JP3206750B1 - マルチパックのpop表示方法及びその表示構造 - Google Patents

マルチパックのpop表示方法及びその表示構造

Info

Publication number
JP3206750B1
JP3206750B1 JP2000082857A JP2000082857A JP3206750B1 JP 3206750 B1 JP3206750 B1 JP 3206750B1 JP 2000082857 A JP2000082857 A JP 2000082857A JP 2000082857 A JP2000082857 A JP 2000082857A JP 3206750 B1 JP3206750 B1 JP 3206750B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pop
insertion portion
group
display
pack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000082857A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001270558A (ja
Inventor
武司 藤川
竜治 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Breweries Ltd
Original Assignee
Asahi Breweries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Breweries Ltd filed Critical Asahi Breweries Ltd
Priority to JP2000082857A priority Critical patent/JP3206750B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206750B1 publication Critical patent/JP3206750B1/ja
Publication of JP2001270558A publication Critical patent/JP2001270558A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 飲料を充填した容器の複数からなる容器群を
包装材で包装したマルチパックにおける前記容器群が露
出した部分に、POP表示材を容易に且つ強固に取り付
けることが可能であるマルチパックのPOP表示構造を
提供する。 【解決手段】 POP表示材40は板状部材400を屈
折して形成されていて、POP44を備えた表示部41
と、表示部41の左右両側に連設された挿入部42と、
さらに挿入部42の両外側に連設され挿入部42に対し
て折り返された掛止部43と、を備えている。缶群を包
装材30で包装したマルチパック10における前記缶群
と包装材30との間に、挿入部42を開口面34から挿
入したうえ、掛止部43を折り返し部37に噛み合わせ
て係合して、挿入部42を前記缶群と包装材30との間
に固定することにより、マルチパック10の一側面(開
口面34)にPOP表示材40を取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコール飲料や
清涼飲料水等の飲料を充填した缶,瓶等の容器の複数を
まとめて包装したマルチパックに、POP等を備えたP
OP表示材を取り付けるマルチパックのPOP表示方法
及びその表示構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビールやジュース等の飲料を
充填した容器、すなわち飲料缶や飲料瓶は、消費者がま
とめ買いをしやすいように、2〜6個程度をまとめて包
装したマルチパックとしてしばしば販売されている。特
に、コンビニエンスストアにおいては、近年このマルチ
パックでの販売量が増加してきている。
【0003】一方、商品の販売促進のために、POPを
その商品の外装材等に設けることがある。なお、POP
(Point of Purchase)とは広告宣伝
に関する用語で、商品の宣伝,広告をしたり、商品を目
立たせたりすることにより、消費者の購買意欲を喚起す
るような表示のことである。このようなPOPは、文
字,写真,イラスト等を単独又は2種以上組み合わせて
用いて、デザイン的に作製されることが多い。
【0004】例として、6個の飲料缶2(内容量350
ml)を3個ずつ2列に整列させた缶群を、略四角筒状
の紙製の包装材3(シート)で包んだマルチパック1の
場合のPOPを、図9を参照しながら説明する。上記マ
ルチパック1は、通常は、前記缶群の上下面及び前後面
(前記缶群の長手方向に平行な2つの垂直面)が包装材
3により覆われ、左右の側面(前記缶群の長手方向に直
交する2つの垂直面)が露出した形態となっていて、包
装材3のうちマルチパック1の下面を除く面(すなわ
ち、上面及び前後面)に、図示しないPOPが印刷等に
より表示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンビニエンスストア
においては、マルチパックは、正面がガラス張りで内部
が見えるようになっている陳列用の冷蔵庫に陳列される
ことが多い。その際には、限られたスペースに多種の商
品を陳列するために、上記のようなマルチパックは幅の
狭い前記側面を正面に向けて陳列されることが多い。し
たがって、該マルチパックの上面や幅の広い前記前後面
は、前記冷蔵庫の外からは消費者にほとんど見えないよ
うになっている。
【0006】前述のようにマルチパックの前記左右の側
面は缶が露出していてPOPは表示されていないので、
上記のようなPOPの効果は期待できない。よって、P
OPを備えた表示材を、別途、前記左右の側面に設ける
等の方法により、POPが消費者に見えるようにする必
要がある。しかしながら、前記左右の側面は前述のよう
に缶の表面が露出しているため、POPを備えた表示材
等を取り付けることは困難であった。また、POPを備
えたシール等を缶の表面に直接貼付することは好ましく
なかった。
【0007】また、商品に景品等の物品をもれなく添付
して、販売促進を図るという手法がある。上記マルチパ
ックの場合は、消費者に対するアピール度を高めるため
には、前記物品を前記左右の側面に取り付けなければな
らないが、ある程度の重量を有する前記物品を缶の表面
に取り付けることは困難であった。特開平8−6925
1号公報には、マルチパックに取り付けるプライスカー
ドが記載されている。このプライスカードは、価格等を
表示する表示部に差込みパネルが直角をなして設けられ
た構成であって、該差込みパネルをマルチパックから露
出した缶と缶との間に差し込むことにより、マルチパッ
クにプライスカードを取り付けるようになっている。そ
して、前記差込みパネルの先端が折り曲げられていて、
差込みパネルをマルチパックに差し込んだ際には、この
折り曲げられた部分が缶に引っかかるので、プライスカ
ードがマルチパックから外れにくいようになっている。
【0008】しかしながら、このようなプライスカード
は、マルチパックに対して何らかの固定が行われている
わけではないので、さほど大きな力が加わらなくとも、
マルチパックから外れてしまう恐れがあった。また、景
品等の物品をマルチパックに取り付ける場合に、上記プ
ライスカードにおける取り付け手法を適用することが困
難であることは、前記物品がある程度の重量を有するこ
とから考えれば明らかである。
【0009】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するためになされたものであり、その目的は、飲
料を充填した容器の複数からなる容器群を包装材で包装
したマルチパックにおける前記容器群が露出した部分
に、POPを備えた表示材を容易に且つ強固に取り付け
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は次のような構成からなる。請求項1の発明
は、包装材を天板,底板,及び前後の面板を有した略四
角筒状にし、この包装材で、飲料を充填した略円柱状の
缶の複数からなる缶群の上下面及び前後面を覆うことに
より、前記缶群の左右の側面を前記包装材の2つの開口
面から露出させて前記缶群を包装してマルチパックと
し、このマルチパックにPOP表示材を取り付けるマル
チパックのPOP表示方法において、POPを備えた表
示部と、この表示部の上側に連続する挿入部と、この挿
入部に連続し且つこの挿入部に対して下側に折り返され
る2つの掛止部とからなる前記POP表示材を前記開口
面に取り付けるに際して、前記2つの掛止部を前記挿入
部に対して下側に折り返した状態で、折り返された両掛
止部とともに前記挿入部を前記缶群の上面と前記包装材
の天板との間に前記開口面から挿入し、前記挿入部に対
する前 記折返しからの前記両掛止部の復元力により、前
記両掛止部を前記挿入部に対して開かせて、前記両掛止
部を、前記缶の上面周縁に沿って備えられ全体として凹
部を形成する環状の立ち上がり部のうち、前記挿入部を
挿入した開口面側の2つの缶の、前記環状の立ち上がり
部の各内周面に個別に掛止させ、且つ前記挿入部の上面
を前記天板に接触させ、以て、前記POP表示材を前記
包装材の開口面に取り付けることを特徴とするマルチパ
ックのPOP表示方法としている。
【0011】また請求項2の発明は、包装材を天板,底
板,及び前後の面板を有した略四角筒状にし、この包装
材で、飲料を充填した略円柱状の缶の複数からなる缶群
の上下面及び前後面を覆うことにより、前記缶群の左右
の側面を前記包装材の2つの開口面から露出させて前記
缶群を包装してマルチパックとし、このマルチパックに
POP表示材を取り付けるマルチパックのPOP表示構
造において、前記POP表示材を、POPを備えた表示
部と、この表示部の上側に連続する挿入部と、この挿入
部に連続し且つこの挿入部に対して下側に折り返された
2つの掛止部とから構成し、前記缶群の上面と前記天板
との間に前記開口面から前記挿入部を挿入するととも
に、前記缶の上面周縁に沿って備えられ全体として凹部
を形成する環状の立ち上がり部のうち、前記挿入部を挿
入した開口面側の2つの缶の、前記環状の立ち上がり部
の各内周面に前記掛止部を個別に掛止し、且つ前記挿入
部の上面を前記天板に接触させて、前記挿入部を前記缶
群の上面と天板との間に固定したことを特徴とするマル
