JP6346057B2 - イメージセンサヘッドおよび読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、イメージセンサヘッドおよび読取装置に関する。
近年、光源からの光を均一に読取媒体に出射するイメージセンサヘッドが知られている。このイメージセンサヘッドは、発光素子と、一方の主面に発光素子が載置された発光素子基板と、発光素子に隣り合うように配置され、発光素子から出射された光を主走査方向へ導く導光体と、導光体から出射され、読取媒体により反射された光を受光する受光素子と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−165882号公報
しかしながら、上記したイメージセンサヘッドでは、発光素子が搭載された基板が筺体の内部に収容されており、発光素子により生じた熱を効率よく放熱することができないおそれがある。
本発明の実施形態に係るイメージセンサヘッドは、発光素子と、一方の主面に前記発光素子が載置された発光素子基板と、前記発光素子に隣り合うように配置され、該発光素子から出射された光を主走査方向へ導く導光体と、該導光体から出射され、読取媒体により反射された光を受光する受光素子とを備えている。また、前記発光素子基板は、貫通孔が設けられている。また、前記導光体は、主走査方向に突出した突出部を有している。また、前記突出部は、前記貫通孔を挿通し、前記基板の前記一方の主面の反対側に位置する他方の主面から突出している。
また、本発明の実施形態に係る読取装置は、上記に記載のイメージセンサヘッドと、該イメージセンサヘッドまたは前記読取媒体を副走査方向に駆動させる駆動部と、を備える。
本発明によれば、導光体の突出部により、発熱素子の熱を効率よく放熱することができる。
(a)は第1の実施形態に係るイメージセンサヘッドを示す概略斜視図、(b)は図1(a)の反対側から見た概略斜視図である。 図1に示すイメージセンサヘッドの分解斜視図である。 図1に示すI−I線断面図である。 図2に示す発光ユニットを示し、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は発光素子側の平面図である。 第1の実施形態に係る読取装置を示す概略斜視図である。 第2の実施形態に係るイメージセンサヘッドを示す分解斜視図である。 図6に示す発光ユニットを示し、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は発光素子側の平面図である。
<第1の実施形態>
以下、イメージセンサヘッドX1について、図1〜4を用いて説明する。なお、図面に示すR1は主走査方向を示し、R2は副走査方向を示している。また、図3に示すC1は、読取位置を示している。
イメージセンサヘッドX1は、カバーガラス1と、発光素子基板3と、受光素子基板7と、導光体11と、筐体13と、レンズアレイ6とを備えている。筐体13は受光素子基板7を覆うように配置されており、カバーガラス1は筐体13の上面に載置されている。また、発光素子基板3は、筐体13の側面13cに接合されている。
カバーガラス1は、主走査方向R1に長く形成されており、平面視して、矩形状をなしている。カバーガラス1は、読取媒体Pが筐体13の内部の各部材と接触しないように、各部材を保護する機能を有している。カバーガラス1は、透過率の高い部材により構成することができ、例えば、板ガラスを用いることができる。
発光素子基板3は、発光素子5を保持するために設けられている。発光素子基板3の一方の主面には、発光素子5が設けられており、発光素子5に接するように導光体11の一端部が配置されている。発光素子基板3の一方の主面は筐体13の側面13cに対向して配置されており、発光素子基板3は立設した状態で配置されている。発光素子基板3は、PCB基板、セラミックス基板、あるいはガラスセラミックス基板により形成することができる。
発光素子基板3は、外部と電気的に接続するために下方に向けて延びる接続端子4を有している。接続端子4は、発光素子基板3の一方の主面の反対側に位置する他方の主面上に設けられている。接続端子4は、図1(a)に示すように、受光素子基板7の側面に設けられた溝7aまで延在しており、溝7aを介して発光素子基板3と受光素子基板7とが電気的に接続されている。それにより、受光素子基板7を介して発光素子基板3に電流が供給されることとなる。
図4に示すように、発光素子基板3は、発光素子5に隣り合うように貫通孔3aが設けられている。貫通孔3aは、発光素子5に対して副走査方向R2に隣り合うように設けられている。そのため、副走査方向R2において、貫通孔3aの間に発光素子5が配置されている。
