JP4069440B2 - 棒状化粧料繰り出し容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、口紅、スティックファンデーション等の棒状化粧料を収容し、棒状化粧料の繰り上げ下げとキャップの開閉をワンタッチで行える棒状化粧料繰り出し容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、口紅、スティックファンデーション等の棒状化粧料を収容し、棒状化粧料の繰り上げ下げとキャップの開閉をワンタッチで行える棒状化粧料繰り出し容器としては、特許第2905144号が知られている。この構成では、棒状化粧料及び棒状化粧料を保持する保持筒がスリーブ内に収納された状態で、保持筒と操作ボタンがベルトによって連結し、容器にキャップが開閉自在にヒンジ結合されていた。繰り上げ時には、操作ボタンを摺動させると、棒状化粧料及び保持筒を収納したスリーブが最初に上昇してキャップを押し上げて開放し、キャップが完全に開放されると、はじめて棒状化粧料が繰り出されるようになっていた。また、繰り下げ時には、棒状化粧料がスリーブ内に収納された後、スリーブが容器内に下降し、スリーブ、棒状化粧料及び保持筒が下死点に達すると、操作ボタンが最上点に達し、操作ボタンを操作していた親指によってキャップを閉鎖できた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この棒状化粧料容器は、保持筒と操作ボタンがベルトで連結しているため、繰り上げ操作をする際には操作ボタンを下方向に摺動させる必要があった。したがって、棒状化粧料の繰り出し方向とは反対に操作ボタンを操作する必要があり、操作に違和感があった。また、棒状化粧料の塗布時には、棒状化粧料を保持した保持筒がベルトのみで支えられているため、ベルトのたわみ分保持筒がぐらつき、塗布時に違和感が残ってしまった。
【0004】
上記欠点は、保持筒と操作ボタンを直接連結してベルトをなくせば、繰り出し方向と同じ方向に操作ボタンを操作することによって繰り出し操作が行え、操作ボタンを固定すれば、保持筒も固定されるようになり、解消できた。しかも、構造がシンプルになるため、故障が少なくなり、製造コスト、製品コストを低減させることができた。しかし、この構造にも欠点があった。以下に列挙する。
【0005】
操作ボタンと保持筒が直接連結しているため、操作ボタンを摺動させるために容器側面に、棒状化粧料の摺動方向と平行にガイド溝を穿設する必要があった。このガイド溝は、容器内部にまで達しており、スリーブ及び棒状化粧料が外部から覗けてしまい、棒状化粧料にごみが付着する危険性があった。また、棒状化粧料の繰り下げ完了時には、操作ボタンが最下点に位置するため、キャップを閉鎖する親指が、キャップから離れた位置にあり、キャップを閉鎖するには、一連の連続した操作で行えるとは言えなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
棒状化粧料1を収嵌保持した保持筒2と、該保持筒2を上下摺動自在に内装し、下端が一方向に屈曲したカム部47aを有したカム溝47b、及び下端がカム溝47bの反屈曲方向に水平に屈曲して水平部39となった貫通溝19dをそれぞれ側壁に穿設したスリーブ11と、該スリーブ11を回動自在に上下摺動自在に内装する収納孔15を有し、該収納孔15内壁には、前記スリーブ11のカム溝47bに係合し、スリーブ11上端が収納孔15の開口部19cより僅かに突出した時点でカム溝47bのカム部47a下端に当接する突部47を突設し、更に収納孔15よりは、水平方向断面が略クランク状に屈曲させ外部開溝部19e直下に隔壁31bを構成したガイド溝5aを棒状化粧料1のストローク分穿設した容器本体12bと、該容器本体12b開口縁部に開閉自在に蝶着され、収納孔15開口部19cを閉鎖するキャップ14と、前記容器本体12bのガイド溝5a内に摺動自在に内装され、外部に突出する操作ボタン35a及び、前記スリーブ11の貫通溝19dを貫通して保持筒2に止着される連結片16cを設けた板状の操作片35と、より構成され、該連結片16cは容器本体12bの突部47がカム部47aの下端に当接するまで貫通溝19dの水平部39に係合して保持筒2とスリーブ11を上昇させ、突部47がカム部47aの下端に当接した時点で、連結片16cと水平部39の係合が解除され、保持筒2のみ上昇させることを特徴とする。
【0007】
