JP6346668B2 - コンベア手段により搬送される際の動物屠体部分から皮を除去する皮剥ぎ装置 - Google Patents

コンベア手段により搬送される際の動物屠体部分から皮を除去する皮剥ぎ装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンベア手段により搬送される際の動物屠体から皮を除去する皮剥ぎ装置、及びそのような皮剥ぎ装置を用いて動物屠体から皮を除去する方法に関する。
動物屠体、特に豚肉から皮を除去する皮剥ぎ装置は、食肉加工分野における課題の1つである。
かなりの開発が、この10年に本技術分野でなされており、米国特許第3,504,721号及び米国特許第3,703,199号に開示された固定型皮剥ぎ機と同様に、米国特許第4,631,780号に開示されたもの等の手持型皮剥ぎ機が開発されている。
しかしながら、これら固定型皮剥ぎ機は、皮が除去されている間、動物屠体/屠体部分を皮剥ぎ装置に移動させる手作業を要求する。また、動物屠体/屠体部分の表面は非常に不規則であるという事実は、オペレータが動物屠体/屠体部分を固定型皮剥ぎ機に複数回通過させなければならないので、処理能力を制限する。また、幾つかの脂肪が、皮の除去と同時に取り除かれ、これは、脂肪は皮よりも概して価値があるので、処理の出来高に影響する。さらに、上述した固定型皮剥ぎ機は、手作業が常に存在することを要求する。
本発明の発明者は、改良された皮剥ぎ装置、好ましくは高い処理能力と出来高とを提供する態様の必要性がそれ故存在しており、その結果、本発明を発明した。
米国特許第3,504,721号 米国特許第3,703,199号 米国特許第4,631,780号
本発明の態様の目的は、もはや手作業の干渉を要求せず若しくは少なくとも手作業の必要性を低減する、改良された皮剥ぎ装置を提供することである。本発明の態様の更なる目的は、最少量の脂肪で、動物屠体から皮を除去することを可能とする、皮剥ぎ装置を提供することである。一般に、本発明は、上述した先行技術の不利益の1つ以上を、単独又は組合せで、軽減し、緩和し、又は取り除くことを、好ましくは追求する。特に、上述した課題又は他の課題を解決する皮剥ぎ装置を提供することを、本発明の態様の目的として見てもよい。
これらの関心事の1つ以上により良く対処するために、本発明の第1の側面において、皮剥ぎ装置は、コンベア手段によって搬送される際の動物屠体又は屠体部分から皮を除去するために提供されており、前記屠体又は前記各屠体部分は、好ましくは、搬送中に任意の方法で少なくとも部分的にそこに残存するように皮剥ぎ装置に移動されており、皮剥ぎ装置は、フレームと、回転機構を使用してフレームに回転可能に取り付けられたハウジングと、回転の軸周りを連続的に回転可能である電動式の歯ロールと、ハウジングに取り付けられており、歯ロールの少なくとも一部を包む支持構造と、支持構造と歯ロールとの間で、支持構造に対して固定された位置に位置する切断刃と、流入する動物屠体又は屠体部分を検出する検出構造と、を備え、回転機構は、ハウジングに動作可能に接続されており、検出機構からの反応に応じて、第1角度位置から第2角度位置への歯ロールの長手方向軸周りの回転動作を含むハウジングの動作を実行可能に構成されており、第1角度位置は、装置の作動時に、歯ロールがその回転の軸周りに連続的に回転されるとき、歯ロールが、流入する動物屠体又は屠体部分に係合して(噛み合い)、切断刃に向かって皮を引っ張る、開始位置であり、続いて、ハウジングが、第1角度位置から第2角度位置へ向かって移動されて、それにより、動物屠体又は屠体部分が皮剥ぎ装置に移動されて、皮が支持構造と歯ロールとの間で引っ張られ、第2角度位置に到達すると動物屠体又は屠体部分から皮が同時に除去される。
したがって、皮剥ぎ装置は、完全に自動化された方法、すなわち手作業の介入なしで、皮除去処理の処理能力が非常に増大するように作動可能に提供される。
第1角度位置から第2角度位置へ向かうハウジングの動作により、動物屠体又は屠体部分が、皮剥ぎ装置に移動され、すなわち皮剥ぎ装置の切断刃及び支持構造に移動され、最少量の脂肪が、動物屠体又は屠体部分から除去された後の皮に残存し、それは、脂肪の価格が皮の価格よりも一般に高価であるという事実を考慮して、処理をより有益にする。
さらに重要な事に、動物の屠体又は屠体部分が搬送され又はそこに巻回されるときに、回転し、すなわち、第1角度位置から離れて第2角度位置に向かって時計周り方向(搬送方向が左から右である場合の側面視から見て)に回転するという事実のおかげで、動物屠体又は屠体部分が皮剥ぎ装置に移動される間、皮剥ぎ装置に物理的に接触している全皮が除去されることが確かなものとされている。
動物屠体又は屠体部分は、一例であり、これに限定されず、屠殺豚、特に、豚の脚部、ハム、及び肩部でもよい。