発光素子5は、発光素子基板3上に設けられており、読取媒体Pに光を出射する光源として機能している。発光素子5は、発光ダイオード(LED)により形成することができる。
導光体11は、導光部11aと、突出部11bとを有しており、導光部11aは主走査方向R1に延びるように設けられている。突出部11bは、導光体11の一端部に設けられており、導光部11aから主走査方向R1に突出している。導光体11は、一端部が発光素子5に突き当てられており、突出部11bが、貫通孔3aを挿通しており、発光素子基板3の他方の主面から突出している。このようにして、発光素子基板3、発光素子5、および導光体11が一体化されており、発光ユニット14を形成している。
筐体13は、イメージセンサX1を構成する各部材を収容するように機能する。筐体13は、主走査方向R1に沿って延びる側面13a,13bと、副走査方向R2に沿って延
びる側面13c,13dと、発光素子基板3を保持する発光素子基板保持部13eと、側面13cに設けられた貫通孔13fと、側面13dに設けられた貫通孔13gと、レンズアレイ6を保持するレンズアレイ保持部13hとを備えている。
発光素子基板保持部13eは、側面13cから突出するように設けられており、発光素子基板保持部13e上に設けられた発光素子基板3を保持する機能を有している。発光素子基板保持部13eは、副走査方向R2における中央部に切欠部を有しており、切欠部に発光素子基板3の接続端子4が挿通されている。
貫通孔13fは、側面13cに設けられており、側面13cを主走査方向R1に貫通している。貫通孔13fは、導光体11の一端部が挿入されている。貫通孔13gは、側面13dに設けられており、側面13dを主走査方向R1に貫通している。貫通孔13gは、導光体11の他端部が挿入されており、図1(b)に示すように、導光体11の他端部を封止するように弾性部材2が貫通孔13g内に設けられている。
弾性部材2は、熱硬化性樹脂、熱軟化性樹脂、あるいは紫外線硬化樹脂により形成することができる。弾性部材としては、ショア硬度で35〜55であることが好ましい。また破断時の伸び率が、200%以上であることが好ましい。
図3に示すように、レンズアレイ保持部13hは、側面13a,13bからレンズアレイ6に向けて突出している。そして、レンズアレイ6は、側面13aから突出したレンズアレイ保持部13hと、側面13bから突出したレンズアレイ保持部13hとにより挟持されている。レンズアレイ保持部13hは上面に導光体11が載置されている。
レンズアレイ6は、複数のレンズ6aが主走査方向R1に配列され、保持部材6bにより一体化されている。レンズ6aは、読取媒体Pから反射した光を結像し、レンズ6aの下方に位置する受光素子9に供給する。レンズアレイ6としては、屈折率分布型レンズアレイを例示することができる。
筐体13は、樹脂材料、セラミックス、あるいは金属等により形成することができる。なお、発光素子5により出射された光が、互いに干渉しないように、筐体13の内表面を粗く形成することが好ましく、光を吸収するように、筐体13を黒色材料により形成することが好ましい。
受光素子基板7は、受光素子9を保持するために設けられており、主走査方向R1に延びるように設けられている。受光素子基板7は、主走査方向R1に沿った縁が筐体13の側面13a,13bにより覆われている。
受光素子基板7は、副走査方向R2に沿った一方の側面に溝7aが設けられており、溝7aには発光素子基板3の接続端子4が収容されている。受光素子基板7の内部に設けられた配線の一部は、溝7aにより露出するように設けられており、接続端子4が収容されることにより、受光素子基板7と発光素子基板3とが電気的に接続されている。
受光素子基板7の上面には、受光素子9が、主走査方向R1に複数配列されている。受光素子基板7は、発光素子基板3と同様の材料により形成することができる。
受光素子9は、読取媒体Pによって反射された反射光を光電変換し、電気信号に変換する機能を有している。受光素子9としては、固体撮像素子を例示することができ、CCDイメージセンサ、あるいはCMOSイメージセンサを例示することができる。
図3に示すように、筐体13は、レンズアレイ6と、レンズアレイ保持部13hとにより、上空間8aと、下空間8bとが仕切られた構造になっている。上空間8aは、レンズアレイ6と、レンズアレイ保持部13hと、カバーガラス1により封止されており、内部には、発光素子3と導光体11とが設けられている。下空間8bは、レンズアレイ6と、レンズアレイ保持部13hと受光素子基板7により封止されており、内部には、受光素子9が設けられている。このように、筐体13は、上下が開口した箱形状をなしており、開口は、カバーガラス1および受光素子基板7により封止されている。
