JP6344180B2 - 取り付け構造と包装箱および表示板 - Google Patents

取り付け構造と包装箱および表示板 Download PDF

Info

Publication number
JP6344180B2
JP6344180B2 JP2014194976A JP2014194976A JP6344180B2 JP 6344180 B2 JP6344180 B2 JP 6344180B2 JP 2014194976 A JP2014194976 A JP 2014194976A JP 2014194976 A JP2014194976 A JP 2014194976A JP 6344180 B2 JP6344180 B2 JP 6344180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
packaging box
hole
flap
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014194976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016064858A5 (ja
JP2016064858A (ja
Inventor
▲高▼広 江越
▲高▼広 江越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2014194976A priority Critical patent/JP6344180B2/ja
Publication of JP2016064858A publication Critical patent/JP2016064858A/ja
Publication of JP2016064858A5 publication Critical patent/JP2016064858A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6344180B2 publication Critical patent/JP6344180B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Description

本発明は、取り付け構造と包装箱および表示板に関するものである。より詳しくは、マルチパック用包装箱に、添付物を一体となって取り付けるための取り付け構造と、これにより取り付けられている包装箱および表示板に関する。
缶入りのビールやコーヒーなどを半ダース等の複数個を一単位として集積包装されたマルチパック包装体がスーパーマーケットあるいは量販店などで販売されている。このようなマルチパックには、天面板、底面板、前面板、背面板からなり、天面板にそれぞれに指を入れて持つための左右方向に2つの吊手孔が設けられているものが多くある。
また、このようなマルチパック包装体に、景品など添付品を添付したり、宣伝、広告等の情報表示を添付したりすることが行われている。
このような添付のための取付け部材を提供するものとして、プレミアム取付け部材がマルチパック包装体の天板面内側と容器上部の間に挿入され、マルチパック包装体の容器群が露出した部分の上下部四隅に設けられている係止面部で係止されるマルチパック用プレミアム取付板が開示されている(特許文献1)。
また、マルチパック包装体の側面板部と略同等の大きさに宣伝、広告等の情報掲示あるいはプレミアムを添付する販売促進係止板が側面板部の短辺方向の両端部四隅あるいはブランク板内面と容器との間でマルチパック販売促進係止板が係止されているマルチパック用販売促進表示板も開示されている(特許文献2)。
公知文献を以下に示す。
特開2003−341718号公報 特開2003−341719号公報
特許文献1および2に記載された取り付け方では、上からの力により外れる可能性があり、重量のあるものを取り付けることは困難であった。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、マルチパック用包装箱に、添付物を一体となって取り付け、容易に外れてしまうことのない取り付け構造と、これにより取り付けられている包装箱および表示板を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、天面板、底面板、前面板、後面板を有し、前記天面板にはそれぞれに指を入れて持つための左右方向に2つの吊手孔が設けられ、複数の容器が一単位として集積包装されたマルチパック用包装箱に、添付物を一体となって取り付けるための取り付け構造であって、前記マルチパック用包装箱の天面板の上に重なる上面板を有し、前記上面板には前記吊手孔に対向する位置に貫通孔が設けられ、前記貫通孔には前記上面板の中央側に接続した陥入フラップが設けられ、前記マルチパック用包装箱の前面板あるいは前記後面板に接するように、部材が設けられていることを特徴とする取り付け構造である。
本発明の取り付け構造は、以上のような構成であって、前面板あるいは後面板に接するように、部材が設けられているので、吊手孔に入れた陥入フラップと相まって、取り付けた添付物が安定して固定される。
本発明の請求項2の発明は、前記陥入フラップの前後方向の長さが前記吊手孔の前後方向の長さより長いことを特徴とする請求項1に記載の取り付け構造である。
本発明は、陥入フラップを吊手孔に入れると、陥入フラップの前後方向の長さが吊手孔の前後方向の長さより長いので、嵌合し容易に外れてしまうことがない。
