JP6341197B2 - 薬剤調剤システム - Google Patents
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Description
薬剤調剤システム10は、総合病院等の医療機関、薬局等に設置されるシステムである。薬剤調剤システム10は、患者が受付12にて受け付けを行った後、医師による診察を経て作成された処方データに基づいて動作する。処方データは、医師等が操作する処方データ入力端末14から会計業務の担当者が操作する会計端末16、及び薬剤調剤システム10の上位制御装置20側(上位制御装置20そのもの、あるいは上位制御装置20と後に詳述する薬箱払出装置30とを連携する中間装置や中間テーブル)に向けて送信される。会計端末16において患者が精算を済ませた旨の入力がなされると、別途設けられた受付機18において、薬剤との引き替えに用いるための引換券17が発券される。
続いて、薬剤調剤システム10において薬局エリアα内に配置される構成例について、図2を参照しつつ説明する。図2に示した薬剤調剤システム10においては、図中において左右に2台の薬箱払出装置30が配置されており、両者の間に設けられた空間に薬品棚50が多数(図示の例では16台)配置されている。また、受渡窓口60と、薬箱払出装置30及び薬品棚50が配置された領域との間には、各受渡窓口60に対応するように収容容器貯留棚70が配置されている。
続いて、図3を参照しつつ、薬剤調剤システム10のシステム構成について概説する。薬剤調剤システム10は、上位制御装置20と受付機18、窓口端末90、及び表示装置92が情報通信可能なように接続されている。また、上位制御装置20側の通信網とは別に、薬箱払出装置30の制御端末22や、収容容器貯留棚70を統括する棚管理端末72が通信可能なように接続されている。また、収容容器貯留棚70には、トレイ40の存否を検知するためのセンサ73(図28参照)に加え、後に詳述するように情報通信装置74が設けられている。情報通信装置74を介し、トレイ40に設けられた記憶媒体44と棚管理端末72とが通信可能とされている。
続いて、薬箱払出装置30の構成について概略を説明する。薬箱払出装置30は、薬剤が収容された薬箱を多数、予め準備しておき、準備されている薬箱を処方に応じて適宜選択し、払い出すための装置である。具体的には、薬箱払出装置30は、収容払出装置120、装填装置130、及び補充装置170を備えており、制御端末22からの制御信号に則って動作可能とされている。薬箱払出装置30は、補充装置170に補充された薬箱を装填装置130によって収容払出装置120に装填することにより準備しておき、準備されている薬箱を処方に応じて収容払出装置120から払い出しすることができるものである。図4及び図5に示すように、薬箱払出装置30は、正面側から背面側に向けて収容払出装置120、装填装置130、補充装置170の順で配置されている。以下、収容払出装置120、装填装置130、及び補充装置170についてさらに具体的に説明する。
収容払出装置120は、薬箱を多数、種類毎に分類した状態で収容しておき、処方に応じて適切な薬箱を払い出すことが可能な装置である。収容払出装置120は、正面視した状態において上下方向および左右方向に複数の薬剤通路122が設けられた構成とされている。薬剤通路122は、いわゆるチャンネル材のように樋状であって、長手方向両端部が開放された形状の部材によって構成されている。
装填装置130は、各薬剤通路122に対して入口122d側から薬箱を装填するためのものである。図5に示すように、装填装置130は、収容払出装置120を構成する多数の薬剤通路122に対して入口122d側に隣接する位置に設けられている。装填装置130は、装填ラック132と、駆動装置134とを有する。装填装置130は、駆動装置134を作動させることにより、装填ラック132を各薬剤通路122を入口122d側の領域において上下左右方向に向けて自由に移動させうる。また、装填装置130には、図示しない送出機構が設けられており、この送出機構により装填ラック132に準備された薬箱を一箱ずつ、入口122dから薬剤通路122に向けて送り出すことができる。そのため、装填装置130は、薬箱を装填すべき薬剤通路122の位置まで装填ラック132を移動させ、送出機構を作動させることにより、薬箱を薬剤通路122に装填することができる。
