JP6341399B1 - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDタグ等の小型の通信端末に適用可能なキャビティスロットアンテナを実現し、小型化及び高性能化を図る。【解決手段】アンテナ装置10は、グランド導体15を有する基板12と、基板12と略平行に空気層又は誘電体層を介して配置されメアンダ状の閉多角形状のスロット13を有する平板状のアンテナ導体11と、アンテナ導体11と基板12とを接続する複数の短絡導体14と、短絡導体14の近傍に配置されアンテナ導体11に給電する給電導体31と、を有し、スロット13の外周の長さが略1λ〜2λ、スロット13の幅が0.005λ〜0.05λであり、複数の短絡導体14の間隔がλ/2以下である。【選択図】図1

Description

本開示は、小型の通信端末に用いて好適なアンテナ装置に関する。
例えばワイヤレスセンサネットワークを構成するセンサ端末など、小型の通信端末においては、装置の小型化、薄型化に伴い、アンテナの小型化が必要となる。通信システムとしてRFID(Radio Frequency Identification)を用いた場合、通信端末はRFIDタグとして機能し、リーダーライタとの間で通信、受電などが行われる。この種のRFIDタグ等の小型の通信端末において、薄型、低背な構成を実現する場合、アンテナとしてパッチアンテナ、キャビティ付きスロットアンテナ等を用いるのが一般的である。なお、以下では、キャビティ付きスロットアンテナを適宜「キャビティスロットアンテナ」と称する。
例えば特許文献1には、導体箔等によってキャビティを有する袋状導体を構成した無線通信用のキャビティ付き薄型スロットアンテナが開示されている。この構成によれば、安価な薄型のキャビティスロットアンテナを実現できる。
特許第4874035号公報
特許文献1に記載のキャビティ付き薄型スロットアンテナでは、直線状のスロットを有する構成であり、スロットの長さが1波長程度と長くなるため、スロットの長手方向の小型化において制約がある。また、キャビティとして袋状導体を用いる構成であり、導体を隙間なく袋状に形成する必要があるため、更なる小型化を考慮した場合、アンテナ装置の作成が困難になってくる。また、スロット間に対して給電を行う構成であり、平衡給電となるため、例えば高周波回路との結合のためにマイクロストリップ線路を用いる場合、高効率な整合が困難であり、アンテナ性能の向上が難しいという課題がある。
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、RFIDタグ等の小型の通信端末に適用可能なキャビティスロットアンテナを実現し、小型化及び高性能化を図ることができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本開示は、グランド導体を有する基板と、前記グランド導体と略平行に空気層又は誘電体層を介して配置され、少なくとも一部が屈折した閉多角形状のスロットを有する平板状のアンテナ導体と、前記アンテナ導体と前記グランド導体とを接続する複数の短絡導体と、前記複数の短絡導体のうちのいずれかの短絡導体の近傍に配置され、前記アンテナ導体に給電する給電導体と、を有し、使用する周波数の波長をλとしたとき、前記スロットの外周の長さは略1λ〜2λ、前記スロットの幅は0.005λ〜0.05λであり、前記複数の短絡導体の間隔はλ/2以下であり、前記アンテナ導体と前記グランド導体との間の距離は、0.005λ〜0.05λである、アンテナ装置を提供する。
また、本開示は、上記のアンテナ装置であって、前記アンテナ導体は、外形が略長方形状の板状部材により構成され、短辺又は長辺より延出した延出部を有し、前記延出部を前記スロットを有する面に対して略直角に折り曲げた折り曲げ部を有しており、前記短絡導体は、前記アンテナ導体の折り曲げ部によって形成される、アンテナ装置を提供する。
本開示によれば、RFIDタグ等の小型の通信端末に適用可能なキャビティスロットアンテナを実現し、小型化及び高性能化を図ることができる。