図2〜4を用いて、導光体11について詳細に説明する。
導光体11は、導光部11aと突出部11bとを備えている。導光部11aと突出部11bとは一体的に設けられている。導光部11aは、主走査方向R1に沿って延びており、発光素子5から供給された光を、主走査方向R1に導入する機能を有している。
導光部11aは、図3に示すように、出射部10aと、反射部12aとを備えている。導光体11は、断面視して、略円形状をなしており、円弧が一部切り欠かれた領域に反射面12aが設けられている。出射部10aは、反射面12aの反対側に位置する円弧上に設けられている。
突出部11bは、隣り合う発光素子基板3のそれぞれの貫通孔3aに向けて突出しており、1つの導光体11aには2つの突出部11bが設けられている。2つの突出部11bは、平面視して、導光部11aを中心として対称に配置されている。
図4(b),(c)に示すように、突出部11bは、導光部11aの側面から外側へ引き出された後、発光素子基板3の貫通孔3aに向けて主走査方向R1に突出している。そして、貫通孔3aの内部を突出部11bが挿通し、他方の主面から突出部11bが突出している。
ここで、読取媒体Pを読み取るためにイメージセンサを駆動させると、発光素子5が発熱する。発光素子5により生じた熱は、発光素子5に近接する他の部材に悪影響を与える場合があるため、放熱する必要がある。
イメージセンサX1は、導光体11が突出部11bを有しており、突出部11bが発光素子基板3の貫通孔3aを挿通し、発光素子基板3の他方の主面から突出している。そのため、発光素子5により生じた熱を、導光体11の突出部11bにより放熱することができる。
すなわち、発光素子5により生じた熱は、発光素子5に隣り合うように設けられた導光体11の導光部11aに熱伝導することとなる。そして、導光部11aに伝わった熱は、突出部11bに熱伝導することとなる。突出部11bに伝わった熱は、突出部11bの先端に向けて熱伝導され、発光素子基板3の他方の主面側に位置する突出部11bから放熱されることとなる。そして、突出部11bの先端は、他方の主面から突出しているため、突出部11bの先端が外気に接触することとなる。そのため、発光素子4に生じた熱を効率よく放熱することができる。
また、イメージセンサヘッドX1は、貫通孔3aが発光素子5に隣り合うように配置されている。そのため、発光素子5により生じた熱が、貫通孔3aの内部に位置する導光体11の突出部11bに熱伝導しやすくなる。そのため、他方の主面から突出した突出部11bにより効率よく放熱することができる。
また、イメージセンサヘッドX1は、導光体11の導光部11aが、発光素子5と接触した状態で配置されている。そのため、導光部11aは、発光素子5の発熱を直接熱伝導させることができ、発光素子5の放熱を効率よく行うことができる。
また、イメージセンサヘッドX1は、発光素子基板3が、発光素子5に隣り合うように一対の貫通孔3aを有している。そのため、導光体11の突出部11bが、一対の貫通孔3aに挿通されることにより、導光体11が2点により発光素子基板3に固定されることとなり、導光体11がねじれ方向に回転することを抑えることができる。それにより、導光体11の位置ずれを抑えることができる。
また、イメージセンサヘッドX1は、発光素子基板3が外部と電気的に接続するために下方に向けて延びる接続端子4を備えていることから、導光体11の突出部11bの先端の熱を、接続端子4を介して放熱することができる。また、接続端子4は受光素子基板7の側面に設けられた溝部7aに収容されていることから、筐体13に発光素子基板3および受光素子基板7を接合する工程時に、発光素子基板3および受光素子基板7の電気的な導通を図ることができる。
導光体11は、透過性を有する部材により形成することができ、例えば、ガラス、あるいは樹脂により形成することができる。樹脂により導光体11を形成する場合、射出成型により形成することができる。また、製版された材料を切削加工することにより導光体11を作成してもよい。
イメージセンサヘッドX1の製造方法について説明する。
まず、筐体13のレンズアレイ保持部13fにレンズアレイ6を載置し、レンズアレイ保持部13gとレンズアレイ6とを接着剤により接着する。次に、両面テープあるいは接着剤を用いて、筐体13の上側の開口を塞ぐようにカバーガラス1を接着する。
このように、カバーガラス1を筐体13に早期に接着することにより、上空間8aは、貫通孔13fおよび貫通孔13gのみで外部と接続されることになり、内部にゴミが侵入しにくい構成となる。
次に、導光体11と発光素子基板3とを接合して発光ユニット14を作成する。まず、発光素子基板3の一方の主面に発光素子5を搭載し、他方の主面に接続端子4を接続する。
