JP6347253B2 - ベーパ回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タンクローリから地下タンクに燃料油を荷卸しする際等に地下タンク内に滞留する燃料油ベーパ(気化した燃料油)を回収するベーパ回収装置に関する。
一般に、ガソリン等の燃料油の揮発性は高いため、給油所に埋設された地下タンクにタンクローリから燃料油を荷卸しする際には、地下タンク内の上部空間に燃料油が揮発した燃料油ベーパが滞留する。従来、このような燃料油ベーパは、地下タンクに接続された通気管を介して大気中に放出されていた。
しかし、燃料油ベーパをそのまま大気中に放出すると、資源が無駄になるだけでなく、大気中に放出された燃料油ベーパにより環境汚染を引き起こし、また、大気中に放出された燃料油ベーパの引火により火災の虞があるという問題があった。
そこで、このような問題を解決するため、本出願人は、特許文献1及び2において、燃料油ベーパを液化して再利用するベーパ回収装置を提案した。特許文献1に記載の給油装置は、自装置内に、燃料油ベーパを液化して液化ガソリンを回収する凝縮装置と、凝縮装置で回収できなかったガソリン蒸気からガソリン成分を吸着・脱着する吸脱着装置とを設けることにより、液化ガソリンの回収を効率的に行うことができるものである。
一方、特許文献2に記載の給油装置は、給油ノズル近傍に設けられたベーパ戻り管を介して燃料油ベーパを回収し、冷却吸着装置を用いてベーパを冷却した後、気液分離槽でベーパ及び空気からなる気体と、ガソリンと、水とに分離するものである。
日本特開2006−198604号公報 日本特開2014−19474号公報
ところで、上記特許文献1及び2に記載の発明は有効に機能するが、既設の給油所にベーパ回収装置を追加で設置する場合には、給油装置内で直接燃料油ベーパを回収するのではなく、給油所の地下に埋設された地下タンクへ一旦回収し、ベーパ回収装置によって地下タンクから燃料油ベーパを吸引することになる。
このとき、ベーパ回収装置は、地下タンク内の燃料油ベーパを配管を介して圧縮ポンプを用いて回収するが、荷卸しの際に地下タンクの容量以上の燃料油を供給するオーバーフローが発生したり、地下タンク内のセンサの故障等、何らかの原因によって地下タンクへ燃料油を過剰注入した場合に、ベーパ回収装置は燃料油を吸引する虞がある。
ここで、装置内に設けられた圧縮ポンプは、ベーパ(気体)専用であるため、このようにベーパ回収装置が燃料油を吸引すると、圧縮ポンプが破損するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、燃料油の誤吸引を防止し、圧縮ポンプ等を保護することが可能なベーパ回収装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、地下タンクに一端が接続された管路に設けられ、前記地下タンクの内部の燃料油ベーパを吸引する吸引手段と、該吸引手段の下流側に接続され、前記燃料油ベーパを凝縮させる凝縮手段とを備え、前記地下タンクの内部の燃料油ベーパを回収するベーパ回収装置であって、前記吸引手段の上流側に設けられ、前記管路を介して流入する燃料油を検出する液検出手段と、前記管路の前記液検出手段と前記吸引手段の間に設けられる弁と、前記液検出手段の検出結果に応じて前記弁を開閉する弁開閉手段であって、前記液検出手段が前記燃料油を検出すると前記弁を閉じる弁開閉手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、圧縮ポンプ等の吸引手段の上流側に液検出手段を設け、液検出手段が燃料油を検出すると弁開閉手段によって弁を閉じるため、燃料油ベーパに混入する燃料油が圧縮ポンプ等に吸引される前に燃料油の混入を検出することができ、圧縮ポンプ等の破損を防止することが可能となる。
上記ベーパ回収装置において、前記液検出手段は、ケーシング内の燃料油の液位に応じて昇降するフロートと、前記ケーシングに接続され、前記燃料油ベーパ及び/又は前記燃料油を導入する第1の管路と、前記ケーシングに接続されると共に前記第1の管路の上方に設けられ、前記弁開閉手段に接続される第2の管路とを有し、前記ケーシング内の燃料油によって前記フロートが所定位置まで上昇した場合に、前記燃料油の流入を検出することができる。これにより、燃料油が混入した場合でも、燃料油の下流側への流出を防ぐことができる。
上記ベーパ回収装置において、前記液検出手段は、前記ケーシングの底面に、前記ケーシング内の燃料油を排出するドレンコックを設けることができる。
以上のように、本発明によれば、燃料油の誤吸引を防止し、圧縮ポンプ等の装置を保護することが可能になる。
