JP2015070506A - イメージセンサヘッドおよび読取装置 - Google Patents

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Kenji Hisazumi
健志 久積
丈也 杉田
Takeya Sugita
丈也 杉田
藤原 正樹
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
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Abstract

【課題】光量のばらつきを低減することができるイメージセンサヘッドを提供する。【解決手段】イメージセンサヘッドは、第1方向R1に配列され、読取媒体23に向けて光を出射するための複数の発光素子5,6と、発光素子5,6を保持する発光素子基板3と、読取媒体23から反射された光を受光する受光素子9と、を備え、発光素子5,6は、平面視して、一辺が長い長方形状をなしており、第1発光素子5と、第2発光素子6とを有しており、第1発光素子5は、第1発光素子5の長辺5aが第1方向R1に沿うように配置されており、第2発光素子6は、第2発光素子6の長辺が第1方向R1と異なる第2方向R2に沿うように配置されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、イメージセンサヘッドおよび読取装置に関する。
近年、光源である発光素子からの光を均一に読取媒体に出射するイメージセンサヘッドが知られている。このイメージセンサヘッドは、第1方向に配列され、読取媒体に向けて光を出射するための複数の発光素子と、発光素子を保持する発光素子基板と、読取媒体から反射された光を受光する受光素子とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、発光素子が、平面視して、一辺が長い長方形状をなしており、発光素子の長辺が、第1方向に沿うように配置されるイメージセンサヘッドが知られている。
特開2008−228040号公報
しかしながら、上記したイメージセンサヘッドでは、発光素子基板の第1方向の端部に
て、光量が不足するおそれがある。それにより、イメージセンサヘッドの光量が、第1方
向にばらつくおそれがある。
本発明の実施形態に係るイメージセンサヘッドは、第1方向に配列され、読取媒体に向けて光を出射するための複数の発光素子と、前記発光素子を保持する発光素子基板と、前記読取媒体から反射された光を受光する受光素子と、を備えている。発光素子は、平面視して、一辺が長い長方形状をなしており、第1発光素子と、第2発光素子とを有している。また、第1発光素子の長辺が、第1方向に沿うように配置されており、第2発光素子の長辺が、第1方向と異なる第2方向に沿うように配置されている。
また、本発明の実施形態に係る読取装置は、上記に記載のイメージセンサヘッドと、該イメージセンサヘッドまたは前記読取媒体を副走査方向に駆動させる駆動部と、を備える。
本発明によれば、光量のばらつきを低減することができるイメージセンサヘッドを提供できる。
第1の実施形態に係るイメージセンサヘッドを示す概略斜視図である。 (a)は図1に示すイメージセンサヘッドを構成する受光素子基板の平面図、(b)は図1に示すイメージセンサヘッドを構成する発光素子基板の平面図である。 図1に示すI−I線断面図である。 図1に示すイメージセンサヘッドに読取媒体を搬送した状態を示す概略斜視図である。 (a),(b)は発光素子基板の端部を拡大して示す拡大平面図である。 (a),(b)は第1の実施形態の変形例を示す平面図である。 第1の実施形態に係る読取装置を示す概略斜視図である。 第2の実施形態に係る読取装置を示す概略斜視図である。 第2の実施形態にかかるイメージセンサヘッドを構成する発光素子基板を示し、(a),(b)は発光素子基板の端部を拡大して示す拡大平面図である。 第3の実施形態にかかるイメージセンサヘッドを構成する発光素子基板を示し、(a),(b)は発光素子基板の端部を拡大して示す拡大平面図である。
<第1の実施形態>