続いて、発光素子3および接続端子4が搭載された発光素子基板3と導光体11とを接合する。導光体11の突出部11bを発光素子基板3の一方の主面側から貫通孔3aを貫通するように挿通する。そして、発光素子5と導光部11aが接触した状態で、他方の主面側から、突出部11bのうち、他方の主面から突出した部分に熱を与えて溶融させる。このようにして、導光体11と発光素子基板3とを一体化することにより、発光ユニット14を作製する。
続いて、筐体13の側面13c側から発光ユニット14を筐体13内に挿入する。すなわち、導光体11の他端部を貫通孔13fに挿通し、導光体11を筐体13内に配置する。導光体11の他端部は貫通孔13g内部に配置される。そして、発光素子基板3は、筐体13の側面13cに隣り合うように配置される。このようにして、筐体13の貫通孔13f,13gが封止される。
続いて、筐体13の下面に受光素子基板7を配置して、筐体13の下空間8bを封止す
る。この時、受光素子基板7の溝7aに接続端子4が収容されるように、受光素子基板7を配置する。これのより、筐体13の上面がカバーガラス1により封止され、筐体13の貫通孔13fが発光素子基板3により封止され、筐体13の貫通孔13gが導光体11により封止され、筐体13の下面が受光素子基板7により封止されることとなる。
最後に、接続端子4と受光素子基板7の溝7aとを半田により電気的に接合する。また、貫通孔13gに弾性部材2を塗布した後に、硬化してイメージセンサヘッドX1を作製することができる。
イメージセンサヘッドX1は、下記の動作により、読取媒体Pを読み取っている。
まず、イメージセンサヘッドX1は、発光素子5を駆動させ、発光素子5から光を出射させる。発光素子5から出射された光は、導光体11の内部を主走査方向R1へ進み、反射面12により反射され、出射部10から出射される。導光体11から出射された光は、読取位置C1にて読取媒体Pで反射され、反射光が、レンズアレイ6により結像され、受光素子9に供給される。それにより、イメージセンサヘッドX1は、光を介して読取媒体Pの画像情報を電気信号に変換し、読取媒体Pを読み取っている。
なお、図3には、光路を概略的に示しており、実際は、カバーガラス1で一部の光が屈折される場合、あるいは反射される場合がある。
また、貫通孔3aが発光素子5と隣り合う例を示したがこれに限定されるものではない。例えば、発光素子基板3の両端部に設けてもよい。また、一対の貫通孔3aを設けた例を示したが、貫通孔3aは1つでもよく、3つ以上であってもよい。
また、貫通孔3aと発光素子5とが隣り合うとは、図4に示すように、貫通孔3aが発光素子5の両側方に設けられることに加えて、発光素子5の上方または下方に設けられることも含む概念であり、貫通孔3aの一部でも発光素子5に隣り合っているものも含む概念である。
イメージセンサヘッドX1を備える読取装置Y1について図5を用いて説明する。
読取装置Y1は、後述する各部材を備える本体41と、蓋42とにより構成されている。本体41は、内部に、イメージセンサヘッドX1を備えるキャリッジ43と、キャリッジ43を固定するためのガイドレール44とを備えている。また、本体41は、内部に、ガイドレール44上を駆動させるためのステッピングモーター45と、ステッピングモーター45に接続された駆動ベルト46と、駆動制御を行なう制御部35とを備えている。そして、本体41の上面には原稿を載置するための原稿台47が設けられている。
制御部35は、外部から送られた信号に基づき、ステッピングモーター45の駆動を制御する。制御部35は、CPU、あるいはマイクロコンピュータにより構成されており、ステッピングモーター45の回路に組み込まれている。なお、制御部35は、ステッピングモーター45の回路に組み込まれていなくてもよい。
読取装置Y1は、副走査方向R2にイメージセンサヘッドX1(キャリッジ43)を移動させることにより、画像等を1画素分の幅ずつ1ラインごとに読み取る。なお、駆動部(不図示)は、上述したガイドレール44、ステッピングモーター45、駆動ベルト46および制御部35である。読取装置Y1としては、ファックス、スキャナまたはこれらの複合機をあげることができる。
なお、読取装置Y1では、イメージセンサヘッドX1を駆動させる例を示したがこれに限られるものではない。イメージセンサヘッドX1を複合機に固定し、ステッピングモーター45が、読取媒体23を主走査方向R1に駆動させる構成でもよい。
<第2の実施形態>
図6,7を用いて第2の実施形態について説明する。なお、図6では樹脂を省略して示している。また、図7では、筐体113により隠れている発光ユニット114を実線で示しており、筐体113は、一点鎖線にて示している。また、図7では、樹脂16を二点鎖線にて示している。なお、同一の部材については同一の符号を付している。