補充装置170は、上述した装填装置130に対して薬箱を補充するための装置である。図4及び図5に示すように、補充装置170は、薬箱払出装置30をなす筐体112の背面112a側に複数設けられている。具体的には、図4に示すように、背面112aの左側及び右側の領域に、補充装置170がそれぞれ3基ずつ上下に並べて設置されている。補充装置170に薬箱を準備することにより、補充装置170が備えている移載機構(図示せず)により薬箱を装填装置130に移載させることができる。
薬剤調剤システム10においては、上述した薬箱払出装置30によって払い出された薬箱をとりまとめるための収容容器として、トレイ40が用いられる。図6に示すように、トレイ40はカゴ状のものとされており、底面にトレイ40毎に付与された識別情報を記録(記憶)する記憶媒体44が取り付けられている。記憶媒体44は、識別情報を記録可能なものであれば例えばバーコード等、いかなるものであっても良いが、本実施形態においてはRF−IDが用いられている。
薬品棚50は、上述した薬箱払出装置30において欠品が生じている場合や、薬箱払出装置30に準備されていない等して薬剤師等によって調剤されるべき薬箱を、必要に応じて取り出されるべく準備しておくための棚である。薬品棚50は、薬箱を準備しておくことができる棚であればいかなるものであっても良い。薬品棚50は、いかなる場所に配置されても良いが、調剤業務をスムーズに進めるとの観点からすると、図2に示すレイアウト等のように薬箱払出装置30の近隣に配置されることが望ましい。
図2に示すように、収容容器貯留棚70(収容容器貯留棚70a〜70j(図7参照))は、受渡窓口60a〜60jのそれぞれに対応して設けられている。図7に示すように、収容容器貯留棚70には、調剤が完了したトレイ40を配置するための配置部76が複数設けられている。また、各配置部76には、トレイ40の底面に設けられた記憶媒体44から情報を読み取るためのリーダとして、情報通信装置74が設けられている。また、上述したように、情報通信装置74は、棚管理端末72に対して情報通信可能なように接続されている。
続いて、薬剤調剤システム10における処理フローについて、図8に示すフローチャートを参照しつつ、詳細に説明する。薬剤調剤システム10においては、先ずステップ1−1において、医師等により処方データ入力端末14を介して入力された処方データが上位制御装置20において受信されると、ステップ1−2において当該処方データに対応する患者が会計を済ましているか否かの確認がなされる。具体的には、上位制御装置20は、会計端末16から上位制御装置20に対して、会計済みである旨のデータが入力されているか否かを確認する。
以下、薬剤調剤システム10において採用される薬箱払出装置30の変形例として、非常用払出部200を設けた例について説明する。薬箱払出装置30は、処方に基づいて払い出された薬箱を薬剤収集手段128をなすベルトコンベアによって下流側に搬送するものであるが、薬箱払出装置30の下流側において排出不良等が発生すると、薬箱を供給できなくなる懸念がある。そこで、かかる懸念を払拭すべく、必要に応じて薬剤収集手段128に集められた薬箱を収容容器貯留棚70側ではなく、反対側に排出可能とする非常用払出部200を設け、通常の払い出しモードとは異なる緊急払い出しモードに切り替えて薬箱を払い出し可能な構成としても良い。
以下、薬箱払出装置30の変形例として、トレイ供給装置230及びトレイ振分装置250(収容容器振分装置)を設けた例について説明する。薬箱払出装置30においては、収容払出装置120から払い出された薬箱を取り纏めて搬送するために設けられた薬剤収集手段128(コンベア)により、下流側に設けられた薬剤払出口180から薬箱を払い出し可能とされている。
ここで、上述したトレイ振分装置250に設けられるリフター252について、さらに詳細に説明する。図17に示すように、リフター252は、トレイ振分装置250の左右側面に沿って設けられた一対の爪部材270,270を有し、これらによってトレイ40の縁40a(図20参照)を下方から支持することによってトレイ40を略水平に支持可能とされている。また、爪部材270,270を上方に移動させる移動機構(図示せず)が設けられている。そのため、トレイ40を両側から支持している一対の爪部材270,270を上方に移動させることにより、トレイ40を略水平に維持しつつ上方に移動させることができる。
