JP2010092780A - 線状光源装置 - Google Patents

線状光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010092780A
JP2010092780A JP2008263332A JP2008263332A JP2010092780A JP 2010092780 A JP2010092780 A JP 2010092780A JP 2008263332 A JP2008263332 A JP 2008263332A JP 2008263332 A JP2008263332 A JP 2008263332A JP 2010092780 A JP2010092780 A JP 2010092780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
base
fixed
guide member
source device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008263332A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroichi Kamei
宏市 亀井
Kiyoyuki Kaburagi
清幸 蕪木
Hiroshige Haneda
博成 羽田
Motonori Tada
元典 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP2008263332A priority Critical patent/JP2010092780A/ja
Publication of JP2010092780A publication Critical patent/JP2010092780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

【課題】 光源4を効率よく冷却してLEDの温度を低く抑え、より照度の高い線状光源装置1を提供すること。
【解決手段】 端部が光取込部51となっている導光部材5と、前記光取込部51に対向するように配置される光源4とが、基台3に固定された線状光源装置1において、前記基台3には、少なくとも前記光源4が固定される一方に段曲げ21が形成され、前記基台2の中央の上段部22に、導光部材5を保持する導光部材保持部25と光源4を保持する光源保持部24とが配置され、前記光源保持部24は側面26と底面27よりなるL字状の板部材であり、側面26に光源4が固定され、底面27が導光部材5に向かってのびるように配置されて基台2に固定されることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファクシミリ、複写機、イメージスキャナ、バーコードリーダ等に使用する画像読取装置の照明用光源に用いられる線状光源装置に関する。
近年、パーソナルファクシミリ等の画像読取装置において、発光ダイオード(以下、LEDと言う)の出力向上と受光素子としてのCCD型センサの高感度化により、小型で低消費電力のLEDが読み取り光源装置の光源として使用されるようになってきている。このようなLEDを光源として備えた従来の線状光源装置は、光源の個数を低減させ、且つ均一な照明強度を得ることを目的として、光源から放射される光を導光部材に入射させて所望の方向に光を導光させる構成のものが知られている。
図7は、従来の線状光源装置として特開2006−269140号公報に開示された線状光源装置1の構成を示す図である。
線状光源装置1は、透明樹脂よりなる導光部材5と、LEDよりなる光源4とが、長尺状の基台2に固定されて構成される。導光部材5は、棒状部材の軸方向の一方の端面が光取込部51となっており、光取込部51に対向するように光源4が配置される。光源4はL字状の光源保持部24の側面26に固定され、基台2の一端に光源保持部24をビスにより固定することで、光源4の光軸が基台2と平行に伸び、導光部材5の中心軸に一致するように配置される。光源4から放射される光が光取込部51から導光部材5の内部に入射し、導光部材5から線状光源となって出射される。
基台2の両端に、合成樹脂からなる樹脂キャップ7が設けられている。樹脂キャップ7には放熱口71があり、光源4から光源保持部24に伝わった熱は空気層を介して放熱口71から線状光源装置1の外部に放熱される。なお、光源保持部24は基台2に固定されており、光源保持部24と基台2とは重なる面を有する。光源4から光源保持部24に伝わった熱の一部は、基台2に伝熱して放熱される。
特開2006−269140号公報
