(b))の方向に移動して、開閉部材2の先端側が開口部40から突出することにより、開閉部材2の先端(図1(a)、(b)中、上端)が蓋部材1の開口部40の内側に向かう面1aに当接する。
これによって、蓋部材1は、回転支持軸7に回動可能に支持されている一方の端(図1(a)中、右端)を中心として矢印21で示すように回転し、開口部40を閉鎖されている状態(図1(a))から、図1(b)、(c)、(d)で示すように、開放される。
この際、蓋部材巻着部4の先端4aは、図1(a)の状態から図1(b)の状態へと蓋部材1が回転すると、図1(c)に図示する状態になる。前述したように、蓋部材巻着部4の回転支持軸7を囲繞した先端4aは、図1(a)図示のように、蓋部材1が開口部40を閉鎖しているときに、外枠フレーム30の外壁部材3によって形成される開口部40の内側方向に向かって(図1(a)中、右側から左側に向かって)、回転支持軸7の中心軸7aが存在する位置よりも開口部40の内側方向に近い位置にまで延びているからである。
そこで、開閉部材2が矢印22(図1(d))の方向に移動して、開閉部材2の先端側(図1(a)〜(d)中、上側)が、図1(b)、(c)、(d)で示すように開口部40から突出している状態から、開口部40内に没入する際に、図1(d)図示のように、開閉部材突出部5が蓋部材巻着部4の先端4aに係合する。
そして、その後、更に、開閉部材2が矢印22(図1(d))方向への移動を続けて、開口部40内に没入すると、蓋部材1は回転支持軸7に回動可能に支持されている一方の端(図1(a)中、右端)を中心として矢印23で示すように回転する。こうして、図1(c)、(d)図示のように開口部40が開放されている状態から、図1(a)図示の閉鎖されている状態にまで蓋部材1が回転し、開口部40は、図1(a)図示のように、蓋部材1によって閉鎖される。
以上のように、この発明による開口部の開閉機構によれば、バネ部材などを要することなく、少ない部品点数で、簡単な機構によって、簡単、確実に開口部の開閉動作を行うことができ、なおかつ、開口部40を閉鎖している閉鎖状態(図1(a))を安定的に維持できる。
図2、図3は図1を用いて以上に説明した本発明による開口部の開閉機構が化粧用ブラシに具現化されている一例を説明するものである。
外枠フレーム30の外壁部材3によって開口部40が形成され、この開口部40は蓋部材1によって開閉される。外壁部材3の内側には、外壁部材3内を開口部40から出没自在にスライドする中空の筒状体(開閉部材2に相当する)が配備されており、更に、中空の筒状体(開閉部材2に相当する)の内側には、中空の筒状体(開閉部材2に相当する)の開口部から出没自在にスライドし、先端側にブラシ部10を保持する保持部10aが配備されている。
化粧用ブラシとして使用しないときには、ブラシ部10の先端が図2(a)、(b)図示のように、外枠フレーム30の外壁部材3によって形成されている開口部40内に没入し、開口部40が蓋部材1によって閉鎖されている。化粧用ブラシとして使用するときに、図2(c)図示のように、ブラシ部10が開口部40から突出するものである。
なお、図2、図3において、図1で図示し、説明した部材と共通する部材には同一の符号を付けて、その説明を省略する。
外枠フレーム30の外壁部材3の開口部40に臨む端の外側に図3(b)図示のように、支持筒6が形成されている。開口部40を開閉する蓋部材1の一方の端には蓋部材巻着部4、4が配備されており、蓋部材1を図3(c)図示のように、外壁部材3の開口部40に臨む端に取り付け、回転支持軸7を、蓋部材巻着部4、4に備えられている孔4b、4b及び、支持筒6の中央の孔6a内に装入し、外壁部材3の開口部40に臨む端の外側に回転支持軸7を配備する。
開閉部材2を構成する中空の筒状体の内部にはブラシ部10を保持する保持部10aが配備されている。