上述した薬剤調剤システム10は、完結処方用の受渡窓口60において、薬箱払出装置30側から搬送装置80によって送られてくるトレイ40を順次積み上げて保管可能とするトレイ保管装置300(収容容器保管装置)を設けた構成としても良い(図21参照)。具体的には、トレイ保管装置300には、側面に設けられた受入口302を介して搬送装置80の終端部分に連続するように設けられたトレイ到達部304が設けられている。
上述した薬剤調剤システム10において調剤完了までの所要時間を短縮するためには、薬箱払出装置30において収容払出装置120から薬剤収集手段128に払い出された薬箱をいかに早く集めることができるかという観点においても何らかの方策を講じることが望ましい。かかる観点からすれば、上述した薬箱払出装置30の薬剤収集手段128の構成、及び動作を以下のようにすることも可能である。以下、詳細に説明する。
上述したように、薬剤調剤システム10は、薬剤収集手段128を、メインコンベア330と、メインコンベア330に隣接するように設けられた昇降コンベア332とを備えたものとすることが可能である。ここで、昇降コンベア332に移載した薬箱が搬送方向に直列に並んでしまうと、昇降コンベア332に搭載可能な薬箱の数量が極めて限定的なものになってしまう。従って、昇降コンベア332に搭載された薬箱は、ランダムに配置されることが望ましい。
薬剤調剤システム10においては、トレイ40の容量に応じて1処方分の薬箱を複数のトレイ40に分割して払い出す分割処方(以下、「トレイ分割処方」とも称す)を実施することができる。また、上述したように薬剤収集手段128としてメインコンベア330及び昇降コンベア332を設けた場合には、昇降コンベア332の搬送面の面積を基準としてこれに搭載可能な薬箱の量を算出し、必要に応じて複数回に分割して昇降コンベア332を作動させて払い出す分割処方(以下、「コンベア分割処方」とも称す)を実施することができる。
(判定条件1)昇降コンベア332と接触する接触面積の総面積がトレイ40の大きさを基準として設定される所定の面積上限を超えること。
(判定条件2)一処方分の薬箱の総体積がトレイ40の大きさを基準として設定される所定の体積上限を超えること。
(搭載条件1)昇降コンベア332に対して一度に搭載される薬箱の接触面積が面積上限を下回る。
(搭載条件2)昇降コンベア332に対して一度に搭載される薬箱の体積が体積上限を下回る。
ここで、上記実施形態の薬剤調剤システム10においては、薬箱払出装置30において欠品がある場合や、薬箱払出装置30に準備されていない場合等のように、別途設けられた薬品棚50に準備されている薬剤を用いる必要がある処方(非完結処方)である場合に、指示箋42等の形態で処方データを出力し、薬剤師等の調剤担当者による調剤業務を支援する例を示した。ここで、指示箋42の出力は、薬箱払出装置30等によって行われても良いが、非完結処方についての処方データの出力等を行うための非完結調剤処理部400を別途設けても良い。
非完結調剤処理部400による調剤処理を行う場合には、先ずステップ6−1において調剤に用いる空のトレイ40と、処方データとの紐付けを行う。具体的には、調剤情報処理端末410において調剤を行う処方を選択すると共に、空のトレイ40を識別情報処理端末420のトレイ設置領域422に配置する。これにより、調剤情報処理端末410から出力された紐付情報がトレイ40に設けられた記憶媒体44に書き込まれる。ここで、上述したように、本変形例の調剤情報処理端末410においては、非完結処方に係る処方データだけでなく、必要に応じて完結処方に関する処方データを上位制御装置20から呼び出して選択することができる。そのため、完結処方に係る処方を非完結調剤処理部400により調剤する場合には、完結処方としてリストアップされていた処方データ群から、非完結調剤処理部400により調剤する処方データが消去される。なお、本実施形態では、完結処方に係る処方を非完結調剤処理部400により調剤可能とした例を示したが、完結処方に係る処方を調剤不可能とする場合には、前述したような完結処方の処方データ群から非完結調剤処理部400により調剤する処方データを消去する処理は必要ない。
ステップ6−2においては、指示箋出力端末430により指示箋42が出力される。指示箋42には、ステップ6−1において選択された処方に係る処方データに基づき、調剤担当者が準備すべき薬剤の種類や数量等が印字される。調剤担当者は、指示箋42に印字されている指示に従い、ステップ6−1で準備されたトレイ40に薬剤を準備する。