以下、イメージセンサヘッドX1について、図1〜6を用いて説明する。なお、図に示すR1は主走査方向を示し、本発明の第1方向である。R2は、主走査方向R1と異なる方向である第2方向を示している。R3は副走査方向を示している。図4において、R4は、読取媒体23の搬送方向を示している。また、図5,9に示す黒丸は、発光素子5,6の光源を示している。
図1に示すように、イメージセンサヘッドX1は、ガラス板1と、発光素子基板3と、受光素子基板7と、放熱板11と、枠体13とを備えている。枠体13は受光素子基板7を覆うように配置されており、ガラス板1および発光素子基板3は枠体13の上面に配置されている。また、放熱板11は発光素子基板3の上面3a(図3参照)に配置されている。
ガラス板1は、主走査方向R1に長く形成されており、平面視して、矩形状をなしている。図1に示すように、ガラス板1は、主走査方向R1の両端部にて、枠体13の上面から突出した突出部13aに載置されている。ガラス板1としては、板ガラスを用いることができる。
発光素子基板3は、主走査方向R1に長く形成されており、平面視して、矩形状をなしている。発光素子基板3は、主走査方向R1の両端部にて、枠体13の上面から突出した突出部13aに隣接する領域に載置されている。図2(b)に示すように、発光素子基板3の下面3bには、発光素子5が、互いに所定の間隔をあけて複数配列されており、発光素子基板3は発光素子5を保持している。なお、図3に示すように、発光素子基板3は、発光素子5が搭載された下面3bが、枠体13の上面に対向するように載置されている。
発光素子基板3は、副走査方向R3において、ガラス板1の両側に配置されている。そのため、イメージセンサヘッドX1の発光量を大きくすることができる。また、イメージセンサヘッドX1は、ガラス板1の副走査方向R3の両側から発光素子5により光を出射することができるため、光量のばらつきを低減することができる。
発光素子基板3は、アルミナセラミックス、ガラスセラミックス、ガラスエポキシ、あるいは金属などの基板により形成することができる。また、発光素子基板3は、発光素子5から発熱する熱を効率よく逃がすために、熱伝導が高いものを用いることが好ましい。特に金属基板を用いることが好ましい。
発光素子5,6は、読取媒体23(図4参照)に光を照射する機能を有しており、第1発光素子5と第2発光素子6とを備えている。第1発光素子5は、平面視して、矩形状をなしており、一対の長辺5aと一対の短辺5bとを備えている。第2発光素子6は、平面視して、矩形状をなしており、一対の長辺6aと一対の短辺6bとを備えている。発光素子5,6としては、発光ダイオード(LED)を例示することができる。
発光素子5,6は内部に光源(不図示)を有しており、発光素子5,6の中心からの光量が等しくなるように構成されている。また、光源に電力を供給するために、電極(不図
示)を備えている。電極は、一対の短辺5b,6b上に位置するように、発光素子5,6の長手方向の両端部に設けられている。
第1発光素子5は、主走査方向R1に長辺5aが沿うように、発光素子基板3の下面3bに複数個設けられている。第2発光素子6は、主走査方向R1と異なる第2方向R2に沿うように、発光素子基板3の下面3bに複数個設けられている。第1発光素子5と第2発光素子6とは、同じ発光ダイオードを用いることができる。
図2(b)に示すように、発光素子基板3の上面3aには、放熱板11が発光素子5,6により生じた熱を放熱するために設けられている。放熱板11は、熱伝導率の高い材料により形成されており、金属、合金、サーメット、あるいは樹脂材料により形成されている。
放熱板11は、主走査方向R1に長く形成されており、平面視して、矩形状をなしている。放熱板11は、発光素子基板3の熱を効率よく放熱するために、平面視した面積が、発光素子基板3と同等以上であることが好ましい。そして、放熱板11は、図3に示すように、発光素子基板3の上面3a上に設けられていることから、放熱板11が、副走査方向R3において、ガラス板1と隣り合うように配置されている。