小型で消費電力も低いLEDは光源として注目されているが、導光部材の一端または両端にしか光源を持たず、1つまたは2つのLEDで構成される線状光源装置を画像読取装置の読取光源として用いるには、必要とされる照度に満たないという問題がある。光源に用いられるLEDは、温度が上昇すると発光効率が低下するため、より高い照度を有する線状光源装置を実現するためには、光源を効率よく冷却してLEDの温度を低く抑える必要がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、光源を効率よく冷却してLEDの温度を低く抑え、より照度の高い線状光源装置を提供することを目的とする。
本願第1の発明は、端部が光取込部となっている導光部材と、前記光取込部に対向するように配置される光源とが、基台に固定された線状光源装置において、前記基台には、少なくとも前記光源が固定される一方に段曲げが形成され、前記基台の中央の上段部に、導光部材を保持する導光部材保持部と光源を保持する光源保持部とが配置され、前記光源保持部は側面と底面よりなるL字状の板部材であり、側面に光源が固定され、底面が導光部材に向かってのびるように配置されて基台に固定されることを特徴とする。
また、本願第2の発明は、第1の発明において、前記光源が固定される側面の裏側に、ヒートシンクのベース部が固定され、前記ベース部には、前記基台に対して垂直にのびる複数の板状部材よりなるフィン部が形成され、前記フィン部が前記基台の下段部の上に配置されることを特徴とする。
また、本願第3の発明は、第1の発明において、前記光源が固定される側面の裏側に、ヒートシンクのベース部が固定され、前記ベース部には、前記基台に対して平行にのびる複数の板状部材よりなるフィン部が形成されることを特徴とする。
本願第1の発明によれば、基台の中央の上段部に、導光部材を保持する導光部材保持部と光源を保持する光源保持部とが配置されるので、本発明の線状光源装置が固定されるキャリッジとの間に空気層を介在させることができる。そして、前記光源保持部の底面が導光部材に向かってのびるように配置されるので、基台の光源保持部の底面との接合面の裏面が空気層にさらされ、効率よく冷却できる。
本願第2の発明によれば、基台に対して垂直にのびるフィン部が基台の下段部の上に配置されるので、フィン部と基台との間を離して隙間を設けることによって、基台からフィン部を抜けて原稿面に向かう熱の対流が生じ、フィン部の冷却効率を高めることができる。
本願第3の発明によれば、基台に対して平行にのびるフィン部が形成されているので、導光部材の軸に対して垂直方向に可動させれば、フィン部の隙間に風が流入し、冷却効率を高めることができる。
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の線状光源装置1が組込まれる原稿移動型スキャナの内部構造を示す模式図である。
原稿である紙等の画像を線状光源装置1から放射される光で照明し、その反射光を光学系を通してCCD34で細いライン状に読み取る。搬送系で原稿と読み取り部の相対位置を少しずつずらし、次の読み取りを行い、これを繰り返して画像情報を読み取る。すなわち、線状光源装置1を含む光学系を固定し、原稿を動かして原稿に記載された情報を読み取る。
原稿移動型スキャナの画像読取部は、線状光源装置1を備えるキャリッジ3、原稿を送る搬送系、レンズ33、CCD34を備えて構成される。キャリッジ3とは原稿移動型スキャナに備えられている線状光源装置1を保持する受け部をいい、線状光源装置1はキャリッジ3に固定され、線状光源装置1の放射光が原稿を照射するように、キャリッジ3がスキャナ内部に固定されている。搬送系を構成するローラが原稿を擦って移動させるように固定され、ローラが回転すると原稿が矢印方向に送られる。レンズ33とCCD34は、キャリッジ3や搬送系に比べて原稿から離れた位置に配置され、線状光源装置1から放射されて原稿で反射された光が入射されるように構成される。
図2は本発明の線状光源装置1を示す図であり、図2(a)は線状光源装置1の上面図であり、図2(b)は図2(a)に示すA−A´線に沿って切断した断面図である。
本発明の線状光源装置1は、樹脂よりなる導光部材5とLEDよりなる光源4とが基台2に固定されて構成される。基台2には、樹脂よりなる導光部材保持部25と、L字状の金属板よりなる光源保持部24とが、例えばネジにより固定されている。導光部材保持部25は導光部材5を保持し、光源保持部24のL字状の側面26に光源4が固定される。光源4は、導光部材保持部25の長手方向に対して垂直な側面26の導光部材保持部25に対向する面に固定され、導光部材5に向かって光が放射されるように構成される。そして、光源4と導電する回路基板41の一端に給電線42を取り付けて、回路基板41に配線している。