第1の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図であり、(A)はアンテナ装置全体の斜視図、(B)はアンテナ導体と基板とを示す分解斜視図 第1の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図であり、(A)はアンテナ導体の平面図、(B)は短辺方向から見た側面図、(C)は長辺方向から見た側面図 第1の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示す図であり、(A)はYZ平面の特性を示す図、(B)はXZ平面の特性を示す図 第2の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図であり、(A)はアンテナ装置全体の斜視図、(B)はアンテナ導体と基板とを示す分解斜視図 第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図であり、(A)はアンテナ導体の平面図、(B)はグランド導体の平面図 第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図であり、(A)はアンテナ導体の平面図、(B)は短辺方向から見た側面図、(C)は長辺方向から見た側面図 第2の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示す図であり、(A)はYZ平面の特性を示す図、(B)はXZ平面の特性を示す図 第2の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示す図であり、(A)はアンテナ単体の特性を示す図、(B)は人体近接時のアンテナの特性を示す図 図8の(A)(B)の2つの状態における利得及び効率の変化を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係るアンテナ装置を具体的に開示した各実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図であり、(A)はアンテナ装置全体の斜視図、(B)はアンテナ導体と基板とを示す分解斜視図である。第1の実施形態は、本開示に係るキャビティスロットアンテナの基本構成の一例を示すものである。
第1の実施形態に係るアンテナ装置10は、平板状のアンテナ導体11と、基板12とを備える。アンテナ導体11は、外形が略長方形状に形成され、メアンダ状に複数箇所で屈折した閉多角形状のスロット13を有する。アンテナ導体11は、導体板、放射板として機能する。アンテナ導体11には、例えば洋白(銅、亜鉛、ニッケルから構成される合金)等の厚さが0.1〜1mm程度の金属板が用いられる。図において、アンテナ導体11の短辺方向をX方向、長辺方向をY方向、アンテナ導体11に対して垂直方向をZ方向とする。以下の図においても同様である。本明細書では、アンテナ装置において使用する周波数(使用目的の周波数帯域の中心周波数)の波長をλとする。
アンテナ導体11と基板12とは、略平行に所定間隔離れた状態で配置され、短絡部を構成する2つ以上の短絡導体14によって接続され短絡される。アンテナ導体11は、板状部材により構成され、アンテナ導体11の短辺において2つずつ合計4つ延出した延出部を有し、この延出部をアンテナ導体11のスロット13を有する面に対して略直角に折り曲げた折り曲げ部を有している。短絡導体14は、アンテナ導体11の折り曲げ部によって形成される。アンテナ導体11の折り曲げ部は、アンテナ導体11と基板12とを略平行に所定間隔で支持する支持部として機能する。短絡導体14は、図示例の4つに限定されず、2つ、3つ、5つ以上であってもよい。なお、短絡導体14は、アンテナ導体11の長辺を延出した延出部を略直角に折り曲げた折り曲げ部によって形成してもよい。短絡導体14は、アンテナ導体11とは別体の導体部材であってもよい。
基板12は、プリント配線基板等によって構成され、ベタグランド等のグランドパターンによるグランド導体15を有する。グランド導体15は、地板として機能する。グランド導体15には、例えばプリント配線基板の配線パターンの銅箔が用いられる。なお、洋白等の金属板によってグランド導体15を構成してもよい。短絡導体14の端部は、基板12のグランド導体15に半田付け等によって接続される。アンテナ導体11の一方の短辺近傍の中央部分には、給電部を構成する給電ピン等による給電導体31が設けられ、給電導体31の一端とアンテナ導体11とが接続されてアンテナ装置10への給電が行われるようになっている。給電導体31は、アンテナ導体11の一方の短辺にある2つの短絡導体14の近傍に、短絡導体14と略平行に配置される。給電導体31の他端は、グランド導体15とは絶縁された状態で基板12と接続される。