歯ロールは、回転可能なようにハウジングに取り付けられてもよく、それによって、角度位置を第1角度位置から第2角度位置へ又はその逆に変更する際に、電動式の歯ロールの角度位置もまた変更されている(歯ロールの回転動作に加えて)。
また、請求された発明の一態様では、支持構造及び切断刃のみの第1角度位置から第2角度位置へ又はその逆への角度位置は、支持構造及び切断刃が歯ロールの円弧に相対的に沿って移動するように、電動式の歯ロールに対して変化してもよい。
切断刃は、一態様では、ハウジングに取り付けられてもよく、又は支持構造に取り付けられてもよい。
用語「反応」は、上述したハウジングの移動のきっかけとなる物理的な反応、例えば、回転機構に連結されたレバーアーム、ハンドル等にかかる重力の働きによって流入する動物屠体又は屠体部分を表してもよい。用語「反応」は、信号、例えば、ハウジングの上記動作のきっかけとなる電気的信号又は無線信号をも表してもよく、回転機構は、入力手段、例えば、信号を受信する受信ユニットを有しもよく、それに基づいてハウジングの移動を実行してもよい。
一態様では、回転機構は、制御コマンドに応じて、流入する動物屠体又は屠体部分に係合する前に、切断刃の刃先が流入する動物屠体又は屠体部分に係合しない第3角度バイパス位置への、ハウジングの動作を実行するように、更に構成されている。これは、幾つかの処理ステップの1つが除外され又はバイパスされる場合、すなわち如何なる処理も行われない場合に、特に重要であるが、これは、例えば流入する屠体又は屠体部分が顧客からの注文に基づいて異なって処理される事前注文に基づいてもよい。
流入する屠体又は屠体部分は、処理方法を指示する関連付けられた処理データを有していてもよいが、これは、この特定の屠体又は屠体部分が皮剥ぎされるべきではないことを含み得る。そのような場合、例えば皮剥ぎ機を制御する制御ユニットは、この流入する屠体又は屠体部分は皮剥ぎされるものではないことを指示する制御コマンドを受信してもよい。この第3角度バイパス位置は、時計回り方向(搬送方向が左から右である場合の側面視から見て)に皮剥ぎ機を回転させることによって達成されてもよく、流入する屠体又は屠体部分は、切断刃に接触しない。屠体又は屠体部分は、該屠体又は屠体部分の位置が常時知られていることを意味するように、常時追跡又は記録されてもよい。それ故、例えば、特定の屠体部分がこの特定の屠体部分に関連付けられたデータに基づいて皮剥ぎされるものではないとき、位置関連データが、皮剥ぎ機の現在の回転を、第3角度位置へ移動するきっかけとなってもよい。
一態様では、検出構造は、流入する動物の屠体又は屠体部分に接触する際に、回転機構を第2角度位置から第1角度位置へ戻すきっかけとなるように構成された、レバーアームを有している。それ故、単純な機械的解決策が、皮剥ぎ装置の角度動作のきっかけとなるように設けられている。他の解決策が、皮剥ぎ機のこれらの角度動作のきっかけとなることが明らかに可能であり、例えば、レーザー光線を横断することが、この動作のきっかけとなってもよく、又は他のタイプの検出手段が、そのような角度動作のきっかけとなるように利用されてもよい。
一態様では、支持構造は、電動式の歯ロールに沿って近位に延びており、歯ロールに隣接して位置して歯ロールの回転方向の反対を指向する細長い狭い端部を備えており、切断刃は、歯ロールの外周に対する概ね接線方向において細長い狭い端部から外側へ突出するように支持構造に取り付けられている。
一態様では、支持構造は、電動式の歯ロールの形状に本質的に従う円弧状を有するシューと、シューに取り付けられたクランプと、を有しており、シュー及びクランプの少なくとも1つが溝を備えており、切断刃の一部が、クランプとシューとの間の溝内に位置又は固定されている。それ故、単純な解決策が、支持構造に対する固定位置に切断刃を取り付けるように提供されている。また、切断刃は、単にシューからクランプを取り外すことによって、容易に置き換えることができる。
一態様では、回転機構(110)は、電動式の歯ロールの回転軸に動作可能に連結されており、又は電動式の歯ロールの軸の一体部分である回転軸(109)と、ピストン(107)を有し、該ピストンが該ピストンの前後動作を提供するハウジングにスライド可能に取り付けられた空圧又は油圧システムと、ピストンの前後動作がハウジングの回転動作に変換されるようにピストン(107)を回転軸(109)に接続する接続部材(108)と、を備えている。それ故、単純な解決策が、ハウジングの上記動作を実行するように提供される。
一態様では、電動式の歯ロールは、複数の歯車を有し、該複数の歯車は間に空間を画定するように隣接する歯車間に相互距離を有して軸方向に離間した配列で配置されており、歯車は、動物屠体又は屠体部分から切断刃に向けて皮の引っ張りを容易にするように、外周に配置されてそこから外側に突出する歯を有している。