また、イメージセンサヘッドX1は、図3,4に示すように、ガラス板1と放熱板11とが空間27をあけて離間した状態で配置されている。そのため、発光素子基板3の発熱に伴って、放熱板11に熱膨張が生じた場合においても、空間27があるため、ガラス板1に放熱板11が接触する可能性を低減することができ、ガラス板1が破損する可能性を低減することができる。
なお、ガラス板1と放熱板11との間に設けられた空間27には、接着剤、あるいは両面テープを配置してもよい。その場合においても、接着剤、あるいは両面テープが弾性変形することにより、ガラス板1が破損する可能性を低減することができる。
受光素子基板7は、枠体13に覆われた状態で配置されており、平面視して、矩形状をなしている。図2(a)に示すように、受光素子基板7の上面7aには、受光素子9が、互いに所定の間隔をあけて複数配列されており、受光素子基板7は受光素子9を保持している。受光素子基板7は、発光素子基板3と同様の材料により形成することができる。
受光素子9は、読取媒体23によって反射された反射光を光電変換し、電気信号に変換する機能を有している。受光素子9としては、固体撮像素子を例示することができ、CCDイメージセンサ、あるいはCMOSイメージセンサを例示することができる。
枠体13は、ガラス板1、発光素子基板3、受光素子基板7、および放熱板11を保持している。枠体13としては、樹脂材料、セラミックス、あるいは金属等により形成することができる。なお、発光素子5により出射された光が、互いに干渉しないように、枠体13の内面を粗くすることが好ましい。また、光を吸収するように、枠体13の内面に黒色塗料を塗布することが好ましい。
また、枠部材13は、ガラス板1、発光素子基板3、および放熱板11を保持しており、ガラス板1の表面1aの高さ位置が、放熱板11の表面11aの高さ位置よりも高い。そのため、図4に示すように、読取媒体23と放熱板11との間に空間25が生じることとなり、読取媒体23の搬送によって生じた気流を放熱板11に接触させることができる。それにより、放熱板11の放熱性を向上させることができる。
図3〜6を用いて、イメージセンサヘッドX1について詳細に説明する。
図3に示すように、レンズ保持部材15が受光素子基板7を覆うように設けられており、枠体13がレンズ保持部材15を覆うように設けられ、レンズ保持部材15を収容している。レンズ保持部材15は、副走査方向R3の中央部に開口(不図示)を有しており、開口にレンズ17が配置されている。レンズ保持部材15の開口およびレンズ17は、受光素子9の上方に配置されている。
レンズ保持部材15の上面に、発光素子5,6と対向するように反射体19が載置されており、反射体19の反射面19aが、発光素子5,6と対向するように配置されている。レンズ保持部15の副走査方向R3の中央部には、拡散板21が設けられている。拡散板21は反射体19により反射された反射光を拡散している。そのため、主走査方向R1における光度のばらつきを小さくすることができる。
レンズ保持部材15は、枠体13と同様、樹脂材料、セラミックス、あるいは金属等により形成することができる。
レンズ17は、読取媒体23から反射した光を結像し、受光素子9に供給する。レンズ17としては、屈折率分布型レンズアレイを例示することができる。
反射体19は、上面に反射面19aを有しており、発光素子5から出射された光を、ガラス板1を介して読取媒体23に供給している。反射体19は、反射率を向上させるために、反射面19aに鏡面加工を施すことが好ましい。
拡散板21は、反射体19により反射された光を拡散する機能を有している。拡散板21によって反射体19により反射された光を拡散することにより、反射光を均一な光量でガラス板1から出射することができる。拡散板21は、図示していないが、主走査方向R1に延びるように設けられており、イメージセンサヘッドX1の全域にわたって設けられている。
イメージセンサヘッドX1は、下記の動作により、読取媒体23を読み取っている。
