JP6350620B2 - 音声処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル音声信号に音声信号処理を行う音声処理装置に関する。
音声処理装置が音声信号処理を行うデジタル音声信号は、従来、サンプリング周波数44.1kHz、量子ビット数16ビットのPCM(Pulse Code Module)データ(第1デジタル音声信号)が主流であった。近年、デジタルオーディオデータとして、サンプリング周波数2.8224MHz(=44.1kHz×64)、1ビットのDSD(Direct Stream Digital)データ(第2デジタル音声信号)が登場した。
"DAコンバーター「MY-D3000」による、DoP方式-DSDネイティブDA変換のやり方について"、[online]、2013年6月11日、有限会社グラストーン、[2015年12月1日検索]、インターネット〈URL:http://www.glasstone.co.jp/myd3000_dsd.htm〉
音声処理装置において、PCMデータ、DSDデータ双方をD/A変換可能なD/Aコンバーターを使用する場合、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時に、ノイズが発生する。PCMデータの場合、ミュートはゼロデータ(信号がローレベル)である。しかし、DSDデータの場合、ゼロデータをD/Aコンバーターに入力し続けると、マイナス側にフルスケールの最大レベルとなる。PCMデータからDSDデータへの切り替わり時に、D/Aコンバーターに入力される信号がPCMデータ、D/AコンバーターがDSDデータをD/A変換するDSDモードの瞬間が存在する。このため、D/Aコンバーターからフルスケールでアナログ音声信号が出力され、ノイズが発生する。
また、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時にも、ノイズが発生する。DSDデータのミュート信号は、ゼロデータではなく、例えば、「01101001」という信号である。このため、D/AコンバーターにDSDデータのミュート信号が入力されている状態で、D/AコンバーターをPCMモードに切り替えると、ノイズが発生する。
なお、非特許文献1では、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時のノイズの発生を防止するため、D/Aコンバーターに、DSDデータの0V相当信号(2進数:01101001)を出力することが記載されている。しかしながら、非特許文献1では、DSDデータの0V相当信号をD/Aコンバーターに出力するという処理が追加されており、処理が煩雑になっているという問題がある。
本発明の目的は、簡易な構成で、第1デジタル音声信号と第2デジタル音声信号との切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することである。
第1の発明の音声処理装置は、第1デジタル音声信号と、前記第1デジタル音声信号とデータ形式が異なる第2デジタル音声信号と、をアナログ音声信号に変換するD/Aコンバーターと、前記D/Aコンバーターからの出力をミュートするミュート部と、デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する検出部と、前記第1デジタル音声信号から前記第2デジタル音声信号への切り替わり時、前記D/Aコンバーターが前記第1デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第1モードから、前記D/Aコンバーターが前記第2デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第2モードに、前記D/Aコンバーターを切り替える前に、制御信号を供給する制御部と、前記検出部からの前記検出信号と、前記制御部からの前記制御信号と、が供給される場合に、前記ミュート部を動作させるミュート制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、検出部は、デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する。また、制御部は、第1デジタル音声信号から第2デジタル音声信号への切り替わり時、D/Aコンバーターが第1デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第1モードから、D/Aコンバーターが第2デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第2モードに、D/Aコンバーターを切り替える前に、制御信号を供給する。また、ミュート制御部は、検出部からの検出信号と、制御部からの制御信号と、が供給される場合に、ミュート部を動作させる。これにより、第1デジタル音声信号から第2デジタル音声信号への切り替わり時に、D/Aコンバーターが第2モードであっても、D/Aコンバーターの出力をミュートし、ノイズが発生することを防止することができる。また、検出部が、ミュート制御部に検出信号を供給し、ミュート制御部が、ミュート部を動作させるため、制御部を経由することなく、D/Aコンバーターの出力を即座にミュートすることができる。
このように、本発明によれば、従来の音声処理装置に備えられているD/Aコンバーター、ミュート部、制御部の他に、検出部と、ミュート制御部と、を追加するのみの簡易な構成で、第1デジタル音声信号から第2デジタル音声信号への切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
