JP6349782B2 - 機密文書処理装置、シート製造装置 - Google Patents

機密文書処理装置、シート製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、機密文書処理装置及びシート製造装置に関する。
従来、供給されるラミー麻セルロース繊維を解砕する解砕機を備えたフィブリル化装置が知られている。当該装置には、解砕機のローターの回転によって生じる騒音を吸収するための消音器が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−279985号公報
しかしながら、上記の装置では消音器が設けられているが、当該消音器では完全に音を吸収することができないため、解砕機の駆動音が漏れ出してしまう。これにより、上記装置の周囲にいる人には解砕機の駆動音が聞こえてしまう、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる機密文書処理装置は、機密文書を判読不能な状態に処理する機密文書処理部を有する機密文書処理装置であって、前記機密文書を前記機密文書処理装置に供給する供給部と、前記機密文書処理装置の周囲に人がいる場合といない場合で、前記機密文書処理部に異なる制御を行う制御部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、機密文書処理装置の周囲に人がいないときに機密文書処理部を駆動させ、機密文書処理装置の周囲に人がいる場合には機密文書処理部を駆動させないように制御するなどにより、人がいる場合と人がいない場合とで、制御を変える。これにより、オフィス等の環境下に機密文書処理装置を配置した場合でも、機密文書処理装置の周囲の人に当該装置の駆動音を聞かせることが無く駆動音対策を施すことができる。
[適用例2]上記適用例にかかる機密文書処理装置の前記機密文書処理部は、前記機密文書を空気中で粗砕する粗砕部及び前記機密文書を空気中で解繊する解繊部の少なくとも一つであることを特徴とする。
この構成によれば、空気中で粗砕したり解繊したりすることで駆動音が大きくなるため、これらの粗砕部や解繊部に対して駆動制御することで、駆動音対策を有効に行うことができる。
[適用例3]上記適用例にかかる機密文書処理装置では、前記機密文書処理装置の周囲の人を検知する検知部を有し、前記制御部は、前記検知部の検知結果により人がいないことを判断することを特徴とする。
この構成によれば、検知部により容易に機密文書処理装置の周囲に人がいないことを判断することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる機密文書処理装置では、前記機密文書処理装置の周囲のネットワーク情報を取得する取得部を有し、前記制御部は、前記取得部の取得情報により人がいないことを判断することを特徴とする。
この構成によれば、ネットワーク情報により容易に機密文書処理装置の周囲に人がいないことを判断することができる。
[適用例5]上記適用例にかかる機密文書処理装置の前記ネットワーク情報は、前記機密文書処理装置が置かれている部屋における在室情報、照明の電源稼働情報、パソコンの稼働情報、プリンターの稼働情報のうち少なくとも一つであることを特徴とする。
この構成によれば、在室情報、照明の電源稼働情報、パソコンの稼働情報またはプリンターの稼働情報の情報を取得することにより容易に機密文書処理装置の周囲に人がいないことを判断することができる。
[適用例6]上記適用例にかかる機密文書処理装置の前記制御部は、前記機密文書処理装置の周囲に人がいると判断した場合に、前記機密文書処理部の駆動を停止することを特徴とする。
この構成によれば、機密文書処理装置の周囲に人がいる場合には機密文書処理部が停止されるので、例えば、機密文書処理装置の周囲に人が来た場合でも駆動音を聞かせることが無く駆動音対策を施すことができる。
[適用例7]上記適用例にかかる機密文書処理装置の前記制御部は、前記機密文書処理装置の周囲に人がいると判断した場合に、前記粗砕部及び前記解繊部の少なくとも一つの回転速度を低くすることを特徴とする。
この構成によれば、機密文書処理装置の周囲に人がいる場合には粗砕部や解繊部の回転速度が低くなることにより、駆動音を小さくすることができる。
[適用例8]上記適用例にかかる機密文書処理装置の前記制御部は、前記機密文書処理装置の周囲に人がいると判断した場合に、前記粗砕部及び前記解繊部の少なくとも一つを停止することを特徴とする。
この構成によれば、機密文書処理装置の周囲に人がいる場合には粗砕部や解繊部が停止されるので、駆動音を無くすことができる。
[適用例9]上記適用例にかかる機密文書処理装置の周囲とは、前記機密文書処理装置が置かれている部屋の中であることを特徴とする。
この構成によれば、機密文書処理装置が置かれている部屋にいる人に当該装置の駆動音を聞かせることが無い。
[適用例10]本適用例にかかるシート製造装置は、古紙に含まれる繊維を原料としてシートを製造するシート製造装置であって、前記古紙を前記シート製造装置に供給する供給部と、前記シート製造装置の周囲に人がいる場合といない場合で、前記シート製造装置の駆動を変更する制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、シート製造装置の周囲に人がいないときにシート製造装置を駆動させ、シート製造装置の周囲に人がいる場合にはシート製造装置を駆動させないようにし、駆動を変更して制御する。これにより、オフィス等の環境下にシート製造装置を配置した場合でも、シート製造装置の周囲の人に当該装置の駆動音を聞かせることが無く駆動音対策を施すことができる。
第1実施形態にかかる機密文書処理装置の構成を示す概略図。 第1実施形態にかかる機密文書処理装置の制御部の構成を示すブロック図。 第1実施形態にかかる機密文書処理装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態にかかる機密文書処理装置の構成を示す概略図。 第2実施形態にかかる機密文書処理装置の制御部の構成を示すブロック図。 第2実施形態にかかる機密文書処理装置の制御方法を示すフローチャート。 シート製造装置の構成を示す概略図。 変形例1にかかるシート製造装置の構成を示す概略図。 変形例1にかかるシート製造装置の制御方法を示すフローチャート。
以下、本発明の第1及び第2実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
(第1実施形態)