まず、イメージセンサヘッドX1は、発光素子5,6を駆動させ、発光素子5,6から光を出射させる。発光素子5,6から出射された光は、下方へ進み、反射体19の反射面19aにより、副走査方向R3の中央部に向けて反射されることとなる。反射体19により反射された光は、拡散板21により、光の一部が拡散されながら、ガラス板1へ到達する。ガラス板1へ到達した光は、ガラス板1の表面1aに沿って通過する読取媒体23を照らすこととなる。
読取媒体23を照らした光は、読取媒体23により下方に向けて反射される。読取媒体23に反射された光は、ガラス板1を透過しつつ下方へ向けて進み、レンズ17により結像され、受光素子9に供給される。それにより、イメージセンサヘッドX1は、光を介して読取媒体23の画像情報を電気信号に変換し、読取媒体23を読み取っている。
このように、イメージセンサヘッドX1は、発光素子基板3の下方に反射体19が配置されている。そのため、発光素子5,6から出射された光は、反射体19により反射され、ガラス板1を介して読取媒体23に出射されることとなる。そのため、発光素子5,6から読取媒体23までの光路を長くすることができる。
図2,5を用いて、発光素子基板3上の発光素子5,6の配置について説明する。
第2発光素子6は、発光素子基板3の主走査方向R1の両端部に1つずつ配置されている。第1発光素子5は、第2発光素子6が設けられていない領域に配置されている。発光素子5,6は、発光素子基板3の主走査方向R1に対する中心線CL1に対して同数設けられている。また、第1発光素子5および第2発光素子6も発光素子基板3の主走査方向R1に対する中心線CL1に対して、同数設けられている。そのため、イメージセンサヘッドX1の主走査方向R1における光量を均一に近付けることができる。
図5に示すように、第2発光素子6は、発光素子基板3の副走査方向R3に対する中心線CL2対して、傾斜角θで傾斜した状態で配置されている。そのため、発光素子6の主走査方向R1に対する載置面積を小さくすることができる。つまり、光量を略同一としたまま、図5(b)に示すように、第2発光素子6の主走査方向R1に投影した長さW(以下、長さWと称する)が、第1発光素子5の主走査方向R1に投影した長さW(以下、長さWと称する)よりも短くなる。それにより、第2発光素子6は、第1発光素子5と同等の光量を確保しつつ、主走査方向R1に対する載置面積を小さくすることができる。
また、第1発光素子5と第2発光素子6とは、同じ構成を有しており、中心に光源を有しており、第1発光素子5の光源と、第2発光素子6の光源とが中心線CL2上に配置されている。そのため、発光素子5,6から出射される光量が、副走査方向R3にばらつきが生じることを低減しつつ、発光素子5,6が主走査方向R1に載置される領域を小さくすることができる。
さらにまた、発光素子5,6は、短辺5b,6b上に電極が設けられている。そして、主走査方向R1の中央部に第1発光素子5が複数個配置され、主走査方向R1の両端部に第2発光素子6がそれぞれ配置されている。そのため、隣り合う第1発光素子5の電極同士を電気的に接続した場合に、発光素子基板3の配線が、主走査方向R1に沿った配線となる。それゆえ、発光素子基板3上に設けられた配線を簡易な構成とすることができる。
つまり、発光素子を第2発光素子のみ用いてイメージセンサヘッドを構成すると、発光素子基板の配線が、主走査方向R1に蛇行し複雑な形状となる。
これに対して、イメージセンサヘッドX1は、主走査方向R1の中央部に第1発光素子5が複数個配置され、主走査方向R1の両端部に第2発光素子6がそれぞれ配置されているため、主走査方向R1に第2発光素子6が載置される領域を小さくしつつ、発光素子基板3の配線をある程度簡易な構成とすることができる。
また、第2発光素子6が、発光素子基板3の主走査方向R1における両端部に配置されていることから、光量の不足が生じやすい発光素子基板3の主走査方向R1における両端部の第2発光素子6の密度を高くすることができる。つまり、第2発光素子6は、長さWに比べて長さWが小さいため、発光素子基板3の主走査方向R1における両端部に多く配置することができる。それにより、イメージセンサヘッドX1は、発光素子基板3の主走査方向R1における両端部の光量不足を低減することができる。