第2の発明の音声処理装置は、第1デジタル音声信号と、前記第1デジタル音声信号とデータ形式が異なる第2デジタル音声信号と、をアナログ音声信号に変換するD/Aコンバーターと、前記D/Aコンバーターからの出力をミュートするミュート部と、デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する検出部と、前記第2デジタル音声信号から前記第1デジタル音声信号への切り替わり時、前記検出信号が供給される場合に、制御信号を供給した後、前記D/Aコンバーターが前記第2デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第2モードから、前記D/Aコンバーターが前記第1デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第1モードに、前記D/Aコンバーターを切り替える制御部と、前記検出部からの前記検出信号と、前記制御部からの前記制御信号と、が供給される場合に、前記ミュート部を動作させるミュート制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、検出部は、デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する。また、制御部は、第2デジタル音声信号から第1デジタル音声信号への切り替わり時、検出信号が供給される場合に、制御信号を供給する。その後、制御部は、D/Aコンバーターが第2デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第2モードから、D/Aコンバーターが第1デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第1モードに、D/Aコンバーターを切り替える。また、ミュート制御部は、検出部からの検出信号と、制御部からの制御信号と、が供給される場合に、ミュート部を動作させる。このように、第2デジタル音声信号から第1デジタル音声信号への切り替わり時に、デジタル音声信号が、第2デジタル音声信号のミュート信号から、第1デジタル音声信号のゼロ信号に変化したことを検出し、D/Aコンバーターを第2モードから第1モードに切り替えるため、ノイズが発生することを防止することができる。
このように、本発明によれば、従来の音声処理装置に備えられているD/Aコンバーター、ミュート部、制御部の他に、検出部と、ミュート制御部と、を追加するのみの簡易な構成で、第2デジタル音声信号から第1デジタル音声信号への切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
第3の発明の音声処理装置は、第1又は第2の発明の音声処理装置において、前記検出部は、前記検出信号として、ハイレベルの信号を供給し、前記制御部は、前記制御信号として、ハイレベルの信号を供給し、前記ミュート制御部は、前記検出部から供給される信号と、前記制御部から供給される信号と、の論理積を演算するAND部であり、前記ミュート部は、前記ミュート制御部からハイレベルの信号が供給されることにより、前記D/Aコンバーターからの出力をミュートすることを特徴とする。
本発明では、ミュート制御部は、検出部から供給される信号と、制御部から供給される信号と、の論理積を演算するAND部である。このため、ハイレベルの信号である検出信号と、ハイレベルの信号である制御信号と、が供給された場合に、ミュート制御部は、ハイレベルの信号を供給する。ミュート部は、ミュート制御部からハイレベルの信号が供給されることにより、D/Aコンバーターからの出力をミュートする。このように、本発明によれば、AND部を用いた簡易な回路構成で、第1デジタル音声信号と第2デジタル音声信号との切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
第4の発明の音声処理装置は、第1又は第2の発明の音声処理装置において、前記検出部は、前記検出信号として、ハイレベルの信号を供給し、前記制御部は、前記制御信号として、ハイレベルの信号を供給し、前記ミュート制御部は、前記検出部から供給される信号と、前記制御部から供給される信号と、が入力されるスリーステートバッファであり、前記ミュート部は、前記ミュート制御部からハイレベルの信号が供給されることにより、前記D/Aコンバーターからの出力をミュートすることを特徴とする。
本発明では、ミュート制御部は、検出部から供給される信号と、制御部から供給される信号と、が入力されるスリーステートバッファである。このため、ハイレベルの信号である検出信号と、ハイレベルの信号である制御信号と、が供給された場合、ミュート制御部は、ハイレベルの信号を供給する。ミュート部は、ミュート制御部からハイレベルの信号が供給されることにより、D/Aコンバーターからの出力をミュートする。このように、本発明によれば、スリーステートバッファを用いた簡易な回路構成で、第1デジタル音声信号と第2デジタル音声信号との切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
第5の発明の音声処理装置は、第1〜第4の発明のいずれかの音声処理装置において、前記検出部は、ベースに、前記デジタル音声信号が入力され、コレクタが、抵抗を介して、電源に接続され、エミッタが、接地電位に接続された、npn型のバイポーラトランジスタを有し、出力が、前記抵抗と前記バイポーラトランジスタのコレクタとの間であることを特徴とする。
本発明では、検出部を構成するnpn型のバイポーラトランジスタは、ベースに、デジタル音声信号が入力される。また、バイポーラトランジスタは、コレクタが、抵抗を介して、電源に接続されている。また、バイポーラトランジスタは、エミッタが、接地電位に接続されている。また、検出部は、出力が、抵抗とバイポーラトランジスタのコレクタとの間である。