また、上記構成において、前記収納孔15内壁に、上端がキャップ14の蝶番片44aに相対する位置に開溝した凹溝27を軸線と平行に刻設し、該凹溝27に摺動部材40を摺動自在に内装し、該摺動部材40の先端はキャップ14の蝶番片44aに、軸心を収納孔15側にずらして蝶着し、更に摺動部材40の収納孔15がわ側壁に感応突部42を突設し、スリーブ11側壁に、スリーブ11下死点付近で感応突部42を乗り越え可能に、かつ感応突部42の上方及び下方に当接して摺動部材40を摺動させる突起42aを突設し、摺動部材40の摺動ストロークを、キャップ14を開閉させる範囲に規制したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】
本発明実施例を図によって説明する。容器本体12bは、左右対称の枠体31を貼着して構成されている。この容器本体12bには、収納孔15が穿設されている。この収納孔15は、容器本体12bの一端面に開口部19cを有し、下端部20を有している。更に、この収納孔15の内側壁には、軸線と平行に凹溝27が刻設されている。この凹溝27の底面、及び一方の側面及び収納孔15の一部分に沿って、ガイド溝5aが刻設されている。このガイド溝5aの、凹溝27の底面に位置した部位は、外部に貫通している。その結果、ガイド溝5aの開溝部19e直下に隔壁31bを構成している。このガイド溝5aの長さが、後述する棒状化粧料1及び保持筒2の摺動ストローク長となる。また、収納孔15の内側壁には、突部47が突出している。また、凹溝27の端部は、開口部19cと連続して開溝している。
【0009】
また、容器本体12bの開口部19c側縁部には、キャップ14が開閉自在に蝶着している。このキャップ14は凹溝27より外側に蝶着されており、蝶番片44aが凹溝27内に突出している。
【0010】
この凹溝27内には、棒状の摺動部材40が摺動自在に内装されている。この摺動部材40の先端は、キャップ14の蝶番片44aにヒンジ結合されている。この摺動部材40はキャップ14が容器本体12bに蝶着した軸心部分より収納孔15がわにずれて蝶着しており、摺動部材40が上方に摺動するとキャップ14が開放し、下方に摺動するとキャップ14を閉鎖するよう構成している。さらに、この摺動部材40の収納孔15がわ側壁には、感応突部42を突設している。また、凹溝27側壁には制御突部43が突出し、摺動部材40側壁には、この制御突部43が係合する制御溝43aが刻設されている。この制御溝43aは、摺動部材40の摺動範囲を、キャップ14を開閉させる範囲にしている。
【0011】
このガイド溝5a内には、操作片35が摺動自在に内装されている。この操作片35は、水平断面が略クランク形状をしており、ガイド溝5aの壁面に沿った板状をしている。この操作片35の外部に露出した部位には、操作ボタン35aが止着され、操作片35を外部から操作できるようになっている。また、操作片35の収納孔15に面した部位には、連結片16cが設けられ、収納孔15内に突出している。つまり、この操作片35は、操作ボタン35aと収納孔15を、摺動部材40をかわして連結している。
【0012】
この収納孔15には、スリーブ11が上下摺動自在に回動可能に内装されている。このスリーブ11の側壁には、収納孔15内の突部47が係合するカム溝47bが刻設されている。このカム溝47bの下端は、一方向に屈曲しており、スリーブ11が摺動して突部47がカム溝47bの端部に当接する直前に僅かにスリーブ11を回転させるカム部47aになっている。なお、この突部47は、スリーブ11が収納孔15内に収納された状態でカム溝47bの上端に当接し、スリーブ11の上端が容器本体12bより僅かに突出した状態でカム溝47b下端のカム部47aに当接するよう構成されている。更にスリーブ11の側壁には、貫通溝19dが穿設されている。この貫通溝19dの下端は、スリーブ11の回転方向とは逆方向に直角に折曲した水平部39が設けられている。この貫通溝19dには、操作片35の連結片16cが貫通している。また、スリーブ11の凹溝27がわ外壁には、摺動部材40の感応突部42と乗り越え可能に当接する突起42aを突設している。この突起42aは、スリーブ11が上昇する際、感応突部42の下側に当接して摺動部材40を押し上げ、摺動部材40がキャップ14を開放し、制御突部43が制御溝43aの端部に当接すると感応突部42を乗り越えるようになっている。逆にスリーブ11が下降する際、突起42aが感応突部42の上側に当接して摺動部材40を押し下げ、摺動部材40がキャップ14を閉鎖し、制御突部43が制御溝43aの端部に当接すると感応突部42を乗り越えるようになっている。
【0013】
このスリーブ11内には、棒状化粧料1の一端を保持した保持筒2が上下摺動自在に内装されている。この保持筒2には、スリーブ11の貫通溝19dを貫通した連結片16cが止着されている。
【0014】