アンテナ装置10は、アンテナ導体11に少なくとも一部が折れ曲がった閉多角形状のスロット13を有し、アンテナ導体11と略平行の基板12のグランド導体15とが、複数の短絡導体14によって短絡され、アンテナ導体11とグランド導体15との間にキャビティが形成される。したがって、スロット13によってキャビティ付きのスロットアンテナとして機能する。アンテナ導体11とグランド導体15との間は、空気層としてもよいし、誘電体を充填する等して誘電体層を設けてもよい。誘電体層を設ける場合、アンテナ導体11と基板12とが誘電体層によって所定間隔に支持される支持構造を有し、キャビティが保持される構造となる。アンテナ導体11と基板12とで挟まれた複数の短絡導体14の間は空隙となっている。この構成により、アンテナ導体11及びグランド導体15に対して垂直のZ方向に指向性を持つキャビティスロットアンテナが構成される。
図2は、第1の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図であり、(A)はアンテナ導体の平面図、(B)は短辺方向から見た側面図、(C)は長辺方向から見た側面図である。アンテナ導体11は、短辺の長さL1が例えば0.15λ、略λ/6程度、長辺の長さL2が例えば0.257λ、略λ/4程度とする。アンテナ導体11の短辺の長さL1及び長辺の長さL2は、λ/8〜λ/2であればよい。基板12及びグランド導体15は、アンテナ導体11の外形と略同じ大きさとする。
スロット13は、アンテナ導体11の長辺方向に3つ延在したスリットを一筆状に繋げたメアンダ形状(長辺を底辺として略S字形状)になっている。スロット13はU字形状などであってもよい。スロット13は、長さL3が例えば0.82λであり、幅D1が例えば0.02λであり、閉多角形状のスロット13の外周の長さ、すなわちスロット部分の導体と空気との境界の長さが略1λ〜2λとなっている。スロット13の長さL3は0.5λ〜1.0λ、スロット13の幅D1は、0.005λ〜0.05λであればよい。
アンテナ導体11と基板12のグランド導体15との間の距離D2、すなわち空気層又は誘電体層の厚みは、例えば0.022λとする。距離D2は、スロット13の幅D1と同程度でよく、0.005λ〜0.05λであればよい。基板12の端部と給電導体31との距離D3は、例えば0.012λとする。2つの短絡導体14の間の距離D5は、例えば0.05λとする。短絡導体14の間の距離D5は、全てにおいて、略λ/2以下、好ましくは略λ/4以下とすればよい。
図3は、第1の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示す図であり、(A)はYZ平面の特性を示す図、(B)はXZ平面の特性を示す図である。図3では、周波数f=0.9GHzにおけるアンテナ装置10の放射特性及び受信特性をシミュレーションにより求めた結果を示している。なお、図3の(A)はYZ平面のθ方向の回転のみを示しており、左方の90degがY軸方向、上方の0degがZ軸方向である。図3の(B)はXZ平面のφ方向の回転のみを示しており、右方の90degがX軸方向、上方の0degがZ軸方向である。
図3に示されるように、本実施形態のアンテナ装置10は、Z方向、すなわちアンテナ導体11に対して垂直方向に指向性を有するアンテナとなっている。Z方向のメインローブの利得は3.14dBi、−3dBの半値幅はYZ平面で111.4deg、XZ平面で116.0deg、サイドローブレベルは−2.4dBとなる良好な利得及び指向特性が得られた。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図であり、(A)はアンテナ装置全体の斜視図、(B)はアンテナ導体と基板とを示す分解斜視図である。第2の実施形態は、第1の実施形態におけるアンテナ導体11及び基板12の形状を変更した構成の一例を示すものである。