従って、デジタル音声信号がゼロ信号である場合、バイポーラトランジスタは、ベースにローレベルの信号が入力されることにより、オフの状態となる。このため、検出部は、検出信号として、出力からハイレベルの信号を供給する。このように、本発明によれば、バイポーラトランジスタを用いた簡易な構成の検出部により、デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出することができる。
第6の発明の音声処理装置は、第1の発明の音声処理装置において、前記制御部は、前記制御信号を供給した後、前記D/Aコンバーターを、前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする。
第7の発明の音声処理装置は、第1〜第6の発明のいずれかの音声処理装置において、前記第1デジタル音声信号は、PCMデータであり、前記第2デジタル音声信号は、DSDデータであることを特徴とする。
本発明では、検出部は、デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する。また、制御部は、第1デジタル音声信号から第2デジタル音声信号への切り替わり時、D/AコンバーターがPCMデータをアナログ音声信号に変換する第1モードから、D/AコンバーターがDSDデータをアナログ音声に変換する第2モードに切り替える前に、制御信号を供給する。また、ミュート制御部は、検出部からの検出信号と、制御部からの制御信号と、が供給される場合に、ミュート部を動作させる。これにより、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時に、D/Aコンバーターが第2モードであっても、D/Aコンバーターの出力をミュートし、ノイズが発生することを防止することができる。
このように、本発明によれば、従来の音声処理装置に備えられているD/Aコンバーター、ミュート部、制御部の他に、検出部と、ミュート制御部と、を追加するのみの簡易な構成で、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
また、本発明では、検出部は、デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する。また、制御部は、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時、検出信号が供給される場合に、制御信号を供給する。その後、制御部は、D/AコンバーターがDSDデータをアナログ音声信号に変換する第2モードから、D/AコンバーターがPCMデータをアナログ音声信号に変換する第1モードに、D/Aコンバーターを切り替える。また、ミュート制御部は、検出部からの検出信号と、制御部からの制御信号と、が供給される場合に、ミュート部を動作させる。このように、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時に、デジタル音声信号が、DSDデータのミュート信号から、PCMデータのゼロ信号に変化したことを検出し、D/Aコンバーターを第2モードから第1モードに切り替えるため、ノイズが発生することを防止することができる。
このように、本発明によれば、従来の音声処理装置に備えられているD/Aコンバーター、ミュート部、制御部の他に、検出部と、ミュート制御部と、を追加するのみの簡易な構成で、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
本発明によれば、簡易な構成で、第1デジタル音声信号と第2デジタル音声信号との切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。 検出回路の回路構成を示す図である。 AND回路への入力信号と、AND回路からの出力信号と、の論理を示す図である。 PCMデータからDSDデータへの切り替わり時の、AND回路への入力信号、AND回路からの出力信号等の遷移を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。 DSDデータからPCMデータへの切り替わり時の、AND回路への入力信号、AND回路からの出力信号等の遷移を示す図である。 変形例に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。図1に示すように、AVレシーバー1(音声処理装置)は、マイクロコンピューター2、DSP(Digital Signal Processor)3、D/Aコンバーター(以下、「DAC」という。)4、ミュート回路5、検出回路6、AND回路7、を備える。マイクロコンピューター2(制御部)は、AVレシーバー1を構成する各部を制御する。DSP3は、デジタル音声信号に、音場処理、イコライザー処理等のデジタル信号処理を行う。
DAC4は、DSP3から出力されるデジタル音声信号を、アナログ音声信号にD/A変換する。DAC4は、PCMデータ(第1デジタル音声信号)と、PCMデータとデータ形式が異なるDSDデータ(第2デジタル音声信号)と、をアナログ音声信号にD/A変換する。DAC4は、PCMデータをアナログ音声信号に変換するPCMモード(第1モード)と、DSDデータをアナログ音声信号に変換するDSDモード(第2モード)と、を有する。マイクロコンピューター2は、DAC4のモードを制御する。
ミュート回路5(ミュート部)は、DAC4からの出力をミュートする。ミュート回路5には、AND回路7からの信号が供給される。ミュート回路5は、AND回路7からハイレベルの信号が供給されることにより、オンの状態となる。従って、ミュート回路5は、DAC4からの出力をミュートする。ミュート回路5は、AND回路7からローレベルの信号が供給されることにより、オフの状態となる。従って、ミュート回路5は、DAC4からの出力をミュートしない。