一態様では、皮剥ぎ装置は、歯車間の空間に配置されており、隣接する歯車間の空間を少なくとも部分的に周方向に囲む、複数のストリッパを更に備えており、複数のストリッパのそれぞれは、動物屠体又は屠体部分から除去された皮を皮剥ぎ装置から離れて案内するように、電動式の歯ロール及び支持構造から遠位側に離れて指向するテール部を有している。それ故、皮が、電動式の歯ロールにスタックせず、その代わりとして皮剥ぎ装置から離れる方向に案内されることが、防止されている。
一態様では、皮剥ぎ装置は、電動式の歯ロールの外周輪郭に本質的に従っており、電動式の歯ロール及び切断刃の前側に隣接して配置又は取り付けられている、円弧形状板構造を更に備えている。円弧状板構造は、ハウジングが第1角度位置から第2角度位置へ移動するとき、流入する屠体又は屠体部分の皮除去を制限するように構成されている。それ故、流入する動物屠体又は屠体部分の部分を制限する、すなわち皮剥ぎされない部分を制限することが可能となる。一例として、例えば流入する動物の屠体又は屠体部分が豚肉の肩部であるとき、最初に特定のレベルまでネック部を皮剥ぎしないことを望む場合を意図するカスケード皮剥ぎ手段を実行することが可能となる。続いて、肩が、肩を皮剥ぎしない第2の皮剥ぎ装置に前進してもよいが、この第2の皮剥ぎ装置は本発明に係る皮剥ぎ装置と類似又は同一であってもよいが、異なる角度で調整されてもよい。したがって、円弧形状板構造は、皮剥ぎしない限定を提供し、又は皮剥ぎを限定し又は画定する。
例えば、流入する動物屠体又は屠体部分が豚の完全なすねであり、目的がアイスバイン(Eisbein)を作ることである場合、皮剥ぎ装置を、肩のこの部分の皮を損傷することから、防止することが今や可能となり、すなわち、すねの下方部分が皮剥ぎされることがない。したがって、皮剥ぎ装置の機能を、特定の軌道、この場合すねの下方部分に限定することが可能となる。
円弧形状板構造は、その”活性化”(皮剥ぎを部分的に防止する)又は”非活性化”(皮剥ぎの防止がない)を容易にするように、例えばヒンジのような方法で皮剥ぎ装置に取り付けてもよく、又は、例えばスライディングトラック又は類似手段上を歯ロールに沿って前後にスライドできるように皮剥ぎ装置にスライド可能に取り付けられてもよい。これは、例えばオペレータによる円弧形状板構造の皮剥ぎ装置に沿った正確な配置を容易にすることができ、若しくはこの位置は、半自動又は完全自動でよく、その場合、例えば制御ユニットは、受信した配置命令に基づいて、円弧形状板構造の配置を自動的に調整してもよい。円弧形状板構造は、皮剥ぎ装置に回転可能に取り付けられてもよく、電動式の歯ロールの長手方向軸の周りでスライドしてもよく、電動式の歯ロールの前側に隣接して移動されてもよく、それ故、電動式の歯ロールが、円弧形状板構造の位置に流入する動物屠体又は屠体部分に係合することを部分的に防止して、そこから離れて移動される。これは、指示者によって操縦されてもよく、円弧形状板構造のこの”活性化”又は”非活性化”は、例えば事前注文に基づいて、例えば肩毎、農夫毎、又は種毎に操作されてもよい。
円弧形状板構造の幅は、電動式の歯ロールの長さよりかなり小さく、例えば、電動式の歯ロールの長さが40〜70cmの間である場合、円弧形状板構造の幅は、5〜15cmの範囲内であってもよい。
本発明の第2の側面では、上述した皮剥ぎ装置に提供される、流入する動物の屠体又は屠体部分を皮剥ぎする方法であって、ハウジングを第1角度位置に位置決めして、歯ロールが流入する動物屠体又は屠体部分の皮に係合して切断刃に向けて引っ張り、ハウジングを第1角度位置から第2角度位置へ移動させて、それにより、第1角度位置から第2角度位置への移動の間に、歯ロール及び切断刃が、動物屠体又は屠体部分に連続的な物理的接触して、そこから皮を同時に除去し、次の動物屠体又は屠体部分が皮剥ぎ装置に到達する前に、ハウジングを第2角度位置から第1角度位置へ戻す。
それ故、完全に自動化された方法が、皮を、動物屠体又は屠体部分から最少量の脂肪が同時に除去されるように、効率的に除去するのに提供される。
また、皮の除去時に、手作業の介入が必要とされないという事実が、皮剥ぎの方法をより経済的にするのみならず、皮剥ぎが手作業又は半手作業で実行される場合に容易生じ得る傷害を防止できる。
皮剥ぎ装置によって実行される皮剥ぎは、トラックに沿って配置された複数の処理ステーションで実行される幾つかの処理ステップのただ1つであってもよく、その場合、各処理ステーションは、動物屠体又は屠体部分の皮剥ぎを含む動物屠体又は屠体部分に関する1つ以上の処理ステップを実行するように構成されている。
一態様では、方法は、流入する屠体又は屠体部分を皮剥ぎからバイパスさせる制御コマンドに応じて、皮剥ぎ装置の角度位置を、続いて流入する動物屠体又は屠体部分に係合する前に、切断刃の刃先が流入する動物屠体又は屠体部分に係合しないバイパス位置である第3角度バイパス位置に調整する。方法は、それ故、皮剥ぎが行われるか分けないかの決定が制御されてもよく、幾つかの顧客が動物屠体又は屠体部分の皮を維持することを好んでもよく、他の顧客が、皮が除去されることを好んでもよい。