ステップ6−3において入力装置450を介して調剤情報処理端末410に調剤完了情報が入力されると、ステップ6−2において出力された指示箋42に基づいてステップ6−1において準備されたトレイ40に薬剤が準備されたものとされる。これにより、上位制御装置20において、ステップ6−1において選択された処方についての調剤が完了したものと認識される。
上述した薬剤調剤システム10のように、受渡窓口60に収容容器貯留棚70を設けた場合は、調剤完了後のトレイ40が収容容器貯留棚70に貯留されることとなる。ここで、収容容器貯留棚70に配置されたトレイ40に係る処方について、収容容器貯留棚70への配置後、間もなく患者に受け渡されれば、収容容器貯留棚70にトレイ40が長期に亘って滞留せず、効率良く受渡業務を行うことができる。しかしながら、調剤完了後、収容容器貯留棚70にトレイ40が準備された状態になっても、長期に亘って患者が薬剤の受け取りに来なければ、収容容器貯留棚70がその患者のトレイ40によって占領されてしまい、収容容器貯留棚70の有効利用ができず、受渡業務がスムーズに行えない可能性がある。
収容容器滞留棚500を採用した場合は、先ずステップ7−1において調剤が完了したか否かの確認が制御端末22によってなされる。具体的には、収容容器貯留棚70に設けられたセンサ73とトレイ40に設けられた記憶媒体44との通信により特定された処方について、収容容器貯留棚70に到達した状態、すなわち調剤が完了した状態になったか否かの認識がなされる。上述したように収容容器貯留棚70にコンベア530を設けた場合には、トレイ40がコンベア530によって所定位置まで到達したことが確認された時点で、調剤が完了したものとされる。
ステップ7−1において調剤が完了したことが制御端末22によって認識されると、制御端末22に設けられた計時手段(図示せず)により調剤完了時点からの経過時間の計測が開始される。その後、制御フローがステップ7−3に進められる。
ステップ7−3においては、制御端末22から上位制御装置20に対し、収容容器貯留棚70に配置されたトレイ40に係る処方につき、調剤が完了した旨を通知するための情報(調剤完了通知情報)が発信される。これにより、上位制御装置20側において、調剤が完了したことが把握される。
ステップ7−4においては、ステップ7−3において上位制御装置20によって取得された調剤完了通知情報が、この処方の薬剤についての受渡用として割り当てられている受渡窓口60の窓口端末90に送信される。窓口端末90には、上位制御装置20から受信した調剤完了通知情報に基づき、調剤が完了した処方を特定する情報(調剤完了処方特定情報)が窓口担当者である薬剤師等が確認できるように表示される。調剤完了処方特定情報としては、患者に割り当てられたID番号や患者名等、適宜のものを採用することができるが、本変形例では患者名が採用され、窓口端末90において選択可能なように表示される。
ステップ7−5においては、受渡窓口60において窓口担当者が受け渡そうとしている患者の呼び出しに関する呼出処理が行われる。具体的には、患者を呼び出すための呼出案内と、呼出案内実施時点からの経過時間(呼出案内後経過時間t)の計測とが呼出処理として実行される。さらに詳細には、窓口端末90において表示されている一又は複数の調剤完了処方特定情報から、窓口担当者が受け渡そうとしている患者に該当する調剤完了処方特定情報が選択されると、この患者を呼び出すための呼出案内が表示装置92を用いた表示や、音声案内等によって行われる。また、呼出案内後経過時間tの計測は、別途設けられた計時装置(図示せず)により実施される。
ステップ7−6においては、上述したステップ7−5で計測が開始された呼出案内後経過時間tが所定時間Xを越えたか否かが確認される。ここで、呼出案内後経過時間tが所定時間X以上である場合には、制御フローがステップ7−7に進められる。また、呼出案内後経過時間tが所定時間X未満である場合には、制御フローがステップ7−9に進められる。
ステップ7−7においては、上述したステップ7−6において呼出案内後経過時間tが所定時間X以上であると判定されたトレイ40を収容容器貯留棚70から収容容器滞留棚500に移載するよう指示(移載指示)がなされる。移載指示の方法については、いかなるものであっても良いが、例えば収容容器貯留棚70に設けられた報知装置78を用いて報知する方法が考えられる。さらに詳細には、報知装置78として発光ダイオード(LED)等の発光装置を用いた場合には、この発光装置を発光させることにより移載指示を出すことができる。