検出回路6(検出部)は、デジタル音声信号がゼロデータ(ゼロ信号)であることを検出し、検出信号を供給する。図2は、検出回路6の回路構成を示す図である。図2に示すように、検出回路6は、バイポーラトランジスタQ1を有する。バイポーラトランジスタQ1は、npn型、すなわち、ベースの電圧が、エミッタの電圧に対して、ハイレベルの電位でオンの状態となるバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ1は、ベースに、デジタル音声信号(PCMデータ、DSDデータ)が入力される。また、バイポーラトランジスタQ1は、コレクタが、抵抗R1を介して、電源VCCに接続されている。また、バイポーラトランジスタQ1は、エミッタが、接地電位に接続されている。また、検出回路6は、出力が、抵抗R1とバイポーラトランジスタQ1のコレクタとの間である。また、バイポーラトランジスタQ1は、ベースとエミッタとの間に、抵抗R2(エミッタ抵抗)が接続されている。また、バイポーラトランジスタQ1は、ベースに、抵抗R3(ベース抵抗)、コンデンサC1が接続されている。また、コンデンサC2の一端が、検出回路6の出力に接続されている。また、コンデンサC2の他端が、接地電位に接続されている。
デジタル音声信号がゼロデータである場合、バイポーラトランジスタQ1は、ベースにローレベルの信号が入力されることにより、オフの状態となる。このため、検出回路6は、検出信号として、出力からハイレベルの信号を供給する。また、デジタル音声信号がゼロデータでない場合、すなわち、データがある場合(PCM音楽信号、又は、DSD音楽信号)、バイポーラトランジスタQ1は、ベースにハイレベルの信号が入力されることにより、オンの状態となる。このため、検出回路6は、出力からローレベルの信号を供給する。
AND回路7(ミュート制御部、AND部)は、ミュート回路5を制御する。具体的には、AND回路7は、検出回路6からの検出信号と、マイクロコンピューター2からの制御信号と、が供給される場合に、ミュート回路5を動作させる。ここで、マイクロコンピューター2は、PCMデータからDSDデータの切り替わり時、DAC4をPCMモードからDSDモードに切り替える前に、制御信号として、ハイレベルの信号を供給する。
AND回路7の一方の入力端子(図1のA)は、検出回路6に接続されている。従って、検出回路6からの信号は、AND回路7の一方の入力端子(図1のA)に供給される。また、AND回路7の他方の入力端子(図1のB)は、マイクロコンピューター2に接続されている。従って、マイクロコンピューター2からの信号は、AND回路7の他方の入力端子(図1のB)に供給される。AND回路7の出力端子(図1のY)は、ミュート回路5に接続されている。従って、AND回路7からの信号は、ミュート回路5に供給される。AND回路7は、検出回路6から供給される信号と、マイクロコンピューター2から供給される信号と、の論理積を演算する。AND回路7が論理演算を行った信号は、ミュート回路5に供給される。
図3は、AND回路7への入力信号と、AND回路7からの出力信号と、の論理を示す図である。検出回路6からの信号がローレベル(L)であり、且つ、マイクロコンピューター2からの信号がローレベル(L)である場合、AND回路7は、ミュート回路5にローレベル(L)の信号を供給する。また、検出回路6からの信号がローレベル(L)であり、且つ、マイクロコンピューター2からの信号がハイレベル(H)である場合、AND回路7は、ミュート回路5にローレベルの信号を供給する。また、検出回路6からの信号がハイレベル(H)であり、且つ、マイクロコンピューター2からの信号がローレベル(L)である場合、AND回路7は、ミュート回路5にローレベルの信号を供給する。また、検出回路6からの信号がハイレベル(H、検出信号)であり、且つ、マイクロコンピューター2からの信号がハイレベル(H、制御信号)である場合、AND回路7は、ミュート回路5にハイレベルの信号を供給する。
図4は、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時の、AND回路7への入力信号、AND回路7からの出力信号等の遷移を示す図である。
1.PCMデータが、PCM音楽信号であるとき、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ローレベル(L)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ローレベル(L)の信号を出力している。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、PCMモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、通常出力状態である。
2.PCMデータが、ゼロデータになると、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ハイレベル(H)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ローレベル(L)の信号を出力している。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、PCMモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、PCMデータのゼロデータが入力されることにより、無音出力状態である。