次に、機密文書処理装置の構成について説明する。機密文書処理装置は、例えば、オフィス内で用いられる機密文書等を判読不能な状態に処理するものである。機密文書は、印刷されている紙であり、古紙である。本実施形態の機密文書処理装置は、機密文書を判読不能な状態に処理する機密文書処理部を有する機密文書処理装置であって、機密文書を機密文書処理装置に供給する供給部と、機密文書処理装置の周囲に人がいる場合といない場合で、機密文書処理部に異なる制御を行う制御部と、を有している。以下、具体的に機密文書処理装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態にかかる機密文書処理装置の構成を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態の機密文書処理装置2は、供給部10と、機密文書処理部3と、検知部としての人感センサー90等を備えている。そして、これらの部材を制御する制御部9を備えている。なお、本実施形態の機密文書処理部3は、粗砕部20及び解繊部30を備えている。なお、機密文書処理部3としては、粗砕部20及び解繊部30の少なくとも一つである構成であってもよい。本実施形態では、供給部10と機密文書処理部3は、それぞれの機構を駆動しているため、供給部10と機密文書処理部3を合わせたものを機構部4と呼ぶ。
供給部10は、粗砕部20に古紙Pu(機密文書)を供給するものである。供給部10は、例えば、複数枚の古紙Puを重ねて積載するトレー11と、トレー11中の古紙Puを粗砕部20に連続して投入可能な自動送り機構12等を備えている。自動送り機構12は、ピックアップローラーや搬送ローラー対等で構成されている。なお、これらのローラーの回転軸はモーターに連結されている。そして、モーターを駆動させ、ピックアップローラー及び搬送ローラー対の各ローラーを回転軸回りに回転させることにより古紙Puを粗砕部20側に搬送させることができる。なお、機密文書処理装置2に供給する古紙Pu(機密文書)としては、例えば、オフィスで現在主流となっているA4サイズの用紙等である。
粗砕部20は、供給された古紙Puを空気中で数センチメートル角の紙片に裁断するものである。粗砕部20では、粗砕刃21を備え、通常のシュレッダーの刃の切断幅を広げたような装置を構成している。粗砕刃21はモーターに連結され、当該モーターを駆動させることにより、粗砕刃21が回転するように構成されている。これにより、供給された古紙Puを容易に紙片に裁断することができる。そして、分断された古紙Puは粗砕紙として搬送路201を介して解繊部30に供給される。
解繊部30は、モーターに連結され、モーターの駆動により回転する回転刃(図示せず)を備え、粗砕部20から供給された粗砕紙を繊維状に解きほぐす解繊を行うものである。なお、本実施形態の解繊部30は、空気中で乾式で解繊を行うものである。解繊部30の解繊処理により、印刷されたインクやトナー、にじみ防止材等の紙への塗工材料等は、数十μm以下の粒(以下、「インク粒」という)となって繊維と分離する。したがって、解繊部30から出る解繊物は、紙片の解繊により得られる繊維とインク粒である。
なお、本実施形態では、解繊物を保管する保管部39が備えられており、解繊部30で解繊された解繊物は、搬送路201aを介して保管部39に搬送される。保管部39では、保管部39内に導入された解繊物を圧縮する圧縮部等が備えられており、より多くの解繊物の保管が可能となっている。
また、機密文書処理装置2には、機密文書処理装置2の周囲の人を検知する検知部が設けられている。本実施形態では、検知部としての人感センサー90が配置されている。人感センサー90は、感知領域内において人の動きを検知するものである。人感センサー90は、赤外線を照射し、周囲温度と温度差があるもの(人)が感知領域内で動いたときに、その温度変化を検知するように構成されている。なお、人感センサー90は、赤外線を利用する他、超音波や可視光等を利用したものであってもよい。人感センサー90は、機密文書処理装置2上に付いた形態でもよいし、機密文書処理装置2から離れた場所(例えば、天井等)に配置されていてもよく、機密文書処理装置2の設置形態やオフィスのレイアウト等を考慮して配置することができる。また、配置される人感センサー90の数は、1つに限られず、複数個であってもよい。さらに、人感センサー90は、固定でなく、可動であってもよい。これにより、機密文書処理装置2の配置場所や使用状況に応じて最適な感知領域を設定することができる。第1実施形態においては、機密文書処理装置2の周囲とは、検知部の検知できる範囲を言う。
次に、機密文書処理装置2の制御部の構成について説明する。本実施形態の制御部9は、機密文書処理装置2の周囲に人がいないことを判断したときに、機密文書処理装置2を制御するように構成されている。図2は、本実施形態にかかる機密文書処理装置の制御部の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御部9は、指令部230と駆動部240とを備えている。指令部230は、CPU232、記憶手段としてのROM233,RAM234及び入出力インターフェイス231からなり、CPU232が入出力インターフェイス231を介して入力される各種信号を、ROM233、RAM234のデータに基づき処理し、入出力インターフェイス231を介して駆動部240へ制御信号を出力する。CPU232は、例えば、ROM233に記憶された各種プログラムに基づいて各部材の駆動を制御する。
駆動部240は、供給駆動部241、粗砕駆動部242及び解繊駆動部243等からから構成されている。そして、指令部230の制御信号に基づき、供給駆動部241は、供給部10のモーターを駆動制御し、粗砕駆動部242は、粗砕部20のモーターを駆動制御し、解繊駆動部243は、解繊部30のモーターを駆動制御するように構成されている。
また、制御部9の指令部230には、人感センサー90が接続されている。これにより、制御部9は、人感センサー90の検知結果により人がいないことを判断することが可能となる。例えば、人感センサー90から検知信号が制御部9に送信された場合は、人がいると判断し、人感センサー90から検知信号が制御部9に送信されない場合は、人がいない判断される。そして、制御部9は、例えば、人感センサー90から検知信号が制御部9に送信され、機密文書処理装置2の周囲に人がいると判断した場合に、機密文書処理装置2の駆動を停止するように構成されている。具体的には、粗砕部20及び解繊部30の少なくとも一つを停止する。これにより、粗砕部20や解繊部30の駆動音が低減されるため、機密文書処理装置2の周囲の人に駆動音を聞かせることが無くなる。
なお、制御部9には図示しない入力部(例えば、マウスやキーボード等)や表示部等を接続した構成であってもよい。これにより、入力部から各種条件設定等を行うことができる。また、表示部によって機密文書処理装置2の状態や状況等を表示させることができる。
次に、本実施形態にかかる機密文書処理装置の制御方法について説明する。図3は、本実施形態にかかる機密文書処理装置の制御方法を示すフローチャートである。
まず、機密文書処理装置2を駆動させる。具体的には、人感センサー90を駆動させる。そして、人がいないと判断した場合に、機構部4を駆動させる。具体的には、供給部10のモーター、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターを駆動させる。供給部10のモーターの駆動により、搬送ローラー12が回転し、機密文書が粗砕部20へ供給される。そして、粗砕部20のモーターの駆動により、粗砕刃21が回転して供給された機密文書が分断される。分断された機密文書は粗砕紙として解繊部30に供給される。そして、解繊部30のモーターの駆動により、回転刃が回転し、供給された粗砕紙が解繊される。こうして、機密文書が判読不能に処理される。なお、以下、機密文書処理装置2の駆動音対策に向けた制御方法について説明する。