本発明の請求項の発明は、前記陥入フラップの先端部の位置が、前記吊手孔の中にあることを特徴とする請求項1または2に記載の取り付け構造である。
本発明は、陥入フラップの先端部の位置が、吊手孔の中にあるので、陥入フラップを吊手孔の中に入れやすい。
本発明の請求項の発明は、前記陥入フラップには、前記上面板との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫が設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の取り付け構造である。
本発明は、陥入フラップに、上面板との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫が設けられているので、吊手孔に、陥入フラップを入れるときに、折罫で陥入フラップが折れるので、幅が狭くなり入れやすい。また、入れた後は、折れていたのが開いて、外れてしまうことはない。
本発明の請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の取り付け構造で取り付けられることを特徴とする包装箱である。
本発明では、包装箱が請求項1から4のいずれか1項に記載の取り付け構造で取り付けられているので容易に外れてしまうことがない。
本発明の請求項6の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の取り付け構造で取り付けられることを特徴とする表示板である。
本発明では、表示板が請求項1から4のいずれか1項に記載の取り付け構造で取り付けられているので容易に外れてしまうことがない。
本発明の取り付け構造は、マルチパック用包装箱に、添付物を一体となって取り付けることができ、容易に外れてしまうことがない。また、これにより取り付けられている包装箱および表示板は容易に外れてしまうことがない。
本発明の取り付け構造の一例を取り付けるマルチパック包装体を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の取り付け構造の一例を模式的に平面で示した説明図である。 本発明の取り付け構造の一例をマルチパック包装体に取り付ける途中段階を模式的に平面で示した説明図である。 本発明の取り付け構造の一例をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に平面で示した説明図である。 本発明の第1の実施形態の包装箱を模式的に示した説明図である。(A)平面図、(B)側面図である。 本発明の第1の実施形態の包装箱のブランクを模式的に示した説明図である。 本発明の第1の実施形態の包装箱を組み立てる状態を模式的に示した説明図である。 本発明の第1の実施形態の包装箱を組み立てる次の状態を模式的に示した説明図である。 本発明の第2の実施形態の表示板を模式的に示した説明図である。(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図である。 本発明の第2の実施形態の表示板のブランクを模式的に示した説明図である。 本発明の第2の実施形態の表示板をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の第3の実施形態の表示板を模式的に示した説明図である。(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図である。 本発明の第3の実施形態の表示板のブランクを模式的に示した説明図である。 本発明の第3の実施形態の表示板をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の第4の実施形態の表示板を模式的に示した説明図である。(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図である。 本発明の第4の実施形態の表示板のブランクを模式的に示した説明図である。 本発明の第4の実施形態の表示板をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーを模式的に示した説明図である。(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図である。 本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーのブランクを模式的に示した説明図である。 本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーを組み立てる状態の裏面を模式的に示した説明図である。 図20の表面側である。 本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーの使用状態の一例を模式的に示した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明の取り付け構造の一例を取り付けるマルチパック包装体を模式的に斜視で示した説明図、図2は、本発明の取り付け構造の一例を模式的に平面で示した説明図、図3は、本発明の取り付け構造の一例をマルチパック包装体に取り付ける途中段階を模式的に平面で示した説明図、図4は、本発明の取り付け構造の一例をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に平面で示した説明図である。