チパックのPOP表示構造としている。
【0012】なお、本発明においては、前後とは前記容
器群及び前記マルチパックの長手方向と直角をなす方向
を意味し、左右とは前記容器群及び前記マルチパックの
長手方向を意味する。したがって、前後面とは、前記容
器群及び前記マルチパックの有する6つの面のうち、長
手方向に平行な2つの垂直面を意味し、側面とは、長手
方向に直交する2つの垂直面を意味する。ただし、前記
容器群及び前記マルチパックの縦横方向の長さが同一で
ある場合には、2組の対向する垂直面のうち一方を前後
面、他方を側面とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るマルチパックのPO
P表示構造の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に
説明する。図1は、本発明のマルチパックのPOP表示
構造の実施形態を示す図であり、(a)はPOP表示材
50を取り付けたマルチパック10の斜視図、(b)は
(a)のB−B線断面図である。また、図2及び図3
は、POP表示材50の展開図及び斜視図である。
【0014】飲料を充填した容器である飲料缶20(内
容量350ml)を6個パックしたマルチパック10
に、POP表示材50が取り付けられている6個の飲
料缶20は3個ずつ2列に整列した缶群を形成してい
て、天板31,底板32,前面板33A,及び後面板3
3Bを有し略四角筒状をなす紙製の包装材30により前
記缶群が包装されてマルチパック10をなしている。な
お、包装材30は樹脂製等でもよい。
【0015】このマルチパック10は、前記缶群の上下
面及び前後面(前記缶群の長手方向に平行な2つの垂直
面)が包装材30により覆われ、左右の側面(前記缶群
の長手方向に直交する2つの垂直面)が包装材30の開
口面34から露出した形態となっていて、包装材30の
うちマルチパック10の下面(底板32)を除く面、す
なわち、上面(天板31)と前後面(前面板33A,後
面板33B)には、文字やイラスト等からなるPOP
(図示せず)がカラー印刷等により表示されている。
【0016】また、このマルチパック10には、飲料缶
20が開口面34からマルチパック10の外部に外れな
いように、飲料缶20を保持する保持部36が設けられ
ている。該保持部36は、前面板33A及び後面板33
Bの縁部を包装材30の内側に折り返すことにより、前
記縁部の上下両端に形成されていて、その際に、前記縁
部の上下方向の中央部分の内面側には、前記折り返しに
より折り返し部が形成される。
【0017】さらに、天板31のほぼ中心位置には略半
円形の穴38が2個設けられていて、該穴38に手指を
挿入してマルチパック10を持ち運びできるようになっ
ている。POP表示材50は、表示部51と挿入部52
と掛止部53とを備えていて、マルチパック10の一側
面(開口面34)に取り付けられている。
【0018】まず、POP表示材50の構造及び作製方
法を説明する。POP表示材50は、図に示すような
複数の突出部分を有する長方形の板状部材500(紙
製)からから作製されるものである。なお、板状部材5
00は樹脂製等でもよい。板状部材500の長方形部分
(前記突出部分以外の本体部分)には、短辺に平行な1
本の折り曲げ線b1が所定の位置に設けられていて、板
状部材500の前記長方形部分は折り曲げ線b1により
第1パネル501及び第2パネル502に区分されてい
る。そしてさらに、第2パネル502の上辺には、折り
曲げ線c1,c2を介して略扇形の第3パネル503及
び第4パネル504(前記突出部分に相当する)が、円
弧を内側に向けてそれぞれ連設されている。
【0019】このような板状部材500を、折り曲げ線
b1,c1,c2にて同一方向に折り曲げる。これによ
り、第1パネル501により表示部51が、第2パネル
502により挿入部52が、さらに、第3パネル503
及び第4パネル504により掛止部53,53が、それ
ぞれ構成されて、図に示すようなPOP表示材50が
得られる。なお、挿入部52は複数に分割されていても
い。
【0020】そして、文字,写真,イラスト等を単独又
は2種以上組み合わせて作製された所望のPOP54
が、表示部51(第1パネル501の表裏2面のうち、
挿入部52の突出方向の面と反対側の面)に設けられて
いる。次に、POP表示材50の取り付け方法を説明す
る。上記のようなPOP表示材50の挿入部52を、前
記缶群の上面と天板31との間に開口面34から挿入す
る。なお、挿入部52を挿入する際には、掛止部53,
53は折り曲げ線c1,c2にて折り返されていて、挿
入部52と前記缶群の上面との間に挟まれた状態で挿入
する。そして、掛止部53,53の円弧状の先端53a
(挿入部52と連続していない側の端部)を、飲料缶2
0の上面周縁に沿って備えられ全体として凹部を形成す
る環状の立り上がり部21のうち、挿入部52を挿入し
た開口面34側の部分の内周面22に当接させる。
【0021】このとき、掛止部53には折り曲げに対す
る復元力が作用していて、挿入部52から離れようとし
ている。この離れようとする作用は、掛止部53の先端
53aを前記缶群の上面に押しつける作用となるため、
掛止部53の先端53aは立り上がり部21の内周面2