基台2は、板金等をプレスして形成され、キャリッジ3の上に載置される。長手方向の末端からそれぞれ5〜30mm内側のところで段曲げ加工されて、基台2の両側に対をなすようにして段曲げ21が配置されている。段曲げ21とは、板金を段状に曲げる加工によってできた形状をいう。段曲げ21を設けることによって、中央を両端に比べて1〜10mm程度高くなるように形成することができる。一方、両端は略同じ高さになるようにし、キャリッジ3の上に固定しやすいように形成している。
基台2の両端の下段部23には孔が設けられており、この孔を用いて、ネジなどによりキャリッジ3に固定される。光源側の一方の下段部23に形成される孔は円形であるが、他方の下段部23に形成される孔は基台2の長手方向に長い楕円形をしている。基台2とキャリッジ3との長手方向の長さに誤差が生じていても、光源側を位置決めして固定したあとに、他端側を固定することができる。
基台2の両端の下段部23に続いて、キャリッジ3との間に隙間ができるように、キャリッジ3に対して離間する方向に曲がる一対の段曲げ21が設けられており、段曲げ21に続く中央側が上段部22となっている。基台2とキャリッジ3とは、両端の下段部23において密着しており、中央の上段部22において離間して隙間が設けられ、基台2とキャリッジ3との間に空気層を介在させることができる。光源4を固定する光源保持部24と、導光部材5を保持する導光部材保持部25とは、基台2の上段部22に配置される。
光源保持部24の光源4が固定される側面26の裏側には、例えばアルミニウムよりなるヒートシンク6が固定されている。光源4で発生した熱を光源保持部24に伝熱し、ヒートシンク6に効果的に冷却される。ヒートシンク6は光源保持部24から基台2の末端にのびるように固定されるので、基台2の下段部23の上に配置される。
基台2の上段部22の中央には、導光部材5に沿って開口部29が設けられている。また、キャリッジ3にも、少なくとも基台2の開口部29に対応する位置が抜けて遮蔽しないようにし、基台2の上側で照射された光が、キャリッジ3の下側まで抜けるようになっている。なお、キャリッジ3は原稿移動型スキャナに備えられている線状光源装置1を保持する受け部なので、基台2の両端の下段部23に対応する位置にだけネジ止め等の固定できる部位を備えるものとすることもできる。
図3は本発明の線状光源装置1の光源4の近傍を拡大して示す拡大断面図である。
金属板よりなるL字状の光源保持部24の導光部材5と対向する側面26に光源4が密着して取り付けられ、光源4から発生する熱を光源保持部24に伝えて外部へ逃がせるように構成されている。光の発光源となるLEDは、回路基板41にハンダ等により接合固定され、導光部材5と対向する側面26に回路基板41が熱伝導性を有した部材、例えば銀ペーストを介して図示しないネジにより固定されている。
光源保持部24の底面27は、光源4が固定される側面26に向かうようにL字状に曲げられ、光源4から導光部材5に向かってのびるように形成される。光源保持部24は基台2の上段部22に配置され、光源保持部24の底面27と基台2との間に熱伝導性を有した部材、例えば銀ペーストが塗られ、図示しないネジにより固定されている。光源4で発生した熱は、光源4に密着する光源保持部24の側面26に伝熱し、光源保持部24の底面27から基台2に放熱され、矢印の方向に伝熱される。光源4で発生した熱を基台2に効率よく放熱するために、光源保持部24と基台2との接合面28は大きい方が好ましい。また、光源4と光源保持部24と基台2とを熱伝導性を有した部材、例えば銀ペーストを介して接合しているため、熱伝導性を有した部材を用いない場合に比べて伝熱効率を高くすることができる。
光源4と導光部材5を基台2の上段部22に配置し、L字状の光源保持部24の底面27を光源4から導光部材5に向かってのびるように形成されているため、光源保持部24の底面27は、基台2の上段部22において接合面28を形成する。したがって、基台2の光源保持部24の底面27との接合面28の裏面を、キャリッジ3との間に隙間を設けることによって形成された空気層にさらすように構成することができる。強度面の理由から基台2やキャリッジ3は鉄を表面処理した亜鉛メッキ鋼材等により形成されるが、光源保持部24を形成する材料に比べて熱伝導性が低い。したがって、部材間を密接して配置するよりも、表面を空気層にさらす方が、冷却効率が高い。このような理由により、基台2の光源保持部24の底面27との接合面28の裏面を空気層にさらすように構成し、効率よく冷却できるようにしている。
光源4が固定される側面26の裏側には例えば、アルミニウムよりなるヒートシンク6が配設される。ヒートシンク6も回路基板41と同様に、熱伝導性を有した部材、例えば銀ペーストを介して図示しないネジにより固定されている。ヒートシンク6は、光源保持部24に固定されるベース部61と、複数の板状部材からなるフィン部62により構成される。ベース部61は基台2の上段部22の上に配置されるが、フィン部62は基台2の下段部23の上に配置される。
