JP6342453B2 - 操作入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが複数の指で操作する操作子と、前記操作子への操作入力を処理して少なくとも1台の操作対象機器を制御するコンピュータとを有する操作入力装置に関する。
特許文献1では、電子機器の操作を迅速に行うことができる機器操作装置を提供することを目的としている([0005]、要約)。当該目的を達成するため、特許文献1(要約、図2〜図6等)において、操作ユニット11は、タッチパッド23と操作入力部25とを備える。操作ユニット11は、タッチパッド23と操作入力部25のダイヤル41への入力操作に応じた制御信号を電子機器3へ出力する。ダイヤル41は、タッチパッド23が有する入力面(上側の面)の背面側の領域に配置されている。これにより、タッチパッド23への入力操作とダイヤル41への入力操作とを片手で同時に実行することができるとされている。
また、特許文献1([0044])では、以下のような制御の例が示されている。すなわち、車両の搭乗者がダイヤル41の操作のみを行った場合には音楽のボリュームを変化させる。タッチパッド23に指1本でタッチしながらダイヤル41の操作をすると、AMラジオ放送のチャンネルの切替えが可能となる。タッチパッド23に指2本でタッチしながらダイヤル41の操作をすると、FMラジオ放送のチャンネルの切替えが可能となる。さらに、搭乗者がタッチパッド23に指3本でタッチしながらダイヤル操作をすることでエアコンの設定温度を操作できる。
特開2015−176286号公報
上記のように、特許文献1では、タッチパッド23とダイヤル41とを物理的に別体として構成する。このため、操作性及び設計の自由度に改善の余地がある。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、操作性及び設計の自由度の一方又は両方を改善可能な操作入力装置を提供することを目的とする。
本発明に係る操作入力装置は、
ユーザが複数の指で操作する操作子と、
前記操作子への操作入力を処理して少なくとも1台の操作対象機器を制御するコンピュータと
を有するものであって、
前記操作子は、前記操作子を把持する前記複数の指それぞれを検出する指センサを含み、
前記コンピュータは、
前記指センサの検出結果に基づいて前記操作子を把持する前記指の本数である把持指本数を特定し、
前記操作入力に対応する操作指令の種類を、前記把持指本数に応じて切り替える
ことを特徴とする。
本発明によれば、指センサの検出結果に基づいて操作子を把持する指の本数(把持指本数)を特定し、操作子への操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数に応じて切り替える。これにより、ユーザは把持指本数を変更するのみで、操作子への操作入力に対応する操作指令の種類を即座に切り替えることができる。換言すると、タッチパネル等の表示装置なしでも操作指令の種類を切り替えて、操作指令の内容を入力することが可能となる(但し、そのような表示装置を用いてもよい。)。従って、操作対象機器の操作性を向上することが可能となる。
また、本発明によれば、操作子を把持する複数の指それぞれを検出する指センサは、操作子に含まれる。換言すると、指センサは、操作子と物理的に一体として構成される。このため、特許文献1の構成(タッチパッド23とダイヤル41とを物理的に別体とする構成)と比較して、設計の自由度を高めることが可能となる。
前記操作子は、例えばダイヤルスイッチとすることができる。ダイヤルスイッチであれば、把持指本数が変化しても操作が容易であるため、ユーザは、把持指本数を変更することで、簡易に操作指令の種類を切り替えることができる。
前記コンピュータは、前記把持指本数に応じて前記操作指令の種類を選択し、その後、前記操作子の操作量に応じて前記操作指令の内容を切り替えてもよい。これにより、指による操作子への接触及び操作子の操作という一連の流れで、操作指令の種類の選択と操作指令の内容の切替えとを行うことが可能となる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
前記操作入力装置は、前記操作子に反力を付与する反力発生装置を備えてもよい。また、前記コンピュータは、前記把持指本数に応じて前記反力の大きさを変化させてもよい。これにより、ユーザは、反力の違いを認識することで、現在、何本の指が操作入力装置に認識されているのかを知ることが可能となる。また、反力を用いることで、ユーザの記憶に残り易くなる。さらに、反力を強くするほど、操作子の操作量を微調整可能となるため、反力を適切に設定すれば、操作子の操作性が上がる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
前記コンピュータは、前記操作子で切り替える数値又は状態の数を示すノッチ数を、前記把持指本数に応じて変化させてもよい。これにより、把持指本数によって特定される操作指令の種類に応じて柔軟にノッチ数を切り替えることで、ユーザの利便性を向上することができる。
前記コンピュータは、前記把持指本数が多いほど、前記ノッチ数を増やしてもよい。一般に、把持指本数が多いほど、操作子を細かく操作することが可能である。本発明によれば、操作子に接触する指の本数(把持指本数)が多いほど、ノッチ数を増やすことで、把持指本数に伴う指の操作能力とノッチ数とを対応付けて、ユーザの利便性を向上することができる。
前記コンピュータは、前記操作子が停止中である又は前記操作子が停止してから所定期間が経過したと判定したとき、前記操作子による前記操作指令の種類の切替えを許容してもよい。また、前記コンピュータは、前記操作子が移動中である又は前記操作子が停止してから前記所定期間が経過していないと判定したとき、前記操作子による前記操作指令の種類の切替えを禁止してもよい。これにより、ユーザが意図せずに把持指本数が変化した場合、操作指令の種類を維持する(又は切り替えない)ことで、ユーザの利便性を向上することができる。