ステップ7−8においては、ステップ7−7において移載指示がなされたトレイ40について、収容容器貯留棚70から収容容器滞留棚500への移載がなされたかの確認がなされる。具体的には、収容容器滞留棚500に設けられたセンサ510により、移載指示がなされたトレイ40が検出されることを条件として、上位制御装置20において移載完了と認識される。トレイ40の移載が完了するまでステップ7−8が継続され、移載が完了すると制御フローがステップ7−9に進められる。
ステップ7−9では、ステップ7−5で呼出案内を行った処方に係る患者が受渡窓口60に薬剤を受け取りに来たか否かの判定が行われる。具体的には、患者が薬剤の受け取りに来た時に入力される情報(受取情報)が窓口端末90において入力されたか否かにより、ステップ7−9における判定が行われる。受取情報は、薬剤師等の窓口担当者が手動により窓口端末90に入力するもの等、適宜のものとすることが可能であるが、本変形例では受渡窓口60に来た患者が持っている引換券17を窓口端末90が備えている読取装置(図示せず)で読み取り、自動入力するものとされている。さらに詳細には、引換券17に処方を特定するためのバーコード等の識別標識を発券時に印字しておき、窓口端末90が備えている識別標識の読取装置(図示せず)で読み取り、自動入力するものとされている。患者が受渡窓口60に薬剤を受け取りに来たことが確認されるまでステップ7−9が継続され、受け取りに来たことが確認されると制御フローがステップ7−10に進められる。
ステップ7−9において患者が受渡窓口60に薬剤を受け取りに来たと判定された場合には、患者に受け渡す薬剤を収容したトレイ40(以下、「受渡用トレイ40」とも称す)の所在について報知がなされる。具体的には、受渡用トレイ40が収容容器貯留棚70に存在している場合には、報知装置78により受渡用トレイ40の所在が報知される。
ステップ7−11においては、受渡窓口60において薬剤が患者に受け渡されたことの確認が行われる。具体的には、患者に薬剤を受け渡す際に、窓口端末90を介して窓口担当者が薬剤の受渡を完了した旨の情報(受渡完了情報)を入力する。受渡完了情報は、窓口端末90から上位制御装置20に送信される。上位制御装置20は、受渡完了情報を受信することにより、この処方について薬剤の受渡が完了したものと把握する。薬剤が患者に受け渡されたことが確認されると、一連のフローが完了する。
上述したように、薬箱払出装置30における薬箱の払い出し完了時に、払い出された薬箱についての情報や、薬品棚50から薬剤師等が別途準備すべき薬剤についての情報を印字した紙面(払出箋)が出力される。払出箋はいかなるものであっても良いが、例えば図30に示す払出箋540のようなものとすることができる。具体的には、払出箋540は、タイトル540a、受渡窓口60の窓口番号540b、患者名540c、性別・年齢540d、診療科540e、診療科540eを示すマーク540f、各種のコメント540g、バーコード540h、薬品棚50の位置540i、薬品名540j、払出数量540k、規格量540l、服用方法540m、用法名540n、処方量540o(一回服用量)等の情報を印字したものとすることができる。また、診療科540eが相違する処方が含まれている場合には、処方内容が診療科毎に分かるように区別して記載することが好ましい。具体的には、図30に示す例においては、破線により払出箋540を上下の領域に分け、領域毎に診療科540eを相違させている。また、注意を喚起する必要がある薬剤等が存在する場合には、注意喚起を行うための文字や印を付記するようにすることが望ましい。具体的には、図30に示す例においては、薬箱払出装置30を用いずに調剤担当者が薬品棚50から準備する薬剤が存在する場合に、手を模式化したマークを該当する薬剤名の横に付すようにしている。また、注意喚起が必要な薬剤の例としては、前述した調剤担当者が薬品棚50から準備する薬剤の他、欠品している薬剤、小児や高齢者等に対して受渡窓口60等において服用指導を行わねばならない薬剤、冷所等の特定の環境での保存が必要な薬剤等が想定される。