開閉部材2を構成する中空の筒状体の弾性材からなる後端部の上側には掛止突起8が形成されている。
保持部10aの弾性材からなる後端部の上側に形成されている突起片11が、外枠フレーム30の外壁部材3に形成されている溝9から図2に示すように上側に突出しており、この突起片11を押して、図2中、矢印20方向に移動させると、保持部10aと、開閉部材2を構成する中空の筒状体とが矢印20方向に移動し、開閉部材2を構成する中空の筒状体の先端が蓋部材1の内側面に当接し、蓋部材1を矢印21方向に回転させて開口部40を開放する。
引き続き、突起片11を押して、図2中、矢印20方向に移動させると、開閉部材2を構成する中空の筒状体の弾性材からなる後端部の上側に形成されている掛止突起8は溝9に形成されている掛止溝9aに掛合されて、以降の移動を中止し、その後は、ブラシ部10を保持する保持部10aのみが矢印20方向に移動し、最終的に、突起片11が溝9に形成されている掛止溝9bに掛合されて図2(c)図示の状態となる。
この図2(c)図示の状態で化粧ブラシとしての使用を行った後、突起片11と掛止溝9bとの掛合を解除して突起片11を押して、図2中、矢印22方向に移動させると、ブラシ部10の先端(図2(c)中、左端)が開閉部材2を構成する中空の筒状体の開口部内に没入し、引き続き、掛止突起8の掛止溝9aへの掛合が解除され、更に、矢印22方向に開閉部材2を構成する中空の筒状体及び保持部10aが移動することにより、開閉部材2を構成する中空の筒状体に形成されている開閉部材突出部5、5が蓋部材巻着部4、4の先端4a、4aに係合し、その後、更に、開閉部材2が矢印22方向への移動を続けて、開口部40内に没入すると、蓋部材1は回転支持軸に回動可能に支持されている一方の端(図2(a)、(b)中、下側端)を中心として矢印23で示すように回転し、開口部40は、図2(a)、(b)図示のように、蓋部材1によって閉鎖される。
この状態では、前述したように、蓋部材巻着部4、4の先端4a、4aと、開閉部材突出部5、5の先端5a、5aとが近接して対向するので、蓋部材1図2(a)中、上端を持って、回転支持軸7に回動可能に支持されている蓋部材1の一方の端(図2(a)中、下端)を中心にして矢印21(図2(c))方向に蓋部材1を回動させて開口部40を開放しようとしても、蓋部材巻着部4の先端4aが、開閉部材突出部5の先端5aに当接して、蓋部材1の矢印21方向への回転を阻み、開口部40が開放されることはない。
このように、バネ部材などを用いる必要が無く、少ない部品点数、簡単な機構で、先端側にブラシ部10を保持する保持部10a及び、外壁部材3の内側に配備されている中空の筒状体(開閉部材2に相当する)を、開口部40から出没させることのみで、蓋部材1による開口部40の開閉を簡単に行うことができ、しかも、蓋部材1によって開口部40を閉鎖しているときには、その状態を安定的に維持することができる。
また、突起片11を押して移動させるという、片手の操作で簡単に開口部40の開閉を行うことができる。
以上に説明したように、この発明による開口部の開閉機構は、蓋部材によって開閉される開口部を形成する外枠フレームの内側に、当該開口部から出没するようにスライドする内側部材が配備される構成のものであれば、例えば、玩具、建具など、あらゆる種類のものに適用することができる。
特に、本発明による開口部の開閉機構を、図2、図3を用いて説明した構造の化粧用ブラシに具現化すると以下に述べる利点が発揮される。
図2、図3を用いて説明した構造の化粧用ブラシの開口部40を開閉する蓋部材1の開閉動作にバネなどの弾性体を用いる場合、このような化粧用ブラシは一般に女性が使用するものであるが、特に、バネなどの弾性体による力が蓋部材1を閉じる方向に働くときに、この弾性力に抗して、女性の指先の力でブラシ部10を押し、蓋部材1を開くことは簡単ではない。