本発明に係るベーパ回収装置の一実施の形態を含む給油所全体の構成の一例を示す概略図であり、ベーパ回収装置の概略的な要部拡大部分を含む図である。 フロートスイッチの構成の一例を示す概略図である。 計量機から流量パルスを取得可能な場合のベーパ回収装置による処理の流れについて説明するためのフローチャートである。 計量機から流量パルスを取得できない場合のベーパ回収装置による処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、給油所10には、複数のアイランド4、4、・・・が設けられ、これらのアイランド4の各々に計量機3、3、・・・が設置される。所定のアイランド4には、本発明に係るベーパ回収装置1が設置される。また、給油所10の地下には、地下タンク2が埋設され、各アイランド4上の計量機3及びベーパ回収装置1が各種配管によって接続される。地下タンク2には、さらに、地上に延びる通気管8が接続され、この通気管8には、地下タンク2の気層部の圧力が所定圧力(異常圧力)以上となった際に弁開する通気弁(不図示)が設けられる。
計量機3は、ベーパ配管5を介して地下タンク2に接続される。各計量機3では、車両等に燃料油としてのガソリンを給油した際に発生する燃料油ベーパとしてのガソリンベーパ(気化したガソリン)を、各々の計量機3に設けられたブロアポンプ3aを用いて回収し、ベーパ配管5を介して地下タンク2の気層部に戻す。
ベーパ回収装置1は、ベーパ回収ライン6及び液戻しライン7を介して地下タンクに接続され、ベーパ回収ライン6を介して地下タンク2の気層部に存在するガソリンベーパを吸引回収して液化ガソリンとエア(空気)とに分離し、液化ガソリンを液戻しライン7を介して地下タンク2の液層部に戻す。
詳細には、ベーパ回収装置1は、大別して、フロートスイッチ11、遮断弁(電磁弁)12、圧縮ポンプ14、凝縮器15、気液分離槽16、高濃度化装置20及び真空ポンプ21を備える。
ベーパ回収ライン6は、一端に地下タンク2が接続されると共に、他端にフロートスイッチ11が接続される。フロートスイッチ11は、上流側にベーパ回収ライン6が接続されると共に、下流側に遮断弁12が接続される。フロートスイッチ11は、ベーパ回収ライン6を介して吸引回収されたガソリンベーパへのガソリン液の混入を検出する。
遮断弁12は、上流側にフロートスイッチ11が接続されると共に、下流側に切換弁13が接続される。遮断弁12は、例えば電磁弁であり、フロートスイッチ11によるガソリン液の検出結果に応じて弁の開閉を行う。遮断弁12は、装置の稼働時等の通常時には開いており、フロートスイッチ11で所定量のガソリン液が混入した場合に閉じる。
フロートスイッチ11は、図2に示すように、ケーシング11a内のステム11bに設けられたフロート11cと、ケーシング11a内のガソリン液の下限量を検出するための下限ストッパ11dと、ケーシング11a内のガソリン液の上限量を検出するための上限ストッパ11eと、ケーシング11aの側面に設けられ、ガソリンベーパを吸引するベーパ吸引口11fと、ケーシング11aの側面に設けられると共にベーパ吸引口11fの上方に位置し、ガソリンベーパを排出して遮断弁12に案内するベーパ排出口11gと、ケーシング11aの底面に設けられ、ガソリンベーパに混入してケーシング11a内のガソリン液を外部に排出するガソリン液排出口11hと、ガソリン液排出口11hからのガソリン液の排出を制御するドレンコック11iとを備える。
ベーパ吸引口11fからガソリン液が混入し、ケーシング11a内のガソリン液のレベルが上昇するに従ってフロート11cが上昇する。そして、フロート11cが上限ストッパ11eに接触すると、ガソリン液の混入を検出する。これにより、フロートスイッチ11がON状態となり、遮断弁12が閉じる。
フロート11cは、ドレンコック11iを開いてケーシング11a内のガソリン液を外部に排出することにより、下限ストッパ11dの位置まで降下する。これにより、フロートスイッチ11のON状態が解除されてOFF状態となり、遮断弁12を開くことが可能となる。尚、遮断弁12を開くためには、例えば、ベーパ回収装置1をリセットする必要がある。
説明は図1に戻り、切換弁13は、一方の上流側に遮断弁12が接続され、他方の上流側に真空ポンプ21が接続されると共に、下流側に圧縮ポンプ14が接続される。
圧縮ポンプ14は、ベーパ回収ライン6を介してガソリンベーパを吸引回収すると共に、吸引回収されたガソリンベーパを後述する凝縮器15に吐出する。凝縮器15は、圧縮ポンプ14から吐出されたガソリンベーパを冷却して凝縮させることによって液化ガソリン及び水を抽出する。