まず、ステップS11では、人がいるか否かを判断する。本実施形態では、人感センサー90の検知の有無によって判断する。具体的には、人感センサー90から制御部9に検知信号が送信された場合は、機密文書処理装置2の周囲に人がいると判断する。一方、人感センサー90から制御部9に検知信号が送信されない場合は、機密文書処理装置2の周囲に人がいないと判断する。そして、人がいないと判断された場合(NO)にはステップS12に移行し、人がいると判断された場合(YES)にはステップS13に移行する。
ステップS12では、機構部4の駆動を継続または開始させる。具体的には、供給部10のモーター、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を継続または開始させる。ステップS12の時点で、機構部4の駆動が行われている場合は駆動を継続し、機構部4の駆動が行われていない場合は駆動を開始する。これにより機密文書処理装置2による機密文書の処理が行われる。この場合、機密文書処理装置2の周囲に人がいないため、機構部4が駆動していても駆動音対策は不要となる。
一方、ステップS13では、機構部4の駆動を停止させる。具体的には、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの少なくとも一方の駆動を停止させる。なお、本実施形態では、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させる。さらに、供給部10のモーターの駆動を停止させる。この場合、機密文書処理装置2の周囲に人がいるため、機密文書処理装置2に対する駆動音対策が必要となる。そこで、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させることにより、駆動音対策を施すことができる。なお、本ステップでは、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動が停止するため機密文書の処理が停止する。そのため、供給部10のモーターの駆動も停止するのがよい。なお、ステップS13の時点で機構部4がすでに停止していた場合は、機構部4の駆動の停止を継続することになる。なお、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの一方の駆動を停止する場合は、粗砕部20または解繊部30の一方を備えている場合となる。
次いで、ステップS13からステップS11に移行し、再び人がいるか否かを判断する。なお、機密文書の処理自体が終了した場合等は、機密文書処理装置2を停止させる。
以上、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
人感センサー90により機密文書処理装置2の周囲に人がいるか否かを検知することが可能となる。そして、機密文書処理装置2の周囲に人がいると判断した場合には、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動が停止される。また、機密文書処理装置2の周囲に人がいないと判断した場合には、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動が行われる。つまり、機密文書処理装置2の周囲に人がいる場合といない場合で、機構部4に対して異なる制御を行っている。これにより、機密文書処理装置2の周囲にいる人に機密文書処理装置2の駆動音を聞かせることがなく、容易に駆動音対策を施すことができる。この場合、特に、オフィスなどの駆動音が気になる場所に機密文書処理装置2を設置した場合に、機密文書処理装置2の周囲にいる人に対する駆動音対策が有効となる。また、機密文書処理装置2の駆動音対策の他に、粗砕部20や解繊部30の駆動により発生する振動に対して振動対策にも繋がるため、さらにオフィス環境を向上させることができる。なお、機密文書処理装置2は、機密文書を積載し自動的に供給する供給部10を有している。これにより、人がいなくても機密文書を供給でき、機密文書の処理が可能となる。人が手動で機密文書を入れる装置は、人がいる場合に装置を止めることはできない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。まず、本実施形態にかかる機密文書処理装置の構成について説明する。図4は、本実施形態にかかる機密文書処理装置の構成を示す概略図である。図4に示すように、本実施形態の機密文書処理装置2aは、供給部10と、機密文書処理部3と、検知部90を備えている。さらに、各種ネットワーク情報を取得するネットワーク情報取得部96を備えている。そして、これらの部材を制御する制御部9を備えている。なお、供給部10、粗砕部20、解繊部30、保管部39及び検知部としての人感センサー90の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。以下、第1実施形態の構成と異なる構成、すなわち、ネットワーク情報取得部96の構成について説明する。
ネットワーク情報取得部96は、機密文書処理装置2aの周囲の人を検知するものである。ネットワーク情報取得部96は各種管理システムと接続されており、各管理システムからの各種情報をネットワーク情報として取得することができる。各種管理システムとしては、例えば、機密文書処理装置2aが置かれている部屋における在室管理システム、照明電源稼働管理システム、パソコン稼働管理システム及びプリンター稼働管理システム等である。そして、これらの管理システムから在室情報、照明の電源稼働情報、パソコンの稼働情報及びプリンターの稼働情報を取得することができる。第1実施形態では、機密文書処理装置2の検知部の検知範囲を機密文書処理装置2の周囲とした。第2実施形態では、第1実施形態よりも広い範囲で機密文書処理装置2aの周囲の人を検知する。第2実施形態では、機密文書処理装置2aの周囲とは、機密文書処理装置2aが置かれている部屋の中を示す。
次に、機密文書処理装置2aの制御部の構成について説明する。本実施形態の制御部9は、機密文書処理装置2aの周囲に人がいないことを判断したときに、機密文書処理装置2aを制御するように構成されている。図5は、本実施形態にかかる機密文書処理装置の制御部の構成を示すブロック図である。図5に示すように、制御部9は、指令部230と駆動部240とを備えている。指令部230は、CPU232、記憶手段としてのROM233、RAM234及び入出力インターフェイス231からなり、CPU232が入出力インターフェイス231を介して入力される各種信号を、ROM233、RAM234のデータに基づき処理し、入出力インターフェイス231を介して駆動部240へ制御信号を出力する。CPU232は、例えば、ROM233に記憶された各種プログラムに基づいて各部材の駆動を制御する。