また、第2発光素子6は、長さWに比べて長さWが短いので、発光素子基板3の短辺3cと、光源との距離を短くすることができる。つまり、第2発光素子6の光源と発光素子基板3の短辺3cとの距離が、第1発光素子5の光源と発光素子基板3の短辺との距離よりも小さくすることができる。それにより、光源を発熱素子基板3の短辺3cに近付けることができる。その結果、端部の光量が不足する可能性を低減することができ、光量のばらつきを抑えることができる。
第2発光素子6の傾斜角θは、第2発光素子6の長辺6aと、中心線CL2とのなす角であり、30〜90°であることが好ましい。第2発光素子6の傾斜角θが、30〜90°であることにより、光量に対する長さWを短くすることができる。
図6を用いてイメージセンサヘッドX1の変形例について説明する。図6(a)に示すイメージセンサヘッドX1は、発光素子基板3の主走査方向R1における両端に配置された第2発光素子6と、その隣に配置された第2発光素子16とを備えている。このように、発光素子基板3の主走査方向R1における両端部に複数の第2発光素子6,16を設けてもよい。この場合においても、光量のばらつきを低減することができる。
また、第2発光素子6,16は、主走査方向R1に対する中心線CL1を中心に、線対称に配置することが好ましい。これにより、主走査方向R1における光量のばらつきを低減することができる。さらにまた、第2発光素子6,16ごとに、傾斜角θを変更してもよい。
具体的には、イメージセンサヘッドX1は、主走査方向R1の両端部の光量が、隣り合う発光素子5,6の数が少なくなるため、主走査方向R1の両端部に向かうにつれて低下する場合がある。そのため、発光素子基板3の主走査方向R1における両端に位置する第2発光素子6の傾斜角θが、第2発光素子16の傾斜角θよりも大きいことが好ましい。それにより、イメージセンサヘッドX1は、主走査方向R1における光量のばらつきを低減することができる。
また、図6(b)に示すイメージセンサヘッドX1は、発光素子基板3の主走査方向R1における両端に配置された第1発光素子5と、その隣に配置された第2発光素子16とを備えている。このように、発光素子基板3の主走査方向R1における両端に必ずしも第2発光素子5(図6(a)参照)を配置しなくてもよい。この場合においても、発光素子5,6の主走査方向R1における配置領域を小さくすることができる。
なお、発光素子基板3は、平面視して長方形状をなしている例を示したがこれに限定されるものではない。発光素子基板3は、正方形状、あるいは円形状であってもよい。また、ガラス板1(図1参照)を備えるイメージセンサヘッドX1を例示したが、イメージセンサヘッドX1はガラス板1を備えていなくともよい。
イメージセンサヘッドX1を備える読取装置Y1として、電子黒板を例にあげて図7を用いて説明する。
読取装置Y1は、イメージセンサヘッドX1と、イメージセンサヘッドX1を読取方向である副走査方向R3に駆動させる駆動部33と、制御部35とを備えている。
イメージセンサヘッドX1のガラス板1の表面1a(図4参照)は、読取装置Y1の読取面31と対向するように配置されており、駆動部33が、イメージセンサヘッドX1の上部に接続されている。
駆動部33は、読取装置Y1の読取面31上をイメージセンサヘッドX1が副走査方向R3に移動するように設けられている。駆動部33は、読取装置Y1のガイドレール(不図示)上に車輪(不図示)が配置されるように構成されている。そして、モータ等の駆動機構(不図示)を駆動させることにより、イメージセンサヘッドX1は、読取面31上を副走査方向R3へ駆動することができる。なお、駆動部33は、イメージセンサヘッドX1の内部に組み込まれる構成としてもよい。
制御部35は、外部から送られた信号に基づき、駆動部33の駆動を制御する。制御部35は、CPU、あるいはマイクロコンピュータにより構成されており、駆動部33の回路に組み込まれている。なお、制御部35は、駆動部33の回路に組み込まれていなくてもよい。