3.PCMデータが、ゼロデータであるとき、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号(制御信号)を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ハイレベル(H)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、PCMモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オンの状態であり、DAC4からの出力をミュートする。
4.PCMデータが、ゼロデータであるとき、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号(制御信号)を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ハイレベル(H)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、DSDモードに切り替える。このため、ミュート回路5は、オンの状態であり、DAC4からの出力をミュートする。これにより、DSDモードのDAC4にゼロデータが入力されても、DAC4からの出力は、ミュートされているため、ノイズが発生することはない。
5.DSDデータのミュート信号になると、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ローレベル(L)の信号が入力される。DSDデータのミュート信号には、ハイレベルの信号が含まれるからである。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、DSDモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、DSDデータのミュート信号が入力されることにより、無音出力状態である。
6.DSDデータが、DSD音楽信号となると、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ローレベル(L)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、DSDモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、通常出力状態である。
以上説明したように、本実施形態では、検出回路6は、デジタル音声信号がゼロデータであることを検出し、検出信号を供給する。また、マイクロコンピューター2は、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時、DAC4がPCMデータをアナログ音声信号に変換するPCMモードから、DAC4がDSDデータをアナログ音声に変換するDSDモードに、DAC4を切り替える前に、制御信号を供給する。また、AND回路7は、検出回路6からの検出信号と、マイクロコンピューター2からの制御信号と、が供給される場合に、ミュート回路5を動作させる。これにより、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時に、DAC4がDSDモードであっても、DAC4の出力をミュートし、ノイズが発生することを防止することができる。また、検出回路6が、AND回路7に検出信号を供給し、AND回路7が、ミュート回路5を動作させるため、マイクロコンピューター2を経由することなく、DAC4の出力を即座にミュートすることができる。
このように、本実施形態によれば、従来のAVレシーバーに備えられているDAC4、ミュート回路5、マイクロコンピューター2の他に、検出回路6と、AND回路7と、を追加するのみの簡易な構成で、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。第2実施形態に係るAVレシーバー101は、第1実施形態に係るAVレシーバー1と比べて、検出回路6からの検出信号が、マイクロコンピューター2にも供給される点が相違する。検出回路6は、マイクロコンピューター2に接続されている。
図6は、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時の、AND回路7への入力信号、AND回路7からの出力信号等の遷移を示す図である。
1.DSDデータが、DSD音楽信号であるとき、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ローレベル(L)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2にも、ローレベル(L)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号を出力している。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、DSDモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、通常出力状態である。
2.DSDデータが、ミュート信号になると、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ローレベル(L)の信号が入力される。DSDデータのミュート信号には、ハイレベルの信号が含まれるからである。また、マイクロコンピューター2にも、ローレベル(L)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号を出力している。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、DSDモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、DSDデータのミュート信号が入力されることにより、無音出力状態である。
