JP6343190B2 - レンズシステム及びそれを有する撮像システム - Google Patents
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Description
また、近年では、撮影された映像がバーチャルスタジオでのCG合成やAR(拡張現実)などの処理に供されることが多くなり、さらに映像画面の大型化で合成精度の向上が要求されている。
特許文献2では、ポテンショメータとエンコーダのZ相を使用した制御技術が開示されている。
可動光学部材がマニュアル操作可能な光学装置と、前記光学装置に脱着可能であり前記可動光学部材をサーボ駆動する駆動装置と、から成るレンズシステムであって、前記光学装置は前記可動光学部材の位置を検出する第1の位置検出手段を有し、
前記駆動装置は、前記光学装置に接続された時に、前記第1の位置検出手段より高い分解能で前記可動光学部材の位置の変位量を検出する第2の位置検出手段を有し、前記可動光学部材の駆動範囲における、前記第1の位置検出手段の出力値の変化と、該変化時の第2の位置検出手段の出力値と、を対応させて記憶する第1の記憶手段を有する、ことを特徴とするレンズシステムであることを特徴とする。
また駆動装置120にはコントローラ130が接続されており、CPUb121に通信ラインb141を通してコントローラ130によるズームレンズ104の制御が可能となっている。
Tp1=Ta2−Ta1 ・・・(1)
Tp2=(16ビット×3)÷ 100Kbps=480μs ・・・(2)
Tp3=Tp1+Tp2 ・・・(3)
Tb1=Tb3−Tp3 ・・・(4)
(4)式により、CPUb121は、絶対値エンコーダ102の値が変化した時刻Tb1を演算することができる。
AdrsOffset=Round(Tp3/Ts) ・・・(5)
AdrsTb1=AdrsCurr−AdrsOffset ・・・(6)
ここで、Roundは小数点以下を四捨五入する演算子である。ここで小数点以下を切り捨て、切り上げしても構わない。
PosOffset=PosCurr−PosTb1 ・・・(7)
PosOffset=115−111=4
このPosOffsetは、CPUa101が絶対値エンコーダ102の変化検出時からCPUb121がCPUa101から送信された初期化データa402を受信完了するまでにかかった時間内にズームレンズ104が移動したときの相対値エンコーダ123の出力値が変化した値となっている。
PzCurr=PosMemo+PosOffset ・・・(8)
このPzCurrを相対値エンコーダ123に設定することにより、ズームレンズ104の精度の良い絶対位置が得られることになる。
PzCurr=100+4=104
となる。
このPzCurrを相対値エンコーダ123に設定することになる。図4(a)の405がPzCurrの値である104を設定したときの相対値エンコーダの出力を表したものとなる。
ステップ505でCPUb121との通信が許可されていない場合は、ステップS505に戻り、通信許可を待つ。また許可されている場合は、ステップ506に進む。
図6(a)は、CPUb121がタイマb125の割り込み処理による周期的な処理のフローである。
ステップS606では、算出されたズームレンズ104の絶対値を相対値エンコーダ123に設定する。
図1における駆動装置120の記憶部b122をなくしたものである。従ってCPUb121がタイマb125によるタイマ割り込みごとに相対値エンコーダ123の値を記憶部b122に設定することが無いこと以外は同等な機能なため、全体ブロックの説明を省略する。
TpStopStd>Tp22 ・・・(8)
TpInitStd<Tp22 ・・・(9)
Ta21=Ta22 ・・・(10)
TpStopStd<Tp22 ・・・(11)
Tp22>Tp21 ・・・(12)
Tp21=Tp22 ・・・(13)
そしてステップS909へ進む。
ステップS910では、CPUa101が通信許可状態まで待ち、通信許可状態になった場合、CPUa101はCPUb121へ初期化データb802(初期化データを表す通信ヘッダとPosMemo)を送信する。
TpInitStd<Tp22 ・・・(13)
図11(a)は、第1の記憶方法である。
次にCPUa101はズームレンズ104をテレ端まで移動させながら、CPUb121から相対値エンコーダ123の値を取得する。
光学装置100の構成はCPUa101やタイマa105が省略されているが、図1と同等であるため説明を省略する。
