JP6344643B2 - 抜け止めコンセント - Google Patents
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Description
しかし、近年、例えば電動二輪車への充電など、プラグ栓刃を頻繁に抜き差しする用途に抜け止めコンセントが使われることがあり、そのような用途に適用する場合には、プラグ栓刃の回動操作に伴う係合突起(本発明の「係止凸部」に相当)の摩耗対策が、使途に応じた耐久性を確保する上で早急に解決すべき課題となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、プラグ栓刃が繰り返し抜き差し及び回動操作されても、プラグ栓刃の抜止手段となる係止凸部の摩耗が少なく、抜け止め機能を保持することができる抜け止めコンセントの提供を目的とする。
一対の刃受ばね片の一方に透孔を形成するとともに、
弾力性及び導電性を有する金属材料で構成した係止部材に係止凸部を形成し、
透孔を通して係止部材の係止凸部を一対の刃受ばね片の中間領域に配置し、当該中間領域に差し込まれたプラグ栓刃の係止孔に係止凸部が係合してプラグ栓刃の差し込み状態を保持する構成としたことを特徴とする。
プラグ栓刃が一対の刃受ばね片の中間領域に差し込まれ、且つ当該差し込み方向に延びる仮想軸周りに当該プラグ栓刃を回動して係止凸部が当該プラグ栓刃に当接したとき、係止部材が弾力的に撓んで係止凸部を当該プラグ栓刃の回動軌道から退避させ、さらにプラグ栓刃の回動に伴い当該係止凸部の対向位置に係止孔が移動してきたとき、当該係止凸部が当該係止孔と係合する構成とすることができる。
なお、必要に応じて一対の刃受ばね片のそれぞれに透孔を形成してもよい。その場合も一方の透孔が上記係止凸部を挿通する透孔となる。
例えば、刃受ばねを銅合金で構成するとともに、係止部材をばね用ステンレス鋼帯で構成すれば、係止部材に形成した係止凸部の耐摩耗性能が向上し、繰り返しプラグ栓刃が回動操作されても係止凸部による抜け止め機能が保持される。
従来の抜け止めコンセントでは、プラグ栓刃の透孔(係止孔)に係合突起(係止凸部)が係合していないとき、プラグ栓刃が係合突起と点接触した状態におかれ、電気抵抗が増大して温度上昇の生じるおそれがあった。上記構成の本発明では、係止凸部がプラグ栓刃によって押圧され係止部材が弾力的に撓んで係止凸部をプラグ栓刃の回動軌道から退避させるので、プラグ栓刃が刃受ばね片の平坦面領域に面接触して、温度上昇を回避することができる。
本実施形態に係る抜け止めコンセントは、刃受ばね20と、係止部材30とを備えており、これら刃受ばね20と係止部材30とを重ね合わせて(図1(b)、図2(c)参照)、コンセント本体10の内部へ組み込み(図1(a)参照)、蓋体11で被覆して組立てられる(図2(a)(b)参照)。
なお、抜け止めコンセントを構成する部品としては、端子部材や、鎖錠ばね等も含まれるが、本発明の要旨に直接関係なく、またそれら部品の構造はすでに周知であるため、図面では省略してあり、且つ明細書においても詳細な説明は割愛する。また、本発明の刃受ばね20は、端子部材と一体又は別体のいずれであってもよい。
ここで、一方の刃受ばね片22aは、差し込み領域Aと抜け止め領域Bの境界を屈曲形成するとともに、抜け止め領域Bにある表面を平坦面23としてある。また、この刃受ばね片22aに対向する他方の刃受ばね片22bには、プラグ栓刃が接触する表面を連続する湾曲面24に形成してあり、この湾曲面24に案内されてプラグ栓刃が回動する。
さらに、一方の刃受ばね片22aの抜け止め領域Bにある部位には、透孔25が形成してある。
この係止部材30は、ばね用ステンレス鋼帯から型抜きした後、曲げ加工して外形状が形成され、U字状に湾曲形成してばね性を高めた基部31と、この基部から延びる支持片32と、この支持片32の先端部に形成した係止凸部33とを有している。係止凸部33は、ばね用ステンレス鋼帯を切り起こして成形してある。