本例の取り付け構造を取り付けるマルチパック包装箱100は、図1のように、天面板1、底面板2、前面板3、後面板4を有し、天面板1にはそれぞれに指を入れて持つための左右方向に2つの吊手孔5が設けられ、複数の缶などの容器6が一単位として集積包装されてマルチパック包装体101を形成している。
そして、本例の取り付け構造200は、図2に示すように上面板201を有し、上面板
201は図では省略された他の部分の添付物と一体となって連続して形成されている。上面板201には吊手孔5に対向する位置に貫通孔202が設けられ、貫通孔202は切れ込みと折罫で形成され、上面板201の中央側に折罫が位置して接続している、これにより貫通孔202と同形の陥入フラップ203が設けられている。更に、陥入フラップ203には、上面板201との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫204が設けられている。
図3は、点線で示すマルチパック包装箱100の天面板1の上に、取り付け構造200の上面板201を重ねた状態を上から見た図で、陥入フラップ203の前後方向の長さが吊手孔5の前後方向の長さより長くなっている。また、陥入フラップ203の先端部の位置は、吊手孔5の中にある。このため容易に押し込むことができる。
陥入フラップ203には折罫204がもうけられているので、陥入フラップ203を吊手孔5に押し込むとき、折罫204で折り曲げられ、陥入フラップ203の前後方向の長さが吊手孔5の前後方向の長さより長くても容易に押し込むことができる。
図4のように、陥入フラップ203を吊手孔5に押し込むと(押し込まれた陥入フラップ203を破線で示す)、陥入フラップ203の前後方向の長さが吊手孔5の前後方向の長さより長くなっているので、一度陥入フラップ203を吊手孔5に押し込むと、容易に外れることがない。更に、陥入フラップ203を吊手孔5から引き出そうとしても、押し込むときに折られた折罫204が平らになり、引き出しにくくなる。
このように、本例の取り付け構造200は、マルチパック用包装箱100に、添付物を一体となって取り付けることができ、容易に外れてしまうことがない。
<第1の実施形態>
以下、本発明を実施するための第1の実施形態につき説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態の包装箱を模式的に示した説明図で、(A)平面図、(B)側面図、図6は、本発明の第1の実施形態の包装箱のブランクを模式的に示した説明図、図7は、本発明の第1の実施形態の包装箱を組み立てる状態を模式的に示した説明図、図8は、本発明の第1の実施形態の包装箱を組み立てる次の状態を模式的に示した説明図である。
第1の実施形態の包装箱300は、図5のように、取り付け構造200と物品収納部301とからなっていて、取り付け構造200は、マルチパック包装箱100の天面板1の上に重なり、物品収納部301は、前面板3あるいは後面板4に接するように設けられている。
取り付け構造200は、前述の通り、上面板201を有し、上面板201には吊手孔5に対向する位置に貫通孔202が設けられ、貫通孔202は切れ込みと折罫で形成され、貫通孔202と同形の陥入フラップ203が連設されている。更に、陥入フラップ203には、上面板201との接続部分(折罫の位置)の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫204が設けられている。
この包装箱300のブランク302は、図6に示すように、左右中央の上から、上面板201、正面板303、下面板304、背面板305、貼着板306が設けられている。包装箱300の上面は、上面板201に一体化されている。
また、正面板303の左右には、それぞれ側面板307と差込片308が設けられている。また、上面板201の物品収納部301にあたる部分と下面板304には、左右に折
込片309が設けられている。
これを組み立てるには、図7のように、下面板304と背面板305の間の折罫を折って、貼着板306に接着剤を塗布して、上面板201と正面板303の間の折罫を折って、図8のように畳む。貼着板306は上面板201の物品収納部301にあたる部分に貼着される。
この畳まれた包装箱300を起こして、上面板201の物品収納部301にあたる部分、正面板303、下面板304、背面板305で断面長方形になるようにし、折込片309を内方に倒して、側面板307を内方に倒し、差込片308を背面板305の内面側に差し込む、これにより、図5のような、包装箱300が組み立てられる。
この組み立てられた包装箱300をマルチパック包装箱100の天面板1の上に上面板201を重ね、前面板3または後面板4に背面板305を接するようにすると、マルチパック包装箱100の吊手孔5に貫通孔202が対向するので、陥入フラップ203を指などで上から吊手孔5に押し込んで、マルチパック用包装箱100に、包装箱300を取り付ける。
<第2の実施形態>
以下、本発明を実施するための第2の実施形態につき説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態の表示板を模式的に示した説明図で、(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図、図10は、本発明の第2の実施形態の表示板のブランクを模式的に示した説明図、図11は、本発明の第2の実施形態の表示板をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に斜視で示した説明図である。