3.PCMデータのゼロデータになると、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2にも、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号(制御信号)を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ハイレベル(H)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、DSDモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オンの状態であり、DAC4からの出力をミュートする。これにより、DSDモードのDAC4にゼロデータが入力されても、DAC4からの出力は、ミュートされているため、ノイズが発生することはない。
4.PCMデータが、ゼロデータであるとき、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2にも、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ハイレベル(H)の信号(制御信号)を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ハイレベル(H)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、PCMモードに切り替える。このため、ミュート回路5は、オンの状態であり、DAC4からの出力をミュートする。ここで、マイクロコンピューター2は、検出回路6からの検出信号により、DSDデータのミュート信号から、PCMデータのゼロデータに変化したことがわかる。そして、マイクロコンピューター2は、検出信号が供給された後、DAC4を、DSDモードからPCMデータに切り替える。
5.PCMデータが、ゼロデータであるとき、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2にも、ハイレベル(H)の信号(検出信号)が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ローレベル(L)の信号を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、PCMモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、PCMデータのゼロデータが入力されることにより、無音出力状態である。
6.PCMデータが、PCM音楽信号となると、AND回路7の一方の入力端子(A)には、ローレベル(L)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2にも、ローレベル(L)の信号が入力される。また、マイクロコンピューター2は、AND回路7の他方の入力端子(B)に、ローレベル(L)の信号を出力する。従って、AND回路7からミュート回路5に(Y)、ローレベル(L)の信号が供給される。また、マイクロコンピューター2は、DAC4を、PCMモードに制御している。このため、ミュート回路5は、オフの状態であり、DAC4は、通常出力状態である。
なお、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時における、第2実施形態に係るAVレシーバー101の動作は、第1実施形態に係るAVレシーバー1の動作と同様である(図4参照)。
以上説明したように、本実施形態では、検出回路6は、デジタル音声信号がゼロデータであることを検出し、検出信号を供給する。また、マイクロコンピューター2は、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時、検出信号が供給される場合に、制御信号を供給する。その後、マイクロコンピューター2は、DAC4がDSDデータをアナログ音声信号に変換するDSDモードから、DAC4がPCMデータをアナログ音声信号に変換するPCMモードに、DAC4を切り替える。また、AND回路7は、検出回路6からの検出信号と、マイクロコンピューター2からの制御信号と、が供給される場合に、ミュート回路5を動作させる。このように、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時に、デジタル音声信号が、DSDデータのミュート信号から、PCMデータのゼロデータに変化したことを検出し、DAC4をDSDモードからPCMモードに切り替えるため、ノイズが発生することを防止することができる。
このように、本実施形態によれば、従来のAVレシーバーに備えられているDAC4、ミュート回路5、マイクロコンピューター2の他に、検出回路6と、AND回路7と、を追加するのみの簡易な構成で、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
また、第1及び第2実施形態では、AND回路7は、検出回路6から供給される信号と、マイクロコンピューター2から供給される信号と、の論理積を演算する。このため、ハイレベルの信号である検出信号と、ハイレベルの信号である制御信号と、が供給された場合に、AND回路7は、ハイレベルの信号を供給する。ミュート回路5は、AND回路7からハイレベルの信号が供給されることにより、DAC4からの出力をミュートする。このように、本実施形態によれば、AND回路7を用いた簡易な回路構成で、PCMデータとDSDデータとの切り替わり時に、ノイズが発生することを防止することができる。