駆動部240は、供給駆動部241、粗砕駆動部242及び解繊駆動部243等から構成されている。そして、指令部230の制御信号に基づき、供給駆動部241は、供給部10のモーターを駆動制御し、粗砕駆動部242は、粗砕部20のモーターを駆動制御し、解繊駆動部243は、解繊部30のモーターを駆動制御するように構成されている。また、制御部9の指令部230には、人感センサー90が接続されている。
さらに、制御部9の指令部230には、ネットワーク情報取得部96が接続されている。そして、ネットワーク情報取得部96には、各種管理システムが接続されている。本実施形態にかかる各種管理システムは、在室管理システム、照明電源稼働管理システム、パソコン稼働管理システム及びプリンター稼働管理システムである。なお、これらの各種管理システムは機密文書処理装置2aが置かれている部屋を管理するためのシステムである。そして、制御部9は、例えば、各種管理システムから取得したネットワーク情報に基づいてネットワーク情報取得部96から検知信号が制御部9に送信される。そして、機密文書処理装置2aの周囲に人がいると判断した場合に、機密文書処理装置2aの駆動を停止するように構成されている。具体的には、粗砕部20及び解繊部30の少なくとも一つを停止する。これにより、粗砕部20や解繊部30の駆動音が低減されるため、機密文書処理装置2の周囲の人に駆動音を聞かせることが無くなる。
なお、制御部9には図示しない入力部(例えば、マウスやキーボード等)や表示部等を接続した構成であってもよい。これにより、入力部から各種条件設定等を行うことができる。また、表示部によって機密文書処理装置2aの状態や状況等を表示させることができる。
次に、本実施形態にかかる機密文書処理装置の制御方法について説明する。図6は、本実施形態にかかる機密文書処理装置の制御方法を示すフローチャートである。
まず、機密文書処理装置2aを駆動させる。具体的には、人感センサー90及びネットワーク情報取得部96を駆動させる。そして、人がいないと判断した場合に、機構部4を駆動させる。具体的には、供給部10のモーター、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターを駆動させる。供給部10のモーターの駆動により、搬送ローラーが回転して機密文書が粗砕部20へ供給される。そして、粗砕部20のモーターの駆動により、粗砕刃21が回転して供給された機密文書が分断される。分断された機密文書は粗砕紙として解繊部30に供給される。そして、解繊部30のモーターの駆動により、回転刃が回転して供給された粗砕紙が解繊される。こうして、機密文書が判読不能に処理される。なお、以下、機密文書処理装置2aの駆動音対策に向けた制御方法について説明する。
まず、ステップS21では、機密文書処理装置2aの周囲に人がいるか否かを判断する。本実施形態では、人感センサー90の検知の有無によって判断する。具体的には、人感センサー90から制御部9に検知信号が送信された場合は、機密文書処理装置2aの周囲に人がいると判断する。一方、人感センサー90から検知信号が送信されない場合は、機密文書処理装置2aの周囲に人がいないと判断する。そして、人がいないと判断された場合(NO)にはステップS22に移行し、人がいると判断された場合(YES)にはステップS27に移行する。
ステップS27に移行した場合には、機構部4の駆動を停止させる。具体的には、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの少なくとも一方の駆動を停止させる。なお、本実施形態では、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させる。さらに、供給部10のモーターの駆動を停止させる。この場合、機密文書処理装置2aの周囲に人がいるため、機密文書処理装置2aに対する駆動音対策が必要となる。そこで、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させることにより、駆動音対策を施すことができる。なお、本ステップでは、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動が停止するため機密文書の処理が停止する。そのため、供給部10のモーターの駆動も停止するのがよい。なお、ステップS27の時点で機構部4がすでに停止していた場合は、機構部4の駆動の停止を継続することになる。なお、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの一方の駆動を停止する場合は、粗砕部20または解繊部30の一方を備えている場合となる。次いで、ステップS27からステップS21に移行する。
ステップS21からステップS22に移行した場合には、機密文書処理装置2aが置かれている部屋に人がいるか否かを判断する。具体的には、ネットワーク情報取得部96が在室管理システムから在室情報を取得し、当該在室情報から人がいる状態か否かを判断する。そして、人が在室していないと判断した場合(NO)は、ステップS22に移行する。一方、人が在室と判断した場合(YES)は、ステップS27に移行する。なお、ステップS27における制御内容は上記と同様なので説明を省略する。
次いで、ステップS22からステップS23に移行した場合には、照明灯がON状態か否かを判断する。具体的には、ネットワーク情報取得部96が照明電源稼働管理システムから照明の電源稼働情報を取得し、当該照明の電源稼働情報から人がいる状態か否かを判断する。そして、照明灯がOFF状態であると判断した場合(NO)は、ステップS24に移行する。一方、照明灯がON状態であると判断した場合(YES)は、ステップS27に移行する。なお、ステップS27における制御内容は上記と同様なので説明を省略する。
次いで、ステップS23からステップS24に移行した場合には、パソコンの稼働状態がON状態か否かを判断する。具体的には、ネットワーク情報取得部96がパソコンの稼働管理システムからパソコンの稼働情報を取得し、当該パソコン稼働情報から人がいる状態か否かを判断する。そして、パソコンがOFF状態であると判断した場合(NO)は、ステップS25に移行する。一方、パソコンがON状態であると判断した場合(YES)は、ステップS27に移行する。なお、ステップS27における制御内容は上記と同様なので説明を省略する。
次いで、ステップS24からステップS25に移行した場合には、プリンターの稼働状態がON状態か否かを判断する。具体的には、ネットワーク情報取得部96がプリンター稼働管理システムからプリンターの稼働情報を取得し、当該プリンターの稼働情報から人がいる状態か否かを判断する。そして、プリンターがOFF状態であると判断した場合(NO)は、ステップS26に移行する。一方、プリンターがON状態であると判断した場合(YES)は、ステップS27に移行する。なお、ステップS27における制御内容は上記と同様なので説明を省略する。