第2の実施形態の表示板400は、図9(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図に示すように、取り付け構造200と表示部401とからなっている。取り付け構造200は、マルチパック包装箱100の天面板1の上に重なり、表示部401は、前面板3に接するように設けられ、中央上部は円弧状になっていて、取り付け構造200より上に立ち上がっていて、目を引きやすく目立つようになっている。この円弧状の部分の分だけ取り付け構造200の上面板201が窪んでいる。
取り付け構造200は、前述の通り、上面板201を有し、上面板201には吊手孔5に対向する位置に貫通孔202が設けられ、貫通孔202は切れ込みで形成され、貫通孔202と同形の陥入フラップ203が設けられている。更に、陥入フラップ203には、上面板201との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫204が設けられている。
この表示板400のブランク402は、図10に示すように、取り付け構造200の上面板201と表示部401とが、左右両端より中央に伸びる折罫403で接続している。また、2つの折罫403の中央側の端部より円弧状の切込み404が、上面板201側に凸となって設けられている。
このブランク402を図9のように折罫403で折って、図11のように、マルチパック包装体101に取り付ける。すなわち、マルチパック包装箱100の天面板1の上に重なるように、取り付け構造200の上面板201を載せて、表示部401を前面板3の外側に接するようする。このようにすると、吊手孔5に貫通孔202が重なるので、陥入フラップ203を吊手孔5に押し込む。
このようにすると、マルチパック用包装箱100に表示板400を取り付けることがで
き、前述のように、容易に外れてしまうことがない。表示部401は、取り付け構造200より上に立ち上がっていて、目立ちアイキャッチ効果が高い。
<第3の実施形態>
以下、本発明を実施するための第3の実施形態につき説明する。
図12は、本発明の第3の実施形態の表示板を模式的に示した説明図で、(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図、図13は、本発明の第3の実施形態の表示板のブランクを模式的に示した説明図、図14は、本発明の第3の実施形態の表示板をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に斜視で示した説明図である。
第3の実施形態の表示板500は、図12(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図に示すように、取り付け構造200と表示部501とからなっている。取り付け構造200は、マルチパック包装箱100の天面板1の上に重なり、表示部501は、前面板3に接するように設けられ、右上隅部に右辺と上辺の延長線の交点を中心とする円形の部分が延設され、右と上にはみ出している。取り付け構造200の上面板201が、この円形の部分を形成したため窪んでいる。
取り付け構造200は、前述の通り、上面板201を有し、上面板201には吊手孔5に対向する位置に貫通孔202が設けられ、貫通孔202は切れ込みで形成され、貫通孔202と同形の陥入フラップ203が連設されている。更に、陥入フラップ203には、上面板201との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫204が設けられている。
この表示板500のブランク502は、図13に示すように、取り付け構造200の上面板201と表示部501とが、左端より円形の部分まで伸びる折罫503で接続している。また、この円形の部分を形成するので、円弧状の切込み504が設けられ、上面板201がこの分窪んでいる。
このブランク502を図12のように折罫503で折って、図14のように、マルチパック包装体101に取り付ける。すなわち、マルチパック包装箱100の天面板1の上に重なるように、取り付け構造200の上面板201を載せて、表示部501を前面板3の外側に接するようする。このようにすると、吊手孔5に貫通孔202が重なるので、陥入フラップ203を吊手孔5に押し込む。
このようにすると、マルチパック用包装箱100に表示板500を取り付けることができ、前述のように、容易に外れてしまうことがない。表示部501は、取り付け構造200より上に立ち上がっていて、更に右側にも飛び出ているので、目立ちアイキャッチ効果が高い。
<第4の実施形態>
以下、本発明を実施するための第4の実施形態につき説明する。
図15は、本発明の第4の実施形態の表示板を模式的に示した説明図で、(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図、図16は、本発明の第4の実施形態の表示板のブランクを模式的に示した説明図、図17は、本発明の第4の実施形態の表示板をマルチパック包装体に取り付けた状態を模式的に斜視で示した説明図である。
第4の実施形態の表示板600は、図15(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図に示すように、取り付け構造200と表側表示部601aと裏側表示部601bと起立固定部602からなっている。裏側表示部601bの下端は、突起部601cが設けてある。