また、第1及び第2実施形態では、検出回路6を構成するnpn型のバイポーラトランジスタQ1は、ベースに、デジタル音声信号が入力される。また、バイポーラトランジスタQ1は、コレクタが、抵抗R1を介して、電源VCCに接続されている。また、バイポーラトランジスタQ1は、エミッタが、接地電位に接続されている。また、検出回路6は、出力が、抵抗R1とバイポーラトランジスタQ1のコレクタとの間である。
従って、デジタル音声信号がゼロデータである場合、バイポーラトランジスタQ1は、ベースにローレベルの信号が入力されることにより、オフの状態となる。このため、検出回路6は、検出信号として、出力からハイレベルの信号を供給する。このように、本実施形態によれば、バイポーラトランジスタQ1を用いた簡易な構成の検出回路6により、デジタル音声信号がゼロデータであることを検出することができる。
(第3実施形態)
図8は、本発明の実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。図8に示すように、AVレシーバー201は、マイクロコンピューター2、DSP3、DAC14(音声処理装置)、を備える。第3実施形態に係るAVレシーバー201は、第1実施形態に係るAVレシーバー1と比べて、DAC14に、ミュート回路17、検出回路18、AND回路19が組み込まれ、ワンチップ化されている点が主に異なる。
DAC14は、コントローラー15、D/A変換回路16、ミュート回路17、検出回路18、AND回路19、を備える。コントローラー15(制御部)は、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時、第1実施形態における、マイクロコンピューター2と同様の処理を行う。D/A変換回路16(D/Aコンバーター)は、DAC4に相当する。ミュート回路17(ミュート部)は、ミュート回路5に相当する。検出回路18(検出部)は、検出回路6に相当する。AND回路19(ミュート制御部、AND部)は、AND回路7に相当する。
AVレシーバー201における、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時の処理は、上述した図4において示す処理と同様であり、マイクロコンピューター2と同様の処理を行うコントローラー15、ミュート回路5に相当するミュート回路17、検出回路6に相当する検出回路18、AND回路7に相当するAND回路19によって行われるため、説明を省略する。
(第4実施形態)
図9は、本発明の実施形態に係るAVレシーバーの構成を示すブロック図である。図9に示すように、AVレシーバー301は、マイクロコンピューター2、DSP3、DAC24(音声処理装置)、を備える。第4実施形態に係るAVレシーバー301は、第2実施形態に係るAVレシーバー101と比べて、DAC24に、ミュート回路27、検出回路28、AND回路29が組み込まれ、ワンチップ化されている点が主に異なる。
DAC24は、コントローラー25、D/A変換回路26、ミュート回路27、検出回路28、AND回路29、を備える。コントローラー25(制御部)は、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時、第2実施形態における、マイクロコンピューター2と同様の処理を行う。D/A変換回路26(D/Aコンバーター)は、DAC4に相当する。ミュート回路27(ミュート部)は、ミュート回路5に相当する。検出回路28(検出部)は、検出回路6に相当する。AND回路29(ミュート制御部、AND部)は、AND回路7に相当する。
AVレシーバー301における、DSDデータからPCMデータへの切り替わり時の処理は、上述した図6において示す処理と同様であり、マイクロコンピューター2と同様の処理を行うコントローラー25、ミュート回路5に相当するミュート回路27、検出回路6に相当する検出回路28、AND回路7に相当するAND回路29によって行われるため、説明を省略する。
また、AVレシーバー301における、PCMデータからDSDデータへの切り替わり時の処理は、上述した図4において示す処理と同様であり、マイクロコンピューター2と同様の処理を行うコントローラー25、ミュート回路5に相当するミュート回路27、検出回路6に相当する検出回路28、AND回路7に相当するAND回路29によって行われるため、説明を省略する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の実施形態においては、ミュート制御回路として、AND回路7を例示した。これに限らず、図7に示すように、AND回路7に替えて、スリーステートバッファ8を用いてもよい。なお、検出回路6からの信号がローレベル(L)であり、且つ、マイクロコンピューター2からの信号がローレベル(L)である場合、スリーステートバッファ8の出力(Y)は、ハイインピーダンス(Hi−Z)になるが、スリーステートバッファ8の出力(Y)をプルダウンすれば、ローレベルに固定できる。また、図7では、第1実施形態に係るAVレシーバー1において、スリーステートバッファ8を用いた例を示しているが、第2実施形態に係るAVレシーバー101においても、同様に、スリーステートバッファ8を用いることが可能である。
上述の実施形態においては、検出回路6は、検出信号として、ハイレベルの信号を供給する。また、マイクロコンピューター2は、制御信号として、ハイレベルの信号を供給する。また、ミュート回路5は、AND回路7(スリーステートバッファ8)からハイレベルの信号が供給されることにより、DAC4からの出力をミュートする。検出信号、制御信号、ミュート回路5がオンとなる論理は、これらに限られない。例えば、検出信号、制御信号は、ローレベルであってもよい。また、ミュート回路5は、ローレベルの信号が供給されることにより、DAC4からの出力をミュートするようになっていてもよい。