プラグ栓刃40は、既述した差し込み領域Aに面した刃受ばね片22a,22bの隙間に差し込む(図4(a)参照)。続いて、プラグ栓刃40を差し込み方向に延びる仮想軸周りに図4(a)の時計方向に回動させると、途中でプラグ栓刃40が係止凸部33に当接する(図4(b)参照)。そして、さらにプラグ栓刃40を回動させると、プラグ栓刃40から受ける押圧力によって係止部材30の支持片32が弾力的に撓んで、係止凸部33をプラグ栓刃40の回動軌道から退避させる(図4(b)(c)参照)。そして、プラグ栓刃40が既述した抜け止め領域Bに至ると、プラグ栓刃40に形成してある係止孔41が係止凸部33と対向する位置に配置される。そうすると、プラグ栓刃40から受ける押圧力が解除され、撓んでいた係止部材30の支持片32が元の位置まで弾力的に戻り、係止凸部33が一方の刃受ばね片22aの表面側に突き出す。これにより、係止凸部33がプラグ栓刃40の係止孔41と係合して抜け止め状態が形成される(図4(d)(e)参照)。
さらに、抜け止め位置にあるプラグ栓刃40を無理に引き抜いたときにも、係止凸部33とプラグ栓刃40との間に摩擦が生じるが、このような無理抜きが繰り返されても、係止凸部33が摩耗しにくい材料(ばね用ステンレス鋼帯)で形成してある本実施形態の抜け止めコンセントは、係止凸部の摩耗が少なく、抜け止め機能を保持することができる。
20:刃受ばね、21:基部、22a,22b:刃受ばね片、A:差し込み領域、B:抜け止め領域、23:平坦面、24:湾曲面、25:透孔、
30:係止部材、31:基部、32:支持片、33:係止凸部、
40:プラグ栓刃、41:係止孔
Claims (4)
- 刃受ばねに形成した一対の刃受ばね片の間にプラグの栓刃が差し込まれて電気的な導通状態を形成するとともに、前記プラグ栓刃に形成した係止孔に係止凸部を係合させて前記プラグ栓刃の差し込み状態を保持する抜け止めコンセントであって、
前記一対の刃受ばね片の一方に透孔を形成するとともに、
弾力性及び導電性を有する金属材料で構成した係止部材を備え、当該係止部材は、U字状に湾曲形成してばね性を高めた基部と、この基部から延びる支持片と、この支持片の先端部に形成した前記係止凸部とを有し、
前記係止部材は、前記透孔が形成された一方の刃受ばね片の背面に前記支持片の表面を面接触するように重ね合わせてコンセント本体の内部に組み込まれ、当該コンセント本体の内壁と前記刃受ばねとの間で前記U字状の基部が圧縮されてばね力が生じており、このばね力をもって前記支持片が前記刃受ばね片の背面に当接し、
且つ、前記透孔を通して前記係止部材の係止凸部を前記一対の刃受ばね片の中間領域に配置し、当該中間領域に差し込まれたプラグ栓刃の係止孔に前記係止凸部が係合して前記プラグ栓刃の差し込み状態を保持する構成としたことを特徴とする抜け止めコンセント。 - 前記係止部材は、前記一方の刃受ばね片の背面に重ね合わせて配置され、前記透孔を通して前記係止凸部が当該刃受ばね片の表面から突き出しており、
前記プラグ栓刃が前記一対の刃受ばね片の中間領域に差し込まれ、且つ当該差し込み方向に延びる仮想軸周りに当該プラグ栓刃を回動して前記係止凸部が当該プラグ栓刃に当接したとき、前記係止部材が弾力的に撓んで前記係止凸部を当該プラグ栓刃の回動軌道から退避させ、さらに前記プラグ栓刃の回動に伴い当該係止凸部の対向位置に前記係止孔が移動してきたとき、当該係止凸部が当該係止孔と係合する構成であることを特徴とする請求項1の抜け止めコンセント。 - 前記係止凸部に前記係止孔が係合する位置まで回動してきた前記プラグ栓刃に対し、面接触する平坦面領域を前記一方の刃受ばね片の表面に形成したことを特徴とする請求項2の抜け止めコンセント。
- 前記刃受ばねを銅合金で構成するとともに、前記係止部材をばね用ステンレス鋼帯で構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の抜け止めコンセント。
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