起立固定部602には、図16のブランク603に示すように、固定孔604が設けられていて、固定孔604を通して、貫通孔202に設けた陥入フラップ203を吊手孔5に押し込み、取り付け構造200の上面板201をマルチパック包装箱100の天面板1に固定すると共に、起立固定部602を挟んで固定し、表側表示部601aと裏側表示部601bを図15(C)のように起立させる。
取り付け構造200は、前述の通り、上面板201を有し、上面板201には吊手孔5に対向する位置に貫通孔202が設けられ、貫通孔202は切れ込みで形成され、貫通孔202と同形の陥入フラップ203が連設されている。更に、陥入フラップ203には、上面板201との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫204が設けられている。
この表示板600のブランク603は、図16に示すように、取り付け構造200の上面板201と表側表示部601aと裏側表示部601bと起立固定部602が折罫605、606、607を介し、連設されている。また、裏側表示部601bの下端は、起立固定部602に凸の突起部601cが切れ目により設けてある。
このブランク603を図15のように折罫で折って、マルチパック包装体101に取り付ける。すなわち、折罫606を山折りし、折罫607と折罫605を谷折りし、固定孔604の位置に貫通孔202が来るようにして、陥入フラップ203を差し込む。そして、陥入フラップ203が下方に突き出しているので、マルチパック包装箱100の天面板1の吊手孔5に押し込み、図17のように、取り付ける。このとき、突起部601cを後面板4の外側に接するようにして取り付ける。
このようにすると、マルチパック用包装箱100に表示板600を取り付けることができ、前述のように、容易に外れてしまうことがない。表側表示部601aは取り付け構造200より上に立ち上がっていて、目立ちアイキャッチ効果が高い。また、裏側も裏側表示部601bが、取り付け構造200より上に立ち上がっていて、目立ちアイキャッチ効果がある。
<第5の実施形態>
以下、本発明を実施するための第5の実施形態につき説明する。
図18は、本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーを模式的に示した説明図で、(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図、図19は、本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーのブランクを模式的に示した説明図、図20は、本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーを組み立てる状態の裏面を模式的に示した説明図、図21は、図20の表面側である。図22は、本発明の第5の実施形態の卓上カレンダーの使用状態の一例を模式的に示した説明図である。
第5の実施形態は、卓上カレンダー700である。卓上カレンダー700は、図18(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図に示すように、取り付け構造200の上面板201と枚葉カレンダー収納部701とからなっている。
枚葉カレンダー収納部701の正面板702は、図18(B)正面図のように、額縁状に窓部を設けるための線状の切れ目とその間の繋ぎ部からなる窓用切れ目703が設けられている。
また、窓用切れ目703の上方には、上面板201を卓上カレンダー700から切離すための破線状の切れ目からなる切り取り線704が左右方向に設けられている。尚、図示
しないが、枚葉カレンダー収納部701には、1ヶ月分や2か月分などのカレンダーが印刷された複数の枚葉のカレンダーが収納されている。
卓上カレンダー700は、図19に示すブランク705から組み立てられる。上から取り付け構造200の上面板201が設けられ、折罫706を介して正面板702が設けられ、更に折罫707を介して背面板708が設けられている。
正面板702の左右には、それぞれ、折罫709、710を介して、左押さえ板711と右押さえ板712が設けられている。左押さえ板711と右押さえ板712は、収納した枚葉のカレンダーが左右から落ちないようにしていると共に、卓上カレンダーとして使用する時には切り取り線704で切離された枚葉カレンダー収納部701を立てた状態に支えるための支持体となる。
正面板702には前述したように、窓用切れ目703と切り取り線704が設けられている。背面板708には、卓上カレンダーを吊るして使用する場合に用いる、中央に貫通孔の設けられた吊り下げ具713が切れ目と折罫で形成されている。
左押さえ板711の先端には係止用突起714が設けられ、右押さえ板712には係止用突起714をスライド可能に係止する切れ目715が設けられている。切れ目715は上下の直線状部が先端側で折れ曲がり互いにつながっていて、内側が舌片状のタブを形成している。また、根元部分は外側にカールして裂けるのを防止している。
取り付け構造200は、前述の通り、上面板201を有し、上面板201には吊手孔5に対向する位置に貫通孔202が設けられ、貫通孔202は切れ込みで形成され、貫通孔202と同形の陥入フラップ203が連設されている。更に、陥入フラップ203には、上面板201との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫204が設けられている。