フィン部62は、基台2に対して垂直であって、ベース部61から線状光源装置2の末端に向かって、すなわち、基台2の上段部22から下段部23に向かう方向にのび、表面積を大きくすることによって冷却効果を高めている。また、図2(a)に示すように、基台2の下段部23に孔が設けられている箇所には、孔を遮らないようにフィンが短くなっており、上から孔にネジを通せるようにしている。
ヒートシンク6には黒アルマイト処理が施されており、表面に微細な凹凸が形成されている。凹凸により実質的な排熱表面積が確保でき、放熱効果が約10%向上する。また、黒アルマイトにすることにより、輻射能が高くなり、輻射による排熱も可能となる。
フィン部62は基台2の下段部23の上に配置されるので、フィン部62と基台2との間に隙間が設けられ、空気が入り込めるようになっている。点灯時には、光源4から排出される熱がヒートシンク6に伝わって、フィン部62の温度が高くなり、フィン部62の周囲の空気が温められる。温度が高い空気は比重が小さくなるため、基台2から原稿面に向かって上昇する空気の流れができる。
一方、基台2に亜鉛メッキ鋼材、光源保持部24にアルミニウムより形成された場合、熱伝導率において、基台2は光源保持部24ほど高くない。また下段部23の周囲の温度はフィン部62の周囲よりも低くなる。フィン部62には、基台2から原稿面に向かって上昇する空気の流れがあるので、基台2の下段部23の周囲の空気はフィン部62に向かって流れる。したがって、フィン部62には、基台2の下段部23の周囲から冷えた空気が供給され、原稿面に向かって温められた空気が排出されるので、矢印の方向の熱の対流が発生する。
フィン部62と基台2との間を離して隙間を設けることによって、基台2からフィン部62を抜けて原稿面に向かう熱の対流が生じ、フィン部62の冷却効率を高めることができる。
続いて、本発明の第1の実施形態の変形例について説明する。
図4は、本発明の線状光源装置1を示す断面図である。
第1の実施形態の変形例は、基台2の形状が異なっているが、その他の形態は第1の実勢形態の線状光源装置1と同様である。第1の実施形態に示す基台2は、両側に設けられた段曲げ21が対になっており、中央が高く、両端の高さが並ぶように形成されているが、図4に示すように、光源4が固定される一方に段曲げ21が形成され、平らな板状部材の一端が低くなるように形成されている。
第1の実施形態の変形例では、光源4が固定される一方の端部が下段部23となり、その他の部分が上段部22となる。光源4を固定する光源保持部24と、導光部材5を保持する導光部材保持部25とは、基台2の上段部22に配置される。一方、キャリッジ3は、光源4が固定される一方の反対側となる、他方に段曲げ加工がされ、他方の端部が持ち上がった構造をしている。したがって、基台2の両端において、基台2とキャリッジ3とが密接してネジなどにより固定し易くなっており、基台2の中央において、基台2とキャリッジ3との間に隙間ができるように構成することができる。
基台2の上段部22において、光源4と導光部材5とが固定され、光源保持部24の底面27が導光部材5に向かってのびるように配置されているので、光源保持部24の底面27は、基台2の上段部22において接合面を形成する。したがって、基台2の光源保持部24の底面27との接合面の裏面を、キャリッジ3との間に隙間を設けることによって形成された空気層にさらすように構成され、効率よく冷却することができる。
光源保持部24の光源4が固定される側面26の裏側にはベース部61とフィン部62よりなるヒートシンク6が配設される。フィン部62は、基台2に対して垂直であって、ベース部61から線状光源装置2の末端に向かって、すなわち、基台2の上段部22から下段部23に向かう方向にのび、表面積を大きくすることによって冷却効果を高めている。
フィン部62には、基台2の下段部23の周囲から冷えた空気が供給され、原稿面に向かって温められた空気が排出されるので、矢印の方向の熱の対流が発生する。フィン部62と基台2との間を離して隙間を設けることによって、基台2からフィン部62を抜けて原稿面に向かう熱の対流が生じ、フィン部62の冷却効率を高めることができる。
本発明の第2の実施形態を説明する。図5は、本発明の線状光源装置1が組込まれる原稿固定型スキャナの内部構造を示す模式図である。
複写機は、画像読取部、画像形成部、給紙部を備えて構成され、画像読取部における読取光源として線状光源装置1が用いられる。複写機のような原稿固定型スキャナの読取光源として用いられる場合には、線状光源装置1が矢印方向、すなわち導光部材5の軸に対して垂直方向に可動するという点で、原稿移動型スキャナに用いられる第1の実施形態に示す線状光源装置1と異なる。