2に自動的に当接され掛止される。このようにして、表
示部51がマルチパック10の側面の一部を覆うよう
に、POP表示材50が前記缶群の上面と天板31との
間に取り付けられる。
【0022】このように、POP表示材50のマルチパ
ック10への取り付けは非常に容易であって、さらに、
飲料缶20の上面に備えられた立り上がり部21のう
ち、挿入部52を挿入した開口面34側の部分の内周面
22に掛止部53の円弧状の先端53aが当接されて、
掛止部53が立ち上がり部21に掛止されているので、
挿入部52は前記缶群の上面と天板31との間に強固に
取り付けられることとなり、その結果、POP表示材5
0に多少の力が作用しても、POP表示材50がマルチ
パック10から脱落することがない。
【0023】特に、掛止部53の先端53aが円弧状と
なっていて、環状の立り上がり部21の内周面22に沿
うような形状となっているので、掛止部53の先端53
aが立り上がり部21の内周面22に当接された際に、
掛止部53が確実に掛止されやすい。このことは、PO
P表示材50をマルチパック10へ強固に取り付けるこ
とに対して大変優れた効果がある。さらに、このことに
より、POP表示材50の取り付け時や使用中にPOP
表示材50に対して作用した応力等により、掛止部53
が変形しにくいから、POP表示材50は長期にわたっ
てあるいは繰り返し使用することが可能である。
【0024】なお、2つの略扇形の掛止部53,53は
円弧を内側に向けて設けられているが、挿入部52の横
幅によっては、円弧を外側に向けて設けてもよい。ま
た、先端が円弧状の矩形や半円形の掛止部を設けてもよ
い。このようなPOP表示材50が一側面に取り付けら
れたマルチパック10は、マルチパック10が開口面3
4を正面に向けて陳列される場合においても、表示部5
1のPOP54により消費者の購買意欲を喚起して、商
品の販売促進を図ることができる。
【0025】なお、POP表示材50の表示部51の形
状は上記のような長方形に限定される物ではなく、例え
ば、図4の(a),(b)に示すように円形であっても
よい。その際に、表示部51と挿入部52とは、(a)
のように両部の中央部が連結された形態でもよいし、
(b)のように両部の左右両端部が連結された形態でも
よい。
【0026】さらに、POP表示材50に景品その他の
物品を保持する保持手段を設けて、該保持手段に前記物
品を保持させることにより、マルチパック10に前記物
品を取り付けてもよい。そうすれば、消費者に対するア
ピール度をさらに高めることができるから、消費者の購
買意欲を喚起して商品の販売促進を図ることが可能であ
る。POP表示材50はマルチパック10に強固に取り
付けられているので、多少重量を有する物品であっても
問題なくマルチパック10に取り付けることができる。
【0027】前記保持手段としては袋状の部材や箱状の
部材等があげられ、その中に前記物品を入れ保持させれ
ばよい。図5の(a)は前記保持手段の一例である袋状
部材57を、(b)は前記保持手段の一例である箱状部
材58を、それぞれPOP表示材50に設けた例であ
る。このような袋状部材57や箱状部材58は紙や樹脂
等で作製して、接着剤や接着フィルム等の慣用の固着手
段によりPOP表示材50へ取り付ければよい。また、
POP表示材50は袋状部材57や箱状部材58を一体
に備えているような形態であってもよい。その場合は、
板状部材500は、組み立てることにより袋状部材57
や箱状部材58となるような部分を有する形状に設計し
ておく。
【0028】また、景品等の物品の種類としては、マル
チパック10に取り付け可能な大きさ,形状,重量であ
れば特に限定されるものではないが、例えば、飲料缶2
0内の飲料とともに食するのに適した菓子類や摘み物
(アルコール飲料の肴),小型の玩具,花類の種子,カ
ード,くじ等があげられる。以上説明した実施形態は本
発明の一例を示したものであって、本発明の目的が達成
されるならば、POP表示材40,50及びマルチパッ
ク10の構成等、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではない。
【0029】例えば、表示部41,51の形状は特に限
定されるものではなく、マルチパック10に取り付ける
ことが可能な形状及び大きさであれば、どのような形状
でもよい。例えば、三角形,四角形,五角形等の多角
形、円形、楕円形、星形、人の形状、犬,猫等の動物の
形状、木,花,草等の植物の形状、自動車,飛行機,船
等の乗物の形状などを例示することができる。表示部4
1,51の形状をPOPとして利用すれば、消費者への
アピール度をより高めることが可能である。
【0030】また、上記各実施形態においては飲料缶2
0の数は6本であったが、その数は特に限定されるもの
ではなく、通常は2〜6本程度である。また、その容量
は500ml等の他の容量でも何ら問題ない。さらに、
充填された飲料については、ビール等のアルコール飲料
やジュース,コーラ,水等の清涼飲料水等、特に限定さ
れない。
【0031】さらに、マルチパックには、シート状の包
装材で缶群を上から包んだ後に該缶群の下面においてロ
ック封緘するボトムロック方式と、缶群を下から包んだ
後に該缶群の上面においてロック封緘するトップロック