第2の実施形態に係るアンテナ装置20は、平板状のアンテナ導体21と、基板22とを備える。アンテナ導体21は、外形が略長方形状で四隅を切り欠いた形状に形成され、メアンダ状に複数箇所で屈折した閉多角形状のスロット23を有する。アンテナ導体21には、例えば洋白等の厚さが0.1〜1mm程度の金属板が用いられる。図において、アンテナ導体21の短辺方向をX方向、長辺方向をY方向、アンテナ導体21に対して垂直方向をZ方向とする。以下の図においても同様である。
アンテナ導体21と基板22とは、略平行に所定間隔離れた状態で配置され、短絡部を構成する2つ以上の短絡導体24によって接続され短絡される。アンテナ導体21は、板状部材により構成され、アンテナ導体21の短辺において2つずつ合計4つ延出した延出部を有し、この延出部をアンテナ導体21のスロット23を有する面に対して略直角に折り曲げた折り曲げ部を有している。短絡導体24は、アンテナ導体21の折り曲げ部によって形成される。アンテナ導体21の折り曲げ部は、アンテナ導体21と基板22とを略平行に所定間隔で支持する支持部として機能する。短絡導体24は、図示例の4つに限定されず、2つ、3つ、5つ以上であってもよい。なお、短絡導体24は、アンテナ導体21の長辺を延出した延出部を略直角に折り曲げた折り曲げ部によって形成してもよい。短絡導体24は、アンテナ導体21とは別体の導体部材であってもよい。
図5は、第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図であり、(A)はアンテナ導体の平面図、(B)は基板の平面図である。図5の(A)(B)は、アンテナ導体21、基板22をそれぞれ図4において底面側、すなわち基板22の外表面側から見た図である。
基板22は、プリント配線基板等によって構成され、ベタグランド等のグランドパターンによるグランド導体25を有する。グランド導体25は、地板として機能する。グランド導体25には、例えばプリント配線基板の配線パターンの銅箔が用いられる。なお、洋白等の金属板によってグランド導体25を構成してもよい。短絡導体24の端部は、基板22のグランド導体25に半田付け等によって接続される。アンテナ導体21の一方の短辺近傍の中央部分には、給電部を構成する給電導体32が設けられ、アンテナ装置10への給電が行われるようになっている。給電導体32は、アンテナ導体21の短辺において一部が切り込まれて延出し、アンテナ導体21のスロット23を有する面に対して略直角に折り曲げた折り曲げ部によって形成され、アンテナ導体21と一体の部材で構成されている。給電導体32は、アンテナ導体21の一方の短辺にある2つの短絡導体24の近傍に、短絡導体24と略平行に配置される。給電導体32の端部は、グランド導体25とは絶縁された状態で基板22と接続される。基板22の一方の面には、キャパシタ、インダクタ等の給電回路を構成する回路部品26が実装される。回路部品26は、基板22において、アンテナ導体21とは反対の外表面側、又はアンテナ導体21との間の空間の内側のいずれかの面に設けてもよい。
アンテナ装置20は、アンテナ導体21に少なくとも一部が折れ曲がった閉多角形状のスロット23を有し、アンテナ導体21と略平行の基板22のグランド導体25とが、複数の短絡導体24によって短絡され、アンテナ導体21とグランド導体25との間にキャビティが形成される。したがって、スロット23によってキャビティ付きのスロットアンテナとして機能する。アンテナ導体21とグランド導体25との間は、空気層としてもよいし、誘電体を充填する等して誘電体層を設けてもよい。誘電体層を設ける場合、アンテナ導体21と基板22とが誘電体層によって所定間隔に支持される支持構造を有し、キャビティが保持される構造となる。アンテナ導体21と基板22とで挟まれた複数の短絡導体24の間は空隙となっている。この構成により、アンテナ導体21に対して垂直のZ方向に指向性を持つキャビティスロットアンテナが構成される。
図6は、第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図であり、(A)はアンテナ導体の平面図、(B)は短辺方向から見た側面図、(C)は長辺方向から見た側面図である。アンテナ導体21は、短辺の長さL1が例えば0.129λ、略λ/8程度、長辺の長さL2が例えば0.227λ、略λ/4程度とする。アンテナ導体21の短辺の長さL1及び長辺の長さL2は、λ/8〜λ/2であればよい。基板22及びグランド導体25は、短辺の長さL5が例えば0.15λ、略λ/6程度、長辺の長さL6が例えば0.257λ、略λ/4程度とする。基板22及びグランド導体25の短辺の長さL5及び長辺の長さL6は、λ/8〜λ/2であればよい。