次に、各構成部材の位置関係を各部材の動きによって説明する。操作ボタン35aがガイド溝5aの下端に当接した状態では保持筒2及びスリーブ11が下死点に位置し、収納孔15内に収納されている。キャップ14は、開口部19cを閉鎖している。また、突部47はスリーブ11のカム溝47bの上端に当接し、連結片16cは貫通溝19dの水平部39に係合している。また、突起42aは摺動部材40の感応突部42下面に当接している。図1、図7参照。
【0015】
そして、操作ボタン35aを上方に摺動させると、操作片35により連結した連結片16cが上昇する。この連結片16cは貫通溝19dの水平部39に係合しているため、保持筒2と共にスリーブ11も上昇する。このスリーブ11の上昇につれ、突起42aが当接した摺動部材40も上昇する。その結果、摺動部材40がキャップ14を開放する。キャップ14を開放した時点で摺動部材40の制御溝43a端部に制御突部43が当接し、摺動部材40の上昇が停止する。図4参照。
【0016】
更に操作ボタン35aを上方に摺動させると、摺動部材40をその位置に残し、スリーブ11のみ上昇する。スリーブ11の上端が、収納孔15の開口部19cより突出すると、突部47がカム溝47bの下端のカム部47aに当接する。カム部47aは下端で屈曲しているため、突部47がカム部47aの端部に当接する直前でスリーブ11が僅かに回転する。図5、図8参照。その結果、貫通溝19dの水平部39に係合していた連結片16cは係合が解除され貫通溝19d内を上昇する。つまり、スリーブ11内を保持筒2が上昇し、棒状化粧料1をスリーブ11より突出させる。図6、図9参照。
【0017】
逆に、操作ボタン35aがガイド溝5aの上端に当接した状態では、キャップ14が開放し、スリーブ11先端部分が容器本体12b開口部19cより突出し、棒状化粧料1がスリーブ11先端より突出している。また、突部47はスリーブ11のカム溝47bのカム部47aに当接し、連結片16cは貫通溝19dの上端に当接している。
【0018】
そして、操作ボタン35aを下方に摺動させると、操作片35により連結した連結片16cが下降する。この連結片16cは貫通溝19dを降下し、保持筒2及び棒状化粧料1がスリーブ11内に収納される。保持筒2及び棒状化粧料1がスリーブ11内に収容された時点で連結片16cは貫通溝19dの下端に当接し、スリーブ11の降下が始まる。突部47はカム部47aを上昇してスリーブ11を僅かに回転させ、連結片16cを貫通溝19dの水平部39に係合させる。スリーブ11が容器本体12b内に収納された時点で、突起42aが摺動部材40の感応突部42上面に当接する。スリーブ11の下降につれ、摺動部材40も押し下げられ、キャップ14が閉鎖される。キャップ14が閉鎖された時点で、突起42aは感応突部42を乗り越え、操作ボタン35aがガイド溝5aの下端に当接する。
【0019】
なお、本発明実施例で説明した、構成部材の配置は、実施例中で説明した動きを阻害しない限り自由である。また、制御突部43と制御溝43aなど、突部とそれが係合する凹部の位置的な関係は、逆にしても可能である事は言うまでもない。また、各構成部材を成形する材質も、金属、合成樹脂自由である。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上のように、棒状化粧料1を収嵌保持した保持筒2と、該保持筒2を上下摺動自在に内装し、下端が一方向に屈曲したカム部47aを有したカム溝47b、及び下端がカム溝47bの反屈曲方向に水平に屈曲して水平部39となった貫通溝19dをそれぞれ側壁に穿設したスリーブ11と、該スリーブ11を回動自在に上下摺動自在に内装する収納孔15を有し、該収納孔15内壁には、前記スリーブ11のカム溝47bに係合し、スリーブ11上端が収納孔15の開口部19cより僅かに突出した時点でカム溝47bのカム部47a下端に当接する突部47を突設し、更に収納孔15よりは、水平方向断面が略クランク状に屈曲させ、外部開溝部19e直下に隔壁31bを構成したガイド溝5aを棒状化粧料1のストローク分穿設した容器本体12bと、該容器本体12b開口縁部に開閉自在に蝶着され、収納孔15開口部19cを閉鎖するキャップ14と、前記容器本体12bのガイド溝5a内に摺動自在に内装され、外部に突出する操作ボタン35a及び、前記スリーブ11の貫通溝19dを貫通して保持筒2に止着される連結片16cを設けた板状の操作片35と、より構成され、該連結片16cは容器本体12bの突部47がカム部47aの下端に当接するまで貫通溝19dの水平部39に係合して保持筒2とスリーブ11を上昇させ、突部47がカム部47aの下端に当接した時点で、連結片16cと水平部39の係合が解除され、保持筒2のみ上昇させることを特徴としている。したがって、保持筒2を直接駆動させる操作片35が略クランク状に屈曲させ、操作片35を収納したガイド溝5aを屈曲して、開溝部19e直下に隔壁31bを設けたため、外部より容器本体12b内部を覗けない様になっている。しかも、操作片35が板状をしているため、ガイド溝5aの幅を狭くする事が可能となっている。更に棒状化粧料1はスリーブ11内に収納された状態で容器本体12b内に収納されているため、棒状化粧料1にごみやほこりが付着しないようになっている。