読取装置Y1の読取面31に記載された画像等を読み取る方法について説明する。読取装置Y1は、1画素分の幅の1ラインの画像等を線状に読み取る。次に、制御部35は、駆動部33を動作させて、読取装置Y1がガイドレール上を1画素分隣に移動するように駆動部33を動作させる。そして、読取装置Y1は、読み取り位置にある画像等の読取媒体23を読み取る。この作動を複数回繰り返すことにより、画像等の全体を読み取る。
次に、読取装置の第2の実施形態であるイメージセンサ1を備える読取装置Y2について図8を用いて説明する。
読取装置Y2は、後述する各部材を備える本体41と、蓋42とにより構成されている。本体41は、内部に、イメージセンサヘッドX1を備えるキャリッジ43と、キャリッジ43を固定するためのガイドレール44とを備えている。また、本体41は、内部に、ガイドレール44上を駆動させるためのステッピングモーター45と、ステッピングモーター45に接続された駆動ベルト46と、駆動制御を行なう制御部35とを備えている。そして、本体41の上面には原稿を載置するための原稿台47が設けられている。
読取装置Y2は、副走査方向R3にイメージセンサヘッドX1(キャリッジ43)を移動させることにより、画像等を1画素分の幅ずつ1ラインごとに読み取る。なお、駆動部(不図示)は、上述したガイドレール44、ステッピングモーター45、駆動ベルト46および制御部35である。読取装置Y2としては、ファックス、スキャナまたはこれらの複合機をあげることができる。
なお、読取装置Y1,Y2として、イメージセンサヘッドX1を駆動させる例を示したがこれに限られるものではない。イメージセンサヘッドX1を複合機に固定し、駆動部33が、読取媒体23を主走査方向R1である搬送方向R4に駆動させる構成でもよい。
<第2の実施形態>
図9を用いてイメージセンサヘッドX2について説明する。イメージセンサヘッドX2は、発光素子基板3上に配置された発光素子105,106の配置がイメージセンサヘッドX1と異なっており、その他の点は同様である。なお、同一の部材については同一の符号を付しており、以下、同様とする。
第2発光素子106は、発光素子基板3の主走査方向R1における両端部に配置されており、第2方向R2に傾斜している。第2方向R2は、主走査方向R1と直交するように設けられており、第2方向R2と副走査方向R3は同じ方向となっている。反射ミラー29が、発光素子基板3の短辺3cに隣り合うように配置されている。
イメージセンサヘッドX2は、第2方向R2が第1方向R1に対して直交する構成である。そのため、第2発光素子106の長さW106がさらに短くなり、第2発光素子106の長さW106をさらに小さくすることができる。また、第2発光素子106が、主走査方向R1に対して直交するように配置されていることから、第1発光素子105と第2発光素子106との間隔(以下、間隔P106と称する)を短くすることができる。それにより、発光素子105,106の配置の自由度を向上させることができる。
イメージセンサヘッドX2は、間隔P106が、隣り合う第1発光素子105同士の間隔(以下、間隔P105と称する)よりも小さい構成である。そのため、第1発光素子105により、均一な光量分布を生み出しつつ、第2発光素子106により、主走査方向R1の両端部における光量を増加させることができる。それにより、主走査方向R1におけるイメージセンサヘッドX2の全体の光量分布が、均一に近付くことになる。
このように、イメージセンサヘッドX2は、同一の部材からなる第1発光素子105および第2発光素子106を用いて、部分的に第1発光素子105および第2発光素子106の密度を容易に変えることができる。
ここで、光量の少ない部位に、光量の大きな発光素子を配置することにより、光量の分布を均一に近付けた場合、光量の大きな発光素子は、他の発光素子に比べて多くの熱量を発生する。そのため、主走査方向R1の温度分布にばらつきが生じることとなり、イメージセンサヘッドに熱応力が生じて破損する可能性がある。
しかしながら、イメージセンサヘッドX2は、同一の部材からなる第1発光素子105および第2発光素子106を用いるため、発生する熱量がほぼ均一であり、温度分布にばらつきが生じにくい。そのため、イメージセンサヘッドX2に熱応力が生じて破損する可能性を低減することができる。