上述した薬剤調剤システム10においては、会計が完了してから薬剤の調剤を行われるが、会計の終了後に処方が変更される場合が想定される。このような処方(以下、「キャンセル処方」とも称す)については、可能である限り調剤をキャンセルすることが好ましく、調剤のキャンセルが不可能あるいは困難である場合には処方が変更されたものであることが明確に分かるようにすることが好ましい。このようなケースに対応するための方策として、例えば図31に示したフローチャートに則った処理が考えられる。以下、図31のフローチャートに即して説明する。
キャンセル処方が発生した場合には、先ずステップ8−1において、上位制御装置20が薬剤調剤システム10において処理している多数の処方データから、キャンセル処方に係る処方についての処方データを検索により特定する。処方データの特定が完了すると、制御フローがステップ8−2に進められる。
ステップ8−2においては、キャンセル処方に係る調剤につき、薬箱払出装置30による調剤が開始されているか否かの確認がなされる。ここで、薬箱払出装置30による調剤が開始されていない場合には、制御フローがステップ8−3に進められ、開始されている場合には制御フローがステップ8−4に進められる。
ステップ8−3においては、上位制御装置20から薬箱払出装置30の制御端末22に対し、キャンセル処方についての薬箱払出装置30による調剤を行わないよう指令が出される。これにより、薬箱払出装置30におけるキャンセル処方についての調剤が中止される。
一方、キャンセル処方についての調剤が薬箱払出装置30において既に開始されている場合には、薬箱払出装置30による調剤を中止することが困難あるいは不可能である。そのため、ステップ8−4においては、薬箱払出装置30での調剤後、トレイ40が収容容器貯留棚70に配置された時点で、キャンセル処方に係る薬剤を収容したトレイ40である旨を報知する。キャンセル処方に係るトレイ40である旨の報知は、種々の方法によって行うことが可能であるが、例えば報知装置78により報知する方法等、適宜のものとすることができる。
薬剤調剤システム10においては、一般的に、調剤業務を行う全ての処方のうち薬箱払出装置30による払い出しのみで処方された薬剤の全てを集めることが可能な処方(完結処方)が占める割合(完結処方率)が高い方が調剤業務の効率化を図ることができる。そのため、完結処方率を向上させるためには、所定の期間(例えば1ヶ月)に亘って処方に用いられた薬剤の種類や数量についての統計データを導出し、この統計データに基づいて薬箱払出装置30に準備する薬剤の種類や数量等を調整することが好ましい。
上述した薬剤調剤システム10においては、薬箱払出装置30により調剤すべき薬剤の一部が薬箱払出装置30による調剤では準備できない処方(非完結処方)についてのトレイ40を、トレイ振分装置250のリフター252により保管している。また、薬箱払出装置30により調剤すべき薬剤を全て集めることができる処方(完結処方)に係るトレイ40については、トレイ振分装置250からトレイ保管装置300に移送して保管することとしている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、トレイ振分装置250において非完結処方のトレイ40だけでなく、完結処方のトレイ40についても保管可能なようにしても良い。
上述した薬箱払出装置30は、収容払出装置120に設けられた複数の薬剤通路122から選ばれた一又は複数の薬剤通路122に準備されている薬剤を回収できる機能を備えていることが望ましい。また、薬箱払出装置30に薬剤回収機能を設ける場合には、各薬剤通路122に付与された通路番号により薬剤の回収を行う薬剤通路122を指定できるようにすることが好ましい。また、処方される頻度の高い薬剤については、多数の薬剤を収容払出装置120に準備しておくべく、複数の薬剤通路122を単一種の薬剤に割り当てる運用が考えられる。そのため、前述したように通路番号等により薬剤の回収を行う薬剤通路122を指定できるようにするだけの構成である場合には、単一種の薬剤が複数の薬剤通路122に亘って準備されている場合に薬剤通路122を一つずつ指定する必要があり、作業効率が良くない。