前記操作入力装置は、前記操作子に振動を付与する振動発生装置を備えてもよい。また、前記コンピュータは、前記把持指本数に応じた前記振動を前記振動発生装置に発生させてもよい。これにより、ユーザは、振動の違いを認識することで、現在、何本の指が認識されているのかを知ることが可能となる。また、振動を用いることで、ユーザの記憶に残り易くなる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
前記操作子は、発光又は表示により前記把持指本数を通知するインジケータを備えてもよい。これにより、ユーザは、インジケータの発光又は表示を介して、現在、何本の指が認識されているのかを知ることが可能となる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
本発明によれば、操作入力装置に関する操作性及び設計の自由度の一方又は両方を改善可能となる。
本発明の一実施形態に係る操作入力装置を搭載した車両の全体ブロック図である。 図2A〜図2Cは、前記実施形態の操作スイッチの第1〜第3状態を示す図である。 図3Aは、前記実施形態の前記操作スイッチを、ユーザの2本の指で操作する様子を示す図であり、図3Bは、前記実施形態の前記操作スイッチを、前記ユーザの3本の指で操作する様子を示す図である。 前記実施形態の操作入力装置を用いて操作対象機器を制御するフローチャートである。 前記実施形態における前記操作スイッチの操作を説明するための図である。
A.一実施形態
<A−1.構成>
[A−1−1.全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る操作入力装置20(以下「入力装置20」ともいう。)を搭載した車両10の全体ブロック図である。車両10は、入力装置20に加え、オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26を含む。オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26は、入力装置20によって制御される操作対象機器Otar(又は車載機器)として位置付けられる。
[A−1−2.操作入力装置20]
(A−1−2−1.操作入力装置20の概要)
操作入力装置20は、ユーザ(特に運転者)からの操作入力を受け付け、当該操作入力に対応する操作指令を、対応する操作対象機器Otarに出力する。図1に示すように、入力装置20は、操作スイッチ30と、反力発生装置32と、振動発生装置34と、電子制御装置36(以下「ECU36」という。)とを有する。また、図1、図4及び図5では、「スイッチ」を「SW」で省略して記載している。
(A−1−2−2.操作スイッチ30)
(A−1−2−2−1.操作スイッチ30の概要)
図2A〜図2Cは、本実施形態の操作スイッチ30の第1〜第3状態を示す図である。図2Aに示す第1状態は、操作スイッチ30の一部(後述する本体50の一部)が周辺部材40(例えばインスツルメントパネル)内に収納されている状態である。図2Bに示す第2状態は、操作スイッチ30の一部(本体50の一部)が周辺部材40から突出している途中の状態である。図2Cに示す第3状態は、周辺部材40に対する操作スイッチ30の一部(本体50の一部)の突出が完了した状態(通常の使用状態)である。
図3Aは、本実施形態の操作スイッチ30を、ユーザの2本の指300で操作する様子を示す図である。図3Bは、本実施形態の操作スイッチ30を、ユーザの3本の指300で操作する様子を示す図である。
操作スイッチ30(操作子)は、操作対象機器Otarの特定機能を操作するためにユーザ(特に運転者)の操作入力を受け付ける入力手段である。本実施形態の操作対象機器Otarには、オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26が含まれる。換言すると、操作スイッチ30は、オーディオスイッチ、ナビゲーションスイッチ及びエアコンディショナスイッチとして機能する。但し、その他の操作対象機器Otarを設定してもよい。操作対象機器Otarの切替えは、例えば、ナビゲーション装置24のタッチパネル120(図1)を介して行う。操作スイッチ30を用いての操作対象機器Otarの操作については、図5等を参照して後述する。
図3A等に示すように、操作スイッチ30は、ダイヤルスイッチ(又はロータリスイッチ)である。また、図1等に示すように、操作スイッチ30は、本体50と、昇降機構52と、接触センサ54と、発光部56とを備える。
(A−1−2−2−2.本体50)
本体50は、ユーザの複数の指300により操作されるダイヤル可動部60(図1等)と、可動部60を回転可能に支持する支持部62(図1)とを有する。なお、図2A〜図3Bでは、支持部62は、周辺部材40の内部に配置されているため、図示されていない。
図2Cに示すように、本実施形態のダイヤル可動部60(以下「可動部60」ともいう。)は、円筒状の部材であり、ユーザ側に開口している。或いは、可動部60は、ユーザ側に開口せずに閉塞されていてもよい。また、可動部60は、接触センサ54が形成される部分を除き、透明である。或いは、可動部60は、接触センサ54が形成される部分を除き、半透明又は光透過性としてもよい。或いは、可動部60は、全体として光透過性を有さなくてもよい。或いは、接触センサ54を透明としてもよい。
(A−1−2−2−3.昇降機構52)
昇降機構52は、図示しない昇降用モータ等を備え、本体50(すなわち、可動部60及び支持部62)を昇降させる。本実施形態では、車両10の駆動源(図示せず)がオフ状態であるとき、昇降機構52は、ECU36からの指令に基づいて、本体50を下降させて周辺部材40内に収納された状態とする(図2A)。また、前記駆動源がオン状態であるとき、昇降機構52は、ECU36からの指令に基づいて、本体50を上昇させて周辺部材40から突出させた状態とする(図2B及び図2C)。
(A−1−2−2−4.接触センサ54)
接触センサ54(指センサ)は、可動部60の一部(可動部60の上側のみ)として構成される。或いは、接触センサ54は、可動部60の側面全体に形成してもよい。接触センサ54は、可動部60を把持する複数の指300それぞれの接触位置を検出する。図3A及び図3Bでは、指300が可動部60の上部外側を把持している状態を接触センサ54が検出しているが、指300が可動部60の内面に接触している状態を接触センサ54が検出してもよい。接触センサ54は、例えば、圧力センサ、静電容量センサ等で構成することができる。