ステップS26では、機構部4の駆動を継続または開始させる。具体的には、供給部10のモーター、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を継続または開始させる。ステップS26の時点で、機構部4の駆動が行われている場合は駆動を継続し、機構部4の駆動が行われていない場合は駆動を開始する。これにより機構部4による機密文書の処理が継続される。この場合、機密文書処理装置2aの周囲に人がいないため、機構部4が駆動していても駆動音対策は不要となる。
以上、上記実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
人感センサー90に加え、さらに、ネットワーク情報取得部96から各種管理システムのネットワーク情報に基づいて、機密文書処理装置2aの周囲に人がいるか否かを検知することが可能となる。これにより、例えば、機密文書処理装置2aの周囲に一時的に人がいない状態なのか否かを確実に判断して、機密文書処理装置2aの駆動音対策を施すことができる。
(シート製造装置)
次に、シート製造装置の構成について説明する。シート製造装置は、例えば、純パルプシートや古紙などの原料(被解繊物)Puを新たなシートPrに形成する技術に基づくものである。本実施形態にかかるシート製造装置は、古紙を原料としてシートを製造するシート製造装置であって、古紙をシート製造装置に供給する供給部と、シート製造装置の周囲に人がいないことを判断したときに、シート製造装置を駆動する制御部を有するものである。以下、具体的にシート製造装置の構成について説明する。
図7は、本実施形態にかかるシート製造装置の構成を示す概略図である。図7に示すように、本実施形態のシート製造装置1は、供給部10と、粗砕部20と、解繊部30と、分級部40と、選別部50と、添加物投入部60と、堆積部70と、成形部200及び検知部としての人感センサー90等を備えている。そして、これらの部材を制御する制御部9を備えている。なお、供給部10、粗砕部20、解繊部30、人感センサー90及び制御部9の構成は、第1実施形態における構成と同様なので説明を省略し、解繊部30以降の構成について説明する。
解繊部30で解繊された繊維は、搬送路202を介して分級部40に搬送される。分級部40は、導入された導入物を気流により分級するものである。本実施形態では、導入物としての解繊物をインク粒と繊維とに分級する。分級部40は、例えば、サイクロンを適用することにより、搬送された繊維をインク粒と脱墨繊維(脱墨解繊物)とに気流分級することができる。なお、サイクロンに替えて他の種類の気流式分級器を利用してもよい。この場合、サイクロン以外の気流式分級器としては、例えば、エルボージェットやエディクラシファイヤー等が用いられる。気流式分級器は旋回気流を発生させ、解繊物のサイズと密度により受ける遠心力の差によって分離、分級するもので、気流の速度、遠心力の調整により、分級点を調整することができる。これにより比較的小さく密度の低いインク粒と、インク粒より大きく密度の高い繊維とに分けられる。繊維からインク粒を除去することを脱墨と言う。
本実施形態の分級部40は接線入力方式のサイクロンであり、解繊部30から導入される導入口40aと、導入口40aが接線方向についた筒部41と、筒部41の下部に続く円錐部42と、円錐部42の下部に設けられる下部取出口40bと、筒部41の上部中央に設けられる微粉排出のための上部排気口40cとから構成される。円錐部42は鉛直方向下方にむかって径が小さくなる。
分級処理において、分級部40の導入口40aから導入された解繊物をのせた気流は、筒部41、円錐部42で円周運動に変わり、遠心力がかかり分級される。そして、インク粒より大きく密度の高い繊維は下部取出口40bへ移動し、比較的小さく密度の低いインク粒は空気とともに微粉として上部排気口40cへ導出され、脱墨が進行する。そして、分級部40の上部排気口40cからインク粒が多量に含まれた短繊維混合物が排出される。そして、排出されたインク粒が多量に含まれる短繊維混合物は、サイクロン40の上部排気口40cに接続された搬送路206を介して受け部80に回収される。一方、分級部40の下部取出口40bから搬送路203を介して分級された繊維を含む分級物が選別部50に向けて空気中で搬送される。分級部40から選別部50へは、分級される際の気流によって搬送されてもよいし、上方にある分級部40から重力で下方にある選別部50に搬送されてもよい。なお、分級部40の上部排気口40cや搬送路206等に、上部排気口40cから短繊維混合物を効率よく吸引するための吸引部等を配置してもよい。
選別部50は、分級部40により分級された繊維を含む分級物を複数の開口から通過させて選別するものである。さらに、具体的には、分級部40により分級された繊維を含む分級物を、開口を通過する通過物と、開口を通過しない残留物と、に選別するものである。本実施形態の選別部50では、分級物を回転運動により空気中で分散させる機構を備えている。そして、選別部50の選別により開口を通過した通過物は、ホッパー部56で受けてから搬送路204を介して堆積部70に搬送される。一方、選別部50の選別により開口を通過しなかった残留物は、送り路としての搬送路205を介して再び被解繊物として解繊部30に戻される。これにより、残留物は廃棄されずに再使用(再利用)される。
選別部50の選別により開口を通過した通過物は搬送路204を介して堆積部70に空気中で搬送される。選別部50から堆積部70へは、気流を発生させる図示しないブロアによって搬送されてもよいし、上方にある選別部50から下方にある堆積部70に重力で搬送されてもよい。搬送路204における選別部50と堆積部70との間には、搬送される通過物に対して樹脂(例えば、融着樹脂あるいは熱硬化性樹脂)等の添加物を添加する添加物投入部60が設けられている。なお、添加物としては、融着樹脂の他、例えば、難燃剤、白色度向上剤、シート力増強剤やサイズ剤等を投入することも可能である。これらの添加物は、添加物貯留部61に貯留され、図示しない投入機構によって投入口62から投入される。
堆積部70は、搬送路204から投入された繊維を含む通過物と樹脂とを含む材料を用いて堆積させてウエブWを形成するものである。堆積部70は、繊維を空気中に均一に分散させる機構と、分散された繊維をメッシュベルト73上に堆積する機構を有している。なお、本実施形態にかかるウエブWとは、繊維と樹脂とを含む物体の構成形態を言う。従って、ウエブの加熱時や加圧時や切断時や搬送時等において寸法等の形態が変化した場合であってもウエブとして示している。
まず、繊維を空気中に均一に分散させる機構として、堆積部70には、繊維及び樹脂が内部に投入されるフォーミングドラム71が配置されている。そして、フォーミングドラム71を回転駆動させることにより通過物(繊維)中に樹脂(添加剤)を均一に混ぜることができる。フォーミングドラム71には複数の小孔を有するスクリーンが設けられている。そして、フォーミングドラム71を回転駆動させて、通過物(繊維)中に樹脂(添加剤)を均一に混ぜるとともに、小孔を通過した繊維や繊維と樹脂の混合物を空気中に均一に分散させることができる。
フォーミングドラム71の下方には、張架ローラー72によって張架されるメッシュが形成されているエンドレスのメッシュベルト73が配されている。そして、張架ローラー72のうちの少なくとも1つが自転することで、このメッシュベルト73が一方向に移動するようになっている。