薬箱払出装置30においては、薬剤の欠品を最小限に抑制するべく、薬局等の業務完了後等の適宜のタイミングで各薬剤通路122に準備されている薬剤の在庫量を導出することが望ましい。また、薬箱払出装置30においては、薬剤の在庫量を導出する作業を自動化、あるいは半自動化することが好ましい。また、薬剤の在庫量の導出作業を自動化あるは半自動化した場合には、在庫量の導出作業の完了後に薬箱払出装置30の制御端末22等をシャットダウンする動作についても自動化できるようにすることが望ましい。かかる構成とすることにより、制御端末22のシャットダウンのために在庫量の導出作業が完了するのを待つ必要がなくなる。これにより、一連の業務の省力化等を図ることが可能となる。
上述した薬剤調剤システム10及び薬箱払出装置30において取り扱われる薬箱は、直方体あるいは立方体の箱以外の様々な形状の箱やケースを採用することができる。具体的には、円筒状のボトルとすることも可能である。また、薬箱は、必ずしも紙製である必要はなく、樹脂製等であっても良い。
20 上位制御装置
22 制御端末
30 薬箱払出装置
40 トレイ
44 記憶媒体
50 薬品棚
60 受渡窓口
70 収容容器貯留棚
74 情報通信装置
76 配置部
78 報知装置
80 搬送装置
90 窓口端末
92 表示装置
128 薬剤収集手段
200 非常用払出部
203 排出口
230 トレイ供給装置
250 トレイ振分装置
252 リフター
254 受入開口
256 排出開口
260 シャッター
270 爪部材
300 トレイ保管装置
310 報知装置
330 メインコンベア
332 昇降コンベア
334 搬送シャッター
Claims (14)
- 払い出し用の薬剤を予め準備しておき、上位制御装置側から出力された処方データに則って薬剤を払い出し可能な薬剤払出装置を複数台接続可能であり、当該薬剤払出装置から払い出された薬剤を集めることにより患者に処方すべき薬剤を調剤する薬剤調剤システムであって、
各薬剤払出装置において在庫されている薬剤の種類が、前記上位制御装置側において把握されており、
処方すべき薬剤の種類と、在庫されている薬剤種類との合致率が高い前記薬剤払出装置が、当該処方に係る薬剤を払い出すための薬剤払出装置として優先的に選択されることを特徴とする薬剤調剤システム。 - 前記複数の薬剤払出装置のうち稼働率の低いものが、前記上位制御装置側において調剤用の薬剤払出装置として優先的に選択されることを特徴とする請求項1に記載の薬剤調剤システム。
- 各薬剤払出装置に準備されている薬剤の種類及び在庫数が、前記上位制御装置側において把握されており、
調剤すべき薬剤についての、処方すべき薬剤の種類と在庫されている薬剤の種類の合致率が同一であることを条件として、前記複数の薬剤払出装置のうち稼働率の低いものが、前記上位制御装置側において調剤用の薬剤払出装置として優先的に選択されることを特徴とする請求項1に記載の薬剤調剤システム。 - 処方データに則って集められた薬剤を収容する収容容器に、当該収容容器に付与された識別情報を記憶する記憶媒体が設けられており、
前記処方データと、前記識別情報との関連づけがなされることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の薬剤調剤システム。 - 処方に則って準備された薬剤を患者に対して受け渡す受渡窓口と、
前記受渡窓口において前記収容容器を複数配置可能な収容容器貯留棚とを有し、
前記収容容器貯留棚に、前記記憶媒体とのデータ通信により前記収容容器の識別情報を認識可能な通信手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の薬剤調剤システム。 - 前記通信手段による通信に基づき、前記収容容器貯留棚に前記収容容器が配置されたことが認識されることを条件として、前記上位制御装置側において調剤完了と認識されることを特徴とする請求項5に記載の薬剤調剤システム。
- 処方に則って準備された薬剤を患者に対して受け渡す受渡窓口と、
前記受渡窓口において、処方データに則って集められた薬剤を収容する収容容器を複数配置可能な収容容器貯留棚と、
前記上位制御装置側に通信可能に接続されると共に、前記受渡窓口において操作可能とされた窓口端末とを有し、
前記窓口端末に、薬剤の受渡対象である患者を特定する患者特定情報が表示され、
前記患者特定情報を選択することにより、前記収容容器貯留棚において当該患者に受け渡すべき薬剤が収容された収容容器が配置された位置が報知されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の薬剤調剤システム。 - 前記収容容器貯留棚から収容容器が取り除かれると共に、前記窓口端末において当該収容容器に準備された薬剤を患者に受渡した旨の入力がなされることを条件として、前記収容容器の、当該収容容器に付与された識別情報を記憶する記憶媒体に記憶された識別情報が消去可能となることを特徴とする請求項7に記載の薬剤調剤システム。