画像読取部は、第1キャリッジ31、第2キャリッジ32、レンズ33、CCD34を備えて構成される。画像読取部の内部に図示しない第1レールと第2レールがもうけられており、第1レールには走行体としての第1キャリッジ31が摺動自在に取付けられているとともに、第2レールには第2キャリッジ32が摺動自在に取付けられている。第1キャリッジ31には線状光源装置1と第1ミラー81とが搭載されており、第2キャリッジ32には第2ミラー82と第3ミラー83とが搭載されている。
透明なガラス板に載置された原稿に、線状光源装置1から放射される光を下から照射する。原稿に何も書かれていない白い部分に照射した光は反射され、第1ミラー81に入射される。さらに、この反射光束は、第1ミラー81によって第2キャリッジ32に向けて折り返され、第2ミラー82、第3ミラー83によってさらに折り返され、レンズ33を介して読取用のCCD34に入射される。第1キャリッジ31と第2キャリッジ32とを、矢印方向に走行させることによって、原稿全体の記載内容を読み取ることができる。
図6は本発明の線状光源装置1の光源4の近傍を拡大して示す拡大断面図である。
第2の実施形態に用いられる線状光源装置1は、第1の実施形態に用いられる線状光源装置1と、ヒートシンク6のフィン部62の向きを除いて、同様の構成を有する。
光源保持部24の導光部材5と対向する側面26に光源4が取り付けられ、その光源4が固定される側面26の裏側にヒートシンク6が配置されている。ヒートシンク6は、光源保持部24に固定されるベース部61と、複数の板状部材からなるフィン部62により構成される。ベース部61は基台2の上段部22の上に配置されるが、フィン部62は基台2の下段部23の上に配置される。
フィン部62は、基台2に対して平行であって、ベース部61から線状光源装置2の末端に向かって、すなわち、基台2の上段部22から下段部23に向かう方向にのび、表面積を大きくすることによって冷却効果を高めている。この線状光源装置1が原稿固定型スキャナの読取光源として用いられるときは、基台2と平行な面上を導光部材5の軸に対して垂直方向に可動するので、フィン部62も導光部材5の軸に対して垂直方向に風を切って動く。したがって、基台2に対して平行な板状部材を複数備えるフィン部62の隙間に風が流入し、冷却効率を高めることができる。
また、光源4と導光部材5を基台2の上段部22に配置し、L字状の光源保持部24の底面27を光源4から導光部材5に向かってのびるように形成されているため、光源保持部24の底面27は、基台2の上段部22において接合面28を形成する。したがって、基台2の光源保持部24の底面27との接合面28の裏面を、キャリッジ3との間に隙間を設けることによって形成された空気層にさらすように構成し、効率よく冷却できるようにしている。
本発明の線状光源装置が組込まれる原稿移動型スキャナの内部構造を説明するための模式図 本発明の線状光源装置の構成を示す図 本発明の線状光源装置の光源の近傍を拡大して示す拡大断面図 本発明の線状光源装置の構成を示す断面図 本発明の線状光源装置が組込まれる原稿固定型スキャナの内部構造を説明するための模式図 本発明の線状光源装置の光源の近傍を拡大して示す拡大断面図 従来の線状光源装置の構成を示す断面図
符号の説明
1 線状光源装置
2 基台
3 キャリッジ
4 光源
5 導光部材
21 段曲げ
22 上段部
23 下段部
24 光源保持部
25 導光部材保持部
6 ヒートシンク
61 ベース部
62 フィン部

Claims (3)

  1. 少なくとも一端が光取込部となっている導光部材と、前記光取込部に対向するように配置される光源とが、基台に固定された線状光源装置において、
    前記基台には、少なくとも前記光源が固定される一方に段曲げが形成され、
    前記基台の中央の上段部に、導光部材を保持する導光部材保持部と光源を保持する光源保持部とが配置され、
    前記光源保持部は側面と底面よりなるL字状の板部材であり、側面に光源が固定され、底面が導光部材に向かってのびるように配置されて基台に固定されることを特徴とする線状光源装置。
  2. 前記光源が固定される側面の裏側に、ヒートシンクのベース部が固定され、前記ベース部には、前記基台に対して垂直にのびる複数の板状部材よりなるフィン部が形成され、前記フィン部が前記基台の下段部の上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の線状光源装置。
  3. 前記光源が固定される側面の裏側に、ヒートシンクのベース部が固定され、前記ベース部には、前記基台に対して平行にのびる複数の板状部材よりなるフィン部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の線状光源装置。