スロット23は、アンテナ導体21の長辺方向に5つ延在したスリットを一筆状に繋げたメアンダ形状になっている。スロット23はS字形状、U字形状などであってもよい。スロット23は、長さL3が例えば0.85λであり、幅D1が例えば0.012λであり、閉多角形状のスロット23の外周の長さ、すなわちスロット部分の導体と空気との境界の長さが略1λ〜2λとなっている。メアンダ形状のスロット23において、アンテナ導体21の長辺方向の長さL4は、例えば0.19λとなっている。スロット23におけるアンテナ導体21の長辺方向の長さL4は、λ/2以下、好ましくはλ/4以下とする。スロット23の長さL3は0.5λ〜1.0λ、スロット23の幅D1は、0.005λ〜0.05λであればよい。
アンテナ導体21と基板22のグランド導体25との間の距離D2、すなわち空気層又は誘電体層の厚みは、例えば0.019λとする。距離D2は、スロット23の幅D1と同程度でよく、0.005λ〜0.05λであればよい。基板22の端部と給電導体32との距離D3は、例えば0.031λとする。短絡導体24の幅D4は、例えば0.025λとし、2つの短絡導体24の間の距離D5は、例えば0.05λとする。短絡導体24の間の距離D5は、全てにおいて、略λ/2以下、好ましくは略λ/4以下とすればよい。
図7は、第2の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示す図であり、(A)はYZ平面の特性を示す図、(B)はXZ平面の特性を示す図である。図7では、周波数f=0.94GHzにおけるアンテナ装置20の放射特性及び受信特性をシミュレーションにより求めた結果を示している。なお、図7の(A)はYZ平面のθ方向の回転のみを示しており、左方の90degがY軸方向、上方の0degがZ軸方向である。図7の(B)はXZ平面のφ方向の回転のみを示しており、右方の90degがX軸方向、上方の0degがZ軸方向である。
図7に示されるように、本実施形態のアンテナ装置20は、Z方向、すなわちアンテナ導体21に対して垂直方向に指向性を有するアンテナとなっている。Z方向のメインローブの利得は3.13dBi、−3dBの半値幅はYZ平面で112.4deg、XZ平面で122.9deg、サイドローブレベルは−2.2dBとなる良好な利得及び指向特性が得られた。
図8は、第2の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示す図であり、(A)はアンテナ単体の特性を示す図、(B)は人体近接時のアンテナの特性を示す図である。図8では、アンテナ装置単体の状態と、人体近接時としてアンテナ装置に人体ファントムを近接させた状態のそれぞれにおいて、実測した測定結果を示している。
図8の(A)は、自由空間に第2の実施形態のアンテナ装置20を配置した場合の特性、図8の(B)は、アンテナ装置20の基板22と人体ファントムとの間隔を5mmとして近接配置した場合の特性をそれぞれ示している。図8の(A)(B)において、実線(XZphi)はXZ平面のφ方向の回転、破線(YZtheta)はYZ平面のθ方向の回転、一点鎖線(XZtheta)はXZ平面のθ方向の回転、二点鎖線(YZphi)はYZ平面のφ方向の回転をそれぞれ表している。この場合、右方の90degがX軸又はY軸方向、上方の0degがZ軸方向である。
図9は、図8の(A)(B)の2つの状態における利得及び効率の変化を示す図である。アンテナ単体の状態では、Z方向の利得が2.45dBi、効率が−1.3dB、人体近接時の状態では、Z方向の利得が1.15dBi、効率が−4.3dBの各測定結果が得られた。本実施形態のアンテナ装置では、自由空間において約2〜3dBi、人体近接時においても約1dBi程度の利得を確保できた。人体近接時の特性の劣化量は、利得が−1.3dB、効率が−3dBであり、人体近接時の性能劣化が少ない結果となった。一般的なダイポールアンテナの場合、人体近接時の性能劣化は−10dB程度であり、本実施形態のアンテナ装置では、特に、指向性を持つZ方向における人体の影響を少なく抑えることが可能となっている。