方式とがあるが、本実施形態においては、どちらの方式
のマルチパックであっても何ら差し支えない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
包装材の開口面から挿入された挿入部が掛止部によって
容器群と前記包装材との間に確実に固定されるので、シ
ール等を前記容器群に直接貼付することなく、前記マル
チパックの前記容器群が露出した前記開口面に、POP
表示材を強固に取り付けることが可能である。
【0033】したがって、前記マルチパックが前記開口
面を正面に向けて陳列される場合においても、前記マル
チパックにPOPの表示を行うことが可能であるので、
消費者の購買意欲を喚起して商品の販売促進を図ること
ができる。また、本発明によれば、POP表示材及びそ
の固定手段を単純な構成とすることができ、さらに、前
記POP表示材の前記開口面への取り付けが容易且つ強
固であるという効果もある。
【0034】特に、本発明によれば2つの掛止部を有し
て、両掛止部を缶群のうちの2つの缶に個別に掛止する
ことができるから、表示部の左右の傾斜を防止して姿勢
を安定させるとともにPOP表示材の取付け強度を向上
させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチパックのPOP表示構造の
実施形態を示す斜視図及び部分断面図である。
【図2】図1のPOP表示材の展開図である。
【図3】図1のPOP表示材の斜視図である。
【図4】本発明に係るマルチパックのPOP表示構造の
別の実施形態を示す斜視図及び部分断面図である。
【図5】部品を保持する保持手段を備えたPOP表示材
の斜視図である。
【図6】従来のマルチパックを説明する斜視図である。
【符号の説明】
10 マルチパック 20 飲料缶 21 立ち上がり部 22 内周面 30 包装材 31 天板 32 底板 33A 前面板 33B 後面板 34 開口面 37 折り返し部50 POP表示材51 表示部52 入部53 掛止部 53a 先端54 POP500 板状部材b1 ,c1,c2 折り曲げ線 57 袋状部材 58 箱状部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−69251(JP,A) 特開 平2−242759(JP,A) 実開 昭59−12173(JP,U) 登録実用新案3030134(JP,U) 登録実用新案3026011(JP,U) 実用新案登録3071975(JP,Y2) 特表 平10−513422(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 1/00 - 1/12 B65D 71/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装材を天板,底板,及び前後の面板を
    有した略四角筒状にし、この包装材で、飲料を充填した
    略円柱状の缶の複数からなる缶群の上下面及び前後面を
    覆うことにより、前記缶群の左右の側面を前記包装材の
    2つの開口面から露出させて前記缶群を包装してマルチ
    パックとし、このマルチパックにPOP表示材を取り付
    けるマルチパックのPOP表示方法において、 POPを備えた表示部と、この表示部の上側に連続する
    挿入部と、この挿入部に連続し且つこの挿入部に対して
    下側に折り返される2つの掛止部とからなる前記POP
    表示材を前記開口面に取り付けるに際して、 前記2つの掛止部を前記挿入部に対して下側に折り返し
    た状態で、折り返された両掛止部とともに前記挿入部を
    前記缶群の上面と前記包装材の天板との間に前記開口面
    から挿入し、 前記挿入部に対する前記折返しからの前記両掛止部の復
    元力により、前記両掛止部を前記挿入部に対して開かせ
    て、前記両掛止部を、前記缶の上面周縁に沿って備えら
    れ全体として凹部を形成する環状の立ち上がり部のう
    ち、前記挿入部を挿入した開口面側の2つの缶の、前記
    環状の立ち上がり部の各内周面に個別に掛止させ、且つ
    前記挿入部の上面を前記天板に接触させ、以て、前記P
    OP表示材を前記包装材の開口面に取り付けることを
    徴とするマルチパックのPOP表示方法。
  2. 【請求項2】 包装材を天板,底板,及び前後の面板を
    有した略四角筒状にし、この包装材で、飲料を充填した
    略円柱状の缶の複数からなる缶群の上下面及び前後面を
    覆うことにより、前記缶群の左右の側面を前記包装材の
    2つの開口面から露出させて前記缶群を包装してマルチ
    パックとし、このマルチパックにPOP表示材を取り付
    けるマルチパックのPOP表示構造において、 前記POP表示材を、POPを備えた表示部と、この表
    示部の上側に連続する挿入部と、この挿入部に連続し且
    つこの挿入部に対して下側に折り返された2つの掛止部
    とから構成し、前記缶群の上面と前記天板との間に前記
    開口面から前記 挿入部を挿入するとともに、前記缶の上
    面周縁に沿って備えられ全体として凹部を形成する環状
    の立ち上がり部のうち、前記挿入部を挿入した開口面側