ガソリンベーパを液化する際には、例えば、外部からの冷却手段を使用することにより、又は、ガソリン自体を内部に循環させることにより行うことができる。尚、ガソリンベーパの一部分は、液化されずに残余ベーパとなる。凝縮器15によって抽出された液化ガソリン、水、エア及び残余ベーパは、気液分離槽16に案内される。
気液分離槽16は、凝縮器15から案内された液化ガソリン、水、エア及び残余ベーパからなる気体を各々分離させ、液化ガソリン及び水を比重の違いによって分離した状態で貯留すると共に、エア及び残余ベーパを後述する高濃度化装置20に案内する。
気液分離槽16に貯留された液化ガソリンは、所定量だけ貯留された際に、液戻し弁17を介して液戻しライン7に案内され、地下タンク2に排出される。また、気液分離槽16に貯留された水は、所定量だけ貯留された際に、水戻し弁18を介して水戻しライン9に案内され、外部に排出される。
切換弁19は、第1の上流側に気液分離槽16が接続され、第2の上流側及び第1の下流側に高濃度化装置20が接続されると共に、第2の下流側に真空ポンプ21が接続される。切換弁19は、気液分離槽16から第1の上流側に案内されたエア及び残余ベーパを第1の下流側を介して高濃度化装置20に案内する。
高濃度化装置20は、残余ベーパを高濃度化して吐出する。高濃度化装置20から吐出された残余ベーパは、切換弁19の第2の上流側及び第2の下流側を介して真空ポンプ21に案内される。また、高濃度化装置20は、圧力調整弁22を介してエアの圧力を調整し、エアを大気中に放出する。
真空ポンプ21は、一端に切換弁19が接続されると共に、他端に切換弁13が接続される。真空ポンプ21は、高濃度化された残余ベーパを吸引し、切換弁13側に吐出する。
次に、ガソリンベーパへのガソリン液の混入を検出するフロートスイッチ11の動作について図2を参照しながら説明する。まず、通常時においては、フロートスイッチ11がOFF状態であり、遮断弁12が開いた状態である。この状態で、ガソリン液が混入したガソリンベーパが吸引され、ベーパ吸引口11fを介してケーシング11a内に注入されると、ガソリンベーパがベーパ排出口11gを介して排出される一方、混入したガソリン液がケーシング11a内に貯留される。
ケーシング11a内のガソリン液のレベルに応じてフロート11cが上昇する。そして、フロート11cが上限ストッパ11eの位置まで上昇し、上限ストッパ11eに接触すると、フロートスイッチ11がON状態となり、これによって遮断弁12が瞬時に閉じ、ベーパ回収装置1の動作が停止する。
ここで、フロートスイッチ11においては、ガソリンベーパを排出するベーパ排出口11gがベーパ吸引口11fの上方に位置するため、ガソリンベーパにガソリン液が混入した場合でも、ガソリン液がベーパ排出口11gを介して排出されることがない。そのため、フロートスイッチ11の後段へのガソリン液の流入を防ぐことができ、圧縮ポンプ14の破損を防止することができる。
尚、ベーパ回収装置1が停止した場合には、ドレンコック11iを操作してケーシング11a内のガソリン液をガソリン液排出口11hを介して排出し、フロート11cを上限ストッパ11eの位置から降下させてフロートスイッチ11のON状態を解除し、さらにベーパ回収装置1をリセットすることにより、ベーパ回収装置1を復旧させることができる。
次に、ベーパ回収装置1においてガソリンベーパを回収・液化する際のガソリン液の混入に関する動作について、図3及び図4を参照して説明する。
まず、計量機3から流量パルスを取得可能な場合のベーパ回収装置1による処理の流れについて、図3を参照して説明する。ベーパ回収装置1では、ガソリンベーパを吸引回収する際に、計量機3の給油状態を判断するが、この例では、計量機3から取得する流量パルスに基づき、給油状態を判断する。
ステップS1では、流量パルスの有無が判断される。流量パルスが発生した場合(ステップS1;Yes)には、圧縮ポンプ14及び真空ポンプ21がONとされ、ガソリンベーパの吸引回収が行われる(ステップS2)。一方、流量パルスが発生していない場合(ステップS1;No)には、一連の処理が終了する。
ステップS3では、フロートスイッチ11がONであるか否かが判断される。ケーシング11a内のガソリン液が所定量に達してフロートスイッチ11がONであると判断された場合(ステップS3;Yes)には、遮断弁12が閉じられると共に、圧縮ポンプ14及び真空ポンプ21がOFFとされ、ガソリンベーパの吸引回収が停止される(ステップS4)。一方、フロートスイッチ11がOFFであると判断された場合(ステップS3;No)には、処理がステップS1に戻る。