(A−1−2−2−5.発光部56)
発光部56(インジケータ)は、可動部60の一部として構成され、可動部60を把持する複数の指300それぞれの接触位置に対応して発光する。図3A及び図3Bにおいて、参照符号302は、指300の接触に伴って発光部56が発光している領域(発光領域302)を示している。発光部56は、有機エレクトロ・ルミネッセンス(有機EL)等の自発光素子で構成することができる。或いは、発光部56は、可動部60の周辺に配置した発光素子を入射して発光する部材で構成してもよい。
(A−1−2−3.反力発生装置32)
反力発生装置32は、ECU36からの指令に基づいて、操作スイッチ30(特に可動部60)に対して反力Fr[Nm]を付与する。本実施形態では、可動部60を把持する指300の数に応じて反力Frが切り替えられる。反力発生装置32は、例えば、反力を生成するモータ(反力モータ)等を有する。
(A−1−2−4.振動発生装置34)
振動発生装置34は、ユーザの指300が可動部60を把持した際、ECU36からの指令に基づいて、指300の本数Ngfに応じたパターンの振動Vを生成して操作スイッチ30(特に可動部60)に付与する。振動発生装置34は、例えば、振動Vを発生するモータ(振動モータ)等を有する。
(A−1−2−5.ECU36)
ECU36は、操作入力装置20全体を制御すると共に、各操作対象機器Otarを制御するコンピュータである。図1に示すように、ECU36は、入出力部80と、演算部82と、記憶部84とを有する。入出力部80は、ECU36とその他の部位(例えば操作スイッチ30)との間の信号の入出力を行う。
演算部82は、記憶部84に記憶されているプログラムを実行することにより、入力装置20全体を制御するものであり、例えば、中央処理装置(CPU)から構成される。演算部82は、オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26それぞれに対応する複数の装置制御部90を有する。なお、図1では、1つの装置制御部90のみを示し、その他の装置制御部90の図示を省略している。
オーディオ装置22のための装置制御部90(オーディオ制御部)は、操作対象機器Otarとしてオーディオ装置22が選択されている際、ユーザから操作スイッチ30への操作入力に基づいてオーディオ装置22を制御する。ナビゲーション装置24のための装置制御部90(NAV制御部)は、操作対象機器Otarとしてナビゲーション装置24が選択されている際、ユーザから操作スイッチ30への操作入力に基づいてナビゲーション装置24を制御する。エアコンディショナ26のための装置制御部90(エアコン制御部)は、操作対象機器Otarとしてエアコンディショナ26が選択されている際、ユーザから操作スイッチ30への操作入力に基づいてエアコンディショナ26を制御する。
図1に示すように、各装置制御部90は、入力検出部100と、装置指令部102と、反力制御部104と、振動制御部106と、発光制御部108とを有する。入力検出部100は、操作スイッチ30に対するユーザの操作入力を検出する。例えば、オーディオ装置22のための装置制御部90(オーディオ制御部)は、操作スイッチ30に対するユーザの操作入力を検出する。
装置指令部102は、入力検出部100で検出した操作入力に基づいて操作対象機器Otarに対して制御指令を送信して操作対象機器Otarを制御する。反力制御部104は、反力発生装置32に発生させる反力Frを制御する。振動制御部106は、振動発生装置34に発生させる振動Vを制御する。発光制御部108は、発光部56における発光を制御する。これらの詳細は、図4、図5等を参照して後述する。
記憶部84(図1)は、演算部82が利用するプログラム及びデータを記憶する。記憶部84は、例えば、ランダム・アクセス・メモリ(以下「RAM」という。)を備える。RAMとしては、レジスタ等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリとを用いることができる。また、記憶部84は、RAMに加え、リード・オンリー・メモリ(以下「ROM」という。)を有してもよい。
なお、本実施形態では、操作入力装置20は、車両10に搭載(又は常時固定)されているものを想定しているが、例えば、スマートフォンのように車両10の外部へ持ち運び可能なものであってもよい。
<A−2.制御>
[A−2−1.共通の流れ]
図4は、本実施形態の操作入力装置20を用いて操作対象機器Otarを制御するフローチャートである。図4の制御の開始前に、操作対象機器Otar(オーディオ装置22、ナビゲーション装置24又はエアコンディショナ26)がタッチパネル120を介して選択されている。図4の各ステップS11〜S19は、入力装置20の演算部82が実行する。図4の各ステップS11〜S19は、各操作対象機器Otarとしてのオーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26に共通して用いられる。図5は、本実施形態における操作スイッチ30の操作を説明するための図である。
図4のステップS11において、入力装置20は、ユーザの複数の指300により操作スイッチ30が把持されているか否かを判定する。当該判定は、接触センサ54の出力を用いて行う。具体的には、入力検出部100(図1)は、操作スイッチ30からの入力信号を受信し、接触センサ54に対する指300の接触(又は把持)があるか否か位置を検出する。
ここでは、接触センサ54に対する指300の接触を「把持」と判定している。換言すると、1ヶ所のみでの接触はないとの前提で判定している。或いは、接触位置が2ヶ所以上あることを条件として(換言すると、後述するステップS12で接触位置の数を確認した後に)、把持を判定してもよい。操作スイッチ30が把持されている場合(S11:YES)、ステップS12に進み、操作スイッチ30が把持されていない場合(S11:NO)、ステップS11を繰り返す。
ステップS12において、入力装置20は、操作スイッチ30を把持している指300の本数Ngf(以下「把持指本数Ngf」ともいう。)を特定する。具体的には、入力検出部100は、操作スイッチ30からの入力信号に基づいて判定された接触位置の個数が2以上であるか判定する。