本実施形態のアンテナ装置10、20は、平板状のアンテナ導体11、21とグランド導体15、25を有する基板12、22とを略平行に配置し、複数の短絡導体14、24により両者を接続する構成を有する。また、アンテナ導体11、21に閉多角形状のスロット13、23を設け、アンテナの開放端がアンテナ導体11、21の内側に閉じた構成となっている。すなわち、スロット13、23は、開放部を有しない構成で、閉じた経路となっている。また、複数の短絡導体14、24の間の距離は、全て略λ/2以下となっており、短絡導体14の間の隙間がスロットアンテナのスロットとして機能しない構成となっている。スロット13、23の外周の長さは略1λ〜2λ、スロット13、23の幅は0.005λ〜0.05λである。また、アンテナ導体11、21と基板12、22との間の距離は、0.005λ〜0.05λである。この構成により、簡易で組立性の良好な構造のキャビティスロットアンテナを実現可能である。
また、アンテナ導体11、21において、メアンダ状などの折り曲がった閉多角形状のスロット13、23を設けてもよい。また、アンテナ導体11、21は、外形が略長方形状の板状部材により構成され、短辺及び長辺の長さがλ/8〜λ/2、スロット13、23におけるアンテナ導体11、21の長辺方向の長さがλ/2以下としてもよい。これにより、アンテナ導体11、21の面積を小さくでき、アンテナの小型化を図れる。また、複数の短絡導体14、24の間に隙間を設け、短絡導体14、24の近傍において給電導体31、32によりアンテナ導体11、21と基板12、22の間で給電する構成としてもよい。これにより、スロット13、23を有するアンテナ導体11、21に対して不平衡給電で給電することができ、マイクロストリップ線路等と接続可能であるので、アンテナ装置を含む無線送受信部全体を不平衡回路で構成でき、通信端末の小型化を図ることができる。
また、アンテナ導体11、21と基板12、22との間に誘電体層を設けてもよい。この場合、アンテナ導体11、21と基板12、22との間隔を誘電体層によって維持することができ、スロット13、23の物理長を短縮することができる。
また、第2の実施形態のアンテナ装置20では、メアンダ状のスロット23の折り曲げ部を多くすることにより、第1の実施形態と比べて、更なる小型化を図ることが可能である。また、複数の短絡導体24と給電導体32は、アンテナ導体21より延出して略直角に折り曲げた折り曲げ部によって構成され、これらの短絡導体24と給電導体32を基板22に接続する構成としてもよい。これにより、少ない部品によってアンテナ装置を構成でき、組立性を向上できる。また、基板12、22は、プリント配線基板により構成し、グランド導体15、25がグランドパターンにより形成され、複数の短絡導体14、24とグランド導体15、25のグランドパターンとが接続される構成としてもよい。これにより、アンテナ装置の組立性を向上できる。また、給電回路等の回路部品26を、基板22において、アンテナ導体21とは反対の外表面側、又はアンテナ導体21との間の空間の内側のいずれかに設けてもよい。アンテナ導体21と基板22との間に回路部品26を実装して配置した場合、アンテナ装置の厚さを小さくでき、更なる小型化に寄与できる。
また、本実施形態のアンテナ装置は、アンテナ導体に対して垂直なZ方向において十分な指向性と利得を得ることができ、また、人体近接時において性能劣化が少ない利点を有する。このため、本実施形態のアンテナ装置を、アンテナ性能の劣化が大きく使用条件が厳しい環境下、例えば小型のセンサ端末に搭載して人が身に着けるか又は人体に装着するウェアラブルセンサ端末、或いは金属等の導電体や誘電体が近傍に存在する狭い空間に配置されるセンサ端末等に設けた場合においても、高いアンテナ性能を得ることが可能である。よって、人体に装着して脈波などの生体情報を検出して送信するセンサ端末等に好適なアンテナ装置を実現できる。
上述したように、本実施形態によれば、小型でかつ良好な特性を有するキャビティ付きのスロットアンテナを構成できる。このため、RFIDタグ等の小型の通信端末に好適なキャビティスロットアンテナを実現しつつ、アンテナ装置の小型化及び高性能化を図ることができる。