ステップS5では、フロートスイッチ11がOFFであるか否かが判断される。フロートスイッチ11がOFFであると判断された場合(ステップS5;Yes)には、ベーパ回収装置1に対するリセット処理が行われる。これにより、ベーパ回収装置1が初期化され、フロートスイッチ11が復旧してON状態となる。一方、フロートスイッチ11がONであると判断された場合(ステップS5;No)には、フロートスイッチ11がOFFとなるまでステップS5の処理が繰り返される。
次に、計量機3から流量パルスを取得できない場合のベーパ回収装置1による処理の流れについて、図4を参照して説明する。この例において、ベーパ回収装置1は、計量機3から取得可能な給油ポンプの状態を示す信号に基づき、給油状態を判断する。
ステップS11では、給油ポンプがONであるか否かが判断される。給油ポンプがONであると判断された場合(ステップS11;Yes)には、圧縮ポンプ14及び真空ポンプ21がONとされ、ガソリンベーパの吸引回収が行われる(ステップS12)。一方、給油ポンプがONでないと判断された場合(ステップS11;No)には、一連の処理が終了する。
ステップS13では、フロートスイッチ11がONであるか否かが判断される。ケーシング11a内のガソリン液が所定量に達してフロートスイッチ11がONであると判断された場合(ステップS13;Yes)には、遮断弁12が閉じられると共に、圧縮ポンプ14及び真空ポンプ21がOFFとされ、ガソリンベーパの吸引回収が停止される(ステップS14)。一方、フロートスイッチ11がOFFであると判断された場合(ステップS13;No)には、処理がステップS11に戻る。
ステップS15では、フロートスイッチ11がOFFであるか否かが判断される。フロートスイッチ11がOFFであると判断された場合(ステップS15;Yes)には、ベーパ回収装置1に対するリセット処理が行われる。これにより、ベーパ回収装置1が初期化され、フロートスイッチ11が復旧してON状態となる。一方、フロートスイッチ11がONであると判断された場合(ステップS15;No)には、フロートスイッチ11がOFFとなるまでステップS15の処理が繰り返される。
以上のように、本実施の形態によれば、圧縮ポンプの前段でガソリンベーパへのガソリン液の混入を検出し、混入したガソリン液が所定量に達した場合に、遮断弁を閉じて装置の動作を停止するため、装置へのガソリン液の流入を防ぎ、ガソリン液による圧縮ポンプの破損を防止することができる。
1 ベーパ回収装置
2 地下タンク
3 計量機
3a ブロアポンプ
4 アイランド
5 ベーパ配管
6 ベーパ回収ライン
7 液戻しライン
8 通気管
9 水戻しライン
10 給油所
11 フロートスイッチ
11a ケーシング
11b ステム
11c フロート
11d 下限ストッパ
11e 上限ストッパ
11f ベーパ吸引口
11g ベーパ排出口
11h ガソリン液排出口
11i ドレンコック
12 遮断弁
13 切換弁
14 圧縮ポンプ
15 凝縮器
16 気液分離槽
17 液戻し弁
18 水戻し弁
19 切換弁
20 高濃度化装置
21 真空ポンプ
22 圧力調整弁

Claims (3)

  1. 地下タンクに一端が接続された管路に設けられ、前記地下タンクの内部の燃料油ベーパを吸引する吸引手段と、該吸引手段の下流側に接続され、前記燃料油ベーパを凝縮させる凝縮手段とを備え、前記地下タンクの内部の燃料油ベーパを回収するベーパ回収装置であって、
    前記吸引手段の上流側に設けられ、前記管路を介して流入する燃料油を検出する液検出手段と、
    前記管路の前記液検出手段と前記吸引手段の間に設けられる弁と、
    前記液検出手段の検出結果に応じて前記弁を開閉する弁開閉手段であって、前記液検出手段が前記燃料油を検出すると前記弁を閉じる弁開閉手段とを備えることを特徴とするベーパ回収装置。
  2. 前記液検出手段は、
    ケーシング内の燃料油の液位に応じて昇降するフロートと、
    前記ケーシングに接続され、前記燃料油ベーパ及び/又は前記燃料油を導入する第1の管路と、
    前記ケーシングに接続されると共に前記第1の管路の上方に設けられ、前記弁開閉手段に接続される第2の管路とを有し、
    前記ケーシング内の燃料油によって前記フロートが所定位置まで上昇した場合に、前記燃料油の流入を検出することを特徴とする請求項1に記載のベーパ回収装置。
  3. 前記液検出手段は、前記ケーシングの底面に、該ケーシング内の燃料油を排出するドレンコックを有することを特徴とする請求項2に記載のベーパ回収装置。
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