- 処方に則って準備された薬剤を患者に対して受け渡す受渡窓口と、
前記受渡窓口において、処方データに則って集められた薬剤を収容する収容容器を複数配置可能な収容容器貯留棚と、
薬剤を受け渡す患者を特定する患者特定情報を表示する表示装置とを有し、
前記収容容器貯留棚に配置された収容容器に関連づけられた患者に係る患者特定情報が、後に前記受渡窓口において薬剤の受渡を受ける患者の特定用として表示されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の薬剤調剤システム。 - 前記薬剤払出装置が、
薬剤を多数収容し、処方毎に薬剤を収集して払出可能な薬剤収容部を有し、
前記薬剤収容部には、通路幅の異なる複数種の薬剤通路が並べて設けられており、各薬剤通路に薬剤を一列に並べて収容し、順次送り出すことが可能であり、
上位制御装置側から出力された処方データに則って、調剤すべき薬剤を前記薬剤収容部から払い出し可能なものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の薬剤調剤システム。 - 前記薬剤払出装置が、払い出し用として準備された薬剤を収集して搬送するコンベアを備えており、
前記コンベアが、処方に基づいて払い出し用として準備された薬剤を集めるメインコンベアと、当該メインコンベアから移載された薬剤の払い出しを行うサブコンベアとを備えており、
前記サブコンベアが薬剤の払い出しを行っている間に、次の処方に係る薬剤を前記メインコンベアによって前記サブコンベア側に集める薬剤集積動作を実施可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の薬剤調剤システム。 - 処方された薬剤の容積が、薬剤をとりまとめるために準備される収容容器の容積に対して所定の割合を超えることを条件として、複数の収容容器に薬剤が分割して準備されることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の薬剤調剤システム。
- 前記薬剤払出装置が、払い出し用として準備された薬剤を収集して搬送するコンベアを備えており、
前記コンベアが、処方に基づいて払い出し用として準備された薬剤を集めるメインコンベアと、当該メインコンベアから移載された薬剤の払い出しを行うサブコンベアとを備えており、
処方された薬剤の搬送時に前記サブコンベアの搬送面と接触する面の総面積が、前記サブコンベアの搬送面の面積に対して所定の割合を超えることを条件として、前記サブコンベアによる搬送回数が複数回に設定されることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の薬剤調剤システム。 - 前記薬剤払出装置が、払い出し用として準備された薬剤を収集して搬送するコンベアを備えており、
前記コンベアが、処方に基づいて払い出し用として準備された薬剤を集めるメインコンベアと、当該メインコンベアから移載された薬剤の収容容器への払い出しを行うサブコンベアとを備えており、
一処方分の薬剤を前記コンベア上に配置したと仮定した場合に前記サブコンベアと接触する接触面積の総面積が前記収容容器の大きさを基準として設定される所定の面積上限を超えること、及び一処方分の薬剤の総体積が前記収容容器の大きさを基準として設定される所定の体積上限を超えることのいずれか一方又は双方を満たすことを条件として、前記サブコンベアに対して一度に搭載される薬剤の前記接触面積が前記面積上限を下回る搭載条件、及び前記サブコンベアに対して一度に搭載される薬剤の体積が前記体積上限を下回る搭載条件のいずれか一方又は双方の搭載条件を満足するよう、一処方分の薬剤を複数回に分けて前記サブコンベアに搭載させつつ、前記サブコンベアに薬剤が搭載される毎に前記収容容器への払い出し動作を実施することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の薬剤調剤システム。
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