上述の実施形態においては、音声処理装置として、AVレシーバーを例示した。これに限らず、他の音声処理装置であってもよい。
上述の実施形態においては、第1デジタル音声信号として、PCMデータ、第2デジタル音声信号として、DSDデータを例示した。これに限らず、第1デジタル音声信号と第2デジタル音声信号とは、データ形式が異なっていればよい。
上述の実施形態における検出回路6、AND回路7等で行われる処理は、ソフトウェアで処理されるようになっていてもよい。
本発明は、デジタル音声信号に音声信号処理を行う音声処理装置に好適に採用され得る。
1、101 AVレシーバー(音声処理装置)
2 マイクロコンピューター(制御部)
4 DAC(D/Aコンバーター)
5 ミュート回路(ミュート部)
6 検出回路(検出部)
7 AND回路(ミュート制御部、AND部)
8 スリーステートバッファ(ミュート制御部)
201、301 AVレシーバー
14、24 DAC(音声処理装置)
15、25 コントローラー(制御部)
16、26 D/A変換回路(D/Aコンバーター)
17、27 ミュート回路(ミュート部)
18、28 検出回路(検出部)
19、29 AND回路(ミュート制御部、AND部)
Q1 バイポーラトランジスタ
R1〜R3 抵抗

Claims (7)

  1. 第1デジタル音声信号と、前記第1デジタル音声信号とデータ形式が異なる第2デジタル音声信号と、をアナログ音声信号に変換するD/Aコンバーターと、
    前記D/Aコンバーターからの出力をミュートするミュート部と、
    デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する検出部と、
    前記第1デジタル音声信号から前記第2デジタル音声信号への切り替わり時、前記D/Aコンバーターが前記第1デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第1モードから、前記D/Aコンバーターが前記第2デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第2モードに、前記D/Aコンバーターを切り替える前に、制御信号を供給する制御部と、
    前記検出部からの前記検出信号と、前記制御部からの前記制御信号と、が供給される場合に、前記ミュート部を動作させるミュート制御部と、
    を備えることを特徴とする音声処理装置。
  2. 第1デジタル音声信号と、前記第1デジタル音声信号とデータ形式が異なる第2デジタル音声信号と、をアナログ音声信号に変換するD/Aコンバーターと、
    前記D/Aコンバーターからの出力をミュートするミュート部と、
    デジタル音声信号がゼロ信号であることを検出し、検出信号を供給する検出部と、
    前記第2デジタル音声信号から前記第1デジタル音声信号への切り替わり時、前記検出信号が供給される場合に、制御信号を供給した後、前記D/Aコンバーターが前記第2デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第2モードから、前記D/Aコンバーターが前記第1デジタル音声信号を前記アナログ音声信号に変換する第1モードに、前記D/Aコンバーターを切り替える制御部と、
    前記検出部からの前記検出信号と、前記制御部からの前記制御信号と、が供給される場合に、前記ミュート部を動作させるミュート制御部と、
    を備えることを特徴とする音声処理装置。
  3. 前記検出部は、前記検出信号として、ハイレベルの信号を供給し、
    前記制御部は、前記制御信号として、ハイレベルの信号を供給し、
    前記ミュート制御部は、前記検出部から供給される信号と、前記制御部から供給される信号と、の論理積を演算するAND部であり、
    前記ミュート部は、前記ミュート制御部からハイレベルの信号が供給されることにより、前記D/Aコンバーターからの出力をミュートすることを特徴とする請求項1又は2に記載の音声処理装置。
  4. 前記検出部は、前記検出信号として、ハイレベルの信号を供給し、
    前記制御部は、前記制御信号として、ハイレベルの信号を供給し、
    前記ミュート制御部は、前記検出部から供給される信号と、前記制御部から供給される信号と、が入力されるスリーステートバッファであり、
    前記ミュート部は、前記ミュート制御部からハイレベルの信号が供給されることにより、前記D/Aコンバーターからの出力をミュートすることを特徴とする請求項1又は2に記載の音声処理装置。
  5. 前記検出部は、
    ベースに、前記デジタル音声信号が入力され、コレクタが、抵抗を介して、電源に接続され、エミッタが、接地電位に接続された、npn型のバイポーラトランジスタを有し、
    出力が、前記抵抗と前記バイポーラトランジスタのコレクタとの間であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の音声処理装置。
  6. 前記制御部は、前記制御信号を供給した後、前記D/Aコンバーターを、前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
  7. 前記第1デジタル音声信号は、PCMデータであり、
    前記第2デジタル音声信号は、DSDデータであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の音声処理装置。
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