イメージセンサヘッドX2は、発熱素子基板3の短辺3cと第2発熱素子106との間隔(以下、間隔P103と称する)が、間隔P106よりも小さい構成である。そのため、主走査方向R1の両端部の光量が不足する可能性を低減することができる。
また、第2発光素子106の電極(不図示)は、発光素子基板3の上面3aに設けられたパッド(不図示)に電気的に接続されている。パッドは、電気的な接続の信頼性を高めるために、電極よりも大きく作成されている。そのため、平面視して、パッドは、第2発光素子106から突出している。
イメージセンサヘッドX2は、第2発光素子106の電極(不図示)が短辺106bの下方に設けられ、第2発光素子106の長辺106aが発光素子基板3の短辺3aに対向する構成である。そのため、パッドが発光素子基板3の短辺3a側に設けられないこととなる。その結果、第2発光素子106を発光素子基板3の短辺3aにさらに近付けることができる。
イメージセンサヘッドX2は、反射ミラー29が、発光素子基板3の短辺3cに設けられた構成である。反射ミラー29は、発光素子基板3の厚み方向に延びるように設けられており、発光素子基板3の短辺3cと同じ長さを有している。反射ミラー29は、主走査方向R1から入射する光を反射し、反射ミラー29から反射された一部の光が、イメージセンサヘッドX2から出射されることとなる。特に、間隔P103が小さい場合に、第2発光素子06からの光を反射ミラー29が効率よく反射することができ、好ましい。
そのため、主走査方向X2の両端部における光量を増加させることができ、イメージセンサヘッドX2の光量のばらつきを低減することができる。
<第3の実施形態>
図10を用いてイメージセンサヘッドX3について説明する。図10(a)は、第1発光素子205の配置を簡略化して示しており、図10(b)は、図10(a)の一部を拡大して示している。
イメージセンサヘッドX3は、第1発光素子205および第2発光素子206を備えている。第1発光素子205は、主走査方向R1に不均一な間隔で配置されており、第1発光素子205の配置領域Sは、第1領域S、第2領域S、および第3領域Sを有している。配置領域Sは、発光素子基板3の主走査方向R1の中央部から両端部に向けて、第1領域S、第2領域S、および第3領域Sの順で配置されている。
第1領域Sでは、隣り合う第1発光素子205は、第1間隔Pで配置されている。第2領域Sでは、隣り合う第1発光素子205は、第2間隔Pで配置されている。第3領域Sでは、隣り合う第1発光素子205は、第3間隔Pで配置されている。
そのため、第1発光素子205は、発光素子基板3の主走査方向R1の中央部から両端部に向けて、第1間隔P、第2間隔P、および第3間隔Pの順で間隔をあけて配置されている。これらの間隔は、第3間隔P、第1間隔P、第2間隔Pの順で大きくなっている。
ここで、発光素子基板の主走査方向の端部に、第2発光素子が配置された場合に、第1発光素子の配置領域のうち、第2領域の光量が多くなる場合がある。これは、第3領域に配置された第1発光素子、および第2発光素子の影響によるものと考えられる。
しかしながら、イメージセンサヘッドX3において、第2間隔Pは、第1間隔Pよりも大きいことから、第2領域Sの光量が大きくなることを低減することができる。また、第3間隔Pは、第2間隔Pよりも小さくすることにより、発光素子基板3の主走査方向R1の両端部において、光量が不足することを抑えることができる。
図10(b)に示すように、第1発光素子205の第3領域Sでは、第3間隔Pが発光素子基板3の短辺3cに向けて小さくなっている。具体的には、第3間隔Pが第3間隔P3a、第3間隔P3b、第3間隔P3cの順で小さくなっている。
そのため、発光素子基板3の主走査方向R1の端部に向けて、第1発光素子205の密度を大きくすることができ、主走査方向R1の光量分布を均一に近付けることができる。