卓上カレンダー700を組み立てるには、このブランク705の折罫707で折って背面板708を裏側に倒し、その上に折罫709で折って、左押さえ板711を背面板708の上に重ね、更に折罫710で折って右押さえ板712を重ね、左押さえ板711の係止用突起714を右押さえ板712の切れ目715に下から嵌め込み、切れ目715の範囲で係止用突起714がスライド可能に係止する。
このようにすると、図20の裏側から見た図のようになる。これを表側から見た図が図21である。そして、折罫706で折って上面板201を倒すと、図18のように、卓上カレンダー700が組み立てられる。
このように、組み立てられた卓上カレンダー700を、枚葉カレンダー収納部701がマルチパック包装箱100の前面板3に接するようにして、取り付け構造200の上面板201をマルチパック包装箱100の天面板1に重ねる。
すると、マルチパック包装箱100の吊手孔5に貫通孔202が対向するので、陥入フラップ203を指などで上から吊手孔5に押し込んで、マルチパック用包装箱100に、卓上カレンダー700を取り付ける。
消費者がマルチパック包装体101を購入して、卓上カレンダーを使用するには、切り取り線704で切断して、取り付け構造200の上面板201を切離して使用することができる。
この場合、吊り下げ具713を折罫で折って折り返して、吊り下げ具713の中央に設けられた貫通孔を利用して吊るして使用することもできるが、机などに置いて使用する場合は、左押さえ板711と右押さえ板712を背面板708から離すように広げる。
左押さえ板711の係止用突起714は、右押さえ板712の切れ目715にスライド可能に係止されているので、切れ目715の先端側で係止用突起714が止まり、これ以上、左押さえ板711と右押さえ板712が開かなくなる。
またこの状態で、切れ目715で形成された舌片状のタブの先端が左押さえ板711に当たり、左押さえ板711と右押さえ板712が閉じないように働き、開いた状態を保持する。
これにより、図22のように、左押さえ板711と右押さえ板712が開いた状態になるので、机などに置いても、正面板702と背面板708の下端部と、左押さえ板711の下端部と、右押さえ板712の下端部とが三角形になり、安定して置いておくことができる。
100・・・マルチパック包装箱
101・・・マルチパック包装体
1・・・天面板
2・・・底面板
3・・・前面板
4・・・後面板
5・・・吊手孔
6・・・容器
200・・・取り付け構造
201・・・上面板
202・・・貫通孔
203・・・陥入フラップ
204・・・折罫
300・・・包装箱
301・・・物品収納部
302・・・ブランク
303・・・正面板
304・・・下面板
305・・・背面板
306・・・貼着板
307・・・側面板
308・・・差込片
309・・・折込片
400・・・表示板
401・・・表示部
402・・・ブランク
403・・・折罫
404・・・切込み
500・・・表示板
501・・・表示部
502・・・ブランク
503・・・折罫
504・・・切込み
600・・・表示板
601a・・・表側表示部
601b・・・裏側表示部
601c・・・突起部
602・・・起立固定部
603・・・ブランク
604・・・固定孔
700・・・卓上カレンダー
701・・・枚葉カレンダー収納部
702・・・正面板
703・・・窓用切れ目
704・・・切り取り線
705・・・ブランク
706、707、709、710・・・折罫
708・・・背面板
711・・・左押さえ板
712・・・右押さえ板
713・・・吊り下げ具
714・・・係止用突起
715・・・切れ目

Claims (6)

  1. 天面板、底面板、前面板、後面板を有し、前記天面板にはそれぞれに指を入れて持つための左右方向に2つの吊手孔が設けられ、複数の容器が一単位として集積包装されたマルチパック用包装箱に、添付物を一体となって取り付けるための取り付け構造であって、前記マルチパック用包装箱の天面板の上に重なる上面板を有し、前記上面板には前記吊手孔に対向する位置に貫通孔が設けられ、前記貫通孔には前記上面板の中央側に接続した陥入フラップが設けられ、前記マルチパック用包装箱の前面板あるいは前記後面板に接するように、部材が設けられていることを特徴とする取り付け構造。
  2. 前記陥入フラップの前後方向の長さが前記吊手孔の前後方向の長さより長いことを特徴とする請求項1に記載の取り付け構造。
  3. 前記陥入フラップの先端部の位置が、前記吊手孔の中にあることを特徴とする請求項1または2に記載の取り付け構造。
  4. 前記陥入フラップには、前記上面板との接続部分の両端部より狭まるように傾斜する2本の折罫が設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の取り付け構造。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の取り付け構造で取り付けられることを特徴とする包装箱。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の取り付け構造で取り付けられることを特徴とする表示板。