一態様では、ハウジングを第2角度位置から第1角度位置へ戻すステップは、流入する動物屠体又は屠体部分の間の、皮剥ぎ装置の検出構造のレバーアームへの物理的な接触を介して引き起こされる。
一態様では、第1角度位置は、動物屠体又は屠体部分の搬送方向の反対を指向する参照軸と切断刃との間の角度が、10°〜80°の範囲内、好ましくは20°〜70°の範囲内、より好ましくは30°〜60°の範囲内のように90°未満である位置である。
一態様では、第2角度位置は、動物屠体又は屠体部分の搬送方向の反対を指向する参照軸と切断刃との間の角度が、90°〜120°の範囲内、好ましくは100°〜110°の範囲内のように90°以上である位置である。
一態様では、第3角度バイパス位置は、動物屠体又は屠体部分の搬送方向の反対を指向する参照軸と切断刃との間の角度が、100°〜180°の範囲内のように90°より大きい位置である。
しかしながら、これらの角度位置は、これらの範囲に限定されるものとして解釈されるべきではない。
本発明の第3の側面では、動物屠体又は屠体部分の皮剥ぎを含む、動物屠体又は屠体部分を処理するシステムが提供され、システムは、上述した皮剥ぎ装置と、トラックと、トラックにスライド可能に取り付けられており動物屠体又は屠体部分を運ぶように構成されている複数のキャリアと、複数のキャリアに連結されて複数のキャリアをトラックに沿って前進させる駆動ユニットと、を含む、頭上輸送コンベアシステムと、流入する動物屠体又は屠体部分に対する処理指示を含む制御コマンドを受信する入力ユニットであって、処理指示は流入する動物屠体又は屠体部分が皮剥ぎされるか否かを特定する指示を含んでいる、入力ユニットと、制御コマンドにしたがって、皮剥ぎ装置のハウジングの動作を操作するための、皮剥ぎ装置の回転機構に動作可能に接続された制御ユニットと、を備えている。
一態様では、制御コマンドが流入する屠体又は屠体部分が皮剥ぎされるものではないことを示す場合、制御ユニットは、流入する動物屠体又は屠体部分に係合する前に、切断刃の刃先が流入する動物屠体又は屠体部分に係合しない第3角度バイパス位置へのハウジングの動作を実行するように、回転機構に指示する。
それ故、進歩したシステムは、動物屠体又は屠体部分の皮剥ぎを含む動物屠体又は屠体部分の処理が、完全に制御されて顧客注文に適合可能に、提供される。
例えば、豚肉用の従来の食品処理システム/工場は、とても多くの手作業、例えば、脚部、もも肉、及び肩部を、一方の種類の処理が行われている一方の位置から、皮剥ぎのような他の種類の処理が行われている他方の位置へ移動させる、ことを要求する。これらの脚部、もも肉、及び肩部はあまりにも重たいので、これは、作業者にとって明らかに困難であり、時間の経過につれて物理的な傷害が生じやすい。
それ故、動物屠体又は屠体部分、例えば豚肉の脚部、もも肉、及び肩部を、そのような頭上輸送コンベアシステムで搬送することによって、そのような身体的な傷害を防止できる。また、頭上輸送コンベアシステムのトラックに沿って様々な処理ステップを実行することができ、異なる作動が行われ、すなわち、動物屠体又は屠体部分との上述した物理的な介在はもはや必要とされない。
さらに、上述したバイパス位置は、この特定の処理ステップをスキップすることを可能とし、例えば皮剥ぎしない処理ステップを実行しない顧客注文に基づいてもよい。
一般に、本発明の様々な側面が、本発明の範囲内で、組み合わされてもよく、可能な方法で結合されてもよい。これら及び本発明の他の側面、特徴、及び/又は利点が、後述する実施形態を参照して明らかとなり説明される。
動物屠体又は屠体部分から皮を除去する、本発明に係る皮剥ぎ装置の一実施形態を示している。 図1に示される皮剥ぎ装置の断面側面図を示している。 図1及び2の皮剥ぎ装置であって、フレーム構造に取り付けられた皮剥ぎ装置を示している。 本発明に係る皮剥ぎ装置の作動をグラフィカルに示している。 本発明に係る皮剥ぎ装置の作動をグラフィカルに示している。 本発明に係る皮剥ぎ装置の作動をグラフィカルに示している。 本発明に係る皮剥ぎ装置の作動をグラフィカルに示している。 制御コマンドに応じて、回転機構がハウジングの移動を第3角度バイパス位置に実行するように更に構成された、一実施形態を示している。 本発明に係る皮剥ぎ装置であって、電動式の歯ロールの円弧形状に本質的に従っており、流入する屠体又は屠体部分の皮除去を制限するように、電動式の歯ロール及び切断刃の前側に隣接して配置又は取り付けられるように構成された、円弧形状板構造を更に備えた、本発明に係る皮剥ぎ装置を示している。
本発明の実施形態は、単なる例として、図面を参照して説明される。
図1は、コンベア手段によって搬送される際の動物屠体及び屠体部分から皮を除去する、本発明に係る皮剥ぎ装置100の斜視図を示している。