ステップS13において、入力装置20の振動制御部106は、把持指本数Ngfに応じたパターンの振動Vを付与する。これにより、ユーザは、入力装置20が認識している把持指本数Ngf(及びこれに対応する操作指令の種類(後述))を認識することが可能となる。
ステップS14において、入力装置20の装置指令部102(図1)は、把持指本数Ngfに応じて操作指令の種類を選択すると共に、操作指令の種類に応じてノッチ範囲Rnを設定する。例えば、オーディオ装置22の操作指令の種類としては、オーディオソースの切替え、アルバムの選択、選曲、ボリューム調整等がある(詳細は、図5を参照して後述する。)。
また、ノッチ範囲Rnとは、同一の操作指令の内容に対応する、操作スイッチ30の操作量Ddの範囲[deg]である。換言すると、ノッチ範囲Rnは、ノッチの間隔を示す。また、ノッチ範囲Rnは、操作スイッチ30(操作子)で切り替える数値又は状態の数を示すノッチ数Nnに関連する(詳細は、図5を参照して後述する。)。
例えば、把持指本数Ngfが2本である場合、ノッチ範囲Rnは90°であり、90°毎に操作指令の内容が切り替わる。例えば、オーディオ装置22の場合、操作スイッチ30を90°回す毎にオーディオソースが切り替わる。本実施形態では、把持指本数Ngfが増えるほど、ノッチ範囲Rnが狭くなる。
図4のステップS15において、入力装置20の発光制御部108(図1)は、把持している指300の接触位置Pcに対応させて発光部56を発光させる。例えば、把持指本数Ngfが2本である場合、操作スイッチ30を把持している2本の指300の位置に対応させて発光部56の2ヶ所で発光させる(図3Aの2か所の発光領域302を参照)。また、把持指本数Ngfが3本である場合、操作スイッチ30を把持している3本の指300の位置に対応させて発光部56の3箇所で発光させる(図3Bの3か所の発光領域302を参照)。把持指本数Ngfが4本及び5本の場合も同様である。
ステップS16において、入力装置20の反力制御部104(図1)は、把持指本数Ngfに応じて反力Frを発生させる。具体的には、図5の上側に示すように、反力制御部104は、把持指本数Ngfが増加するほど、操作スイッチ30に働く反力Frを大きくする。
ステップS17において、入力装置20の装置指令部102(図1)は、スイッチ操作量Ddに応じた操作指令を出力する。ステップS18において、入力装置20は、操作対象となっている操作スイッチ30が停止中であるか否かを判定する。操作スイッチ30が停止中でない場合(S18:NO)、ステップS15へ戻る。この際、新たにステップS14は行われないため、操作指令の種類及びノッチ範囲Rnは維持されることに留意されたい。操作スイッチ30が停止中である場合(S18:YES)、ステップS19に進む。
ステップS19において、入力装置20は、操作対象となっている操作スイッチ30の把持が終了したか否かを判定する。操作スイッチ30の把持が終了していない場合(S19:NO)、ステップS12に戻る。この際、新たにステップS12〜S14が行われるため、操作指令の種類及びノッチ範囲Rnは切替え可能であることに留意されたい。操作対象の操作スイッチ30の把持が終了した場合(S19:YES)、今回の図4の制御を終了し、所定期間経過後にステップS11から制御を開始する。
[A−2−2.把持指本数Ngfに応じた操作指令の種類の選択及びノッチ範囲Rnの設定]
(A−2−2−1.操作対象機器Otarがオーディオ装置22である場合)
図5に示すように、操作対象機器Otarがオーディオ装置22であり且つ操作スイッチ30の把持指本数Ngfが2本である場合、入力装置20は、操作スイッチ30の操作量Ddに応じてオーディオソースの切替えを行う。ここでのオーディオソースとしては、例えば、音楽データ記録媒体及びラジオが含まれる。音楽データ記録媒体としては、例えば、コンパクト・ディスク(CD)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)メモリ等を含めることができる。また、ラジオは、AM放送及びFM放送を含めることができる。
図5に示すように、把持指本数Ngfが2本である場合、操作量Ddが例えば90°毎にオーディオソースを切り替える。換言すると、ノッチ範囲Rnを90°毎に設定する。なお、オーディオソースの数が比較的多い場合、ノッチ範囲Rnを90°よりも狭く設定して、選択肢を増加させてもよい。
オーディオソースとして特定の音楽データ記録媒体が選択された状態で、操作スイッチ30の把持指本数Ngfが3本である場合、入力装置20は、操作スイッチ30の操作量Ddに応じてアルバムの選択を行う。オーディオソースとしてラジオが選択された状態で、操作スイッチ30の把持指本数Ngfが3本である場合、入力装置20は選局を行う。
図5に示すように、把持指本数Ngfが3本である場合、操作量Ddが例えば45°毎にオーディオソースを切り替える。換言すると、ノッチ範囲Rnを45°毎に設定する。把持指本数Ngfが3本である場合のノッチ範囲Rnは、把持指本数Ngfが2本である場合のノッチ範囲Rnよりも狭くする。なお、選択可能な放送局(チャンネル)の数(チャンネル数)が比較的多い場合、ノッチ範囲Rnを45°よりも狭く設定して、選択肢を増加させてもよい。チャンネル数は、固定値(デフォルト値)を用いることができる。或いは、ナビゲーション装置24で取得した位置情報に基づいて、ナビゲーション装置24又は入力装置20がチャンネル数を判定し、入力装置20は、チャンネル数に応じてノッチ範囲Rnを増加又は減少させてもよい。
オーディオソースとして特定の音楽データ記録媒体が選択された状態で、操作スイッチ30の把持指本数Ngfが4本である場合、入力装置20は、操作スイッチ30の操作量Ddに応じて選曲を行う。ここでの選曲は、選択されたアルバムの中から行われる。オーディオソースとしてラジオが選択された状態で、操作スイッチ30の把持指本数Ngfが4本である場合、入力装置20は、受信周波数の調整を行う。