JP2008263332A 2008-10-10 2008-10-10 線状光源装置 Pending JP2010092780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263332A JP2010092780A (ja) 2008-10-10 2008-10-10 線状光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263332A JP2010092780A (ja) 2008-10-10 2008-10-10 線状光源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010092780A true JP2010092780A (ja) 2010-04-22

Family

ID=42255301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008263332A Pending JP2010092780A (ja) 2008-10-10 2008-10-10 線状光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010092780A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011091652A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置
US8905591B2 (en) 2011-08-23 2014-12-09 Ushio Denki Kabushiki Kaisha Linear light source apparatus
JP2014232624A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011091652A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置
US8905591B2 (en) 2011-08-23 2014-12-09 Ushio Denki Kabushiki Kaisha Linear light source apparatus
JP2014232624A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5298781B2 (ja) Led照射装置
JP5654137B2 (ja) 照明ユニット及びそれを用いた画像読取装置
JP6059508B2 (ja) 照明装置及びこの照明装置を用いた画像読取装置
JP5755753B2 (ja) 照明ユニット及びそれを用いた画像読取装置
JP2010028216A (ja) 密着型イメージセンサー、および画像読取装置
JP5706093B2 (ja) 画像読取装置
JP2009025679A (ja) ライン状照明装置、それを備えたイメージセンサおよび画像読取装置。
JP2014190868A (ja) 光照射装置
JP2013208792A (ja) 光源ユニット及び光源装置
JP2010092780A (ja) 線状光源装置
JP2007318406A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP5912307B2 (ja) 画像読取装置
JP2014057132A (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
KR101488557B1 (ko) 조명 장치
JP2009277551A (ja) 照明装置及び画像読取装置
JP6297826B2 (ja) ライン状照明装置、および画像読取装置
JP5486964B2 (ja) 光源ユニット及びこれを用いた画像読取装置
JP6162590B2 (ja) ライン状照明装置、および画像読取装置
JP2012147143A (ja) ライン照明光学系、及び画像読取装置
JP6422031B2 (ja) 照明装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2015070506A (ja) イメージセンサヘッドおよび読取装置
JP2009259935A (ja) 電子部品、照明装置、密着型イメージセンサ及び画像読取装置
JP2009086593A (ja) 照明装置および画像読取装置ならびに画像形成装置
JP2008182659A (ja) 画像照明装置、画像読取装置、画像形成装置
JP2016181878A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置