なお、本実施形態のアンテナ装置10、20において、アンテナ導体11、21に設けるスロット13、23は、1つに限定されず、複数のスロットを設けてもよい。この場合、各スロットの外周の長さをそれぞれ略1λ〜2λとし、複数のスロットを形成する。複数のスロットを設けた場合、使用可能な周波数の帯域幅を拡大することができる。2つのスロットを設けた場合、1つのスロットに比べて、例えば1.5倍程度にアンテナの周波数帯域幅を広げることが可能である。また、単一のアンテナ導体の部品において複数のスロットを形成可能であるので、組立精度の誤差による性能バラツキを低減できる。
上述した本実施形態のアンテナ装置10、20は、例えば通信システムとしてRFIDを用いた小型のセンサ端末のアンテナ装置として適用可能である。この場合、本実施形態のアンテナ装置を、リーダーライタとの間の通信用、及びリーダーライタからの受電用のアンテナとして搭載し、エナジーハーベスト(energy harvest:環境発電)端末を構成することにより、ワイヤレスかつ電池交換不要のセンサ端末を実現可能である。本実施形態のアンテナ装置10、20は、低背かつ小型に構成可能であるので、狭窄な部位、人体近傍など、種々の場所に配置でき、センサ端末の配置の自由度の向上に寄与できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、RFIDタグ等の小型の通信端末に適用可能なキャビティスロットアンテナを実現し、小型化及び高性能化を図ることができるアンテナ装置として有用である。
10、20 アンテナ装置
11、21 アンテナ導体
12、22 基板
13、23 スロット
14、24 短絡導体
15、25 グランド導体
26 回路部品
31、32 給電導体

Claims (7)

  1. グランド導体を有する基板と、
    前記グランド導体と略平行に空気層又は誘電体層を介して配置され、少なくとも一部が屈折した閉多角形状のスロットを有する平板状のアンテナ導体と、
    前記アンテナ導体と前記グランド導体とを接続する複数の短絡導体と、
    前記複数の短絡導体のうちのいずれかの短絡導体の近傍に配置され、前記アンテナ導体に給電する給電導体と、を有し、
    使用する周波数の波長をλとしたとき、
    前記スロットの外周の長さは略1λ〜2λ、前記スロットの幅は0.005λ〜0.05λであり、
    前記複数の短絡導体の間隔はλ/2以下であり、
    前記アンテナ導体と前記グランド導体との間の距離は、0.005λ〜0.05λである、
    アンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ導体は、外形が略長方形状の板状部材により構成され、短辺又は長辺より延出した延出部を有し、前記延出部を前記スロットを有する面に対して略直角に折り曲げた折り曲げ部を有しており、
    前記短絡導体は、前記アンテナ導体の折り曲げ部によって形成される、
    アンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ導体は、前記スロットとして、メアンダ状に複数箇所で屈折したスロットを有する、
    アンテナ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置であって、
    前記基板は、プリント配線基板により構成され、前記グランド導体がグランドパターンにより形成されており、
    前記複数の短絡導体と前記グランド導体のグランドパターンとが接続される、
    アンテナ装置。
  5. 請求項4に記載のアンテナ装置であって、
    前記基板に回路部品が実装され、前記回路部品は前記アンテナ導体と前記基板上に配置される、
    アンテナ装置。
  6. 請求項1に記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ導体は、外形が略長方形状の板状部材により構成され、短辺及び長辺の長さがλ/8〜λ/2であり、前記スロットにおける前記アンテナ導体の長辺方向の長さがλ/2以下である、
    アンテナ装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ導体は、複数のスロットを有し、各スロットの外周の長さがそれぞれ略1λ〜2λである、
    アンテナ装置。
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