図5に示すように、把持指本数Ngfが4本である場合、操作量Ddが例えば15°毎にオーディオソースを切り替える。換言すると、ノッチ範囲Rnを15°毎に設定する。把持指本数Ngfが4本である場合のノッチ範囲Rnは、把持指本数Ngfが3本である場合のノッチ範囲Rnよりも狭くする。なお、選択可能な曲の数(曲数)が比較的多い場合、ノッチ範囲を15°よりも狭く設定して、選択肢を増加させてもよい。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが5本である場合、オーディオソースの内容にかかわらず、入力装置20は、操作スイッチ30の操作量Ddに応じてボリューム調整を行う。すなわち、ユーザから見て操作スイッチ30を時計回りに回した場合、ボリュームを増加させ、反時計回りに回した場合、ボリュームを減少させる。この際、操作スイッチ30のノッチ範囲Rnは、操作スイッチ30の角度分解能に合わせる。例えば、操作スイッチ30の操作量Ddを1°毎に検出可能な場合、ノッチ範囲Rnは1°となる。
(A−2−2−2.操作対象機器Otarがナビゲーション装置24である場合)
図5に示すように、操作対象機器Otarがナビゲーション装置24であり且つ操作スイッチ30の把持指本数Ngfが2本である場合、入力装置20は、目標地点としての自宅の設定のON/OFFを行う。すなわち、操作スイッチ30の把持指本数Ngfが2本である状態で、ユーザが操作スイッチ30を回すと、例えば90°毎に自宅の設定のONとOFFが切り替わる。なお、自宅の設定は、ナビゲーション装置24のタッチパネル120を用いて事前に設定しておく。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが3本である場合、入力装置20は、操作スイッチ30の操作量Ddに応じて(45°毎に)経路案内項目の選択を行う。経路案内項目としては、例えば、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア等の表示又は案内を含めることができる。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが4本である場合、入力装置20は、目標地点履歴リストを表示し、操作スイッチ30の操作量Ddに応じて(15°毎に)目標地点の選択を行う。目標地点履歴リストは、過去に設定された目標地点を列挙したリストであり、タッチパネル120に表示される。タッチパネル120上の目標地点履歴リストでは、単一の目標地点が選択状態(アクティブ状態)とされる。入力装置20は、操作スイッチ30の把持が終了した時点で選択状態であった目標地点を新たな目標地点として設定するようナビゲーション装置24に指令する。なお、目標地点履歴リストでは、複数の目標地点に加え、キャンセルのための選択肢も併せて表示される。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが5本である場合、入力装置20は、タッチパネル120に表示しているマップの拡大又は縮小を行う。例えば、ユーザから見て操作スイッチ30を時計回りに回した場合、マップを拡大させ、反時計回りに回した場合、マップを縮小させる。この際、操作スイッチ30のノッチ範囲Rnは、操作スイッチ30の角度分解能に合わせる。例えば、操作スイッチ30の操作量Ddを1°毎に検出可能な場合、ノッチ範囲Rnは1°となる。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが2〜5本のいずれの場合も、ノッチ範囲Rnを必要に応じて変更可能であることは、操作スイッチ30の場合と同様である。なお、把持指本数Ngfが同じであっても、操作対象機器Otarがオーディオ装置22である場合とナビゲーション装置24である場合とでノッチ範囲Rnを相違させてもよい。
(A−2−2−3.操作対象機器Otarがエアコンディショナ26である場合)
図5に示すように、操作対象機器Otarがエアコンディショナ26であり且つ操作スイッチ30の把持指本数Ngfが2本である場合、入力装置20は、エアコンディショナ26の吸気としての外気/内気の切替えを行う。すなわち、操作スイッチ30の把持指本数Ngfが2本である状態で、ユーザが操作スイッチ30を回すと、例えば90°毎に外気と内気が切り替わる。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが3本である場合、入力装置20は、操作スイッチ30の操作量Ddに応じて(45°毎に)目標シートヒータ温度の調整を行う。本実施形態では、目標シートヒータ温度を4段階に分ける。例えば、ユーザから見て操作スイッチ30を時計回りに回した場合、目標シートヒータ温度を上昇させる。最高加熱温度に設定された状態でさらに時計回りに回しても、最高加熱温度のままとなる。操作スイッチ30を反時計回りに回した場合、目標シートヒータ温度を減少させる。最低加熱温度に設定された状態でさらに反時計回りに回しても、最低加熱温度のままとなる。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが4本である場合、入力装置20は、目標室内温度の調整を行う。本実施形態では、目標室内温度を12段階に分ける。例えば、ユーザから見て操作スイッチ30を時計回りに回した場合、目標室内温度を上昇させる。最高室内温度に設定された状態でさらに時計回りに回しても、最高室内温度のままとなる。操作スイッチ30を反時計回りに回した場合、目標室内温度を減少させる。最低室内温度に設定された状態でさらに反時計回りに回しても、最低室内温度のままとなる。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが5本である場合、入力装置20は、目標風量の調整を行う。例えば、ユーザから見て操作スイッチ30を時計回りに回した場合、目標風量を増加させ、反時計回りに回した場合、目標風量を減少させる。この際、操作スイッチ30のノッチ範囲Rnは、操作スイッチ30の角度分解能に合わせる。例えば、操作スイッチ30の操作量Ddを1°毎に検出可能な場合、ノッチ範囲Rnは1°となる。
操作スイッチ30の把持指本数Ngfが2〜5本のいずれの場合も、ノッチ範囲Rnを必要に応じて変更可能であることは、操作対象機器Otarがオーディオ装置22又はナビゲーション装置24である場合と同様である。なお、把持指本数Ngfが同じであっても、操作対象機器Otarがオーディオ装置22及び/又はナビゲーション装置24である場合でノッチ範囲Rnを相違させてもよい。