これに対して、本発明による開口部の開閉機構が前述したように化粧用ブラシに具現化されている場合には、バネ部材などが使用されておらず、簡単な機構で開閉動作を行うことができるので、女性が片手で操作し、その指先の力で軽く操作するのみで、簡単に、蓋部材1を開き、ブラシ部10を押し出し、また、ブラシ部10を没入させ、蓋部材1を閉じることができる。
また、図2、図3を用いて説明した構造の化粧用ブラシの場合、化粧中や、商品販売・展示の際に、図2(c)図示のようにブラシ部10を突出させている状態で化粧台の上に化粧用ブラシを置いておくことがある。
図2、図3を用いて説明した構造の化粧用ブラシの開口部40を開閉する蓋部材1の開閉動作にバネなどの弾性体を用いる場合、特に、バネなどの弾性体による力が蓋部材1を閉じる方向に働いている場合、前述したように、ブラシ部10を突出させている状態を長時間継続させると、バネなどの弾性体の弾性力に抗して蓋部材1を開いたままの状態にしておくので、弾性力が衰弱したり、長期間にわたる蓋部材1の開閉動作によってバネなどの弾性体が使用に耐えなくなるという問題が生じる。
本発明による開口部の開閉機構は、前述したように、バネ部材などを用いる必要が無く、少ない部品点数、簡単な機構で構成されているので、長期にわたる繰り返しの使用を行っても安定した開閉動作、安定した閉鎖状態の維持を行うことができる。

Claims (1)

  1. 外枠フレームの外壁部材によって開口部が形成され、当該開口部が蓋部材によって開閉される開口部の開閉機構であって、
    前記外壁部材の前記開口部に臨む端の外側に回転支持軸が配備され、
    前記蓋部材の一方の端側には、前記回転支持軸に巻着される蓋部材巻着部が備えられており、当該蓋部材巻着部が前記回転支持軸を囲繞して前記蓋部材の一方の端が前記回転支持軸に回動可能に支持され、前記蓋部材の他方の側で前記開口部を閉鎖し、
    前記蓋部材による前記開口部の開閉は、先端側が、前記開口部を形成する外枠フレームの外壁部材の内側を前記開口部から出没自在にスライドする開閉部材によって行われ、
    前記蓋部材巻着部の前記回転支持軸を囲繞した先端は、前記蓋部材が前記開口部を閉鎖しているときに、前記外枠フレームの外壁部材によって形成される前記開口部の内側方向に向かって、前記回転支持軸の中心軸が存在する位置よりも前記開口部の内側方向に近い位置にまで延び、
    前記開閉部材は前記開口部から出没する先端部の前記外枠フレームに対向する側の外壁に開閉部材突出部を有し、当該開閉部材突出部は、前記外枠フレームの外壁部材の内側から外側方向に向かう先端を備えていて、
    前記蓋部材によって前記開口部が閉鎖されている際に、前記蓋部材巻着部の先端と、前記開閉部材突出部の先端とが近接して対向し、
    前記開口部が閉鎖されている状態から、前記開閉部材の先端側が前記開口部から突出することにより、前記開閉部材の先端が前記蓋部材の開口部内側に向かう面に当接し、前記蓋部材を前記回転支持軸に回動可能に支持されている一方の端を中心として回転させ、前記開口部を閉鎖されている状態から開放させ、
    前記開閉部材の先端側が、前記開口部から突出している状態から前記開口部内に没入する際に、前記開閉部材突出部が蓋部材巻着部の先端に係合し、前記蓋部材を前記回転支持軸に回動可能に支持されている一方の端を中心として回転させ、前記開口部を解放されている状態から閉鎖されている状態にする
    ことを特徴とする開口部の開閉機構。
JP2009516777A 2008-02-13 2009-01-14 開口部の開閉機構 Active JP4352157B2 (ja)

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