皮剥ぎ装置100は、フレーム101と、回転機構110を使用してフレーム101に回転可能に取り付けられたハウジング102と、ハウジング102に回転可能に取り付けることができる電動式の歯ロール103と、を備えている。
皮剥ぎ装置100は、ハウジング102に取り付けられて歯ロール103の少なくとも一部を包む細長い支持構造104と、支持構造104と歯ロール103との間で支持構造に隣接して位置しており、支持構造104に対して固定された位置に位置する、細長い切断刃105と、検出構造106と、を更に備えている。図示するように、支持構造104は、電動式の歯ロール103に沿って近位で延びており、歯ロール103に隣接して位置して矢印113によって示される歯ロールの回転方向の反対を指向している、細長い狭い端部112を有しており、切断刃が細長い狭い端部から外側に突出するように支持構造に取り付けられている。
電動式の歯ロール103は、複数の歯車114,115を有しており、複数の歯車114,115は、その間に空間を画定するように隣接する歯車間に相互距離を有して軸方向に離間した配列で配置されている。
検出構造106は、侵入する動物屠体及び屠体部分を検出するように構成されている。
回転機構110は、ハウジング102に作動可能に接続されており、検出構造からの反応に応じて、歯ロール103の長手方向軸の周りの矢印117に示される、第1角度位置から第2角度位置へ及び逆への回転動作を含むハウジング102の動作を実行するように構成されている。第1角度位置は、歯ロール103が流入する動物屠体又は屠体部分の皮に係合して、切断刃105に向けて皮を引っ張る、開始位置である。続いて、角度位置が、動物屠体又は屠体部分が皮剥ぎ装置100に移動されるように、第1角度位置にある状態から第2角度位置に向けて調整されて、皮が支持構造104と歯ロール103との間の円弧に沿って引っ張られて、第2角度位置に到達すると動物屠体又は屠体部分から皮が同時に除去される。これは、図4に関連してより詳細に説明される。
皮剥ぎ装置は、隣接する歯車114,115間に配置された複数のストリッパ116を更に備えている。これは、図2に関連してより詳細に後に説明される。
回転機構110は、電動式の歯ロールの回転軸に動作可能に接続されており、若しくは電動式の歯ロールの回転軸の一体部分である、回転軸109と、ピストン107を有し、該ピストンが該ピストンの前後動作を提供するハウジング111にスライド可能に取り付けられた空圧又は油圧システムと、を備えている。接続部材108は、ピストンの前後動作が矢印113で示されるハウジングの回転動作に変換されるように、ピストン107を回転軸109に接続している。
図2は、図1に示される皮剥ぎ装置100の断面側面図を示している。支持構造は、ここに示されるように、シュー104bと、シューに接続されたクランプ104aと、を有してもよく、細長い狭い端部112がクランプ104aの一体部分である。シュー及びクランプのどちらか一方又は両方は、第1エッジから第2エッジへ横方向に延びる溝を有していてもよい。切断刃の部分105aは、クランプ104aとシュー104bとの間の溝内に位置又は固定されており、既に説明したように、外側へ突出する部分105bは、電動式の歯ロール103の回転方向の反対に、そこから外側へ延びている。
ここに示すように、支持構造104、すなわちシュー104bは、歯ロール103に面する支持構造の側部が歯ロール103に本質的に従う円弧状輪郭を有している。更に、支持構造104、すなわちシュー104bは、その一部分104bが屠体から除去された皮用の案内領域を提供するように歯ロール103から離れる202ように、形成されている。
図2は、歯車が、周方向に配置されており、細長い切断刃105に向けて皮(図示しない)の引っ張りを容易にするように、そこから外側に突出する歯203を有することも示している。
この側面図は、複数のストリッパから選択された1つのストリッパ116をも示しているが、ストリッパは、隣接する歯車間の空間を部分的に周方向に覆っており、屠体又は屠体部分から除去されている皮が皮剥ぎ装置100から離れて案内されることを確かにするテール部204を有している。
ストリッパ116は、電動式の歯ロール103の周りの囲い以外の如何なる固定位置を有しないように、より好ましくは各スキナー(皮剥ぎ)が制限された自由動作を有するように、電動式の歯ロール103に取り付けられてもよいが、これはストリッパと歯ロールとの間の摩擦を低減するのに役立ち、それ故、皮剥ぎ装置100のモータの動力消費を低減し得る。
図3は、図1及び2の皮剥ぎ装置100を示しており、皮剥ぎ装置100は、フレーム301に取り付けられている。モータ302も示されており、モータ302は、歯ロールへの動力を供給し、及び/又は、ハウジングの回転動作を実行するのに必要とされ動力を供給する。