<A−3.本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、接触センサ54(指センサ)が検出した指300の接触位置(検出結果)に基づいて操作スイッチ30(操作子)を把持する指300の本数(把持指本数Ngf)を特定し、操作スイッチ30への操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える(図4のS12、S14、図5)。これにより、ユーザは把持指本数Ngfを変更するのみで、操作スイッチ30への操作入力に対応する操作指令の種類を即座に切り替えることができる。換言すると、タッチパネル120等の表示装置なしでも操作指令の種類を切り替えて、操作指令の内容を入力することが可能となる(但し、そのような表示装置を用いてもよい。)。従って、操作対象機器Otarの操作性を向上することが可能となる。
また、本実施形態によれば、操作スイッチ30を把持する複数の指300それぞれの接触位置を検出する接触センサ54は、操作スイッチ30に含まれる(図2C等)。換言すると、接触センサ54は、操作スイッチ30と物理的に一体として構成される。このため、特許文献1の構成(タッチパッド23とダイヤル41とを物理的に別体とする構成)と比較して、設計の自由度を高めることが可能となる。
本実施形態において、操作スイッチ30(操作子)は、ダイヤルスイッチである(図2C等)。ダイヤルスイッチであれば、把持指本数Ngfが変化しても操作が容易であるため、ユーザは、把持指本数Ngfを変更することで、簡易に操作指令の種類を切り替えることができる。
本実施形態において、ECU36(コンピュータ)は、把持指本数Ngfに応じて操作指令の種類を選択し、その後、操作スイッチ30の操作量Ddに応じて操作指令の内容を切り替える(図4のS14、S17及び図5)。これにより、指300による操作スイッチ30への接触及び操作スイッチ30の操作という一連の流れで、操作指令の種類の選択と操作指令の内容の切替えとを行うことが可能となる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
本実施形態において、操作入力装置20は、操作スイッチ30(操作子)に反力Frを付与する反力発生装置32を備える(図1)。また、ECU36(コンピュータ)は、把持指本数Ngfに応じて反力Frの大きさを変化させる(図4のS16、図5)。これにより、ユーザは、反力Frの違いを認識することで、現在、何本の指300が認識されているのかを知ることが可能となる。また、反力Frを用いることで、ユーザの記憶に残り易くなる。さらに、反力Frを強くするほど、操作スイッチ30の操作量Ddを微調整可能となるため、反力Frを適切に設定すれば、操作スイッチ30の操作性が上がる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
本実施形態において、ECU36(コンピュータ)は、操作スイッチ30(操作子)で切り替える数値又は状態の数を示すノッチ数Nnを規定するノッチ範囲Rn(及びノッチ範囲Rnに伴うノッチ数Nn)を、把持指本数Ngfに応じて変化させる(図4のS14、図5)。これにより、把持指本数Ngfによって特定される操作指令の種類に応じて柔軟にノッチ範囲Rn又はノッチ数Nnを切り替えることで、ユーザの利便性を向上することができる。
本実施形態において、ECU36(コンピュータ)は、把持指本数Ngfが多いほど、ノッチ範囲Rnを狭くすることでノッチ数Nnを増やす(図4のS14、図5)。一般に、把持指本数Ngfが多いほど、操作スイッチ30(操作子)を細かく操作することが可能である。本実施形態によれば、操作スイッチ30に接触する指300の本数(把持指本数Ngf)が多いほど、ノッチ数Nnを増やすことで、把持指本数Ngfに伴う指300の操作能力とノッチ数Nnとを対応付けて、ユーザの利便性を向上することができる。
本実施形態において、ECU36(コンピュータ)は、操作スイッチ30(操作子)が停止中であると判定したとき(図4のS18:YES)、操作指令の種類の切替えを許容する(S19:NO→S12→S13)。また、ECU36は、操作スイッチ30が移動中であると判定したとき(図4のS18:NO)、ステップS15〜S18を繰り返すことで、操作指令の種類の切替えを禁止する。これにより、ユーザが意図せずに把持指本数Ngfが変化した場合、操作指令の種類を維持する(又は切り替えない)ことで、ユーザの利便性を向上することができる。
本実施形態において、操作入力装置20は、操作スイッチ30(操作子)に振動Vを付与する振動発生装置34を備える(図1)。また、ECU36(コンピュータ)は、把持指本数Ngfに応じた振動Vを振動発生装置34に発生させる(図4のS13)。これにより、ユーザは、振動Vの違いを認識することで、現在、何本の指300が認識されているのかを知ることが可能となる。また、振動Vを用いることで、ユーザの記憶に残り易くなる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
本実施形態において、操作スイッチ30(操作子)は、発光により把持指本数Ngfを通知する発光部56(インジケータ)を備える(図3A及び図3B、図4のS15)。これにより、ユーザは、発光部56の発光を介して、現在、何本の指300が認識されているのかを知ることが可能となる。従って、ユーザの利便性を向上することができる。
B.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
<B−1.適用対象>
上記実施形態では、操作入力装置20を車両10に適用したが、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、これに限らない。例えば、操作入力装置20を船舶や航空機等の移動物体に本発明を適用することもできる。或いは、移動物体に限らず、複数種類の操作入力を受け付ける装置であれば、その他の装置に本発明を適用してもよい。
<B−2.操作対象機器Otar>