JP2014194976A 2014-09-25 2014-09-25 取り付け構造と包装箱および表示板 Active JP6344180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194976A JP6344180B2 (ja) 2014-09-25 2014-09-25 取り付け構造と包装箱および表示板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194976A JP6344180B2 (ja) 2014-09-25 2014-09-25 取り付け構造と包装箱および表示板

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016064858A JP2016064858A (ja) 2016-04-28
JP2016064858A5 JP2016064858A5 (ja) 2017-09-14
JP6344180B2 true JP6344180B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=55804960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014194976A Active JP6344180B2 (ja) 2014-09-25 2014-09-25 取り付け構造と包装箱および表示板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6344180B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020083447A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 ウエストロック・パッケージング・システムズ・エルエルシー 吊り下げデバイス及びパッケージ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089162U (ja) * 1983-11-24 1985-06-19 大日本印刷株式会社 壜包装容器
JP3057541U (ja) * 1998-09-07 1999-06-02 株式会社小野商店 吊り下げ包装体
JP3206750B1 (ja) * 2000-03-23 2001-09-10 アサヒビール株式会社 マルチパックのpop表示方法及びその表示構造
JP2002236463A (ja) * 2002-04-26 2002-08-23 Asahi Breweries Ltd マルチパックのpop表示方法及びその表示構造
JP2004149183A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Rengo Co Ltd 紙製マルチパック
JP2007039119A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Rengo Co Ltd 景品収納部付き包装体
JP3134951U (ja) * 2007-06-15 2007-08-30 共同印刷株式会社 広告宣伝媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016064858A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20140040124A (ko) 물품들을 포장하기 위한 카톤, 이러한 카톤을 형성하기 위한 블랭크 및 카톤 형성 방법
JP3185841U (ja) 包装箱
JP6132563B2 (ja) 包装用箱
US20210039828A1 (en) Packaging box and product dispenser
JP6299352B2 (ja) 吊り下げ包装箱
JP6344180B2 (ja) 取り付け構造と包装箱および表示板
EP3317194B1 (en) Display carton
JP5474575B2 (ja) 包装容器
JP5935623B2 (ja) 展示機能付き包装箱
JP6203694B2 (ja) 包装容器
JP2011116387A (ja) 展示機能つきカートン
JP4820212B2 (ja) 立上片付ケース
JP6526388B2 (ja) 表示板付き包装用箱及びその製造方法
JP6507746B2 (ja) スタンド機構
JP5953765B2 (ja) 表示板付段ボール箱
JP3172649U (ja) 包装用箱
JP6927249B2 (ja) ブリスターパック
JP4242524B2 (ja) 包装用箱
JP3199762U (ja) 包装箱
JP2017124842A (ja) 吊り下げ包装箱
JP6350464B2 (ja) 表示物
JP2015209237A (ja) ケース組み立て用シート、包装ケース及び包装体
JP6058309B2 (ja) 包装用箱とその製造方法
JP6183228B2 (ja) 展示機能付き包装箱
JP2023096379A (ja) 包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170801

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6344180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250