    の2つの缶の、前記環状の立ち上がり部の各内周面に前
    記掛止部を個別に掛止し、且つ前記挿入部の上面を前記
    天板に接触させて、前記挿入部を前記缶群の上面と天板
    との間に固定したことを特徴とするマルチパックのPO
    P表示構造。
JP2000082857A 2000-03-23 2000-03-23 マルチパックのpop表示方法及びその表示構造 Expired - Lifetime JP3206750B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082857A JP3206750B1 (ja) 2000-03-23 2000-03-23 マルチパックのpop表示方法及びその表示構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082857A JP3206750B1 (ja) 2000-03-23 2000-03-23 マルチパックのpop表示方法及びその表示構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3206750B1 true JP3206750B1 (ja) 2001-09-10
JP2001270558A JP2001270558A (ja) 2001-10-02

Family

ID=18599601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000082857A Expired - Lifetime JP3206750B1 (ja) 2000-03-23 2000-03-23 マルチパックのpop表示方法及びその表示構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206750B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4748619B2 (ja) * 2009-06-24 2011-08-17 リズム時計工業株式会社 キャッチポップ
JP6344180B2 (ja) * 2014-09-25 2018-06-20 凸版印刷株式会社 取り付け構造と包装箱および表示板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001270558A (ja) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2112477A (en) Package and closure for the same
US3414414A (en) Portion packed soluble food product package
JP6071908B2 (ja) 分割可能なトレー
US6220440B1 (en) Gift package kit
US4448303A (en) Point of sale display container
US7530186B2 (en) Article for displaying indicia and holding an object above a container lid
US20150014199A1 (en) Product container blank, carrier and package
US5228564A (en) Package for displaying a plurality of different sized containers
JP3206750B1 (ja) マルチパックのpop表示方法及びその表示構造
US4053050A (en) Display package
US7490726B2 (en) Soft toy holder
US8646611B2 (en) Pivotal product packaging
JP2002236463A (ja) マルチパックのpop表示方法及びその表示構造
US20090288981A1 (en) Package for Displaying a Product
JP3071975U (ja) マルチパックのpop表示構造
EP0685407A1 (en) A package for food products such as confectionary products
US11267626B2 (en) Packaging device
JP2006516516A (ja) 改良型容器キャリア
US20100065457A1 (en) Beverage package with incorporated handles
US5310109A (en) Folded simulated vehicle container system
EP1264781A1 (en) Package containing foodstuffs
JP2003341718A (ja) マルチパック用プレミアム取付板
JP3575246B2 (ja) 乾電池集積包装体
JP2004017979A (ja) 飲料用容器
KR20150068204A (ko) 포장박스

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 9