上記実施形態では、操作対象機器Otarとして、オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26を挙げた(図1及び図5)。しかしながら、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、これに限らない。例えば、オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26に加え又はこれらに代えて、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、ハザードランプ、室内灯、デフロスタ、シート(リクライニング調整等)、ドアミラー、後方ライト、ドアウィンドウ(運転者側、助手席側)、サンルーフ等を操作対象機器Otarとしてもよい。
或いは、走行モードを制御する電子制御装置(ECU)を操作対象機器Otarとしてもよい。その場合、操作指令の種類としては、走行モードの種類が含まれる。当該走行モードとしては、例えば、同一の駆動源(エンジン等)についてのエネルギ効率による相違に関するモード(省エネルギ走行モード、スポーツ走行モード)が含まれる。或いは、複数の駆動源(エンジン、走行モータ等)の選択に関するモード(例えば、エンジン走行モード、モータ走行モード)を含んでもよい。
或いは、走行アシスト制御を行うECUを操作対象機器Otarとしてもよい。その場合、操作指令の種類としては、走行アシスト制御の種類が含まれる。当該走行アシスト制御としては、例えば、自動クルーズ制御(ACC)、レーン維持アシスト制御、自動レーン変更(ALC)制御等が含まれる。
上記実施形態では、操作対象機器Otarは、オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26の3台であった(図1)。しかしながら、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、操作対象機器Otarの数は1以上(少なくとも1台)であればよい。
<B−3.操作スイッチ30>
上記実施形態では、1つの操作スイッチ30に対して、オーディオ装置22、ナビゲーション装置24及びエアコンディショナ26を操作対象機器Otarとして割り当てた(図5)。しかしながら、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、これに限らない。
例えば、1つの操作スイッチ30に対して、2又は4以上の操作対象機器Otarとして割り当ててもよい。或いは、操作対象機器Otarそれぞれに1つずつ操作スイッチ30を対応させてもよい。
或いは、把持指本数Ngfに応じて操作対象機器Otarを切り替えてもよい。例えば、把持指本数Ngfが2のとき、操作対象機器Otarをオーディオ装置22とし、把持指本数Ngfが3のとき、操作対象機器Otarをエアコンディショナ26とすることができる。この際、把持指本数Ngfと操作対象機器Otarとの対応関係を、タッチパネル120等を介して設定変更することにより切替え可能としてもよい。或いは、ECU36は、図示しないマイクロフォンを介して入力した音声に基づいて、操作対象機器Otarを切り替えてもよい。
上記実施形態では、操作スイッチ30をダイヤルスイッチとした(図2C等)。しかしながら、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、これに限らない。例えば、スライドスイッチ、レバースイッチ等のスイッチを操作スイッチ30として用いてもよい。
上記実施形態では、操作スイッチ30に対応させる操作対象機器Otarをタッチパネル120の操作により設定した。しかしながら、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、これに限らない。例えば、操作スイッチ30の対象となる操作対象機器Otarを切り替える切替スイッチ(図示せず)を設けることで、操作対象機器Otarを設定してもよい。その場合、当該切替スイッチは、操作スイッチ30と共通の回転軸を中心として別々に回転可能とし且つ操作スイッチ30と異なる直径(例えば小さい直径)としてもよい。或いは、操作対象機器Otarそれぞれに1つずつ操作スイッチ30を設けてもよい。
<B−4.操作スイッチ30(操作子)>
上記実施形態では、操作スイッチ30に昇降機構52を設けた(図1)。しかしながら、例えば、ユーザが複数の指300で操作する観点からすれば、これに限らず、昇降機構52を省略してもよい。
<B−5.接触センサ54(指センサ)>
上記実施形態では、操作スイッチ30(操作子)を把持する複数の指300それぞれを検出する指センサとして接触センサ54を用いた(図3A及び図3B)。しかしながら、例えば、把持指本数Ngfを特定するための指300の情報を取得する観点からすれば、これに限らない。例えば、指300を撮像する画像センサ(図示せず)を指センサとして用いてもよい。この場合、ECU36は、前記画像センサが取得した指300の画像(操作スイッチ30を把持している状態の画像)に対して画像処理を行うことで把持指本数Ngfを特定することができる。
<B−6.操作指令の種類の選択>
上記実施形態において、ECU36(コンピュータ)は、操作スイッチ30(操作子)が停止中であると判定したとき(図4のS18:YES)、操作指令の種類の切替えを許容した(S19:NO→S12→S13)。また、ECU36は、操作スイッチ30が移動中であると判定したとき(図4のS18:NO)、ステップS15〜S18を繰り返すことで、操作指令の種類の切替えを禁止した。しかしながら、例えば、ユーザの意思に応じて操作指令の種類の切替えを許容又は禁止する観点からすれば、これに限らない。
例えば、ECU36は、操作スイッチ30(操作子)が停止してから所定期間(例えば、0.2〜1.0秒のいずれかの値)が経過したと判定したとき、操作指令の種類の切替えを許容し、操作スイッチ30が停止してから前記所定期間が経過していないと判定したとき、操作指令の種類の切替えを禁止してもよい。
本実施形態では、図5に示す操作指令の種類を用いた。しかしながら、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、これに限らない。また、操作指令の種類は、タッチパネル120等を用いてデフォルト設定を運転前に又は運転中に変更可能としてもよい。