また、フォーミングドラム71の鉛直下方には、メッシュベルト73を介して、鉛直下方に向けた気流を発生させる吸引部としてのサクション装置75が設けられている。サクション装置75によって、空気中に分散された繊維をメッシュベルト73上に吸引することができる。
そして、フォーミングドラム71の小孔スクリーンを通過した繊維等は、サクション装置75による吸引力によって、メッシュベルト73上に堆積される。このとき、メッシュベルト73を一方向に移動させることにより、繊維と樹脂を含み長尺状に堆積させたウエブWを形成することができる。フォーミングドラム71からの分散とメッシュベルト73の移動を連続的に行うことで、帯状の連続したウエブWが成形される。なお、メッシュベルト73は金属性でも、樹脂性でも、不織布でもよく、繊維が堆積でき、気流を通過させることができれば、どのようなものであってもよい。なお、メッシュベルト73のメッシュの穴径が大きすぎるとメッシュの間に繊維が入り込み、ウエブW(シート)を成形したときの凸凹になり、一方、メッシュの穴径が小さすぎると、サクション装置75による安定した気流を形成しづらい。このため、メッシュの穴径は適宜調整することが好ましい。サクション装置75はメッシュベルト73の下に所望のサイズの窓を開けた密閉箱を形成し、窓以外から空気を吸引し箱内を外気より負圧にすることで構成できる。
メッシュベルト73上に成形されたウエブWは、搬送部100によって搬送される。本実施形態の搬送部100は、メッシュベルト73から最終的にシートPr(ウエブW)としてスタッカー160に投入されるまでの間のウエブWの搬送過程を示している。従って、メッシュベルト73の他、各種ローラー等は搬送部100の一部として機能する。搬送部としては、搬送ベルトや搬送ローラーなどの少なくとも一つがあればよい。具体的には、まず、搬送部100の一部であるメッシュベルト73上に成形されたウエブWは、メッシュベルト73の回転移動により、搬送方向(図中の矢印)に従って搬送される。次いで、ウエブWは、メッシュベルト73から搬送方向(図中の矢印)に従って搬送される。なお、本実施形態では、堆積部70や搬送部100は、ウエブWを用いてシートPrを成形する成形部200の一部である。
ウエブWの搬送方向における堆積部70の下流側に加圧部が配置されている。なお、本実施形態の加圧部は、ウエブWを加圧する一対のローラー141を有する加圧部140である。ローラー141と張架ローラー72の間にウエブWを通過させることにより、ウエブWを加圧することができる。これにより、ウエブWの強度を向上させることができる。
ウエブWの搬送方向における加圧部140の下流側には、切断部前ローラー120が配置されている。切断部前ローラー120は、一対のローラー121を有している。一対のローラー121のうち、一方が駆動制御ローラーであり、他方が従動ローラーである。
また、切断部前ローラー120を回転させる駆動伝達部にはワンウエイクラッチが用いられている。ワンウエイクラッチは、一方の方向のみに回転力を伝達するクラッチ機構を有し、逆方向に対して空転するように構成されている。これにより、切断部後ローラー125と切断部前ローラー120との速度差でウエブWに過度のテンションが掛けられた際、切断部前ローラー120側で空転するため、ウエブWへのテンションが抑制され、ウエブWが引きちぎられることを防止できる。
ウエブWの搬送方向における切断部前ローラー120の下流側には、搬送されるウエブWの搬送方向と交差する方向にウエブWを切断する切断部110が配置されている。切断部110は、カッターを備え、連続状のウエブWを所定の長さに設定された切断位置に従って枚葉状(シート状)に切断する。切断部110は、例えば、ロータリーカッターを適用することができる。これによれば、ウエブWを搬送させながら切断が可能となる。従って、切断時にウエブWの搬送を停止させないので、製造効率を向上させることができる。なお、切断部110は、ロータリーカッターの他、各種カッターを適用してもよい。
切断部110よりウエブWの搬送方向の下流側には、切断部後ローラー125が配置されている。切断部後ローラー125は、一対のローラー126を有している。一対のローラー126のうち、一方が駆動制御ローラーであり、他方が従動ローラーである。
本実施形態では、切断部前ローラー120と切断部後ローラー125との速度差によってウエブWにテンションをかけることができる。そして、ウエブWにテンションをかけた状態で切断部110を駆動してウエブWを切断するように構成されている。
切断部後ローラー125よりもウエブWの搬送方向の下流側に、加熱加圧部150を構成する一対の加熱加圧ローラー151が配置されている。当該加熱加圧部150は、ウエブWに含まれる繊維同士を樹脂を介して結着(定着)させるものである。加熱加圧ローラー151の回転軸中心部にはヒーター等の加熱部材が設けられており、当該一対の加熱加圧ローラー151間にウエブWを通過させることにより、搬送されるウエブWに対して加熱加圧することができる。そして、ウエブWは一対の加熱加圧ローラー151によって加熱加圧されることで、樹脂が溶けて繊維と絡みやすくなるとともに繊維間隔が短くなり繊維間の接触点が増加する。これにより、密度が高まってウエブWとしての強度が向上する。
加熱加圧部150よりもウエブWの搬送方向の下流側に、ウエブWの搬送方向に沿ってウエブWを切断する後切断部130が配置されている。後切断部130は、カッターを備え、ウエブWの搬送方向における所定の切断位置に従って切断する。これにより、所望するサイズのシートPr(ウエブW)が成形される。そして、切断されたシートPr(ウエブW)はスタッカー160等に積載される。
なお、上記実施形態にかかるシートとは、古紙や純パルプなどの繊維を含むものを原料とし、シート状にしたものを主に言う。しかし、そのようなものに限らず、ボード状やウエブ状(や凸凹を有する形状で)あってもよい。また、原料としてはセルロースなどの植物繊維やPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルなどの化学繊維や羊毛、絹などの動物繊維であってもよい。本願においてシートとは、紙と不織布に分かれる。紙は、薄いシート状にした態様などを含み、筆記や印刷を目的とした記録紙や、壁紙、包装紙、色紙、ケント紙などを含む。不織布は紙より厚いものや低強度のもので、不織布、繊維ボード、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、クリーナー、フィルター、液体吸収材、吸音体、緩衝材、マットなどを含む。
また、上記本実施形態において古紙とは、主に印刷された紙を指すが、紙として成形されたものを原料とするのであれば使用したか否かに関わらず古紙とみなす。