また、第3間隔Pは、第1発光素子205と第2発光素子206との間隔P106(図9(b)参照)よりも長いことが好ましい。それにより、発光素子205,206の間隔が、発光素子基板3の主走査方向R1の端部に向けて小さくすることができ、端部における光量の不足を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、イメージセンサヘッドX1を用いた読取装置Y1,Y2について説明したが、イメージセンサヘッドX2,X3を用いた読取装置Y1,Y2としてもよい。また、実施形態X1〜X3を任意に組み合わせてもよく、これらを組み合わせたものも、本明細書に記載されているものとみなす。
X1〜X3 イメージセンサヘッド
Y1、Y2 読取装置
1 ガラス板
1a (ガラス板の)表面
3 発光素子基板
3a (発光素子基板の)上面
3b (発光素子基板の)下面
5,105、205 第1発光素子
5a、105a、205a (第1発光素子の)長辺
5b、105b、205b (第1発光素子の)短辺
6,106、206 第2発光素子
6a、106a、206a (第2発光素子の)長辺
6b、106b、206b (第2発光素子の)短辺
7 受光素子基板
7a (受光素子基板の)上面
9 受光素子
11 放熱板
11a (放熱板の)表面
13 枠体
13a 突出部
15 レンズ保持部材
17 レンズ
19 反射体
19a 反射面
21 拡散板
23 読取媒体
25,27 空間
29 反射ミラー
31 読取面
33 駆動部

Claims (10)

  1. 第1方向に配列され、読取媒体に向けて光を出射するための複数の発光素子と、
    該発光素子を保持する発光素子基板と、
    前記読取媒体から反射された光を受光する受光素子と、を備え、
    前記発光素子は、平面視して、一辺が長い長方形状をなしており、第1発光素子と、第2発光素子とを有しており、
    前記第1発光素子は、該第1発光素子の長辺が第1方向に沿うように配置されており、
    前記第2発光素子は、該第2発光素子の長辺が第1方向と異なる第2方向に沿うように配置されていることを特徴とするイメージセンサヘッド。
  2. 隣り合う前記第1発光素子と前記第2発光素子との間隔が、隣り合う前記第1発光素子同士の間隔よりも小さい、請求項1に記載のイメージセンサヘッド。
  3. 前記発光素子基板が、平面視して、一辺が長い長方形状をなしており、
    前記第2発光素子が、前記発光素子基板の長手方向における両端部に配置されている、請求項1または2に記載のイメージセンサヘッド。
  4. 前記発光素子基板の短辺と前記第2発光素子との間隔が、隣り合う前記第1発光素子と前記第2発光素子との間隔よりも小さい、請求項3に記載のイメージセンサヘッド。
  5. 前記発光素子基板の短辺に隣り合うように、反射部材が設けられている、請求項4に記載のイメージセンサヘッド。
  6. 隣り合う前記第1発光素子同士の間隔は、第1間隔、第2間隔および第3間隔を有し、
    前記第1発光素子は、前記発光素子基板の長手方向における中央部から両端部に向けて前記第1間隔、前記第2間隔、および前記第3間隔の順で配置されており、
    前記第2間隔は、前記第1間隔よりも大きい、請求項2乃至5のいずれか一項に記載のイメージセンサヘッド。
  7. 前記第3間隔は、前記発光素子基板の前記短辺に向けて小さくなる、請求項6に記載のイメージセンサヘッド。
  8. 第2方向が、第1方向に対して0°<θ<90°の傾斜角θで傾斜している、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のイメージセンサヘッド。
  9. 第2方向が、第1方向に対して直交している、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のイメージセンサヘッド。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のイメージセンサヘッドと、
    該イメージセンサヘッドまたは前記読取媒体を副走査方向に駆動させる駆動部と、を備えることを特徴とする読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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