図6に示すように、筐体113は、発光素子基板3を収容するための凹部113iが側面113cに設けられている。凹部113iの深さは、図7に示すように、発光素子5の厚み、発光素子基板3の厚み、および接続端子4の厚みの合計よりも大きくなっている。また、凹部113iの深さは、図7に示すように、発光素子5の厚み、発光素子基板3の厚み、および突出部111b1の突出長さの合計よりも大きくなっている。そのため、筐体113に発光素子基板3を搭載すると、筐体113から、発光素子基板3が突出しない構成となっている。
発光ユニット114は、導光体111と、発光素子基板3と、発光素子5と、接続端子4とを備えている。導光体111は、導光部111aと突出部111bとを備えている。導光部111aの構成は導光体11の導光部11aと同一であり説明を省略する。
突出部111bは、第1部位111b1と、第2部位111b2と、第3部位111b3とを有している。第1部位111b1は、貫通孔3aの内部に位置する部位である。第2部位111b2は、発光素子基板3の他方の主面から突出した部位である。第3部位111b3は、導光部111aと第1部位111b1とを接続する部位である。
イメージセンサヘッドX2は、図7(c)に示すように、第2部位111b2の径は、第1部位111b1の径よりも大きい構成を有している。そのため、第2部位111b2の表面積を大きくすることができ、第2部位111b2から効率よく放熱をすることができる。
また、第2部位111b2の径は、第1部位111b1の径よりも大きい構成を有しているため、導光体111と発光素子基板3とが強固に接続されることとなり、導光体111挿入時においても発光素子基板3が剥離する可能性を低減することができる。
導光体111の突出部111bの第2部位111b2は、例えば以下の方法により作製することができる。
発光素子基板3の貫通孔3aに突出部111bを挿通させた状態で、第2部位111b2を発光素子基板3の他方の主面から突出させる。次に、作製しようとする第2部位111b2と同じ大きさの開口を有するホットプレートに第2部位111b2を押し当て加熱する。そうすることにより、第2部位111b2は、ホットプレートの熱に溶かされて開口を充填し硬化される。このようにして、第1部位111b1よりも径の大きな第2部位111b2を作製することができる。
なお、第1部位111b1の径、および第2部位111b2の径とは、第1部位111b1及び第2部位111b2を近似した仮想円を描き、その仮想円の径とすることができる。
また、図7に示すように、発光素子基板3は、筐体113の凹部113iに収容されている。そして、凹部113iと発光素子基板3との間には発光素子5が配置される空間が生じている。すなわち、発光素子5は、凹部113iと、導光体111と、発光素子基板3との間に囲まれた空間に配置されている。
そのため、熱を発生する発光素子5を密閉された空間に配置し、周囲を熱伝導率の低い空気で覆っているため、この空間が断熱層として機能し、発光素子5の熱を断熱することができる。なお、接触している導光体111の導光部111aには熱が伝導することとなるが、突出部111bにより放熱することができる。
図7に示すように、発光素子基板3は、筐体113の凹部113iに収容された後、樹脂16により封止されている。樹脂16は、筐体113の凹部113iのみならず、接続端子4および受光素子基板7の溝7aも覆うように設けられている。それにより、筐体13の封止性を向上させることができるとともに、接続端子4および受光素子基板7の溝7aの電気的な接続の信頼性を向上することができる。
樹脂16は、シリコーン系の樹脂を用いることができる。樹脂16は、黒色の顔料を含有させた黒色系の樹脂を用いることにより、突出部111bの第2部位111b2から出射された光を吸収することができ、イメージセンサヘッドX2の外部に光が漏れる可能性を低減することができる。
また、白色の顔料を含有させた白色系の樹脂を用いることにより、突出部111bの第2部位111b2から出射された光を樹脂により反射することができる。それにより、樹脂により反射された光が導光部111aに供給されることとなり、導光体111の光量を増加させることができる。
また、図7(a),(b)に示すように、イメージセンサヘッドX2は、接続端子4が貫通孔3aと隣り合うように配置されている。そのため、導光体111の突出部111bの第2部位111b2が、接続端子4と隣り合って配置されることとなる。それにより、第2部位111b2に伝わった熱を、熱伝導率の高い接続端子4により受光素子基板7に放熱することができる。その結果、発熱素子5の熱を効率よく放熱することができる。