次に、本実施形態にかかるシート製造装置の制御方法について説明する。具体的には、シート製造装置1の駆動音対策にかかる制御方法について説明する。まず、シート製造装置1を駆動させる。具体的には、人感センサー90を駆動させる。そして、人がいないと判断した場合に、機構部4を駆動させる。具体的には、供給部10のモーター、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターを駆動させる。供給部10のモーターの駆動により、搬送ローラーが回転して機密文書が粗砕部20へ供給される。そして、粗砕部20のモーターの駆動により、粗砕刃21が回転して供給された機密文書が分断される。分断された機密文書は粗砕紙として解繊部30に供給される。そして、解繊部30のモーターの駆動により、回転刃が回転して供給された粗砕紙が解繊される。こうして、機密文書が判読不能に処理される。解繊部30によって処理された解繊物は分級部40に搬送され、以降、図1に示すようにウエブW及びシートPrに形成される。
ここで、まず、人感センサー90によりシート製造装置1の周辺に人がいるか否かを検知する。具体的には、人感センサー90から制御部9に検知信号が送信された場合は、シート製造装置1の周囲に人がいると判断する。一方、人感センサー90から制御部9に検知信号が送信されない場合は、シート製造装置1の周囲に人がいないと判断する。そして、人がいないと判断された場合にはシート製造装置1の駆動を継続または開始させる。具体的には、供給部10のモーター、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を継続または開始させる。これによりシート製造装置1によるウエブWの成形、シートPrの製造が継続される。この場合、シート製造装置1の周囲に人がいないため、シート製造装置1が駆動していても駆動音対策は不要となる。
一方、人がいると判断された場合には、シート製造装置1の駆動を停止させる。具体的には、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの少なくとも一方の駆動を停止させる。なお、本実施形態では、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させる。また、供給部10のモーターの駆動を停止させる。さらに、他の部材、例えば、分級部40、選別部50、添加物投入部60、堆積部70、成形部200等も同様にして停止させる。この場合、シート製造装置1の周囲に人がいるため、シート製造装置1に対する駆動音対策が必要となる。そこで、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させることにより、駆動音対策を施すことができる。
以上、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
人感センサー90によりシート製造装置1の周囲に人がいるか否かを検知することが可能となる。そして、シート製造装置1の周囲に人がいると判断した場合には、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動が停止される。これにより、シート製造装置1の周囲にいる人にシート製造装置1の駆動音を聞かせることがなく、容易に駆動音対策を施すことができる。この場合、特に、オフィスなどの駆動音が気になる場所にシート製造装置1を設置した場合に、シート製造装置1の周囲にいる人たちへの駆動音対策が有効である。また、シート製造装置1の駆動音対策の他に振動対策にも繋がるため、さらにオフィス環境を向上させることができる。シート製造装置1を工場などに設置した場合は、シート製造装置1の周囲に人がいることが多く、周囲に人がいることで装置が停止すると生産性に関わるため、向いていない。
本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記シート製造装置1にかかる制御方法では、シート製造装置1の周囲に人がいると判断した場合には、シート製造装置1の全体を停止させたが、これに限定されない。例えば、シート製造装置1の一部の構成のみの駆動を制止させ、他の構成部分を駆動させるように制御構成してもよい。この場合、シート製造装置1の駆動音対策に注目して、駆動音対策に成り得る構成部分と他の構成部とを区別して制御する構成であってもよい。図8は、変形例1にかかるシート製造装置の構成を示す概略図である。図8に示すように、本変形例にかかるシート製造装置1aは、供給部10と、粗砕部20と、解繊部30と、分級部40と、選別部50と、添加物投入部60と、堆積部70と、成形部200及び検知部としての人感センサー90等を備えている。そして、これらの部材を制御する制御部9を備えている。なお、上記の部材の構成は、前述のシート製造装置1にかかる構成と同様であり、異なる部分は、解繊部30と分級部40との間に保管部39が配置された点である。なお、同様な部分は、前述のシート製造装置1の構成と同様であり、保管部39は第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
そして、本実施形態のシート製造装置1aでは、駆動制御する部分として、第1制御部分5aと第2制御部分5bとに区別されている。本変形例の第1制御部分5aは、供給部10と、粗砕部20と、解繊部30と、保管部39とで、構成され、第2制御部分5bは、それ以外の部分であり、分級部40と、選別部50と、添加物投入部60と、堆積部70と、成形部200等から構成される。
次に、本変形例にかかるシート製造装置1aの制御方法について説明する。図9は、本実施形態にかかるシート製造装置の制御方法を示すフローチャートである。なお、本変形例では、シート製造装置1aの全体を駆動させた後、人感センサー90の検知によりシート製造装置1aを制御する方法について説明する。
まず、ステップS31では、人がいるか否かを判断する。本実施形態では、人感センサー90の検知の有無によって判断する。具体的には、人感センサー90から制御部9へ検知信号が送信された場合は、シート製造装置1aの周囲に人がいると判断する。一方、人感センサー90から制御部9へ検知信号が送信されない場合は、シート製造装置1aの周囲に人がいないと判断する。そして、人がいないと判断された場合(NO)にはステップS32に移行し、人がいると判断された場合(YES)にはステップS33に移行する。
ステップS32では、シート製造装置1a全体の駆動を継続させる。具体的には、第1制御部分5aの供給部10のモーター、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を継続させる。さらに、第2制御部分5bの分級部40や選別部50や堆積部70等も駆動を継続させる。この場合、シート製造装置1aの周囲に人がいないため、第1制御部分5a等が駆動していても駆動音対策は不要となる。