ここに示されるように、皮剥ぎ装置100は、フレーム301に対して傾斜して取り付けられてもよい。動物屠体又は屠体部分は、点線302によってここで示されており、頭上輸送コンベアシステムのレールガイドにスライド可能に取り付けられた、屠体又は屠体部分キャリアを介して、レールガイド上を輸送されてもよい。
そのような頭上輸送コンベアシステム又はキャリアの一例が、WO2011/074966に示されており、ここに引用して全体的に組み込まれている。
屠体又は屠体部分は、皮剥ぎ装置100に到着すると、垂直に配置され又は幾分傾斜しており、それによって、搬送される間に皮剥ぎ装置100に少なくとも部分的に載置され、皮剥ぎ装置は、第1角度位置から第2角度位置へのハウジングの上述した動作を実行する。
図4a〜dは、図1〜3を参照して説明されるように、矢印で示されるようにコンベア手段によって搬送されている、流入する屠体又は屠体部分401を、皮剥ぎするときの、本発明に係る皮剥ぎ装置の動作をグラフィック的に示している。
図4aは、皮剥ぎ装置の回転機構(図示しない)が、皮剥ぎ装置のハウジングの角度位置を90°未満である第1角度位置xに調整した場合を示しており、第1角度位置xは、電動式の歯ロール103の中心から搬送方向とは反対を指向する水平の参照軸404と、歯ロール103から支持構造の細長い狭い端部112へ向かって指向する軸405との間の角度である。この第1角度位置は、歯ロールが、流入する動物屠体又は屠体部分401の皮に係合して、切断刃に向けて皮を引っ張る、開始位置である。電動式の歯ロールの回転方向は、矢印113で図示されるように示されている。
図4bは、皮剥ぎ時の中間ステップを示しており、動物屠体又は屠体部分が、皮剥ぎ装置に移動され、すなわち切断刃及び支持構造に移動しながら、動物屠体又は屠体部分401から皮402を自動的に除去しつつ、回転機構は、矢印406で示されるように、ハウジングの角度位置を、第1角度位置から第2角度位置へ向けて調整している。
図4cは、皮剥ぎ装置のハウジングが、90°以上である第2角度位置y、すなわち、皮剥ぎ装置に面する側の皮402が動物屠体又は屠体部分401から自動的に除去された位置に到着した場合を示している。
図4dは、回転機構が、矢印407で示されるように、皮剥ぎ装置のハウジングを第1角度位置xに戻るように回転させた場合を示しており、皮剥ぎ装置は、続いて侵入する動物屠体又は屠体部分403の皮除去に備えている。
図5は、回転機構が、制御コマンドに応じて、侵入する動物屠体又は屠体部分に係合する前に、第3角度バイパス位置zへのハウジングの動作を実行するように、更に構成されている、実施形態を示している。これは、流入する動物屠体又は屠体部分501の皮が除去されない、すなわち、流入する動物又は動物屠体が皮剥ぎ装置によってバイパスされる位置である。
図6は、本発明に係る皮剥ぎ装置、例えば図1に示される皮剥ぎ装置100であって、コンベア手段によって搬送されるときの動物屠体又は屠体部分から皮を除去する本発明に係る皮剥ぎ装置100の斜視図を示している。この実施形態において、皮剥ぎ装置100は、電動式の103歯ロールの外周輪郭に本質的に従っており、電動式の歯ロール及び切断刃105の前側に隣接して位置して又は取り付けられ得る、円弧形状板構造601を、更に備えている。円弧形状板構造601は、流入する屠体又は屠体部分の皮除去を制限するように構成されており、図4に関連して上述したように、皮剥ぎ装置のハウジングが第1角度位置から第2角度位置へ移動するときに、皮剥ぎを制限する。
円弧形状板構造601を矢印602で示される方向に移動させることによって、歯ロール及び切断刃の前側のガード板としても参照されるが、皮、又は例えば動物屠体又は屠体部分の上部又は底部の脂肪を保護することができる。このように、例えば、皮剥ぎしない処理の高さを制限することができる。この場合、円弧形状板構造601の位置は、流入する動物屠体又は屠体部分(図示しない)の下側601の皮のみが除去されるという、結果を生じ得る。
円弧形状板構造601は、皮剥ぎ装置にスライド可能に取り付けられてもよく、円弧形状板構造の位置は、好適な調整機構(ここでは示されていない)を介して、手動又は自動的に容易に調整され得る。それ故、円弧形状板構造601の正確な位置が、例えば顧客の事前注文に基づいて完全に制御され得る。
本発明が、図面及び上述した説明において詳細に図示されて説明される一方で、そのような図示及び説明は、一例又は説明のためのものであり、限定的でなく解釈され、本発明は説明された実施形態に限定されない。説明した実施形態に対する他の変形例が、本発明を実施する際に当業者によって、図面、開示、及び添付の請求項の検討から理解されて達成される。請求項において、単語”備えている(comprising)”は、他の構成要素又はステップを除外せず、不定冠詞”a”又は”an”は、複数を除外しない。特定の手段が、異なる従属請求項に相互に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用できないことを示すものではない。