なお、樹脂16は、第2部位111b2のみ覆うように設けてもよい。その場合においても、上記の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、イメージセンサヘッドX1を用いた読取装置Y1について説明したが、イメージセンサヘッドX2を用いた読取装置Y1としてもよい。また、実施形態X1,X2を任意に組み合わせてもよく、これらを組み合わせたものも、本明細書に記載されているものとみなす。
X1〜X2 イメージセンサヘッド
Y1 読取装置
P 読取媒体
1 カバーガラス
2 弾性部材
3 発光素子基板
4 接続端子
5 発光素子
6 レンズアレイ
7 受光素子基板
9 受光素子
10 出射部
11 導光体
11a 導光部
11b 突出部
12 反射面
13 筐体
14 発光ユニット
16 樹脂
45 駆動部

Claims (7)

  1. 発光素子と、
    一方の主面に前記発光素子が載置された発光素子基板と、
    前記発光素子に隣り合うように配置され、該発光素子から出射された光を主走査方向へ導く導光体と、
    該導光体から出射され、読取媒体により反射された光を受光する受光素子と、を備え、
    前記発光素子基板は、貫通孔が設けられており、
    前記導光体は、主走査方向に突出した突出部を有しており、
    該突出部は、前記貫通孔を挿通し、前記発光素子基板の前記一方の主面の反対側に位置する他方の主面から突出しており、
    前記発光素子基板は、接続端子を備え、該接続端子が、前記貫通孔と隣り合うように配置されていることを特徴とするイメージセンサヘッド。
  2. 前記貫通孔は、前記発光素子に隣り合うように配置されている、請求項1に記載のイメージセンサヘッド。
  3. 前記突出部は、前記貫通孔の内部に位置する第1部位と、前記発光素子基板の前記他方の主面から突出した第2部位とを備えており、
    前記第2部位の径が、前記第1部位の径よりも大きい、請求項1または2に記載のイメージセンサヘッド。
  4. 発光素子と、
    一方の主面に前記発光素子が載置された発光素子基板と、
    前記発光素子に隣り合うように配置され、該発光素子から出射された光を主走査方向へ導く導光体と、
    該導光体から出射され、読取媒体により反射された光を受光する受光素子と、を備え、
    前記発光素子基板は、貫通孔が設けられており、
    前記導光体は、主走査方向に突出した突出部を有しており、
    該突出部は、前記貫通孔を挿通し、前記発光素子基板の前記一方の主面の反対側に位置する他方の主面から突出しており、
    前記突出部は、前記貫通孔の内部に位置する第1部位と、前記発光素子基板の前記他方の主面から突出した第2部位とを備えており、
    前記第2部位の径が、前記第1部位の径よりも大きく、
    前記突出部の前記第2部位は、樹脂により封止されていることを特徴とするイメージセンサヘッド。
  5. 前記導光体は、前記発光素子と接触している、請求項1〜4のいずれか一項に記載のイメージセンサヘッド。
  6. 発光素子と、
    一方の主面に前記発光素子が載置された発光素子基板と、
    前記発光素子に隣り合うように配置され、該発光素子から出射された光を主走査方向へ導く導光体と、
    該導光体から出射され、読取媒体により反射された光を受光する受光素子と、
    前記導光体を収容するための筺体と、
    前記受光素子を載置するための受光素子基板と、を備え、
    前記発光素子基板は、貫通孔が設けられており、
    前記導光体は、主走査方向に突出した突出部を有しており、
    該突出部は、前記貫通孔を挿通し、前記発光素子基板の前記一方の主面の反対側に位置する他方の主面から突出しており、
    前記発光素子基板は、当該発光素子基板から延びる接続端子を備え、
    前記筺体は、一方の側面に前記導光体が挿通される貫通孔を有しており、
    前記受光素子基板は、前記筺体の下方に設けられ、前記筺体の前記一方の側面側に配置された側面に溝部を有しており、
    前記受光素子基板の前記溝部に前記接続端子が収容されていることを特徴とするイメージセンサヘッド。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載のイメージセンサヘッドと、
    該イメージセンサヘッドまたは前記読取媒体を副走査方向に駆動させる駆動部と、を備えることを特徴とする読取装置。
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