一方、ステップS31からステップS33に移行した場合には、シート製造装置1aの一部の駆動を停止させる。具体的には、第1制御部分5aの駆動を停止させる。さらに詳細には、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの少なくとも一方の駆動を停止させる。なお、本実施形態では、粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させる。さらに、供給部10のモーターの駆動を停止させる。この場合、シート製造装置1aの周囲に人がいるため、シート製造装置1aに対する駆動音対策が必要となる。特に、第1制御部分5aに対する駆動音対策が必要となる、第1制御部分5aにおける粗砕部20のモーター及び解繊部30のモーターの駆動を停止させることにより、有効に駆動音対策を施すことができる。なお、第2制御部分5bは、駆動を継続させる。この部分は、特に駆動音対策の必要がない部分である。そのため、第1制御部分5aを停止させる一方、第2制御部分5bは、駆動を継続させることにより、ウエブWやシートPrの成形を継続して処理することができる。従って、本変形例によれば、駆動音対策を施すとともに、一部の装置の駆動により、ウエブWの成形を行うことができる。
(変形例2)上記第1及び第2実施形態では、機密文書処理装置2,2aの周囲に人がいた場合、粗砕部20のモーターや解繊部30のモーターを停止したが、これに限定されず、粗砕部20のモーターや解繊部30のモーターの駆動条件を変更させて駆動させてもよい。例えば、制御部9は、機密文書処理装置2,2aの周囲に人がいると判断した場合に、粗砕部20及び解繊部30の少なくとも一つの回転速度を低くする。具体的には、粗砕部20のモーターや解繊部30のモーターの駆動条件を低速回転に変更して駆動させる。このようにすれば、粗砕部20のモーターや解繊部30のモーターの回転速度が低くなることにより、駆動音を小さくすることができる。
(変形例3)上記第2実施形態の機密文書処理装置2aでは、人感センサー90を備えたが、この構成に限定されない。例えば、人感センサー90を省いた構成であってもよい。このようにしても、ネットワーク情報取得部96から機密文書処理装置2aの周囲に人がいるかいないかを検知し、当該検知結果に基づいて機密文書処理装置2aの駆動を制御することにより、機密文書処理装置2aの駆動音対策を施すことができる。
(変形例4)上記第2実施形態の機密文書処理装置2aの制御方法では、まず、人がいるか否かを判断し(ステップS21)、次いで、退場したか否かを判断し(ステップS22)、次いで、照明灯がON状態か否かを判断し(ステップS23)、次いで、パソコンがON状態か否かを判断し(ステップS24)、次いで、プリンターがON状態か否かを判断(ステップS25)したが、この順序に限定されず、順不動であってもよい。このようにしても、上記効果と同様の効果を得ることができる。
(変形例5)上記第2実施形態の機密文書処理装置2aのネットワーク情報取得部96では、在室情報、照明の電源稼働情報、パソコンの稼働情報及びプリンターの稼働情報を取得したが、この構成に限定されない。いずれかの情報を任意に省略してもよし、さらに他の情報(例えば部屋に備えられている人感センサーの情報など)を追加してもよい。このようにすれば、例えば、オフィスの作業環境や各種管理システムの形態に応じて、効率よく機密文書処理装置2aの駆動音対策を施すことができる。なお、在室情報は、部屋への入退場管理をIDカードや顔認証、指紋認証、網膜認証などで行っている場合に有効である。在室情報は、部屋が大きく、人感センサーでは部屋の全範囲を検知できない場合にも有効となりうる。また、照明の電源稼働情報、パソコンの稼働情報及びプリンターの稼働情報は人がいる位置を知ることもできる。これにより、機密文書処理装置2aから離れて駆動音が気にならないところに人がいる場合は、人がいないと判断してもよい。
(変形例6)上記シート製造装置1の構成では、人感センサー90を備えることによってシート製造装置1の周囲に人がいるか否かを検知したが、この構成に限定されない。例えば、シート製造装置1に実施例2のネットワーク情報を取得する取得部を備え、当該取得部によりシート製造装置1の周囲に人がいるか否かを検知する構成としてもよい。このようにしても上記の効果と同様の効果を得ることができる。
1,1a…シート製造装置、2,2a…機密文書処理装置、3…機密文書処理部、5a…第1制御部分、5b…第2制御部分、9…制御部、10…供給部、12…自動送り機構、20…粗砕部、21…粗砕刃、30…解繊部、39…保管部、40…分級部、50…選別部、60…添加物投入部、70…堆積部、80…受け部、90…検知部としての人感センサー、96…ネットワーク情報取得部、100…搬送部、110…切断部、130…後切断部、140…加圧部、150…加熱加圧部、160…スタッカー、200…成形部。

Claims (6)

  1. 機密文書を判読不能な状態に処理する機密文書処理部を有する機密文書処理装置であって、
    前記機密文書を前記機密文書処理装置に供給する供給部と、
    前記機密文書処理装置の周囲に人がいる場合といない場合で、前記機密文書処理部に異なる制御を行う制御部と、
    前記機密文書処理装置の周囲のネットワーク情報を取得する取得部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記取得部の取得情報により人がいないことを判断することを特徴とする機密文書処理装置。
  2. 請求項1に記載の機密文書処理装置において、
    前記機密文書処理部は、前記機密文書を空気中で粗砕する粗砕部及び前記機密文書を空
    気中で解繊する解繊部の少なくとも一つであることを特徴とする機密文書処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の機密文書処理装置において、
    前記ネットワーク情報は、前記機密文書処理装置が置かれている部屋における在室情報、照明の電源稼働情報、パソコンの稼働情報、プリンターの稼働情報のうち少なくとも一つであることを特徴とする機密文書処理装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の機密文書処理装置において、
    前記制御部は、前記機密文書処理装置の周囲に人がいると判断した場合に、前記機密文書処理部の駆動を停止することを特徴とする機密文書処理装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の機密文書処理装置において、
    前記機密文書処理装置の周囲とは、前記機密文書処理装置が置かれている部屋の中であることを特徴とする機密文書処理装置。
  6. 機密文書を判読不能な状態に処理する機密文書処理部を有する機密文書処理装置であって、
    前記機密文書を前記機密文書処理装置に供給する供給部と、
    前記機密文書処理装置の周囲に人がいる場合といない場合で、前記機密文書処理部に異なる制御を行う制御部と、
    を有し、
    前記機密文書処理部は、前記機密文書を空気中で粗砕する粗砕部及び前記機密文書を空気中で解繊する解繊部の少なくとも一つであり、
    前記制御部は、前記機密文書処理装置の周囲に人がいると判断した場合に、前記粗砕部及び前記解繊部の少なくとも一つの回転速度を低くすることを特徴とする機密文書処理装置。
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