【0021】
また、上記構成において、前記収納孔15内壁に、上端がキャップ14の蝶番片44aに相対する位置に開溝した凹溝27を軸線と平行に刻設し、該凹溝27に摺動部材40を摺動自在に内装し、該摺動部材40の先端はキャップ14の蝶番片44aに、軸心を収納孔15側にずらして蝶着し、更に摺動部材40の収納孔15がわ側壁に感応突部42を突設し、スリーブ11側壁に、スリーブ11下死点付近で感応突部42を乗り越え可能に、かつ感応突部42の上方及び下方に当接して摺動部材40を摺動させる突起42aを突設し、摺動部材40の摺動ストロークを、キャップ14を開閉させる範囲に規制したことを特徴としている。したがって、操作ボタン35aを操作することによって、摺動部材40を摺動させ、手を触れる事無くキャップ14を開閉させる事ができるようになり、キャップ14の開閉を完全に自動化している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の棒状化粧料繰り出し容器の正面断面図。
【図2】図1におけるA−A’断面図。
【図3】図1におけるB−B’断面図。
【図4】本発明実施例の棒状化粧料繰り出し容器のキャップ開放時の正面断面図。
【図5】本発明実施例の棒状化粧料繰り出し容器のスリーブ上死点時の正面断面図。
【図6】本発明実施例の棒状化粧料繰り出し容器の棒状化粧料上死点時の正面断面図。
【図7】図1におけるスリーブの展開図。
【図8】図5におけるスリーブの展開図。
【図9】図6におけるスリーブの展開図。
【図10】本発明実施例の棒状化粧料繰り出し容器のスリーブの斜視図。
【符号の説明】
1 棒状化粧料
2 保持筒
5a ガイド溝
11 スリーブ
12b 容器本体
14 キャップ
15 収納孔
16c 連結片
19c 開口部
19d 貫通溝
19e 開溝部
27 凹溝
31b 隔壁
35 操作片
35a 操作ボタン
39 水平部
40 摺動部材
42 感応突部
42a 突起
44a 蝶番片
47 突部
47a カム部
47b カム溝

Claims (2)

  1. 棒状化粧料1を収嵌保持した保持筒2と、
    該保持筒2を上下摺動自在に内装し、下端が一方向に屈曲したカム部47aを有したカム溝47b、及び下端がカム溝47bの反屈曲方向に水平に屈曲して水平部39となった貫通溝19dをそれぞれ側壁に穿設したスリーブ11と、
    該スリーブ11を回動自在に上下摺動自在に内装する収納孔15を有し、該収納孔15内壁には、前記スリーブ11のカム溝47bに係合し、スリーブ11上端が収納孔15の開口部19cより僅かに突出した時点でカム溝47bのカム部47a下端に当接する突部47を突設し、更に収納孔15よりは、水平方向断面が略クランク状に、かつ外部に開溝させて、外部開溝部19e直下に隔壁31bを構成したガイド溝5aを棒状化粧料1のストローク分穿設した容器本体12bと、
    該容器本体12b開口縁部に開閉自在に蝶着され、収納孔15開口部19cを閉鎖するキャップ14と、
    前記容器本体12bのガイド溝5a内に摺動自在に内装され、外部に突出する操作ボタン35a及び、前記スリーブ11の貫通溝19dを貫通して保持筒2に止着される連結片16cを設けた板状の操作片35と、
    より構成され、該連結片16cは容器本体12bの突部47がカム部47aの下端に当接するまで貫通溝19dの水平部39に係合して保持筒2とスリーブ11を上昇させ、突部47がカム部47aの下端に当接した時点で、連結片16cと水平部39の係合が解除され、保持筒2のみ上昇させることを特徴とする棒状化粧料繰り出し容器。
  2. 前記収納孔15内壁に、上端がキャップ14の蝶番片44aに相対する位置に開溝した凹溝27を軸線と平行に刻設し、該凹溝27に摺動部材40を摺動自在に内装し、該摺動部材40の先端はキャップ14の蝶番片44aに、軸心を収納孔15側にずらして蝶着し、更に摺動部材40の収納孔15がわ側壁に感応突部42を突設し、スリーブ11側壁に、スリーブ11下死点付近で感応突部42を乗り越え可能に、かつ感応突部42の上方及び下方に当接して摺動部材40を摺動させる突起42aを突設し、摺動部材40の摺動ストロークをキャップ14を開閉させる範囲に規制したことを特徴とする請求項1記載の棒状化粧料繰り出し容器。
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