Claims (15)

  1. コンベア手段によって搬送される際の動物屠体又は屠体部分(401,403)から皮(402)を除去する皮剥ぎ装置(100)であって、
    フレーム(301)と、
    回転機構(110)を使用して前記フレームに回転可能に取り付けられたハウジング(102)と、
    回転の軸周りに連続的に回転可能である電動式の歯ロール(103)と、
    前記ハウジングに取り付けられており、前記歯ロールの少なくとも一部を包む支持構造(104)と、
    前記支持構造(104)と前記歯ロール(103)との間で、前記支持構造(104)に対して固定された位置に位置する切断刃(105)と、
    流入する動物屠体又は屠体部分を検出する検出構造(106)と、を備え、
    前記回転機構は、前記ハウジングに動作可能に接続されており、前記検出機構からの反応に応じて、第1角度位置から第2角度位置への前記歯ロールの長手方向軸周りの回転動作を含む前記ハウジングの動作を実行可能に構成されており、
    前記第1角度位置は、前記装置の作動時に、前記歯ロールがその回転の軸周りに連続的に回転されるときに、前記歯ロールが、流入する動物屠体又は屠体部分の前記皮に係合して、前記切断刃に向かって前記皮を引っ張る、開始位置であり、
    続いて、前記ハウジングが、前記第1角度位置から前記第2角度位置へ向かって移動されて、それにより、前記動物屠体又は屠体部分が前記皮剥ぎ装置に移動されて、前記皮が前記支持構造と前記歯ロールとの間に引っ張られ、前記第2角度位置に到達すると前記皮が動物屠体又は屠体部分から同時に除去される、皮剥ぎ装置。
  2. 前記回転機構(110)は、制御コマンドに応じて、前記ハウジングの動作を、流入する動物屠体又は屠体部分に係合する前に、第3角度バイパス位置へ実行するように更に構成されており、
    前記第3角度バイパス位置は、前記切断刃の刃先が流入する動物屠体又は屠体部分に係合しない位置である、
    請求項1に記載の皮剥ぎ装置。
  3. 前記検出構造(106)は、流入する動物屠体又は屠体部分に接触する際、前記ハウジングを、第2角度位置から第1角度開始位置に戻すように前記回転機構のきっかけとなるように構成された、レバーアームを備えている、
    請求項1又は2に記載の皮剥ぎ装置。
  4. 前記支持構造(104)は、前記電動式の歯ロール(103)に沿って近位に延びており、前記歯ロールに隣接して位置して前記歯ロールの前記回転方向の反対を指向する細長い狭い端部(112)を有しており、
    前記切断刃(105)は、前記歯ロールの外周に対する概ね接線方向において前記細長い狭い端部から外側へ突出するように前記支持構造に取り付けられている、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の皮剥ぎ装置。
  5. 前記支持構造は、
    前記電動式の歯ロールの形状に本質的に従う円弧状を有するシュー(104b)と、
    前記シューに取り付けられたクランプ(104a)と、を備えており、
    前記シュー及び前記クランプの少なくとも1つは、溝を有しており、
    前記切断刃(105a)の一部が、前記クランプ(104a)と前記シュー(104b)との間の前記溝内に位置又は固定されている、
    請求項4に記載の皮剥ぎ装置。
  6. 前記回転機構(110)は、
    前記電動式の歯ロールの回転軸に動作可能に接続されており、又は前記電動式の歯ロールの軸の一体部分である、回転軸(109)と、
    ピストン(107)を有し、該ピストンが該ピストンの前後動作を提供するハウジング(111)にスライド可能に取り付けられた空圧又は油圧システムと、
    前記ピストンの前記前後動作が前記ハウジングの回転動作に変換されるように前記ピストン(107)を前記回転軸(109)に接続する接続部材(108)と、を備えている、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の皮剥ぎ装置。
  7. 前記電動式の歯ロール(103)は、複数の歯車(114,115)を有し、前記複数の歯車は、間に空間を確定するように隣接する歯車間に相互距離を有して軸方向に離間した配列で配置されており、
    前記歯車は、前記動物屠体又は屠体部分から前記切断刃(105)に向けて前記皮の引っ張りを容易にするように、外周に配置されてそこから外側に突出する歯(203)を有している、
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の皮剥ぎ装置。
  8. 前記歯車(114,115)間の空間に配置されており、隣接した歯車間の空間を少なくとも部分的に周方向を囲む、複数のストリッパ(116)を更に備えており、