CPUd1103はズームレンズ104をテレ端方向に移動しながら、絶対値エンコーダ102の出力値の変化を検出するたびに相対値エンコーダ1104の出力値を読み込み記憶部a103へ順次設定していく。
そして調整用コントローラ1107へ終了を通知する。
120 駆動装置
101 CPUa
102 絶対値エンコーダ(第1の位置検出手段)
103 記憶部a(第1の記憶手段)
104 ズームレンズ(可動光学部材)
123 相対値エンコーダ(第2の位置検出手段)
Claims (13)
- 可動光学部材がマニュアル操作可能な光学装置と、前記光学装置に脱着可能であり前記可動光学部材をサーボ駆動する駆動装置と、から成るレンズシステムであって、
前記光学装置は前記可動光学部材の位置を検出する第1の位置検出手段を有し、
前記駆動装置は、前記光学装置に接続された時に、前記第1の位置検出手段より高い分解能で前記可動光学部材の位置の変位量を検出する第2の位置検出手段を有し、
前記可動光学部材の駆動範囲における、前記第1の位置検出手段の出力値の変化と、該変化時の第2の位置検出手段の出力値と、を対応させて記憶する第1の記憶手段を有する、
ことを特徴とするレンズシステム。 - 前記第1の記憶手段は前記光学装置に備えられることを特徴とする請求項1に記載のレンズシステム。
- 前記光学装置は、前記第1の位置検出手段の出力値の変化を検出した後、該変化に対応する前記第1の記憶手段に記憶されている値と、該検出の時間を特定するための時間情報と、を前記駆動装置に出力する第1の制御手段を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズシステム。
- 前記時間情報は、前記第1の位置検出手段の出力値の変化から前記通信の開始までの時間と、前記光学装置より取得した情報のデータ長と通信速度とに基づいて得られた通信時間とに基づいて構成されることを特徴とする請求項3に記載のレンズシステム。
- 前記駆動装置は、前記第2の位置検出手段の出力値を周期的に取得し、前記第2の記憶装置に順次記憶する第2の制御手段を有する、ことを特徴とする請求項4に記載のレンズシステム。
- 前記第2の制御手段は、前記光学装置から取得した前記時間情報に基づいて、前記第2の記憶手段に記憶された値を選択し、該選択された値と第1の記憶手段に記憶された値とに基づいて前記第2の位置検出手段の現在の出力値を補正する、ことを特徴とする請求項5に記載のレンズシステム。
- 前記光学装置は、前記第1の位置検出手段の出力値の変化の前回の検出から今回の検出までの経過時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段で計測された時間の最大値を記憶する最大時間記憶部とを有し、
前記第1の制御手段は、前記最大時間記憶部の値が変化した場合に、前記第1の位置検出手段の変化に基づく前記第1の記憶手段に記憶されている値を前記駆動装置に出力する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズシステム。 - 前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段から通知された値を前記第2の位置検出手段の現在の出力値として設定することを特徴とする請求項7に記載のレンズシステム。
- 前記第1の制御手段は、前記時間計測手段で計測された時間が所定の時間より長い場合は、前記第1の位置検出手段の出力値の変化に基づく前記第1の記憶手段の値を前記駆動装置に通知しない、ことを特徴とする請求項7又は8に記載のレンズシステム。
- 前記第1の制御手段は、電源投入又は前記駆動装置が前記光学装置に接続されたことを認識した場合、前記第1の位置検出手段の出力値の変化に基づく前記第1の記憶手段の値を前記駆動装置に通知する、ことを特徴とする請求項9に記載のレンズシステム。
- 前記駆動範囲は機械的可動範囲であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のレンズシステム。
- 前記駆動範囲はサーボ制御の駆動範囲であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のレンズシステム。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載のレンズシステムと、該レンズシステムと接続し、該レンズシステムからの被写体光を受光する撮像素子を備えるカメラと、を有する撮像システム。
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