<B−7.把持指本数Ngfの特定>
上記実施形態では、ECU36の入力検出部100において把持指本数Ngfを特定した(図4のS12)。しかしながら、例えば、把持指本数Ngfを特定する観点からすれば、これに限らない。例えば、把持指本数Ngfを特定するコンピュータを操作スイッチ30と一緒のユニットとして設け、当該コンピュータにより把持指本数Ngfを特定してもよい。換言すると、ECU36の機能の一部を別体として設けてもよい。
<B−8.把持指本数Ngfの通知>
上記実施形態では、ユーザに対して把持指本数Ngfを通知するために、反力発生装置32による反力Fr(図4のS16、図5)と、振動発生装置34による振動V(図4のS13)と、発光部56による発光(図3A、図3B、図4のS15)とを用いた。しかしながら、例えば、ユーザに対して把持指本数Ngfを通知する観点からすれば、これに限らない。
例えば、操作スイッチ30ではなく別の部位(例えば、ステアリングハンドル、運転席)で振動Vを発生させてもよい。また、操作スイッチ30ではなく別の部位(例えば、メータ、HUD、タッチパネル120等のインジケータ)における発光又は表示により把持指本数Ngfを通知してもよい。この場合、把持指本数Ngfを示す数値の表示又は把持指本数Ngfに応じた点灯回数若しくは点灯時間により把持指本数Ngfを通知してもよい。或いは、反力Fr、振動V及び発光のいずれか1つ又は複数を省略することも可能である。或いは、ECU36は、把持指本数Ngfを通知する音声をスピーカ122から出力させてもよい。
<B−9.ノッチ範囲Rn(ノッチ数Nn)>
上記実施形態では、把持指本数Ngfが多いほど、ノッチ範囲Rnを狭くした。換言すると、把持指本数Ngfが多いほど、ノッチ数Nnを多くした(図5)。しかしながら、例えば、操作入力に対応する操作指令の種類を、把持指本数Ngfに応じて切り替える観点からすれば、これに限らない。例えば、把持指本数Ngfが多いほど、ノッチ範囲Rnを広くし又はノッチ数Nnを少なくしてもよい。或いは、把持指本数Ngfと、ノッチ範囲Rn又はノッチ数Nnとを関連付けなくてもよい。
20…操作入力装置 22…オーディオ装置(操作対象機器)
24…ナビゲーション装置(操作対象機器)
26…エアコンディショナ(操作対象機器)
30…操作スイッチ(操作子) 32…反力発生装置
34…振動発生装置 36…ECU(コンピュータ)
54…接触センサ(指センサ) 56…発光部(インジケータ)
300…指 Dd…ダイヤルスイッチの操作量
Fr…反力 Ngf…把持指本数
Nn…ノッチ数 Otar…操作対象機器
Pc…接触位置 V…振動

Claims (7)

  1. ユーザが複数の指で操作するダイヤルスイッチと、
    前記ダイヤルスイッチへの操作入力を処理して少なくとも1台の操作対象機器を制御するコンピュータと
    を有する操作入力装置であって、
    前記ダイヤルスイッチは、前記ダイヤルスイッチを把持する前記複数の指それぞれを検出する指センサを含み、
    前記コンピュータは、
    前記指センサの検出結果に基づいて前記ダイヤルスイッチを把持する前記指の本数である把持指本数を特定し、
    前記操作入力に対応する操作指令の種類を、前記把持指本数に応じて切り替え
    さらに、前記コンピュータは、
    前記ダイヤルスイッチが停止中である又は前記ダイヤルスイッチが停止してから所定期間が経過したと判定したとき、前記ダイヤルスイッチによる前記操作指令の種類の切替えを許容し、
    前記ダイヤルスイッチが移動中である又は前記ダイヤルスイッチが停止してから前記所定期間が経過していないと判定したとき、前記ダイヤルスイッチによる前記操作指令の種類の切替えを禁止する
    ことを特徴とする操作入力装置。
  2. ユーザが複数の指で操作するダイヤルスイッチと、
    前記ダイヤルスイッチへの操作入力を処理して少なくとも1台の操作対象機器を制御するコンピュータと
    を有する操作入力装置であって、
    前記ダイヤルスイッチは、前記ダイヤルスイッチを把持する前記複数の指それぞれを検出する指センサを含み、
    前記コンピュータは、
    前記指センサの検出結果に基づいて前記ダイヤルスイッチを把持する前記指の本数である把持指本数を特定し、
    前記操作入力に対応する操作指令の種類を、前記把持指本数に応じて切り替え、
    前記操作入力装置は、前記ダイヤルスイッチに反力を付与する反力発生装置を備え、
    前記コンピュータは、前記把持指本数に応じて前記反力の大きさを変化させる
    ことを特徴とする操作入力装置。
  3. 請求項1又は2に記載の操作入力装置において、
    前記コンピュータは、
    前記把持指本数に応じて前記操作指令の種類を選択し、
    その後、前記ダイヤルスイッチの操作量に応じて前記操作指令の内容を切り替える
    ことを特徴とする操作入力装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の操作入力装置において、
    前記コンピュータは、前記ダイヤルスイッチで切り替える数値又は状態の数を示すノッチ数を、前記把持指本数に応じて変化させる
    ことを特徴とする操作入力装置。
  5. 請求項に記載の操作入力装置において、
    前記コンピュータは、前記把持指本数が多いほど、前記ノッチ数を増やす
    ことを特徴とする操作入力装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の操作入力装置において、
    前記操作入力装置は、前記ダイヤルスイッチに振動を付与する振動発生装置を備え、
    前記コンピュータは、前記把持指本数に応じた前記振動を前記振動発生装置に発生させる
    ことを特徴とする操作入力装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の操作入力装置において、
    前記ダイヤルスイッチは、発光又は表示により前記把持指本数を通知するインジケータを備える
    ことを特徴とする操作入力装置。
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