    複数のストリッパ(116)のそれぞれは、前記動物屠体又は屠体部分から除去された前記皮を前記皮剥ぎ装置(100)から離して案内するように、前記電動式の歯ロール及び前記支持構造(104)から離れて遠位を指向するテール部(204)を有している、
    請求項7に記載の皮剥ぎ装置。
  9. 前記電動式の歯ロールの外周輪郭に本質的に従っており、前記電動式の歯ロール及び前記切断刃(105)の前側に隣接して位置又は取り付けられている、円弧形状板構造を更に備えており、
    前記円弧形状板構造は、前記ハウジングが前記第1角度位置から前記第2角度位置へ移動するとき、前記流入する動物屠体又は屠体部分の皮除去を制限するように構成されている、
    請求項1〜8のいずれか1つに記載の皮剥ぎ装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載の皮剥ぎ装置において、流入する動物屠体又は屠体部分を皮剥ぎする方法であって、
    前記歯ロールが流入する動物屠体又は屠体部分の皮に係合する際に前記切断刃に向けて引っ張る前記第1角度位置に、前記ハウジングを位置決めし、
    前記ハウジングを、前記第1角度位置から前記第2角度位置へ移動させて、それにより、前記第1角度位置から前記第2角度位置へ向けて移動させて、前記歯ロール及び前ンキ切断刃が、動物屠体又は屠体部分に連続的に物理的接触して、そこから前記皮を同時に除去し、
    次の動物屠体又は屠体部分が前記皮剥ぎ装置に到達する前に、前記ハウジングを、前記第2角度位置から前記第1角度位置へ戻す、方法。
  11. 流入する屠体又は屠体部分を皮剥ぎからバイパスさせる制御コマンドに応じて、次の流入する動物屠体又は屠体部分に係合する前に、前記角度位置を第3角度位置へ調整することを更に備え、
    前記第3角度位置は、前記切断刃の前記刃先が前記流入する動物屠体又は屠体部分に係合しない、バイパス位置である、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2角度位置から前記第1角度位置へ戻す前記ハウジングの移動は、流入する動物屠体又は屠体部分の間の前記皮剥ぎ装置の前記検出構造の前記レバーアームとの物理的接触を介して引き起こされる、
    請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記第1角度位置は、前記動物屠体又は屠体部分の前記搬送方向の反対を指向する参照軸と、前記切断刃との間の角度が、10°〜80°の範囲内、好ましくは20°〜70°の範囲内、より好ましくは30°〜60°の範囲内であるように、90°未満であり、及び/又は、
    前記第2角度位置は、前記動物屠体又は屠体部分の前記搬送方向の反対を指向する参照軸と、前記切断刃との間の角度が、90°〜120°の範囲内、好ましくは100°〜110°の範囲内であるように、90°以上であり、及び/又は、
    前記第3角度バイパス位置は、前記動物屠体又は屠体部分の前記搬送方向の反対を指向する参照軸と、前記切断刃との間の角度が、100°〜180°の範囲内のように、90°より大きい、
    請求項10〜12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 動物屠体又は屠体部分を皮剥ぎすることを含む前記動物屠体又は屠体部分を処理するシステムであって、
    請求項1〜9のいずれか1つの皮剥ぎ装置と、
    トラックと、前記トラックにスライド可能に取り付けられた複数のキャリアであって、それぞれが動物屠体又は屠体部分を運ぶように構成されている複数のキャリアと、前記複数のキャリアに連結されており、前記複数のキャリアを前記トラックに沿って前進させる駆動ユニットと、を備えた頭上搬送コンベアと、
    流入する動物屠体又は屠体部分に対する処理支持を含む制御コマンドを受信する入力ユニットであって、前記処理指示には、前記流入する動物屠体又は屠体部分が皮剥ぎされるか否かを特定する指示が含まれている、入力ユニットと、
    前記皮剥ぎ装置の前記回転機構に動作可能に接続されており、前記制御コマンドにしたがって、前記皮剥ぎ装置の前記ハウジングの前記動作を操作する、制御ユニットと、を備えているシステム。
  15. 前記制御コマンドが、流入する屠体又は屠体部分が皮剥ぎされるものではないことを示す場合、前記制御ユニットは、前記ハウジングの動作を、前記流入する動物屠体又は屠体部分に係合する前に前記皮剥ぎ装置の第3角度バイパス位置へ実行するように、前記回転機構に指示し、
    前記第3角度バイパス位置は、前記切断刃の前記刃先が前記流入する動物屠体又は屠体部分に係合しない位置である、
    請求項14に記載のシステム。
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